ブラジル散策-02・第10回・日本祭 (サンパウロ市)-01:2007年 7月21日(土)






第10回・日本祭 (サンパウロ市)-01:2007年 7月21日(土)



全米日系人大会でサンパウロを訪問し、その一環としてサンパウロで毎年開催されている日本祭りに行って来ました。パラグアイと日系人の人口の差が全く違うブラジルならではのお祭りでした。日本国外で行なわれる最大の日本イベントでしょう。もっと日本の人にも知っていただいても良いと思います。

『10o Festival do Japao(第10回日本祭り)』サンパウロ市のCentro de Exposicoes Imigrantes(イミグランテス・エキスポ・センター=聖州農務局イベント展示場)


日本祭りとは、ブラジルの県人会を取りまとめる「ブラジル日本都道府県人会連合会」の主導の下に行われる、日系コロニア最大級のイベントの一つなのだそうで、郷土文化の芸能や料理を日系人だけでなく、ブラジルの人々に紹介するため、1998年に「郷土食、郷土芸能祭り」として各県人会が郷土自慢の料理を作り、それぞれのブースで売りさばいたのが始まりなのだそうです。年々内容を拡大、充実させ、名前も日本祭り、フェスティバルドジャパンとして、一般のブラジル人にも広く認知されるようになったのだそうです。前年は二週にわたり開催されたそうですが、今回は金土日の3日間の開催で、我々は土曜日に行きました。天候は晴れ、冬のこの季節としては少々暑いくらいの気候でした。

第10回・日本祭 (サンパウロ市)-02



01・入口・広場
会場入口には鳥居があり、大きな看板が出ていました。第10回日本祭とあり、「美」と漢字が書かれ、富士山が大きく描かれていました。最近シャツのデザインに漢字をよく見かけますが、一般の瞳人にも漢字や日本文化、特に日本食に関心が高まっているのでしょう。

3日間で16万人の人出があったそうですが、多分ほとんどはサンパウロとその周辺の方達で、外国からわざわざやって来たのは全米日系人大会で訪聖した我々くらいでしょう。



(写真:入口)

テントの中に入りますと若い人達がハッピを着て案内係りを務めていました。若い人が多いと活気があり、良いですね。



(写真:入場)



(写真:入口通路-01)



(写真:入口通路-02)

さて、中に入りますと大きな広場があり、右には各県のブースが、左は展示場になっています。ブースの奥には公演会場になっています。

会場に入りますと多くの人で混んでいましたが、ブラジルの一般の方もいましたが、多くは日本人・日系人でした。ブラジルには約100万人の日系人が居るという事ですが、確かに多いのですね。



(写真:広場-01)



(写真:広場-02)



(写真:広場-03)



(写真:広場-04)



(写真:広場-05)

広場には大きなブースが二つありました。ブラジルを代表する銀行のもので、張り合っていました。



(写真:銀行-01:イタウ-01)



(写真:銀行-01:イタウ-02)



(写真:銀行-02:ブラデスコ)



(写真:味噌醤油のサクラ)

広場で人気を集めていたのは秋田の「なまはげ」です。なかなか迫力のある面構えで目立っていました。このような伝統的なマスコットは他県にもあると思います、祭りなのですからもう少し工夫されても良いのかも知れませんね。



(写真:なまはげ)



(写真:日本庭園)

日系人大会で知り合いになった板垣さんと着物姿の日系青年ボランティアのお二人です。皆さんそれぞれ仕事を持って会場に来ています。



(写真:板垣さんと日系青年ボランティアの女性二人)



02・公演会場
会場の一番奥には公演会場があり、色々な方が舞台に立ち多くの方が見物されていました。演歌歌手や各種踊りなどが披露されていました。かなりレベルが高く見ていて飽きません。



(写真:公演会場)

沖縄県のエイサーが披露されていました。女性が中心のチームですがかなり本格的で本場に負けないレベルです。他県にも配慮して「よさこい」などをやっていました。



(写真:エイサー-01)



(写真:エイサー-02)

会場は観覧席の前に椅子を並べてかなりの数になります。多くの人が見物していました。



(写真:観客席-01)

階段状のスタンドに目をやりますと食事をする人が目立ちます。食べながら見物とのんびり過ごされているようです。



(写真:観客席-02)

最上階から舞台を眺めますと結構大きいことが理解出来ます。



(写真:観客席-03)



03・各県ブース
元々は県連の主催で各県の名物、郷里料理を食べる事から出発したこのイベント、各県のブースでは自慢の料理を用意していました。各県の名前を書いた幟が立ち並び客を誘っています。三世など余り漢字に親しんでいないブラジル日系社会では何事アルファベットで表記する事が多いのですが、ここの都道府県名称は大きく漢字で書かれています。地方別に並んではいないので、大阪の隣が福島でその隣が高知、石川となっています。どこの地方か分かるように色分けするなり地図を置いて示すなど何か工夫があっても良いのではないでしょうか。



(写真:各県ブース-01)



(写真:各県ブース-02)



(写真:各県ブース-03)



(写真:各県ブース-04)



(写真:各県ブース-05)



(写真:各県ブース-06)



(写真:各県ブース-07)

県ばかりでは無く弓場農場のブースもありました。弓場はブラジルでは有名な存在で80人くらいが大家族として日本語を使用して生活しているというもので、「家族」をテーマにした番組でNHKでも取り上げられました。内容は非日系の人と結婚した娘を農場の一員として認めるかどうかというもので、結論は近くに住むが一緒には住まないというもので、現在もその状況が続いているそうです。



(写真:弓場農場-01)



(写真:弓場農場-02)

ブースは団体のものもあります。「桜とイペーの会」なるものもありました。両国を代表する花を愛でる組織なのでしょう。イペーはパラグアイのラパチョです。



(写真:桜とイペーの会)

「憩いの園」というブースは人気がありました。さんまとますの焼き魚があるからでしょう。



(写真:憩いの園)

一番最初に在る鳥取県では干柿が売られていました。美味しそうなので一つ買いましたが、非常に甘みがあり、柔らかく番茶と飲むと最高です。



(写真:鳥取県)

長崎は皿うどんかチャンポンがあるのではないかと期待しましたが、ありませんでした。



(写真:長崎県)



(写真:群馬県)



(写真:新潟県)



(写真:鹿児島県)

宮城県は仙台七夕飾りです。目玉は名物「牛タン」、日本では高いですが、ここでは手に入りやすい食材で勝負し易いですね。「笹かまは?」と尋ねましたがありませんでした。



(写真:宮城県)

滋賀県には麻婆豆腐がありました、名物なのでしょうか?



(写真:滋賀県)

熊本では豚骨ラーメン、馬刺しを期待したのですがこちらもありませんでした。



(写真:熊本県)

秋田には名物「きりたんぽ」があります。



(写真:秋田県)

千葉は餃子、春巻、焼鳥などメニューが大きく書かれていました。



(写真:千葉県)

和歌山県もラーメンが有名ですが、お好み焼きです。



(写真:和歌山県)

お好み焼きと言いますと広島ですね。



(写真:広島県)



(写真:山口県)

岩手はうどんと餃子です。わんこそばとか盛岡冷麺でも出して欲しいですね。



(写真:岩手県)

標語はたこ焼きの本場、ありました。何故かたいやきも一緒に売られていました。



(写真:兵庫県)

徳島はラーメンです。ラーメンを出しているのはここと福岡だけでした。



(写真:徳島県)

杵搗き餅というのがありました。名物のようですね。



(写真:長野県)

愛知は名古屋のある県ですので、味噌煮込みうどん、味噌カツ、きしめん、オリエンタルカレーなどを期待していましたが、普通のうどん、餅などで期待外れでした。



(写真:愛知県)



(写真:大分県)

大阪は食のメッカ、食い倒れの街ですが、こちらもすし、ヤキソバです。



(写真:大阪府)

ヤキソバばかりが目立ちます。東京などは「雷ヤキソバ」という名称で売っていました。「雷おこし」からの連想でしょう、始めて聞きました。



(写真:東京都)

栃木までヤキソバです。栃木は餃子でしょう。佐野のラーメンも有名ですね。



(写真:栃木県-01)

中を覗きますと餃子がありました。



(写真:栃木県-02)

宮崎もメインはヤキソバです。



(写真:宮崎県)

ヤキソバをメインに置いている中で「アイスクリームのてんぷら」を全面に掲げていたのが佐賀です。人と違った事をしている事に好感を抱きました。



(写真:佐賀県)

人気があったのが土佐、高知県です。魚を使ったメニューを並べて人気でした。



(写真:高知県-01)

揃いのハッピも鮮やかでした。



(写真:高知県-02)

一番人気は北海道です。ニシン焼き、イカ焼きを出して人気を集めていました。長い行列が出来ていました。



(写真:北海道)

この中で何を食べたかと言いますと福岡のラーメンです。長浜ラーメンを出していました。



(写真:福岡県-01)

中を覗きますと東麒麟の樽が置いてありました。東麒麟は相当売り上げが伸びているようです。



(写真:福岡県-02)

この中でよく売れていたのが「かにボール」なる食品です。多くの人が買っているので試してみましたが、確かに美味しいです。



(写真:人気のかにボール)

中央にはテーブルが置いてあり食事が出来るようになっていますが、到底これだけの人数を捌けるものではなく、多くの人は立って食べるか、観客席で食べていました。



(写真:食事風景-01)



(写真:食事風景-02)



(写真:食事風景-03)



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