How to Maintain Tube-Equipment 真空管式機材のメンテナンス
日常のメンテナンス


日常のメンテナンス

真空管を拭いてもいいか
真空管のガラス面には真空管名が印字されている。そして、この印字は容易に剥げてしまう。名前や特性が異なっても、見かけが同じ真空管はたくさん存在する。だから、外から形だけ見てもそれが何という真空管か言い当てることはほとんどできない。従って、真空管のガラス面を拭くのはかまわないが、印字が消えないように注意してほしい。ほんと、ちょっとこすっただけで消えてしまうのである。

真空管を抜くのにそのまま引っ張ってもいいか

12AX7のようにすべてガラスでできた球は、ガラスの部分を持ってひっこ抜く。但し、無理な力を与えるとガラスにひびがはいって球がお釈迦になってしまうので慎重くれぐれもにやってほしい。黒や茶色の樹脂製のベースを履いた球は、ガラスの部分を持って引っ張るとガラス管だけ抜けてしまうことがあるので必ず樹脂のベースの部分を持ってじわじわ、ぐりぐりと抜くようにする。

足が曲がってしまった

目で見てすべてがきれいに揃うように曲がったのを直してやる。指で押してもいいし、ラジオペンチで直してもいい。足は案外やわらかいので無理しなくても元に戻るはず。但し、根元はデリケートなガラスだから、慌てたり、金属を当てて力をかけると割れてしまう。ガラスにひびがはいると空気がはいってしまって一発でお釈迦様になってしまう。

真空管のストックは持っていた方がいいか

真空管の流通事情はどんどん悪くなっている。これから先、真空管の入手は困難になってゆくことは確実なので、お気に入りの機材については、最低1セットのストックを持つことをお勧めする。

挿し込み方

真空管には必ず向きがある。7本足、9本足のMT管は足がはえていない切れ目が目印である。太くて8本足の球はセンターに球の向きを決めるためのピンが出ている。よく見るとソケット側の凹みにはまる出っ張りがあるので、それで向きを揃える。4本足の球は、2本が細く、残りの2本はちょっとだけ太い。これに気づかずに無理に差し込んでしまわないように注意のこと。

機材の通風

真空管はミニ・ストーブである。真空管から出る熱は、他のすべての電子部品にとっては天敵であり、劣化を早める。機材がホコリをかぶらないように掃除し、また、通風には特別の注意を払ってほしい。

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