イエルベ・エル・アグア (オアハカ/メキシコ)




自然が作り出した円形プールと石の滝

自然が作り出した石灰岩のプール
 メキシコ南東部の観光都市オアハカ近郊の大自然の中。谷を見下ろす崖の上に緑色の水をたたえた円形のプールがある。強い日差しの下、観光客が水遊びを楽しんでいるが、これは人工物ではなく、ここに湧き出すカルシウム分を多量に含んだ水によって形作られた自然のプールだ。







  サボテンや潅木の林が広がる広大な山の中に位置するイエルベ・エル・アグア。緑の部分がプール状になっており、その周辺から冷泉が湧き出している。この水の石灰分が周囲の崖に付着して白くなっている。



  ミネラル分が豊富な水によってこうした自然のプールができるのは決して珍しくない。ただ、これだけ大きなプールが単独で形作られているのは珍しいのではないだろうか。



 この時は季節が冬だったため、気温はそれほど高くなかった。ただ、直射日光の下ではかなり暑いため、泳ぐのは気持ちがよさそうだった。


  プールがある崖から見た周辺の景色。少し離れた崖も白くなっていて、そこからも冷泉が湧き出しているのが分かる。


  石灰分が崖に付着して固まり、凍った滝のように見える。洞窟の中で見られる鍾乳石の大きなものが外に出ていると思えばいい。この石の滝の上には道があって行けるが、下に行くにはきちんとした道がなく、ちょっと危ない感じ。

イエルベ・エル・アグアの訪問レポートはこちら
第10回 ミトラ&イエルベ・エル・アグア






  メキシコ南東部の主要都市オアハカから車で2時間半〜3時間ほど。途中にある、トゥーレの木やミトラ遺跡を含めた1日ツアーがあるので、これを利用すると便利。
      








 
ラテンアメリカ博物館
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