サンブラス諸島 (パナマ・カリブ海)
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独自文化を守るクナ族の故郷 サンブラス
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サンブラス諸島に住むクナ族の交通手段はカヌー |
サンブラス諸島はパナマ運河があるパナマ地峡に面したカリブ海に浮かぶ小さな島々からなる。島の間の主な交通手段は手漕ぎの舟。赤いスカーフをかぶりモラという独特の刺繍を施した服を着た女性たちが小船で海を渡る様子はおとぎ話の中の光景のようにも思えてくる。自然の美しさは格別で、こんな場所が地上に残っているのが信じられないくらいだ。 |
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クナ族の女性の伝統的なスタイル。特にブラウスに縫い付ける“モラ”と呼ばれる独特の刺繍が有名でコレクターも多い。そのほか、鼻には金の輪をはめ、首にはネックレス、腰巻の布を用いる。ただ、こうした服装には西洋の影響が強く、定着したのは比較的最近のことだといわれている。 |
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ここが本当の、天国に一番近い島 |
サンブラス諸島はモラとクナ族の存在が米国人に知られることで有名になった。もともと、住民の生活は漁業が中心だったが近年は観光客相手にモラを作って売る商売が盛んになっている。ここにはまだ天国のような美しさが残っているが、観光客が増えたことや、地球環境の変化によって自然破壊の影が忍び寄っている。
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サンブラスの島々は広範な海域に広がっており、パナマ本土に住む人もいる。村人が遠くまで出かけるときはエンジン付きの小型ボートを使う。
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カリブ海でも最も美しいサンゴ礁が連なる海域にある。水も澄んで美しい。
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島の砂浜で遊ぶ鳥たち。昼間は日差しがきつい。 |
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