スジボリ  
   
スジボリといっても色々な種類(目的)がありますので、いくつか紹介します。
接着したことにより、凹モールドがボンドで埋まってしまった場合に行うスジボリ。 一つのパーツを分割しているように見せる(ディティールアップ)のため行うスジボリ。角にスジを掘る場合。 一つのパーツを分割しているように見せる(ディティールアップ)のため行うスジボリ。平面にスジを掘る場合。

接着したことにより、凹モールドがボンドで埋まってしまった場合に行うスジボリ。
こんなにボンドで埋まることは実際にはないと思いますが、接着により凹モールドが埋まっています。
直線であればスチール製の定規を用いて、真っ直ぐになるよう注意しながらPカッターでスジボリを行うのが、一番簡単でミスも少なくできると思います。
この場合注意しなければならないのは、今残っている凹モールドと同じ太さ、同じ深さにすることです。スジボリしたところだけ広くなったりすると、スミ入れしたときに目立ってしまいます。
後は、真っ直ぐに線を引くようにすることです。写真のは結構曲がってますね。後でヤスリで修正します。
スミ入れするとこんな感じに仕上がります。

つのパーツを分割しているように見せる(ディティールアップ)のため行うスジボリ。角にスジを掘る場合。
このキットは一体成形ですが、MGなどは分割になています。巨大兵器ということなので4m位の大きさの装甲ということになりますから、やはり分割したほうがスケール感が出ると思いますので、分割してる様な仕上がりにしてみます。
本当は工具を適材適所で使用するのが、作業性・仕上がりに於いて一番良いのですが、ケガキ針の良いのを持っていないので、デザインナイフの背でケガキます。
2・30回ケガクつもりで軽く削っていきます。角の部分は浅くなりやすいので注意します。
このスジボリでは、前後の凹モールドとの整合性をあまり気にしなくて良いのが、比較的気が楽な点です
ケガキ終わった状態です。
ケガクとどうしてもケガイた回りが盛り上がるので、このままだときれいではないので、ペーパー掛けを行い盛り上がりを均します。併せてケガイタ溝もペーパー掛けして整えます。
ペーパー掛けした状態です。
どうでしょう?ちょっとわざとらしいですが別パーツに見えますか。

つのパーツを分割しているように見せる(ディティールアップ)のため行うスジボリ。平面にスジを掘る場合。
このように、一枚物のすっきりしたパーツをディティールアップする場合、多く用いられる方法としては、直線的なパネルラインを定規などを当てながらPカッターなどでケガク方法だと思いますが、ここではテンプレートを使ったスジボリを紹介します。
このようなステンレス製の色々な形が刻まれたテンプテートが市販されています。
このテンプレートをずれないようにマスキングテープなどで固定して、テンプレートに沿ってケガいてゆきます。この方法の注意点はテンプレートがずれないようにとテンプレートからケガキ針がずれないように注意する点、後はやはり角が浅くなる点です。
少し分かりづらいですが、テンプレートがずれてしまって、ケガいた線が2重になっていまい失敗しました。
別の位置で再度行いました。
ペーパーで表面を整えてから、エナメル塗料の黒でスミ入れを行い
はみ出た所をエナメル溶剤でふき取って完成です。

今回は分かりやすいように、白地に黒のスミ入れなのでわざとらしいですね。