MGのススメ  
   ガンプラをこれから始めようと思っている人は何を買ったら良いか迷ってしまうのではないでしょうか?
やはり、自分の一番好きな物を選ぶのが一番良いと思います。
一番好きな物を初めから作ったら失敗するのでは?上手に出来ないのでは?とお思いでしょうが絶版キットならともかく、お店に在庫があるキットなら失敗しても良いじゃないですか、なにより好きな物を作ると慎重になりますし、出来上がったときの喜びが大きいのです。それ程好きでもない物を作ると、失敗してもいいやという気持ちが生まれ、それが手抜きにつながります。従っていつまでも上達しないし出来上がっても感動しません。
 次に数あるグレードの中から何を選択すべきでしょうか?ガンプラはいくつか種類があり、コレクションシリーズ・HG・MG・PGなどです。例えばストライクガンダムはコレクションシリーズ・1/144・1/100・1/60・HG・MG・PGでたぶん7種類あり、エールストライクなど装備違いも入れると10種類くらいあります。RX−78−2ガンダムはもっと種類がありますが、最も作りやすく見栄えがよく保管(展示)しやすく購入しやすいのはMGでしょう。これから始めようと考えている方にはMGをお勧めします。
 
 
1/144・1/100・1/60比較
1/60は完成後30cmになるので置き場所に困ります
 なぜMGがお勧めかというと、ガンダム・Z・ZZなどの旧シリーズは放送されてから20年位経過しています。その時発売されていたキットは今や技術的にも古くディティールも甘く後ハメもあまり考慮されていません。また、色々と手を加えなければならず工作技術を必要とします。一方、HGUC・MG・PGは近年発売されたので技術的にも数々のフィードバックを重ねとてもすばらしいキットとなっています。
 では、どの辺りがすばらしいかというと、まず全体のモールド・ディティールがしっかりしている。色プラにより塗装したような配色になっている。パーツの分割により後ハメしやすい、またそれによりマスキングしなくても良い、パーツの分割が考えられているので合わせ目が目立ちにくい場所になっているようなことが挙げられます。
 では、HG・MG・PGの中でどれが良いかということになりますが、PGは1万円から2万円くらいするので簡単には手が出ません、完成すると30cm位になるので置き場所に困るのではないでしょうか?HGは1/144というサイズ、千円から2千円という価格、パーツ数から手頃な感じはしますが、約12cmというサイズ・パーツ数の少なさがパーツの分割を制限するため、マスキングやディティールアップのためのスジボリなどの作業を必要とします。小さいので筆塗りには良いのですが、エアブラシでの塗装には技術を必要とします。MGはパーツ数が多いので難しいと思われるかもしれませんが、パーツ数が多いと作業量が多くなり作業時間は増えます。しかし、ただ手間が掛かるだけで難しいと言うことはありません。また、約18cmという大きさからエアブラシでの塗装に丁度よく、パーツが分かれているのでマスキングしなくてもほとんどOKというのが非常に作りやすいのです。
 
MG・HG比較
 従って、ストレス無く組み立ててエアブラシで塗装を行いたい人やパチ組で十分という人にはMGがお勧めです。筆塗りや若干の工作をしてもよいという人にはHGがお勧めです。改造やマスキングをバンバンしてスキルアップを目指す人には旧キットがお勧めです。
 ただし、SEED以降のキットは最初に出るキットとHG・MGはさほど違いがないように感じますからスケールで選んでHG・MGにこだわらなくても良いでしょう、また、HG・MGであっても発売された時期が新しいキットの方がやはり考えられていることを付け加えておきます。
   
HG MG
 
パーツが分割されていないのでマスキングが必要   パーツが分割されているのでマスキングの必要がない(シールドの薄い青と濃い青は別パーツで後ハメ可能)
 
パイプが一体成形でスカートも分割されてないのでスジボリによる別パーツ感を出す工作が必要         パイプが一つ一つ別パーツでスカートも分割されているのでそのまま組み立ててもOK
 
パイプが一体成形でスカートも分割されてないのでスジボリによる別パーツ感を出す工作が必要    パイプが一つ一つ別パーツでスカートも分割されていてモールドもしっかり入っている
 
旧キット、当然パイプが一体成形でスカートも分割されてないしヒジ・ヒザが一体成形なのでマスキングが必要   ちなみに旧キット、HG、MG三体並べるとこんな感じ  
小さいためにモールドが省略されている 大きいのでモールドが入っている
手前がHGキュベレイは大きい方だがやはりMGと比べると見劣りする
 
シルバーの部分と青い部分は一体成形なのでマスキングが必要   ゴールドの部分と赤い部分は別パーツなので塗装してから組み合わせることが出来る