関係者敬称略
ミサブログ・2013.04  MISSILE PRODUCTS

2013.04


軍艦島上陸

ちなみにボケ極み、デジカメのメディア忘れて携帯電話で撮影‥



アラキン・スカイウォーカーの用事で長崎へ。
ネメシス同行。てか横に乗ってただけ。
かの軍艦島が一般上陸可能になっていると聞き赴く。(5年前から)
早朝出発、全線高速で4時間程で長崎港へ。
道中はDVDで「007・スカイフォール」を鑑賞。(軍艦島でロケしている)
フェリー出港15分前に滑り込む。



 230人乗りの観光船で出発。 船足は結構速い。
 軍艦島上陸クルーズの費用は4,000円程度。
 (うち300円が島の公的な見学料)
 出港し、近隣の海自の艦艇や三菱の大型船造船場を眺める。





出港して約40分、19kmほど走り、通称軍艦島こと「端島」に到着。
南北幅480m、東西幅160m。
明治時代からの度重なる埋立て拡張で元々の島から3倍の面積に。
強大な高波の対策のため全周を防波堤で囲っている。



 いよいよ接岸して上陸。
 風当たりの穏やかな南東側に桟橋が設けられている。
 特に防波堤の石組みの部位は明治期に造られた箇所。
 やたらに屈強な建造物ばかりが目に付く。
 台風の折は北側から打ち付けた波が島全体を越えるという。





まず上陸すると想像通りの廃鉄筋コンクリートでこんな感じ。
トーチカの様な専用通路をくぐって島の中へ。
この南東サイドは主に工場設備などのエリア。



 ブロアー機室跡から貯炭場跡を望む。
 回廊の様な門はベルトコンベアーの支柱の残骸。
 この右手奥には7階建ての小中学校跡が。
 明治26年設立、現在残る7階建て校舎は昭和33年建造。




少し内陸側に視線を移す。
島の小高い中央部を挟んで裏面が居住エリア。
中央奥に昭和20〜33年建造の巨大な10階建て・
65号棟が見える。当時の鉱員住宅。
当時の入居数317戸。屋上にはプールも設置。



 反対側へ視線を移す。
 雑木林と化しつつある鉄筋の廃墟。
 この辺りの眺めはラピュタっぽい。
 この付近が炭鉱の入口跡と思われる。
 かつて全高数十メートルの巻上櫓が在った。





そのやや海寄り、主力坑の第二竪坑坑口桟橋跡。
赤錆びた無骨な金属片が転がる。



 南西(島の先端側)へ移動。
 赤レンガの壁は総合事務所跡。
 当時この中に3段の巨大共同浴場があり、炭鉱作業で真黒になった
 鉱員が着衣のまま入浴(海水の風呂)、脱衣して浴槽を移り最後に
 水道水の浴槽へ。そうして各々帰宅したらしい。





更に南西へ移動。
鍛冶工場・会議室跡。
ゴツい防波堤跡が分断され無造作に転がる。
高波の力による自然崩壊恐るべし。
この無機質さが異世界感バリバリであります。



 島の頂部に目立つ貯水槽跡。
 昭和32年に海底送水管が敷設されるまでは給水船で
 運搬した飲料水をこの貯水槽に蓄えていた。
 不吉に舞うカラスに狂喜する厄年アラキン。





更に南西へ移動し軍艦島の先端に位置する区域へ。 軍艦島先端部より内陸側を望む。
中央の7階建ては大正5年建造の日本最古の鉄筋高層アパート・30号棟。内庭に吹抜けの階段。当時の鉱員住宅で地下には売店も。
その左のくの字の6階建て昭和32年建造・31号棟はやはり鉱員住宅で一階に郵便局、理髪店、地階には共同浴場も在ったとか。
この撮影位置の背後(島の先端)には25メートルの海水プール跡も。






古い防波堤も内側に観光用の新しい通路が敷設されている。
ぶっちゃけ、外周の堤防には釣り人が多数糸を垂らしてるので
渡し舟があるみたい。 



 工場エリアの観光の後、フェリーは離岸、島の北端へ。
 この先端付近には小中学校、病院、グラウンドなどが。
 ここから島の外周を周遊し外観撮影タイム。





島の北西・外洋側。 こちらサイドには巨大アパートが立ち並ぶ居住エリアが。 中央付近には映画館や寺院、パチンコ屋、役場なども。
限られた閉鎖的スペースに生活インフラを集約する都合上、当時国内でも早期から電化が進んでいた。
初期の自家発電から大正7年には海底ケーブルで送電開始。
全般にテレビや電気冷蔵庫等家電の普及も早かったとか。 昭和30年代にはかまどに代わりプロパンも普及。
この外洋側から見た島の姿が軍艦「土佐」に似ていたため「軍艦島」と呼ばれるように。






長崎港ターミナルへ帰港。今回は「やまさ海運」の軍艦島クルーズで上陸。
常盤第2桟橋出港の「シーマン商会」のクルーズもある。
名称的にシーマンのクルーズに興味があったものの出港時間が早い都合上
上記プランをチョイス。



 その後、福岡へワープして毎度のコストコ、イケアへ。
 帰路のみ一般道使用で深夜帰着、総走行距離644km。
 (アラキン一人で運転w なぜか最後までハイで元気)





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2013.05/01

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