ATS カーボンLSD(2WAY)

 

 ついに、LSD導入です。
 これまで、サーキットでのタイムアップにはLSDは不可欠と思っていましたが、街乗りでの異音や振動が発生するのではと警戒していたので、導入を避けてきました。ですが、茂原サーキットでの長年の目標タイム49秒台をゲットしたことで、あらたなる領域に踏み入れたくなりました。その第2ステップのはじめの一歩がLSDと判断したわけです。

 LSDを入れると1周1秒は早くなる。車に乗っている人みんながそういいます。立ち上がりのスピードが速くなる、コーナリングスピードが・・、街乗りでの不便性を覚悟での導入。正直どきどきでした。まあ、クラッチ交換でミッションのガラガラ音がひどいので、これ以上異音がしたところでたいしたマイナスにはなりそうに無いですし・・(笑)

 でも、どうせいれるならLSDとして信頼できて、街乗りの不具合も最小な物を選びたかったんです。
 そこで選んだのが、ATSのカーボンLSD。カーボン独自の特性のおかげで、街乗りの異音振動を抑えたLSDです。他に候補は、OS技研のスーパーロックLSD。こちらも同じようなコンセプトですが、動作機構がこれまでのLSDとは全く異なるLSDです。結局は、YSRにてアドバイスをもらった結果。カーボンLSDの導入に踏み切りました。

 それから、YSRにてもう1アドバイス。ファイナル変更です。スープラにはファイナルギアが3種類あります。
3.266(6速ターボ用)
3.769(6速NA用)
4.083(5速用、AT用)
の3種類。私の車は6速NAだから3.769。茂原サーキットでのコーナー立ち上がり加速向上のために踏み切りました。茂原サーキットを走っていると、2速で立ち上がる際に回転数が4000rpmをきるとパワー不足を感じる場面が多々ありまして、弱オーバーを維持しながら立ち上がろうと思っても、失速してしまうことが多かったんです。ファイナル交換をして若干でも回転数を高く維持することができれば、立ち上がり加速向上が強くなるのではと考えています。ただし、これにはレブリミット変更がどうしても必要になります。パワーバンドはせいぜい7000rpmまでといったところですが、コーナーによっては2速と3速どちらをつかったほうが良いか悩むコーナーが出てきます。2速ではレブに当たる。3速にシフトチェンジしてしまうと不安定だし、加速もしづらい。本当なら2速のまま行けたら・・・そんなコーナー対策のために、レブリミット変更も同時に行いました。ノーマルファイナルギアではレブ7500rpmで十分ですが、ファイナル変更後は8000rpmへの変更が絶対に必要になります。ただし、油温管理をしっかりする必要があります。
 以上総合的に判断して、LSD+ファイナル変更+レブリミット変更をセットで行ったわけです。

 とりあえず、街乗りインプレションから。

 最高です!!(この表現が多いですね(^^ゞ
 本当にLSDが入ってるの?というのが第一印象でした。異音は全くありません。ごくごく低速でハンドルをいっぱいに切ってゆっくり車庫入れをしたときに、ちょこっとカキ、カキって言う音がしたこともありましたが。まず鳴りません。慣らし運転が終了してからがまた楽しみですね。
 そして、街乗りで感じられる機能面ですが、基本的にはありません。まったくノーマルチックです。慣らし運転中ということもあり無理な運転はしていませんが、現状ではわかりません。ただし、首都高の環状線を走る機会があったんですが、その時、圧倒的なコーナリングの安定感を感じることができました。「あれ?安定してる」いままでも、狭いきついコーナーをある程度高いスピードで進入して、そのまま一気に抜ける。というような走りをしていて、まあこのくらいなら大丈夫というスピードを維持していましたが、まだまだスピードを上げても大丈夫だという安心感という点では(今考えれば)いまいちでした。しかし、LSDを導入後初めて首都高を走って、コーナーに高いスピードを維持しながら侵入。あれ?まだまだ行けそう。が感想です。コーナリング中にアクセルを踏み込んでもぐいぐい安定して曲がっていくではありませんか!!うーん、これはサーキットでも期待大です(あたりまえですけど・・(^.^))
 ファイナル変更では、明らかな加速力向上を感じました。高速道路での進入加速など、より強い加速感を感じます。街乗りではあまり関係ないですね。サーキットや加速力を考えなければ、6速ターボ用をつけて燃費アップなんて狙えるかもしれませんね。

 とりあえず、街乗りインプレッションでは最高です。なぜ導入を躊躇してきたのでしょうっていうのが正直なとところ。(でもチューニングってやってみないと本人には分からないからしょうがないですよね。本でいくらインプレを読んでも結局自分の車につけてみないとわからないですよね。実際つけている人の車に乗せてもらえる機会があればいいのですが、なかなか・・)



 走って来ましたサーキット!
 とりあえず一言、「LSDってすごいですね(笑)」。
 立ち上がりのすごさといったら、とんでもないですね。これまで必死にお尻が流れないようにアクセルを調整しないと立ち上がれなかったコーナーでも、ほぼべた踏みでOK!もちろん加速は文句なし。ファイナル変更の効果もあって、立ち上がりでのもたつき感も解消!回転数が4000rpm手前で上がらなくなることもなく、ぎゅーーーーんて上がっていってくれました。
 ただし問題点が無いわけではありません。
 それは、進入。
 今回装着したLSDが2WAY・・ココまで書けばお分かりですね。そうなんです、進入のアンダーがむつかしいんです(笑)。今までのイメージで進入するとまったく曲がってくれません。こんなにアンダーを出したのは本当に久しぶり。サーキットを走り始めた当初でもココまでのアンダーは経験したことが無いかもしれません。進入ではある程度車が流れていくのをイメージして入るんですが、LSDのおかげでどの程度流れるのかわからなくって、進入スピードが上げられません。本当はアンダー方向だから進入は安定する方向だと思うんですが、どうもよくわからず、最高の進入ラインを見つけることができませんでした。いやー、むずかしい。
 でも、こういう難しさってけっこううれしいんですよね。こういう難しくなった車をねじ伏せて速く走らせる・・・。うーん、かっこいいですね(笑)。まあ、実際は大変でしょうけどね。
 タイム的には、進入でめちゃくちゃ苦労しているにもかかわらず、ほぼベストタイムを出せていることから、立ち上がり加速がどれだけ向上しているかがよくわかります。これで進入の課題が解決できれば、大幅なタイムアップが可能でしょう。LSDをいれたら1周1秒タイムアップ!これ本当かもしれませんね。実現できるようにがんばります!!!

 



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