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ノミ・マダニについて


「最近よく体を掻きむしったり噛んだりしている」「季節の変わり目でもないのにやたらと毛が抜ける」
「なんだか最近食欲があまりなく、元気がない」
それはもしかしたらノミやマダニの仕業かもしれません!!

ノミはこんなに恐ろしい生き物なんです!!

室内でペットを飼っているから大丈夫、といって安心していてはいけません。ちょっと近所に散歩させただけでノミが寄生してしまうこともありますし、人間が外から持ち帰ってしまうこともあるからです。
更には家の庭やベランダに野良猫がやってきて、ノミを落として帰り、風などで室内に入ってきてしまうなんてこともあります。

犬や猫に寄生したノミの成虫は、24〜48時間後にその体の上で卵を産みます。その卵は2〜10日で孵化し、7〜14日で幼虫になります。そして14日でさなぎになり、脱皮を繰り返しながら成虫になり、ペットの血を吸血します。吸血した雌ノミは48時間以内に産卵し・・・と、このサイクルが何度も繰り返されるのです。
通常春や秋には3〜4週間で繰り返されるこのサイクルが、梅雨時期から夏に掛けては更に早まり、12日〜2週間で繰り返されます。
ノミに血を吸われて発症する主な症状として、ノミアレルギー性皮膚炎、毛づくろいの時にノミを食べてしまうことによって瓜実条虫(サナダムシ)がお腹に寄生してしまうこともあります。
これから梅雨時期を迎えるにあたって、最善の注意と予防が必要です。
  


ノミのライフサイクル



 

マダニもこんなに恐ろしい生き物なんです!!

マダニはヤブや草むらに生息し、ペットの散歩の時に寄生する機会を狙っています。
マダニはダニの仲間で、肉眼で十分確認できる大きさの吸血用の口器を持つ吸血寄生虫です。
人やペットの体液(血や組織液)を吸って成長します。マダニの危険性は、吸血してから48時間以降に高まります。吸血すると雌成ダニは吸血前の体重に比べ100倍にもなるといわれています。

マダニは他の外部寄生虫と異なり、動物の一箇所に口器を使ってしっかり付着し、そこで吸血します。
飽血すると地面に落ち、そこで雌は何百もの卵を産みます。羽化した小さな幼虫=幼ダニは最初の宿主を探し始めます。吸血後、また飽血したら落下し、若虫=若ダニに成長します。その若ダニは2番目の宿主を探して吸血し、飽血するとまた落下します。成虫期には3番目の宿主を探し、飽血して産卵のために落下する前に最後の吸血をし・・・と、このサイクルが何度も繰り返されるのです。
マダニに血を吸われることによって起こる主な症状としては、血液中の赤血球にバベシア原虫が寄生し、赤血球が壊されて貧血を起こしたりすることがあります。

もしマダニを発見しても決して無理に取ろうとしてはいけません。無理に引き離そうとすると、深く食い込んでいるマダニの口器部が引きちぎられて病原体が含まれている可能性のある体液に接触してしまうため大変危険だからです。
マダニはどのような気候・場所にも適応し、ペットに寄生する機会を狙っています。ペットが不調を訴える前に、定期的な予防が必要です。
  

マダニのライフサイクル






左:吸血した雌成ダニ  右:雌成ダニ〕


ノミやマダニはペットだけでなく、人間にも被害を及ぼします。ペット達のノミやマダニを一度駆除したからもう安心。と思っていてはいけません。一度駆除してしまっても、いつでもどこでもノミやマダニは大切なペット達を狙っています。継続した定期的な予防をし続けることが大切なのです。