ハセガワ製1/24 スバルインプレッサWRX Gr.Aの95年仕様です。一応モンテカルロ仕様のつもりで作ったのですが使用した社外デカール(Uni/ST27製)の製品上のミスと資料不足が祟って、”なんとなくモンテカルロっぽい”仕様とも言えます。また、ベンチレーターを開状態で製作したのですが、モンテカルロでこんなとこを開けるとドライバーもコドライバーも凍え死んじゃいますよね(笑)。ドライバーは私的に大ファンだったカルロス”マタドール”サインツ先生のNo.5です。
 ベースキットは、本来であればRAC/モンテカルロ仕様のキットやメタルパーツ入りのコレクターズ・ハイグレード版の95モンテ仕様を使用するのが良い訳ですが、これら自体がハセガワ製インプのキットの中でも貴重な部類のものでして、更にアリバイロゴを使わずに社外デカールにて555仕様を作るつもりだったため先述の貴重なキットは使わずに、デカールが死にかけてた94アクロポリス仕様を使用しております。よって、グラベル仕様のキットをターマック仕様に改造してあります。
 改造・改修ポイントは、実車のGr.A規定が外装に関しては非常に厳しい物だったお陰で、年度別の大幅な変更点は皆無に等しかった様です。製作に於いても、ボディーラインは弄らずに、ボンネット上のスリット部を一旦切り取ってから嵩上げして再装着し立体感を付け、インタークーラーエアダクトも飛び出し方が気に入らなかったので削り込む事で出っ張出っ張り量を調節する等の加工を施した程度の改修です。ルーフベンチレーターは天板に横板のみをくっつけた簡素なパーツになっていて、これではは流石にダメだろうってことで、天板を薄く削りこみ、正面の壁面はプラ板から切り出して改修しておきました。同時に、ボディーパーツの天井部分にも四角い大穴を二つ開けておき、組み立て時にはこの穴にベンチレーターを埋め込んであります。また、ウォッシャーノズル・サイドウィンカーは、塗装後の磨き作業時に邪魔になるので削り取ってしまい、ノズルはインセクトピンの削り出し、ウィンカーは透明エポキシで再生という方法にてそれぞれ再生してあります。
 インテリアに関しては殆ど素組で済ませましたが、これは単純に資料が無かったからです。シートベルトだけは、キット同梱のビニール素材が気に入らなかったので、布地部分を釣り用の板オモリから切り出し、バックルのみキットのエッチングを使用しました。
 シャーシに関しては、最も大きな改修は車高下げとタイヤホイールの変更。車高下げは前後約3mm下げて、タイヤ&ホイールに関してはジャンク箱に在ったハセガワ製カローラWRCモンテ仕様に付属していたものを流用しています。他にはシャーシ側のホイールベースがボディー側よりも狭かったので、、これを広げてありますが、計測ミスでリアのホイール位置を少し下げすぎてしまったようです。
 他にもアンテナ基部やGPSアンテナにはテナには市販のディテールアップパーツを使用したりしてますが、基本的にはキットに入ってるパーツを極力使用するようにしました。
 キット自体の感想ですが、レガシーRSの金型を改修して形成されたパーツも多用されていることから、細かい部分を言えば色々と問題が無いとは言えない訳ですが、フォルムも良好ですし付属のマテリアルパーツも凝った物が同梱されており、なかなかの好キットと言えるのではないでしょうか。






 塗装ですが、クリアーレッドの混入が嫌だったので、知り合いの板金屋さんに実車用補修塗料のベースカラーのみを調色してもらい、これにクレオスの薄め液を加えたものを調達して塗ってありますクリアーはフィニッシャーズのオートクリアー。仕上げはペーパーがけ→タミヤコンパウンド粗目→モデラーズコンパウンド→ハセガワセラミックコンパウンド→ハセガワポリマーの順で磨いてます。
 細かい部分ではホイールがクレオスのスーパーゴールド、前後ライトのリフレクターがクレオスのメッキシルバー、内装にはボディー色とクレオスのジャーマングレーベースの自家調色ダークグレーとクレオスのスーパーフラットブラックにて塗り分け、他の部分は概ねキットの指定に準じてあります。