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| タミヤ製1/24スケール アストンマーティンDBSです。 '73年の経営危機によりDavid Brown が経営者の座から去ってから約25年経って、遂に復活したDBS。超保守的指向なアウトフォルムデザインは15年近く前のDB7から殆ど代わらず、正直DB7もDB9もV12 VanquishもこのDBSも似たような顔つきで、一見するとどれがどれだか判らなくなる訳ですが、2007年登場のこのDBSがそれら兄弟の頂点たる車種と思われます。元はDB9とV12Vanquishのいいとこ取りしたようなコンセプトなんですが、デビューは市販ではなく何と映画。「007」シリーズの「カジノロワイヤル」にてボンドカーとして登場。DB9をベースに映画のためにコンセプトカーとして作り上げられDBSと銘打たれました。その後、正式に市販がアナウンスされ、内外装が市販車仕様に一部リニューアルされたものが改めてデビューとあいなり、2008年公開の007シリーズ第22作「慰めの報酬(Quantum of Solace)」では、この市販車ヴァージョンがボンドカーとして登場しました。 顔つきはDB7やDB9と似てても中身は別物。軽量アルミ合金とカーボンファイバー素材を惜しげもなく投入した軽量ボディーに、軽量高剛性なアルミ合金ブロックの5.9リッターV12エンジンを搭載したスーパースポーツ。大人はボディーとエンジンの特性については語るが敢えてサスペンションシステムは語らない(笑。何故にサスもスーパーにしなかったのかとか口が裂けても言ってはいけない。標準タイヤがピレリP-ZEROでフジミのプラモみたいなタイヤ選択だとかも言ってはいけない。何故なら、それが英国産ブランド(中の人は米フォードだとしても)だからである。間違ってもフェラーリ(イタリア)やポルシェ(ドイツ)と競争させてみたら?とか言ってはいけない。何故なら、それが英国産ブランド(財布は米フォードだとしても)だからである。 今回は、撮影期間中の事故で全損した個体を含めて複数の映画仕様車両の画像と映画本編の映像を参照しつつ、ボンドカー仕様として製作してみた。キット自体は、メーカーの商品案内に「ボンドカー」という語はあるものの、ボンドカーが作れるとは書いていないが、ナンバープレートのデカールが思い切りボンドカーのナンバーになったり、英国車なのに敢えて左ハンドル仕様が選択されていたり、塗装指示に「TS40クァンタムシルバー」と正式な商品名であるメタルブラックをワザと書き間違えていたり、ボンドカーで作ってねビームを出しまくってるのはホントの話。 |
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| キットの出来はタミヤらしさてんこ盛りの素晴らしいもの。内外観含めた再現度は言うまでもなく、巧みというより匠の域を感じる見事なパーツ割り。接着剤さえも邪魔に思えるような正確な組み立て精度に、いつもなら別売りにするエッチングパーツまでデフォで同梱していて、ニッパー・紙ヤスリ・塗料さえあれば、誰でも立派なDBSを完成させられる筈。強度面も非常に考えられていて、通常のプラだと折れたり割れたりしそうな部位には強度の高いプラスチックが使われていたり、無くしそうな小さな部品にはそういう時のための予備パーツも用意されてる親切設計。原油高を機にユーザーを無視して上がってしまったプラモ価格に対して、全く代わり映えが無く価格相応の中身を感じる製品を見なくなって久しい中、上がった値段分何とか中身で納得して貰おうというメーカーの志みたいなものを感じました。個人的にはこれでもまだ充分とは言えないけどね。 褒める点が多いキットですが、残念な部分も幾つかあります。先ずはなんと言ってもタイヤ。車模型に於けるタイヤの重要度に関しては言うまでもないんですが、このキットの場合実車が履いてるピレリ PZEROではなくR35GT-Rに入っていたブリジストンのRE-070Rが同梱されています。R35のキットでタイヤショルダーに刻印が入ってないのは何でかな〜?と思ってたけど、こうやって使い回すためだったのね・・・・。 それからシートも残念なポイント。実測採寸とかしていないのか、どう考えても二回りくらい小振りな物になってます。今回はボンドカー仕様って事で丸ごと作り替えましたが、そもそもボンドカーにするべきポイントの中で唯一キットに用意されていないのがシート。実車ではキットに入ってるリクライニングシートの他に、オプションでフルバケットシートが用意されてるんですが、ボンドカーはこのフルバケットシート搭載車。これは入れておいて欲しかったですな〜。 ------------------------------------------------------------------ TAMIYA製 1/24 ASTONMARTIN DBS V12 ------------------------------------------------------------------ ボディーカラー: ▼下地目止め=クレオス#1000→#1200[グレイ] ▼下塗り色=フィニッシャーズ ピュアブラック ▼ボディー色=GSIクレオス スーパーブラック + ビスマスパール + クレオス クリアー ▼クリアー =フィニッシャーズ[オートクリアー] 改修部位: ▼運転席&助手席シート =ジャンクバケットシートパーツからの作り起こし ▼サイドコーナーマーカー =透明材にて作り直し 後は概ね素組み。 -------------------------------------------------------------------- 尚、実車資料もインスト指示も無視したとこがあります。各インテイク部に用意されてるエッチングメッシュですが、実際もインスト指示も全部黒で塗っちゃうのが正解。ただ、車体が黒系ってこともありましてメリハリ優先で地金のままにしてあります。その他の細かい工作等は、ブログの製作記に掲載してます。 →→→製作記はこちら |
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