●山中温泉・ビンボマガジン 21

Yamanaka Unperiodical Magazine 21

■ ビンボマガジン21号のもくじ

■エイプリル・ブルーとメイストーム / 2005.4.17

(This contents was erased by Microsovt Eraser ver.2.11)

■地震雲を観測か / 2005.3.21

 春分の日の昨日、北九州地方で強い地震が発生。あくる今日21日「午後4時前に、石川県加賀地方でも地震雲が観測された」との情報がありました。この情報を教えてくれたのは、地震雲を専門的に研究をしているK氏。
「私は塩屋海岸で目撃したが、地震雲とほぼ断定している」
 実は私、この方面には詳しくありません。ただ、そのとき偶然にも九谷ダムふきんで写真を撮ってました。そのときの画像にはそれと思しき雲が写っています。K氏に見せると
「これに間違いない。画面やや斜めに横切っている雲が、私が見たのと同じ地震雲」という鑑定結果。そういえば、ジェット機も飛んでいないのに、変わった雲だ、ぐらいに思ってはいましたが。本人の言では「ここ、2週間の間、中越地方は特に要注意」とのことでした。

■ 「地震雲」は21日午後3時半ごろに発生。この写真を撮ったのは午後3時34分。確かに青空の中、大きく空を横切っていた。30分ぐらいたった頃、一部が枝分かれした、と地震雲研究家K氏が言うので、画像の雲に間違いない。大きい画像、および枝分かれした2枚の画像はinfoseek album ウエブ・レポートに。画像クリックでも開きます。

■モノローグ・筆禍 / 2005.3.20

 腹立ち紛れに、ついついYahoo BBS に漆器業界こきおろしレスを書いてしまった。トッポイ山中の人間のことだ。どうせ、誰も見ていないだろう。ふん、ざまあみろ・・

 しかし、これが大誤算だった。何と翌日、観光業界の重鎮から「見たぞお〜」という衝撃のメールが。
「な、な、な、なぜだ! 旅館関係者のウエブ情報収集力はお粗末そのもの、というのが通り相場だったはずなのに、投稿者まで特定されてしまうとは。さてはIPを抜かれたのか。オレとしたことが、何という失態だ。せめて串に刺すべきだった・・」
 こうしてはいられない。「カッパ巻き一本半、定価の2割引、いや、半額、ええい、こうなったらオレも男だ。無料でご馳走致しますので、漆器関係者には何卒御内密に・・」と慌てて返信メールを出そうとしたところ、大物漆器関係者からも「私も見ましたから〜 残念!」のレスが。嗚呼、万事休す。私が秘密警察の手に落ちるのは時間の問題だ。ここでコンテンツがプッツリ途絶えたら、粛清されたと思ってまちがいない。(※註 ギター侍と長井秀和を意識した連続ギャグ)

 公開処刑は「漆器祭り」イベント期間日に執行されるだろう。ただ、信じられないかもしれないが、本日、山中温泉では香典の生前受付法案が議会で可決成立した。ちなみに、香典リビングニーズ条例という。もし、私を不憫に思う方がいたら、その旨トップページのメアドにてご連絡を。近所ならば、取りに伺いますので・・(5000円以上なら振込み手数料等は当方負担だが、回収の旅費等は実費)

■ 同じ内容をブログにも載せちゃいました。これだけ人目に触れれば、けっこうお金が集まりそうだな。1億ほど貯まったら、外国か、いっそ火星にでも高飛びするか。ルンルン〜。

(↓からの続き)

■ モノローグ・山中漆器まつり2005 / 2005.3.17

 ここ最近のバイオリズムはどん底。人のよいのを見透かされ、またヘンなボランティアを捩じ込まれてしまった。ああ胃が痛い。酒で散らそうと思うが、鬼瓦のようなカミサンの姿が目に浮かぶ。今度酔って暴れたら撲殺するといっていたな。ウツ。気分転換にBBSを見たら、石川県の旅行情報板に「BIG山中・漆器まつり」のレスをハケーン。「今年も漆器まつりがあれば、山中に行きたい・・」 なんと殊勝な方だろう。うっ、うっ・・(嗚咽) 今年度も開催と聞き、こちらは逆に「持病のいんきんたむしが悪化した」とか口実を設けて入院するか・・と、逃走を企てているというのに。

 それにしても、山中の関係業者からレスがない。誰も見てないのかな? お、管理人さんがHPを紹介しがてら、開催日程が分からないとのコメント。さっそくアクセス。ありゃりゃ? 去年のコンテンツそのままやがいね。しかも、年次が書いてない。け・っ・か・ん・コンテンツもいいところや!! しかも、能登方面の方から懇切な補足情報。うー、ますますもって情けない。こんなテイタラクやから、九谷茶碗祭りに負けてしまうんやろ。おまえら、しっかりせんか。責任者出て来い!

 え、管理人さんは「体育館で開かれたとき参加経験あり」 ああ、binbokujiの引き始めがこれだった。毎度ながら、飲食ブースのドタバタぶりは、思い出すだけでも腹が立つ。しかも、ふだんはウチで空威張りしている業者が、問屋には米ツキバッタみたいにペコペコしやがって。そういや、出展ブースの前で
「明日までに、この展示サンプル1万個もらおうか? え、できない? じゃあしかたがないんね。キャンセルやわ」
 などと、冷やかしていたら、係員にこっぴどく叱られたな。
「この野郎。何おちょくってやがんだ。大事な商談会をブチ壊しにする気か。あん? おまえのようなインチキ商売とちがって、みんな真剣なんだぞ」

 あまりの剣幕につい謝ったが、今考えるとナニ? インチキ商売? 言うに事欠いて「インチキ」とは何事だ。確かに人間はインチキ臭いが、そういう、あんたらはどうなんだ。デザインはパクる。足は引っ張り合う。表では笑顔の握手だが、裏へ回って誹謗中傷合戦。ちゃんと知ってるんだ。挙句の果てに地元町民、つまりオレのことだが、「木製オシボリ入れが特価で○○円。あんたのために残してあるが・・」といって喜ばせ、買い取ったのが中国製ラワンもどきの商品。それを見た別の業者が
「産地の山中にいて、こんなの掴まされるヤツの方が大馬鹿者だ」
 とは、まるでペテン師の寄せ集めじゃないか。そのくせ、
インチキ商売だの、日本一汚い店構えだの、ウンコの香りが漂うだの、ギャグネタまで臭いだの・・
 黙って聞いてりゃ、いい気になりやがって・・・あああ、書いているうちにますます腹が立ってきた。くそおお。こうなりゃ、過激レスを書き込んでやるから、覚悟せえ!

■ リーフレット企画を終えて / 2005.3.17

「さあ、これから一斉にバッシングの嵐だな」
 リーフレット企画で初稿を出し、一週間もしないうちに納品です。印刷屋さんの営業がゲラを持ってきたときも、「そんな必要ないのに。すぐかかってくれ」というくらい。責了はすべてクライアント側。だからコストも1/5に圧縮できたんだ。ムダな労力は使わないで即発注だよん。

 検品を待つまでもなく会員から電話がありました。「オレの店に健康づくり認定店のロゴがない」自分自身3度校正した箇所です。「やれやれ、データ移植中にアクシデントがあったのかな」 しかし、控えのファイルには残っています。業者に問い合わせると平謝りでした。「レイヤーを整理した段階で、背後に回したのかもしれない・・」私自身はアドビ(あるいはマイクロソフト)のバグを疑っていますが。

 さっそくメンバーに報告。「へえ。やっぱりイラレ10はヤバかったですかね。営業にはあれほど念押ししたのに。アドビ、いやビルゲイツに直接文句言ってくれ、って言いましょうや」マップ部分を担当したFK氏は大笑い。ファイルの整理をずっと担当したMihokoさんは「よりによってFさんの店だったとは、文字通りラッキー」というような調子でニコニコ顔。快く写真のモデルを引受けて頂き、それこそ一肌脱いでくれたYUKOさんも「うわあ、いいできばえ!! 画像は何の遠慮もいらないから、好きなように使ってください」

 企画で苦労された方は、これを読んでニコリとなさるかもしれませんね。そう、10年前とは明らかに違います。パニくったあげく「どうしてくれる。おまえが悪いんだ」式の罵声大合唱も怖るに足らず。何しろ、私たちは全員でゴールインしたんですから。スライドマウントのタイムスタンプを見て「字が逆さになっとる。ミスプリや」鬼の首でも取ったように言う人には「おまえのような阿呆は逝ってよち」とお互い笑いあえるのです。私たち binobokuji グループは着実に成長しました。

■ このリーフレットについての解説は画像をクリックしてください
(This contents was erased by Microsovt Eraser ver.2.11)

■ NEETなお客様の肖像 / 2005.3.16

 結婚もせず、特定の仕事にも就かない。いわゆるパラサイト・シングルやニートと呼ばれる人たちのことです。この現象が社会問題化する10年ほど前から、弊店にもこうした方々がポツポツ現れるようになりました。正直、営業実績には結びつきません。ビール2本程度で5時間ほど居座るケースもあり、中にはお茶、(あるいはコーヒー)だけすすりに来るだけ、という方もいますから。それでも、私にとっては実に興味深い存在です。ひとくちにNEET族といっても、その生態は千差万別。概ね共通しているのは、プライドが高く内向的。語り始めると実に饒舌ですが、現実と虚構の境界が曖昧です。

 彼らに対し「君のことをウエブで取り上げてもいいか?」 と了解を求めても、拒否するのは確実。こればかりは断言できます。したがって、強行かつ無断でネタにする訳です。もし、これが目に触れたらヒステリックに反応するでしょうね。あんたたち、行く所がなくて、ここへたどりついたようだが、残念。どうやら、まんまと罠にはまったようだね。近々「山中温泉人間模様」のコーナーで特集してみるか・・

■ 轟音を響かせる九谷ダム / 2005.3.12

 昨年(2004年)11月から水を貯め続けていた九谷ダムが、今日3時6分に満水になりました。堰堤から水が溢れ出し、滝のように水が流れ落ちています。この光景を見ようと、多くの人々が雪の舞う奥山中へ。ダムの新規着工は、全国的に見直しの傾向にあります。かつて、山中町でも建設反対、中止の声が聞かれました。が、現在合併問題の喧騒の中で、賛否の議論も落水の轟音に呑込まれるように、鳴りをひそめています。雪の中での満水試験。本格運用はその雪解け水が流れ込む5月。8月には竣工式が行われ、その2ヵ月もたたないうちに、山中町は加賀市に統合されます。

■ 「九谷ダム満水試験」の写真レポートはinfoseek album ウエブ・レポートに。画像クリックでも開きます。

■ 廃業ホテルの跡地利用案が突然の変更 / 2005.3.12

 山中町が買収した廃業ホテル。経営から撤退した大手私鉄会社から7500万円で譲り受けました。跡地利用案としては、金沢の病院が老人保健施設を開業することで、ほぼ決定していました。ところが、最近この話が突然白紙に。真相は藪の中ですが、「地元医療関係者からの圧力があったのでは。加賀市の当局者や議員も介在しているはず」と、町民の間でまことしやかにささやかれています。「これ以上の施設開業を容認するなら、合併に際しても注文をつけるのでは」そんな憶測まで乱れ飛ぶ始末です。

 変わって浮上したのが、京都市に本社を持つ新興リゾート会社。以前、山代温泉の廃業ホテルを買収し、格安ホテルを開業しました。最近、粟津温泉にも二つ目のホテルをオープン。最近の加賀温泉郷では台風の目のような存在で、廃業ホテルの所有権はこのグループの手に移るようです。突然ふってわいた話に、困惑気味なのは旅館関係者の方でした。「安ければそれでいいというものじゃない。これまで育てた温泉の文化が損なわれはしないか?」 コンビニ弁当が和食文化を駆逐する訳ではないだろうが・・ と思いながらも、食生活では目に見えぬ影響が出ているのも事実。「コンビニ旅館」の進出に当地の観光業界も戦々恐々のようです。

■ この会社「湯快リゾート」のHPにはすでに「山中グランドホテル」の名称で、近々オープンの告知がなされている。外資に参入に対し、地元同業者は比較的冷静に受止めている。以前は、大型店や競合店の参入にはかなり過敏だった。じっさい、格安寿司チェーンが山中に来たとき、締出しを声高に唱えた業者ばかりだった。「ようこそ、ようこそ。受入歓迎」と言って顰蹙を買ったことも。しかし、このような閉鎖的な風潮は決して町の活性化にプラスの要因にはならない、という考えが定着し始めているようだ。まさに隔世の感。

■ 対岸の火事? 合併をめぐり輪島市で激震 / 2005.2.25

 この2枚の画像を御覧ください。右は1月28日に行われた加賀市、山中町の合併調印式で、にこやかに田中實山中町町長と握手を交わす谷本県知事。下は、今日24日、輪島市、門前町両首長の訪問を受けたときの知事の表情です。28日の調印式では、御覧のように知事も喜色満面の笑み。ところが、3日後、輪島市議会は1市2町という従来の方針を破棄。議会の賛否は同数で、最後は議長が否決に回るという異例の議決でした。この結果を受け、輪島市は穴水町を外し、門前町と1市1町の合併へ方針転換させました。

 知らせを受けた知事は怒り心頭のようです。今回両首長が合併に関して協力を要請したのに対し「不信感を感じる」と不快感をあらわにしました。そのようすがテレビ画面でもくっきり。輪島市と山中町は同じ漆器産地ながら、石川県の南北両端に位置しています。「一体どうなってんの?」と、山中町民も首をかしげることしきり。中には決して対岸の火事ではない、とささやく町民も。

■ 上の画像は1月28日放映の加賀ケーブルテレビ、下は2月24日放映の日本テレビのテレビ画面からそれぞれキャプチャ。下左端は梶輪島市長。

■ 山中温泉・史上最強の美女登場 / 2005.2.19

 このコンテンツでも何度か触れた「山中温泉料理飲食大図鑑」 呼び物のひとつは山中にゆかりのある女性にご登場願戴き、リーフレットに花を添える、というものです。なにせ、無味乾燥で不毛の山中砂漠。オアシスがなければ、誰も見向きはしない。というのが私たちの持論。単に見かけだけではなく、内容重視の結果、モデル選考には難航を極めます。

 今回、白羽の矢が立ったのは、以前このサイトでも取り上げた山崎優子さん。父の急逝から1年余り。20歳そこそこの若さで総合学習塾の若き女性経営者として再出発しました。多くの苦労があったのは想像に難くないのですが、そのことは口の端にも出しません。この春には早くも2つ目が開校とのこと。持ち前の明るさとパワーで、今や山中町ではもっともホットな女性として注目をされています。

 リーフレットのモデルをお願いしたところ、「故郷のために少しでも恩返しできるなら、喜んで・・」と、二つ返事でした。掛け流し風呂での撮影では、まったく物怖じすることなく、カメラマンの方がドキドキするくらい。これで、行き詰っていた企画も一気にラストスパートの様相になりました。画像の整理が終わりましたら、オンライン写真展も開催するつもりです。

■ 詳しいプロフィール等はBinbo Magazine 6「山中温泉美女図鑑・悲しみを乗越えてのチャレンジ」に。

■ カナダ調査派遣団 / 2005.2.14

 先日約一週間の日程で、カナダ・ソルトスプリング市へ派遣されていた漆器職人たちが、昨日帰国しました。技術交流を通し、山中漆器の新しい活路をめざすのが目的です。メンバーの中心はバリバリの若手漆器職人。田舎でグズグズくすぶっている自分と引き換え、なんと恵まれていることか。

「気をつけていっておいで」 と殊勝なはなむけの言葉とは裏腹に、『あそこはね、−30℃よりも冷えようかという極寒の世界。立ちションして○○ぽの先っちょが凍傷になるよう祈ったげるね』が本音。ところが、帰国した面々に聞くと、西海岸は海流の関係か、温暖とのこと。お土産は楽しそうな一行と美しい風景を記録した写真でした。○○ぽを切断せずに済んでまずはめでたし、めでたし。 (写真・鹿野雄一氏)

■ リーフレット企画も終盤を迎えて / 2005.2.12

 マラソン企画もいよいよ競技場が見えてきた感じです。

 無報酬とはいえ、公に預かったお金を使う訳ですから、少なくとも前回よりは良いものに仕上げたい、と素人ナリに思いはあるのですが、テンションは低レベルのままでした。それより初版時のイヤな感覚が甦ります。最初は奇麗事を並べていたのですが、競技場を一回りもしないうちに、馬脚を現し始めます。でに、テープを切ったとたん「メダルはオレのものだ」とハイエナのように群がる連中。最初から分かりきっていただけに、あー腹が立つ。と、グチの一つも出ようというものです。

 複雑なデジタル処理や進行管理を安々こなしてしまうMihokoさんや、物事をキチンと「理解」している編集長。8年前の環境とは様変わりです。とりわけ「どこまで進化するのだろう」というFK氏の熟達ぶりは驚異といわざるを得ません。「イラストを使って」・・という要請を引受ける羽目になりましたが、キッチリ、かつ着実にオブジェクトの描画をこなしています。しかし、本業やプライベートまで犠牲にして、誰が評価してくれるのでしょう? じっさい、会議では不毛な思いつき発言や、冷ややかな視線が報酬として待っていることなど、本人としても、百も承知なのです。

 意図的ではないにしろ、結果的にbinbokujiを少しずつ他人に捻じ込んでいるような・・ そんな後ろめたい奇妙な感覚に苛まされていたところ、懸案の写真モデルに強力な助っ人が現れました。この町のためなら・・と電話で二つ返事を戴いたYUKOさん。「妥協しないで、納得できるものを」ということばは、モチベーションをもう一度引き上げるための、大きな励みになりました。後戻りはできない「企画」という名のボランティア。とにかくゴールを目指して走り続けるしかありません。

■ Futagi Katsuji 氏によるイラストマップのパーツ。名所旧跡、ランドマークになる施設を、このようにイラスト化する作業を担当。そのスキルと才能+仕事振りには、ただ感心するばかり。こうしたオブジェクトなどのファイルを整理し、プリントアウトするのは女性事務局長 Mihokoさんの仕事。ひとつの企画はこうした人々によって支えられている。


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