日本のプロ野球よりメジャーリーグのスケジュールが良くできている点

基本知識:
メジャーリーグには2つのリーグがあります。イチロー・松井秀がいるアメリカンリーグと、高津・松井稼がいるナショナルリーグです。各リーグは3地区からなります

 

地区優勝・・1地区のチーム数を少なく

各リーグ3地区(東・中・西)なので、それぞれ3つの地区優勝チームが現れます。注意すべき点として、

地区優勝チームは、プレーオフ=リーグ優勝決定戦に進出します。

ワイルドカードで2位争いを盛り上げる

さらに、「3地区の2位の中で勝率が最高のチーム」にプレーオフ出場権が与えられます。このチームのことをワイルドカードといいます。

「3つの地区優勝チーム」+「ワイルドカード」の計4チームでプレーオフが争われ、リーグ優勝が決まります。

プレーオフ(リーグ優勝) → ワールドシリーズ(世界一)

2つのリーグ優勝チームが決まると、そのままワールドシリーズへ突入し、クライマックスを迎えます。ペナントレースからワールドシリーズまで、まさに流れるように盛り上がっていきます

よくできてますねー。シーズン終盤は消化試合でシラケまくる日本のプロ野球とエラい違い なのです。私が最初にメジャーリーグを見るようになった年は、シーズン終盤に消化試合がほとんどないことにえらく感心したものです。

 

地区間の対戦

「マリナーズは西地区の1位!けど、リーグ内では8位なんだけど 」

ということが頻繁に起こるとファンは白けてしまいますよね。せっかく地区に分けても、リーグ内での厳密な順位付けができてしまっては困るわけです。

メジャーリーグの場合、基本的に、「同じ地区のチーム」との対戦が中心になっています。たとえば、アメリカンリーグ東地区のヤンキースの対戦数は、だいたい、東:中:西=2:1:1 です。つまり、同じアメリカンリーグ東地区との対戦が多い。

したがって、たとえば、東地区と西地区の優勝の価値は単純には比べることができません。(逆に、 勝率を単純比較するワイルドカードについては多少問題が残ります。)

(余談ですが、西武の星野球団代表は「パ ・リーグ4チームだと無理だから1リーグ」と言っています。しかし、イチローがいるアメリカンリーグ西地区 だって4チームです。むしろ、多すぎるより はるかに良い。セ・リーグは交流戦OKと言っているのですから。)

リーグ間の交流戦

さらに、メジャーの場合リーグをまたぐ交流戦が実施されて人気です。なぜ人気かと言えば別リーグの対戦は「普段見ることができない対戦だから」です。

先日、報知スポーツに、プロ野球1リーグ制のメリットとして、

と書いてありましたが、日常的に開催されたら、それは夢のカードでは ありませんよね(「良いカード」ではあっても)。 オールスター戦、アメリカバスケットのドリームチーム、などなど、これらが「夢」なのは、普段見ることができないからです。

 

以上、誉めまくりましたが、メジャーリーグにも大きな問題点があります。 また、日本のプロ野球よりは遙かに良いものの、NFL(アメフト)のシステムと比べるとやはりゴチャゴチャしすぎています。

 

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最終更新 2004/08/06