bibliotheca hermetica 叢書



 

 

  このたび、勁草書房から BH の全面プロデュースによる新シリーズ bibliotheca hermetica 叢書 (BH 叢書)を立ちあげることになりました。『ヘルメスの図書館』を標榜する本シリーズは、西欧ルネサンスや古代から近代のインテレクチュアル・ヒストリーなど、まさに BH ならではの万華鏡のようにカラフルで楽しい知的なドキドキを満載したもとなることでしょう。海外の重要な作品の翻訳や本邦の研究者によるオリジナル作品を意欲的に収録していく予定です。乞う、ご期待!

 

  このシリーズの運営には専門家や研究者だけではなく、意欲をもった知的好奇心ある一般の人たちも色々なかたちで参加できるようにしたいと思っています。すでにキルヒャーをふくむ初期近代のジオコスモスについての本の計画には、あの超有名ブログ『石版!』を主宰している紺野正武氏もコメンテイターとして参画しています。一般読者の代表として、企画段階の本の原稿を読んで思ったことや気づいたことをフィードバックしたいと考えている方は遠慮なく申し出てください。また、お知らせをツイッターでつぶやいていただくだけでも、ありがたいです。

 

  もともと僕は、2012年のメガ・シンポの直前に永眠された謎のディオゲネスこと伝説的な編集者・二宮隆洋さんのつくってきた日本におけるインテレクチュアル・ヒストリーの殿堂たる二宮ワールドの諸作品から多くを学んで育った人間ですし、結局のところ最後の最後まで運命のいたずらにより一緒に仕事をすることはなりませんでしたが、二宮ワールドのスピリチュアル・チャイルドであると思っています。ということで、このシリーズは氏の御霊に捧げるものにしたいと考えています。版型は A5 の縦組みで傍注形式となります。第一弾は、2013年の夏にお披露目できるでしょう。(201212月記)

 

 

 

第1弾

榎本恵美子 『天才カルダーノの肖像:ルネサンスの自叙伝、占星術、夢解釈』 (20137月)

   

エミーさんの半生をかけた探求!

 

 

 

第2弾

菊地原洋平 『パラケルススと魔術的ルネサンス (201312)

第一回 ミクロコスモス大賞 受賞者のデビュ作

 

 

 

3

A・グラフトン 『テクスト擁護者近代ヨーロッパにお人文学誕生』 (20158月)

 

 

 

シリーズ姉妹編

 

C・ポンセ 『ボッティチェリ 《プリマヴェラ》 ルネサンス芸術コスモス、タロット』 (20161月)

 

 

 

A・グラフトン カルダーノのコスモス:ルネサンスの占星術師』 (2007年)

 

 

 

 

 

以下の続々と刊行される予定のBH叢書のラインナップです。

 

プリンチーペ (ヒロ・ヒライ訳) 『錬金術の秘密』 (2016年予定)

山田俊弘 『ジオコスモスの変容 :デカルトからライプニッツまでの地球像』

加藤喜之 『スキャンダラスな神の概念 : スピノザ哲学と神学者たち』

根占献一 『西欧ルネサンスの世界性 : イタリアと日本』

マルシリオ・フィチーノ (根占献一ほか訳) 『プラトン神学』

 

 

皆さまへのメッセージ

 

なんとも魅力的なシリーズだと思いませんか?

出版したい著作の原稿を抱える方がいましたら、遠慮なくお気軽に相談ください。

カネなし、コネなしの方も歓迎です。

 

良質な内容をモットーとする BH 叢書は、しっかりとした学術面でのアシストをおこないます。

この作業には多くの労力と時間がかかります。そのため、編集補佐を常時募集しています。

お気軽に相談ください。

 

また、この学術編集作業を円滑にするために寄付をしてくださる熱意あるサポーターも歓迎しています。

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