
銃器アイコン製作講座 製作 怪人三七型 mail mmmmmtttt37渦巻q.email.ne.jp 渦巻を半角の@に変更してください
実際に私が銃アイコンを作る過程を公開します。参考にしていただければ幸いです。
このようにして作ったアイコンはWarbirds内のアイコン&お絵描き工房へ投稿しています(無料配布も行ってます)。
題材選び
今回製作する銃アイコンはシグ社のP239です。
拳銃の場合オートマチックの方が断然作りやすくなります。
リボルバーの場合シリンダーの部分が初心者には相当てこずります。(私も二個しか完成させてない ぉ)
ここで注意することは作ろうとする銃が実在するかどうかです。
映画、漫画、アニメ、ゲームなどで登場する実在しない形の銃は版権の問題が発生します。
下準備
資料探し
手持ちの書籍、雑誌、ネット上の写真で充分です。
左側面を写したものがひとつでも作れないことはないですが、いくつかの角度から写したものがあると凹凸部分など形状がはっきりして作りやすくなります。
注意するのは写真が実物ではなくてモデルガンやガス・電動ガンである場合です。最近のものは再現度も高くなってますが、サバイバルゲーム用のものはBB弾発射用にある程度変更されているのでそのまま製作には使えるとは限りません。(漫画でもたまにパーティングラインが描いてあったりするし)
また同じモデルの銃でも写真によって少しづつ形状が異なる場合があります。これはメーカーによるマイナーチェンジや個人、ショップによるカスタムのためです。いくもの資料を比較参考してどの形を再現するか決めます。
もうひとつPCで描く前に紙に鉛筆でスケッチをします。こうやっておくことによって銃の形状把握がよりしっかりします。
製作開始
私はWindows付属のペイントで作ってます。
下準備で用意した左側面の写真をもとに製作して行きます。
今回の銃P239は全長172mm、拳銃のアイコンは1cmを5ピクセルで表現するのでアイコンの全長は 17、2×5=86ピクセルになります。
図1が手持ちの本に載ってた写真ををスキャナーで取りこみ縮小したものです(2倍して表示してあります)。
実際は85ピクセルしかありませんが、これくらいくらいなら作りながら修正できます。

次に輪郭線をつけて行きます(図2)。
白黒の写真を使っているので赤で描いていきます。色がつぶれてわかりづらいところは加工前の写真を見ながら作業しますが少々省略しても構いません。あとで修正します。
一通り輪郭線を描いたら(図3)それ以外の部分を消していきます。青色を使って消していき最後に赤、青を黒、白に変えます。(図4)

これで線図の出来あがりですが不自然な部分の修正、足りない部分の追加をします。全長が1ピクセル足りなかったのでそれも直します。(図5)
色をつけます。

この銃はスライド部分の白とフレーム部分の黒から出来ているのではじめにその2色を用意してそのまま着色します。(図6)
輪郭を含めた異なる色が隣あう線を塗りつぶします。(図7)
最初に作った色の明度だけ変えたものを用意します。5色程度が目安になります。今回は白い方を4色、黒い方を7色作りました。画面上にパレットを作っておけばスポイト機能ですぐ拾えます。
ファイルサイズを小さくするために使用する色は背景を含めて16色に抑えます。銃器は素材(金属、木、プラスチックなど)の色をほとんどそのまま表現するので少なくても問題ありません。今回は4+7+1=12色使ってます。(図8)

ここまで色をつけたところでグリップ部分の形状に違和感を覚えたので修正しました。気になったところは見つけ次第修正します。(図9)
形状に応じて陰影をつけていきます。左上から光があたっているようにするのが一般的です。角張っているところは隣り合うドットの明度の差を大きくつけ、丸みを帯びているところは緩やかに明度を変えていきます。(図10)
ハンドガンの場合1cm平方をたった25ピクセルで表現しなければならないので細かいところは省略する必要があります。ネジの頭やマガジンキャッチ・セーフティー部分の溝など、それから文字やロゴの部分もです。(図11)

グリップにP239の文字が平行四辺形の中に浮き彫りになっている部分は空いた部分に作っておいてコピー&ペーストでアイコン内にはめ込みます。(図12)
平行四辺形は縦の辺を3×9、横の辺を15×3と切りのいい数字で斜めの線を作ってあります。(図13)
グリップの砂地部分をチェックで表現します。斜めの直線をならべて作ります。ここでも陰影をつけて形状を表現します。(図14)

仕上げに背景を白に戻して余白を1ピクセルづつ残しますがこの段階でも気になった部分は修正を加えます。
最後にPNGファイルに変換して完成です。その際に背景を透過色にします。
変換する機能はWin98のペイントソフトにはついてませんが、ネット上に無料で配布されているソフトが利用できます。(私はスキャナ付属のソフトを使用しています)