参加者  藤田、田中2
行程
8月12日
 PM10:00 西宮発
8月13日
 AM06:00 谷川ロープウエー乗場
 盆の間は車はここまで、有料駐車場に留める    (1日=500円 屋根付き)
   
       
 約30分でマチガ沢出合              さらに30分で一の倉出合

 駐車場にテントを張り偵察、二張りのテントはあるが人影なし。混雑を予想したが意外。
 アプローチの偵察で今日はのんびり、しかし山と云うのに蒸し暑い。

8月14日
 05:00 出発、すでに1パーティーが前を行く。雪渓末端から取り付き、右岸を詰め、残置ロープの
 あるリッジを登る。ブッシュの急登を進む。ヒョングリ滝の上の雪渓への懸垂場所。通常はクライム
 ダウン可能だろうが、昨夜の雨で滑る、懸垂ロープをセット。3パーティーが重なり少々時間をくう。
 今にも崩れそうな雪渓をそうっと渡り、対岸の衝立スラブにたどり着く。

   
   30mほどの懸垂         このスラブに、右から回込む    潅木体を過ぎてテールリッジ

 このスラブからテールリッジは思った以上にキツイ、衝立岩中央稜の取り付き地点から左に回って
 烏帽子スラブをトラバース。 2時間半で南稜テラス、久しぶりの本チャンとこの暑さ、予想通りである。

 1ピッチ(4級 30m)、右から廻り左、右、でチムニーを越したところでビレー、2ピッチ目は3級のフェイス
 このとき雨がちらつき始める。岩が滑っていやな感じ。
 3ッピチの草突きを前に雨粒が大ききなる。しばし思案。空は黒い雲も出る。一瞬、明るくなり始め
 たが、すくにまた雨が強くなる。いつか前穂で土砂降りの中のクライミングを思い出す。登り続ける
 のは可能だが、快適さは望めない。向かい衝立中央稜のパーティーが懸垂を始めた。それにつられ
 たように、心残りはあるが、「撤退」

 今回は「谷川」と云うところを一度は見てみたい、登ってみたい。そんな思いからの計画ゆえ、頂上へ
 は抜けれなかったが、映画に、小説に、そして山の歌に出てくる谷川岳の雰囲気を味わえた満足の
 いく山行だった。

 ロープウエーの一般客も少なく、クライマーなど結局、4パーティーと出会っただけだ。山のレジャーは
 もう今風ではないのどろうか?
 この時期、クライマーの少ないのは暑さ(標高が低いので暑さは下界並み)と出合までの車の乗り
 入れ禁止のためか(たかが1時間程度だが)

 水上、谷川、と温泉は幾らでもあるが、日帰り温泉は高価、お勧めは町営の湯テルメ(ホワイト
 スキー場の近く)お安く、きれい。アルカリ温泉のさらっとした感じの湯でした。
 
 関西からは遠く無縁の山域かと思ってたが、西宮から夜中に出れば8時間。意外と早い。
 関越道がきれいで広く走りやくい。長岡にへの途中、魚沼あたりの風景がなにかヨーロッパの高原を
 見るようで明るく豊かそう。意外で驚き!
 最後に北陸廻りは鮮魚が楽しみ。
 

<付録1>
 下の写真は滝沢リッジ
 あのあたりで吉尾さんは雪崩にあったのか、労山の誇りだった人をなくしたよなあ。


<付録1>
 となりの衝立岩中央稜のパーティーが見える。ルートは湿っぽく、ブッシュも多く
 見た目は星印のわりには快適には思えない。



記 藤田