バガブー山群

           藤田、吉岡エ(以上BERG)、園田、吉岡ヒ(以上こぶし)、稲野(みなと)
 23日(日本時間)
  19:30発に向けて,まとまりの全くない寄せ集めの集団が関空に集合。
 23日
  12:30 バンクーバーに着く、観光客に混ざってカルガリーへのTRANSIT
  17:30 カルガリー着、直ちにインターネットで予約済みのレンタカーオフィスへ。
     街中よりかえって郊外のインターチェンンジが難しく目指す方向になかなか入れない。
     散々迷った後、これもインターネットで予約済みのHOSTALに20時過ぎ、やっと到着。
     霧雨の静かなカルガリー、明日からのバガブーに希望を持って中華料理店でまずは乾杯。
 24日
  07:30 チェックアウト、1号線をまっしぐら、CANMOREに9時過ぎに着く、ちょうど
     スーパーもOPEN、食料等の買い物。登山用品店もあり、地図などを仕入れる。
     思ったより寒いので防寒品も揃える。
  10:30 少し時間が掛かりすぎたが、いざBUGABOOへ。BUNFFを過ぎ、1号線から93号で南下。
     100Km余りでRadum-Spring、ここから95号線に入り、北上、30Km程に「BRISCO 2Km」の
     標識、これが唯一のBUGABOOに入る目印であった。
  15:00 BRISCOからのは入り口が看板もなく、迷ったが、なんとかHELI-SKI-LOGEの隣の駐車場。
     いよいよ急登と、聞くアプローチ。小雨の中久しぶりの重いザックによれよれ。
     梯子からKAIN HUTの緑の屋根がすぐ前に見えるのに、最後の急登のなんと厳しいことか。
  18:00 それでも3時間で小屋へ。いきなり気さくな地元クライマーに挨拶される。ふと隣には
     九州から来たと云う8名ほどの団体とも出会う。聞けば着いてからずっと雨にたたられ
     まだ全く登れていないとか、内心「可哀相に...」とその時は同情する。
    Bugaboo-glacierとhounds tooth  もうすぐ KAIN-HUT
 25日
     時々小雨も降る曇り空の中、CRECSENT-SPIRE方面へ偵察。小屋から30分ほど上部の
     キャンプ場からCRECSENT-TOWERの取付きを眺めながらCRESCENT-BUGABOOコル近くまで
     の偵察。近づけば岩の巨大さに圧倒はされながらも登りたい意欲も沸いてくる。
     小屋に帰れば明日以降の天気予報が書きかえられていた。「明日は曇り、金、土と晴」
     明日には帰る九州の人には悪いが「ラッキー」
   予報は衛星電話でCANADA-ALPINEに5pmに聞くのが日課
   小屋のボードの予報に一喜一憂する
 26日
     今日は取り合えず全員でCRECSENT-SPIREのMcTech Arete(D- 5.10-)を目指す。
     1時間半程で取付き、このルートが一番すっきりしている。岩が冷たいこともあり、少し
     休憩後、いよいよ登攀開始。気合の入るS氏を確保。5.9の30m、途中ルートを難しめの
     (S氏曰く10cはある)で少し時間をとるが、シュリンゲの確保点に。フォローで後に
     続くもその10cの所で敢え無くテンション。強烈な岩の冷たさに明日以降の晴天に期待
     して、今日のところはは体慣らしでここまで。他の3人は「寒い」とそそくさと御先に
     小屋へ向かってしまう。後で思えばこの時が最初で最後の登攀チャンスだった。
     教訓:「少しのチャンスもけっして後へ延ばさず決行すべき」
     天気予報をボードで知らされる。変わっとるやないかい、明日からシャワー60%、
     次が40%、その次の日は雨...小屋の管理人(名前は忘れた)も何故か分からない
     が、と同情気味の顔。山では登攀意欲、気分は全く天気と比例するもんだ。気が滅入って
     きた。それでも微かな期待とまだ入山して間もないこともあり、少しは余裕。    今回、唯一の岩の感触を味わえたMC Techの1ピッチ目をリードするS氏
 27日
     降っていた雨も10時ごろには止み、昨日とは反対方向のBugaboo-Glの末端まで散歩。
     Snow patchへはこちらからも回りこんでアプローチできそう。
     小屋近くのボルダーで1時間ほど遊ぶ。ナキウサギが側まで姿を見せる。 のどか    曇り空の中、取り合えずのトレッキング
 28日
     もう最後になるかもしれないチャンス、少々の雨なら決行、と気持ちを奮い立たせて
     朝を迎える。かなりの雨、雨、雨...意気消沈、取り合ず小屋に居ても気が滅入る
     だけ、Snowptach-Bugabooコル下まで散歩。コル手前のクレバスが多きく開いている。
     二人の地元クライマーがコルへ向かった。何処まで行けるか?
     もう気持ちが盛り上がってこない。残り1日。もう一度気持ちを奮い立たせて明日の晴
     を信じて、パッキングをし直してシュラフへ潜り込む。
 29日  今日はもう2時ごろ目覚めたまま一階で外の様子を窓から恨めし気に眺めるも一向に
     雨の止む様子はない。最悪の結果である。一本も登れないままの下山になるとは。
 08:30 もう我慢も限界、明日以降も天気は期待出来ない。諦めて下山。
 10:00 駐車場。着換えもそそくさとCANMORへまっしぐら。Motel"AKAI"になだれ込むように。
    何となく虚しい結果も久しぶりのアルコールと自炊でのステーキ等の贅沢に心も和む。
 30日
    昨日の途中に立ち寄ったBUNFFに比べ何となく落ち着きのあるこの町が気にいった結果
    もう一泊、登山用品店で聞いたボルダーエリアは見つからず、買い物とドライブの一日。
 31日
    空港への道もまたしても迷ったが早めにMOTELを出たおかげで、ゆっくりチェックイン。
    一路バンクーバへ。ちょっと怪しげなHOSTELではあったが、近くの日本食レストランで
    食事とまたしてもアルコール。
9月1日
    町へ出るにも中と半端な時間のため、早や過ぎるとは思ったが空港へ直行。
 2日
 17:45 なにはともあれ関空に着陸。疲れた体と心を引きずって我が家に帰る。


 経費(一人あたり)
 航空券 関空−カルガリー(空港税等を含む)\111,450
 ホスタル C$30 2泊 レート \86       \5,200
 KAIN HUT C$23  7泊 レート 86       \13,900
 レンタカー(23日−31日)C$1166.47 5名    \200,000
 ガソリン C$113.43 (5名)       \1,950
 個人合計                   \152,500

 但し天候不順で2日、早く下山したためこれよりは個々で余分の経費がかかった。


成功した2007年のBugabooはこちらをみてね