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どのガソリンを入れたらよいのか.ハイオク (プレミアム) / レギュラ,オクタン価,RON,AKI
それまでレギュラガソリン仕様の車を使っていましたので何も考えることがありませんでしたが,1996 年初頭に VW Vento と入れ替えたとき,ハイオクタンガソリンが指定されていて,ほんとうにそれがどの程度必要なのか迷いました.それ以降,継続的に欧州車を使っていて:
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レギュラガソリンでもエンジンが壊れるというような問題があるわけではありませんが,点火時期は遅れているようです.エンジンとしては 95 オクタンのガソリンを燃料と想定しています.圧縮比は 10.4 とかなり高めです.レギュラガソリンとプレミアム(ハイオクタン)ガソリン半々に給油することにしました.もちろん問題なしですし,これが工学としては常道です.燃費についてもこれとプレミアムガソリンとで大差はありません.問題ないという理由はおいおい説明します.大枠の理由は,異種を混ぜればもとのガソリンの量とオクタン価の重みでほぼリニアに,混ぜたあとのオクタン価が変わるということです.しばらく,レギュラガソリン 3,プレミアムガソリン 2 という割合になるようにして給油していましたが,これが限界割合でした.ノックセンサがついていることで,オクタン価が低くなると点火時期は遅れ側に設定され,それをかなり長時間記憶しています.点火時期の遅れは,エンジン音が大きい割にはトルクがないという感じや,走行し,エンジンを停止した後,夏はともかくも冬でも,電動ファンが数分間回っているというような症状として認識できます.(この記述は上の写真の VW A3 Vento ADY についてのことです.Bora AZJ, B5 Passat ADR, Jetta BVY でもほぼ同じ状況です).
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"燃料は「熱」を得るために買う" ということ.発熱量と オクタン価 / セタン価 とははおおまかには無関係.
ガソリンの話をするときに,まず最初に大枠で了解しておいてもらわねばならないことは,石油系 燃料の単位質量 (重量) あたりの発熱量 は,各種ガソリンのあいだだけでなく,灯油や軽油などを含めて,ほぼ同じであるということです.その値はおよそ 10,600 kcal/kg, 44 MJ/kg です.この理由を簡単に言いますと,石油系の燃料はどれでも,概括的に (C1H2)n というような単純な炭化水素として表現できるからということになります.n の概略値はガソリン,灯油,軽油などで順に大きくなりますが,発熱量は n の値にはほとんど依存しません.重さで買って来るなら,どの燃料でも熱発生の能力はほぼ同じ です.酸化剤との 理論混合比 も変わりません.燃料を買うということは燃料の持つ化学エネルギーを買うということですが,現実には化学エネルギーに比例した値段がついているわけではないのです.もちろん,レギュラガソリンとプレミアム (ハイオクタン) ガソリンについてもこの事実は変わりません.
燃料の持つ化学エネルギーは,その燃料が燃やされたとき,ほとんどが熱に変わります.その割合を 「燃焼効率