蜂の巣いろいろ
写真は駆除依頼の際に撮影したものです。。

視聴率稼ぎのTVの影響により、依頼主が無駄銭を使い、駆除する必要のない蜂達まで駆除されています。。

 

スズメバチは、本当は無駄な攻撃はしてきませんよ。。

 

 

 
コガタスズメバチ
スズメバチと言えば、まず誰でも思い当たるのがこの種類で、スズメバチの代表と言ってもいいくらいです。
軒下・樹木などに営巣しますが、性質は凄くおとなしいです。
巣の大きさは最大でもバスケッボールくらいです。
営巣場所により、駆除する必要はありません。。

注意点としては・・・
草取り中や剪定中に、そこに巣があるのがわからずに樹木をゆらしてしまうと・・刺されます。。
あとは、巣の表面にハチが留まっていることが皆無ですので、『 空き巣かな?? 』 と思い、巣に近づき、巣を取ろうとして刺激を与えると、ワサワサと出てきます。。

巣を刺激しない限り、刺されることはありません。。

巣を刺激いなければ、こんな近距離でも平気です。。(コガタスズメバチの場合。。)

ほお擦りしても・・平気・・「×」が出入り口です。。(中の蜂達は・・元気です。。)

通常の駆除はこんな感じです。。
蜂防服は暑いので、たまにしか着ません。。

巣を刺激しなければ、コガタスズメバチに関してはいたっておとなしいです。。TV映像でやるように、近づいただけでワサワサ出てくる・・というのは、わざと巣に刺激を与えて撮影しています。。本種に関しては9〜10月の最盛期でも凶暴になることはありません。。


 



 

 ←・・初期の巣です。女王バチが1匹でここまで作ります。↓・・巣作り開始間もない頃・・

        



 

子供のイタズラで、投石された巣。
近くで宅地分譲をしていた受付の方がとばっちりを受けて刺されました。



 

 下の写真と同じ巣ですが、こちらが何もしなければ巣の直前30センチくらいで眺めていても攻撃はされません。。木を揺らさない限り、刺される危険性はゼロです。。



 

 上の状態から、枝をゆすってみると、こんな感じでワサワサと出てきます。。



 

 軒下に作られた巣。。
庭や近所を飛び回りますが、飛んでいるハチに関しては、刺される危険性は10%以下です。
本来でしたら、このような場合は、駆除の必要はありません。。



 

門番です。。
首を傾げながら、キョロキョロとこちらの様子を伺ってます。。マクロ撮影ですので、距離は10センチくらいです。。巣を刺激しなければ、本当におとなしい種類です。。



 

近所の子供により、破壊された巣。
この状態だと、かなり警戒態勢に入ってますので、巣の付近(1〜3m)を通っただけでも攻撃してきます。。刺される危険性は70%以上です。。



 

2008年9月3日現在・・
ただ今、プラケースに入れて、室内にて飼育中。。
リビングの窓際に置いておき、プラケースの透明フタは開けてあり、+網戸も開けて自由に出入りさせてます。。たまに室内をブンブン飛んでますが・・気にせず眺めています。。
この巣をケースに入れた時は、女王蜂+働き蜂の成虫は入れずに、卵〜サナギだけ残った巣を入れておきました。



 

9月7日
外壁もずいぶんできてきました。。
小学1年生+保育園児の息子達に生態観察させてます。。金魚の餌やり時みたいに、ケースを指でトントンすると・・・金魚は喜びますが、コイツ等は怒ります。。笑。。

でも、参考までに・・・
刺されると、こうなります。。(写真は刺された次の日です。。)
刺されてすぐに、初期処置はとりましたが、御覧の通りに・・
腫れの最盛期は写真を撮った2日後でした。。 
左腕の太さは一升瓶大になり、皮膚を摘むこともできないほどパンパンに腫上りました。。
骨折で石膏のギブスをつけている状態と同じくらいの太さでした。。          

刺されていない右手 

刺された左手 ×が刺された所

左手、横から


 
 キイロスズメバチ
秋口になると、遠足等で集団で被害に合ったのが報道されますが・・本種とオオスズメバチです。。
スズメバチ類の中では、小型で、体色が濃い目のキイロ〜オレンジ色をしています。通称 『 アカバチ 』 と呼ばれるのがこの種類です。。引越しをするハチとしても知られています。。

営巣場所は、軒下・樹木・屋根裏・破風板の中・コンクリートの裂け目・橋の下・放置タイヤの中・・など、あらゆる場所に営巣します。。
初期の段階では、閉鎖的な場所に営巣し、ある程度働き蜂の数が揃うと、別の場所に一斉に新築工事を始めます。。そのため、1週間前には何もなかった所に、突然バレーボール大の巣が現れたりします。。

性格は、コガタに比べやんちゃです。。

コガタスズメバチと大きく異なる点は、何匹かが常時巣の表面にいて、常時巣の工事をしてます。。
また、巣の規模も大型になり、大きなものでは最盛期になると10000匹以上になるものもあります。。
 



 

  キイロの場合、こんな感じで巣の表面に何匹もとまっているのが普通です。上のコガタの時みたいに巣を刺激したわけじゃありません。。

    



 

  オオスズメバチに襲撃されずに、ここまで大きくなるのは珍しいです。。この巣は、 『 縁起物 』 として駆除しませんでした。。

 

真下から見ると・・
鉄柱の間(中心〜中心)は
約90センチです



 

 −1 ×の所に営巣してました。。↓



 

 −2 ↑の巣です



 

 換気扇も多いです。。



 

 2階の屋根部分にできた巣です。。地上から8mくらいの高さ+隣は山でしたので、危険性もあまり無いので駆除しませんでした。。



 

 Α檻 家の土台部分のクラックから出入りしているキイロ
『↑』の部分が出入り口でした。。



 

 Α檻 壁を剥したら・・・あらら見事な巣が・・


   
 

 

 

 


ヒメスズメバチ
本種のみが尻の先端が黒く、簡単に他のスズメバチとの見分けができます。。
オオスズメバチについで大型ですが、性格は、スズメバチ類では、一番おとなしく、手で握ったりしない限り、まず刺されることはありません。。巣を刺激しても(・・っても一般の人が本種の巣を実際に見れることも稀ですが・・)威嚇はしてきますが、刺す行動はしてきません。。

カブトムシ取りに行くと必ず見かけますが、後から来たカナブンにさえ樹液を横取りされます。。刺されることはまず無いですが、大き目の羽音に加え、口を 「 カチカチ 」 鳴らしながらの威嚇行動はスズメバチ類の中では一番です。。その為に凶暴だと誤解されてるのが本種です。。本種に関しては、巣の近くでなくても 「 カチカチ 」 と口を鳴らしながら威嚇行動をしてきますが、刺されることは99%ありません。。


営巣は、土の中・屋根裏・雨戸の戸袋部分・床下など、閉鎖的な場所を好みます。。軒下や樹木など開放的な場所には、まず営巣しません。。( 営巣例は稀にではあります。。)
巣の規模としては、せいぜい100匹程度の小規模な家族構成になります。。
本種に関しては、駆除する必要はありませんし、人的+家屋に対する被害も皆無です。。
 



 

 閉鎖的な空間に営巣しますが、他のスズメバチと異なり、下位部は開放して作ります。



 

セグロアシナガバチの巣を襲撃しているヒメスズメバチ。。主食がアシナガバチです。。



 

 こちらは、古い巣ですが、写真のように花瓶を逆さまにしたような形になります。ちなみに、左側の角材の幅は3寸5分(11.5センチくらい)です。。
下のモンスズメバチの巣にも見えますが、巣穴の大きさの違いにより、ヒメスズメバチと断定しました。。

 

 


モンスズメバチ
ぱっと見、コガタスズメバチに見えるけど、身体の縞模様が波打ってます。。
他のスズメバチが夜に行動しないのに対し、この種だけは夜でも飛び回っています。。
ただ、水戸・ひたちなか地域では、生息数が非常に少ない種です。。
駆除依頼100件中に1件あるかないかくらいの希少性です。。

山間部に多く、主食はセミです。。
この種もキイロ同様に巨大な巣になります。。
攻撃性はキイロより劣るそうですが、私にはこちらの方が一斉に飛び出しきて威嚇行動するので、怖いです。。

下の写真の営巣場所確認の際、何もしていないのに、一斉に飛び出してきて威嚇行動されました。。
その数100匹以上で、ワタシの身体のまわりをブンブンとな・・・
ヒザパン+Tシャツ+便所サンダル姿だったので・・
動けねぇ〜〜〜〜〜。。かみさんは、5mくらい離れた所で笑い転げてるし・・・



 

下部が開放的な巣です。。
その為、戦闘態勢に入ると、一度に大量に出てきます
 

チャイロスズメバチ

画像準備中


オオスズメバチ

営巣場所:地中
ハチと呼ばれる昆虫の中では、世界最大・世界最強と言われるのが本種です。。
ミツバチ・キイロスズメバチの巣を襲撃する〜〜全滅に追いやるハチとしても知られています。。
また、一般の方が本種に集団で襲撃されたら・・・命の危険性があるのも事実です。。

アナフラショック??
・・いえいえ、毒の強さが半端じゃないです。。

では、そんなに凶暴か??
と、言うとどうでしょうね?
昆虫界では頂点に立っていると思います。。弱肉強食の世界ですので、昆虫同士では凶暴でしょうね。。
人間に対してはどうか??
はっきり書いちゃうと・・・
通常の生活上では、巣を刺激しない限り、刺されません。。
子供達のカブトムシ捕りの時は注意が必要です。。木を蹴飛ばしたりするので、巣の近辺じゃなくても攻撃態勢になることが多いです。。

 



 

オオスズメバチの女王蜂です。。
道路で 「 うずくまってた 」 のを かみさんが拾ってきました。。

車にぶつかったんでしょ。。
連れて来た時には、瀕死の状態で口から泡を吹いてました。。



 

デカイです。。
左前足を欠損しましたが、元気になりました。。



 

お腹がすいていたんだろなぁ〜〜。。
カブトムシゼリーをあげると、勢いよく、くらいついてました。。
飛べないので、プラケースに入れて保護していましたが、数日後天国へと旅立ちました。。

急に丸まる(ハチの最後が近いと丸まります・・)になったので、メイプルシロップをあげると、美味しそうに舐めてました。。舐め終わると動かなくなりました。。

 

 



 

駆除業者についての注意点。。

ハチ防服も安くなり・・・
駆除金額は、世間的には高額なので・・
ハチの知識や駆除経験の全く無い人まで、スズメバチ駆除に参入してくるようになりました。。

ひたちなか市の指定業者では、どの業者に依頼しても、チェックシートを参照しますので、料金は変わりませんし、どの業者も経験&知識は豊富です。。 ( 駆除の仕方はそれぞれ違いますが・・ )

ところが・・
某地域の役所の登録業者は・・

役所に業者登録依頼があると、全て登録していますし、料金は業者任せです。。
ワタシは、ひたちなか市の例を挙げ、何度もチェックシートによる料金の統一化をするように要望致しました。。
担当に、毎回言われたことですが・・
「ひたちなか市の業者は談合しているんですか??」
某地域・・・
料金は業者間でマチマチですので、依頼主にすれば当たり外れがあります。。
+来るもの拒まずの姿勢ですので、スズメバチの駆除経験や知識が無い人が平気でプロ顔をしています。。
この頃は、ネットで簡単に知識を得られるので簡単にプロ顔ができますし、あとは、駆除時に命がけの度胸だけです。。
「オマエ駆除などやったことねぇ〜〜だろ・・」・・
ワタシの知る限り、HPに堂々と(〇〇市町村名)指定業者と載せている奴が・・2社以上8社未満。。

上の方で、スズメバチは凶暴じゃありません・・
と、書きましたが、それは人間がちょっかいを出さない通常の生活上での話です。。
コガタスズメバチさえ、性格を無視した駆除の仕方では、集団で凶暴になりますよ。。
殺虫剤+間違った駆除の仕方をすれば、ハチ達は凄く凶暴になります。。子孫を守る+命のやりとりですので当たり前な話ですが・・・

知識の無い業者が駆除すると・・
2次被害で依頼主が危険にさらされますよ。。

ワタシの場合は、完全駆除ですので2次被害の心配は皆無ですが・・

ワタシがスズメバチ駆除を始めた1990年代初〜中頃にかけては、ハチ防服は¥30万以上しました。。
そんな高い服など用意できるはずもなく、ワタシは波乗り用のウェットスーツ+ダイビングショップで作ってもらった目の部分だけくり抜いた首の付け根〜顔全体を覆うマスクで作業してました。。

 

スズメバチトラップについて

某国営放送の「ご近所の***」で紹介されてから、ペットボトルで自作したり、ホームセンターで買ってきて、庭先にぶら下げている人も多いと思います。。
色々なハチの観察や生態調査をしたい方はそのままでいいけど、駆除目的でぶら下げている場合は、すぐに撤去してください。。
何故か??・・って??
本来ならば絶対に立ち寄る事の無いハチまでもが次々と匂いに誘引されて飛んで来ます。。
そればかりか、仲間を呼ぶ為のフェロモンを付近に付けていきます。。下手すれば、ハチの大群が押し寄せて来る事も十分に考えられます。。

実際にワタシの自宅ベランダにて実験してみたら・・・
♪ブンブンブン〜〜ハチがとぶ〜〜♪
集まってくる蜂達を、子供と一緒に観察してました。。
ただ、駆除目的ではなかったので、テッシュでハチ達が溺れないようにしときましたが・・



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