またすぐいなくなると思いますよ。


またすぐいなくなると思いますよ。
「お前さ、西郷隆盛みたいだよな」
僕は嬉しかった。西郷隆盛といえば幕末から明治初期にかけて活躍した近代日本を代表する人物であり、
そんな人物になぞらえられることは光栄といわねばなるまい。
まあ、普段から?自分の?常人とは違う行動には気づいてましたけど?(主にバイキングとか大盛りとかで発揮されます)
「ただ風貌は西郷隆盛みたいなのに一向に英雄の気配を感じないよね」
『一向に』という部分に悪意を感じる。
「あ、でもさ西郷隆盛ばりには食べるんじゃない?」
お前は西郷隆盛の食べっぷりを見たことあるんか。
この前、バイキングにいった。
バイキングに行くと一心不乱に食べるのだが、ふと気づいた。
一心不乱に食べ物を貪っているとハムハムいっていることがある。
漫画か。
やあ。
ぼく、たきょし。
よろしくね。
最近老化が始まったのか人の名前を覚えたり、思い出したりということが難しくなってきた。3分前に自己紹介されたにも関わらず相手の名前を忘れてしまうという体たらくぶりである。
あまりにも情けなくてこれを書いている今も涙が止まらない。
そもそも僕は以前から記憶力が良いほうではない。テストの暗記は当然のことながら苦手であり、食事に関してもよく考えてみると3日連続でカレーを食べていたりするようなところがある。
もしかするとそれはただ単にカレーが大好物なのではないかといわれるかもしれないが実際にその通りである。しかしよく考えてみて欲しい。ただカレーが好きなだけであれば昨日はカレーライスを
食べたのだから、今日はカレーうどんにしてみようといったバリエーションをつけることが可能なはずである。それにも関わらず僕は3日連続でカレーパンを食べていたりするのである。
昨日食したことを忘れ、今日もカレーパンを貪りつづける。完全に脳みそがイカれているとしか思えない。
そういえば最近はカレーからめっきり遠ざかっている。今日あたり作ってみよう。カレーの決め手といえばなんといってもタマネギである。みじん切りにしたタマネギを飴色になる
までじっくりと炒めつづける。この工程がなければそのカレーはカレーではないといっても過言ではない。タマネギを切ると涙が出る。目が痛い。しかしどれだけ涙が溢れようとタ
マネギを炒めつづけなければカレーは完成しないのである。とにかく炒めつづけろ、涙を堪えて。
ところで僕はどうして泣いているのであろうか。
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