木村教授指摘「地震の目」がさらに南下 M9震源は伊豆小笠原海溝中心部

                                                        2012年 4月14日

琉球大学木村政昭名誉教授作成の「巨大地震&噴火予想図」3月29日付で更新されたのを今朝知りました。(資料作成日は3月29日となっていますが、ホームページに掲載されたのは今朝です。)

まずは木村先生の記事をご覧下さい。

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(木村政昭ホームページより 引用開始)

フィリピン海プレート東縁の地震に注意?   2012年 3月29日

東日本大震災後、首都圏大地震東海・東南海・南海連動スーパー巨大地震説が出されています。しかし、そこには地震の目は見あたらないようにみえます。
私には、図のように、フィリピン海プレート東部の地震の目(2026±3 M9.0)が気になります。発生推定時期はまだ先のことのようですが、今後の監視が必要と思われます。

推定震源域に近い陸地は、鳥島ですが、そこは無人島です。


●巨大地震&噴火予想図最新版(2012年 3月29日版)


(引用終わり)

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昨年まで木村教授は、茨城沖、千葉県北東部、千葉県東方沖などに巨大地震の目を指摘していました。

それが、著書やホームページを更新するたびに「茨城沖」「千葉県北東部」「千葉県東方沖」の順に地震の目が消滅して行ったのです。

それと同時に八丈島や鳥島と言った「フィリピン海プレート」新たな地震の目が急浮上することとなりました。

このことから、太平洋側で新たな地殻変動があると見て、私は以下のような仮説を立てました。

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(1/28 フレッシュビーンズ ホームページ「その他のコラム」より)

●私見 「地震の目が急速に変化(南下)した理由」について

@東北・北海道地方に位置する「北米プレート」と「太平洋プレート」日本海溝を挟んで強く押し合っている。南からは「フィリピン海プレート」が北上したがっている。(千葉沖の三重会合点で押し合っている)

A左右からの強い圧力と、南からの強い圧力南北に逃げ場のない「東北沖」「東日本大地震」が発生した。日本海溝の南側房総半島沖合いで、残ったこの部分に強い圧力が集中し、ここに、次々に「地震の目」が発生した。

B北米プレート太平洋プレート固い岩盤であるが、すぐ南のフィリピン海プレート比較的柔らかい地盤であることが知られる。房総半島沖合いはこの3つのプレートがお互いにせめぎ合って圧力を高めていたが、ここに来て地盤の柔らかいフィリピン海プレート西側に押し出されるようになった

CBによって圧力の解放された「茨城」〜「千葉」方面の地震の目次々に消滅して行くことになった。

D押し出され、新たな圧力を受けたフィリピン海プレートに、地震の目が出来、それが急速に成長して行くことになる。

EDの結果、「伊豆(八丈島)東方沖 2012±3年 M9」「鳥島南方 2018±3年 M8」巨大地震の目が出来た。

F2012年元旦に鳥島近海M7.0の地震(東京で震度4)が発生したのはその大きな合図。

(1/28記事 引用終わり)

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千葉沖の三重会合点には、おそらくM9クラスに及ぶ巨大な地殻圧力ごく最近まであったのだと思います。もし、これが2枚のプレートによるせめぎ合いであれば、今頃、M9超巨大地震が発生していたかもしれません。

幸いなことに、千葉県房総沖は「三重会合点」です。太平洋プレートと北米プレート固く強い地質なのですが、その南にあるフィリピン海プレート柔らかいため、地殻の圧力の逃げ道になったのでしょう。

三重会合点は、南に柔らかいフィリピン海プレートがあることで、一種の「免震装置」となっているのかもしれません。

蓄積された歪み
まず八丈島東方沖にM9の地震の目をつくり、さらなる地殻変動鳥島近海にまで地震の目が南下したものと考えられます。

短期間でこれだけ地震の目が動くと言うことは、それだけ「高い圧力」があったことと、「フィリピン海プレートの柔軟性」があったからだと思います。また、そうでないと説明がつきません。

今、各方面で指摘されている様々な巨大地震や噴火に対する木村理論の答えは、現時点では以下のようになります。

@現在、房総半島沖合いでM9クラスの地震を予測する声が多いです。(私もこの考えは依然として頭に置いております。)しかしながら、木村先生の予想では、巨大地震にはつながらない。

A現在、伊勢湾〜沼津〜神奈川にかけて大規模な海水の干退現象(潮位が下がる)が発生し、三連動巨大地震の前触れと言う声も聞かれます。これも「巨大地震の目」が無いことから、発生はない。

BM9超 東北沖アウーターライズ超巨大地震は起こらず、2020年頃予想のM8クラスにとどまる。

C直近の懸念は噴火の目が形成されている富士山の噴火2011年±4年)。


 上記記事の内容は、(木村先生の記事を除き)すべて私的な想像に基づくもので、専門的な根拠の薄いものですから、あらかじめご承知下さい。


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