壊してはナオす!
    (07年冬の記録:累計走行距離135,000マイルで)



 

    〆て2万円近くの出費となったが、残ったものはノウハウと工具。
    ただし、ノウハウ(というより失敗録)は使わないとすぐに忘れてしまうのが玉に傷(忘れないようにこうして記録する)。



 

固定用のキーがプーリーを削ってしまった半月型の固定キーが削れている(下が新品)














クランクボルトが次第に緩み、前にせり出したため、プーリーのダンパーが削れ、さらに固定用のキーも削れてしまった。


クランクプーリー(ダンパー)の削りカスがびっしりとタイベルルームにこびり付いていた。
たった1年、というか1年の間に徐々に緩んで次第にキーとプーリーを削ったその削りカスだ。

またまたタイミングベルトの取り外しを行う羽目になった。(通算3回目)






















クランクシャフト自体も少し削れている。弱った。


 よく見るとクランクシャフト自体も削れている。 
 
 LRO誌(2000年6月号workshop 200Tdi engine rebuild特集)では糸状の筋がどうのこうのと書いてある

 はたして使用に耐えうるか。
 
 こういう時はマイクロメーターで計測するのがいいのだろうが、
 いかんせん マイクロメーターなるものは欲しいが持っていない。
 第一、生まれてこの方使ったことがない。
 ノギスで計ってみると削れていない部分との差は0.2ミリある(いい加減?)。
 
 新しいプーリーを嵌めてみると奥の正常な方と比べて若干ガタを感じる。

 そこで、ホームセンターで厚さ0.1ミリなる銅箔テープを購入してきた。
 本当はステンのものを欲しかったが0.04ミリ厚の物しかなかった。
 ガタは感じなくなったが、果たしてもつか‥‥・
















即席のプーラーでは案の定手こずったが、相当サビていたからか。


タイミングギヤにはM5ピッチの穴が3つあるが、3穴のギヤプーラーを持っていない。
M5のボルトは近所のホームセンターでは8センチ長さの物までしか扱っていない。
金物屋で30センチのステンの通しボルトを入手し半分にカット。
そして、手持ちの大きな座金にドリルで穴をあけて応急の3穴のプーラーを作り外した。
(タイミングギヤはこのとおり錆びて固着していた)







 これで一応きれいにした(つもり)
 オイルシールも交換し、固定用のキーも装着した(削れたほうだけ)。


















 新しいダンパーを装着し、加工したSSTで回り止めをしようとしたらSSTがうまく入らない。
 古い方に合うように加工していた私がアホだった。
 新しい方は鋳物のバリ取りがしてないようだ。再度SSTを加工し、さらにダンパーもヤスリで削り、ようやく回り止めは効果を発揮できた。
 それにしても新しい物でもバランスを取った形成がないのは国民性なのか、それとも英国の修理屋さんは自分でバランスを取ることが前提なのか。

 そして、341Nmの力で固定した。(200Nmまでのトルクレンチしか持っていないので プラス10Kg/m強はテルクレンチで継ぎ足した。 

いいもの発見(使いきりロックタイト1個275円也)





修理が終わり、ふと振り返ってみると、自分の覚えのためにクランクプーリーの記事を抜粋していていたことに気づいた。
購入当時(7年も前)LRO(Land Rover Owner international)誌の記事を訳もわからずに訳していたが、そのとおりになった。
削られたクランクプーリーのダンパーを見てみると、確かに鍵型のひび割れが入っている。
もっとも、このひび割れでどうにかなったということではないと思うが‥‥‥。


 

























 やっぱりかからない
しっかりとマークをあわせ、タイミングベルトを取り付けたはずだったが、またしてもエンジンがかからない。
おかしい、どう考えても間違えた箇所は思いつかない。
慎重に慎重にやったはずである(同じ失敗を2度もする素人!)。
ベルトを外す前にフライホイールの回り止めをして噴射ポンプギヤもSST(ただの8ミリの6角レンチ)で固定していたしカムギヤも動かしていないはずだ。
そうは言っても部品を外さなければ様子はわからない。
どこかに齟齬があることは間違いない。何しろ初爆がないのだから。

ベルト類やファンカップリングそれにプーリー類の取り外しも4度目となると慣れたものだ。

外している途中で、タイミングベルトカバーを閉めてから、最後にもう一度ダンパーのTDC位置と噴射タイミング調整窓で調整した事を思い出した。
ひょっとしたらそれが間違っていたのかもしれない。
うまくすれば、調整だけで済むかもしれない。


案の定、フライホイールの切り欠き(正しいTDCのはず)にSSTを固定すると、クランクプーリーダンパーのTDC位置とタイベルカバーの合わせ目とはズレている。
何のことはない、新しいダンパーのTDCマークは古いのとは違う位置についていたのであった(同じ200Tdiでもレンジとディスコの違い?)。
新しいのを装着して、最後の再点検の際、正しかったものをわざわざ違う位置に変えてしまったのであった。


従って、今回はタイミングベルトは外さずに、噴射ポンプ位置の変更だけで事足りた。



今回のお勉強


 新しい部品がきた時は古い物と入念に違いをチェックすること!

 過去3回はファンのビスカスユニットを取り外す時 若干苦労したが、何のことはない
上手くやればモンキーレンチで外れる事がわかった。

 

部品待ちの間についでにやったこと

  1. アクセルワイヤー交換
  2. ETC取り付け
  3. オルタネータ(オーバーホールしようとしたが結局)交換
  4. ベルト交換(エアコン、パワステポンプ)
  5. ステアリングボックスシール交換(簡易オーバーホール)
  6. グロープラグ交換