つばさの会 はじまり
「つばさの会」のはじまり

                         
   


      2000年9月登別厚生年金病院に入院中の患者が会の設立を提案

       ☆退院後の生きがいとして、市民が集う場所のバリアフリー化を訴える会の結成を
         目指しそれぞれの連絡先を名簿に記入する。

       ☆まず、はじめに「登別市 亀田記念公園」のバリアフリー公園化を目的とする。

     【設立企画メンバー】

     初代会長・・・・ 2000年5月(当時50歳)発病し一年間入院生活でした。
               肉体的には退院したときよりは、いくらか良くなっています。
               手が肩まで上がるようになってきた事と、言語が良くなって来た事です。
               亀田記念公園整備に係る意見を聞く会にも参加し、完成が楽しみです。

            ☆まだ入院中で闘病の真最中に、初代会長を引き受けていただきました。

     二代目会長・・・2000年9月、私はリハビリのため厚生年金病院に1週間ほど入院してい
               ました。
               その時、亀田公園に安心して歩ける遊歩道を作る署名活動をしょうと言
               う呼びかけがあり参加しました。
               現在は、亀田公園の福祉公園化事業、バリアフリー化などの工事が進
               んでおります。
               又、亀田公園には貴重な自然が数多く残されております。これらもまた
               大切にしながら、事業を進めてほしいとも考えています。

     副会長・・・・・・2000年7月より9月まで入院。(当時51歳)廊下のベンチやデイルームな
              どで生き方や使命について語り合いました。この繋がりを大切に思い退
              院後も、みんなでできる事を模索し、つばさの会の設立となり本当にうれ
              しいです。

     青年部長・・・・高校在学中、柔道部主将。1999年6月(当時18歳)高体連日胆地区予選
              の試合中の事故により入院。リハビリにより、車へのトランスファー(移乗)
              もできるようになり、鵡川から自分で運転してみなさんと活動しています。
              障害を持つ人も持たない人も、同じ人間として接し合い、助け合って、楽
              しんで生きていける環境作りや、人間関係を作っていける仲間を、つばさ
              の会を通して増やしていきたいです。
              そして、どんな小さな事でも一緒に悩み、考え、共に行動出来る事を楽し
              みながらやっていければいいなと思います。

     青年部・・・・・・1999年18歳の秋に入院し、当初寝たきりになるかも知れないと医者に言
              われ精神的にもどん底だった自分に声を掛けてくれたおかげで、たくさん
              の人と出会うことができました。
              こんな自分にも協力できる事があればと思いつばさの会に入会しました。
              これからもつばさの会での活動を通して自分ももっと成長して行けたらな
              と思います。

       ☆この5人の出会いから、「障害を持つ人も、持たない人も共に、いろいろな
        バリアーを超えて優しい街をつくっていこう」というバリアフリーネットワーク
        つばさの会が2001年1月1日に誕生し、その主旨に賛同するメンバーが
        いまでは、50数名になりました。

       ☆以下は、近年までの活動の新聞報道です。



     北海道新聞(2000年11月21日付夕刊より)
 


     室蘭民報(2000年11月25日付朝刊より)

       ◎市民有志などでつくる「登別のバリアフリーを考える会」が準備会を開く

       【登別】体の不自由な人や市民有志などでつくる「登別のバリアフリーを考える会」
       (仮称、発起人代表・関沢孝文さん)がこのほど準備会を開いた。
       会の名称も含め12月にも正式発足させる予定だが、当面の活動として亀田記念公
       園の「福祉公園」化を目指している。

       考える会は登別や室蘭、白老、鵡川などの賛同者約20人で発足。20日に開いた
       準備会で活動の方向性を確認した。会の名称を含め、正式には12月にも立ち上げ
       る予定だが、取りあえず活動目標の第1弾として亀田記念公園の環境整備を挙げ
       ている。

       同公園は春の桜やツツジ、秋の紅葉など四季折々の自然の美しさで知られ、車いす
       利用者もリハビリを兼ね散策しているが、段差があるなど、利用しづらいとの声が寄
       せられている。

       このため、段差のない散策路の整備(バリアフリー化)、車いす専用水洗トイレの設
       置などを要望、福祉公園化を求めていく。発足に併せ署名活動も展開する。

       同会では賛同する市民を募っており、問い合わせなどは事務局の石山高雄さん
       (レストラン・ココナッツアイランド内、電話86局5968番)へ。

       石山さんは「体が不自由な人、不自由でない人もお互いがまず知り合い、一緒に
       やっていこうということ。優しさを基調にしたマチづくりを目指し、この輪を広げてい
       きたい」と話している。


     室蘭民報(2001年5月15日付朝刊より)

       ◎バリアフリーネットワークつばさの会が、亀田記念公園の福祉公園化を目指し現
       地調査を行う

       【登別】登別市内の体の不自由な人や市民有志を中心に今年発足した「バリアフリー
       ネットワークつばさの会」(関沢孝文会長、35人)のメンバーが13日、同市富岸町に
       ある亀田記念公園の「福祉公園」化を目指して初の現地調査をした。

       発足当時からアドバイザー的な役割を担っている地元自然愛好家グループ・ヨシキリ
       の会の伴野俊夫代表らを講師に招き、メンバーら総勢18人が参加して公園一帯を
       歩いた。2班に分かれ、野鳥のさえずりや野草観察を楽しみながら、自然と調和した
       障害者に優しい公園づくりを考えた。

       調査後の話し合いで、
        @むやみに舗装化せずに自然の景観を保った整備
        A歩行だけでなく、目や耳の不自由な人に共通したバリアフリー化
        B高齢社会や心のいやしを含め全市民的な憩いとノーマライゼーションの場づく
         り―
       の総論と、 トイレのバリアフリー化や風雨、寒さをしのぐ簡易な休憩場建設といった
       具体的な福祉公園づくりの提言などが出された。

       同会では、公園を抜けて霊園に向かう市道をう回路に切り替える市の道路工事と、
       公園を流れる西富岸川の室蘭土木現業所による河川改修工事が今後数年の間に
       それぞれ進められるのに合わせ、各関係機関とも連携しながら福祉公園づくりを目
       指していく方針。


     室蘭民報(2001年7月11日付朝刊より)

       ◎亀田記念公園のバリアフリー化へ整備計画

       【登別】登別市は富岸町の亀田記念公園のバリアフリーを考慮した整備計画をまと
       めた。今年秋に工事着手、17年度の完成を目指す。

       西富岸川改修、市道富岸西路線改良工事に伴う整備計画で、公園の一部施設が
       移転・改修を余儀なくされるため、公園内の一部区域を障害者や高齢者らが安全で
       快適に利用できるように整備するのが狙い。計画策定に当たっては、身体障害者福
       祉協会、バリアフリーネットワーク「つばさの会」、視力障害者協会などでつくる「意見
       を聞く会」を4回開いてプランに反映した。

       整備区域は駐車場、管理事務所、園内のジャブジャブ川を結んだ約2ヘクタール。
       園路は幅員を3メートル、1・5メートルとし、こう配は4%以内とする。舗装はアスファ
       ルトを主材料とし、既設建物への出入り口階段部分はスロープ状とする。

       駐車場は身障者用を新設(3台)するほか、バスの乗降場、タクシー乗り場も新設。
       トイレは既存部分を改修するほか、新たに2棟を設ける。新設2棟は障害者専用が
       1棟、もう1棟にも障害者用を設置する。照明灯、あずまや、ベンチ、フジ棚、水飲み
       場、放送設備なども設ける。

       事業期間は13年度から17年度までと設定した。13年度の実施設計を経て、14年
       度から現地工事に入る。着手は利用の少なくなる10月ごろで、駐車場の一部、下水
       管の埋設などを行う予定だ。


     北海道新聞(2001年8月10日付朝刊より)



     室蘭民報(2001年9月24日付朝刊より)

       ◎バリアフリー化の方策論議、まず現況マップ作製

       【登別】公園のバリアフリー化を考える「亀田記念公園整備にかかる意見を聞く会」の
       第1回会議が22日、若草つどいセンターと同公園で開かれ、現地視察をした上で、
       意見を出し合いながら現況マップづくりを行った。

       同公園は昭和57年、市に寄贈され、市民憩いの場として人気のスポット。西富岸川
       の河川改修工事、道路工事により、公園施設の一部移転、改修が必要となっている。
       市では公園整備に当たってトイレ、散策路の段差解消などバリアフリー化を図る意向
       で、これに先立ち、広く市民の意見を聞く方針。

       メンバーは、バリアフリーのネットワークを目指す「つばさの会」をはじめ、登別市身体
       障害者福祉協会、視力障害者協会、自然愛好グループ・ヨシキリの会など22人で構
       成。「公園部会」「河川部会」といった2つの部会を設けた。

       第1回の聞く会にはメンバーのうち15人が参加。初めに、「公園を知ろう」と現地を訪
       れ、現状を把握した。この後、若草つどいセンターに戻り、道、市から河川、道路、公
       園整備などの方針が説明された。視察を通して、公園のいい所、悪い所など出し合
       い、マップの作製に取り組んだ。 作業を進めながら「マナー啓発用の看板を設置し
       ては」「コミュニケーションの場、情報発信の場が必要では」「木登りできる木を残して
       ほしい」など活発に意見を出し合っていた。

       次回からは施設の配置など絞り込みの作業に入り、今後、会議を3回程度開き、12
       月までに計画書をまとめたい考え。


     室蘭民報 (2003年3月14日付朝刊より)

       ◎バリアフリーネットも傍聴 「記者席」

       この日の一般質問で、障害者、健常者も一緒になってボランティア活動などを進める
       「バリアフリーネットワーク つばさの会」のメンバー十一人が傍聴。車イスの二人も参
       加し質疑に耳を傾けた。

       車イスでの傍聴は特に記録を取っているわけではないが、「ここ五、六年はない」とい
       い「初めてかも」と古参議員。お目当てはバリアフリーのマチづくりの答弁で、車イスで
       初めて傍聴した今野靖士さん(21)は「傍聴席に入る時の階段が」と言いながらも「答
       弁は前向きでよかった。機会があれば、また来たい」と好印象を持ったよう。

       木村純一議員は最後に、車イスの青年のエピソードを紹介。周囲の人が「君が楽しか
       ったら、私も楽しい」と交代で青年を背負い、一緒に城を見た例を挙げたが、聞いた人
       も思わずジーン。課題はまだたくさんあるものの、バリアフリーは少しずつだが浸透し
       てきているよう。今後の広がりに期待したい。


     室蘭民報 (2003年7月5日付朝刊より)

       ◎トイレ建設など登別・亀田公園の整備本格化

       【登別】西富岸川改修などに伴う登別市富岸町の亀田記念公園の整備事業が、今
       年から本格化する。既にトイレ建設には着手したほか、管理事務所も園内中央に移
       転する。さらに、こう配の解消など、園内のバリアフリー化も進めることにしており、
       平成17年度の完成を目指す。

       西富岸川は治水工事として、一部の川幅を広げるほか、子供たちが水と親しめる空
       間をつくり、市民に憩いの場を提供するために工事が行われている。

       同公園の整備区域は駐車場、管理事務所、園内のジャブジャブ川を結んだ約2ヘク
       タール。平成13年度から実施設計に入り、14年度からは駐車場の一部を整備する
       など、現地工事に取り掛かっている。

       15年度はまず、駐車場の横にトイレを設置する。利便性を考慮して、秋までに完成
       する予定だ。ただ、冬場が近いことから利用は来春からの見通し。

       管理事務所は公園中央部の既存施設を改修して活用する。工事は年内に終える予
       定。売店は今シーズンは現在の施設を利用してもらい、同川の整備の進ちょくによっ
       て新たに設ける。

       バリアフリー化については、整備区域内のこう配を4%以内として、建物への出入り
       口部分にはスロープを設け、車いすでも利用できるようにする。園路は幅員を3メート
       ル〜1.5メートルにすることで、障害者や高齢者に配慮するとしている。

       整備は平成17年度までの年次計画で進めている。完成すれば子供から高齢者まで
       が気軽に散策やレクリエーションが楽しめる公園となる。


     室蘭民報(2004年9月14日付より)




       室蘭民報(2005年6月8日付より)