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注釈付き音楽用語英和辞典

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注釈付き音楽用語英和辞典(ABC順)

a 2 ア・デュ 
【伊】 二つの楽器で。a due
a bene placito ア・ベネ・プラチト 
【発想】【伊】 随意に
a cappella ア・カペラ【伊】 
1.歌唱において無伴奏のもの。
2.教会音楽風の。

*英語においても、外来語として"a capella"の表記が行われる。

**本来、"a cappella"【伊】は、英語の"in chapel"(イン・チャペル)にあたる「聖堂における」といった意の副詞句で、それが形容詞句・名詞句化して「教会音楽」の一様式を示すようになったものである。
その為、必ずしも伴奏の無い合唱を指すものとは限らない。
(原義では伴奏を伴う形式の合唱も含む)
a cappella ア・カペラ 
【伊】 礼拝堂のために→楽器伴奏のない合唱曲
a capriccio ア・カプリッチョ 
【伊】 随意に, 自由に
a due ア・ドゥエ 
【伊】 二つの楽器で
a mezza voce ア・メッザ・ヴォーチェ 
【発想】【伊】 程良く, 柔らかな声
a niente 
【発想】【伊】 聞こえないほど小さな音で
a tempo ア・テンポ 
【発想】【伊】 rit.等で速度が変化した場合, それを元に戻す標示
a tempo 
【発想】元の速さで: =a t.
a voix forte ア・ヴォア・フォルト 
【発想】【仏】 十分な声量で, 大きな声で
abdampfen アップデンプフェン 
【発想】【独】 音を弱めて, 弱音器をつけて
abmarsch アプマーシュ 
【発想】【独】 出発
abnehmend アップネーメント 
【発想】【独】 徐々に静かになって
absatz アップザッツ 
【発想】【独】 切ること, 延ばしている音を切ること
abschwellend アップシェヴェレント 
【発想】【独】 徐々に弱く
accanitamente アッカニタメンテ 
【発想】【伊】 激しい, 精力的な
accarezzevole アカレッツェーヴォレ 
【発想】【伊】 愛撫するような
accel. 
【発想】accelerandoの略
accelerando アッチェレランド 
【発想】【伊】 次第に速める
accelerando 
【発想】徐々に速く: =accel.
accent アクセント 
【発想】【英, 仏】 = akzent
accentato アッチェンタート 
【発想】【伊】 強い抑揚をつけて
acciaccato アッチャッカート 
【発想】【伊】 強い, 率直な
Accidental アクシデンタル 
臨時記号。
"Natural Tone"(幹音)を半音階的に上向、あるいは下降して変化させた派生音。
臨時記号は、シャープ、ダブル・シャープ、フラット、ダブル・フラットで表わされる。
変化した音を元に戻す為にはナチュラルを使用する。

demiflat デミフラット 
四半音分低い音。通常の♭と左右が逆向きの記号を用いる。微分音の一つ*。
demisharp デミシャープ 
四半音分高い音。通常の♯から縦線を一つ取り除いた記号を用いる。
double flat ダブル・フラット 
𝄫  全音低い音。重変音。
double sharp ダブル・シャープ 
𝄪  全音高い音。重嬰音。
flat フラット 
♭  半音低い音。変音。
flat-and-a-half フラット・アンド・ハーフ 
四半音三つ分低い音。デミフラットの右側に♭を加えた記号を用いる。
natural ナチュラル 
♮  ナチュラル。本位。元に戻した音。
sharp シャープ 
♯  半音高い音。嬰音。
sharp-and-a-half シャープ・アンド・ハーフ 
四半音三つ分高い音。通常のシャープに縦線を一本書き加えた記号を用いる。
*cf.microtone マイクロトーン=微分音
accrescendo アックレッシェンド 
【伊】 次第に音を強く, 次第に大きく
accuse アキュゼ 
【発想】【仏】 強調された
ad libitum アド・リビトゥム 
【発想】【羅】 自由に, 随意に→演奏者のテンポに任せる標示, ad lib.
Adagietto 
【発想】Adagioよりやや速い
adagietto 
【発想】Adagioよりやや速い
adagio アダージョ 
【発想】【伊】 遅いテンポ,ゆっくりな楽章のこと
Adagio 
【発想】緩やかに, 心地よく: Adagissimo
Adagio 
【発想】緩やかに, 心地よく
Adagio ma non troppo 
【発想】緩やかにしかし甚だしくなく
Adagiomosso Andante Andanteよりやや速く, ただしやや遅くとする場合もある 
【発想】ゆっくり歩くように
adagissimo アダージッシモ 
【発想】非常に遅く
addolcendo アッドルチェンド 
【発想】【伊】 優美になる, ドルチェになる
addolorato アッドロラート 
【発想】【伊】 悲しい
adirato アディラート 
【発想】【伊】 激怒して
affabile アッファービレ 
【発想】【伊】 愉快に, 心地よく
affaiblissant アッフェブリッサン 
【発想】【仏】 弱める
affannato アッファナート 
【発想】【伊】 心配して, 悲しんで
affannoso アッファンノーソ 
【発想】【伊】 悲しげな, 苦しい
affetti アフェッティ 
【発想】【伊】 感情, affettoの複数形
affetto アフェット 
【発想】【伊】 優しく, 優雅に, 穏やかで持続的な愛情, 好意
affettuoso アフェットォーソ 
【発想】【伊】 愛情をこめて【形】
afflitto アッフリット 
【発想】【伊】 悩んで, 鬱々として
affrettando アッフレタンド 
【発想】【伊】 急いで
affrettoso アフレトーソ 
【発想】【伊】 急いで
after beat アフター・ビート
【リズム】「ビートの後ろのビート」を意味し、主として弱拍、小節の偶数拍を指す。
加えて本来の語意の他に、それらの拍を強調した特有の「リズム感覚」を指して用いられる事も多い。
また、「バック・ビート」(back beat)の語も、ほぼ同様の意味で用いられる。
cf. beat**
agevole アジェーヴォレ 
【発想】【伊】 軽やかな, 楽な
aggiustamente アッジュスタータメンテ 
【発想】【伊】 正確なリズムで
agiatamente アジャタメンテ 
【発想】【伊】 愉快に, 楽に
agiato アジャート 
【発想】【伊】 愉快な, 安楽な
agilita アジリタ 
【発想】【伊】 = Beweglichkeit
agilmente アジルメンテ 
【発想】【伊】 生き生きと, 早く
agitato アジタート 
【発想】【伊】 せきこんで, 激しく
agitazione アジタツィオーネ 
【発想】【伊】 = agitation
ahnlich エーンリヒ 
【発想】【独】 同様な
aigu 
【発想】高い, 鋭い
aigue  エギュ 
【発想】 高い, 鋭い
aise エーズ 
【発想】【仏】 = ease
akathistos アカティストス 
【発想】【希】 座らないで
al アル 
【伊】 〜まで
al fine アル・フィーネ 
【伊】 終わりまで→曲のはじめなどから繰り返して
al loco アル・ローコ 
【伊】 8vaなどの後で譜面通りの音の高さに直すこと
al piacere アル・ピアチェーレ 
【発想】【伊】 随意に
al riverso アル・リヴェルソ 
【伊】 反進行
al segno アル・セーニョ 
【伊】 はじめからセーニョ記号のところまで
alborada アルボラーダ 
【西】 = aubade
alive アライヴ 
【発想】【英】 活発に, 速く, 活き活きと
alla アラ 
【発想】【伊】 〜風に
alla breve アラ・ブレーヴェ 
【発想】【伊】 速い2拍子を示す速度標語, もとは4/2拍子を指したが, 現在では 2/2拍子を意味する。
alla marcia アッラ・マルチャ 
【発想】【伊】 行進曲風に
alla polacca  アッラ・ポラッカ 
【発想】 ポーランド風に
alla russe アッラ・ルッセ 
【発想】【伊】 ロシア風に
alla scozzese アッラ 
【発想】【伊】 スコットランド風に
alla siciliana 
【発想】【伊】 シチリア風に
alla spagnola 
【発想】スペイン風に
alla tedesca  アッラ・テデスカ 
【発想】 ドイツ風に
alla turca アッラ・トゥルカ 
【発想】【伊】 トルコ風に
alla zingara  アッラ・ツィンガラ 
【発想】 ジプシー風に
alla zingarese  ア ラ・ツィンガレーゼ 
【発想】 ジプシー風に
alla zoppa 
【伊】 逆付点音符で
allarg. 
【伊】 allargandoの略
allargando アラルガンド 
【発想】【伊】 クレッシェンドしながら速度をおとす
allargando 
【発想】だんだん強く遅く: ≒ritardando+crescendo
allegramente アレグラメンテ 
【発想】【伊】 = allegrement
Allegreto 
【発想】やや速く, 短いアレグロの楽章を指すときもある
allegretto アレグレット 
【発想】【伊】 allegroほど活発でなく, 短いアレグロの楽章を指すときもある
Allegrissimo 
【発想】ごく快速に
allegrissiomo アレグリッシモ 
【発想】【伊】 とても元気よく活発に, allegroの最上級
allegro アレグロ 
【発想】【伊】 速く, 鮮やかな, 活発に, 楽しげに
Allegro 
【発想】速く, 楽しげに
allegro con brio  アレグロ・コンブリオ 
【発想】 アレグロのテンポで, 生き生きと
Allegro con brio 
【発想】アレグロのテンポで, 生き生きと
Allegro ma non troppo 
【発想】速く、しかし甚だしくなく
allegro moderato  アレグロ・モデラート 
【発想】 ある程度快速に
Allegro moderato 
【発想】ある程度快速に
allentamento  アレンタメンテ 
【発想】 遅らせること
allentando  アレンタンド 
【発想】 次第に遅くする
all'espagnola アレスパニョーラ 
【発想】【西】 スペイン風に
allmahlich  アルメーリヒ 
【発想】 次第に
all'ongarese 
【発想】ハンガリー風に
allonger  アロンジェ 
【発想】 速度を落とす
all'unisono 
【伊】 単声 の, 全声の同度による
altissimo アルティッシモ 
【伊】 もっと高く, 4点Gより高い音のこと
alzamento di voce アルツァメント・ディ・ヴォーチェ 
【発想】【伊】 声を強め高揚させること
alzando アルツァンド 
【伊】 = raising
am frosch アム・フロッシュ 
【独】 = at the nut
amabile アマービレ 
【発想】【伊】 愛らしく, 愛嬌のある
amarevole  アマレヴォレ 
【発想】 苦しい, 悲痛な
amarezza アマレッツァ 
【発想】【伊】 悲哀
amorevole アモレーヴォレ 
【発想】【伊】 愛らしい, やさしい
amoroso アモローソ 
【発想】【伊】 愛情に満ちて, 色っぽい, 柔らかい, 弱い
amp アンプ
【発想】【機】ampifer(増幅器)の略。
ampio アンピオ 
【発想】【伊】 幅広く,ゆったりと
anacrusis アナクルーシス 
【リズム】「後ろから押す」事を意味するギリシャ語のラテン表記。アクセントの前に置かれた弱いアクセントの拍を意味し、広義の「上拍」を指す。
cf. beat**
ancora  アンコーラ 
もう一度, いっそう
and アンド 
【英】 = et
andante アンダンテ 
【発想】 ゆっくり歩くように, やや遅く正確に
andantino アンダンティーノ 
【発想】【伊】 Andanteよりやや速く(やや遅くとする場合もある)
Andantino 
【発想】Andanteよりやや速く, やや遅くとする場合もある
angosciamente  アンゴジャメンテ 
【発想】 苦しんで
angstlich エングストリヒ 
【発想】【独】 おじ気づいた, 心配そうな
animando アニマンド 
【発想】【伊】 生気のある, 元気な
animato アニマート 
【発想】【伊】 活気を持って, 生き生きと
anime  アニメ 
【発想】 活気を持って, 生き生きと
anmutig  アンムーティヒ 
【発想】 優雅に
anreissen アンライセン 
【発想】【独】 激しいピッツィカート
anschwellend アンシュヴェレント 
【発想】【独】 クレッシェンドのこと
anticipation アンティシペーション 
先取音。先行音とも。
メロディック・アンティシペーション(melodic anticipatio)とリズミック・アンティシペーション(rythmic anticipation)の二種に大別できる。
melodic anticipation メロディック・アンティシペーション 
後続するコードのコード・トーンを、前方のコードの最終拍でノン・コード・トーンとして先行させた音。
先行した音は後続のコードの冒頭で同音で繰り返され、コード・トーンとして解決する。
旋律の装飾要素として、古典音楽においても多用されている。
rythmic anticipation リズミック・アンティシペーション 
コード・トーンが先行する点ではメロディック・アンティシペーションと共通するが、メロディの装飾に留まらず、コード・サウンド自体を前のコードに先行させたもの。先行した音は同音で繰り返されず、そのまま後続のコードまで引き伸ばされる事が多い。
メロディのシンコペーションをコードの分岐点において、コード自体で行うものとも解釈できる。
先行音にはアクセントが置き、リズミックな要素を強調するものとして、ジャズやポップス音楽において多用される。
(先行音には後続の和音のコード・トーンだけでなく、テンション・ノートを使う場合も多い)
cf. comping
anwachsend アンヴァクセント 
【独】 クレッシェンドのこと
aperto アペルト 
【発想】【伊】 開いた→ピアノの右ペダルを踏んで, 弦を開放する。
appassionato アッパショナート 
【発想】【伊】 熱情的に, はげしく
appena 
【発想】【伊】 ほんの少し
appenanto アッペナート 
【発想】【伊】 悲しみに満ちた, 痛ましげに
approach note アプローチ・ノート 
近接音。非和声音の一種。
"passing note(passing tone)"(経過音)、"エシャペ échapéee(仏)(=エスケープ・ノート escape note【英】"(逸音)など。
approximately 
【英】 約, おおよそ
appuyer アピュイエ 
【発想】【仏】 もたれるように
arabesque アラベスク 
【発想】【仏】 アラビア風の
arcato アルカート 
【伊】 弓で, arcoに同じ
arco アルコ 
【伊】 弓で弾く
arco in su 
【伊】上げ弓 (=up bow【英】, afstrich【独】, pousse【仏】)
ardente アルダンテ 
【発想】【伊】 熱烈な, 情熱的な
arditamente アルディタメンテ 
【発想】【伊】 大胆に
ardito アルディート 
【発想】【伊】 大胆に, 力強く, 元気の良い
ardore アルドーレ 
【発想】【伊】 熱情, 熱心さ
arioso アリオーソ 
【発想】【伊】 歌うように, 軽快な, 優美な, 旋律的な
armonioso  アルモニオーソ 
【発想】 よく調和して
arrache アラシェ 
【発想】【仏】 激しいピッツィカート
articolato  アルティコラート 
【発想】 各音をはっきりと出して
artig  アールティヒ 
【発想】 かわいらしい, 上品な
arty アーティー
【ジャズ・俗】芸術家気取りの。ジャズ関連の俗語。
assai 
【発想】【伊】 充分に, 非常に
assai 
【発想】アッサイ: 非常に
Assai 
【発想】アッサイ: 非常に
assez アッセ 
【発想】【仏】 はっきり, 十分に
at the nut 
【英】 弓の手元で
attacca アタッカ 
【伊】 すぐに始めよ(連続した楽章で用いられ、非常に短い休止符だけが許される)
attaccare アタッカーレ 
【伊】 直ちに始める
au talon オ・タロン 
【仏】 弓の手元で
aufgeregt アウフゲレークト 
【発想】【独】 興奮して
aufregung アウフレグング 
【発想】【独】 興奮, 騒動
auftakt【独】 アウフタクト 
【楽理・リズム】楽曲が第1拍以外から開始すること。またはその部分。
また、楽曲の始め以外にも、あるひとまとまりのフレーズが小節の最初からではなく、その前の小節の途中から開始する場合も指す。
弱起。曲の冒頭を「引き出す」という意味合いから「ピック・アップ」、「リード・イン」とも呼ばれる。

*本来の語義的には「アップ・ビート」と同様の意味を持つが、「アップ・ビート」が「弱拍」全体を意味する為、曲の冒頭を示す場合に特にドイツ語での用語を採用したと思われる。
cf. beat**

**アウフタクトの楽曲の最初の小節は、小節全体ではなく小節の後半の必要な部分だけが書かれ、そのような小節を「不完全小節」と呼ぶ。

***「アウフタクト」とは、主として楽曲全体の小節の区切りより手前から旋律が開始する場合に用いられ、単に旋律の冒頭に休符が入って小節の途中から旋律が始まる時には用いられない。
小節を構成する拍子が短い場合など、実質上の「アウフタクト」が複数の小節に跨って表れる事もある。
ausdrucksvoll アウスドルックス フォル 
【発想】【独】 表情豊かに
ausgelassen アウスゲッラセン 
【発想】【独】 豊かな, 元気いっぱいの, 騒々しい
aushalten アウスハルテン 
【発想】【独】 音を維持する
avec sourdine 
【仏】 = con sordino
axe アックス
斧の意。
【米・俗】アメリカ英語の俗語として「楽器」(特にギターやバンジョーなど)を意味する。
Bamboo Brush バンブー・ブラシ 
【英】 棒ささらのこと
bar バー 
小節。小節線(実線を示す場合は"bar line")。
cf. measure

*二重線は稀に、四小節以外(三小節単位など)の高次のリズム構造を示す為にも用いられる。
bassfiddle ベースフィドル
コントラバスを意味する語。
(アイリッシュ等、フォーク・ミュージックの分野で用いられるバイオリンの呼称「フィドル(fiddle)」から。"violin"はイタリア語由来だが、"fiddle"は英語由来)
cf. bullfiddle,cofin,kennel
battement バットマン 
【仏】 2つの隣接する音の装飾音, 17世紀にフランスでの装飾音の呼び名の一つ
beat ビート 
【リズム】拍。
楽曲のテンポを決定する為に一定時間毎に置かれる指標。幾つかの拍が連続して一つの小節が形成される。

*日本語で「拍」といった場合、例えば「4拍子」であれば機械的に一小節に4っつの「拍」があると捉えられる事が多いが、"beat"(ビート)の語は"time"(拍子)が幾つであるかに関わらず(また、そこに音符があるか休符があるかに関わらず)、無限に連続する時間の中でタイミングを感じる全ての点を指す場合もある。
**「8ビート」や「16ビート」といった語は英語において存在しない訳ではないが、多分に「和製英語」の感が強い。
英語における同様の意味合いでは、"8 note rhythm", "16 note rhythm"といった語が用いられる。

***"dawn beat"(下拍),"up beat"(上拍),"on beat"(表拍),"off beat"(裏拍),「弱拍」,「強拍」といった語には、しばしば用法の混乱が見られ、これは英語においても同様である。
(これは、ポピュラー音楽における「拍子の統一化」の流れにおいて、2/4や8/8といった拍子が全て4/4で表記されるようになったのが一因ではないかと思われる。さらに日本語においては、本来「拍」と"beat"という語に意味的な隔たりがある事が混乱に拍車をかけている)

 まず、"down beat"が基本となる拍であり、"up beat"はそれと対になる拍で、和声用語などになぞらえれば「安定」と「緊張」の関係に当たる(仮に楽曲が"down beat"のみだったとすれば、それは均等なパルスの連続となり、ビートではあっても「リズム」とはならない)。
(この意味でいえば、三拍子における一拍目は"down beat"であり、三拍目が"up beat"となり、二拍目は"up beat"もしくは"sub up beat"とでも呼ぶべき拍となる)

 次に、"on beat"は"off beat"と対になる概念で、拍の「表」と「裏」を表す。字義どおりに解釈すれば、ビートに乗った「拍」とビートから外れた「拍」を指す。つまり、4/4拍子であっても実際は2ビート・フィール(2 note rhythm)の楽曲であれば、三拍目や四拍目の表の拍も"off beat"となる。
 また、旋律が前の小節の四拍目裏などにシンコペイトされた場合、これは本来の「拍」を外れたビートであるので"off beat"と呼べる。しかし、ベースラインや打楽器など全声部も前小節の四拍目裏にアクセントを持つならば、これは「シンコペイトされたダウン・ビート」となる為、旋律のそれを指して"off beat"とは呼ばない場合の方が多い。

 また、日本語では"down beat"=「強拍」、"up beat"=「弱拍」と自動的に訳される事も多いが、別にそれぞれ"strong beat"(ストロング・ビート),"weak beat"(ウィーク・ビート)と呼ばれる語も用いられる。
通常、アクセントを持った強いビートを"strong beat"、アクセントを持たない弱いビートを"weak beat"と呼ぶ。
 上述のように、リズム全体がシンコペイトされた場合には、"down beat"もそれに合わせてシンコペイトされたと捉えられる。だがそれとは別に、一時的に強いアクセントを持ったビートを"strong beat"、アクセントを取り除かれたビートを"weak beat"と呼ぶ事もある。
 また、"down beat"と"up beat"という二つの語は「交互に規則的に表れるもの」といったニュアンスを含むが、"strong beat"と"weak beat"の二つの語は、しばしば前者の二語に相当しないビートのアクセントを規定する語としても用いられる。
(例えば、(単に記譜上の差異である事もあるが)一小節内などの低次のレベル(短いリズム単位)では規則性を持たなくとも、複数の小節に渡るような高次のレベル(長いリズム単位)で規則性を持たせてリズムを構築する例は多い)


 この他、「アフター・ビート」(after beat)「バック・ビート」(back beat)の二つの語があり、両者はほぼ同じ意味で用いられるが、主として弱拍、小節の偶数拍を意味する。また、両者とも本来の語意の他に、それらの拍を強調した特有の「リズム感覚」を指して用いられる事が多い。

 「アフター・ビート」に対立する概念としては"anacrusis"(アナクルーシス)"beat behind the beat"といった語がある。
前者はアクセントの前に置かれた弱いアクセントの拍を意味し、広義の「上拍」(up beat)を指すのに対し、後者は「ビートの手前のビート」を意味し、しばしば「前ノリ」や「リズムを喰う」といった前のめりになるような、(実際のテンポより心理的に早く感じられるような)切迫感のあるリズムを指して用いられる。


・また、リズムを分析学的にではなく、機械的に細分化する為の概念として、以下の語が用いられる事もある。
beat element ビート・エレメント 
一定のリズムにおいて、一つのビートを構成する最小単位の音長のこと。
例えば、シャッフルやバウンスといった一拍を三分割した四拍子の場合、4×3で一小節を12分割した音長がビート・エレメントとなる。
beat generator ビート・ジェネレーター 
ビートの連続に「小節」の概念を与えるアクセント。
(連続する均等なビートは「リズム」を構成するが、それだけでは「拍子」を生まない)
通常、一拍目の強拍や、四拍子であれば三拍めの強拍などがこれに当たる。
ビート・モジュール beat module 
細分化された拍節の連続で形成される「拍」、若しくはその「拍の形式」。
例えば、「イーブンの四拍子」では二つの八分拍子で、「シャッフル」では三分割された拍の最初の二つが連結された前拍と三分の一の長さの後拍で一つの「ビート・モジュール」が形成される。

*日本語で「ハネ」と呼ばれるリズムは語感上、「バウンス」というニュアンスが強いが、「シャッフル」とは異なるビート・モジュールである為、注意が必要である。
→シャッフル、バウンス
beccare 
【仏】 = natural
bedahtig ベデヒティヒ 
【発想】【独】 思慮分別のある, 悠然とした
bedeutend ベドイテント 
【発想】【独】 重要性のある, 意味深い
behaglich ベハークリヒ 
【発想】【独】 心地よく, 愉快に
behend ベーエント 
【発想】【独】 すばやく
beherzt ベヘルツト 
【発想】【独】 勇敢な
beklemmt ベムレクト 
【発想】【独】 不安な
belebend ベレーベント 
【発想】【独】 活気づいて
bemol 
【発想】【仏】 = flat
ben ベン 
【発想】【伊】 充分に
bequemlichkeit 
【発想】【独】 喜ばしい, ゆったりとした
beruhigend ベルーイゲント 
【発想】【独】 静まって
beschleunigen ベシュロイニゲン 
【発想】【独】 早さを決める
bestimmt ベシュティムト 
【発想】【独】 決然と, はっきりと
betrut ベトリュープト 
【発想】【独】 ものかなしい, 憂鬱な
beweglich ベヴェークリヒ 
【発想】【独】 軽活に, 機敏に
beweglichkeit 
【発想】【独】 軽快さ, 機敏さ, 快活, 優美さ
bewegung ベヴェング 
【発想】【独】 動き, 旋律の進行, 合図する, 感動する
bis ビス 
【発想】【伊】 2回, 追加の
bizzarro ビッザッロ 
【発想】【伊】 風変わりな, 気まぐれな, 突拍子もない
bouche ブッシェ 
【仏】 手でホルンの朝顔をふさぐ奏法
bounce バウンス 
「弾む」、「跳ねる」の意。
四分拍子を3連符とし2個目を休符としたリズムで、真中が抜かれているので、「中抜き」と呼ばれる事もある。
類似のリズムに「ブギ・ウギ」、「スウィング」、「シャッフル」等がある。

【機】リダクション・ミックス(いわゆる「ピンポン録音」)の別称。
braccio ブラッチョ 
【伊】 腕→gamba
bravoure 
【仏】 巧妙, 熟練
bravura ブラヴーラ 
【伊】 巧妙, 熟練, 優れた技, 勇気, 勇敢,奏者の能力を示すために作られた曲
breit ブライト 
【発想】【独】 幅広くゆったりと
breit gestrichen ブライト ゲシュリッヒェン 
【発想】【独】 たっぷり弓を使って
brightly ブライトリー 
【発想】【英】 輝かしく,明るく,生き生きと
brillant 
【発想】【仏】 輝かしく, 華やかに
brillante ブリランテ 
【発想】【伊】 輝かしく, 華やかに
brilliant 
【発想】【英】 輝かしく, 華やかに
brio ブリオ 
【発想】【伊】 生気, 快活
briskly ブリスクリー 
【発想】【英】 きびきびと活発に
broadly ブロードリー 
【発想】【英】 = widely【英】, largamente【伊】, breit【独】幅広く, 様々なものを含んで
bruscamente ブルスカメンテ 
【発想】【伊】 乱暴に
brusquement 
【発想】【仏】 乱暴に
bullfiddle  
"bassfiddle"と同様に、アップライト・ベースを指す。ウォッシュタブ・ベース(*)を指す事もある。
【ジャズ・俗】アップライト・ベースの意。*蔑意を含む為注意。

*洗濯タライやペール缶に竿を立てて、一本の弦を張った楽器。ベースの代用楽器としてジャグバンド等で用いられ、フレットの代わりに左手に持った金具で弦を挟んだり、竿自体を傾けて弦の張力を変化させて音程を変える。通常のベース弦よりも太くて堅い、ワイヤ等が弦として用いられる為、右手には手袋や指抜き等の保護具が用いられる事も多い。cf. bassfiddle,cofin,kennel
burla ブルラ 
【伊】 冗談, いたずら
burlesca ブルレスカ 
【伊】 ふざけた, いたずらっぽい
BWV ベー・ヴェー・ファウ, ビー・ダブリュー・ブイ 
【独】  J.S.Bachの作品番号。Wolfgang Schmiederによる。
ca. 
【伊】 circaのこと
cadence ケーデンス 
【楽理】終止形・カデンツァは伊語発音。
 ・Perfect cadence 完全終止 ex.X-T
 ・Imperfect cadence 半終止  ex.X
 ・Pragal cadence 変格終止 ex.W-T
 ・Interrupted 偽終止 ex.X-Y
cadenza d'inganno 
【独】 偽終止
calando カランド 
【発想】【伊】 だんだん音量と素早さを減らして
calcando  カルカンド 
【発想】 次第に早く
calmando  カルマンド 
【発想】 静かに
calmato  カルマート 
【発想】 静かに, 落ち着いて
calmo カルモ 
【発想】【伊】 = calm【英】, Ruhe【独】, calme【仏】落ち着いて
caloroso カロローソ 
【発想】【伊】 熱烈な, あつい
cans カンズ
【ジャズ俗】「ヘッド・フォン(headphones)」の意。
cantabile カンタービレ 
【発想】【伊】 歌うように, 優雅な, 旋律的な
cantando  カンタンド 
【発想】 歌うように
cantante  カンタンテ 
【発想】 歌うように
canzone カンツォーネ 
【伊】 = song【英】, chanson【仏】, Lied【独】(愛・美をたたえる)歌
canzonetta カンツォネッタ 
【伊】 短い歌
capriccioso  カプリッチョーソ 
【発想】 気のままに, 気まぐれに, 幻想的に
cede セデ 
【発想】【伊】 速度を緩める
celere チェレーレ 
【発想】【伊】 はやい, 急速な
chaleureux シャルルー 
【発想】【仏】 熱心な
changing note チェンジング・ノート
転過音。変過音。予備無しの掛留音。
本来「係留」においては、「予備(前の和音に係留音が含まれること)」、「係留」、「解決(係留音が和声音に解決する事)」の三要素が必要とされるが、その「予備」を持たない係留音のこと。
cf. suspension.
chase チェイス 
【ジャズ・俗】「追いかける」、「掛けあい」の意。転じてジャズにおけるソロの応酬を指す。
通例、複数の演奏者が数小節ごとに交互にアドリブをする事をいう。
通常、4小節や8小節毎にソロを交換していく場合が多く、それぞれ「フォー・バース」や「エイト・バース」と称される事が多いが、12小節や16、32小節といった長いスパンに及ぶ事もあり、そこから順次小節数を減少させていくという手法も良く用いられる。チェイスの為のコーラスをチェイス・コーラスと呼ぶ。
chestnut チェストナット 
【ジャズ・俗】聴きふるされた楽曲。
chorale コラール 
【英】 = choral【英】, Choral【独】聖歌隊の, 合唱の, 合唱用の,賛美歌, グレゴリオ聖歌
chord コード 
コード。和音。
二つ以上の音を鳴らした時に合成される音。
通常、"chord name"(コード・ネーム)によって指示される。
(単体で示される場合、現代音楽では通常「メジャー・コード」を、クラシックの場合はその調性に応じた「ダイアトニック・コード」を意味する)

additional アディショナル 
「付け加えられた」の意。
付加音。略号"add","+"。
通常、9度や11度といったオクターブ以上の度数を指定するが、ギター等で独特の転回形を指示する場合には2度や4度といった付加音の表示も用いられる。
suspended サスペンデッド 
「係留された」の意。
係留音。略号"sus","s"(或いは単に「I4」といった具合に度数だけを記す)。
コードに用いる場合、通常、三度音の変化した音を意味する。
"suspended 4th"は三度音が無く、それが代わりに完全四度音に変化した和音。略号"sus4"。
"suspended 2nd"は同様に、三度音が長二度音に変化した和音を指す。略号"sus2"。
*特に、ドミナント7thsus4はトライトーンを持た無い為、通常のドミナントとサブドミナントとの中間の性格を持つ和音とされる。
(Ⅴ7sus4はⅣ6sus2の転回形である)
また、ドミナント7thsus2もⅡm(add11th)の転回形であり、サブドミナント的ではないが同様に曖昧な性格を持つ。
**"sus2"はしばしば、"add9"と混同されるが、両者は厳密に区別して扱う和音である。

cf. suspension. *コード・ネームにおいては、和音の転回形(各音をオクターブの音程で変化させたもの)は同様の性格を持つものとして扱われるが、古典音楽の時代においてはこれらは別種のものとして扱われた。
そうした「コード・ネーム」以外の和声の指示法の一つに「通奏低音」等がある。
chorus コーラス 
【楽理】楽曲の主題(theme)を構成している部分。リフレインとも呼ばれ、序奏(introductionあるいはverse)と区別される。コーラス部分は繰り返し演奏され、"1st chorus"(第一コーラス、一コーラス目)、"2nd chorus"等と呼ばれる

【機】1."chorus effect"(コーラス効果)の略。
単一の音源を複数の音源からなっているように変える効果。
2."chorus machine"(コーラス・マシン)の略。

* 英語圏では「エフェクター」と呼ばず、"effect machine"あるいは単に"effect"と呼ぶ事が多い。
** ギター・アンプ内蔵のエフェクターの中でもローランド社の「ジャズ・コーラス」は二発のスピーカーの片方で原音、もう一方でエフェクト音のみを鳴らすといった特異な方式を採用している。その為、マイク録りする場合は、両方のスピーカーの音がバランス良く拾える位置にマイクをセッティグしない事には適切なエフェクト音は得られない。

**2 ペダルやラックなど外付けのエフェクターにおいても、ステレオ・アウトプットを持つ物の中には二台のスピーカーを使う事でこれと同様の効果を生み出せるようにしたものがある。
(但し、その場合二台のスピーカーを離し過ぎて設置すると、単に音が外れただけに聞こえたりと効果的にならない事が多いので注意)
circa チルカ 
【伊】 = approximately【英】, ungefahr【独】約, おおよそ
civettando チヴェッタンド 
【伊】 こびるように, しなをつくって
coaxial cable コアキシャル・ケーブル
【機】同軸ケーブルのこと。一芯シールド線。
高周波では入出力インピーダンスのマッチングが重要な為、50Ω、75Ωなど、ケーブル毎の特性インピーダンスが定められている。
(例えば、映像信号などは音声と違い高い周波数(電波ともいえる)が求められる為、インピーダンスのマッチングは必要不可欠となる)

* 一般に良く使われる75Ωでは太さにより3C2V、5C2V、7C2Vといった種類がある。太いほど損失は少ないが取り扱いに不便なため、短距離なら細いものでも問題ない。

** 同軸ケーブルの50/75Ωといった抵抗とは、そのケーブルを無限の長さに引き伸ばした時の片方の断面から見た交流の抵抗値を言う。しかし、実際にはケーブルは有限の長さなので「輻射」を起こし、信号に影響を与えてしまう。
その為、反対側の切り口に50/75Ωの抵抗を付けて「輻射」を防ぐことを「50/75Ωで終端する」、「ターミネートする」と呼ぶ。以前は「終端」を行った後、信号をモニターしながら「輻射」が起きないようにケーブルの長さを切断する調整が行われていたが、現在は電子的に簡易に処理する事が可能になっている。
coda コーダ 
【伊仏】 曲の終わり,尾, 尻尾
coffin コフィン
「棺桶」の意。
【ジャズ・俗】アップライト・ベースの意。*蔑意を含む為注意。

cf. bassfiddle,bullfiddle,kennel
col arco コル・アルコ 
【伊】 弓でもって
col legno コル・レーニョ 
【伊】 弓の木の部分で弦をたたく奏法
colla parte 
【伊】 支えて, 伴奏者では独奏者に会わせて奏すること
colla voce 
【伊】 支えて, 伴奏者では独奏者に会わせて奏すること
coll'arco コラルコ 
【伊】 弓で弾く
come コメ 
【伊】 〜として, 〜のように
come sopra コメ・ソプラ 
【発想】【伊】 上のごとく
comodo コモド 
【発想】【伊】 = commodo気楽に, 適宜に
compiacevole コンピアチェーヴォレ 
【発想】【伊】 気持ちよく
comping コンピング 
【ジャズ】主としてピアノにより、(ウォーキング・ベースやドラムスなどと共に)シンコペートさせたコードを刻む伴奏方法。
広義には和声による伴奏付け全てを指す。
*自動詞は"comp"。
「伴奏する」の意の"accompany"が語源。

*2 "accompany"=主にピアノでの伴奏。
  ex. "accompany on the piano(with the guitar)."
  "accompanist(accompanyist)" 伴奏者。
con コン 
【伊】 〜で, 〜と共に
con abbandono コン・アバンドーノ 
【発想】【伊】 思うままに
con allegrezza コン・アレグレッツァ 
【発想】【伊】 快活に
con amarezza コン・アマレッツァ 
【発想】【伊】 悲哀を持って
con amore コン・アモーレ 
【発想】【伊】 愛情を持って
con angore コン・アンゴレ 
【発想】【伊】 心痛めて
con anima コン・アニマ 
【発想】【伊】 活気を持って
con ardore コン・アルドーレ 
【発想】【伊】 興奮して, 感激して
con bravura コン・ブラヴーラ 
【発想】【伊】 すばらしく, 巧みに
con brio コン・ブリオ 
【発想】【伊】 生き生きと
con calore コン・カローレ 
【発想】【伊】 情熱を込めて
con dorole コン・ドローレ 
【発想】【伊】 嘆き悲しんで
con eleganza コン・エレガンツァ 
【発想】【伊】 エレガントに
con emozione コン・エモツィオーネ 
【発想】【伊】 感動して
con energia コン・エネルジーア 
【発想】【伊】 精力的に, 勢いつけて
con espressione コン・エスプレッシオーネ 
【発想】【伊】 表情豊かに
con fervore コン・フェルヴォーレ 
【発想】【伊】 熱烈に
con fuoco コンフォーコ 
【発想】【伊】 熱烈に, 火のように
con garbo コン・ガルボ 
【発想】【伊】 上品に, 優雅に
con grazia コン・グラツィア 
【発想】【伊】 優雅に, 気品を持って
con gusto コン・グスト 
【発想】【伊】 曲の性格とはやさに合わせて
con impeto コン・インペト 
【発想】【伊】 熱烈に
con leggerezza 
【発想】【伊】 軽快に
con malinconia コン・マリンコニーア 
【発想】【伊】 憂鬱に
con melancolia コン・メランコリア 
【発想】【伊】 憂鬱に
con moto コン・モート 
【発想】【伊】 = mobile【伊】動きをつけて, 早めに
con osservanza コン・オッセルヴァンツァ 
【発想】【伊】 注意して
con passione コン・パシオーネ 
【発想】【伊】 情熱的に
con pedale コン・ペダーレ 
【発想】【伊】 ペダルを用いて奏すること
con sciolfezza 
【発想】【伊】 自由に
con sciotteza コン・ショッテツァ 
【発想】【伊】 緊張を解いて
con sentimento コン・センティメント 
【発想】【伊】 感情を込めて
con slancio コン・ズランチョ 
【発想】【伊】 衝動的に, 性急に
con sordino コン・ソルディーノ 
【伊】 = with mute【英】, mit Dampfer【独】, avec sourdine【仏】弱音器をつけて
con spirito コン・スピーリト 
【伊】 生気を持って, 元気に
con tenerezza コン・テネレッツァ 
【発想】【伊】 優しく, 愛情を込めて
con umore コン・ウモーレ 
【発想】【伊】 = with humor【英】ユーモア, 滑稽さをもって
con vigore 
【発想】【伊】 生き生きと, 精力的に
con voce sommessa コン・ヴォーチェ・ゾンメッソ 
【発想】【伊】 低い声で
concerto da camera コンチェルト・ダ・カメラ 
【伊】 室内コンチェルト
concerto da chiesa コンチェルト・ダ・キエザ 
【伊】 教会コンチェルト
concerto grosso コンチェルト・グロッソ 
【伊】 合奏協奏曲
cortege コルテージュ 
【仏】 行進
corto コルト 
【発想】【伊】 短い, 不足な
count カウント 
1.【リズム】曲をスタートする時に、その曲のテンポを示す事。
声で数を数えたり、指揮者(もしくはリーダー)が手や指揮棒を振る、ドラマーがスティックを打ち合わせる等の方法がある。
*ジャズなどのアウフタクトで始める楽曲では、旋律と重ならないようにカウントを途中の拍数までしか数えないか、二小節手前までを持ってカウントとする。
 (楽曲によってはカウントでテンポだけを示し、始まりのタイミングはアウフタクトを奏するプレーヤーに任せる場合も多い)

2.【俗】頭数のこと。
"count noses"で、「頭数を数える」の意。

3.伯爵の意。【ジャズ・俗】初期のジャズ界ではデューク(公爵)・エリントン、バロン(男爵)・リーなど、爵位「キング」といった称号をニック・ネームにする黒人ミュージシャンが多かった。
中でも「カウント」として有名なのは、ウィリアム・“カウント”・ベイシーで、名付け親は本人。
(一説にはエリントンの「デューク(公爵)」に敬意を払って、それより低い位をニックネームにしたともされる)
CR シー・アール 
【機械】"CR type tone control circuit"の略。
CR型トーン・コントロール。
抵抗とコンデンサによるフィルタを用いたトーン・コントロール。
素直な音質変化が特徴。
crescendo クレッシェンド 
【発想】【伊】 徐々に音を大きく
crisply クリスプリ 
【発想】【英】 きびきびと, さわやかに。ぱりっとして
croma 
【伊】 8分音符のこと
cue キュー 
【機械】1.ミキサー・コンソール(調整卓)に備えられた、入力信号をスピーカーから出さずに、ヘッド・フォン等で確認できる機能。
* 機器により"PFL"や"SOLO"と表記されているものも多い。

2.録音テープで、早送りや巻き戻ししながらその音声をモニターすること。いわゆる「頭出し」等の為に行い、その際のテープ「キュー」という音を指したが、その音の出なくなった現在のデジタルレコーダーでも同様の機能を「キュー」と呼ぶ場合がある。

3.録音時に演奏するタイミングなどをヘッド・フォンで指示する為の信号音の事。
もしくはそのためのトラック(「キュー・トラック」と呼ぶ)。
* 当然ながら、最終的なミックス・ダウン時には削除される録音トラックである。

4.ステージにおいて音声や特殊効果、照明などが特定のタイミングで自動的に発音・作動する様にしたシステムの事。

【演奏】いわゆる「合図」の事。
演奏、録音やステージの開始前にミキサーやリーダーが出す合図。
拍子をとる場合、「キュー」の後に「カウント」となるが、独奏やソロから入る楽曲の場合、キューのあとすぐに演奏開始となる。
* 実際には録音に声が被らないよう、「キュー」とは発音せずにジェスチャーで合図する。
cue キュー 
【英】 【cue 楽器名】のように使われ,楽譜上で他の楽器の音符がキューとして書かれていることを示す.ヒント,きっかけ
dampen ダンペン 
【英】 (弱音器などで)音を弱める, 消す
dazu ダーツー 
【独】 そこに, オルガンの演奏用語で, 新たなストップを付け加えること
deadt デッド
【音響】一般に、残響や反響の少ない空間・部屋。
デッドな空間は音の明瞭さに優れ、ある種の録音には向くが、音の豊かさや迫力に欠ける面もある。
類義で、ドライとも。
(ミュージシャンによっては開演前、手を叩くなどして残響を確かめる人もいる。ギター等のリバーブ・エフェクトは会場の残響を見極めたうえで加減するのが望ましい)

【俗】・エフェクタ等電子機器が壊れたり配線が内部断線して機能しない状態。
・ミュージシャンが(緊張や興奮、アルコール・薬物等の影響で)演奏に支障を来す状態になっている事。
dead point デッド・ポイント
【楽器】弦楽器の指板等で特定のポジションの弦振動が弱く、音の「伸び」等が少なくなるポイント。特に、エレクトリック・ベースにおいて、特定のフレット・弦のポジションだけ「鳴り」が弱くなるといった現象、そのポイント。弦振動の拡散が影響しているため、ポイントは各楽器に固有のものである。
対策としては「ネック鳴り」が関係しているので、ネック反りや弦高を調整する、ヘッドにウェイトを設置するといった方法がある。

また、グラフィック・イコライザ等で極端な設定をした場合に特定の音域だけ極端に音域が下がるといった事もある。
対策は、音質に影響の少ない様にイコライジングを滑らかにする、パラメトリック・イコライザ等の場合演奏に支障のない音域にポイントをずらす、ピッキングの強さ等で対応する等がある。
(ストラト系のハーフ・トーン等をグライコで擬似的に再現しようとした時などに起こりやすいので、対策としては位相エフェクトを用いて電気的にハーフ・トーンを作るといった手法に切り替える方法もある)

【電気】ワイアレス・マイクなどが送信電波の到達距離内にも関わらず、受信不能(或いはノイズが増える)になる場所。空間の構造や金属製コンポーネントの反射などによる相互干渉が影響する事が原因。
対策としては受信アンテナの位置を変える事や、ダイバシティー・システムの使用などが挙げられる。
deciso デチーゾ 
【発想】【伊】 決然と, はっきりと
decrescendo デクレッシェンド 
【発想】【伊】 = diminuendo【伊】次第に弱く, decresc.と表記
degree ディグリー 
度数。度。
音程を示す単位。
基準となる音(主音)を1として、低い音から順に数える。(ローマ数字、或いはfirst,2nd,3rdと序数によって表記される。通例、和音を表す時にはローマ数字を用い、その和音内の各音程を、和音の根音から見た度数でアラビア数字を使って表記する)
音名表記の場合、C♯という様に変化記号は音名の右上に付されるが、度数表記の場合、♯Iという様に度数の左上に調号が付され、「シャープ・ファースト(嬰一度)」といった具合に読み上げる。

各度数の表記に関しては、"interval"(インターヴァル)を参照のこと。

*和声表記において音名ではなく度数を用いることのメリットには、
 ・機能和声が把握しやすい。
 ・転調が容易。
 ・移調楽器への対応も容易である。
といった点があげられる。
だが、前述した調号配置の為に度数表記を用いるという例も少ない。
例えば、"C♯9th"と表記された場合、"C♯"のナインス・コードなのか、"C"のシャープ・ナインス・コードなのか判別しがたいが、"♯I9"と表記されれば区別がはっきりする。
(また、付加和音についても音名表記では"add"や()などの記号が必要だが、度数表記ならば「上付き文字は付加和音」、「下付き文字はコードネーム」として容易に表記する事が出来る)

**付加和音に対し「+(プラス記号)」が用いられる場合もあるが、これは嬰記号として用いられる場合もある為、極力避けるべきである。

***ポピュラー音楽においては変化記号を付けてスケールノート(音階音)を明確にする事が一般的だが、クラシック音楽においては省略される場合が多い。つまり、特に指定がない場合、長短二種の調性に従って各度数は指示される。
deise 
【仏】 シャープ記号のこと
deliberately デリベレイトリー 
【発想】【英】 落ち着いた, ゆっくりした
deliberato デリベラート 
【発想】【伊】 = deliberate【英】, uberlegt【独】, delibere【仏】慎重に, ゆっくりと
delicatezza デリカテッツァ 
【発想】【伊】 = delicacy【英】, zartheit【独】優雅さ, 上品さ, 繊細さ
delicato デリカート 
【発想】【伊】 優美な, 繊細な
delirante デリランテ 
【発想】【伊】 錯乱して, 乱れて
delizioso デリチオーソ 
【発想】【伊】 甘美に
demutig デーミューティヒ 
【発想】【独】 謙遜な
destro デストロ 
【発想】【伊】 右, 女性形はdestra
detache デタッシェ 
【発想】【仏】 分離して=スタッカート
デチューン detune 
【機械】複数の音源系列を持つ楽器(シンセサイザーなど)で、各配列のチューニングをわずかに狂わせること。
少量のデチューンであれば「コーラス効果」を生み、大幅なデチューンであれば「調子っぱずれ」な効果を生む。
(実際の「コーラス・エフェクト」では、微量のデチューンに加えごく短い「ショート・ディレイ」が組み合わされることが多い)

また、デチューンには「ラグタイム・ピアノ」やアコーディオンの「ミュゼット・チューニング」等と同様に、騒々しい中で「音の通り」を良くするといった効果もある。
複弁ハーモニカやアコーディオン等の音色をシミュレートする目的でも用いられる。

また、同様の効果をもたらすギター等のエフェクタを「デチューン」もしくは「デチューナー」と呼ぶ。
deutlich ドリトリヒ 
【発想】【独】 明確な, はっきりした
di molto ディ・モルト 
【発想】【伊】 非常に
diction ディクション 
【発想】【英】 言葉遣い, 句法
diligente ディリジェンテ 
【発想】【伊】 注意深い, 入念な
diminuendo ディミヌエンド 
【発想】【伊】 = abnehmend【独】, affaiblissant【仏】次第に静かに, dim.と表記
diritta ディリッタ 
【発想】【伊】 右手
div. 
【発想】【伊】 divisiの略
divisi ディビジ 
【発想】【伊】 分けて奏する
divoto ディヴォート 
【発想】【伊】 厳粛な, 荘厳な, 礼拝用の, 信仰深い
doglioso ドリオーソ 
【発想】【伊】 悲しげな, いたましい
dolce ドルチェ 
【発想】【伊】 柔らかく, 愛らしく
dolcemente ドルチェメンテ 
【発想】【伊】 甘く, 優しく, 愛らしく
dolente ドレンテ 
【発想】【伊】 悲しげに
dolore ドローレ 
【発想】【伊】 悲しみ, 悲哀, 悲痛
doloroso ドロローソ 
【発想】【伊】 悲しい, 苦しい
dominant chord ドミナント・コード 
【楽理・英】属和音。Ⅴ度の和音。
cf.
dominante【独】ドミナンテ【仏】ドミナント 属音, 第5音。
dominant dreiklaung【独】ドミナント・ドライクラング 属和音, V度の和音。
dominant septimen akkord【独】ドミナント・セプティーメン・アッコルド 属七の和音。V7 の和音。
dominant section ドミナント・セクション 
属音(属和音)で終わっている楽句。
ポピュラー音楽において、幾つかの楽句がその楽句で終止するか繰返しを示唆するかで終局部分のみ変化している場合、その繰り返しを示唆する和音や旋律で終局する楽句の方をいう。
doppio ドッピオ 
【伊】 倍の
double dominant ダブル・ドミナント 
ドミナントに対するドミナント。「doppeldominant【独】ドッぺルドミナント」とも。
具体的にはⅡ7(Ⅱ, ♯Ⅳ, Ⅵ)の和音、及びその派生コードを指す。
明るい響きが強調されるため、ハワイアン音楽のラテン音楽の伴奏で多用されている。
*略号として"DD", "ⅤⅤ"や、それらをずらして重ね合わせた記号が用いられる。

cf.double subdominant(ダブル・サブドミナント)
double subdominant ダブル・サブドミナント 
サブドミナントに対するサブドミナントの事。
具体的には♭ⅦM(♭Ⅶ, Ⅱ, Ⅳ)の和音、及びその派生コードを指す。
古典音楽での例は少ないが、現代的な和声用法としては多用されている。
*略号として"SS", "ⅣⅣ"や、それらをずらして重ね合わせた記号が用いられる。
douloureusement 
【発想】苦しそうに, 痛ましく
douloureux ドゥルルー 
【発想】【仏】 苦しい, 痛ましい
doux ドゥ 
【発想】【仏】 = douce【仏】甘い, 柔らかい, やさしい
down beat ダウン・ビート 
【リズム】拍の表側。
下拍、強拍、表拍とも。
指揮をする際に、腕が振り下ろされるタイミングであることに由来する。
「アップ・ビート」の対義。
cf. beat**
drammatico ドラマティコ 
【発想】【伊】 劇の, 劇的な
drangend ドレンゲント 
【発想】【独】 急迫した
dringend ドリンゲント 
【発想】【独】 差し迫った, 急いだ
driving ドライビング 
【発想】【英】 = accanitamente【伊】, dirotto【伊】激しい, 精力的な
drohend ドローエント 
【発想】【独】 脅すような
droit ドロイット 
【仏】 右, 権利
duration デュレーション 
音長。音の長さ。持続時間。
e エ 
【伊】 = ed【伊】, and【英】そして
earthy アーシー 
【発想】【英】 フォーク・ブルース的な
ease イース 
【発想】【英】 喜ばしい, ゆったりとした
ebony エボニー
黒檀(コクタン)。黒木(クロキ)とも。
ギター類の指版や擦弦楽器のテールピーズなどに用いられる。
*現在では希少な材木である為、「エボニー」と名が付いていても「化粧材」として薄く張られているだけだったり、単に塗装の名称として「エボニー・フィニッシュ」や「エボニー・カラー」という語を略しているだけの場合もある。
【ジャズ・俗】クラリネット。(木管部の材質や色から)
 cf.=Licorice Stick

*黒鍵を指す事もあるが、現在では加工の困難さや希少材である事から用いられる事は少ない。
同様に、白鍵にはかつて象牙(ivory)が用いられていたが、現在は動物保護の観点から合成樹脂が用いられている。
(19世紀以前は黒鍵と白鍵の色の配置は現在と逆だった。
現在の配色になった理由は材料の入手状況の困難さの他、女性が演奏する機会が増えたので「奏者の指を美しく見せる為」というのが通説になっている。
現在もナチュラル・キーに黒を配置した鍵盤はパイプ・オルガンの手鍵盤、電子オルガンの「コンビネーション・ボタン(プリセットトーン・セレクタ)」に見る事が出来る)
échappée エシャペ【仏】 =escape note エスケープ・ノート【英】 
【楽理】逸音。
仏語で「逸らされた」の意。英語では"escape note"。非和声音の一種。
例えば、和声音の進行がFからEへと移動する際、その間で上行したG音が逸音にあたる。
*逸音か否かは、非和声音でテンションとしての音価を持たない事が条件であり、和声進行や旋律の前後の文脈から判断される。
cf. approach note(アプローチ・ノート)
echo エコー 
一般に反響音、残響音などを指す。
【リズム】また、フレーズの語尾を模倣するかたちをとった弱いアクセントのリズム形を「エコー」という。
*通常のエコー(単一エコー single echo)に対し、二重に連なったエコーをダブル・エコー(double echo)と呼ぶ。

【機】音を響かせる効果を生み出すエフェクターの総称。
初期にはテープで録音した音を時間差で再生するアナログ・ディレイに近いテープ・エコーやルーム・エコー(録音などで実際の部屋の反響音を利用するもの)が中心だったが、後にエコー・チェンバーやズプリング・リバーブなどが登場し、現在ではそれらをコンパクト化したデジタル・エフェクターが一般的となっている。
デジタル・ディレイやデジタル・リバーブが普及してからは扱いづらい旧来のエコー・エフェクターは減少したが、テープ・エコーなどはテープ録音による独特の音色変化に魅力を感じて珍重するプレーヤーも多い。
一般に「エコー」は反響音(山びこのようなもの)を、「リバーブ」は残響音を操作するエフェクターとされる。
*但し、カラオケ等で一般的な「エコー」はどちらかというと「リバーブ」を指す事が多い。
eclatant  エクラタン 
【発想】 華やかな, 鋭い
edel エーデル 
【発想】【独】 高貴な, 上品な
effetto エッフェット 
【発想】【伊】 = effect【英】印象的に
egocentric sound localization エゴセントリック・サウンド・ローカリゼーション 
【音響】音の自己中心的定位。音源定位にみられる傾向の一つ。
運動をしている音源の軌道を認識する際、垂直運動も水平運動も、観察者の身体を中心にして球状をなしているように感じる現象。
=egocentrisme de localisation auditive【仏】エゴサントリスム・ド・ロカリゼシオン・オディティーヴ
=egozentrische Schallokalisation【独】エゴツェントリシェ・シャルロカリザチオーン
Eigenton 【独】アイゲントーン 
【音響】固有音。
ホールや部屋など、独:また、楽器などの発音体が自由振動時に発するその発音体特有の振動数、またはその音。
"Eigenschwingung"(アイゲンシュヴィングング)=「固有振動」。
eighth note 
【英】 8分音符のこと
eighty eight エイティ・エイト 
【ジャズ・俗】ピアノ。(鍵盤の数から)
eilend アイレント 
【発想】【独】 急いで, せきこんで
einklang アインクランク 
【独】 =union
einstimmig アインシュッティンミヒ 
【独】 = unisonant【英】, all'unisono【伊】, unissonnant【仏】単声 の, 全声の同度による
elargissant エラルッジサン 
【伊】 広げて
elegante エレガンテ 
【発想】【伊】 優美な, 気品のある
elegiaco エレジーアコ 
【発想】【伊】 悲しみを訴えるように
elevato エレヴァート 
【発想】【伊】 気高い, 高尚な
emozione エモツィオーネ 
【発想】【伊】 感動
emporte アンポルテ 
【発想】【伊】 我を忘れて, 興奮して
emsemble アンサンブル
合奏。重奏。重唱。
仏語で「一揃い」、「全体」の意。
特定の人数や楽器の編成を定めたものを"format"(フォーマット)という。
「歌唱」においては一人の歌唱者によるものを「独唱」、二人以上が同じ旋律(オクターブ違いも含む)声部を歌うものを「斉唱」(unison)、複数がそれぞれ別の声部を歌うものを「合唱」と区別する。
 以下の「人数における区分」では、通常、歌唱者の人数だけを数え、ピアノなどの伴奏者は含めない。 また、歌唱において無伴奏のものを「ア・カペラ」【伊】a cappella)という。
*本来、"a cappella"【伊】は、英語の"in chapel"(イン・チャペル)にあたる「聖堂における」といった意の副詞句で、それが形容詞句・名詞句化して「教会音楽」の一様式を示すようになったものである。
その為、必ずしも伴奏の無い合唱を指すものとは限らない。
(原義では伴奏を伴う形式の合唱も含む)

solo ソロ 
無伴奏の独奏、または曲中のアドリブパート。
Duo、Duetデュオ、デュエット、 
二重奏。二重奏曲。二揃い(couple)。
trio トリオ 
1.三重奏。三人編成の演奏。
クラッシクにおける弦楽三重奏はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの組み合わせ、ピアノ三重奏は通常、ヴァイオリン、チェロ、ピアノの組み合わせを指す。
ジャズにおいて「〜トリオ」といった場合、通常、何らかの楽器とベース、ドラムスの組み合わせを指す。
但し、「オルガン・トリオ」といった場合、オルガン、ギター、ドラムスの組み合わせである場合が多い。また、「ピアノ・トリオ」という語も現在では主にピアノ、ベース、ドラムスの組み合わせを指すが、かつてはピアノ、ギター、ベースの組み合わせからなっていた。

2.三部形式の楽曲の「中間部」。
quartet(-t,-te) クァルテット(Quartett、Quartette 
四重奏。または四重奏曲。四つ揃い。
クラシックにおいては通常それぞれ、
 弦楽四重奏は、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、
 ピアノ四重奏は、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノ、
 フルート四重奏は、フルート、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、
オーボエ四重奏は、オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、
 サクソフォーン四重奏はソプラノサクソフォーン、アルトサクソフォーン、テナーサクソフォーン、バリトンサクソフォーン、
といった組み合わせからなる。
ジャズにおいて「ワン・ホーン」(one horn)といった場合、通常、ピアノ、ベース、ドラムスの三人と一人の管楽器奏者の組み合わせからなる。
quintet(-t,-te) クインテット 
五重奏。五重奏曲。五つ揃い。
クラッシクにおいて通常それぞれ、
弦楽五重奏は第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、第1ヴィオラ、第2ヴィオラ、チェロ、
 あるいは、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、第1チェロ、第2チェロ、
木管五重奏は、フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴット、
金管五重奏は、第1トランペット、第2トランペット、ホルン、トロンボーン、テューバ、
クラリネット五重奏は、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、クラリネット、ヴィオラ、チェロ、
 あるいはクラリネット5人、クラリネット4とバスクラリネット1、
オーボエ五重奏は、オーボエ、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、
ピアノ五重奏は、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノ、
 あるいは、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ピアノ、
といった組み合わせからなる。

ジャズにおいて「ツー・ホーン」(two horn)といった場合、通常、ピアノ、ベース、ドラムスからなるリズム隊に、トランペットとテナー・サックスなど種類や音域の違う二人の管楽器奏者の組み合わせを指す。
sextet(-t,-te) セクステット 
六重奏。六重奏曲。

以下、
septet(-t,-te) セプテット 七重奏
octet(-t,-te) オクテット 八重奏
nonet(-t,-te) ノネット 九重奏
dectet(-t,-te) デクテット 十重奏
un-dectet(-t,-te) ウンデクテット 十一重奏
duo-dectet(-t,-te) デュオデクテット 十二重奏
tre-dectet(-t,-te) トレデクテット 十三重奏
quattuor-dectet(-t,-te) クァトルデクテット 十四重奏
quin-dectet(-t,-te) クインデクテット 十五重奏
sex-dectet(-t,-te) セクスデクテット 十六重奏
sept-dectet(-t,-te) セプトデクテット 十七重奏
oct-dectet(-t,-te) 十オクトデクテット 八重奏
novem-dectet(-t,-te) ノヴェンデクテット 十九重奏
vigetet(-t,-te) ヴィゲテット 二十重奏
以下、un- duo- tre-
trigetet(-t,-te) トリゲテット 三十重奏
quadragetet(-t,-te) クァドラゲテット 四十重奏
quinquagetet(-t,-te) クィンクァゲテット 五十重奏
nine pieces ナイン・ピース 
九人編成のジャズバンド。
小型化した「ビッグ・バンド」ともいえ、手軽にビッグ・バンド用の楽曲を再現できる。

基本はTp×2,Tbの三名からなるホーン・セクション、
AS×2,TSの三名からなるサックス・セクション、
pf,Ba,Drの三名からなるリズムセクションで構成される。
音域を拡張する為、ASを一名とし、バリトン・サックスを加える(または持ち換える)場合も多い。
emu  エミュ 
感情込めて, 感動した
enchainez アンシェネ 
【仏】 次の楽章や楽曲にすぐに入ること
encore アンコール 
【仏】 アンコール, 更に, もう一度
energico エネルジコ 
【伊】 = energisch【独】, energique【仏】精力的に, 勢いをつけて, 活発な, 力強い
energique 
【仏】 精力的に, 勢いをつけて, 活発な, 力強い
enlevez アンルヴェ 
【伊】 弱音器をはずす
entschlossen  エントシュロッセン 
決然とした, 断固たる
equal loudness contur イコール・ラウドネス・コンツァー
【音響】等ラウドネス曲線。"equal-loudness curves"とも。
機械的に均等な音量の純音の周波数を変化させて言った場合、人間の耳は人間の耳は1から4kHzの音が最も聞こえやすく、それより低音や高音になるほど聞き取りづらくなる。
また、全体の音量が小さくなるほど、高音域に比べて低音域は聞こえづらくなるという特徴がある。
そうした人間の聴感特性を周波数と音量の変化とで図示した曲線。

オーディオ・アンプなどではこれに基づいて低音量での再生時に低音域を強調する回路が組み込まれたりする。
また、逆に3〜5kHz付近の音は音量が変わっても比較的よく聞こえる事から、PAなどによる大音量での拡声時にはそれらの音域を減少させる措置が取られる事もある。
erhaben エルハーベン 
【発想】【伊】 荘厳な, 崇高な
erloschend エルレッシェント 
【発想】【伊】 消えつつ
ermattend エルマッテント 
【発想】【伊】 疲れたようになって, 弱まりつつ
eroico エロイコ 
【発想】【伊】 勇敢な, 偉大な
eroico, eroica  エロイコ, エロイカ 
【発想】 英雄のような, 強く威厳を持って
erweitert エルヴァイテルト 
【発想】【独】 拡大した, 膨張した
esaltato エザルタート 
【発想】【伊】 興奮した, 得意の
esaltazione エザルタツィオーネ 
【発想】【伊】 熱狂的に
esitazione 
【発想】【伊】 = esitanza【伊】, esitante【伊】, esitamento【伊】ためらい, 躊躇
espirando エスピランド 
【発想】【伊】 消えるように
espressivo エスプレッシーヴォ 
【発想】【伊】 = espressione【伊】表情豊かに, 感情を込めて
estasiando 
【発想】【伊】 恍惚と, うっとりと
estatico エスタチーコ 
【発想】【伊】 有頂天の, 唖然とした
estinguendo エスティングェンド 
【発想】【伊】 消えつつ
estinto エスティント 
【発想】【伊】 小さな音で演奏する, 消えた
estompe エストンペ 
【発想】【伊】 和らげた, ぼかした
et 
【発想】【仏】 そして
eternamente エターナメンテ 
【発想】【伊】 永久に, 絶え間なく
etouffe エトゥッフェ 
【発想】【伊】 音を押し殺して, 弱音器をつけて
etwas エトヴァス 
【発想】【独】 いくらか, やや
eveille  エヴェイエ 
【発想】 目の覚めた
even イーブン 
【リズム】「シャッフル」や「バウンス」に対し、八分音符(或いは四分音符)の前拍を後拍が共通の音長を持つリズム。
「スクエア**」、「イーブン・リズム」、「イーブン・フィール」、「ストレート・フィール 」(straight feel)とも。

*また、完全なイーブンのビートを持つリズムと、一拍を三分割したリズムの中間のリズムを指して、「イーブンよりなシャッフル」や「ややバウンス気味なイーブン」といった言い方も頻繁に用いられる。
**英語で「スクエア」(square)といった場合、「四角定規、堅物、頭が堅い」、転じて「ノリが悪い」という意味でも用いられる。
exalte  エグザルテ 
【発想】 興奮した
excitement イクサイトメント 
【発想】【英】 = eccitamento【伊】, Aufregung【独】, excitation【仏】興奮, 騒動
extremement エクストレーマン 
【発想】【伊】 極端に
facile ファーチレ 
【発想】【伊】 楽な, 優しい
facilita ファキリータ 
【発想】【伊】 喜ばしい, ゆったりとした
facilita ファチリタ 
【発想】【伊】 喜ばしい, ゆったりとした, 容易さ, 簡単さ, 平易さ
facilmente 
【発想】【伊】 楽に, 緊張しないで
faiblement フェブルマン 
【発想】【仏】 弱く, かすかに
fantastico ファンタスティコ 
【発想】【伊】 幻想的な, 空想的な
fastosamente 
【発想】【伊】 派手に, 華やかに
fastoso ファストーソ 
【発想】【伊】 はでな
feierlich ファイアーリヒ 
【発想】【独】 神聖な, 荘厳な気分で
felicita 
【発想】【伊】 祝う, 喜ぶ, 幸せ
feroce フェローチェ 
【発想】【伊】 野性的に, 激しく
fervido フェルヴィード 
【発想】【伊】 熱心な
fervore フェルヴォーレ 
【発想】【伊】 熱情
festivo フェスティーヴォ 
【発想】【伊】 祭りの, 陽気な
festoso フェストーソ 
【発想】【伊】 お祭り気分の
feurig フォイリヒ 
【発想】【独】 = feuerig【独】火のような, 燃えている, 熱烈に
fieramente フィエラメンテ 
【発想】【伊】 精神的に, 熱烈に, 激しく, 残忍に, 残酷に
fiero フィエーロ 
【発想】【伊】 = proud【英】誇りのある, 高慢な, 堂々と, 見事な
fine フィーネ 
【発想】【伊】 終わり, 末尾, 死
fino フィーノ 
【発想】【伊】 〜まで
fioritura フィオリトゥーラ 
【発想】【伊】 作曲者や演奏家が旋律に装飾を施すこと
flat フラット 
【発想】【英】 フラット記号
flatly フラットリー 
【発想】【英】 きっぱりと,はっきりと
flebile フレービレ 
【発想】【伊】 = mournful【英】, traurig【独】悲しみに満ちた, 哀れな
flehend フレーエント 
【発想】【独】 哀願するように
fliessend フリーセント 
【発想】【独】 流ちょうな, 流れるように
flugel フリューゲル 
【独】 グランドピアノのこと
flugelhorn フリューゲルホルン 
【独】 フリューゲルホルン
flussig フリュッシヒ 
【発想】【独】 流ちょうな
folgen sie 
【発想】【独】 旋律に合わせて(従って)伴奏を演奏せよ
follemente フォッレメンテ 
【発想】【伊】 = follement【仏】熱狂的に
follow 
【発想】【英】 旋律に合わせて(従って)伴奏を演奏せよ
fook フック 
引っかけ。引っ掛かり。さわり。
一般には、CMやテレビやラジオ番組の区切りなどで聴取者の耳を惹き付ける為に用意されたごく短い楽曲や、レコードにおける購買意欲を起こさせる為の「惹き」を持った楽節を指す。
後者の例では、一般に「サビ」がそれにあたり、CF等でその部分だけが流される事も多いが、必ずしも「フック」といえば「サビ」を指すとは限らない。
(同様の意味では「キャッチ」という語も使用される)

*また、セッションにおいては、特に楽曲そのものやコーラスの冒頭に配される特徴的なリズムを持ったごく短いフレーズを「フック」と呼ぶ事もある。
「モティーフ」という語が、旋律の高低を示したり長い一楽章全体に対しても用いられたりと比較的広範な意味を持つのに対し、「フック」とは、ごく短い、特にリズム的なアクセントに重点を置いた「モティーフ」の一種であると言える。
forcefully フォースフリー 
【発想】【英】 = kraftig【独】力強く
forte フォルテ 
【発想】【伊】 強く, 大きく, 丈夫な, 激しい, 強烈な, 得意な. sfの代わりにfを使う場合もある.
forte piano フォルテ・ピアノ 
【発想】【伊】 強くした後すぐに弱く
fortemente フォルテメンテ 
【発想】【伊】 元気に, 力強く, 活発に
fortfahren フォルトファーレン 
【発想】【独】 同じ早さなどを続ける
fortissimo フォルティッシモ 
【発想】【伊】 きわめて強く, ff
forzato フォルツァート 
【発想】【伊】 = forzando【伊】強調された, fz
forzautta  フォルツァッタ 
【発想】 全力を持って
four bars フォー・バース 
【ジャズ】ジャズなどで、4小節ごとに各奏者がアドリブを交換する事。
"trade four bars"(トレード・フォー・バース)の略。同様に"two bars"や"eight bars"も頻繁に用いられる。
cf. chase.
fourth chords 
1.四度堆積和音。"chords by forths"とも。
完全四度を積み重ねる事による和音。
通常の三度堆積和音とは異なる和声感覚によるモード感、既存の機能和声からの解放、幻想的な雰囲気などが特徴。
ビル・エヴァンスやマッコイ・タイナーらのジャズ・ピアニストらによる演奏が有名。

2."suspended fourth chords"(サスペンデッド・フォー)の略。
 cf.suspended
freddamente フレッダメンテ 
【発想】【伊】 冷静に, 熱意のない
freely フリーリー 
【発想】【英】 = liberamente【伊】, frei【独】, librement【仏】自由に, 大まかに
frendig フロイディヒ 
【発想】【独】 楽しく
fresco フレスコ 
【発想】【伊】 新鮮な
frettevole フレッテーヴォレ 
【発想】【伊】 急いだ
frohlich フレーリヒ 
【発想】【独】 幸福な, 楽しげな
froidement フロアドマン 
【発想】【仏】 冷淡に, 無関心に
funebre フネブレ 
【発想】【伊】 悲しい, 不吉な, 暗い,しめやかな, 葬式の
fuoco フオーコ 
【発想】【伊】 情熱, 熱情, 熱意
furioso フリオーソ 
【発想】【伊】 = furieux【仏】熱狂的に
fury フュリ 
【発想】【英】 = furia【伊】とてつもなく激しい怒り
gaiement 
【発想】【仏】 = merrily【英】, allegro【伊】快活に, 楽しく, 陽気に
gamba 
【発想】【伊】 脚
ganz  ガンツ 
【発想】 完全な
garbatamente  ガルバータメンテ 
【発想】 優雅に, しとやかに
garbato ガルバート 
【発想】【伊】 上品な, 優雅な
gaudente  ガウデンテ 
【発想】 喜ばしく, 楽しく
gaudioso  ガウディオーソ 
【発想】 喜ばしい, 楽しい
gedampft 
【発想】【独】 弱音器をつけて, やわらげて
gedehnt ゲーデント 
【発想】【独】 テヌートで, 音を伸ばして
gefallig ゲフェーリヒ 
【発想】【独】 快い, 楽しげな
gehaucht ゲハウフト 
【発想】【独】 ささやくように
geheimnisvoll ゲハイムニスフォル 
【発想】【独】 神秘的な
gelassen ゲラッセン 
【発想】【独】 静かに, 落ち着いて
gemachlich ゲメヒリヒ 
【発想】【独】 気持ちよく, 気楽に
gemasigt ゲメーシッヒ 
【発想】【独】 節度を持って
gemasigt ゲメーシヒ 
【発想】【独】 控えめに, 適度に
gemendo ジェメンド 
【発想】【伊】 苦しげに, うめくように
gemessen ゲメッセン 
【発想】【独】 荘重に, 正確に
gemutlich ゲミュートリヒ 
【発想】【独】 のびのびと気持ちのよい
genau ゲナウ 
【発想】【独】 正確に
gentile ジェンティレ 
【発想】【伊】 = gentil【仏】穏やかな, 優しい, もの静かな
gently ジェントリー 
【発想】【英】 静かに,穏やかに,ゆるやかに
geruhrt ゲリュールト 
【発想】【独】 感動した
gesangvoll ゲサングヴォル 
【発想】【独】 歌うように
geschlagen ゲシュラーゲン 
【発想】【独】 打った, はじいた, 叩いた
geschleift ゲシュライフト 
【発想】【独】 なめらかに, レガートに
geschwind ゲシュヴィント 
【発想】【独】 はやく, 敏感に
gest. 
【発想】【独】 gestopftの略
gesteigert  ゲシュタイゲルト 
【発想】 次第に強く
gestopft ゲシュトプフト 
【発想】【独】 = stopped【英】, bouche【仏】ホルン特有の奏法で朝顔に手を差し込んで演奏すること
gewalttatigkeit 
【発想】【独】 激しく, 猛烈に
gewichtig ゲヴィヒティヒ 
【発想】【独】 重々しげに
gewohnlich ゲヴェーンリヒ 
【発想】【独】 平凡に, 当たり前に
gig ギグ 
【米】報酬の支払われる演奏の事。特にその場所での一夜限りの演奏を指す。

*日本での「小規模な会場でのライブ」といった意味合いとの誤用に注意。
**現在では、広くライブ・コンサート全般や、音楽に限らず報酬の支払われるパフォーマンス全般を指す言葉として意味が広がっている。但し通常は、一か所での継続的な仕事は除き、その日限りの、若しくは期間限定の仕事といった意味合いで用いられる。
***古くはイギリスのおいて「足の早い車輪の大きな二輪馬車」、後に「船足の速いボートや船」を意味した。
giocoso ジョコーソ 
【発想】【伊】 おどけて, 喜々として, 活気に満ちた, 生き生きとした, はしゃぐ【形】gioioso
gioviale ジョヴィアーレ 
【発想】【伊】 楽しい, 快活な
giubilo ジュビロ 
【発想】【伊】 = giubilio喜び, 歓喜
giulivamente ジュリーヴァメンテ 
【発想】【伊】 楽しげに
giustamente ジュスタメンテ 
【発想】【伊】 はっきりと, 正確に
giusto ジュスト 
【発想】【伊】 = giusta【伊】正確な, 適切な
glanzend グレンツェント 
【発想】【独】 輝かしい, 華やかな
glatt  グラット 
【発想】 なめらかに, 平らに
gleichmassig グライヒメーシヒ 
【発想】【独】 等しい, 同じ
glissando グリッサンド 
【発想】【伊】 音を滑らかに変化させる。gliss. と表記
gloomy 
【発想】【英】 悲しい, 不吉な, 暗い
gluhend グリューエント 
【発想】【独】 熱烈な, 激しい
gracile グラーチレ 
【発想】【伊】 繊細な, 優美な
gran (グラン) = grand 
【発想】【英】大きな
gran guest  グラン 
【発想】 深い味わいに
grandioso  グランディオーソ 
【発想】 堂々と, 壮大に
grave  グラーヴェ 
【発想】 重々しく, 厳かに
Grave 
【発想】重々しくゆったりと
gravemente グラヴェメンテ 
【発想】【伊】 まじめに, 重く, 深刻に, ひどく, 厳粛に
grazia グラッツィア 
【発想】【伊】 優美, 上品, 美しさ
grazioso グラツィオーソ 
【発想】【伊】 = grazios【独】, gracieux【仏】優雅に, 気品を持って
grimmig  グリミヒ 
【発想】 厳格に, 怒ったように
groove グルーヴ 
ジャズやロックで用いられるリズム感覚。
いわゆる「ノリ」と訳される事が多いが、元来の邦楽における「ノリ」とは似て非なる概念である。

*実際の英会話で「グルーヴが良い」という場合、「リズムに良くノレている」というよりも、「リズム・パターンが優れている」といった意味合いで用いられる事の方が多い。
**特に、ベースとドラムが旨くかみ合わさった状態などを「ロック・イン」とも称する。
***日本語で「イーブン」的のビートを「スクエア」と呼ぶ事が多いが、英語では「スクエア」(square)=「四角定規、堅物、頭が堅い」、転じて「ノリが悪い」といった意味でも用いられる。
gross グロス 
【発想】【独】 = gros【仏】大きな
grottesco グロッテスコ 
【発想】【伊】 = grotesk【独】, grotesque【仏】怪奇な, 突飛な, おかしな
growl グロウ 
【発想】【英】 怒った声, 雷などがゴロゴロと鳴る
hardi アルディ 
【発想】【仏】 大胆な
harmonization ハーモニゼイション 
和声付け。
 cf.ハーモニゼイション概論
harshness 
【発想】【英】 厳格に, 粗い
harte 
【発想】【独】 厳格に, 粗い
haut  オー 
【発想】 高い, 鋭い
heftig ヘフティヒ 
【発想】【独】 激しい, 乱暴な
heimlich ハイムリヒ 
【発想】【独】 こそこそと
heroically ヒローイカリー 
【発想】【英】 = eroico【伊】, heroisch【独】, heroiquement【仏】勇敢な, 偉大な
herzhaft ヘルツハフト 
【発想】【独】 勇敢な, 力強い
herzig ヘルチヒ 
【発想】【独】 心を込めて, 愛らしい
hurtig フルティヒ 
【発想】【独】 素早く
hyper~ ヒュペル 
【発想】【希】 上の
hypo~ ヒュポ 
【発想】【希】 下の
immer  インマー 
【発想】 いつも, より いっそう
impedance インピーダンス 
「障害物」の意で、圧と量の比を表す単語。
【機械】インピーダンスとは、交流回路におけるフェーザ表示された電圧と電流の比であり、単位としてはオーム(Ω)が用いられる。
電子回路における抵抗器は直流でも交流でも抵抗の値に差はない。しかし、コイル、コンデンサ、スピーカー、トランス、などは周波数によって見かけの「抵抗値」が変化する為、音響機器においては「インピーダンス」の語が広く用いられ、本来の「抵抗」と区別している。
一般に音響機器の入力・出力に表示されるインピーダンスは、その機器を「ブラック・ボックス」として考えた場合に入り口と出口からみた抵抗が何Ωかという事を示すものであり、内部の複雑な「抵抗」の解析を行わずとも「オームの法則」によって処理できるようにという為のものである。

* 楽器用アンプ(特にベース・アンプ)が「HIGH」と「LOW」(HIとLO、PASSIVEとACTIVEといった表記がされる場合も)という二つの入力端子を持っていた場合、これは入力機器のインピーダンスの大きさを表す場合と単にゲインを表す場合の二種類がある為、区別が必要である。
 インピーダンス式(ベースアンプの多くや、近年の設計のギターアンプ)の場合、一般にパッシブ式のピックアップを採用したギターやベース(電池を使用しないもの)は「HIGH」に、楽器本体に電池を内蔵したアクティブ式ピックアップを採用したギター・ベース(電池を使用するもの)やキーボードなどは「LOW」端子に楽器を接続するのが良いとされる。
 一方、ゲイン式の場合は全く別の回路である為、区別が必要である(古いマーシャルやローランドのジャズコーラス、コントロールにゲインつまみの無いアンプの多くがこのタイプ)。といえる。これらの機器では一般に入力機器に対する抵抗を一つにするか二つにするかを変えて、アンプ内部へ流れる出力をコントロールしている。一般に出力の低いシングルコイルの場合はHIGH、出力の大きいハムバッキングはLOWが良いともされるが、若干の歪みを気にしなかったり、ボリューム変化によって歪みの強弱をも変化させたい時にはHIGHが用いられる。反対に出力が低くとも「LOW」を選択すれば、クリーンなトーンできめ細かい音量調整を行うことが出来る(主な歪みをアンプ側ではなく入力前のエフェクタ側で作り込みたい場合も同様)。
**入力を変えた場合、全体の音量も変化するので、マスターボリュームで調整する必要がある。LOW側の場合、マスターボリュームをフルにした時の音量はHIGHよりも低くなるが、HIGH側でもマスターボリュームをフルにする事は少ない為、前述のように音色の変化を重視するならさほど気にする必要はない。
【音響】空気や物体中を音波が通過する際の伝播率に対してもインピーダンスの語が用いられる。これは音圧を体積速度で除したものであらわされる。また、電圧と電流の比にならって平面進行波を粒子速度で除したものは、音響特性インピーダンスと呼ばれ、区別して扱われる。
通常の音楽制作の現場で音響特性インピーダンスが問題とされる事は少ないが、管楽器やスピーカーのホーンの形状や楽器の材質、防音設備の設計を行う場合などに考慮される概念である。
impetuoso インペトゥオーソ 
【発想】【仏】熱烈な, 性急な = impetueux
incalzando  インカルツァンド 
【発想】 だんだん早く激しくして
indeciso  インデチーソ 
【発想】 定まらない, はっきりしな い
infinity インフィニティ 
【発想】【英】 果てしない, 無限の
inganno インガンノ 
【発想】【伊】 誤り, 欺き→偽終止のこと
innig  インニヒ 
【発想】 心からの
innocente インノチェンテ 
【発想】【伊】 = innocent【英】, unschuldig【独】, inocente【葡】単純に, 飾りをつけないで, 潔白な, 純真な
inquieto インクィエート 
【発想】 = inquiet, unruhig落ち着かない, 不安な
instante インスタンテ 
【発想】【独】せき立てるような = instandig
intense インテンス 
【発想】【英】 = intenso【伊】, intensiv【独】感情的な, 熱情的な, 激しい, 強烈な
intensity インテンシティ 
音の強さ。
intensity インテンシティ 
【英】 = intensita【伊】, Intensitat【独】, intensite【仏】激しく, 熱心に, 強烈に
interplay インタープレイ 
1.即興演奏で、他の演奏者の演奏に応える演奏。相互作用を感じさせる演奏。
また、ジャズなどにおいて漠然と、演奏者同士が刺激し合いながら展開行われる演奏を指す。
2.広義のコール&レスポンス。
3.ある声部の休符を埋めるように他の声部の音を入れたり、ある声部の旋律やリズムを他の声部が模倣したりといった、各声部が交差するような演奏。
interval インターヴァル 
音程。
二つの音の間の音の高さの「隔たり」。
例えば、ユニゾンは1度とも呼び、隔たりは「0」となる。
普通、七音音階上で捉え、半音毎の隔たりで数える。
半音以下の細かい音程については「微分音(microtone)」と呼び、別に区分する。
・unison 同音
・harf tone =semitonium 半音
・whole tone =tonus 全音
・minor third =semiditonus 短3度
・major third =ditonus 長3度
・subdominant =diatessaron 完全4度
・dominant =diapente 完全5度
・octave =diapason オクターブ

 日本語での特殊な呼び名
・一度=主音
・二度=上主音
・三度=(上)中音
・四度=下属音
・五度=(上)属音
・六度=下中音
・七度=導音
 
major メジャー 
長音程。二度、三度、六度、七度の各音程に対して用いる。
minor マイナー 
短音程。二度、三度、六度、七度の各音程に対して用いる。
perfect パーフェクト 
完全音程。一度、四度、五度の各音程に対して用いる。完全協和音程とも呼ぶ。
augmented オーギュメント 
増音程。完全音程より半音高い音程。一度、四度、五度の各音程に対して用いる。
deminished ディミニッシュド 
減音程。完全音程より半音低い音程。一度、四度、五度の各音程に対して用いる。
double augmented ダブル・オーギュメント 
重増音程。完全音程より2半音高い音。一度、四度、五度の各音程に対して用いる。不協和音程の一つ
double deminished ダブル・ディミニッシュド 
重減音程。完全音程より2半音低い音程。一度、四度、五度の各音程に対して用いる。不協和音程の一つ。
perfect consonances パーフェクト・コンソーナンス 
完全協和音程。ユニゾン、オクターブ、完全四度、完全五度の各音程。
imperfect consonances インパーフェクト・コンソーナンス 
不完全協和音程。短三度、長三度、短六度、長六度の各音程。
dissonance ディゾナンス 
不協和音程。短二度、長二度、短七度、長七度及び、各減音程、増音程、重減音程、重増音程を指す。
古典的楽理では、不協和音程は「不安定」な状態であり、「安定」した協和音への解決が必要とする音とされる。
* これらは和音の安定度を示す区分であり、「不協和音程=不快な音」ではない。「不快な音」、「濁った音」という意味では別に「カコフォニー(cacophony)」という専門用語を用いる。
**「協和・不協和」の区分は時代や分野においても異なり、例えばルネサンス期の音楽では完全四度は強い不協和音程と考えられていた。

cf.accidental
cf.microtone マイクロトーン=微分音
intimo  インティモ 
【発想】 = innig, intime親密な, 心からの
intrepido  イントレピド 
【発想】 大胆な, 勇ましい
jazz box ジャズ・ボックス
【発想】【ジャズ・俗】「ジャズ・ギター」の意。
joyous ジョイアス 
【発想】【英】 うれしい, 楽しい
jubelnd ユーベルント 
【発想】【独】 歓声を上げるように
jubiloso ユビローソ 
【発想】【伊】 歓喜, 喜び
jubilus ユビルス 
【発想】【羅】 歓喜
junction box ジャンクション・ボックス 
多数の単独コネクタとマルチ・コネクタを相互に変換・接続する為の箱。
ステージ-PAミキサー間や録音スタジオ-調整室間の配線を簡素化する為のもの。
通常、8から26本のXLRコネクタ(マイク・ケーブルのオス・メス端子)をFK、MS、NKなどのマルチ・コネクタ(マルチ・ケーブルの端子)に変換するものが多い。

* 「JB」と略されたり、端子の数から「8コネ」、「12コネの箱」と呼なだり、その形状から「ヤッコ」や「長箱」と呼ばれる事もある。

** 音楽用語以外では、広く電線同士の結合、分岐、中継を目的とした端子、端末を内蔵した保護箱全般を指す。(屋外用の防水配線箱やアンテナの接続箱など)
keck ケック 
【独】 大胆に
kennel ケンネル
「犬小屋」の意。
【ジャズ・俗】アップライト・ベースの意。*蔑意を含む為注意。

cf. bassfiddle,bullfiddle,cofin
klagend  クラーゲント 
【発想】 嘆きつつ
klang  クラング 
【発想】 音, 響き
kraftig クラフティヒ 
【発想】【独】 力強く
kraftig クレフティヒ 
【発想】【独】 力強く
lacrimoso ラクリモーソ 
【発想】【伊】 涙ながらに
lamentabile ランタービレ 
【発想】【伊】 悲しげに
lamentevole ラメンテーヴォレ 
【発想】【伊】 憂鬱な, 哀れな, 悲しげな
lamentoso ラメントーソ 
【発想】【伊】 悼んで, 悲しげな
langsam ラングザーム 
【発想】【独】 おそく, ゆっくりと
languorously ランガロウスリ 
【発想】【英】 = langoureux【仏】弱々しく, 疲れ切ったように, 憂鬱に
largamente ラルガメンテ 
【発想】【伊】 幅を持って, たっぷりとした音で
largando ラルガンド 
【発想】【伊】 速度をゆるめながら
larghetto ラルゲット 
【発想】【伊】 largoほど遅くなく
Larghetto 
【発想】ラルゲット:ややゆるやかに
Larghissimo 
【発想】ラルギッシモ:より幅広く緩やかに
largo  ラルゴ 
【発想】 幅広く緩やかに, 表情豊かに
Largo 
【発想】幅広く緩やかに, 表情豊かに
lauda ラウダ 
【発想】【伊】 = laude【伊】, laudi【伊】賛美
laudes ラウデース 
【発想】【羅】 賛美
laut ラウト 
【発想】【独】 声高らかに
lebendig レベンディヒ 
【発想】【独】 生き生きした, 活気に満ちた
legato レガート 
【発想】【伊】 音の長さを保って, 優しく
leggermente レッジェルメンテ 
【発想】【伊】 = leggiermente【伊】軽快に, 早く, 急いで
leggiero レッジェーロ 
【発想】【伊】 軽く, 早い, すばやく, 陽気に, 快活に, legg.と表記.
leicht ライヒト 
【発想】【独】 快活に, 楽に
leidenschaftlich ライデンシャフトリヒ 
【発想】【独】 = passionato熱狂的に, 情熱的に
leise ライゼ 
【発想】【独】 柔らかに, かすかに
Lent 
【発想】緩やかに遅く
lent ma non troppo  レント・マ・ノン・トロッポ 
【発想】 緩やかに遅く, しかしやりすぎないで
Lent ma non troppo 
【発想】緩やかに遅く, しかしやりすぎないで
lentamente レンタメンテ 
【発想】【伊】 = langsam【独】, lentement【仏】ゆっくり, 遅く
lentando レンタンド 
【発想】【伊】 次第に緩やかに, 迅速に弱くとすることもある
lentissimo  レンティッシモ 
【発想】 非常に緩やかに遅く
lento レント 
【発想】【伊】 緩やかに, おそく
Lento 
【発想】緩やかに, おそく: Lentissimo
lesto レスト 
【発想】【伊】 速く, 軽快に, すばしっこい
liberamente リベラメンテ 
【発想】【伊】 自由に, 大まかに
librement 
【発想】【仏】 自由に, 大まかに
licenza 
【発想】【伊】 許可
Licorice Stick リコリス・スティック
【発想】【ジャズ・俗】クラリネット。
(「リコリス・スティック」は黒い棒状の飴の様な菓子。「リコリッシュ」、「リコリス・キャンディ」とも)
lied リート 
【発想】【独】 (愛・美をたたえる)歌
lieto リエート 
【発想】【伊】 楽しげな, うれしい
lieve リエーヴェ 
【発想】【伊】 軽い
lievemento リエーヴェメント 
【発想】【伊】 軽やかに
lightly ライトリー 
【発想】【英】 軽く,軽やかに,すばやく
linke hand  リンケ・ハント 
【発想】 左手, 略してL.h.
lirico リリコ 
【発想】【伊】 抒情的な
l'istesso tempo リステッソ・テンポ 
【発想】【伊】 拍子が変わっても一拍又は一小節の時価(長さ)は変えないこと(例えばメトロノームを使っているならば, 拍子が変わってもそのテンポを変 えずにそのままで行くこと)
lively ライブリー 
【発想】【英】 活発に,生き生きと
lo stesso tempo ロ・ステソ・テンポ 
【発想】【伊】 同じ早さで
loco ローコ 
【発想】【伊】 もとの位置で, 8va等でオクターブ上で演奏していたのを戻す, lo. loc.とも表記
lontano ロンターノ 
【発想】【伊】 離れて, 遠く
loudness ラウドネス 
音の強さ、騒々しさ、の意。また、そこから派生して(色彩等の)派手さ、けばけばしさも意味する。
"loud"n.は元来、「高らかに鳴り響く」といった意味だったが、変化して現在は「耳障りな大きい(音)」といった意味になった。

 音響において「ラウドネス(loudness)」の語を用いる場合、デシベル等の物理的な音の強さと区別して、「ラウドネス曲線」等に基づいた、人間の聴感情での音の強さを指す。
(人間の耳は1から4kHzの音が最も聞こえやすく、それより低音や高音になるほど聞き取りづらくなる)
 cf. loudness curve

*音響機器のパネルに設けられたトーン・コントロールにおける"loudness"とは、"loudness curve compensator"等の略で、再生音量の変化に伴う聴感上の音像の変化を補正する為のコントローラーで、特に低音量時に低音部が抜けるのを補強する目的で用いられる。だが、最近は単に低音域強調回路としての意味だけで用いられているものも多い。
cf. tone control
luftig ルフティヒ 
【発想】【独】 気取った, 軽快な
luminenx リュミヌー 
【発想】【仏】 輝かしい
lunga ルンガ 
【発想】【伊】 = lungoフェルマータの上か下にあって, かなりのばすこと
lusingando ルジンガンド 
【発想】【伊】 = Schmeicheln【独】こびいるように, 誘惑する, 魅力的な
lustig ルスティヒ 
【発想】【独】 楽しい, 気持ちのいい
luttuoso ルッロゥオーソ 
【発想】【伊】 悲しみに沈んで, 悲しそうな
lyrically リリカリー 
【発想】【英】 熱情的に, 熱烈に
ma マ 
【発想】【仏】 しかし
ma non tanto  マ・ノン・タント 
【発想】 しかし多くなく
ma non tanto 
【発想】マ・ノン・タント: しかし多くなく
ma non troppo 
【発想】しかし甚だしくなく
ma non troppo 
【発想】マ・ノン・トロッポ: しかし甚だしくなく
maestoso マエストーソ 
【発想】【伊】 威厳を持って, 厳かに, 堂々として, 雄大な
maggiolata マッジョラータ 
【伊】 5月祭で歌われる歌
main gauche マン・ゴーシュ 
【仏】 左手, m.g.とも表記
majestically マジェスティカリー 
【発想】【英】 威風堂々と
majestueux 
【発想】【仏】 威厳のある, 堂々とした
malinconico マリンコーニコ 
【発想】【伊】 憂鬱な
mancando マンカンド 
【発想】【伊】 = mancante【伊】次第に弱く
mano destra マノ・デストラ 
【発想】【伊】 = main droite【仏】右手, m.d.とも表記
mano diritta 
【発想】右手
mano sinistra マノ・シニストラ 
【伊】 左手, m.s.とも表記
marcatisimo マルカーティッシモ 
【発想】【伊】 marcatoの最上級
marcato マルカート 
【発想】【伊】 明瞭な, はっきりした, 際立って, 強調された, 鋭い
marciale = marziale 
【発想】【伊】, marschmassig【独】行進曲風に
markig マルキヒ 
【発想】【独】 力強い, 活発な
massig メーシヒ 
【発想】【独】 中庸の→モデラートと同じ
mattinata 
【伊】 朝の歌, セレナードの対
measure メージャー 
【リズム】「目盛り」の意。
通例、「小節」(bar)を意味する。
cf. bar
medesimo tempo メデジモ・テンポ 
【伊】 同じ速度で
melancolique 
【仏】 憂鬱な, 哀愁
meno メーノ 
【伊】 より少なく
merrily 
【英】 快活に, 楽しく, 陽気に
messa di voce メッサ・ディ・ヴォーチェ 
【伊】 一定の音をのばしながらクレッシェンドした後デクレッシェンドして終わらす声楽のテクニック
mesto メスト 
【伊】 悲しげな, 憂鬱な
meter ミーター 
【リズム】拍子。"time"(タイム)とも。
cf. time
metric crossing メトリック・クロシング 
【リズム】拍子の交差。
リズムに躍動感を持たせる為や、次の楽節でのリズムの切り替えをスムーズにする為などの目的で、上声部と下声部、旋律と伴奏などにおいて異なる拍子が用いられる事。

*「ヘミオラ」に代表される関連性を持ったリズムの組み合わせの他、DTMやDJミュージックに置いては小節の長さなど一部の要素だけを同期させて全く関連性の無いリズムを重ねるといった手法も広く用いられている。
mezza voce メッザ・ヴォーチェ 
【発想】【伊】 半分の声で
mezzo メッゾ 
【発想】【伊】 半分の, 中間の
microtone マイクロトーン 
微分音。12音階における「半音」よりも細かい音程。
"micro interval"とも。
四半音程の様に定量化された音程の他、ブルーノートなどの様に基本の「12音階から外れた」という意味での感覚的な音程を指す場合の二通りがある。
*楽譜上、「デミフラット」や「デミシャープ」「クォーター・チョーク」等と表記されていても、実際には後者の様な感覚的な音程を指す場合は多い。

**中近東等には1オクターブを24分割した音階や2オクターブを区切りとした音階など、数多くの微分音程を含んだ音楽が存在する。
minaccioso ミナッチョーソ 
【発想】【伊】 脅かすような, 差し迫った
miserere ミゼレレ 
【発想】【羅】 哀れみ給え
misterioso ミステリオーソ 
【発想】【伊】 = mysteriously神秘的に
mit ミット 
【発想】【独】 〜で, 〜をもって=con【伊】
mit beiden handen ミット・バイデン・ヘンデン 
【独】 両手で
mit dampfer ミット・デンプファー 
【独】 弱音器をつけて
mobile 
【伊】 動きをつけて, 早めに
moderate モデレート 
【英】 = moderato【伊】, gemasigt【独】, modere【仏】節度を持って, 多すぎず少なすぎず
moderately モデレートリー 
【英】 = gemasigt【独】, moderatamente【伊】, moderement【仏】控えめに, 適度に
moderato  モデラート 
中くらいの早さで
Moderato 
中くらいの早さで
modullation モデュレーション
【楽理】転調。
 ・dominant key ドミナント・キー 属調
 ・subdominant key サブドミナント・キー下属調
 ・relative key レラティヴ・キー 平行調 ex.C-Am
 ・parallel key パラレル・キー 同主調 ex.C-Cm

【機】シンセサイザーにおける「ヴィブラート・エフェクト」の事
ギター等の「ヴィブラート・エフェクター」と違い、アタックや持続音だけに固有のヴィブラートをかける等、様々な処理が可能。

【電】変調。
高周波持続電流の振幅・周波数・位相などを変化させる事。
周波数変調、振幅変調、位相変調、パルス変調などがある。
molt adagio  モルト・アダージョ 
【発想】 非常に緩やかに
Molt Adagio 
【発想】非常に緩やかに
molto モルト 
【発想】【伊】 きわめて, たくさん
molto 
【発想】モルト: 非常に
monferrina モンフェリナ 
【発想】【伊】 複合拍子での活発な雰囲気, 6, 9, 12拍子のこと
morbido モルビド 
【発想】【伊】 柔らかな, やさしい
morendo モレンド 
【発想】【伊】 だんだん弱くなって
mormoroso モルモローソ 
【発想】【伊】 = mormorando囁くように
mosso モッソ 
【発想】【伊】 躍動して, 急速な,
motif(仏) motive【英】 モティーフ 
動機。
主題を構成する旋律単位、断片。
クラシックにおいて、「主題」を構成する最小単位のメロディを指す。
モティーフは旋律、もしくはリズムにおける特徴を提示し、様々に展開する事で主題を構成する。

*より一般的には、即興や変奏のきっかけとなるごく短いフレーズなども指す。
**古典的意味合いでは、英語においても「motif」の語が広く用いられる。「motive」は「motif」の英訳だが、特にリズム的動機において用いられる場合が多い。
motion モーション 
【英】 = movimento【伊】, Bewegung【独】, mouvement【仏】動き, 旋律の進行, 合図する, 感動する
moto モート 
【伊】 動き, 速度
moto precedente モート・プレチェデンテ 
【発想】【伊】 前と同じ速さで
mournful 
【発想】【英】 悲しみに満ちた, 哀れな
mouvement 
【発想】【仏】 = movement【英】速度, テンポ, 楽章
munter ムンター 
【発想】【独】 生き生きと, 明るく
music ミュージック
1.音楽。楽曲。
2.楽譜。*(全集的な)楽譜集。**パート譜。("music part"の略)
  ex. "without music"=「暗譜で」。  cf. sheet music.
3.(音楽についての)感性、感受性、想像力。
  ex. "He has good music."
4.音感。
  ex. "I have no music in me."
5.心地良い音、響き。(鳥のさえずりや風の音など)
music stand 
【英】 譜面台
muta ムータ 
【伊】 持ち替える
muted ミューティッド 
【発想】【英】 柔らかく, 音が大きく, ミュートを付けてなく
muy モイ 
【発想】【西】 = very【英】, molto【伊】, sehr【独】とても
nachdrucklich ナーハドリュックリヒ 
【発想】【独】 強調して
nachlassend ナーハラッセント 
【発想】【独】 = ritardando【伊】弱めて, のろくなって
narrante ナランテ 
【発想】【伊】 朗読風に
natural 
【英】 ナチュラル記号のこと
negligente ネグジェンテ 
【発想】【伊】 なげやりな, ゆっくりした
niente 
【発想】【伊】 聞こえないほど小さな音で
no chord ノーコード 
【英】 コード無し, 伴奏の休み(ジャズ等では【休み】ではなく, 特定の調性がない部分を示す)(N.C.と表記)
nobilmente ノービレメンテ 
【伊】 上品に
noise ノイズ
騒音。今日では、幅広く以下の様な意味で用いられる。
1.騒音。最も一義的な意味は「好ましくない音」(unwanted sound)を指し、その語源は11世紀以前にまで遡る。
2.非楽音。音楽においての"noise"は、「非楽音」(unmusical sound)としても定義付けられる。
3.信号システムを乱す要素。調光器ノイズなど。
4.大きな音(any loud sound)。それがどんな種類の音であれ、極端に音量の大きな「やかましい音」は"noise"とされる。
5.自然音(natural noise)。漠然と楽器や声以外の音を指す場合。
特に、(古典文学や詩的表現において)「川のせせらぎ」や「波音」、「鳥のさえずり」など1.に含まれない音も"noise"と呼ばれる。
(仏語では"bruit"(騒音)が、今日でもこの意に相当する)
6.シンセサイザーや音響測定器で用いられる音源の一種。ホワイト・ノイズやピンク・ノイズなど。

white noise ホワイト・ノイズ 
白色雑音。
フーリエ変換によるパワー・スペクトルにおいて、全ての周波数において同じ強度となる音。「白色」の語は、全ての周波数を含んだ光が白色である事から名付けられた。
オクターブ単位ごとに3dbの割合で高音域が上昇している為、聴感上は高域が強く聞こえる。FMラジオでチューニングがずれた時の、「シャー」という音などが近似音である。
シンセサイザーでは、風や波の音などの「自然音」を作り出す為の音源としてや、全ての周波数を含むことからフィルターによって任意の音色を取り出す事などの音源として利用される。
また、室内の残響やオーディオ機器の性能など、各種の音響測定にも多用されている。
*電子工学上は「正規乱数」がホワイト・ノイズとして利用される。
pink noise ピンク・ノイズ 
あらゆる周波数の音を均等に含む雑音で、かつ1オクターブの範囲に含まれる信号のエネルギーが一定になるようなノイズ。
結果として、「ホワイト・ノイズ」と比べると低域が強調された割れた様な印象の「ザー」という音になる。
ピンクノイズの波形は、フラクタル状である事が明らかにされており、「1/fゆらぎ」ともいう。
「ピンク・ノイズ」という語の由来は、信号の波形が光に変換すると「ピンク色」であるから、あるいは前述した「ホワイト・ノイズ」と後述する「レッド・ノイズ」の中間に当たることから、という二つの説がある。
ホワイト・ノイズと並んで、シンセサイザーの音源や、室内の音響特性・音場の測定などに用いられれている。
Brown noise ブラウン・ノイズ 
ブラウン雑音。、"brownian noise"(ブラウニアン・ノイズ)とも。
「ピンク・ノイズ」と非常に似通った雑音だが、このスペクトル密度の割合はは1/f2であり、結果として「ピンク・ノイズ」よりも低域が強調された、円やかな音として聴かれたりする。
 前述の「ホワイト・ノイズ」、「ピンク・ノイズ」になぞらえてパワー・スペクトラムの光への変換から、"red noise"(レッド・ノイズ)「赤色雑音」とも呼ばれる。

*「ブラウン」の語はパワー・スペクトラムに基づく光の色ではなく、この雑音の元である「ブラウン運動」(Brownian motion)とそれを発見した植物学者ロバート・ブラウン(Robert Brown)に基づいて名付けられた。
「ブラウン運動」の挙動から"random walk nose"(ランダム・ウォーク・ノイズ)や"drunkard's walk noise"(ドランカード・ウォーク・ノイズ)と呼ばれる事もある。
*2「ブラウン運動」とは、液体や気体といった媒質の中に浮遊するコロイド等の微粒子が、不規則に運動する現象をいう。また、広義には電子工学における「熱雑音」(thermal noise)もこれに含まれる場合がある。
 
gray noise グレイ・ノイズ 
「ホワイト・ノイズ」を人間の聴覚に対して全ての周波数が均等に聴こえるように、「ラウドネス曲線」に基づいて変化させたもの。
black noise ブラック・ノイズ 
無音状態。
或いは、人間の可聴範囲や超えた為に無音として知覚されたり、発音機器の限界を超えた為に一切再生されない音。

*「ブラック・ノイズ」の語の由来は、パワー・スペクトラムの光変換が黒色となるからでもあるが、他の色になぞらえた比ゆ的な意味合いも考えられる。


microphoneo noise マイクロフォン・ノイズ 



breath noise ブレス・ノイズ 
息継ぎによる雑音。「鼻鳴り」など。後述の「ポップ・ノイズ」とは違い、歌唱者自身の「歌い方」の問題を指す場合が多い。
ライブ演奏において耳触りになる事は少ないが(逆にブレス・ノイズが「ライブ感」を助長するといった効果もある)、録音においてはフィルターを設定したりオペレーターが手動でフェーダーを操作してノイズを除去する他、現在では自動的にノイズを検知して除去するプログラム("DeClicker"等の名称で知られる)が組み込まれたフィルターも使用されている。
また、歌唱者自身が息継ぎする際にマイクから顔をそむけて息を吸うといった具体的な方策がとられる事も多い。
handling noise ハンドリング・ノイズ 
手に持つ場合に限らす、マイクを動かしたり向きを変える際に保持部や接合部等で生じるノイズ。
マイクの取り回しに気を付ける、スタンドに固定する、各パーツのぐらつきを無くす、接合部のしっかりしたコネクタを用いる事等でノイズを減少させる。
*特にコンデンサ・マイクは繊細な為、基本的に手に持っての使用には向いていない。
lip noise リップノイズ 
唇の湿り気などによって生じる「ピチャピチャ」「ペチャペチャ」といった雑音。鼻を啜る音や歯が「カチカチ」と当たる音など類因の雑音全てを指す事もある。
マイクロフォンによってそれらの音が不必要に強調されてしまう場合や、囁くように歌うヴォーカルやナレーションなどを録音する際にはノイズとして除去する必要が出てくる。
(フィルタによって「リップ・ノイズ」を除去すると、音声自体も「乾いた」印象の音になる事も多いため、ヴォーカルの録音時は注意が必要である。
また、歌唱中にハンカチなどで唇を乾かしたり、歌唱時に空腹を感じていると唾液の分泌が増える為、固形物を摂って空腹感を抑えるといった具体策がとられる事もある)

前述の「ブレス・ノイズ」と似ているが、それ自体が歌唱者の「個性」として認知されている事も少なくない。

*ロックやポップスでは稀に、意図的にリップ・ノイズを強調する目的で、歌唱者がガムを噛みながら歌ったり、歌う直前まで飴などを舐めて口唇を潤わせるという手法が行われる事がある。
nasal-noise ネイザル・ノイズ 
俗に「鼻鳴り」と呼ばれる、ナ行やマ行、「ン」といった鼻音(nasal sound)を発した時に鼻から抜ける「ギュイー」といった雑音。
後述の「リップ・ノイズ」などより、フィルタによって取り除くのが困難な雑音である。


*いわゆる医学用語としての「鼻鳴り」とは全く異なるので注意。
 (但し、鼻を啜る音などの諸々の雑音を「鼻鳴り」と称するオペレーターも少なくない。また、英語の"nasal noise"は鼻を啜る雑音の他、「いびき」の意で用いられる事もある)
paper noise ペーパーノイズ 
楽譜や台本などを捲る際の雑音がマイクに入り込むこと。
pop noise ポップ・ノイズ 
俗に「吹かれ」と呼ばれる雑音。
マイクに発声などにより急激に風があたった時に生じる「ポコッ」といった雑音。
録音時においては「ウィンド・スクリーン」を強化するのが効果的だが、それには高域特性に変化を及ぼすといった欠点もある。
また、このノイズは70〜100kHz辺りにピークがある為、それらの周波数をカットするフィルターが効果的である。
この他、「パ行」などの破裂音をアクセントを付けて歌唱する時だけマイクと顔を向きをずらすといった方策がとられる事もある。
*ベースなど低音楽器をマイクで拾う際も「吹かれ」が生じる場合があるので注意が必要である。
 (その為ベース・アンプは通常、ラインによりPAに送られる。)
sibilant noise シビラント・ノイズ 
歯擦音。単に"sibilance"とも。/s,z,/歯擦音 (単に発声者の癖による場合もあるが、マイキングによってそれらの音が不必要に強調された場合ははっきりとしたノイズといえる)
DeEsserなどのフィルタで除去する。
また、このノイズや上述のブレス・ノイズなどは、リバーブ・エフェクタ(特にプレート系)によって強調される事もある為、そうしたエフェクト音のロー・カットを行う事で改善される場合もある。

*欧米文化圏においては歯擦音は「不吉なイメージ」を持つものとして避けられる場合がある。
だが、一方で(特に音読詩において)文中に規則的に歯擦音を持った単語を配する事でリズムを持たせるなど特有の効果を意図した技法も存在している。



【機】electrical noise エレクトリカル・ノイズ 

hum noise ハム・ノイズ 
電源周波数に起因する、「ブー」という低い雑音。
商用電源が原因の場合、日本では交流電源の信号数である50Hz(主に東側)あるいは60Hz(主に西側)、及びその倍音となる。
照明器具等から発生するノイズは、特に「調光ノイズ」と呼ばれる。
他に、音響機器の内部電源に起因するものも多く、変圧器などのアースやシールドの不具合が原因とされるが、 このノイズへの対処法は、機器側の処理として、
・トランス等のノイズ発生源に対してアルミや珪素鋼板などで磁気シールドを施す。
・各機器にアースを施す。
・シールド・ケーブルやツイスト・ケーブルといった絶縁処理を施されたケーブルを使う。
・不必要に長いケーブルを使わない。
・電源ケーブルと音声ケーブル、映像ケーブル、その他信号ケーブルを近づけたり、平行に並べない(交差させる必要がある時は直角に交差させる)。
・平衡回路によって伝送中のノイズを打ち消す。
・電源ケーブルのプラス・マイナスをしてみる(コンセントを逆に挿す、若しくは電源スイッチが上下に付いているものはそれを入れ替える)。
・蛍光灯などの変圧器に起因する場合は、それらとケーブルやマイクの距離を離す、またはそれを使わない(変圧器を用いない白熱電球などに換える)。
などが挙げあられる。
また、ステージにおいては大電流の流れる照明用ケーブルや発電機や起重機など各種モーターが強力なノイズ発生源となる為、それらのケーブルと音声ケーブルを近づけない、交差させる場合は間にスペーサー(保護パネルなど)を施し直角に交差させるといった処置が必要になる。
*一般に正弦波に近い倍音の少ないものを「ハム」と呼び、倍音を含んだものは「バズ(Buzz)」と呼ぶ。
**語源である「ハム(hum)」は、ミツバチや機械がブンブンと唸る音、鼻歌、ハミング等を意味する。
hys noise ヒス・ノイズ 
磁気録音テープの再生時に発生する、「シー」、「サー」といった連続的な雑音。
またはその音に類似する雑音。(最近では、デジタルレコーディングの重ね録りで発生する、高周波ノイズを「ヒス・ノイズ」と呼ぶ事があるが、厳密には別種の雑音である)
録音レベルに関わらず常に一定のレベルで出力されているため、音量の大きい時には「マスク効果(masking)」によって気にならないが、音量の小さい時や無音時には耳触りに聞こえる。

このノイズを低減する方法としては、ヒスの発生原因を低減する「バイアス電流」のレベル調整や録音レベルそのものの最適化(最大音量時の音がピークを超えない範囲で全体の入力レベルを大きくする)、「ドルビー(dolby)」(DNR)に代表される種々の「ノイズ・リダクション・システム」等がある。
*「磁気ヒステリシス(Magnetic Hysteresis)」に起因する事から、この名で呼ばれる。
residual noise レジデュアル・ノイズ 
残留雑音。
アンプの音量ボリュームやミキサーのフェーダーを絞り切った状態の時に出力される雑音。

【音響】audio noise オーディオ・ノイズ 

note ノート 
音符。オタマジャクシ。
それ自体は音の長短しか示さないが、五線譜に配された時には音の高低も表す。

・breve【英】 二全音符。
・whole note【米】 全音符。"semibreve"(英、以下同)とも。
・half note 二分音符。"minim"とも。
・quater note 四分音符。"crotchet"とも。
・eighth note 八分音符。"quaver"とも。
・16th note 16分音符。"semiquaver"とも。
・32th note 32分音符。"demisemiquaver"とも。
・64th note 64分音符。"Hemidemisemiquaver"とも。
・128 note 128分音符。Quasihemidemisemiquaver"もしくは"semihemidemisemiquaver."とも。
・dotted 付点の。(doubule dotted 複付点の)
・beamed notes 連符。(beame=連桁)

・triplet トリプレット。三連符
 連音符の一種で、本来偶数で分割される音符を三分割した音符。
(通常連音符は分割する数字だけを連桁に表記するが、何拍を何分割したのかを示す為にコロンが用いられる場合もある。例として、「3:2」と書かれた場合、二拍を三分割した音符を指す)
*以上、休符(rest)においても同様の表記を行う。
oblique motion 
【英】斜行。二声の進行で片方が一つの音に留まる間, もう片方が上行, 下行すること。
off beat オフ・ビート 
【リズム】裏拍。
ジャズなどにおける2拍目、4拍目にアクセントを置いたビートを指す。
アフター・ビートとほぼ同義に扱われるが、語義的にはオン・ビート以外の全てのビートを指す。
特に初期のジャズやラグタイムにおいて一拍目、三拍目にスクエアに刻まれるベース・ノートに対して、それを外したビートといった意味合いを持つ。
cf. beat**

*また、単に弱いビート、アクセントを付けないビートを指す事もある。

**スラングとして「風変りな」「型破りな」といった意味もあり、そこから転じて「主流でない」「ナンセンスな」作品(音楽や映画など)を指す事もある。
on beat オン・ビート 
【リズム】表拍。
「ビートに乗った」の意。
特にジャズにおいてシンコペイトさせていない、ベース・ノートと同じタイミングで演奏されるビートを指す。
cf. beat**

*上記の様な「オフ・ビート」の対義語としての意味の他、単に「ノリが良い」「リズムに乗った」ビートという意味で用いられる事もある。
ondule 
【発想】【仏】 うねる, 波打つ
ongarese 
【発想】【伊】 = ungherese【伊】ハンガリー風の
oppure オップーレ 
【伊】 又は, そのかわり
opus オプス 
【羅】 作品, 省略形のop.は作品番号を表す
orageux  オラジュー 
= orageuse嵐のように
ordinario オルディナーリオ 
【伊】 普通の
ostinato オスティナート 
同じ声部もしくは同じ音域で一定の音形を反復すること。
ottava alta オッターヴァ・アルタ 
【伊】 1オクターブ上げる, 8va.とも表記
pacato パカート 
【発想】【伊】 平和な, 穏やかな
parlante パルランテ 
【発想】【伊】 = parlando話すように
passent パッサン 
【仏】 弦楽器などで弓を滑らすこと
passion パッション 
【英・仏】 = passione【伊】, Pasion【西】, passio【羅】受難
passionatamente パショナタメンテ 
【発想】【伊】 情熱的に, 感情的に
passionate 
【発想】【英】 情熱的な, 熱狂した
passionato パッショナート 
【発想】【伊】 = leidenschaftlich【独】, passione【仏】情熱的な, 熱狂した
passione パッシオーネ 
【発想】【伊】 情熱的な, 熱狂した
pastorale パストラーレ 
【発想】【伊】 牧歌風に
pastoso パストーソ 
【発想】【伊】 華やかな, 派手な
pause パウゼ 
【独】 休み, 休符
paventoso パヴェントーソ 
【発想】【伊】 おどおどした
perdendo ペルデント 
【発想】【伊】 次第に消えて
perdendosi ペルデンドシ 
【発想】【伊】 完全に消えるまで徐々に音を弱く
pericoloso 
【発想】【伊】 危険な
pesante ペザンテ 
【発想】【伊】 重々しく
peu プー 
【発想】【仏】 少し
phrase フレーズ 
楽句。小楽節。
旋律線の中で、自然に区切る事の出来る一つのまとまり。
piacevole ピアチェーヴォレ 
【発想】【伊】 愛らしく, 気持ちよく
piangendo ピアンジェンド 
【発想】【伊】 悲しげな, 訴えるような
pianissimo ピアニッシモ 
【発想】【伊】 pより小さく, pp
pianississimo ピアニシシモ, ピアノピアニッシモ 
【発想】【伊】 ppより小さく, pppと表記
piano ピアノ 
【発想】【伊】 静かな, 柔らかく, 穏やかな, pと表記
Picardy third ピカルディ・サード 
ピカルディーの三度。【仏】"Tierce de Picardie"とも。
ヨーロッパの古典音楽において、短調の曲の最後がトニックの短和音ではなく、同主調の長和音で終わる事。またはその和音の「三度」。
また、その和音そのものは"tierce de Picardie chord"(ピカルディーの和音)とも呼ぶ。
短調の曲にあって、終局部だけが明るい和音に変化する事で、通常の長調における長和音の終止よりも一層きらびやかな印象を聴き手に与える。

「ピカルディーの三度」は必ずしも曲の終止部だけに用いられるとは限らず、曲中においても完全終止や不完全終止の後に登場する事がある。
また、しばしば曲が短和音で一旦終局した後、完全終止や不完全終止を伴って「ピカルディーの三度」が登場する例も多くみられる。

*歴史
その原型はトマス・タリス(Thomas Tallis 英1505?-1585)等の作曲家らによって用いられた、一度と空虚五度(bare fifth)を用い、三度音を省いた終止音にあるとされている。

典型的な「ピカルディーの三度」は教会音楽に分野でより多くみられ、"Coventry Carol"の終止和音などがその典型といえる。

**また、「逆ピカルディーの三度(reverse Picardy third)」と呼ぶべき和音(長調において同主短調のトニックに解決する和音)も存在し、シューベルトの「即興曲Op.90-2」やメンデルスゾーンの「性格的小品Op.7 No.7 ホ長調」がその代表例である。
前者は長調の曲が突如として短調に変化する悪魔的(劇的)な効果を生んでおり、後者では曲中においてトニックへの解決感を曖昧にして調性に浮遊感を持たせる、「偽終止」的な用いられ方がなされている。
***科学的に見た場合、長三度音程が自然倍音列(harmonic series)の4,5,6番目といった比較的低次の音列に表れるのに対し、短三度は10,12,15番目といった高次の音列にしか現れない事が、「安定感」の違いをもたらす要因では無いかと考えられる。
(ただし、音響心理学(psychoacousticians)の分野では、何故、自然倍音列が和音の構成の安定感にまで影響を及ぼすのか具体的な要因は明らかになっていない)
pietoso ピエトーソ 
【伊】 哀れみを持って
pitch ピッチ 
音高。
音符や度数と違い、物理的な音の高さ、「周波数」を表す。
主として楽曲を演奏する際の基準となる音の高さを指し、現在では一般的な国際標準としてイ音(A音)を440ヘルツとする事が定められている。

*従ってピアノや電子楽器などは上記の440ヘルツを基準に全体の音が調律されているが、吹奏楽器を主とした楽団では楽器の響きを良くする目的等で高いピッチを採用する事も多い。
(有名な事例としてボストン交響楽団では「A=443Hz」を採用しており、俗に「ボストン・ピッチ」と呼ばれる。また、フィラデルフィア交響楽団など、古い弦楽器を多く所有する楽団では鳴りを良くするために444Hz以上の高いピッチを採用している事もあり、その他、メインとして使用する「ホール」の音響特性に基づいてピッチを選択している楽団もある)
(上記とは逆に、古典音楽の時代には「A=435Hz」以下の低いピッチが一般的だったという説もあり、古楽器を用いてそうした古典音楽を再現する楽団では、そのような低いピッチが採用されたり、それに合わせた楽器が製作する事も多い)
(現代音楽の分野では、前述したようにピアノや電子楽器といった固定ピッチの(簡単には調律出来ない場合が多い)楽器)が「A=440Hz」を採用しているため、他の楽器もそれに合わせて調律される事が多い)

**NHKの時報は、440Hz(A音(イ音))の正弦波による予報音三回(短い音)と、そのオクターブ上の880Hzの正弦波の正報音(指定の時刻に成った事を示す伸ばす音)からなる。
(実際の受像機の発する音は正弦波ではなく、スピーカー等の構造で生じた倍音を含んでいる)

cf. sound
piu ピウ 
【発想】【伊】 いっそう, もっと, さらに
piu mosso ピウ・モッソ 
【発想】【伊】 より早く
piu tosto ピウ トスト 
【発想】【伊】 = rather【英】, plutot【仏】, piuttosto【伊】より多く, いくぶん, どちらかと言うと
pivot chord ピヴォット・コード 
転調時に元の調と転調しようとする調の両方に関係を持った和音。
この和音を用いた転調はエンハーモニック転調(enharmonic transition)と呼ばれ、平行調への転調に多くみられる。
 cf.ハーモニゼイション概論
pizzicato ピッチカート 
【伊】 弦楽器において指で弦をはじくこと, pizz.と表記
placido プラーチド 
【発想】【伊】 平和な, 落ち着いた
plaisanterie プレザントリ 
【発想】【仏】 冗談, おどけ
pochissimo ポッチシモ 
【伊】 = appena【伊】ほんの少し, pocoの最上級
poco ポーコ 
【伊】 少し
poco 
ポーコ: 少し
poco a poco  ポーコ・ア・ポーコ 
少しずつ
poco a poco 
ポーコ・ア・ポーコ: 少しずつ
poggiato ポッジャート 
【発想】【伊】 寄りかかって, ながくのばして
poi ポイ 
【伊】 それから, その後に
poi la coda 
【伊】 普通トリオの終わりにあって, もう一度スケルツォを繰り返した後, コーダに入ること。
polacca ポラッカ 
【発想】【伊】 ポーランドの
polymeter ポリミーター 
【リズム】複拍子。
ポリリズムの一種で、異なる拍子の声部が複数同時に演奏される拍子。

*異なるアクセントを持った同じ拍子の声部の重なりは「ポリリズム」ではあるが、「ポリミーター」ではない。
polyrhythm ポリリズム 
【リズム】互いに異なるリズム体系による声部が同時に複数演奏される時に生ずるリズムの複合体。
狭義には「X対Y」(XとYは共に整数)で表される、一定の小節ごとに拍節が一致する複合リズムを指すが、
記譜法の確立されていない音楽イディオムでは「小節線」の概念さえ無い事も多く、拍節さえ統一されていない場合もある。

*また、ジャズやファンクなどにおける「はね方」の違う各声部の重なりも、広義のポリリズムと言う事が出来る。
例えばファンクにおいて、ベースやバスドラムといった低音部はイーブンな16ビートで演奏され、メロディなどの上声部はシャッフル気味な16ビートで演奏される場合など。

**加えて、スロウからミディアム・テンポのジャズにおいて、ベースが三連のシャッフルを演奏するのに対し、ドラムは付点八分と16分の拍節からなる16ビートよりのリズムを刻む事があり、これもポリリズムの一種である。
但し、ドラムの後拍の後退は前拍に対する「レイド・バック」と見るより、次の小節の頭に対する装飾的なアウフタクトとしての意味合いが強いともいえる。
pomping ポンピング
【ジャズ】ギターにおいて、全てのビートに対してコードを刻む伴奏方法。
最初期のジャズ・バンドにおいて、ギターはバンジョーと並んで重要な伴奏楽器の一つだったが、やがてビッグバンド等が普及するとピアノやベース、ドラムスといったリズム隊に付随する補助的な役目を担うのみになっていた。
しかしその後、フランスのジャンゴ・ラインハルト等によって通常ドラムスを伴わない演奏形態、「ジャズマヌーシュ(マヌーシュ・スウィング)」が確立され、「ポンピング」も独自の発展を遂げた。
最も基本的な「ポンピング」は全てのビートをステディに刻むのみだが、ドラム等のパターンにおいてそうであるように、テーマ部分においては2ビート・フィールで演奏し、アドリブ・パートからは4ビートに、サビではアフタービートを強調して盛り上げる等、幾つもの奏法ヴァリエーションが存在する。
pomposo ポンポーソ 
【発想】【伊】 豪華に, 尊大な, 壮大な, 立派な
ponticello ポンティチェッロ 
【発想】【伊】 弦楽器のコマのこと
portamento 
【発想】【伊】 音を引きずるように
possibile ポッシビーレ 
【発想】【伊】 できるだけ
pousse 
【仏】 上げ弓
prachtig プレッヘチヒ 
【発想】【独】 威厳のある, 堂々とした
precipitando プレチピタンド 
【発想】【伊】 = precipitato【伊】急激に, すぐ演奏せよ, せわしなく, 急いで
pregando プレガンド 
【発想】【伊】 祈るように
Prestissimo 
【発想】極限まで速く
presto  プレスト 
【発想】 急速に
Presto 
【発想】急速に: Non Presto
Presto ma non troppo 
【発想】急速にしかしやりすぎないで
primo プリモ 
【伊】 = prima【伊】第一の
pronto プロント 
【発想】【伊】 はやい, すばやい
proud 
【発想】【英】 誇りのある, 高慢な, 堂々と, 見事な
psychoacoustics サイコアクースティクス 
音響心理学。人間が「音」を如何に知覚するかに関しての学問。
心理学の一分野として、また、音響学の身体的要素を解明するものとして発展した。
音響工学の一つとして環境音(soundscape)対策やオーディオ機器の開発に応用される他、従来の音楽における和声法や旋律法といった楽理を心理学的側面から科学的に考察する研究も行われている。
pulse パルス 
鼓動。脈動の意。
【リズム】「ビート」より抽象的な意味合いが強く、漠然と瞬間的なクセントを持った音、或いはそれとは正反対に均等な強さで(アクセントを持たずに)規則的に連続する音を指す。

また、ポピュラー音楽においてはリズムの指標となる、細分化されたビートを持続して発し続ける音(ドラムスのハイハットやライド・シンバルの刻み、サンプラーの「クリック」、メトロノームの音など)を指す事もある。

*電子音楽において波形の一種を指す場合は、瞬間的なピークを持つ波形、矩形波を指す。

**実際には均等な音の規則的な連続であっても、人間の心理はそこに何個づつかの区切りを入れてリズムを感じる場合が多い。
そのように、リズム分析の際には楽譜や音そのものだけでなく、人間の心理的作用に関しても考慮する事が極めて重要である。
pult プルト 
【独】 = music stand【英】, pulpet【仏】譜面台
quasi クヮジ 
【伊】 〜のように
quaver クウェイバー 
【羅】 = eighth note【英】, Croma【伊】8分音符のこと
raddolcendo ラッドルチェンド 
【発想】【伊】 優しく, 柔らかく, 甘く
raffrenando ラッフレナンド 
【発想】【伊】 速度を抑えながら
raising ライジング 
【発想】【英】 奮い立たせて, 元気よく, 音量を上げる
rall. 
rallentandoの略
rall. 
【発想】徐々にゆったりと
rallentando ラレンタンド 
【発想】【伊】 テンポを遅くすること, rall.とも表記
rallentando 
【発想】徐々にゆったりと
rapidamente ラピダメンテ 
【発想】【伊】 急いで
rather 
【発想】【英】 より多く, いくぶん, どちらかと言うと
rauschend ラウシュント 
【発想】【独】 ざわめくように
ravvivando ラッヴィヴァンド 
【発想】【伊】 活発に, 早める
rechte hand レヒテ・ハント 
【発想】【独】 右手, R.H.とも表記
recitativo レチタティーボ 
【発想】【伊】 語りかけるような歌い方, 叙述する
religioso レリジオーソ 
【発想】【伊】 敬虔に, うやまいつつしんで, 宗教の, 信仰深い, 良心的な
remettez la sourdine ルメテ・ラ・スルディーヌ 
【仏】 弱音器をとる
renforcer ランフォルセ 
【発想】【仏】 ますます強く
reprendre 
【仏】 繰り返し
rest レスト 
休符。ポーズ、休止符とも。
音を出さない長さを示す記号。

*各休符の名称については"note"(音符)を参照の事。
retarde リタルデ 
【発想】【仏】 = ritardando【伊】, verzogert【独】, retarded【英】遅くする
retenu レトニュ 
【発想】【仏】 遅くする
retrouver 
【発想】【仏】 見つける, 再開する, 思い出す
reverence レバランス 
【発想】【英】 崇敬の念をもって
reversals リヴァーサル 
【リズム】反転。
下拍にアクセントが付く小節が続いた後に、上拍(もしくは拍の中央)にアクセントを置いた小節が続く場合など、リズムが「裏返った」ように感じられる状態を「リズムの反転(reversals of rhythm)」という。
reveur レヴール 
【発想】【仏】 幻想的な, 夢のような
rhythm リズム 
【発想】【英】 = rythme【仏】, ritmo【伊】, Rhythmus【独】リズム
ridicolo リディーコロ 
【発想】【伊】 滑稽さ, くだらなさ
rigore 
【発想】【伊】 = harshness【英】, Harte【独】, rudesse【仏】厳格に, 粗い
rigoroso リゴローソ 
【発想】【伊】 厳格に, きっちりと
rilasciando リラシャンド 
【発想】【伊】 ゆっくりと
rimettendo リメッテンド 
【伊】 前の速度に戻って
rinforzando リンフォルツァンド 
【伊】 スフォルツァンドと同義, 初期の管弦楽曲には短く強いクレッシェンドの意味で使われた, rf, rfz, rinfと表記
ripienista 
【伊】 管弦楽団員
ripieno リピエーノ 
【伊】 = tutti【伊】,concerto grosso【伊】満ちたの意, 独奏者達と区別して 全管弦楽を指す
risoluto リゾルート 
【発想】【伊】 = resolument【仏】決然としっかり固定された, 堅い, 不変の
ristringendo リストリンジェンド 
【発想】【伊】 速度を速めて
risvegliare リズヴェッリャーレ 
【発想】【伊】 喚起する
rit.,  リット 
【発想】【伊】 ritardandoの略
rit. 
【発想】徐々に遅く
ritard.  リット 
【発想】【伊】 ritardandoの略
ritard. 
【発想】徐々に遅く
ritardando リタルダンド 
【発想】【伊】 = nachlassend【独】, zogernd【独】だんだん緩やかに, rit., ritard.とも表記
ritardando 
【発想】徐々に遅く
ritenuto リテヌート 
【発想】【伊】 急速に速度を緩める, riten.とも表記
ritenuto 
【発想】すぐに遅く: =riten.
ritmico リトゥミコ 
【発想】【伊】 = rhythmisch【独】, rhythmique【仏】リズミカルに, 律動的に
ritorno リトルノ 
【発想】【伊】 復帰, 再帰
riten. 
ritenutoの略
roadies ローディー 
楽器の手配、搬入・搬出、準備・調整、エフェクト操作といったステージ業務、楽器のメンテナンス・管理、ミュージシャンのサポート業務を行う役割を担うコンサートやレコーディングのスタッフ。
日本語では"road manager"や"road staff"といった呼び名も用いられるが、英語圏では正式には"road crew"(或いは単に"crew"(クルー)と呼ぶのが一般的。

英語では広く、ツアー・マネジャー、ステージ・マネジャー、ミキサーといった上級職やミキサー、照明スタッフと知った技術職や場内警備、ボディガードなどスタッフ全般も含める場合が多い。
また、日本語でいうところの「ローディー」は"guitar techs"(ギター・テクニシャン), "bass techs"(ベース・テクニシャン)など、楽器や役割ごとに細分化されている。

* かつての日本では「ボーヤ(坊や)」や「バンドボーイ」などと呼ばれ、「マネージャー」や「付き人」といった扱いだったり、「弟子」としてプロ・ミュージシャンへの前段階としてつとめるニュアンスも強かった。
現在は専門職の技術スタッフとして扱われ、ローディー専門も派遣会社も存在する。
rollicking ローリッキング 
【英】 陽気に,明るく
root ルート 
根音。
和音(コード)の基礎となる音を指す。すべてのコードはルートを土台として組み立てられ、コード・ネームを記す際、アルファベットの大文字で表される。

*ルートを最低音に配した和音が基本形とされルート・ポジション(基本位置)と呼び、それ以外はインバージョン(転回形)と呼ばれる。
(「転回形」には上記の他、ルートを最低音に配したままで、その他の和声音の位置を移動させた和音も含まれる)
rubato ルバート 
【発想】【伊】 柔軟に, 盗まれた(拍を食う意で)
ruhe ルーヘ 
【発想】【独】 落ち着いて
ruhig ルーイヒ 
【発想】【独】 静かな, 穏やかな
russe ルッセ 
【発想】【伊】 ロシアの
rusticana 
【発想】【伊】牧歌風に, 素朴に
saccade サカード 
【仏】 鋭いアクセントをつけるヴァイオリンの奏法
scean シーン 
場面。
1.コーラスや楽章と同様な用法で、これといった小節線や小節数による区切りの概念を持たない即興演奏に置いて、特定のムードから別のムードへと場面転換する際の単位として用いられる。

2.元々はジャズなどのスラングとして始まった用法で、独特の雰囲気を持った空間や場所、その音楽(例:NYシーンなど)。
scemando シェマンド 
【発想】【仏】 消えていくように
scemare 
【発想】【仏】 【他】 減少させる, 低下させる, 弱める
scharf 
【発想】【独】 【形】 鋭い, 刺激の強い, 激しい  →betont 【形】 アクセントのある, 故意の
scharf betont シャルフ 
【発想】【独】 強いアクセントで
schauerlich シャウエリヒ 
【発想】【独】ぞっとするような, 恐ろしい【形】 1 身の毛のよだつような, 不気味な 2 ものすごい
schaurig シャウリヒ 
【発想】【独】 = schauerlich
scherzando スケルツァンド 
【発想】【伊】 = scherzhaft【独】戯れるように, おどけて【名】 戯れ気味に
scherzo 
【伊】 諧謔曲, 3拍子で軽快な楽曲で特にベートーヴェン以降はメヌエットに変わる楽章として定着。【名】 冗談, いたずら
schiettamente スキエッタメンテ 
【発想】【伊】 装飾せずに, 素直に【副】 1 純粋に 2 飾らないで
schietto スキエット 
【発想】【伊】 純粋な, ありのままの, 素直な, 率直な
schisma スキスマ 
【発想】【希】 分離, 分裂を意味し, 微小音程, コンマの一種
schmachten 
【発想】【独】 【自】 苦しむ, やつれる, 焦がれる 【形】甘い, センチメンタルな
schmachtent シュマイハント 
【発想】【独】 衰える, 思い悩む
schmeicheln 
【発想】【独】 巧みに取り入れる, 得意がる, ごまをする, うれしがらせる
schmeicheln 
【発想】【独】 こびいるように, 誘惑する, 魅力的な
schmeihelnd シュマイヘルント 
【発想】【独】 猫なで声で, こびるように
schmelzend シュメルツェント 
【発想】【独】 とけいるように, 次第に力を抜いて【形】心を溶かすような, 快い, 甘美な
schmerzen 
【発想】【独】【自】痛む【他】痛い, 苦痛を与える, 悲しませる
schmerzlich シュメルツリヒ 
【発想】【独】 = schmerzhaft【独】
schmerzvoll 
【発想】【独】苦痛に悩む, 悲痛な
schneidend シュナイデント 
【発想】【独】 鋭い, どきつい【形】 刺すような, (音などが)つんざくような, 痛烈な
schreien 
【発想】【独】【自】 叫ぶ, 絶叫する, 泣き叫ぶ, 大声で言う, わめくこと, 著しい
schreiend シュライエント 
【発想】【独】 大声で叫ぶ, 騒々しい
schrittmassig シュリットメーシヒ 
【発想】【独】 = schrittweise【独】歩くように【副】 一歩一歩, 次第に, 徐々に
schwach シュヴァッハ 
【発想】【独】 弱く, 柔らかく【形】 1弱い, 病弱の  2 薄くて弱い, 性能の低い, 不出来の 3 わずかばかりの 4 弱変化の
schwungvoll シュヴングフォル 
【発想】【独】 熱を込めた, 生き生きとした【形】 1 活気にあふれた, 熱のこもった 2 弧を描く, 弓形の
scintillante シンティランテ 
【発想】【伊】 きらめくように, 燦然と 【形】 1 花火のようにきらめく, きらきらと
scioltamente ショルタメンテ 
【発想】【伊】 自由に, レガート無しに【副】 のびの びと, 気楽に
sciolto ショルト 
【発想】【伊】 緊張を解いた, 自由な 【形】 1 解けた, ほどけた 2 溶けた 3 束縛のない, すばやい
scorrendo スコレンド 
【発想】【伊】 グリッサンド, 流れるように
scorrere 
【発想】【伊】1 走る, 流れる, 疾走する 2 すらすら話せる 3 過ぎ去る
scozzese スコッツェーゼ 
【発想】【伊】 スコットランドの【形】スコットランド の, スコットランド人, スコッティッシュ(スコットランドの民族舞踊)
sdegnoso ズデニョーソ 
【発想】【伊】 尊大な, 軽蔑的な
secco セッコ 
【発想】【伊】 かわいた【形】 1 干上がった, 水気のない 2 乾燥させた 3 やせこけた 4 そっけない
secondando セコンダンド 
【発想】【伊】 = colla voce【伊】, colla parte【伊】支えて, 伴奏者では独奏者に会わせて奏すること
secondare 
【発想】【伊】【他】 1 好意を示す, 手助けをする 2 後に続く
secondary dominant セカンダリー・ドミナント 

一時的転調として現れる、トニック以外のダイアトニック・コードに対するドミナント・コードの事。「副属七の和音」とも。
和声昨日としての目的は、トニック以外のコードを一時的にトニックとみなしてドミナント・モーションを行う事によりスムーズな進行感を持たせる事にあり、スケール・ノート以外の音を使用する事から必然的に音の広がりを感じせる事になる。
また、転調がごく一時的なものに留まらず、次の調性への展開を促すものであるならば、それは「セカンダリー・ドミナント」とは呼ばず、一種の「橋渡しコード(transitional chords)」と考えるべきである。

具体的には、
長調の[Ⅱm,Ⅲm,Ⅳ,Ⅴ,Ⅵm]に対して、[Ⅵ7, Ⅶ7, Ⅰ7, Ⅱ7, E7]が、
短調の[Ⅲ♭,Ⅳm,Ⅴm(Ⅴ7),Ⅵ♭,Ⅶ♭]及びナポリ調の[Ⅱ♭]に対して、[Ⅶ♭7, Ⅰ7, Ⅱ7, Ⅲ♭7, Ⅳ7, Ⅵb7]
が、それぞれ「セカンダリー・ドミナント」である。

*略号としては"sec.Ⅴ", "sec.D", "2nd D", "2D"等が用いられる。
(「サブドミナント」と区別する為"SD"の用法には注意。「サブドミナント」を"S"と一文字で表記する場合のみ、稀に"SD"と表記される事がある)

**本来のドミナントである"Ⅴ"に対するセカンダリー・ドミナントの"Ⅱ7"は特に「ダブル・ドミナント」と呼ばれて区別される。
cf.double dominant(ダブル・ドミナント)
cf.「ハーモニゼイション講座」
segue セグエ 
【伊】 切れることなく次の楽章へ
seguendo セグエンド 
【伊】 続いて
seguente 
【伊】 【形】 次 に続く, 続く
seguitare 
【伊】 【他】 後を追う, 続ける
sehnsuchtsvoll ゼーンズフツフォル 
【独】 = sehnlich【独】あこがれて【形】 切なる, あこがれ, 渇望した
sehr ゼアー 
【独】 とても
semi セミ 
【羅】 半分, 小さい
semi tonium セミトニウム 
【伊】 半音
semibreve セミブレーヴェ 
【伊】 全音符のこと
semplice センプリチェ 
【発想】【伊】 単純に, 素朴に【形】 1 簡単な, 初歩的な 2 素朴な, 自然な 3 単一の 4 純然たる
sempre センプレ 
【発想】【伊】 常に, 絶えず, とはいえ
sentito センティート 
【発想】【伊】 感じを込めて【名】 1 聞かれた, 感じた 2 心からの, 誠実な 3 有力な
senza 
【伊】【前】 〜なしで
senza ripieni 
【伊】 独奏者のために各パートの首席奏者達だけが伴奏をすること
senza sordino センツァ 
【伊】 弱音器を使わないで
senza tempo センツァ 
【発想】【伊】 自由な拍子で
sereno セレーノ 
【発想】【伊】 晴れやかな, 快活な【形】 1 澄み切っている, 穏やかな 2 冷静な
serioso セリオーソ 
【発想】【伊】 厳粛に【形】 非常に真面目に, もった いぶって
serrando セランド 
【発想】【伊】 = serrant【仏】次第にはやめて
serrare 
【発想】【伊】 【名】 1 閉じる, 詰める 2 秘める 3 取り巻く 4 追いつめる, 遮る, 迫る
sfogato スフォガート 
【発想】【伊】 軽く, 楽に【形】 1 広々とした, 風通しの良い 2 (声などで)音域が広い
sfoggiando スフォジャンド 
【発想】【伊】 誇示しながら
sfoggiare 
【発想】【伊】【自】 贅沢をする ?【他】 見せびらかす
sforzando スフォルツァンド 
【発想】【伊】 = sforzato【伊】突然強いアクセントをつけて=sfz, sf
sforzato 
【発想】【伊】【形】 1 無理矢理に 2 わざとらしい 3 無理に 4 非常に速い
sheet music シート・ミュージック 
楽譜。
autograph オウトグラフ 
自筆譜。自筆の。
band score バンド・スコア 
バンド譜。
バンド用の譜面。通常、最上段から順に、ヴォーカル、コーラスや付加的なキーボードなど多目的な用途の段、ギターの五線譜とタブ譜、鍵盤楽器、ベースの五線譜とタブ譜、ドラムやパーカッション譜で構成される。
(通例、ドラム譜には何故かヘ音記号が用いられる)
chart チャート 
【ジャズ・俗】楽譜。譜表。特に、ジャズ・バンド用に編曲された楽譜。
copy コピー 
写譜の意。または他人の演奏を模倣する事。
*日本語の「コピー印刷」の意では通常"facsimile"もしくは"photo copy"の語が使われる。
condensed score コンデンス・スコア 
簡易スコア。「要約されたスコア」といった意。
フル・スコアが各パート毎に一つの段で書かれるのに対し、各セクションごとに幾つかの段に集約し、移調楽器も実音表記に直した譜表。
コンダクター・パートとも類似。ピアノ等で再現できるように簡略してまとめた譜表を指す場合もある。
実際の指揮に当たってはフル・スコアは欠かせない場合が多く、コンデンス・スコアだけで指揮をとる指揮者は少ないが、和声の込み入ったセクションなどでは独自にコンデンス・スコアから切り取った段を張り付けるなどして、両者を併用している指揮者もいる。
*日本語では「ミニ・スコア(mini score)」と呼ばれる事もあるが、スコアをそのまま縮小した「ミニチュア・スコア(miniatuare score)」との違いに注意。
conductor parts コンダクター・パート 
指揮譜。実際の指揮に使用する為にスコア(総譜)を分かりやすくまとめ、各セクションごとの譜面を一段の和声としてまとめるなどした譜表。
facsimile ファクシミリ 
写真技術による手書き譜の複製。
hard copy ハード・コピー 
紙等の物質に印刷されたもの、あるいはする事。
*コンピュータ上のデータとして保存する"soft copy"(ソフト・コピー)の対となる語。
lead sheet リード・シート 
リード譜。主要な旋律や和音、伴奏形などを簡潔に記譜しスコア(総譜)を簡略化したもの。
また、広義にはヘッド・アレンジや音響関係者の為の資料として、楽曲の構成や進行状況を、小節数に各部分で主体となる楽器名などを書きくわえて表したものも指す。しばしばマスター・リズムやコンダクター・シートで代用される。(cf. master rhythm)
manuscript マニュスクリプト 
手稿譜。手書きの譜表。
master rhythm マスターリズム 
マスター譜。"master sheet"とも。
主としてリズム・セクションの為に使用される、主旋律、主要な対旋律、コード・ネーム、リズム・パターン等をまとめた簡略された譜表。(通常、二、三段譜からなる)
miniature score ミニチュア・スコア Taschenpartitur【独】 
作曲家や音楽学者、指揮者の研究用の、縮小したスコア。「小型スコア」、「スタディ・スコア(study score)」とも。
*現代では実際の大型スコアよりも多く存在し、これを拡大コピーしてスコアとする場合もある。
music ミュージック 
"music part""musical part"もしくは"sheet music"の略。主としてパート譜を指す。
music part ミュージック・パート 
パート譜。各楽器ごとに分けられた譜表。
notation ノーテイション 
通常、「メモ」や「覚書き」といったものだが、音楽では漠然と「楽譜」そのもの、或いはその記譜法(楽譜を書く際の表記法)を指す。
part パート 
パート譜。music part(musical part)の略。
*実際の略称では"part"よりも"music"の語がつかわれる事が多い。
realize リアライズ 
通奏低音を和声化して「演奏する」、若しくは通常の五線譜に「書き起こす」こと。
或いはそうして書き起こされた譜表(reallization)
reprize リプライズ 
演奏用語としては「反復」「繰り返し」を意味するが、書き直された楽譜、或いは録り直した録音などを指す。
set list セットリスト 
曲順。曲順表。
英語では単に"set"と書かれるだけの事が多い。
曲目の他、登場順や挨拶のタイミングなど演奏会の進行全体の事が書かれたり、各曲目の余白にイントロのパターン等といったごく簡単なヘッド・アレンジをメモして「マスター・リズム」の代わりとしたりする事もある。
score スコア 
総譜。 演奏する全てのパートを記譜した譜表。各楽器ごとのパート譜は、音域の高いパートから順に上から下へ記され、縦線はセクションごとに分断して描かれる。
「フル・スコア(full score)」とも。別に、声楽用に編曲したものは「ヴォーカル・スコア」、ピアノ用のものは「ピアノ・スコア」等と呼ばれる。
*通常は指揮者用のA3以上の大型のものだけを指すが、ミニチュア・スコア等、全声部を記した譜表全てを指す事もある。
skecth スケッチ 
素描の意。曲全体ではなく、短いモティフや和声など、いわゆる「曲想」を記した譜表やメモ。
或いはそれらや、そうした曲想を元にした演奏。
staff スタッフ 
いわゆる五線譜のこと。鍵盤楽器などに使われる高音部譜表と低音部譜表を結んだものは"great staff"(大譜表)と呼ばれる。
stimmen スティンメン 
独語で「声」の複数形。各声部毎の譜表。いわゆるオーケストラ等におけるパート譜を指す。
tabluture タブラチュア 
タブ譜、奏法譜。
原義はラテン語の"tablatura"で「一覧表」などを表す。 英語では通常、"table"の語を用いる。略称"tab"。
各楽器の固有の奏法を記号や数字で表現したもの。
 代表的なものとして、ギターのフレットを数字で表したギター用タブ譜がある(弦の数と同じ6本の線からなる)。
五線譜と同じ符幹を付けてリズムを示す場合と、五線譜と併記して数字だけを示す場合とがある。
*五線譜より歴史は古い。
**通例、「ドラム譜」や「パーカッション譜」と呼ばれるものもタブ譜の一種である。
urtext edition アーテクスト・エディション 
原典版。(urtextはドイツ語で原典の意)
voice ヴォイス 
パート譜。
shout シャウト 
「叫ぶ」の意。
一般にヴォーカルの「叫び」や管楽器などに固有の激しい音色を出す奏法を指すが、セッションにおいては複数の楽器がユニゾンで強調するごく短いパッセージを指し、リズム的アクセントとして用いられる事が多い。

*例として、ソロ奏者が自由なアドリブをとるバックで他の奏者が一斉に同じタイミングで一拍目にアクセントを演奏する、俗に言う「頭打ち」などがあげられる。
shuffle シャッフル 
【リズム】「引きずる」、「すり足で歩く」の意。
シャッフル・リズムとも。
もともとアメリカ南部の黒人の間で作られた独特のリズムが、1920年代、ジャズ等のリズムとして流行したもの。
主として、二拍目と四拍目にアクセントを置き、四分音符を三分割しその一つ目と二つ目の音を連結して八分音符としたものを指す。
但し、八分音符が限りなくイーブンに近いものや、反対に付点八分と16分からなる16ビートに近いノリのものまで、多くのものを「シャッフル」と呼ぶ。*「バウンス」(後述)と同様に説明される事が多いが、実際は「引きずる」という語義からも分かるように、三連符の一、二拍を連結した拍節を持ち、日本語で言う「ハネ」とは異なるニュアンスを持ったリズムである。
(「タッタ、タッタ」ではなく、「タータ、タータ」となる)
ドラムスではバウンスとの違いを明らかにし、シャッフル感を強調する為に、しばしばシンバル・レガートやハイハットのオープンなどが多用される。
simile シーミレ 
【伊】 = simili【伊】
simillimo 
【伊】同様な【形】 1 類似した, 似た 2 そのような
simplement サンプルマン 
【発想】【仏】 素朴に, 単純に
singhiozzando シンギョッツァンド 
【発想】【伊】 すすり泣くように
singhiozzare 
【発想】【伊】 【自】 1泣きじゃくる 2 しゃっくりをする 3 発作的に
sinistra スィニストラ 
【伊】 左手
sit in シット・イン 
【ジャズ・俗】1.ライブへの飛び入り。乱入。
2.レギュラー・メンバーではないバンドに参加して演奏、レコーディングを行う事。
cf. "sit-iner"【米】、"sitter-in"【英】(発音 sitters-in) シット・インする人。

*元来は公民権運動に代表される抗議活動における「座り込み」を意味する。
ジャズ界においては、人種差別に抗議する学生達の「シット・イン」を摸した、マックス・ローチの"We Insist"のアルバム・ジャケットが有名。
slargando ズラルガンド 
【発想】【伊】 遅くして, 徐々に幅広く
slargare 
【発想】【伊】 【他】 拡大する, 広くする, 拡充する
slentando ズレンタンド 
【発想】【伊】 だんだん遅く
slentare 
【発想】【伊】 【他】 緩める, 緩和する
slowly スローリー 
【発想】【英】 ゆっくりと
smanioso ズマニオーソ 
【発想】【伊】 荒れ狂って, 熱狂的に【形】 1 熱望した, あこがれた 2 いらいらした 3 落ち着きのない
sminuendo ズミヌエンド 
【発想】【伊】 次第に弱く, 細めて
sminuito 
【発想】【伊】 【形】 減らされた
smorendo ズモレンド 
【発想】【伊】 消えるように, 徐々に弱く
smorzando ズモルツァンド 
【発想】【伊】 完全に音がなくなるまで音を小さくする
snellamente ズネラメンテ 
【発想】【伊】 敏活に
snellire 
【発想】【伊】 【他】 1 ほっそりした 2効率化する, 簡単にする
soave ソアーヴェ 
【発想】【伊】 柔らかく, 愛らしく【形】 快い, 優美 な, 甘美な
sognando ソニャンド 
【発想】【伊】 夢見るように
sognare 
【伊】
sola ソラ 
【伊】 soloの女性形
solemnis 
【羅】 荘重な, 真面目な【形】 1 厳粛な, 重々しい 2 ものすごい, 恐るべき
solenne ソレンネ 
【伊】 = solennel【仏】
soli ソリ 
【伊】 soloの複数形
sollecitando ソレチタンド 
【発想】【伊】 急いで
sollecitare 
【発想】【伊】【他】 1 催促する, 急がせる, 迫る 2 早める, 駆り立てる 3 酷使する
solo ソロ 
【発想】【伊】 単独(一人か一パート)で奏すること1 一人の, 孤立した 2 唯一の
sombre ソンブル 
【発想】【仏】 暗い
sommesso ソメッソ 
【発想】【伊】 低くして, 抑制して【形】 1 声を低くして, 抑えた 2 素直である
sopra ソプラ 
【発想】【伊】 上に【前】 1 上に, 上方に 2 向こうに 3 すぐそばに 4 〜以上の 5 〜の後で
sordino 
【発想】【伊】【名】 1 やじ, 不平 2 弱音器
sordo ソルド 
【発想】【伊】 切れ味の悪い, 曇った【形】 1 耳の不自由な, 難聴の 2 耳を貸さない 3 音が響かない, 音の鈍い 4 隠された
sorgfaltig ゾルクフェルティヒ 
【発想】【独】 注意深い【形】 入念な, 綿密な, 几帳 面な
sospirando ソスピランド 
【発想】【伊】 悲しんで, 訴えるように
sospirare ソスピローソ 
【発想】【伊】【自】 1 ため息を漏らす, 嘆く 2 恋いこがれるsospiroso【伊】 悩んで, 嘆いて 【形】 ふさぎ込む, た め息をつく, 悲しげな
sost. 
【発想】【伊】 sostenutoの略
sostenuto ソステヌート 
【発想】【伊】 一つ一つの音を長く響かせる
sotto ソット 
【発想】【伊】 下に 【前】 下に, 下部に, 以下の
sotto voce ソット 
【発想】【伊】 声を和らげひそやかに
sound サウンド 
音。
音楽上、音は下記の二種類に分けられる。
pitched sound ピッチド・サウンド 
楽音。
1.楽器や歌声など、ある特定のピッチを識別しやすい音を指す。
2.また、日本語の「楽音」に相当するものとして、"musical sound"(ミュージカル・サウンド)という語も存在する。これは「音楽的な音」といった意味合いで、広義には下記の打楽器等による「燥音」も含むものとされる。
そのため、日本語の「楽音」という語の英訳を推定する時には、対になる表現が何かを捉える必要がある。
(1.の対義語は"unpitched sound"、2,の対義語は"unmusical sound"(非楽音)となる)
cf. noise.
unpitched sound アンピッチド・サウンド 
この語も音楽上、以下の二つの意味に大別できる。

1.燥音(そうおん)。楽音の対義。
「楽音」として「音程」が認識しにくく、旋律や和声を作る要素として不適当な類の音。
主として打楽器類の音を指す場合が多い。
また、「音色」を構成する要素として、「基音」とその倍音からなる「楽音」以外の音の成分(弦楽器のアタック音や管楽器のブレス・ノイズなど)を指す事もある。
*「騒音」との誤用に注意。cf. noise.

2.単に調律されていない音、調律の狂った音、調子はずれな音を指す場合。
この意では、"unpitched tone"の語も用いられる。

*多くの民族音楽や、近年のシンセサイザーなどによる電子音楽やDJ音楽では、楽音と燥音との区別が非常に困難になっている。
 例えば、一つ一つが「楽音」として認識しがたいものでも、その組み合わさり方による「音色」が、「和声」と同様に固有のイメージを持つために区別される例などは頻繁に見られる。
 逆に、ハッキリとしたピッチを持っていても主旋律や和音とは無関係に「コラージュ」されたものだったり、複雑な密度でランダムに鳴らされるなどして、音楽上は「燥音」として扱われる例も少なくない。

**燥音楽器は五線譜や一線譜上に(しばしば黒玉や白玉ではなくバツ印(×)等も用い)、楽音と同様に符幹を配して記譜される。
その際、各線上・線間には、固有の楽器や奏法が割り当てられたり、漠然と「音の高さ」を区別して高低に音符が振り分けられる。
それらは旋律や和声を構成する「音程」とは無関係な為、音部記号は付されないが、慣例として低音部記号(ヘ音記号)が用いられる事がある。
また、打楽器符であることを示す為に、音部記号の位置に縦二重線記号「||」(小節線より短く太い。="Neutral clef")が配される事もある。

***また、楽音楽器の楽譜上において、楽器を叩くなどの固有の奏法を指示する時は、通例バツ印(×)が用いられる。
sound localization サウンド・ローカリゼイション 
【音響】音源定位。
人間の耳が聴覚から心理的に音源の位置を認識する現象、またその能力。
例えば、ヘッド・フォンなどで音楽鑑賞する際、左右の音のバランスで水平方向のバランスを感じるだけでなく、その音の波形により垂直方向や前後方向、遠近の距離の違いも感じ取られる場合がある。
*また、人間の耳は音源が正面にあって両耳間に聴覚上の差異が無かったり、片方の耳しか聞こえない場合でも音源の位置を特定する能力が備わっている事が明らかにされている。
**また、視覚における「錯視」と同様に、聴覚の音源定位にも様々な「錯聴」がある事が分かっている。
オーディオ機器においてはそれらを積極的に活用する事で臨場感のある音場を作りだしたり、現代音楽ではそれらを「特殊効果」として用いたり、それに焦点を合わせた実験的な音楽制作も行われている。
cf. egocentric_sound_localization.
soutenu ストニュ 
【発想】【仏】 音をささえて
spandendo スパンデンド 
【発想】【伊】 徐々に力強く
spandere 
【発想】【伊】【他】 1 まき散らす, 広げる 2 普及する 3 注ぐ
spasshaft シュパースハフト 
【発想】【独】 滑稽な, おかしい
spediendo スペディエンド 
【発想】【伊】 = spedendo急いで, 速めて
spedito 
【発想】【伊】 敏速な, 素早い
sperdendosi スペルデンドシ 
【発想】【伊】 消えゆくように
spianato スピアナート 
【発想】【伊】 落ち着いた, 滑らかな 【形】 平らにし た, 平坦な
spiccato スピッカート 
【発想】【伊】 音と音を分離して
spiegando スピエガンド 
【発想】【伊】 音を徐々に高く
spiegare 
【発想】【伊】 説明する, 教える, 表す, 広げる, 伸ばす
spieler シュピーラー 
【独】 演奏者のこと
spirante スピランテ 
【発想】【伊】 息を引き取るように【形】 1 そよぐ, 香りなどを発する 2 摩擦音の
spirited スピリティッド 
【発想】【英】 = vif【仏】元気の良い, 活発な, 猛烈な
spiritlessspiritoso スピリトーソ 
【発想】【伊】 元気よく, 精神込めて【形】 ユーモア あふれた
spitzig シュピッチヒ 
【発想】【独】 鋭い, 皮肉な【形】 1 先のとがった, 先細りの 2 とげとげしい 3 やつれ果てた 4 細かい 5 かよわい 6 すばらしい
sprituoso 
【発想】生気を持って, 元気に
stabile スタービレ 
【発想】【伊】 安定した, しっかりした【形】 1 基礎のしっかりした 2 一定の, 変化のない
staccato スタッカート 
【発想】【伊】 音と音を分離して, 音を短くして, legatoと対比して使われる
stagger breathe 
【英】 ブレスを同時に行わずにずらして行うこと
standhaft シュタントハフト 
【発想】【独】 断固として, 沈着に【形】 確固とし た, 不屈の
stately ステイトリー 
【発想】【英】 = prachtig【独】, majestueux【仏】威厳のある, 堂々とした
stendendo ステンデンド 
【発想】【伊】 次第に遅く
stendere 
【発想】【伊】【他】 1 伸ばす, 広げる 2 塗る, 押しのばす 3 横にする 4 書き付ける
stentando ステンタンド 
【発想】【伊】 のばしながら, 次第に遅く
stentare 
【発想】【自】 すらすらと進まない, 苦労する, 困難である.
steso ステーソ 
【発想】【伊】 より大きな, おそく【形】 1 広がっている 2 延びた 3 遅い, 幅広く
stesso ステッソ 
【発想】【伊】 同じ【形】 1 同じ 2 まさしく, ちょうど 3 やはり
stet 
【発想】【独】【形】 絶え 間ない, 恒常的な
stetz シュテーツ 
【発想】【独】 常に, いつも
still シュティル 
【発想】【独】 静かに, 穏やかに【形】 1 静かな, 平穏な, ひっそりとした 2 無言の, 人知れぬ
stinguendo スティングェンド 
【発想】【伊】 = stingendo【伊】消えゆく
stinto スティント 
【発想】【伊】 【形】 色あせた
stiracchiato スティラッティアト 
【発想】【伊】引き延ばす, 次第に遅く
stirando スティランド 
【発想】【伊】 = stirato【伊】, stiracchiado【伊】,
stirare シュトッケント 
【発想】【伊】【他】 1 伸ばす, 引っ張る 2 プレスするstockend【独】 次第に緩やかに, とぎれた
stocken ストッケン 
【発想】【独】【自】 1 止まる, 停滞する 2 腐る 3 固まる 4 成長する
stopped ストップド 
【英】 ホルン特有の奏法で朝顔部分に手を差し込んで演奏すること
straff シュトラフ 
【発想】【独】 張りつめた音で【形】 1 ぴんと張った, 緊張した 2 厳しい, 簡潔な
strascinando ストラシナンド 
【発想】【伊】 = strascicando【伊】, portamento【伊】音を引きずるように
strascinare ストラヴァガンテ 
【発想】【伊】【他】 引きずってゆく, 引きずるstravagante【伊】 幻想的な【形】 1 範囲外の 2 一風変わって 気まぐれな
strepitoso ストレピトーソ 
【発想】【伊】 やかましく, 騒がしく 【形】 1 やかましい 2 反響の大きい, 多大な
stretta ストレッタ 
【発想】【伊】 緊張して, きつく 【形】狭い, 厳しい, 締まった
stride ストライド 
「跨ぐ」、「大股で歩く」といった意。
主にラグライムにおいて発展したをピアノの伴奏法。「ストライド・ピアノ」とも。
左手がビート毎にオクターブを跨ぐようにリズムを刻む様子からこのように呼ばれた。


通常、左手は1拍目と二拍目、3拍目と4拍目をセットにそれぞれ1度と8度、5度と14度などを跳躍するように演奏し、偶数拍目には7度や10度のハーモニー、9度のテンション等を付加する。
同時に、右手は左手のリズムにシンコペイトさせて即興的に和声音やテンションを付加したり、主旋律や装飾的な旋律を奏でる。
またターン・ラウンドなどにおいては、左手でオクターブやそれに五度を加えた和音を動かしてベースラインを奏でたりもする。

ファッツ・ウォーラー、デューク・エリントン、カウント・ベイシーらの演奏で有名。
stringendo ストリンジェンド 
【発想】【伊】 速度を速めて, だんだん急き込んで(部分的な速度変化に用いる)
stringente ストリンジェント 
【発想】【伊】【形】 緊急の, 差し迫った
strisciando ストリシアンド 
【発想】【伊】 = strisciato【伊】なめらかに
strisciante 
【発想】【形】 1 這う, 滑る 2 ごますりの
sturmisch シュテゥルミシュ 
【発想】【独】 = sturmend【独】嵐のように, 情熱的に【形】 1 暴風の, 激しい, 熱烈な 2 めまぐるしい, 急激な
sub. 
【発想】【伊】 subitoのこと
subdominant minor chord サブドミナント・マイナー・コード
Ⅳm、及びその派生コード(具体的にはⅣm, Ⅳm6, Ⅳm7, ⅣmM7, Ⅱm7(♭5), ♭ⅡM7, ♭Ⅵ6, ♭ⅥM7, ♭Ⅵ7, ♭Ⅶ7)を指す。
(いずれも♭Ⅵ音を含む事に注意。♭Ⅱ7はⅢ7の裏コードとしての性格を持つため除外)
cf.「ハーモニゼイション講座」
subito スビト 
【発想】【伊】 すぐに, 直ちに【副】 1 たちまち, 即座に 2 突然
suffocato スッフォカート 
【発想】【伊】 音量を落として, 弱めて
suivez スイヴェズ
【発想】【仏】 = follow【英】, folgen Sie【独】, colla parte【伊】旋律に合わせて(従って)伴奏を演奏せよ
suo スオ 
【発想】【伊】 それ自身の【形】 三人称の所有を表 す, 彼の, 彼女の
suo loco スオ 
【発想】【伊】 オクターヴ高く又は低く奏していたものを元の高さにすること, 元の場所へ
superbo スーペルボ 
【発想】【伊】 尊大な, 高慢な【形】 1 尊大な, 横柄な 2 誇る, 豪華な
superimposition スーパーインポジション 
「スーパーインポジション」とは、「インポジション(1オクターブ内の音)を超えた」の意。
和音における、7度音の上に三度堆積した9度、11度、13度のテンション・ノートやそれらの派生音を指す。

・一般的に可能とされるスーパーインポジションの一覧
第一グループ
M6, M7
 9th, +11th, 13th
第二グループ
m6, m7, mM7, dim7
 9th, 11th, 13th, (+11thは不可もしくは不必要)
第三グループ
7, +7, 7-5
 -9th, 9th, +9th, +11th, 13th(+7を除く)  

*第一、三グループのコードであってもポリコードの場合なら11thの使用も可能。
cf.「ハーモニゼイション講座」
suppliant シュプリアン 
【仏】 哀願するように
supprimez シュプリメ 
【仏】 とめる, オルガンでは該当するストップの使用をやめること
suspended chord サスペンデッド・コード 
係留和音。
cf. chord(suspended).
suspension サスペンション 
「係留」の意。
和音の変化する部分で、前の和音の音が非和声音としてそのまま引き継がれる状態。
また、その音を「係留音」(suspended note)といい、サスペンションによって一時的に構成される和音を係留和音(suspended chord)と呼ぶ。
係留音はテンションとして機能し、和声音へ解決する事を原則とするが、解決しないまま次の和音に引き継がれる事もある。
また、「係留音」の名が示すとおり前の和音に係留される音が和声音として含まれている事が条件だが、例外的にそうでない場合もあり、それらは「転過音」、「変過音」(changing note)と呼ばれる。cf. suspended.
cf.「ハーモニゼイション講座」
suss ジュース 
【独】 愛らしい, 甘美な【形】 1 甘い, 快い 2 かわいい, 美しい 3 愛想の良い
sussurrando スッスランド 
【伊】 = sussurante【伊】囁くように
sussurrare スッスラレ
【独】 【他】 1 囁く, ひそひそ話す 2 陰口をたたく
svegliando ズヴェリアンド 
【伊】 = sveglato【伊】目覚めた, 活発に
svegliare ズヴェリアレ 
【発想】【伊】 【他】 起こす, 元気づける, 呼び起こす
svelto ズヴェルト 
【伊】 活発に, 自由に【形】 1 機敏な, 迅速な 2 すらりとした
tacet タチェット 
【羅】 = No Chord【英】休み
tagelied 
【独】 朝の歌, セレナードの対
talk back トーク・バック 
ステージとミキサー、若しくは録音スタジオと調整室が連絡を取り合う為の機能。通常、ミキシング・コンソール(調整卓)のモニター・セクションには、モニター・スピーカーを通じてミキサーがプレーヤーに話しかける為の機能が内蔵されている。* 当然ながら、本番中に使用される事は稀で、リハーサルやレコーディングにおいてのやり取りに多用される。
talon タロー 
【独】 弦楽器で弓にあるナット, 毛留めのこと。【名】 1, 半券 2, 山札
tanto タント 
【発想】【伊】 多く, はなはだ【形】 沢山の, 多くの, 同数の, 同様の, いくらかの ? 【代】 多くの人々 ? 【副】 非常に
tardamente タルダメンテ 
【発想】【伊】 ゆっくりと
tardando タルダンド 
【発想】【伊】 次第に遅くする
tardare  
【発想】遅れること, 待ち遠しい
tattoo タトゥー 
【英】 軍隊での帰営ラッパ
TBC(time base corrector) タイム・ベース・コレクター 
【機】"desital time base corrector"の略。
VTRと接続して再生時に生じるビデオ信号の歪みを補正したり、他の機器との同期をとる為に用いられる。
tedesca テデスカ 
【伊】 ドイツ
tempestoso テンペストーソ 
【発想】【伊】 嵐のように, 激しく【形】 嵐のごと く 荒れ狂う, 暴風雨の, 嵐を呼ぶ, 熱情的な
tempo ad libitum テンポ・アド・リビトゥム 
【発想】【伊】 自由な早さで
tempo giusto テンポ 
【発想】【伊】 正確なはやさで
Tempo I 
【発想】最初の速さで: 読み:テンポ・プリモ
tempo primo テンポ・プリモ 
【発想】【伊】 最初の早さで, 第一の速さで, Tempo I とも表記
Tempo primo 
【発想】最初の速さで
tempo rubato テンポ・ルバート 
【発想】【伊】 自由なテンポで奏すること
tenderly テンダー 
【発想】【英】 = tendre【仏】柔らかく,優しく
tendre タンドル 
【発想】【仏】 柔らかな, 優しい
tendrement 
【発想】【仏】 優しく, 柔らかく, 愛情をこめて, 弱々しく
teneramente テネラメンテ 
【発想】【伊】 優しく, 親切に
tenero テネーロ 
【発想】【伊】 = teneroso柔らかい, やさしい, 淡い
tenuto テヌート 
【発想】【伊】 長く響かせる, 音を保って, 保持された
tepido テピド 
【発想】【伊】生ぬるい, 気乗りしない
timbre ティンバー 
音色。tone color, sound caractorとも。
感覚的には、ある音を聴いた時に人間が感じるイメージを指し、音響学的には、「倍音成分の含まれ方」とその「時間的変化(余韻の変化)」及び「エンベロープ(音量の時間的変化)」を指す。
time タイム 
【リズム】拍子。(meter ミーターと同義)
ある拍数でまとめられた音楽的な時間を指し、拍子記号(time signature)によってあらわされる。
その指示によって小節が区切られ、拍子の基本的な形態が音符(及び休符)によってあらわされる。
基本的なノリ方による分類として、2拍子(in2)、3拍子(in3)、4拍子(in4)、6拍子(in6)などがある。

*2/4拍子は"2-4time"などと表記し、"two four time"と読む。日本語では「4分の2拍子」等と読み上げるが、慣習上、数学の分数と同様に読み上げているだけで本来拍子と分数の間に関連性は無い。
**「拍子」は邦楽の「間拍子」から引用された語だが、「タイム」と邦楽の「拍子」とは、本来全く異なる概念である。日本語の拍子は「三三七拍子」に代表されるように拍と間合いとの関係で示される事が多い。

・単純拍子 simple times
 強弱の位置が単純な拍子。
例えば、一拍目のみにアクセントを置いた三拍子や、一拍目と3拍目にアクセントを置いた四拍子など。

・複合拍子 compound times
 単純拍子の連続からなる拍子。
3拍子が4っつ組み合わさった12拍子や4拍子が3っつ組み合わさった12拍子など。
(上記の2つのパターンの場合、両者を区別する為、12/8といった通常の拍子記号の後に、「3×4/8」や「4×3/8」といった記号を付する場合もある)
(また、テンポの遅いシャッフルを記譜する際などは四分音符の三分割を明確にする為に、「4/4」ではなく「12/8」と表記される事が多いが、両者は基本的に同じリズムである。この他、古典音楽(バッハ以前など)においては単に記譜上の複雑さを回避する目的で「拍子」が選択されている事も多く、音楽上の「ノリ」とは必ずしも関係していない為、注意が必要である)

・混合拍子 peculiar times
 異なる単純拍子の組み合わせからなる拍子。
3拍子を2拍子の組み合わせからなる5拍子など。
(上記のパーターンの場合、例えば5/4といった拍子記号の後に「3+2/4」といった記号が付されたり、単純に三拍子と二拍子の小節を交互に書き表す事で「混合」の形態を示したりする)

*実際の演奏においては、舞踏曲のステップに合わせるなどの目的で複雑化された複合拍子や混合拍子が採用される事が多い。
しかし即興演奏等においては、パターン化された拍子の組み合わせばかりでは単調さを免れない為、しばしば一時的に(場合によっては複数の小節に跨った)任意の拍子の組み合わせが設定される。


**変拍子 odd meter
5拍子(in5)や7拍子(in7)といった変則的な拍子を指す。
 ・異なる単純拍子が組み合わされた混合拍子を意味する場合、
 ・2拍子系統(4,6,8,12拍子など)と3拍子系統(9,12拍子など)以外の全ての拍子を表す場合、
 ・異なる拍子が小節を変えて示される場合、
の3通りの意味がある。
また、第三者の場合、
 ・混合拍子を分かりやすくする表示する為に異なる拍子が交互に表わる場合、
 ・単に拍子の切り替えを示す場合、
 ・楽節のと楽節の間の、拍子が端数な小節を表す場合、
など幾つかの状況があげられる。
timido ティミド 
【発想】【伊】弱腰な, 神経質の, 内気な
tobend トーベント 
【発想】【独】荒れ狂って
tonal トーナル 
音(tone)の、「調性の」といった意味の形容詞。
tonal center トーナル・センター 
モードにおいてトーナリティを構成する中心となる音。
中心音、終止音、主音、基音、トーナル・ポイントとも呼ばれる。

*モードにおいては既存の三度堆積による和声体系と異なる為、根音とは区別される。
tonality トーナリティ 
調性。
整合性を持った旋法による音楽の属性。
狭義には、西洋音楽における、主音とそれに付随する機能和声によって構成される音楽の属性。

*実際の演奏においては、伴奏系の和声だけでなく、それと旋律の両方によって属性は構築される。
狭義には、西洋音楽における長短二種の調体系を指す。
また、より狭義には、ある和声や旋律が、主音にに対してどれだけ従属性を持っているかを表す場合にも用いる。例えば、非和声音や燥音の音価が強かったり、旋律において主音以外の五度跳躍が強調されるなどして主音への従属性が弱い場合、「トーナリティが弱い」という。

*「モード奏法」においては、特性音によってそのモードがどのような属性を持っているかを「トーナリティ」と呼ぶ。

「無調性」の対義。
tone トーン 
音。音質。音調。
この語自体は、漠然と「音」を意味するだけだが、他の用語との組み合わせで様々な意味を持つ。

 ・tone color 音色(cf.timbere)
 ・tone poem 音詩  他

*音響用語としてのtone(トーン)は、一般的に音の鋭さや円やかさ、若しくはそれを調整する機具「トーン・コントロール」を指す。
cf.tone contorl.
tone control トーン・コントロール 
【機】音質調整の意。
「ヴォリューム・コントロール」と並んで、音響機器に取り付けられる代表的なコントロールの一つ。

単独で設置されている場合、主として高音成分の増減を表す。
一般に「treble トレブル」、「bass ベース」の二種類があり、それぞれ高音域、低音域の上昇・下降の調整して周波数特性を変化させる。
一般にオーディオアンプでは1kHzを中心として、ギターアンプなどは500Hz、ベース・アンプなどは400Hz付近を中心として音質の調整を行う。

*この他、ミドルも配して中音域も調整できるようにしたものや、様々なエキストラ・コントロールを配したものもあり、以下にその幾つかを例示する
・bright ブライト
 「明るい」の意。主として高音域を強調するスイッチやトグルを指す。
・brilliant ブリリアント
 「きらびやかな」の意。主として高音域を強調するスイッチを指す。
・enhance エンハンス
 部分的な音域の補正を行う為のコントロール。主として「スペクトラム」や「グラフィック・イコライザ」に置いて変化させる音域の「幅」を狭めるスイッチを指す。
・fader range フェーダー・レンジ
 エンハンスと同様に、昇降させる音域の「幅」を調整する。
・presence プレゼンス
 「存在感」の意。主として「トレブル」よりもさらに高い高音域を強調する。
・spectrum スペクトラム
 特定の周波数帯を調整するコントロール。主として、調整する「音域」の中心値を定めるコントロールと「増減の量」を決定するコントロールの二つのからなるが、これに「enhance エンハンス」や「range レンジ」と呼ばれる調整する音域の「幅」を増減させるコントロールが付加される場合も多い。
・warm ウォーム
「暖かさ」の意。主として「トレブル」の様に高音域全体を昇降させるのではなく、特定の中高音域を限定して調節する。
(cf. トーン・セレクタ tone serector)

**「トーン・コントロール」は大別して抵抗によって各音域を下降させるだけのものと、電気的に各音域の増減両方を行うものとがあり、前者は俗に「カット・オンリー」、後者は「カット&ブースト」などと呼ばれる。
また、その電気的な仕様から前者を「パッシブ・コントロール」、後者を「アクティブ・コントロール」と呼ぶ事もある。
「カット・オンリー」の場合、各目盛りを最大値(カット・ゼロ)に揃えた状態から、「カット&ブースト」の場合、目盛りを中央、もしくは「±0」に揃えた状態から調整を始めるのが基本である。
(「カット・オンリー」で中央の値から調整したり、「カット&ブースト」で最大値から調整を始めた場合、それだけ周波数特性に不揃いな山ができ、「音ヤセ」の原因となる。
逆に周波数特性が滑らかな曲線を描くように調整すれば、それだけ原音の「音の厚み」を損なわずに音質を変化させられる)
tone selector トーン・セレクタ 
電子オルガンやベース・アンプなどに備えられた、予め設定した音色をボタン・スイッチなどで即座に選択できる機構。
ギター・アンプやエフェクタで「歪み」の質を"warm","normal","bright"といった数パターンからトグル・スイッチなどで選択する機構も同様に呼ばれる。
toneme トニウム 
音調素。

同一の音調に扱われる類似の音調の一郡。 
tonetic トネティック 
音調(声調)の、抑揚の、
tonic トニック 
1.主音。基音。
調(key)の基礎となる音階に当たる音。それ以外の音に対する支配力を持ち、トーナリティの確立の基礎となる音。

2.トニック・コードの略。

3.トーニク。音調。
旋律(音高)の変化。デュナーミク(強弱表現法)、アゴーギク(緩急表現法)と並ぶ、旋律やアクセントの形成要素の一つ。
tonic chord トニック・コード 
主和音。
(省略記号=T)
トニックをルートとするコードで、楽曲の調性を決定づけるコード。

長調でのトニック・コードをトニック・メジャー・コード(I)、短調でのトニック・コードをトニック・マイナー・コード(Im)と呼ぶ。
tornando トゥーナンド 
【伊】 戻る
tosto トスト 
【発想】【伊】 はやく, 直ちに
tranquillo トランクィロ 
【発想】【伊】 静かに, 穏やかに, 平静な
trascinado トラシナンド 
【発想】【伊】 引きずるように, おさえて
trattenuto トラッテヌート 
【発想】【伊】 おさえて, のばして
traumend トレイメント 
【発想】【独】 夢のように
traurig トラウリヒ 
【発想】【独】 悲しい, 憂鬱な, 痛ましい, 荒んだ, 貧弱な
treibend トライベント 
【発想】【独】 急いで, 駆り立てるように
tremando la voce 
【発想】【伊】怒り震える(単なるトレモロではなく心理的な動揺を表す)
tremante トレマンテ 
【発想】【伊】 トレモロで, 震える
tremlieren トレムリーエン 
【発想】【独】 トレモロで歌え 【自】トレモロで演奏する
tremolo トレモロ
【伊】 揺らぎ、振動の意。 弦楽器では非常に速く弓を動かすこと【名】オルガンの顫音(せんおん)装置, 顫音
【楽理】同音あるいは複数の音を細かく規則的に繰り返す奏法。同音反復。
複数の音を繰り返す奏法は"toremoland"(トレモランド)、あるいは「バッテリー」とも呼ぶ。
記譜には同音反復の省略記号が用いられる。
(符幹に複数の斜線重ねる場合は、その本数だけ、音符の上下に"trem."と書かれた場合は「可能なだけ早く」音を繰り返す事を意味する)

*「トレモロ」には、大きく「音色の変化」、「リズムの効果」、「持続音の模倣」の三つの目的があり、どの目的で指示されているかによって、奏法を使い分ける必要がある。
 「音色の変化」を意図した場合、ヴァイオリン類の楽器ではしばしばその効果を強調する為、(楽譜にその様な指示は無くとも)弓をブリッジ近くで擦る「堅い音」が使用される。
 「リズムの効果」として使用される場合、符幹に記された斜線の本数に従って演奏する必要がある。
 また、打楽器等で「音色の変化」を狙った場合には堅いバチなどでその効果を強調するが、「持続音の模倣」を狙う場合にはマレットなど柔らかいバチによってその効果が表現される(持続音を模倣する場合には、音符に「クレッシェンド」や「デクレッシェンド」が付される場合も多い)。
 また、作曲家でピアニストのリストは自身のピアノ曲において、しばしば「大きな音」や「騒々しい効果」を生む意図で「トレモロ」を指示した。


**ヴァイオリンなどの擦弦楽器では音色の変化を狙って行われるが、マンドリンやギターに代表される撥弦楽器や打楽器等の音量が減衰する楽器ではしばしば、声楽や擦弦楽器、オルガンなどの長い持続音を模倣する目的で使用される。
 特に、マンドリンやバラライカ、マリンバ・木琴などでは楽譜上に特別の指示が無くとも一定の長さの音符であれば、通常トレモロによって演奏される。
また、スネア・ドラム等では"tr."等と「トリム」として指示されている場合にも、実際は「トレモロ」で演奏される。
(打楽器の「トレモロ」は"roll"(ロール)とも呼ばれる)

*** ピアノや管楽器などの「同音反復」が困難な楽器では、しばしば「トレモランド」で代用される。
***2 ピアノ等で和音に対して「トレモロ」が指示された場合、通常、「同音反復」ではなく、「トレモランド」により演奏される。

**** 「トレモランド」は、通常「トリル」として記譜される事が多い。
***** 「トレモロ」と記譜されていても、実際には音高を小刻みに変化させる奏法を支持している場合もある。
だが通常、それらは"portamento"(ポルタメント)"や"vibrato"(ヴィブラート)と表記される。
cf.trill

【機】オルガンやギター・アンプ、エフェクタやシンセサイザーで音を小刻みに大きくしたり小さくしたりする事。あるいは、それらを生じさせるエフェクタ(tremolo effect)の略。
「振幅変調」、"LFO"とも。
cf.vibrato
tremolando 
複数の音の間を細かく規則的に繰り返す奏法。異音反復。
cf.tremolo
tres トレ 
【仏】 = very【英】とても
trill 
1.顫動音(せんどうおん:いわゆる「巻き舌」)。独・仏・伊語などのR音。
2.【楽理】装飾音の一つ。またはその奏法。
ギターなどの弦楽器ではハンマリング・オンとプリング・オフを連続的に繰り返して行う奏法。鍵盤楽器では2本の指を2つの鍵盤を交互に弾いて行う。
trionfale トリオンファーレ 
【発想】【伊】 = triomphale【仏】勝利を得た, 勝ち誇った 【形】凱旋 の, 祝勝の, 勝った
tristo トリスト 
【発想】【伊】 = triste【仏】陰気な, 惨めな 【形】 たちの悪い, 意地悪な, 哀れな, 不吉な, 不快なにおいの
tritone トライトーン 
三全音。
全音三つ分(半音6っつ分)の音程。
"augmented 4th"(増四度)及び"deminished 5th"(減五度)がそれにあたり、"circle of fifth"(五度圏)における180度(対角線上の反対側)に位置する音程。
「自然長音階」においては完全四度と長七度の関係が相当する。

ドミナント7thコードの長三度と短七度に代表され、「ドミナント・コード」を性格付ける重要な役割を持つ。

他にトライートーンを含むコードとして(スーパーインポジションを除くと)、(♭5)7th (half deminished) chord (フラッテド・フィフス・セブンス・コード)
minor 6th chord (マイナー・シックス・コード)
deminished 7th chord (ディミニッシュド・セブンス・コード)
等が相当する。
この内、ディミニッシュド・セブンス・コードは二重のトライトーンを持つ、特殊なコードとして位置づけられる。
tritone substitution トライトーン・サブスティチューション 
共通した三全音を持つ代理コード。
ジャズにおいて多用され、「裏コード」とも呼ばれる。
例えば、"G7"に対する"D♭7"がそれにあたる。
trommelwirbel トゥロンメルヴィルベル 
【独】 ドラムのロール
troppo トロッポ 
【発想】【伊】 きわめて, 極度に 【副】1 余りに, 過度に 2 非常に, 十分に 3 少しばかり
trotzig トロツィヒ 
【発想】【独】 反抗的な, 大胆な 【形】 強情な, 頑固な, 反抗的な
trub トリュープ 
【発想】【独】 悲痛な, 苦しい
tumultuoso トゥムルトゥオーソ 
【発想】【伊】 落ち着きのない, 安定しない【形】  1 騒然とした, 混乱した, 不穏な 2 無秩序の, 騒がしい 3 取り乱した
tutta forza トゥッタ・フォルツァ 
【発想】【伊】 全力で, すべての力で
tutte le corde トゥッテ・レ・コルデ 
【伊】 全弦で, ピアノは弱音ペダルをはなして
tutti トゥッティ 
【伊】 = ripieno【伊】, concerto grosso【伊】全パートで, 全員で
tutto トゥット 
【伊】 全て, 全体の
uber ユーバー 
【独】 上に, , 〜に優先してて, 〜を経由して, 〜に関して
uberlegt 
【発想】【独】 慎重に, ゆっくりと
un, uno, una 
【発想】【伊】一つの, ある
una corda ウナコルダ 
【伊】 一本の弦の意。ピアノのソフトペダルを踏むこと
unblance アンバランス
【発想】アンバランスな, 安定を欠いた
【電気】不平衡回路の意。信号回路のマイナス側をアース配線としても用いる為、ノイズに弱く長距離の配線には向かない。
*いわゆる単芯ケーブルや二軸ケーブルのこと。一般用オーディオケーブルや楽器ケーブルにはコスト削減のためにアンバランス回線が用いられるが、アクティブイコライザを有した高級なベースギターやギターシンセではマイクと同じ三軸ケーブルが用いられる。
不平衡回路を平衡回路に変換するにはダイレクトボックスなどのマッチング・トランスを用いる。
un pochettino ウン・ポケティノ 
【発想】【伊】 ずっと少なく
Un poco Lent  ウン・ポコ・レント 
【発想】 少し緩やかに遅く
Un poco Lent 
【発想】少し緩やかに遅く
unendlich ウンエントリヒ 
【発想】【独】 = infinity【英】果てしない, 無限の
ungeduldig ウンゲドゥルディヒ 
【発想】【独】気短に, いらいらして【形】短気な, せっかちな
ungefahr 
【発想】【独】 おおよそ
ungezwungen ウンゲツヴンゲン 
【発想】【独】自然な, 悠長な【形】強制されない, 無理のない, 強いられない
ungherese 
【発想】【伊】 ハンガリー風の
unheimlich ウンハイムリヒ 
【発想】【独】 薄気味悪い, 神秘的な【形】不気味な, 恐ろしい, すごい, 非常な
unison ユニゾン 
【英】 = unisono【伊】, unisson【仏】, unisonas【羅】幾つかのパートが 同じ旋律を演奏すること, 一致, 調和
unisonant 
【英】 単声 の, 全声の同度による
unissonnant 
【仏】 単声 の, 全声の同度による
unmerklich ウンメルクリヒ 
【発想】【独】 気づかないほど, かすかに
unruhig ウンルーイヒ 
【発想】【独】 落ち着かない, 動揺した, 不穏な, 騒々しい, 心配している
unschudig ウンシュルディヒ 
【発想】【独】 = innocente
unschuldig 
【発想】【独】 単純に, 飾りをつけないで
unverziert ウンフェルツィート 
【発想】【独】 飾らずに
up beat アップ・ビート 
拍の裏側。
上拍、裏拍、弱拍とも。
指揮をする際に、腕が振り上げられるタイミングであることに由来する。
「ダウン・ビート」の対義。
cf. beat**
up bow 
【英】 上げ弓
vacillando ヴァチランド 
【発想】【伊】 ためらいながら, 厳格なテンポで
vacillante ヴァチランテ 
【発想】【伊】 不安定な, (炎が)ちらちらと揺らいだ, 弱々しい, 動揺した
vago ヴァーゴ 
【発想】【伊】 魅力ある, 優美な, はっきりしない, さまよう, あこがれている
vaporeux ヴァポルー 
【発想】【伊】 霧のかかった, ぼんやりかすんだ
veemente ヴェエメンテ 
【発想】【伊】 激しく, 情熱的に
velato ヴェラート 
【発想】【伊】 包まれた, ヴェールに覆われた, ぼんやりとした
veloce ヴェローチェ 
【発想】【伊】 早い, すばやい, 迅速に
vergnugen 
【発想】【伊】 楽しげな, 陽気な, 満足した
vergnugt フェルグニュークト 
【発想】【独】 喜んで, 愉快に
verhallen 
【発想】【独】 次第に弱まって消える, 余韻を残して
verhallend フェルハレント 
【発想】【独】 次第に消えて
verklaren 
【発想】【独】  1 変容させる 2 輝かしい物にする, 神々しくする, 美化する
verklart フェルクレールト 
【発想】【独】 輝いた, 神々しい, 変容した
verlieren  
【発想】【独】 失う, なくす, 浪費する, 負ける, 夢中になる, 失う
verlierend フェルリーレント 
【発想】【独】 失って, 消失して
verloschen フェルレッシェント 
【発想】【独】 消えて
verschwindend フェルシュヴィンデント 
【発想】【独】 消えるように, 微量の
verse ヴァース 
楽句。楽節。

元々は「曲げられたもの」を原義とする、韻文や強弱のある詩などを指したもの。
そこから、詩や歌詞の「連」、「節」を意味する用法が派生した。同義では「スタンザ(stanza)」とも。

【ジャズ・ポピュラー】ジャズなどのポピュラー音楽においては、コーラス(リフレイン)の前に置かれた、比較的短い「序奏」に当たるものとされる。
元来、ミュージカルにおいて、楽曲の構成用語というよりも「本奏」に入る前の節回しを付けた「セリフの読み上げ」部分を指しており、その為後に続くコーラスよりも比較的平坦な旋律を持ったものが多い。
よって現在でもインスト曲によって採用される事は少なく、ヴォーカル曲においての使用が多くみられる。

* 古典音楽では"intoroduction"をもって「序奏」と呼ぶが、上記の用法においては"verse"に入る手前の歌が入らない部分のみを"introduction"(イントロ)と呼ぶ。

** また、ジャズにおいてはインストが多い事や、冗長である、楽曲が複雑になるといった理由から、元々あったヴァース部分を取り除き、コーラスやブリッジ部分だけが「スタンダード」として定着した楽曲も多い。**
(その場合は、取り出したコーラスに合わせて独自のイントロ(前奏)等が採用されるのが一般的である)。

**2 ただし、当然ながらヴァース部分にも歌詞は存在し、コーラスはむしろ「主題」というよりヴァースに対する「応答」といった内容になっている場合が多い。
その為、歌詞の内容を理解するにはバース部分の理解も重要で、中には元々の意味とは異なった解釈が定着している楽曲も多い。
verstarken フェルシュテルケン 
【発想】【独】 強める, 補強する, 濃縮する
verteilen 
【発想】【独】 分ける, 分配する, 配置する
verteilt フェイルタイルト 
【発想】【独】 分割された
verweilen 
【発想】【独】 とどまる, 滞在する
verweilend フェルヴァイレント 
【発想】【独】 遅れて
very ベリー 
【発想】【英】 とても
verzogert 
【発想】【独】 遅くする
vesperal ヴェスペラル 
【発想】【仏】【英】 夕暮れ、夕暮れの情緒
vezzoso ヴェッツォーソ 
【発想】【伊】 優美な, 愛嬌のある
vibrante ヴィブランテ 
【発想】【伊】 ヴィブラートをつけて
vibrato ヴィブラート 
歌唱や楽器で音を震わせること。
"vib."等が記号として用いられる。通常のヴィブラートは一秒間に三回から10回程度、つまり周波数変調の速さは3から10Hz程度である。

【機】"vibrato effect"の略。電気的に連続的に周波数を変調させるエフェクタ、またはその音色を指し、広義には「レスリー・スピーカー」等のロータリー・スピーカーもこれに含まれる。
同様のエフェクタで、"tremoro"(トレモロ)と呼ばれるものもある。両者を区別する場合、一般には「ヴィブラート」は音高(周波数)の周期的な変化(FM変調)、「トレモロ」は音量(音の振幅)の周期的な変化(AM変調)を指すものとされる。
* 「トレモロ」の代表格は、初期の電気オルガンのスピーカーの開口部に回転する開閉弁を用いた「トレモロ・ユニット」や、指向性の強いスピーカー自体を回転させる「レスリー・スピーカー」等がある。
「ヴィブラート」はそれよりも後発で、ハモンド・オルガンに代表される「ビブラート・スキャナー」の様な半機械式のものと、ウーリツァー社の用いた純電子式な回路の二通りがある。
** 厳密には電気オルガンに代表されるトレモロ・ユニットによっても周波数変調は生じるし、「ヴィブラート」による周波数変調によっても物理的・感覚的な音の振り幅の変調は生じている。
vibrato ビブラート 
【発想】【伊】 = vibrated【英】, vibriert【独】, vibre【仏】音をわずかに震わすこと
vicendevole ヴィチェンデーヴォレ 
【発想】【伊】 動きやすく, 動揺して
vide ビーデ 
【発想】【羅】 見よ
vif 
【発想】【仏】 元気の良い, 活発な, 猛烈な
vigorosamente  ヴィゴロサメンテ 
【発想】 生き生きと, 精力的に, 元気よく, 力強く, 生き生きと
vigoroso ヴィゴローソ 
【発想】【伊】 = vigoureux【仏】活気のある, 迫力ある, 力強い
viola da braccio 
【伊】腕で支えて弾く前代のヴィオラ
violentamente 
【発想】暴力的に, 激しく, 熱烈に
violente 
【発想】【伊】荒々しい, 激しい, 暴力的な, 攻撃的な
violenza ビオレンツァ 
【発想】【伊】 = violence【英】, Gewalttatigkeit【独】激しく, 猛烈に
vispamente ヴィスパメンテ 
【発想】【伊】 生き生きと, 活発に, 激しく, 暴力的に
vivace ビバーチェ 
【発想】【伊】 活発に速く, 生き生きと
Vivace 
【発想】活発に速く, 活き活きと)
Vivacissimo 
【発想】非常に速く
vivente ヴィヴェンテ 
【発想】【伊】 活き活きと活発に
vivido ヴィヴィド 
【発想】【伊】 熱烈な, 生気に満ちた
vivo ビーボ 
【発想】【伊】【西】 = alive【英】, lebendig【独】, vivant【仏】活発に, 速く, 生きている
voice ヴォイス 
1.声。声調。声の調子

2.声部。パート。
inner voice 内声部
outer voice 外声部(上声及び下声)
top voice 上声(和音の最高音。もしくは主旋律)
bottom voice 下声(和音の最低音。もしくはベース音)

3.合唱等の歌い手。
 cf."50 voices"=50人の歌い手。

4."voice part (sheet)"(パート譜)の略。

5.【機】シンセサイザー等で、作り上げた各音源。プリセットした音色・エフェクタの組み合わせ。
電子鍵盤楽器やMIDI音源等の同時発音数(和音を鳴らした時に同時に発音される数)*。
* 同時発音数を超過した場合、通常、和音の内声や補助的な打楽器等、優先順位の施された順に発音がキャンセルされる。voice initialize 作成した音色を初期化する機能。
voice leading ヴォイス・リーディング 
声部進行。
主として和音の内声部での音の繋がり。
voicing ヴォイシング 
声部作成。
和声付け(ハーモニゼイション)の一つ。
メロディにハーモニーを付けてメロディ以外の声部(パート)を作ること。
または、割り振られたコード・ネームに対し、音色の響きや楽器の音域、前後の音の繋がりを考慮して実際の音の割り振り(各声部に対するオクターブの展開や楽器の割り振り)を行う事。
* 「リハーモナイズ」と同義に扱う事も。
 逆に「ハーモナイゼイション」と併用する場合は、通常、コードそのもののアレンジは「ヴォイシング」の範疇に伴わない。
 cf.harmonization
volti subito ヴォルティ・スビート 
【伊】 急いで譜面をめくれ, V.S.と表記
volubile ヴォルービレ 
【発想】【伊】 流暢な 1 不安定な 2 自然な, 滑らかな 3 気の変わりやすい
vorbeimarsch フォァバイマーシュ 
【独】 行進
V.S. 
volti subito の略
walking ウォーキング 
【ジャズ】ジャズやブルースにおける典型的なベースの奏法パターンの一つで、ビート毎に音符を刻み、「スウィング感」を生む要素となる。「ウォーキング・ベース」とも。
また、ベース奏者によってアドリブで行われるベース・ラインを言う。
ブルースにおいてはコード・トーンを辿るアルペジオ(分散和音)的なラインが多いが、ジャズ(特に4ビート)においてはスケールを辿る順次進行的な要素が強くなる。

一拍目にルートを、四拍目に次の小節への導音(次のコードのルートの半音下、あるいは半音上の音)などを、2拍目と3拍目にはコード・トーンやそれらを繋ぐアプローチ・ノート(経過音や刺繍音など)を配する事が多いが、曲想や奏者のクセなどにより様々なパターンがある。
2ビート・フィールの曲の場合、通常1拍目と3拍目に1度と5度を演奏し、2拍目、4拍目ではアクセントを弱めたコード・トーンやアプローチ・ノート、ゴースト・ノート、休符などを配したり、1拍目、3拍目の音を引き継いだりする。

とはいえ、決まり切ったルールというものは無く、同じ音を続けて弾く場合もあればルートに対する刺繍音だけで演奏する場合もあるし、コード進行を滑らかに感じさせるために1拍目にルート以外のコード・トーンを配する場合も多い。
(いずれの場合も、最終的に全体の和声を形作る上声部の伴奏系とのインタープレイが重要である)
また、コードの解釈も自由で、それが短期的で装飾的なコードだと判断すれば、ベースラインは「ペダル・ポイント」として一つのコードに固執する事もあるし、反対に同じコードが長く続く場合等にはベーシストが任意のコードを設定して装飾的なコード進行を加える場合もある。
(そうした「アレンジ」は、一時的なテンションとして楽曲に変化をもたらす)

*いずれのリズムにおいても、「スウィング感」を演出するコツは、拍毎の強弱に加えて、音を切るタイミングが重要な意味を持つ。
3連系のシャッフルの場合、音符の間に3連符一つ分の長さの休符やゴースト・ノートを入れる場合が多い。
(対して、全てのビートをテヌートで伸ばし切って演奏する場合はレイドバックした雰囲気などを演出する事になる)

**「ウォーキング・ベース」、「ウォーキング・リズム」とも。特にアップテンポの楽曲の場合、"running"(ランニング)とも呼ぶ。
***チューバやバリトン・サックスなどの低音楽器、ギターやピアノなどの低音弦が同様な旋律を奏でる場合も、主として「ウォーキング」の名称が用いられる。
wehmutig ヴェーミューティヒ 
【発想】【独】 悲しみに満ちた, 物悲しい, 悲しげな, 憂鬱そうな 【形】
widely ワイドリー 
【発想】【英】 幅広く
with humor 
【発想】【英】 ユーモアをもって
with mute 
【発想】【英】 = con sordino【伊】弱音器をつけて
wogend ヴォーゲント 
【発想】【独】 大きく波打って
wuchtig ヴフティヒ 
【発想】【独】 力強い, 重々しい, 荘厳な,
wurdig ヴュルディヒ 
【発想】【独】 威厳を持って
wutend ヴューテント 
【発想】【独】 怒り狂った, 猛烈な
zartlich ツェールトリヒ 
【発想】【独】 やさしい, 愛の籠もった
zeffiroso ツェッフィローソ 
【発想】【伊】 そよ風のように軽やかに, 西風のようにの意
zeloso ゼローソ 
【発想】【伊】 熱心に
ziemlich ツィームリヒ 
【発想】【独】 かなり
zierlich ツィールリヒ 
【発想】【独】 愛らしく, 優美に
zingarese ツィンガレーゼ 
【発想】【伊】 ジプシー風の
zitternd ツィッテルント 
【発想】【独】 ふるえて
zogernd ツェーゲルント 
【発想】【独】 = ritardando【独】ためらって, ゆっくりと
zoppa ツォッパ 
【発想】【伊】 安定しないシンコペーション, 左右の足が揃わずに歩く意
zornig ツォルニヒ 
【発想】【独】 怒りを込めて
zutraulich ツートラウリヒ 
【発想】【独】 確信を持って





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