
| 山口市の滝 2 |
鳴滝
山口市小鯖
落差10M
![]()

山口ICから防府に向かう国道262号、小鯖にある滝。 最近は道路沿いに「鳴滝温泉」なる温泉施設ができたんで それを目印に曲がって進めばレストランの裏手にこの滝が見える。
ここは滝を取り入れた公園になっていて駐車場もトイレも完備。駐車場から徒歩3分で滝の真下まで歩いていけるし 傍には展望台もある。
滝そのものも10Mの高低差にしては水量もあって立派に見えるんだが、岩肌がでっかい一枚岩になっていて 回りにも巨石・奇岩がゴロゴロしている点もポイントが高い。
「観光地・山口」の中ではあまりメジャーではない場所ではあるが 公園の入り口に地元出身の詩人・中原中也の詩碑なんかもあって 休日ともなれば滝の傍の岩に腰掛けて本を読んでいたり 子供が滝つぼでバシャバシャと水遊びをしていたり、捨て猫がカラスにいじめられていたり、と 市民にはなかなか人気のある憩いスポットになっている。
ちなみに「鳴滝」という名前は 山口が京都をまねて「西の京」として町づくりをされたときに、やはり京都にある「鳴滝」をイメージしてつけられたんだそうな。
この鳴滝の上は棯畑と言う集落を通って蕎麦が岳、仁保地区に向かう県道になっているんだが、そこにはこの滝の上流がちょっとした渓谷を作っている。 「鳴滝公園」にある「鳴滝」は この流れの中では「三の滝」にあたり、この上流には「一の滝」、「二の滝」がある。
![]() 一の滝 |
![]() 二の滝 |
サイトや資料によっては どれが一で どれが二で どれが三だかバラバラなんだが、ここでは上流から1.2.3とさせてもらおう。
一の滝も二の滝もそこそこ形になっていて味わいはある。ただ、県道は交通量は少ないものの道が狭く 車を停める場所も無いし滝を見るためには道路をうろうろしなくてはいけないんで注意が必要。
どうしても景観の中に道路やガードレールが入ってしまうんで 鑑賞向きではないかもな。
たらちねの滝
山口市大字上宇野令
落差3M
![]()
![]() たらちねの滝 |
![]() 上流の落差 |
山口維新公園の近く、兄弟山(おとどいやま)森林公園へ向かう道路わきに流れる小滝。 長さは5Mくらいありそうだが 落差はサバを読んでも3M程度というナメ滝で 山口市の滝の中では脱力度はかなりの上位になると思う。
ただ 地元の登山案内の本には鴻ヶ峰にしても兄弟山にしても 必ずこの滝は「目印」と言うか「ポイント」として記載されているのが どうも腑に落ちなくて、念のために少し沢を登ってみたら いちおう上部は10Mくらいの落差があるみたいだったな。
ただ やっぱりナメ滝で水の流れも相当に細いんで コレを滝といって良いのかどうかは また微妙なところだと思うぞ。
犬鳴の滝(狗鳴大滝) / 夫婦滝 / 曲水の滝
山口市大字仁保上郷
落差 犬鳴の滝:24M 夫婦滝:12M 曲水の滝:?M
![]()
![]() 犬鳴の滝の手前の落差 |
|
![]() ↑ 犬鳴の滝 → |
![]() |
道の駅「仁保」から県道123号を佐波川方面に進むと「犬鳴の滝」の看板が掲げられた「ふれあい館」があり、そこが犬鳴川の渓流の遊歩道の入り口になっている。場所はわかりやすく数台の駐車が可能。 そこから500Mほど遊歩道を進むと現れるのが「狗鳴大滝」だ。
24Mの直瀑で水量も多く、見ごたえは十分。山口県中部の滝としては わし的にはベストの1品。
解説によると 「犬を連れてここを通っていた座頭が足を滑らして滝に転落して死亡。犬は主人の死を悲しんで三日三晩 鳴き続けた後、主人の後を追って滝に飛び込んだ」・・という言い伝えがあるんだそうな。
それはともかく、この「犬鳴川」の遊歩道は「犬鳴の滝」以外にも「夫婦滝」「曲水の滝」の滝があり、「龍潜洞」とか「鉱山跡」とかの怪しげなスポット、遊歩道のあちこちに鎮座している地蔵さんとか、なかなか趣があって面白かったな。
![]() |
![]() |
| 夫婦滝 | |
![]() |
← 曲水の滝 ↓![]() |
夫婦滝は落差12M。2条になっている これも立派な滝だ。
その上流にあるのが「曲水の滝」。小滝が連続した流れになっていて、文字通り水が「く」の字に曲がっている。落差はないがこれも見ごたえは十分。
遊歩道がちゃんとあるんで 迷うことも無いが、少し健脚向きなコースでもある。雨の後は滑りやすそうだから履きなれない靴は止めておいたほうが良い。 欲を言えば「夫婦滝」と「曲水の滝」は遠目からでしか鑑賞できないので 近づけるように遊歩道も工夫してあれば良かったのにな。