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 インドネシア、スラウェシ島・マンダールのバナナ〜写真集〜








サンデ(sandeq)

 マンダールに独特な小型の帆船。スラウェシ島の南端には、数百トンの大型木造船をつくることで有名なブギスの人たちの船大工村もあります。スラウェシに住む人たちは、海を生かすことに長けています。
 毎年8月にサンデのレースがあります。マンダール地域の中心部にあるマジェネ(Majene)から、南スラウェシ州の州都、マカッサルまで約200キロメートルを5日ほどかけてのんびりと競うレースです。2002年には、日本からも愛媛大学の一行がエントリーし、話題になりました。このレースに参加した日本人女性は、帆だけで走る船の上では、海の上で流れる時間や風の感覚が地上とは全然違うことを実感したと言います。
   

 海から数キロで急な勾配の山がちな風景が見られます。このような山の中にも、家をヤシとバナナで囲った小さな集落が見えます。この村では、山の中にたくさん自生しているサトウヤシから樹液を採って(樹液はほんのりとアルコールが含まれたサトウヤシジュースとしてそのままで飲みます)それを煮詰めてアカサトウ(沖縄の黒糖に似ている)として市場に売っていました。  他の地域に比べると多くはありませんがマンダールの地域にも水田があります。南スラウェシ全体では、このような光景がたくさん見られます。


 マンダールの人びとは普通、高床式の家をつくります。二階建てに見えますが、一階部分は物置や作業場になっていて部屋はありません。隙間の多い家のつくりは、涼しくてよいのですが、蚊も多く、蚊帳が必須です。  街の家も高床式でポーチがあるなどつくりは基本的に農家と同じですが、カラフルで材質も高価です。しかし、家のまわりには、やっぱりバナナ。
 


 儀礼にバナナは欠かせません。儀礼には、loka manurungloka barangangなど特定の品種が選ばれます。これは、翌日のサンデ・レースに向けたセレモニーです。女性が着ているのは、マンダールの伝統的な衣装です。  みんな歌を歌うのも聴くのも大好き。独立記念日の行事にも"Karaoke"コンテストが欠かせません。マンダール語のポップス・ソングのカセットも売られています。マンダールの歌が聴きたいなあ、というと、歌自慢のコンビがわざわざ歌いに来てくれました。
 

 一番豪華な食事は昼食にでます。メインディッシュは、香辛料をたくさん加えて焼いたり煮たり揚げたりしたスパイシーな魚。市場には小分けにした"Ajinomoto" が必ず売っていて、スープなどに使われます。ぽろぽろに炊いたインディカ米におかずやスープをかけて、指で食べます。


 歌の会のあと、ホームステイさせていただいた家族や親類の人たちとの記念写真。この家はいつも近所の人や親類など客が絶えない家です。
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