僕の彼女を紹介します

(ネ・ジャ・チングルル・ケハムニダ)

GIORDANOのCMでチョン・ジヒョンと共演、「デイジー」でも共演するチョン・ウソンが手配写真で登場

 監督クァク・ジェヨン、主演チョン・ジヒョン。「猟奇的な彼女」のコンビによる映画。クァク監督作品のすぐ倒れる背の高いあの人や地下鉄で被害者になるあの人が出て来きたあげく、ついにあの人まで登場して大爆笑と拍手が起こる。
 頼りない派出所所長はソン・ガンホの後を受けLOTTOのポスターに登場しているキム・チャンワン。彼は元歌手。

 アジア映画として「HERO」や「LOVERS」を配給した実績はあるが、韓国映画は初めてのワーナー・ブラザースによって、韓国映画初の日本の正月映画第一弾として、04年12月11日公開され、翌年1月に入って「シュリ」の持つ韓国映画の観客動員記録を塗り替えた。
しかし、その記録も05年後半になって・・・。

 

 アセムタワー

 ユミがボブ・ディランをカバーした主題歌「KNOCKIN' HEAVEN'S DOOR 」にのせて映画は韓国映画史上 初めて実現したソウルの夜景空撮から始まる。カメラがヨイドから63ビルなどを写しながら江南方面へ移動して行き、高いビルの屋上から投身自殺しようとしている女性の姿をとらえる。これがチョン・ジヒョン。
 地上のイベント・ステージで歌っている歌手は特別出演のユミ。

 その舞台アセムタワーはCOEX貿易センターの一角にある高層ビルで、インターコンチネンタルホテルCOEXの40階"スカイラウンジ"から見てもアセムタワーの方がまだ高く、彼女が立っていたアセムタワーの屋上を見おろすことはできない。映画では撮影のため特別に照明を点灯したオリンピック・スタジアムも見えている。

行き方 地下鉄2号線サムソン(三成)駅下車。5,6番出口から北へ。


新林ファッション商街

 チャンヒョクとチョン・ジヒョンの出会いは誤認逮捕がきっかけだった。さっぱりした表情で出て来たチョン・ジヒョンが、走り過ぎるチャンヒョクを目撃するレンガ造りの建物は銭湯。映画では名前が<猟奇的な彼女>と同じ「織女湯」に変えられているものの実際も銭湯・サウナとして営業中。


 撮影から1年しか経っていない05年はじめ。通りの店はかなり入れ替わっていて売りに出ているところもある。ひったくり犯が逃げ込み、チャンヒョク、チョン・ジヒョンが後を追った路地は「INCLINE新林店」の右横。

 チョン・ジヒョンがチャンヒョクにタックルして取り押さえた場所は映画の通りに存在する。また、釈放されて派出所を出たチャンヒョクが道端に捨てられたバッグを見つけて手に取り、振り向くとチョン・ジヒョンがにらんでいるシーンを撮った場所もそのすぐそば。


 行き方 地下鉄2号線シンリム(新林)下車。6番出口から北へ400mくらい歩くと、左に商街の入り口を示すアーチがある。


セジン印刷所

 犯人を追跡するチョン・ジヒョンがこの看板のかかったブロック塀の横を通過する。撮影協力の見返りに移動させたのだろうか、普段は高い位置にとりつけられている。

行き方 地下鉄2号線ソンス(聖水)下車。4番出口から南へ500m。


La Esquina


 チャンヒョクとチョン・ジヒョンが待ち合わせをしてプレゼント(偶然、同じ詩集)を交換したり、チャンヒョクがピ・チョンドクの本を置き忘れたりするスペイン・レストラン。チャンヒョクの後ろで帽子をかぶって座っていた男は映画を見ただけでは誰と断言できないが、やはりチョ・スンウだったと店の人が証言。店はその後韓国料理の店になり、雰囲気が変わった。


行き方 <猟奇的な彼女>でキョヌが彼女をナンパしたハクドン・サゴリ(鶴洞十字路)から南へ歩き、最初の道を右折したところ。ハクドン・サゴリへは地下鉄3号線アックジョンなどからタクシーで。運転手には、ハクドン・サゴリにあるレストラン「ベニガンス」や「フライデーズ」を告げるとわかってもらいやすい。


大学路のレストランとカフェ

 チャンヒョクが本の隅に書いたパラパラまんがの傘の絵から始まるミュージカルの一シーンのような場面。カクテルに添えてある小さな傘を持ったチョン・ジヒョンとチャンヒョクが雨に濡れながら水をかけあって踊る。
 壁をはう人工的なアイビーや、道にたまった水の多さからセット撮影かと思ったら、映画のこのすぐ後の場面と同じように寒い大学路で毛布にくるまって震えながら撮影したという映画雑誌の記事があった。
 場所は下の二つの店のちょうど中間。

 

行き方 地下鉄4号線ヘファ(恵化)駅の2番出口から出てKFCの横の道を歩いて突き当たったところ。


外大前駅踏切


電話の向こうから聞こえてくる警報機の音でチョン・ジヒョンのいる場所を知り、チャンヒョクがそこへ向かう踏切。


行き方 地下鉄1号線ウェデアプ(外大前)のホームに降りると、あの音が耳に入ってくるのですぐわかる。駅に一番近い踏切。


高架付近


 キム・スロら誘拐犯を追うチョン・ジヒョン。チャンヒョクも現場に駆けつける。風力計の向こうからチャンヒョクが駆け出してくるのは塀に特徴があるポラメカプウル(甲乙?)アパートの横にある道。以下写真のような場面が続く。鳩が飛び立つのを見てチョン・ジヒョンが犯人の動きを知るシーンでは彼女は高架の向こう側にいるはずだが、実際にはすべて同じ側で撮影されている。電話番号までそのまま写っていた不動産屋もその後なくなってしまった。

行き方 新林ファッション商街から約5分。地下鉄2号線シンリムとシンデパンの中間。


nuカラオケ


チョン・ジヒョンがパトカーで乗り付け、凶悪犯シン・チャンスと対決するカラオケ店。実際の店は意外に小さい。


行き方  地下鉄7号線ハクドン(鶴洞)10番出口から歩いて5分。「ナムポ(南浦)」という韓国レストランを左折して2ブロック行った角。このあたりはインド料理店、すし屋など各種の飲食店が軒を連ねている。



ヨイド証券街

 地上に「おりた」チョン・ジヒョンがビルを見上げるシーンで写っていた白の立方体に赤や青の丸をくっつけたような野外彫刻はアセムタワーの周辺にはない。またバックに見えるビルの形もアセムタワーとは違っている。
 このカットだけは、映画冒頭の空撮開始地点=ヨイドにある証券会社のビルが立ち並ぶ一角で撮影されている。


行き方 地下鉄5号線ヨイド下車。3番出口から出て、ヒューレット・パッカードのビルの手前を右折。


ポヌンサ(奉恩寺)

 チャンヒョクが学生時代、両手を骨折したギプス姿でカラフルな提灯をバックに記念写真を撮った場所。終盤にこの写真が、忘れ物として届いたピ・チョンドクの本の中にはさまって見つかる。警察の遺失物係の女性は「ラブストーリー」でおなじみのあの人。そして、写真の片隅にはチャンヒョクがカフェからの電話で「大発見!!」と言った昔の誰かの姿も。
 一番奥にある「大雄殿」の前に3本の石塔が建っている。チャンヒョクのグループは中央の高い塔、チョン・ジヒヨンがVサインしているのは向かって右。



 「八月のクリスマス」でハン・ソッキュが葬儀に参列する場面もこの寺で撮影されたが結局使われず、全州火葬場で撮ったものが採用された。

行き方 上記、貿易センターの北側にある大きな寺。特に花まつりの季節には色とりどりの提灯で境内が華やかに彩られる。


ヨイド証券街歩道

 チョン・ジヒョンが紙飛行機を追いかけて走るシーン。ヨイドの証券会社が建ち並ぶ地区にあって「シュリ」の激しい銃撃戦を撮影した場所。映画「パーフェクト・マッチ」のラストシーンや「初恋死守決起大会」「オー!ブラザーズ」でも使われている。この道の突き当たりにあって、「シュリ」ではスポンサー"SPEED 011"の横断幕で隠されていたエアドームは04年に入って撤去された。

行き方 地下鉄5号線ヨイド下車。3番出口を出て国会議事堂方面へ向かい、ヒューレットパッカードのビルの前を過ぎて右折。


ヨイド、国会議事堂前の道路

 危険な現場に自ら飛び込んで行くチョン・ジヒョン、暴走する赤いスポーツカーの前に立ちはだかって発砲する。横転し、ガソリンに引火した車が爆発炎上しても動じない彼女。
 銃撃を受けて横転したスポーツカーが炎上爆発するシーンを撮ったのはヨイドにあるグッドモーニング新韓証券横の道路。路面に63ビル・MBC方面への方向を示す文字が書かれている。ここにその後新型の大きなバス停が作られ、撮影当時とは様子が変わった。


 また、暴走車両が右折してこちらに向かってくる交差点では、事件の緊迫した場面だというのに警察官が映画撮影のためののんびりとした交通規制をやっているのが見える。
 長瀬智也、チェ・ミンス主演の映画「ソウル」で冒頭の事件現場もヨイドの道路を使って撮影されていた。ここヨイドは道路を閉鎖して車を使う撮影の許可がおりやすいのかもしれない。

行き方 地下鉄5号線ヨイド下車。3番出口から国会議事堂方面へ。


COEXインター・コンチネンタル・ホテルの駐車場入口


 通りがかりの車にピストルを向けて乗り込み、キム・ヨンホ刑事の後を追わせるチョン・ジヒョン。着いた場所がここ。COEXインター・コンチネンタル・ホテルの駐車場入口。そして場面は仁川文鶴競技場駐車場へとワープする。

行き方 地下鉄2号線サムソン(三成)下車。5番出口から北へ徒歩500m。


文鶴競技場駐車場


 一人で現場に向かったキム・ヨンホ刑事の後を追って行ったチョン・ジヒョンがシン・チャンスと撃ち合う駐車場。地下3階からチェイスが始まり、地下2階、地下1階と場面は移って「アンタッチャブル」を思わせる乳母車に気をとられたチョン・ジヒョンが撃たれて倒れる場面へと続く。ここは仁川市にある文鶴競技場の地下駐車場で、野球場とワールドカップで仁川会場として使われたサッカー競技場が並んでいる。試合がないため駐車場は閉まっていた。

行き方 <猟奇的な彼女>でおなじみの1号線プピョン(富平)で、仁川地下鉄に乗り換え、ムンハク(文鶴)下車。


世宗路交差点

 横断歩道を歩くチャンヒョクの姿を見つけたチョン・ジヒョンが車を降り、後を追う場面。ここはソウルの中心部、教保ビルの南側。碑閣のある角から南へチャンヒョクが横断歩道を渡り、チョン・ジヒョンも同じように横断歩道を渡ってイルミン美術館、光化門郵便局の横を通りながら彼の姿を追う。Anycallの看板はそのままだが、向いには映画撮影の時にはなかったビルがもう建とうとしている(写真上左)。


 そして道にしゃがみ込んだチャンヒョクにやっと追い付いたのがソウルセントラルビルの前。彼はちょうどやって来た77番のバスに乗り込んで 去って行く。チャンヒョクの乗ったバスを追うチョン・ジヒョン。それは 7×7= 49日目の幻・・・

行き方 地下鉄5号線「光化門」4番出口を出た所が世宗路交差点で、そこに碑閣がある。


ロッテデパート冠岳店横


 本を届けてくれた人を追って警察を飛び出したチョン・ジヒョンが地下鉄の駅へ走る道。背景にあるピンクの整形外科の看板が目立っている。ロッテデパート正面の道ではなく、側面にあたる。


行き方 地下鉄2号線シンリム(新林)またはシンデパン(新大方)から、高いビルの上にあるLotteという文字を目標に。


地下鉄3号線 オッス(玉水)駅


 ラストシーンはこの駅のホーム。極め付けのパロディが用意されている。屋根や丸い柱は全部朱色、まるで平安神宮のような駅で、この駅が選ばれたのもその色彩と電車がカーブしてホームに入って来る効果を計算してのことだろう。ドラマ「ハッピー・トゥギヤザー」でチョン・ジヒョンがこのホームに立ち、「氷雨」ではキム・ハヌルがホームから線路へ落ちる。



行き方 地下鉄3号線のオッス駅。映画に使われているのはアックジョン方面へ向かう行きの電車が止まるホーム。 「玉水」は普通オクスとなっていますが、アックジョン同様、実際の発音に近い表記にしておきます。


オッス(玉水)駅4番出口の階段

 本を届けてくれた人を追ってチョン・ジヒョンは街を走り、地下鉄の駅に入る。彼女が駆け上がった階段はオッス駅の4番出口。3番出口もそっくりだが形が少し違う。階段の下の方に写っているスタンドは無料新聞「メトロ」と「スポーツ韓国」のもの。
 今、ソウルには数紙の無料新聞があって、朝、地下鉄の入口などに置かれている。その中でシェアが大きいのは「メトロ」と「フォーカス」。スターのカラー広告にも注目。特に「スポーツ韓国」にはエンタメ系の記事が多く、一般のスポーツ紙にも劣らない記事を載せているのでぜひ入手を。

 そして、写真左は階段に向かって左の道。彼女はここから駆け込んで来たことになっている。実際にはロッテデパート冠岳店の横。



地下鉄1号線 オッス(玉水)駅ホーム

 映画「氷雨」でイ・ソンジェとキム・ハヌルが3号線からの乗り換え通路を一緒に歩き、電車を待つ間アシアーク峰が写っているエア・カナダの広告を見るシーンは、地下鉄1号線(国鉄)オッス駅の1番ホームで撮影されている。1号線のホームに広告のスペースはないが・・・。


龍頭山アパート

 チョン・ジヒョンのアパート。チャンヒョクがたくさんの物を持たされて上がる階段のシーンで写っていた5階の表示は盗られたらしく、ない。入口正面にガードマンの部屋があり、黙って入るわけにはいかないので、こちらは階段へ行くつもりで「ヨッチンソの撮影場所を見せて下さい」と言ったら、屋上へ連れて行ってくれた。そこには飛びおりようとしたチョン・ジヒョンに家出少年が声をかけたシーンで見覚えのあるエレベーターの機械室があった。

行き方 国際市場の北の端あたりにある12階建てのアパート。ソラボルホテルのある大きい通りから韓国近代歴史館の横の道へ入り、「魚心」という日本料理店の向い。さらに南へ歩けば「達磨よソウルへ行こう」のテガクサ(大覚寺)。


ピザハット・斗実店

 家出少年に飛びおりを邪魔され、何も食べていないという二人にピザを食べさせてやる店。ここでもサラダを取りに行かせるという"猟奇的"な一面を。後ろで帽子をかぶっているのがチャンヒョクだという。あちこちにあるピザハットだが、その内装は全部違っている。 この家出少年がらみのエピソードは韓国公開版にはない。


行き方 釜山地下鉄1号線の「トシル(斗実)」下車。1番出口からそのまま30m。店は映画のようなショッピングビルの中ではなく、道路から少し奥まった場所に建っている。あの席は入って左の方にある。


SfunZ(スポンジ)


 ピザハットの店を出て、家出少年にお金を渡して別れるシーンはここ。釜山のヘウンデ(海雲台)にあるショッピングビル「SfunZ(Special Fun Zoneの略。スポンジと呼ぶ)」の北側出口。バックに見えているKFCをはじめピザハット、Caffe Pascucciなどたいていの有名店が揃っていて、シネコン「Megabox」もある。


行き方 釜山地下鉄2号線の「ヘウンデ(海雲台)」下車1番出口を出てすぐ。


光復路


 補導コンビを組んだチョン・ジヒョンとチャンヒョクが歩く道。釜山の繁華街、ナムポドン(南浦洞)にある。おでんの屋台が置かれていたのはカメラ店(当時は「釜山DVD」)の前、不良高校生とすれ違うのがノレバンや「BAR M」の看板がある歩道。そして彼らを叩きのめすのがナイキの横で、向かいには龍頭山公園へ上がるエスカレーターが見えている。ナイキの向いの壁が真っ白で味気ないためか、映画ではデコレーションが施されている。


行き方 釜山地下鉄1号線の「ナムポドン(南浦洞)」下車。7番出口を上がると光復路の東端。まずナイキの看板かエスカレーターを目標に。 ユ・ジテ主演の「ナチュラル・シティ」にもこのエスカレーターが写っている。


麻薬取引目撃場所


 さらに光復路をパトロールするチョン・ジヒョンは麻薬取引を目撃して物陰に身を隠す。チャンヒョクの手にはすばやく手錠が。チャンヒョクの後ろに写っていた看板は店名こそ変わっているものの波のようなデザインは同じ。また背景にNIKONの看板が写るが、実際はその右隣にチョン・ジヒョンのORYMPUSがある。ライバル・カメラメーカーの看板を写して良いのか? 一方で出演者のCMスポンサー名や商品が映画に写り過ぎと批判されたのに。


行き方 同じ光復路にあり、ナイキより50mくらい東。


麻薬犯を追う石段
 
 麻薬犯のあとを追って、ふたりは石段を下りる。チョン・ジヒョンとともにLA NEIGEのイメージモデルをしているイ・ナヨンの大きな垂れ幕以外は実際にある看板。この石段は映画「情け容赦なし」でアン・ソンギがソン・ヨンチャンを襲った場面を撮影した釜山40階段のすぐ隣。看板が大きく写っている旅館「イルシンジャン」はちょうど40階段を上がった場所にある。40階段にはその中ほどに「情け容赦なし」撮影当時はなかったアコーディオンを弾く男の像が作られている。
 チョ・スンウの「下流人生」にもこの石段で撮ったシーンがある。


行き方 釜山、ソラボル・ホテル(2005年始めから改装休業)から東にある歩道橋を過ぎ、レンガ色のチェイルウネン (第一銀行)手前の角を左折するとすぐ釜山40階段の下に、歩道橋の最初の上り口の左の道に入ると麻薬取引犯を追う石段の下に出る。

 



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