トンマッコルへようこそ


 2005年の後半、800万人の観客を集めて大ヒットした映画。日本では06年10月下旬公開。
この映画の原作になったのは映画と同名の演劇で、演劇「ナルポロワヨ(私に会いに来て)」が原作になった「殺人の追憶」の場合と同じ。
畑や雪原などは韓国のあちこちで撮影されているが、映画の大部分を占める村の場面は江原道平昌郡の山中に作られたセットで撮影された。

 現在、ゴムボートの川くだりや江原道名物の食べ歩きなどとトンマッコル撮影セットを組み合わせたバス旅行がいくつも企画されており、一台の車がやっと通れるくらいの道の先にある広場には観光バスが駐車し、土産物の露店も出ている。

 イ・ウンジュのデビュー作「虹鱒」で、ファン・インソンのマス養魚場セットはこの平昌近くの山道を上がった場所にあったらしい。


村の入り口


 わらの蓑を着けたホスアビ(「殺人の追憶」で事件現場に立てられていたようなカカシもこう呼ぶ)が並んでいる村の入り口。



古い木を中心にした村の広場


 村の広場に立っている大きな古木は樹齢500年という設定。発泡スチロールで作った幹に葉のついた枝を刺して作られた。幹は本物の木の皮で包んであるが、根元は白い発泡スチロールが露出している。
広場には井戸、洗濯場、鍛冶屋、ブランコも見られる。



村長の家


 "2005年に公開された映画の中で一番印象的なシーン" に選ばれた「ポップコーンの雪」は村長の家の庭に集まった村人たちの上に降った。



キム先生の家


 村一番の物知り、キム先生の家は村の入り口に一番近い場所に建っている。現在その前には記念撮影用の顔くりぬきパネルが置かれている。



スミスの家


 国連軍のパイロット、スミスが村人に助けられ住んでいる家。戦闘機の残骸が置いてある場所に近い。



国軍兵士の家


シン・ハギュンら韓国軍の兵士が寝起きしている家。



人民軍兵士の家


 チョン・ジェヨン達が演じる北朝鮮軍の兵士たちの住まい。



墜落した戦闘機


 村長の家の裏手の一段高い場所にあり、プロペラ、尾翼部分、左主翼の半分はない。近よってみると機体は緑色のプラスチック板で作られている。セイバーやミグといったジェット機ではなく、第二次世界大戦で使われたプロペラ機P-47。朝鮮戦争当時、実際に戦闘機を操縦していたのはアメリカ人とソ連人で、空は米ソの戦争だったと言われる。
 爆撃機の残骸はどこ?



石像


 村のあちこちに置いてある石像は発泡スチロールで作られている。墜落した戦闘機がぶつかった大岩も・・・。



衣装


 シン・ハギュン、チョン・ジェヨン、カン・ヘジョンが着ていた戦闘服や普段着が村長の家の庭に展示されている。


行き方 地下鉄2号線カンビョン(江辺)にある東ソウルバスターミナルから、カンウォンド(江原道)のピョンチャン(平昌)へバスで約3時間。
ピョンチャンからは運転手なら誰でも知っている観光地「とんまっこる・せとぅじゃん(トンマッコル・セット場)」へタクシーで行き(片道20分・約1万5千ウォン)広場で待っていてもらうのが一番。この辺の運転手はみんな親切で、待ち料金など取ろうとせず喜んで待っていてくれる。
 山間部特有のにわか雨が降ったとき、広場からセットまで傘を持って迎えに来てくれたのには驚いた。

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