子猫をお願い 

 この映画は封切当初観客動員が伸びず、すぐ打ち切られたが、映画ファン・評論家の抗議で復活したというエピソードがある。

仁川中華街


 双子の姉妹、ピリュとオンジョが荷物を運んで行くシーンは映画「パイラン」でセシリア・チャンがタクシーを降りて入って行く中華料理店「豊美」の横。届け先の家もその先にある。
 その後ふたりが店を開く石段は仁川華僑小学校の正門前。現在は校門が改装され、雰囲気がまったく変わっているが、背景の校舎やシャッターはそのまま。

行き方 仁川の駅前にある中華街。近道があるにはあるが、中華門から入った方がわかりやすい。門から入った道を突き当たり、右折してまた突き当りが「豊美」さらに左折して坂を上り切ったところが小学校で、青天白日旗が翻っている。その先にある教会の隣が荷物を届けに行った家。


東仁川駅


 仁川よりもむしろこちらの方がにぎやか。ジヨンはここからソウルの会社に通っている。改札口を始め駅舎全体が改装され、映画の風景はほとんどなくなった。

行き方 国鉄と相互乗り入れしている地下鉄1号線の終点が仁川で、東仁川はその一駅手前。


月尾島


 仁川にあり、刺身街で有名。昔は島だったのでこの名ウォルミド(月尾島)がある。5人が待ち合わせをして、まず人形引き(韓国ではこう呼ぶらしい)に興じる双子が写り、一番遅れてミャンマーの船員といっしょのテフィ(ペ・ドゥナ)が現れる。このあたりもすっかりきれいに改装され、待ち合わせをした場所は原形をとどめていない。
 バス停をめざして5人が歩いていく背景、空気銃射撃場の向こうに見えていた「ウォルミランド」入口のアーチはなくなり、遊園地の名前も「マイランド」に変わった。

行き方 仁川駅前から2、23、45番のバスでウォルミドへ。バスは「シュリ」や「情け容赦なし」で写った仁川港の横を通る。


萬石洞


 ジヨンが祖父母といっしょに貧しい暮らしをしている町、マンソクドン(萬石洞)。仁川駅の北にあり、ジヨンを訪ねてきたテフィが座って話をする食品工場がマンミ食品。ギョウザ(韓国でいうマンドゥ)を作っている。歩くシーンで写る高架下の引込み線はすでにない。
 そこからすぐの場所に映画で見たような家がゴミゴミと建っている。一部はもう再開発のため壊されていて、映画で家が崩壊した場面みたいな状態になっている。ペ・ドゥナが携帯電話をかけるシーンで見られる萬石港もすぐそば。


行き方 仁川駅から北へ、道路の高架に沿ってその下を歩いて行く。10分くらい行くと左にシロクママークの大きな工場が見えて来る。さらに行くと道が右に曲がり、そこにあるのがマンミ食品。そこからもと来た仁川駅の方を振り返ると高架沿いの風景。ジヨンが住んでいたような家は仁川駅に向かって左方向に建っている。


駅三駅「グランド」


 ジヨンがヘジュを待つ喫茶店。待ちぼうけを食ったジヨンが店を出た直後、ヘジュがやって来るが、携帯電話で話した時ふたりはすでに改札口の内と外に分かれている。ジヨンがずっと待っていたのはコーヒーショップ『グランド』の窓際の真ん中の席、大きなガラスの継ぎ目がある。この写真を撮った5月は旧暦の花まつりが近いため、近くのお寺の提灯が駅構内に飾られている。


行き方 地下鉄2号線ヨクサム(駅三)駅の構内。


トニー・ロマ殿堂店


 ペ・ドゥナが家族と一緒に外食する店。全世界にチェーン展開しているトニー・ロマのチョンダン(殿堂)店。店内はリノベーションされた後のため、映画とはテーブル配置や仕切りが変わっているが、同じ雰囲気は残っている。

行き方 地下鉄3号線「南部バスターミナル」の5番出口から南に5分歩いて、交差点を左折。店は道から一段下がった場所にある。店の名前の通り、芸術の殿堂が近い。


東大門ドゥータ


 仁川に住む彼女達にとって大都会のソウル東大門のファッション・ビル。フレアタウン、ミリオレ、ドゥータに続いてapMがオープンし、朝までやっているショッピングゾーンがますます大きくなった。

行き方 地下鉄2・4号線のトンデムンウンドンジャン(東大門運動場)下車。14番出口から。

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