キム・ギドク監督による2本の映画。

 バッドガイ(悪い男)


ロッテ百貨店の角

 二人が最初に出逢い、ハンギ(チョ・ジェヒョン)が無理矢理ソ・ヌァ(ソ・ウォン)の唇を奪う場所は、ロッテ免税店専用エレベーターの前あたり。
 「10階免税店」という看板も映画でチラッと写る。「天下大将軍、地下女将軍」の前にソ・ヌァが最初に座っていたベンチを置いて撮影は行なわれた。ソ・ヌァのボーイ・フレンドが、ハンギを殴ったのと同型のゴミ箱も写真の右隅に!

行き方

 地下鉄2号線「ウルチロイック(乙支路入口)」の7番出口を出たところ。ここは定期的に飾り付けが変わり、デパートの特別企画に合わせたディスプレイも行なわれるので、映画の風景とは違うものになっている。ただ背景に見えている分子模型のような金属製のモニュメントだけはいつもある。



娼街 (ソウル総合撮影所)
 
おなじみ「JSA」の板門店オープンセットがある場所。実はここの街並のセットの一角にソ・ヌァが、おとしいれられて「従業員」になった娼街がある。子供の見学者も多い「シネ・ヴァレー」なので、けばけばしい飾りやピンクの照明は取り外されていて、ちょっと見た目にはわからないが、この造りはそれ以外の何ものでもない。街並に入って左側にあった。
現在は街並のセット全体が取り壊され、存在しない。
 
行き方
ソウル総合撮影所のページを参照。


ヨインスク

 チョ・ジェヒョンとソ・ウォンが行くヨインスク(旅人宿)。
セジャン・ヨインスクという文字がないと、まったく感じが出ないが、現在は住宅として人が住んでいるため、骨組みはそのままに玄関が作られるなど改装されている。

行き方 慶尚北道、浦項市の浦項製鉄所(通称ポスコ)の隣にあるソンド(松島)海水浴場の東端に建っている。



  魚と寝る女  

コサム貯水池の釣り小屋

 釣り小屋が浮かぶ池でヒジン(ソ・ジョン)は管理人をしている。このような場所は韓国に数カ所あるというが、昔はともかく、あんなサイドビジネスは今していないので念のため。
 映画では、池いっぱいに広がって浮かんでいるように見える小屋だが、実際には岸から半径100mくらいの範囲内にある。また池の周辺には日本で良く見かけるタイプの「釣り堀」も2ケ所あって、こちらを利用している人の方が多いように見えた。
 また、日没のシーンが印象的な2本の木は撮影用に植えられたもので実際にはない。主人公ヒジンの店「ソン(島)」もセット。

 「バッドガイ」のチョ・ジェヒョンは、この映画では脇役。管理下に置いている女の子を探しに来るチンピラで顔を見せている。「バッドガイ」のヒロイン、ソ・ウォンや「カル」のオ刑事、チャン・ハンソンも出ている。
 下は作りかけの釣り小屋。構造が分かる。


行き方

 ソウルの高速バスターミナルからアンソン(安城)行きのバスに乗る。約1時間10分。アンソンからは池の近くを通る市内バスもあるが、行きはわかりにくいのでタクシー利用が便利。「コサムチ」と言えば15分。帰りは、ウォルドン(月洞)と書いてある石造りのバス停が、池のそばにあるのでそこから乗ってアンソンへ帰る。

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