What's ROVER600
最近、ローバー600シリーズを中古で購入した方や購入しようかと思っている方が多く見受けられます。
これは同じ600オーナーとしてとても喜ばしいことですが、あくまでもローバーは英国車であり、もう既に10年前のモデルであることを
覚悟でオーナーになることをお薦めします。
ただ、輸入車としては致命的なトラブルはあまりないですし、同じ年式の国産車的感覚で乗れるクルマだと思いますが、
マイナートラブルは国産車に比べ多いですし、もちろんメンテナンスフリーではありませんので、メンテナンスや消耗品の交換は必須です。
パーツの入手はモノによっては在庫がなく、かなり待たされることもあるようで、純正部品の価格も国産に比べ高いです。
また、「600シリーズの中身はホンダだから安心」このフレーズにウソはありませんが、あまりにもこのフレーズが
一人歩きして、誤解を招いている節もありますが、あくまでも600シリーズはホンダと共同開発したモデルであって、
ホンダと共通のパーツを使ったローバー社製の英国車であり、ホンダ産ではありませんので、その辺を勘違いなさらぬようお気をつけください。
ですから、壊れたからといって、ホンダディーラーに持ち込んでも簡単には修理を引き受けてはくれないでしょう。
店舗によっては点検や簡単な整備くらいはしてくれるところもあるでしょうが、修理や部品交換といった作業は
通常では不可と思った方が賢明だと思います。
なぜ、中身はホンダなのにホンダで面倒みてくれないんだって不満に思う方もいるかもしれませんが、
当然、国産ホンダとローバーとは繋がりがないからです。
もちろん、ホンダ社内にはローバーとの適合部品の資料もなければ、情報もありません。
見た目は同じエンジンであっても同じパーツを使用しているという確証もないですし、
もしものことを考えればそんなリスクを背負ってまで作業できないと判断するのが普通です。
そこは、ホンダという大企業の看板を背負った整備士ですから、当然といえば当然なのです。
ただ、ホンダディーラーでもそのお店によって対応は様々なので、もし修理を引き受けるホンダディーラーがあったら、
それは大変ラッキーなことですから大切にお付き合いしましょう。
introduction 5 【新ROVER600心得】