無事,抜けました.
関節を越えれば,もう抜けます.
同じことを繰り返します
巻いた糸をほどき終わると,
数mm移動しました.
指先側に糸をたぐります.
糸を指先に向かって引きながら,
ほどいていくと,指輪が移動して
きます
巻きつけた先端は左手で保持し,右手で
指輪に通した側の糸を引きます.
指先に向かって,密に巻きつけます.
タコ糸のような太めの糸を
通します.2本使うとよいです.








この方法は,私が神戸で研修医をしていたころに,ある小児科医から教わりました.彼は救急隊員から教わったそうです.
婦人科は外科系で,しかも患者さんはすべて女性ですから「手術の患者さんの指輪が抜けない」と看護婦さんがあせっている光景によく出くわします.
そんな時,過去20年以上,何度もこの方法ではずしてきました.はずせなかったことは一度もありません.この方法は糸を巻きつけることで指を細くできるので,むくんだり,太ったりした指でも抜くことができるのです.ただし,指先の血流が遮断されている時間が長くなると,指先が紫色になってしびれてきます(そうなっても実際は大丈夫なのですが).
そのため,この方法でだめな時に備えて,消防署の救急隊では「リングカッター」という専用の工具を装備しているそうです.これは宝飾店でも備えているようです.ペンチやニッパーで切断すると,繋ぎ直して修復するとき高くつくそうですし,指を傷つける心配もあります(参考リンク).
ところで,この方法で「大切な結婚指輪をペンチで切らなくてよかった」と感謝されたことは数知れませんが,抜いた指輪が,またはめられるようになったかどうかは知りません.
