ゲーム画面をパソコンに取り込む方法

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前回は「ゲーム画面を取り込んでネット上にアップロードするのはいけないこと?」では、ネット上でのゲーム画面のあり方を一通り書いた。
では今回は、その続きとして、そもそもゲームのプレイ画面をインターネット上に載せるにはどうすればいいのか、を書く。

個人的なスタンスは、前回の文章の方を参照していただきたい。
ここでは、実際にゲームの静止画像を使って説明するので、関係者各位から問題があれば、削除しますので連絡してください。

パソコンに、外部の映像出力を表示させるには、キャプチャーソフトが必要になる。
キャプチャーソフトは、まず外部からの映像を取り込むためのボード及び機器と、その映像を編集するためのプログラムソフトの2つがセットになっている。

これは家電量販店にいけば、そういうコーナーがあるので普通に売っている...のかと思いきや、最近は置いてないところも増えてきてるようだ。
そこで製造元のサイトをいくつか紹介しよう…と思ったのだが、わかりづらいことこの上ない。
唯一バッファローの製品紹介がとても見やすく値段もリーズナブルだったので紹介しておく。
まったく、困った時にはバッファローとは良く言った物だ。

一連の動作は、パソコンへの負担が大きいため、そこそこのスペックを要求される。
また、この手のソフトは、ここ数年で出回り出したために、対応OSがWindows 2000、Windows XP以降がほとんどだ。
そのぶん、一昔前の製品と比べると、段違いに性能が良くなっている。

新しくパソコンそのものを新調してしまうのも一つの手だ(あまりオススメはしないが)。
最近のメーカー品ときたら、映像編集にばかり力が入っており、だいたいキャプチャーボードおよびソフトが豊富に内蔵されている。
ソニーVAIOなんか典型的なシリーズだ。ただ、その手の製品はそれなりに高額なので注意が必要。

基本的に、これらの製品は、ゲーム機からの接続を想定していない。
なので、そのまま接続して撮影しようとすると、画像が荒かったり、PCモニタに映す間に変換作業を行ってるのか表示延滞が起こって操作性にラグが入ったり、フレームレートまで下がって目が疲れたりと、まるでゲームにならない。
もちろん、性能のよいものは、そういうことは起こらないのだろうが、ふだんテレビで遊んでいるものをパソコン上で遊ぶというのは、少なくとも理想的ではない。

そこで、ビデオデッキなどであらかじめ録画してしまい、その映像をパソコンにうつして編集するという方法が効果的だ。
出来れば、ハードディスクレコーダーがあるとなお良い。画質の劣化も少なく静止画像にも耐えうるうえに、映像の管理もしやすい(ビデオテープが必要ない)。

パソコンに取り込んだ動画は、編集してDVDに焼いたり出来るが、この辺はソフトや手段によってやり方が異なってくるので割愛する。
ちなみに、動画はmpg形式が多く使われている。

最後におまけとして、静止画像についてのTipsをいくつか。

実は、エミュレータで撮影した画像の方が、実機を使って撮影したものより画質が良かったりする。なんとも皮肉な物だ。
しかし、エミュレータでは、実機と微妙に表示が違っていたりする場合があるので、そこでエミュレータから撮影していると見抜かれてしまう場合もある。
まして、エミュレータを快く思わないひとも少なくない。なるべくは、余計な誤解を生まないよう、実機で撮影したいところだ。

実機で撮影した画像を綺麗に見せるためのテクニックを一つ書く。なんてことはないことだが。

無加工の画像。画面がにじんでいる

実機の場合は、このように画面が全体的ににじんで表示されてしまうのが、汚く見える原因となっている。 接続形式にもよるが、まだ多くのキャプチャーボードは、最高画質でもS端子、標準はAVケーブルなので、このようになってしまう。

そこで、Photoshopの登場だ。Photoshopじゃなくても、写真加工出来るソフトであればなんでもいい。
持ってない人は残念だが、持っているのに使いこなせていない人はもったいない。

画面全体にシャープの効果をかける。すると、

シャープ効果をかけた画像。細かい文字もすっきり表示される

このように画面全体の滲みが薄れて、引き締まった表示になる。

ソフトによっては付いていない機能だが、シャープ(輪郭のみ)が一番自然に綺麗に表示出来ると思う。

無加工の画像。ポリゴンを使ったゲームの場合

また、ゲームによっては、シャープ(強)を使う方が、綺麗になる場合があった。

ファイナルファンタジー11(画面はテイルズオブシンフォニアだが)は、そもそもゲーム自体が、ソフトな出力形式なので、シャープ(強)で表示してやると、グッと綺麗になる。
このゲームのように、繊細な色遣いや、文字表示が小さいゲームには強いシャープ効果をかけてやるといいかもしれない。

強いシャープ効果をかけた画像。鮮明になるが本来の色合いが消えてしまうことが多い

逆にそれ以外のゲームに強いシャープ効果をかけてしまうと、逆にぎざぎざしすぎて汚くなってしまう。

端っこに黒枠がついている画像。じゃまくさい

キャプチャーソフトで撮影すると四辺に黒い枠のようなものがついた感じで画像が出力されるものがある。
このままだと、サイズを小さくした時にも、黒い枠が込みで小さくなるので、管理しづらいし、見栄えも良くないし、余計である。

そこで、黒い部分を取り去って、ゲーム画面だけを切り取ってやる必要がある。

Photoshopだと、切り抜きツールがあるので、それで、ゲーム画面だけを手動で指定して、「右クリック→切り抜き」で切り抜かれた画像が生成される。

ゲーム画面だけを切り抜いた画像

この画像だと、ネット上に載せても、見やすく違和感なく表示される。

画像のデータサイズも気にしたいところだ。
保存形式はjpgで、画像の大きさは、大体横幅280〜300くらいが丁度いいと思う。
あまり大きくすると、読み込みに時間がかかってしまうので、データ量は40k前後を目安にするといい。

今の時代、当たり前の知識ばかりかもしれないが、数年前までは、まだまだ一般的でなく、手が届きにくい領域であった。
意外に知らない人も多いかと思ったので、自分がつまづいた部分を重点的に、ゲーム画面の取り込みについて絞って書いた。
ゲーム画像を使うのは良いが、悪質な加工や改ざん、大きすぎるデータなど、利用者の視点にも立って作る必要がある。

閲覧者にも気を配って効果的に使え!





[2006/11/28]
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