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振れ試験、歯車かみ合い試験

・振れ試験器 
 振れ試験器では、回転機器などの回転シャフトをV受やローラで回転軸方向に2箇所支持し、これを回転させ変位センサーにより指定の部位の振れを測定します。被測定シャフトの、ある円周上の一点に基点を取れば、振れ信号は完全に周期関数となります。そこで周期関数の性質を利用して、ノイズの除去はもとより、振れ、傷、変形な
どの特徴を抽出、評価が出来ます。
 被測定シャフトの軸径がd=Φ3-20mm l=50-200mm 程度ですと軸の撓みなどを考慮すること無く剛体として取り扱えます。寸法がこれを超える場合はそれぞれ詳細な計測方法の検討が必要となります。
 凡そのマシンサイクルタイムは4-7秒です。 内訳は計測時間が2sec〜5sec、ローディング、アンローディン グ時間が2sec程度です。
・歯車かみ合い試験器 
 歯車かみ合い試験器は振れ試験器のフィラー(測定子)の替わりに計測用のかみ合い歯車を取り付け被測定歯車と計測歯車の中心間距離の変位を測定するものです。従って、歯車のかみ合いはバックラッシュ零の状態となります。
 この試験器で計測出来ることは、あくまでも噛み合っている歯車間の中心距離に変化を与える歯面の傷、振れ、外形の変形などです。
 かみ合い試験器は、歯車の位置決め、かみ合わせなどの計測準備行程が必要になります。また、計測
歯車の質量が大きいため計測の追従性が振れ試験器のフィラーに比べ劣ります。ですからサイクルタイム
は振れ試験より多少長くなります。
 歯車の中心軸間距離を固定し被測定歯車に一定の回転を与え、このときの計測歯車の角速度や角加速度の測定
もできます。但し、計測回転数が固定ですので実際の使用条件には一致しません。


 
 

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