ウィズ湯〜(温泉行脚)
は じ め に
温泉こそ日本人の心の原点だと私は考える。あの大浴場にどっぷりつかって、「はぁあ〜」と身も心も開放感で一杯にする、あの瞬間こそ人はつかの間、慌しい日常を忘れ去るのである。手でパチャパチャとお湯を体にかけたときの、あの何ともいえない気持ちの良さ!その「気持ちいい瞬間」を求めて、ワタシは今日も温泉行脚の旅に出かけるのだ。なお、問合せ先や料金は変更になっている場合がありますので、事前に確認ください。
(温泉とは?)簡単にいえば、温度が25度以上であれば、文句ナシに温泉として認定される。25度以下であっても、一定の基準以上の成分が含まれておれば、やはり温泉として認められる。この場合はボイラーなどで加熱して使用されることが多い。入浴に適温な42度以上の温度がある場合は、いわゆる高温泉と呼ばれる。この場合は、適温になるまで冷ましたり、あるいは水で薄めたりして使用されることが多い。最近よく使われる言葉が「源泉100%」、水で薄めたりしておらず、そのまま利用されている温泉のこと。そして「オーバーフロー、かけ流し」であること。循環などによって温泉を再利用せず、浴槽からあふれたままにさせていること。つまり理想的な温泉は高温泉で、源泉100%、かけ流しということになるだろうか?
日帰り温泉 私はいちおう大阪人として分類されてはいるが、実はスグ近くに自然がある環境に生活している田舎モノだ。そして我が家は揃って温泉好きなので、週末になると近場の温泉めぐりへとよく出かける。そのため、我が家には「日帰り温泉ガイド」なる本が常時2〜3冊ゴロゴロしており、近場からちょっと遠出まで、日帰り温泉ライフを満喫している。ここで紹介するのはその中の一部についての私個人の視点での感想などであり、異論もあるかもしれないが万が一関係者の方の目に触れることがあっても、「フ、まだまだ甘いヤツよの〜」と思って広い心で許してやってください。なお、面倒くさいのでリンクなんぞはしておりませんので興味ある人は適当に検索したら、引っかかるのではないかと思われます(いい加減やなぁ〜)。なお、表示されている料金や電話番号などが改定・変更されてる場合がありますので、注意してください。なお、地域は「私が日帰りできる範囲内」なので、近畿中心になっております。
大山田温泉「さるびの」(三重県阿山郡大山田村)
伊賀忍者及び松尾芭蕉の故郷付近にある日帰り温泉や体験施設を備えた施設。入浴料は800円(タオル付)と、ちと高めだが、アトピー性皮膚炎に効果があるといわれている。泉質は炭酸水素ナトリウム泉。入ると肌がツルツルする。毎日男女で入れ替えのある浴槽も洗い場もゆったりしている。露天風呂はワニや象の足型をしておりユニーク。しかも広さがある。もう片方には酒樽風呂もあり、地酒の瓶を眺めながら入浴できる。レストランや遊びの場も充実していることもあり、関西の日帰り温泉の中でも屈指の人気温泉になりつつある(問合せ先=TEL 0595-48-0268)
犬鳴山温泉(大阪府泉佐野市)
何を隠そう我が家から最も近い温泉である。以前はどっか垢抜けないさびれた印象のある温泉街であったが、関西空港の開港と共に近場温泉ブームもあいまって旅館やホテルの改装が相次ぎ、なかなか近代的になった。日帰りで利用できる旅館も多い。高温泉ではないが、単純硫黄泉の肌にやさしいお湯がお気に入り。中でも温泉街の入口(大阪側から見て)にある不動口館(TEL 0120-123429)は日帰り利用料金800円で川に面した風情ある露天風呂と広々とした内湯が利用でき値段にしてはお得感があるように思う。ほかに600円で利用できる「元湯」もある。
ほの字の里(大阪府貝塚市)
やはり我が家から近い位置にある温泉であり、これまた高温泉ではないが、炭酸水素塩泉の泉質はいわゆる「美人の湯」といわれるものだ。農業体験もでき、また運動スペースなどもあり家族で楽しめる。宿泊設備もあり。日帰り利用料はタオルがついて600円。それほど大きくないので、込み合うと順番待ちになったりすることもある。朝7時〜10時の間に利用できる入浴とセットになった「朝がゆプラン(950円)」が人気!!(問い合わせ先=TEL 0724-78-8777)
十津川湯泉地(とうせんじ)温泉公衆浴場泉湯・滝の湯(奈良県吉野郡十津川村)
別に番台に十津川警部が座ってるワケではない。ド田舎ではあるが歴史深い村であり、村としての面積は日本一。奈良県内には日帰り温泉施設は多いが、温度の高い、いわゆるボイラーを通さない温泉はこの十津川村だけらしいので、それを誇りに思っているようだ。この泉湯は村唯一の単純硫黄泉の湧く湯泉地温泉の中にあり、大阪方面からだと最初の温泉施設となる。スグ近くに道の駅もあって便利。泉湯は昔ながらの公衆浴場の趣きがある。休憩所がないので手狭だが、逆にそこに味わいを感じるのは私だけか?露天風呂が気持ちよく、循環式でないホンモノの温泉の醍醐味は最高!!料金400円(泉湯 TEL 07466-2-0090)。国道168号線をひたすら走らなけらばならないのがツライが、途中日本一の谷瀬の吊り橋がある。近くには休憩所もある滝の湯(料金500円、問合せ先=TEL 07466-2-0400)があり、こちらの露天風呂からは滝が見えてこれまた風流〜♪
十津川温泉上湯温泉「神湯荘」(奈良県吉野郡十津川村)
日本一広い村だけあって、温泉地もいくつかある。湯泉地温泉からさらに和歌山側に走ること数十分の場所にあるのが、秘湯とも呼ばれる上湯温泉。旅館「神湯荘」は源泉を所有しており、内湯のほか、少々場所は離れているが野趣ただよう男女別の露天風呂も利用できる。これで500円はお得といえよう。ただし、源泉を利用しているためにかなり温度が高い。主義に反して水でうめたくなってしまいそうになる。泉質は重曹泉。貸切湯もある。こちらはカップル向きらしい・・。(問合せ先 =TEL 07466-4-0256)
天の川温泉センター(奈良県吉野郡天川村)
内田康夫の「天河伝説殺人事件」の舞台にもなった、天河弁才天のすぐ傍にある日帰り温泉施設。男女別露天風呂有。木作りの浴槽と建物に和みムードがある。ただし湯量はさほど多くはないようであり、あまりに少ないと休みになることもあるそうだ。泉質はナトリウム炭酸水素塩泉で、料金は510円。弁財天までは徒歩5分ほど。神社の中には水がこんこんと湧き出ており、ポリタンクで持ち帰る人も・・。同じ村の中に別の日帰り温泉施設「洞川温泉」もある。洞川地区は今だ女人禁制を護る大峯山への登山口でもあり、名水ごろごろ水で名高い。宿泊施設も多く、「名水とうふ」は有名(問合せ先=TEL 0747-63-0333(天の川温泉) TEL 0747-64-0333(大峯山洞川温泉観光協会))
保養センター下市温泉「秋津荘・明水館」(奈良県吉野郡下市町)
奈良・大阪方面から吉野山に向かう道から分岐して天川村方面に向かう道沿いにあり、宿泊施設が併設している。泉質は主成分がナトリウムやマグネシウムを含んだ重炭酸土類泉(炭酸水素塩泉)で無色透明。露天風呂、サウナ、ジャグジーなどの設備もある。料金は500円。吉野観光の帰りなどに気軽に立ち寄れる(問合せ先=TEL0747-52-2619)。
野半の里・蔵の湯「老鶴館」(和歌山県伊都郡かつらぎ町)
京都〜奈良〜和歌山を結ぶ国道24号に面した場所にある。元酒蔵だった建物を移築し、地ビール工場として再生させた。どっしりして温かみのある黒い木づくりの建物と蔵は、懐かしくもレトロな雰囲気。中には名産の地ビールを楽しめるカフェ&レストランや和食を堪能できる食事処、物産店や花屋もあり、規模はそれほど大きくはないが、いろいろ楽しめるようになっている。この地ビールの里にオープンした日帰り温泉施設が「蔵の湯・老鶴館」。近畿圏の日帰り温泉施設としては珍しい、かけ流しの湯(加水・加温あり)で源泉を4本所有している。泉質は黄緑色をした高張性の含二酸化炭素・鉄-ナトリウム-塩化物強塩泉の療養泉で、浴槽の湯は毎日4時間かけて清掃しているというこだわりよう。料金は800円で、付帯設備や内装も充実している(問合せ先=株式会社 野半の里 TEL 0736-22-1005 http://www.nohan.jp)
花山温泉(和歌山県和歌山市鳴神)
高速道路のすぐ側にある温泉施設。もともとは1200年前に行基が開湯したという、行基伝説のある古い湯だったのだが、途中で枯れてしまって長らく忘れられていたのを、故事にちなんで近年に掘削したところ湧き出た復活温泉。泉質は有馬の金泉と似た赤錆色で、泉質は含二酸化炭素・鉄−カルシウム・マグネシウム−塩化物・炭酸水素塩泉で成分がかなり濃い。飲用も出来、口に含むと塩辛く炭酸のはじける感覚が広がる。源泉をそのまま加熱せずに利用した源泉浴槽と41度に加熱した浴槽があり、交互に入ると効果が高いそうだ。源泉浴槽の方は見るからに加熱浴槽よりも成分が濃いのがわかる。かけ流ししているという点でもポイントが高い。休憩所や食事所もあり、施設の外に出ないかぎりは何度でも利用できるそうだ。料金は1000円とちと高いが、夕方5時以降の利用だと600円になる(問合せ先=TEL 073-471-3277)。
白浜温泉・牟婁の湯(和歌山県西牟婁郡白浜町)
日本三古湯の一つ、南紀白浜温泉に点在する外湯の一つ。海に面した温泉街の中心近くに位置している。日本書紀や万葉集にも登場し、あの天智天皇や持統天皇も入浴したという由緒正しさを誇る。内湯のみであるが、内部はナトリウム塩化物泉のまぶ湯と硫黄を含んだナトリウム塩化物−炭酸水素塩泉の行幸の湯の2つの浴槽があり、泉質の異なる湯を同時に楽しめるという贅沢さ。まぶ湯は多少濃い色をしており、行幸の湯は無色透明。共に源泉温度が70度を超える高温泉のため、加水はしているものの、かけ流し。これで入浴料が町の銭湯より安い300円だから、ありがたい話。中にはカギのかかるロッカーもある(問い合わせ先=TEL 0739-43-0686)
湯の峰温泉(和歌山県田辺市本宮町)
サッカー日本代表のシンボルマークとなった三本足の妙なカラスは、知らない人が多いようだが熊野本宮のマークでもある。このあたりは平安時代に熊野詣として一世を風靡した土地柄であり、由緒正しい神社仏閣が多い。2004年に紀伊山地の霊場ということで、このあたりも含めて世界文化遺産に登録された。その熊野本宮から4キロほど山の中に入った場所にあるのがこの温泉。「つぼ湯」が有名だが、大変遺憾ながら私はまだ入ったことない。だって、いつも混んでるんだも〜ん!したがって、ここで私が入ったのは文人墨客もいとやんごとなき方々も宿泊あそばされたという、これまた由緒ただしき宿「あづまや」。別に泊まらんでも日帰りで600円で利用させてもらえ、ありがたい。内湯は、槇づくりで広く内装も木作り。クラシカルなさびれたたたずまいがグ〜。なお、このスグ前には湯の峰公衆浴場があり、源泉をさました「くすり湯(380円)」は洗髪や身体を洗うことは出来ないが、それだけに何となく、つかってるだけで効果ありそうだ。ここのお湯は、持ち帰りもできる。また、高温のお湯が湧き出る「湯筒」では近くの売店で売ってる卵を茹でることができ、これがまたうまいのだ!(問い合わせ先=熊野本宮観光協会 TEL 0735-42-0735)
川湯温泉(和歌山県田辺市本宮町)
本宮温泉郷の一つで、冬場に大塔川をせき止めて作る大露天風呂「仙人風呂」で有名。その名のとおり、川底を掘れば70度を超える温泉が湧き出すことからもわかるように、湯量豊富な山間の出湯。清流・大塔川に面して宿が建ち並び、環境は本宮温泉郷の中でも一番。鉄製の吊橋(川湯開拓橋)を渡った対岸に休憩所も整備され、湯上りの散策にちょうどいい。広い川原では川遊びも楽しめ、開放感たっぷり。自分専用の露天風呂をつくる人も多い。泉質はアルカリ性単純泉だが、わずかに硫黄臭がある。温泉街の中ほどに川湯温泉公衆浴場(料金200円 8時〜21時)があり、男女別のシンプルな内湯がある(問い合わせ先=熊野本宮観光協会 TEL 0735-42-0735)
龍神温泉元湯(和歌山県田辺市龍神村)
紀伊山地のド真ん中に位置し、日高川に面して温泉街が広がっている。交通事情がよくないため、「秘湯」と呼ばれている。とはいえ紀州徳川家の別荘地として栄えたので、「上御殿」「下御殿」など、由緒ある旅館も多い。その泉質の良さで知られ、群馬県の川中、島根の湯の川温泉と並んで日本三美人の湯と呼ばれている。一般的なコースとしては高野山から高野龍神スカイライン(平成15年10月1日より全線無料)を利用するか、阪和道の吉備ICから一般道を利用する。道は改修されているので、さほど悪くはない。日帰り施設としては元湯(料金700円、7〜21時、TEL 0739-79-0726)がある。近年改装されてキレイになり、露天風呂もある。純重曹泉(ナトリウム炭酸水素塩泉)のお湯は、入った瞬間に「このお湯、すっげ〜いいぞ〜!」とわかるぐらい、素晴らしい。飲用も可能。公共の宿の龍神山荘などでも日帰り利用が可能(問合せ先=龍神観光協会 TEL 0739-78-2222)。
わたらせ温泉大露天風呂(和歌山県田辺市本宮町)
本宮町にある3つの温泉の1つ渡瀬(わたぜ)温泉の中にある屈指の規模の温泉ホテル施設。近畿最大とも西日本一ともいわれる大露天風呂があり、女性風呂の場合、1つの内湯と4つの露天風呂がある。湯温も「やや熱め」とか「適温」「ぬるめ」と分かれているので、好みの温泉にゆったり浸れる。私がもっとも好きな「重曹泉」の泉質が最高に心地よく、飲用も出来るがクセが強い。洗い場にシャンプー・リンス・ボディソープの3点セットのほかに炭利用の洗顔石鹸、洗顔クリーム、さらにマッサージ塩がついているのもポイント高い。もっとうちから近ければいいのにな〜。入浴料700円だが、弁当付で2000円〜付きプラン、家族風呂貸切プランなどもあり、食事処やみやげ施設も完備。外来でも気軽に利用できる(問い合わせ先= TEL 0735-42-1185)。
南紀勝浦温泉(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町)
マグロ漁業の基地であり世界遺産の熊野古道きっての名所落差日本一の那智の滝を擁する那智勝浦町にある温泉地。隣接する太地町は捕鯨で栄えた町。温暖な気候で知られ、温泉地としても有名。なかでもホテル浦島の中にある海を眺める洞窟風呂・忘帰洞は、紀州徳川十五代目の徳川頼倫公が、「帰るのを忘れそうだ」と絶賛したこともあり、温泉マニアなら、一度は入ってみたい風呂である。洞窟内にこだまする波の音を耳に、太平洋を眺めることが出来る。泉質は白濁した含硫黄ナトリウム カルシウム-塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)で、1000円払って中に入れば7箇所の風呂のうち、忘帰洞を含めて利用可能な風呂に日帰りで入ることが出来る。館内の温泉はすべて源泉かけ流しとのこと(問い合わせ先=TEL0735-52-1011)。
かなや明恵峡温泉(和歌山県有田郡金屋町)
まだ新しい温泉。鎌倉時代の高僧で、京都高山寺の開祖、明恵の出身地であることから、その名前がついたそうだ。有田川を見下ろす高台に建ち、眺めがいい。休憩場所、食事施設も整っている。入浴料は600円、利用時間は午前11時〜午後9時となっており、毎月第2金曜日定休日(問合せ先=TEL0737-32-5526)。泉質はアルカリ性単純泉とのことだが、湯に入ると肌がツルツルするので、炭酸水素塩泉のよう。余談だが隣の吉備町はメジャーリーグに行った吉井理人投手の出身地である。
有田川温泉・鮎茶屋「光の湯」(和歌山県有田市)
鵜飼いで有名な有田川沿いに以前からあった温泉施設が平成16年夏にリニューアル。日帰り専用温泉施設には食事処やマッサージコーナー、休憩コーナーなども完備している。入浴料は700円とちと高めだが、浴室設備も2箇所のサウナ、28度と41度の交互浴の効果を謳った浴槽、露天風呂も広く、貸切風呂もある。泉質はよく体が温まるナトリウム・塩化物泉。無色透明のお湯は入るとヌルヌルとした肌触りで保温効果がある(問い合わせ先=TEL 0737-88-5151)
中津温泉・あやめの湯「鳴滝」(和歌山県日高郡日高川町)
甲子園にも出場したことのある、中津分校があることで、ちょっと知られた村にある温泉。宿泊ができる中津荘とその山手にある、日帰り専門の温泉施設「鳴滝」がある。ともに泉質は炭酸水素ナトリウム泉。「鳴滝」の休憩処は食事持ち込みも自由だが、近くの食堂からの出前も頼める。露天風呂と打たせ湯もあり、キレイな山と川を眺めながら入るのが気持ちいい(料金500円、問合せ先=TEL 0738-54-0488)。周辺にはキャンプ場もある。
有馬温泉市営共同浴場(兵庫県神戸市北区)※左写真は飲泉用
日本三古湯及び三名湯のひとつとして君臨する有馬温泉というと、関西人には白浜温泉と並んで思い浮かぶ温泉だが、宿泊施設となるとお値段は高い・・。私も職場の宴会旅行で2度泊まったことがある程度だ。となると、庶民の味方は日帰り温泉。かつて、共同浴場として「有馬温泉会館」があったが、リニューアルして美しくなり、有馬独特の赤い含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉の「金の湯」と透明な炭酸泉・ラジウム泉を利用した「銀の湯」の二つの日帰り温泉施設として生まれ変わった。私が利用したのは金の湯の方。今度は銀の湯にも入ってみたいもんだ。土日はかなり混みあうので、平日の利用がお勧め。写真は金泉の玄関先にある飲泉場。お味はちょっとサビっぽい炭酸ソーダという感じ。外に足湯もある。金泉の料金は650円、銀泉は550円。二館共通だと850円(問合せ先=金の湯TEL 078-904-0680午前8時〜午後10時、銀の湯TEL 078-904-0256午前9時〜午後9時)
湯の花温泉(京都府亀岡市)
日帰り・・といってもこれはちょっと毛色が違う。「すみや亀峰庵」という宿の温泉休憩セットで、利用したからだ。お昼の懐石料理とお部屋での休憩3時間と温泉で5000円ぐらいだったが、それだけの価値はあった。丹波地方の素材を使用した料理もおいしいし、ラジウム温泉は肌に効きそうな感じがした。周囲は素朴な田園風景で、京都市内から近く、往路は嵐山からトロッコ列車を利用し、帰りは保津川下りという風にすると、楽しささらに2倍、3倍だ。温泉の販売も行われているそうだ(問合せ先=湯の花温泉観光旅館協同組合 TEL 0771-22-5645)。
湯原温泉(岡山県真庭市湯原温泉)
露天風呂ランキングで「西の横綱」にランクされているという、砂湯が有名。歴史ある温泉地で湯量も豊富、泉質はクセのないアルカリ性単純泉。周辺に大山蒜山高原など観光地も多い。共同浴場としては平成12年にリニューアルされた「温泉館」がある。その分値段も少々高くなったようで、600円。以前はもちょっと安かったのだが、これもいたしかたないか。温泉の販売も行われているらしい(問合せ先=湯原町観光協会 TEL 0867-62-2174)。
湯郷温泉(岡山県美作市湯郷)
宮本武蔵の出身地ではないかといわれており、武蔵での町おこしが盛んな地域である。ぶどうや桃などの産地としても知られる。京阪神からのアクセスもいい。温泉地としての歴史は古く、1200年前に白鷺に導かれ発見されたという伝説が残る。そのせいだろう、温泉のシンボルは白鷺で温泉街もキレイに整備されている。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で保温効果が高い。共同浴場としては湯郷鷺温泉館(問い合わせ先=TEL 0868-72-0279)等がある。
<番外(海外)編>
キラーイ温泉(ハンガリー、ブダペスト)
世界遺産の街、ハンガリーの首都ブダペストは温泉の街でもある。市内にはたくさんの源泉や温泉施設があるが、歴史も長く、日本人にとって利用しやすいのがココだと思われる。料金は私が訪れた2004年の2月の時点で1000フォリント(約500円)だった。ここは女性専用の日とと男性専用の日が日替わりになっていて、私が訪れた時点では、月・水・金が女性の日であった。利用方法は、まず最初に受付でお金を支払ってチケットを購入。2階に上がってチケットを渡すと、身体に巻いたり拭いたりするのに使えるシーツをくれる。担当の女性がキャビン(個室のロッカー)に案内してくれるので、その中に入って服を脱ぎ、荷物を置いてカギをかける。カギは二重になっていて、一つを自分が持ち、その上から担当の女性がまたカギをかけてくれる。階段を降りていくと、シャワーがあるので、ここで日本でいうところの「かけ湯」をして湯船に入る。いくつかの湯船があり、まんなかの一番大きな湯船は温度がぬる目だが、すぐ側には日本人好みの40度の温度設定の小さな湯船がある。円いドームの天井や装飾がエキゾチックなムード。泉質はどうやら炭酸水素塩泉に近いらしく、肌に優しい湯ざわりだった。お湯から上がったらキャビンへ戻ってカギを開けてもらう。チケットを買えばマッサージもしてもらえるらしい(地下鉄2号線「Batthyany ter」駅下車、北へ約10分)。
湯治旅編 ここでは、今まで入った中で印象に残った温泉について触れている。生まれてからかなり温泉に入ってるハズだがガキの頃なんざ、ほとんど記憶に残ってないし、温泉マニアになってから日が浅いので、名湯と呼ばれる温泉に入っていても淡々と入っていたがために、印象に残ってないものも多く、大変残念であるが、まあ思いつくまま書いてみようと思う。ただ、問題なのは宿泊の場合、その温泉地というよりも宿での印象に偏ってしまうことだ。1つを見ただけですべてを判断するのは危険な行為だが、さりとて全部の施設を利用するワケにはいかないので、ここでジレンマが生じてしまうが、結果的にやはり「第一印象」を取り上げるしかないんだな〜。どうか皆様、お許しを〜!!
北 海 道 編
川湯温泉(北海道川上郡弟子屈町)
2001年の夏に立ち寄った。阿寒湖や摩周湖などの観光地の足がかりとして便利な場所にある。自分が泊まったのは屈斜路湖畔にあるプリンスホテルだったが、近くの川湯温泉は源泉100%というのが気に入ってわざわざ出かけた次第だ。この温泉郷は立ち寄りOKの旅館やホテルが多く、私が入ったホテルは料金500円。かなり昔の団体旅行華やかなりし頃のホテル〜って感じだったけど、硫黄の臭いとどんどん湧き出る豊富なお湯が「いかにも効きそうじゃ〜!」と、うれしくなった。近くに観光名所の硫黄山があり、もうもうと白い蒸気を発している(問合せ先=川湯温泉観光案内所 TEL 015-483-2670)。
白金温泉(北海道空知郡美瑛町)
観光地として人気の高い美瑛町にある温泉。十勝連峰の麓の自然環境豊かな場所にある。日帰り入浴を行っているホテルや旅館も多い。私たちが利用したのは、銀瑛荘(連絡先 TEL 0166-94-3005)という旅館で、露天風呂もあり緑がかったナトリウム・マグネシウム泉(写真参照)で、いかにも効き目のありそうな湯。もちろん、かけ流しのオーバーフロー。日帰りの利用料は500円。白金温泉に向かう道中には、「不動尊の名水」が湧いており、私たちが行ったときには、車で乗りつけてポリタンクに水を汲んでいる人たちがたくさんいた。周辺には十勝岳温泉などもある。
十勝幕別温泉(北海道中川郡幕別町)
世界でもドイツとここにしかないという、植物性モール温泉として名高い。かねてから一度入ってみたかった温泉である。私たちが利用したのは正確には十勝川温泉から少し離れた場所にある、十勝幕別温泉「グランヴィリオホテル」(連絡先TEL 0155-56-2121)だが、高台から眺める十勝平野の光景が楽しめた。帯広駅からも車で15分ほどと近い。お湯は赤みがかった茶褐色で、モール泉特有の繊維質が浮いている。もっとも泉質の分類としてはモール泉というのはなく「塩化物泉」になるそうだ。美人の湯としても知られている。私たちは宿泊利用だったが、日帰り入浴もでき、実際地元の人たちもたくさん利用していた。日帰り利用料金は700円。
登別温泉(北海道登別市登別温泉町)
仕事場の慰安旅行で行った。お風呂の入浴剤でも人気の高い登別の湯!確かに期待を裏切らない湯だった。白濁したお湯はそれだけでももう「効く〜!!」って感じだし、雪の中で入る露天風呂はまさに格別!!もっとゆっくり満喫したかった・・。この温泉は湯量も豊富で泉質も多種多様で、世界的にも珍しい事例だそう。さすが全国でも有数の名湯として知られるだけのことはある。温泉街のハズレには地獄谷があり、もうもうと湯気が立ち込めている(問合せ先=登別温泉観光協会 TEL 0143-84-3311)。
洞爺湖温泉(北海道虻田郡虻田町)
旅行者の強い味方、ANAの超割利用で気軽に出かけられるようになった北海道。洞爺湖温泉は温泉の湧出量日本第3位とのことなので、期待して出かけた。が、宿代をケチったため、露天風呂はあったもののイマイチで内湯はまあまあといったところ・・。ナトリウム塩化物泉で湯上りは肌のツルツル感があった。ま、これは私が泊まった宿の話にすぎないが・・。周囲には昭和新山や有珠山などやる気満々の活火山がある。夏の夜には連夜の花火大会が洞爺湖湖上で開催される(問合せ先=社団法人洞爺湖温泉観光協会 TEL 0142-75-2446)。
定山渓温泉(北海道札幌市南区)
小樽から札幌に抜ける国道の分岐点にあるので便利。札幌の奥座敷として発展している。豊平川に沿って大規模なホテルや旅館が建ち並んでいるが、周辺は山深く、緑が多い。温泉としての質も湯量も豊富だし風情もある日帰りで立ち寄れる施設も多い。私が利用したのは定山渓白糸ホテルという小さな旅館の内湯(500円)だったが温泉は申し分なかった。ちなみに泊まりでも一度利用したが、あまりにでっかい温泉だったので豪華な大浴場だったが、芋のコ洗う状態だったので疲れた・・(問合せ先=社団法人定山渓観光協会 TEL 011-598-2012)。
支笏湖温泉・丸駒温泉旅館(北海道千歳市支笏湖幌美内)
支笏湖の自然美に包まれた湖畔の一軒宿。新千歳空港からもほど近い距離にあるが、他の温泉街と離れているため、車がないと不便だが、有料になるが船も出ているそうだ。浴槽は内湯と展望風呂(飲泉可)、そして最大の名物である湖と一体化した天然露天風呂の3つ。湯は緑がかった色で、泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉(旧泉質名:含土類・石膏-食塩泉)。自然環境に恵まれてるが、とりわけ展望露天風呂からの風不死岳の眺めが素晴らしい。天然露天風呂は自然の岩を利用しているが、その岩と足元の玉砂利の間から湧いていて、湖から水を引いて調整しているため、水位によって深さが変わるのが面白い(問合せ先=丸駒温泉旅館 TEL 0123-25-2341)。
東 北 編
鳴子温泉郷(宮城県大崎市鳴子温泉)
日本の温泉の種類は11種類らしいが、そのうちの9種類が揃うという、温泉のデパートみたいな温泉郷。山形県との県境に近い山間にあり、鳴子、東鳴子、川渡、中山平の5つの温泉からなる一大温泉郷。源泉の数だけでも370以上あるという。開湯千年以上と歴史も古く、また鳴子こけしでも有名。各温泉では、湯めぐり手形も販売されており、登録してある旅館やホテルのお風呂を湯めぐりで楽しむことができる。鳴子温泉の駅近くにある共同浴場「滝の湯」は、料金何と150円。木作りの昔ながらの公衆浴場で、白濁したお湯がいかにも効きそう。滝の湯の泉質は、酸性含明礬・緑礬-硫化水素泉(硫黄泉)。近くには足湯もあり、温泉好きの喜びを誘う。(問合せ先=鳴子温泉郷観光協会 TEL 0229-82-2102)
遠刈田温泉(福島県刈田郡蔵王町)
蔵王連峰の麓にこんこんと沸く江戸時代からの歴史を持つ温泉地。蔵王エコーラインの基地でもある。遠刈田こけしの産地としても知られている。湯量豊富でほとんどの宿がかけ流し。泉質は主には硫酸塩泉。共同浴場もあり、最近オープンしたという神の湯の前の足湯はかなり人気があるようだ。仙台からの所要時間はバスで1時間強と、意外にアクセスがいいにもかかわらず、十分に温泉情緒に浸ることが出来る。私たちが入った宿の日帰り入浴は露天風呂はなかったが、茶褐色の湯ざわりが心地良かった。(問い合わせ先=宮城・蔵王町観光協会TEL 0224-34-2725)
飯坂温泉(福島県福島市)
温泉天国東北で最初に行ったのが、この飯坂温泉。このときは費用を安くあげるため公共の宿に泊まったので風情にひたれなくって残念。それなりに温泉情緒のある温泉地でしたが・・。泉質は無色透明の単純泉でございました。温泉の歴史は古く、東北三大温泉地の一つで屈指の規模を誇る。外湯めぐりも楽しめる(問合せ先=飯坂温泉観光協会 TEL 024-542-4241)。
東山温泉(福島県会津若松市)
白虎隊と会津武士で有名な会津若松の市街地からさほど遠くない場所に湧くことから「会津の奥座敷」と呼ばれる温泉。実際、温泉街の出口に歴代藩主の墓所があり、観光の拠点にちょうどいい。。周囲は山に囲まれており、川沿いに沿って温泉街が建ち並ぶ。泉質は無色透明でクセのない含食塩・石膏泉(問合せ先=東山温泉旅館協同組合・東山温泉観光協会 TEL 0242-27-7051)
銀山温泉(山形県尾花沢市)
大正浪漫をうたい文句に、ノスタルジックな木造の旅館が川に沿って建ち並ぶ、人気の温泉街。いろんな温泉ランキングでも常に上位に位置している。夜はかがり火を焚き、遊歩道も整備して足湯を設けるなど、温泉客誘致に熱心に取り組んでいる。旅館街の中心となるのは、能登屋旅館。100円ほどで入れる共同浴場が温泉街の中心にあるが、周辺の旅館でも入浴は可能なところが多い。泉質は豊富な含硫黄-ナトリウム塩化物・硫酸塩泉で、白く湯の花が浮かぶ。地元尾花沢市はスイカの名産地でもある(問合せ先=尾花沢市商工会 TEL 0237-22-0128)
山形蔵王温泉(山形県山形市蔵王温泉)
蔵王連峰山ろくの標高900m付近に温泉地があることから、かつては「高湯」とも呼ばれていた。温泉街としての歴史は110年だが、温泉そのものは古くから知られており日本最古の温泉の一つとも言われてる。1分間に5700リットルもの温泉が湧き出すという、湯量の豊富な温泉であり、また泉質も強酸性の硫黄泉であるため、皮膚病に効果があるとされている。蔵王観光の基地として、また冬場はスキーや樹氷でも有名。昔ながらの共同温泉も「上湯」「下湯」「川原湯」と3箇所ある(問合せ先=蔵王温泉観光協会TEL 023-694-9328)
関 東 編
鬼怒川温泉(栃木県日光市鬼怒川温泉)
鬼怒川に沿って旅館街が広がっている。正直いってあんまり温泉情緒はは感じられなかったかも・・。お湯は無色無臭のアルカリ性単純泉でクセのない、サラっとした感触。日帰りできる施設も増えているようだ。日光や東武ワールドなどの観光スポットが近いため、観光の足がかりとして便利な温泉という印象(問合せ先=鬼怒川・川治温泉観光協会 TEL 0288-77-2052)。
草津温泉(群馬県吾妻郡草津町)
さすが天下の名湯!行ったことあるのは随分昔だけど、もうもうと煙の上がる湯畑やあちこちの土産屋さんで売っている湯の花など、とにかく昔から「名湯」といわれるだけのことはある。温泉地としての歴史は古く、湯量も豊富。趣ありそうな外湯がいくつも点在するあたり、温泉街としての格を感じさせる。ぜひ再訪してみたい温泉地である(問合せ先=草津温泉観光協会 TEL 0279-88-0800)。
強羅温泉(神奈川県足柄下郡箱根町)
箱根温泉郷十湯のひとつ。こちらも無色で一見クセはないみたいだけど、やはり多少硫黄臭はあった。山間でひっそりしていて静かな印象。このあたり、いろんな温泉郷がひしめいているので、いずれじっくり制覇してみたい(問合せ先=箱根町観光協会 TEL 0460-85-5700)
東海・中部・北陸・甲信越編
伊東温泉(静岡県伊東市)
全国でも有数の湯量を誇る伊豆の一大温泉地。海に近いので新鮮な魚料理も味わえる。お湯は特にクセのない無色透明のアルカリ性単純泉だったが、露天風呂が風情あってよかった。まあこれは単に施設の問題なのだが・・。ちなみに泊まったのはラフォーレ伊東。周囲には大規模な旅館やホテルも多いが歴史のありそうなレトロな旅館も見受けられた(問合せ先=伊東観光協会 TEL 0557-37-6105)。
修善寺温泉(静岡県伊豆市修善寺)
日本でも屈指といってもいい高級旅館が建ち並ぶ、山間の閑静な温泉地で多くの文人に愛された。弘法大師が独鈷で岩を砕いてわき出たという、「独鈷の湯」が温泉街のシンボルになっている。戯曲「修禅寺物語」の舞台としても知られ、近くには鎌倉幕府二代将軍でこの地で殺害された源頼家の墓もある。泉質はアルカリ性単純泉で日帰り専門の「湯の郷村(TEL 0558-72-5526)」のほか、日帰り入浴できる旅館も増えている(問合せ先=修善寺温泉旅館協同組合 TEL 0558-72-0271)。
月岡温泉(新潟県新発田市月岡温泉)
大正時代に石油採掘していて湧き出たという、比較的新しい温泉。そのせいか田んぼの真ん中に突如として温泉街が形成されている。周囲にも温泉がたくさん湧き出ているようだ。「美人の湯」として名高い泉質は硫化水素系で含有量は日本一と言われている。私が入ったのは日帰りの施設のその名も「美人の湯」。泉質は食塩含有硫化水素泉で料金は500円。露天はなく内湯だけだが、緑がかったお湯は入るなりツルツルする湯ざわり。湯量も豊富で温泉気分を満喫させてくれた。近代的な旅館が多く、日帰り利用できる宿もいくつかあるようだ。案内所でマップがもらえる(問合せ先=月岡温泉観光協会 TEL 0254-32-3151 )。
宇奈月温泉(富山県黒部市宇奈月温泉)
黒部峡谷トロッコ列車の発着点となっている温泉街。夏場はトロッコ列車利用客ででにぎわうが、私が行ったのは真冬。そのせいか旅館のサービスもよく、近隣の旅館で風呂めぐり手形が発行されていた。お湯は無色透明でクセがないアルカリ性単純泉。黒部川の流れが美しい。駅前に引き湯の温泉が噴き出すモニュメントがある(問合せ先=宇奈月温泉観光協会 TEL 0765-62-1515)
山中温泉(石川県加賀市山中温泉)
いわゆるメジャーどころの加賀温泉郷の一つ。大聖寺川のほとり名勝鶴仙峡に沿ってにあり、松尾芭蕉ゆかりの地でもある。温泉の質は含石膏ほう硝泉で、無色無臭のサラリとしたお湯。共同浴場「菊の湯(TEL 0761-78-1370)」は総湯と呼ばれ、男湯と女湯はそれぞれ建物が別になっている。写真は最近出来たばかりの女湯。露天風呂はないが、浴槽は広く、洗い場の数も多い。脱衣所もゆったりしており、飲湯もできる。ただ、新しすぎて風情には少々欠けるかも・・。利用料金は300円と、共同浴場らしいお値段。隣は「山中座」という建物で、土日には芸者さんの踊りを見ることが出来るんだそうだ。近くに片岡鶴太郎ギャラリーもあった(問合せ先=山中温泉観光協会 TEL 0761-78-0330)
新湯田中温泉(長野県下高井郡山ノ内町)
有名な湯田中渋温泉の温泉郷のひとつで長野電鉄湯田中駅のすぐ近く。私は日帰り利用した。夜行バスで着いて風呂に入りたかったので駅近くの旅館へ・・。朝に行ったせいか、他に客がなくどんどん滝のように浴槽からお湯があふれていて豪快だった。この温泉郷にはさまざまな泉質と源泉があるが、私が利用した旅館のは無色透明でわずかに臭いがあった。利用料は300円!!(問合せ先=山ノ内町観光連盟 TEL 0269-33-2138)
渋温泉(長野県下高井郡山ノ内町)
有名な渋の外湯めぐりがしてみたくて再訪。石畳の湯の町の風情、共同浴場のムード、泉質の豊富さ・・どれをとっても満足!!カギを宿で借りて、9つある外湯めぐりへ出かける。ひとつひとつの共同浴場はそれほど大きくないが、すいていたせいでのんびり。はっきりいって、設備は整ってないけど、そこがまた味わい深いのだ。お湯は源泉から引いてるので、ときにかなり熱い。できるだけガマンして入るようにしているが、ガマンできないときは水でうめた。印象的だったのは、やはり大湯<写真参照>。高い木作りの天井と緑色したお湯が格別だった。宿泊客しか外湯めぐりできないというのもポイント高い。名物の温泉まんじゅうがおいしかった。旅館・一の湯果亭で売られていた温泉卵もおいしかった!(連絡先=渋温泉旅館組合TEL0269-33-2921)
上高地温泉(長野松本市安曇上高地)
日本屈指の山岳景勝地、上高地の清流梓川を目の前に臨む絶好のロケーションにある「上高地温泉ホテル」は、上高地では数少ない天然温泉を有するホテル。外来入浴を受付ており、料金は600円(前はもうちょっと高かったような気もするけど?)。泉質はラジウムを含んだカルシウム泉だそう。野鳥の鳴き声を聞きながら入る露天風呂は最高の気分。樽風呂もあり、上高地散策に疲れたときにぜひ利用したい場所。湯上り後はロビーで上高地のおいしい水を利用したコーヒーを飲んでみるのもいい。ぜひ一度、泊まりで利用してみたいホテルだ。なお、冬季は閉鎖される(問合せ先=TEL 0263-95-2311)。
上諏訪温泉(長野県諏訪市)
シルク王として名を残した片倉財閥二代目の片倉兼太郎氏が厚生施設として設立したのが温泉保養施設「財団法人片倉館」。大正ロマン漂う洋風建築の建物は、建物だけでも一見の価値がある。もちろん中は温泉になっていてローマ風の大理石の彫刻やステンドグラスが嵌めこまれた通称千人風呂は、浴槽の底に玉砂利が敷き詰められていて指圧効果が得られる。とにかく温泉としては一風変わった存在であり、それだけでも入ってみる価値があると言えよう。閑静で緑豊かな広い庭園は、湯上りの散策に最適。ラドン効果の得られるラドン室もある。休憩所もあり、土産物も買うことが出来る。泉質は無色透明の単純泉で入浴だけなら400円(連絡先=片倉館 TEL 0266-52-0604)。周辺には諏訪湖間欠泉や北澤美術館など見どころが多い。なお、上諏訪は豊富な湯量の温泉地として知られ、周辺の宿でも日帰り入浴が楽しめる。駅のホームでも「足湯」が楽しめる(かつては露天風呂だったが、レジオネラ問題で足湯になったそうだ)。
戸倉上山田温泉(長野千曲市)
長野市にほど近い、千曲川のほとりに広がる温泉地。善光寺の精進落しの湯として発展した歴史を持つ。湯量豊富な天然温泉の泉質は湯量豊富で多くの源泉を有している。泉質は単純硫黄泉で、肌にやさしく皮膚病や外傷、腰痛、貧血などに効能があるそうだ。かすかに硫黄臭を有する無色のお湯は肌あたりがいい。内湯を開放している旅館も多いが、外湯も6カ所ある。泉温は25〜60度。信州方面の観光の基地としても便利だが、いささか歓楽色が強いかも・・(問合せ先=戸倉上山田温泉観光協会 TEL 026-275-1326)
奥飛騨温泉郷温泉(岐阜県高山市奥飛騨温泉郷)
露天風呂天国といえば、何といっても奥飛騨温泉郷。これまで福地温泉や新平湯温泉には宿泊したことがあったけど、一番憧れていたのは、新穂高温泉郷。中でも「穂高荘山のホテル」は、露天風呂から槍ヶ岳が眺められる上、北欧風のしゃれた造りがとってもよさげで、とにかく行ってみたい場所だった。その長年の念願かなって平成13年の夏に上高地とセットでお出かけ。期待にそぐわない内容だった。豊富なお湯の量と泉質はさすが!新穂高ロープウェイのバス乗り場近くには、飲用の温泉と北アルプスの雪解け水が持ち帰りできる場所がある。う〜ん、グ〜ッド!!福地温泉は静かな山間の温泉地といった趣で静かだし、新平湯は温泉郷の中では一番にぎやかで大型旅館や土産物屋なども多い。それぞれに趣があるといえよう(問合せ先=奥飛騨温泉郷観光協会TEL 0578-89-2614)
下呂温泉(岐阜県下呂市)
こちらも有馬・草津と並ぶ天下の名湯。過去2回訪れたけど、飛騨川の側にあってそれなりに湯の町風情はある。温泉は無色無臭だが、肌に気持ちよかった。仕事場の宴会旅行で泊まったホテルはデカくて風呂までの距離があったけど、高台から湯の町をみおろす露天風呂が快適だった最近は湯めぐり手形も発行されて湯めぐりが楽しめるようになっているようだ。泉質はアルカリ性単純泉(問合せ先=下呂温泉旅館協同組合 TEL 0576-25-2064)。
湯の山温泉(三重県三重郡菰野町)
ちょっと行けばスグに四日市の工業地帯があるのに、温泉街は鈴鹿山系の山深くムードがある。泉質は放射能泉で日帰り利用できる宿も多い。温泉街からは全長2200メートルの長い御在所ロープウエイが御在所山上まで伸びている。そこにはどういう因果関係かは謎だが、世界でただ一つというカモシカ専門動物園の日本カモシカセンターがある(問合せ先=湯の山温泉協会 TEL 0593-92-2115)。
近畿・四国・中国編
白浜温泉(和歌山県西牟婁郡白浜町)
日本書紀にも記載がある1300年以上の歴史を持つ古湯・名湯として名高く、海に面しており風光明媚で観光スポットも多い。近代的で大きな旅館やホテルが多いが、昔ながらの共同浴場「崎の湯」や「牟婁の湯」などがあるあたりはさすがといったところか。泉質は塩化物泉、炭酸水素塩泉など(問合せ先=白浜観光協会 TEL 0739-43-5511)。白浜温泉パーク「草原の湯」など、新しい日帰り入浴施設なども誕生している。
城崎温泉(兵庫県豊岡市城崎温泉町)
1400年の歴史を持ち、外湯めぐりの代表的な温泉地として有名。旅館の浴衣着てカランコロンと下駄の音を響かせて柳の木を眺めながら外湯めぐりすれば、もう脳みそトロけそう〜!!日本海に近く、冬場はズワイガニでも有名で、多くの観光客が訪れる。城崎は文学人もたくさん訪れただけあって、西村屋など有名な旅館も多い。泉質は塩化物泉などで保温効果が高い。外湯で私が好きなのは露天風呂がある鴻の湯。その他にも一の湯、御所の湯、地蔵湯など、歴史ある外湯が点在する(問合せ先=城崎温泉観光協会 TEL 0796-32-3663)。
有馬温泉(兵庫県神戸市北区有馬町)
関西の都心部では貴重な存在の高温泉で、茶褐色に変色した「金泉」と呼ばれる独特の湯でも有名。神戸市内とは思えない山の中の静かな温泉街である。日本最古の温泉ともいわれ、その歴史は古い。豊臣秀吉など歴史上の人物との関わりも深く品格の高い温泉地といえよう。その分旅館の宿泊料もお高いことで知られている。泉質は含鉄ナトリウム、塩化物強塩高温泉。最近は河川公園なども整備されている。土産で有名なのは何といっても炭酸せんべい!!(問合せ先=有馬温泉総合案内所 TEL 078-904-0708)
玉造温泉(島根県松江市玉湯町)
近くに山や海があるというワケでもないので、風情という点には欠けると思うが開湯の歴史は古いそうだ。無色透明でサラサラした湯は肌触りもいい。泉質は硫酸塩、塩化物泉など。玉湯川に沿って宿が建ち並んでおり宍道湖の魚を使った郷土料理などが楽しめる。小京都・松江や出雲大社など周辺の見どころも多い(問合せ先=玉造温泉旅館協同組合 TEL 0852-62-0634)。
道後温泉(愛媛県松山市)
一説によれば、その歴史は3000年という、これまた屈指の歴史を誇る温泉だが、何といってもこの温泉を有名にしたのは夏目漱石の「坊ちゃん」によるところが大きいと思う。そのシンボルは単独の温泉施設としては、知名度ナンバ1であろう道後温泉本館(TEL 089-921-5141)。重要文化財でもあり、観光名所でもある。中にはいくつか料金区分がある。地元の人も大勢利用しているが、ここでの体の洗い方には一定のルールがあり、知らないで入ると地元のオバサンに注意されたりもする。まあ、それもコミュニケーションだと思えば楽しい。四国一の都会松山市の市街地の一角にあるという点でもユニーク。泉質はアルカリ性単純泉。宿は格式ある旅館も多い(問合せ先=道後温泉旅館協同組合 TEL 089-943-8342)。
九 州 編
二日市温泉(福岡県筑紫野市)
JR博多駅から電車で20分ほどで行ける距離にあり、アクセスは抜群。温泉地としての歴史は1300年に及び、古く万葉集にも登場する。周囲は住宅地でマンションなども建ち並んでいるので風情という点には少し欠けるが、2つの共同浴場「博多湯」と「御前湯」は、温泉地の公衆浴場らしい風情もある。私が利用したのは「博多湯」だが、100円という良心的な値段で、しかも温泉は源泉かけ流しという贅沢さ。それだけに設備はシンプルで湯船は狭いが、お湯は無色透明で硫黄臭もある。泉質は単純泉とも単純放射能泉とも言われている。近くには太宰府天満宮もあるので、観光の足場としても便利(問合せ先=筑紫野市観光協会 TEL 092-922-2421)
別府温泉(大分県別府市)
いわずと知れた湯量・源泉数日本一の大温泉地。別府八湯と言われ、別府温泉・浜脇温泉・観海寺温泉・堀田温泉・明礬温泉・鉄輪温泉・柴石温泉・亀川温泉の8つの温泉から構成されており、それぞれ雰囲気や泉質も異なる。湯量が豊富なことから市内には多数の共同温泉があり、安価で利用できるが、中でも有名なのが別府温泉の中にある竹瓦温泉。昭和13年に建てられた木造建築の建物は風格があり、別府のシンボルと言われている(問い合わせ先=竹瓦温泉 TEL0977-23-1585)
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長湯温泉(大分県竹田市直入町)
日本一の炭酸ガスの含有量を誇る炭酸泉の温泉として名高い大分の名湯。るるぶの温泉200などでも毎年高い評価を得ている。飲泉利用出来、飲めば炭酸ソーダの味わいが広がって特徴的。胃腸病や糖尿病、高血圧に効果があるといわれ、また肌がスベスベすることから、「美人の湯」とも言われる。久住山系の近い山間の温泉街で、ハデさがない分静かに滞在できそうなムードだ。今回利用したのは療養文化館「御前の湯」(入浴料500円、問合せ先=TEL 0974-64-1400)で、何でも温泉協会で最高ランクの5ツ星評価を受けているそうだ。これは源泉からの距離などあらゆる項目をクリアしないといけないから、相当なもの。お湯は緑がかった茶褐色で、男女日替わりで浴槽が変わり、露天風呂もある。泉質は純炭酸泉・炭酸土類泉(炭酸水素塩泉)。「荒城の月」と湧水群で有名な竹田市にも近い。(問合せ先=直入町観光協会 TEL 0974-75-3111)
由布院温泉(大分県由布市湯布院町)
由布岳の麓から温泉の白い煙が立ち昇る美しい盆地の温泉地。今や日本有数の観光地でもある。センスのいい個性あふれるショップや宿泊施設のレベルも質も高く、日本を代表する和風旅館も続々誕生している。泉質は無色透明のアルカリ性単純泉。湯量も豊富で、日本で3番目に湯量が多いとも言われており、立ち寄り利用できる旅館や共同浴場も多い。朝もやの由布岳に温泉の白い煙が立ち昇る様子が素晴らしい。やまなみハイウエイなど観光地への足回りもいい。(問合せ先=由布院観光総合事務所 TEL 0977-85-4464)
地獄温泉(熊本県阿蘇郡南阿蘇村)
秘湯ムード漂う、阿蘇山の麓に湧く温泉。しかしながら、その効能と名声は全国の温泉ファンの間で名高い。温泉施設は、草分け的存在の「地獄温泉清風荘」と国民宿舎の「南阿蘇」の2軒があるが、オススメしたいのは清風荘。わずか400円で施設内のいろんな温泉を利用することが出来る。伝統のある湯治宿で、木造の建物は明治時代に建てられたというもの。中でも混浴の「すずめの湯」は、浴槽の底からお湯が湧きあがり、そこから生じる泥を患部に塗ると効能があるとか・・。私は残念ながら(?)体験できませんでしたが・・。泉質は酸性硫化水素泉。お湯は白濁していることが多いそうだが、天候によって濁ったりして変わることもあるそうだ。(問合せ先=地獄温泉清風荘 TEL 09676-7-0005、国民宿舎南阿蘇 TEL 0967-67-0078)スグ近くには、やはり名湯といわれる垂玉温泉山口旅館がある。
霧島温泉郷(鹿児島県霧島市牧園町)
九州でも屈指の大温泉地。霧島山系の自然環境に恵まれた中にあり、空港からのアクセスも良く、周辺の観光施設も豊富でここを拠点に楽しむことができる。丸尾・林田・関平など多くの温泉地を総称して霧島温泉郷を形成しており、泉質は単純泉、硫黄泉、炭酸泉などで湯量も豊富。霧島神宮にほど近い「さくらさくら温泉(入浴料500円)」は、全身に泥を塗ってしばらく放置して洗い流すと、肌がツルツルすることから美容効果があるということで、人気になっている。レストランなども整っており、宿泊も可。その他、日帰り利用できる施設や旅館も多数(問合せ先=大霧島観光協会 TEL 0995-78-2115)。
新川渓谷温泉郷(鹿児島県霧島市牧園町)
山間のそれほど大きくない規模の温泉地だが、その中心を成す妙見温泉の「妙見石原荘」「忘れじの里雅叙苑」といった全国規模の知名度を持つ質の高い旅館により、今や屈指の人気の温泉地になっている。自然環境は豊かだが、鹿児島空港からは車で20分ほどでアクセスは意外にいい。天降川(あもりがわ)と一体化したような岩をくり貫いた川原の露天風呂が人気の宿・妙見石原荘では午前10時〜午後3時までの間、1200円で日帰り利用できる。内湯ともども、専用の湯守りと呼ばれている人が湯温を管理しており、熱交換方式による温度調節で源泉100パーセントかけ流しの湯を供給している。天降川の流れに手を浸しながら入る露天風呂は開放感たっぷり。温泉郷の中には坂本竜馬が新婚旅行に訪れたという、塩浸温泉もある。泉質は炭酸水素塩泉など(問合せ先=大霧島観光協会 TEL 0995-78-2115)。
指宿温泉(鹿児島県指宿市)
砂湯で有名な鹿児島の名湯。薩摩半島の先っぽにあり、海に面している。大規模な温泉旅館が建ち並んでいて設備などは充分。今回宿泊したのは、「白水館」という旅館で浮世風呂と名づけられた巨大な風呂が名物だった。自家で砂湯の設備があり、浴衣を着たまま砂の上に寝そべり、その上から担当の人が砂をかけてくれる。時間はだいたい15〜20分ぐらいが適当なようだが、場所によって温度差があるようであった。お湯の方は舐めると塩っぽいナトリウム・塩化物泉。共同浴場として「砂むし会館」などがあるそうだが、今回は行けなかったので、残念。ちなみに白水館もちと高いが、日帰り利用は可能(問合せ先=社団法人指宿市観光協会 TEL 0993-22-3252)。
尾之間温泉(鹿児島県熊毛郡屋久島町)
世界遺産の島、屋久島南部に湧く温泉。背後にモッチョム岳がそびえていて、海にも近く自然に恵まれている。千尋の滝や大川の滝など、観光スポットにも近い。木造の共同浴場「尾之間温泉(TEL 0997-47-2872)」は、シンプルな造りの男女別の内湯があるだけだが、浴槽の底の玉石が足裏を刺激してくれるので、心地良い。泉質は単純硫黄泉で、建物の中にも硫黄泉が立ち込めている。シャンプーや石鹸などの風呂グッズはないが(販売しているようだ)、料金が200円というのは、とてもありがたい。周囲には屋久島いわさきホテルなど宿泊施設もある(問合せ先=屋久島観光協会事務局 TEL TEL 0997-49-4010 )。
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