
世界ジュニア3個の銀メダルを持つ男
エヴァン・ライサチェク
(EVAN LYSACEK)
1985年6月4日、アメリカ(イリノイ州)生まれ。世界ジュニアの全ての大会で銀メダル獲得という珍記録の持ち主。ジュニアとシニアを掛けもちしていた2003-2004シーズンの四大陸選手権で銅メダルを獲得。シニアデビューした2004-2005シーズンはスタートはいま一つだったが、マーシャルワールドカップでプルシェンコに次いで2位に入ってから調子を上げ、全米選手権で3位。四大陸選手権では逆転初優勝でシニア国際大会初のタイトルを得た。続く2005世界選手権では初出場初銅メダルの快挙を成し遂げ、一躍有望選手の仲間入りを果たした2005〜2006シーズンは、2006年全米選手権で優勝したウィアーとは僅差の2位となり、トリノ五輪へのキップを手にした。本番のトリノ五輪ではSP終わって10位と出遅れたが、フリーでは一転してノーミスで演技を終え、総合4位に食い込む活躍を見せた。シーズン最後を飾る2006世界選手権でもSPを終えた時点では7位だったが、またもフリーで追い上げて2年連続で銅メダルを獲得した。2007年に念願の全米チャンピオンのタイトルを得て、続く2008年と連覇を果たしたが、ケガのために2008年世界選手権を欠場。2009年の地元のロサンゼルス開催の世界選手権での奮起を期待したい。
(ひとこと)
2003世界ジュニア選手権のSP「エスパーニャ・カーニ」の映像を見てヒトメボレ。その年の秋のSBC杯で初生観戦。その後世界ジュニアまで見に行くハメになってしまった。結局世界ジュニアのタイトルには全く縁がなかったが「このコはシニアで成功する!!」と確信したシニアのファーストシーズンで、いきなりワールドメダリストにまでなってしまった。2005〜2006シーズンはフリープログラムの変更(「グリース」→「カルメン」)を余儀なくされたが、それでかえって持ち味を生かせることになったと思う。トリノ五輪とカルガリーワールドは体調不良での戦いとなったが、ファンの心配を他所にフリーでは素晴らしい演技を見せてくれた。好きな選手を信頼しきれない悪いファンだけど、これからも応援していきます。とりあえず今季はタラソワさんプロデュースによる新生ライサチェクに期待!!
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