第11回昔ばなし大学 グリム童話の旅・ルターとバッハの旅に参加して


2004年7月31日〜8月15日         横山厚志




感想文です。よかったら、見て下さい。


7月31日(土)成田〜ドイツ(フランクフルト〜ハノーバー〜ハーメルン)

初めて、ヨーロッパの旅をすること許され、心から感謝しながら、旅行記をまとめさせて頂きます。佐久を離れ、
成田で前泊し、土曜日の朝に、ドイツ航空機でドイツのフランクフルトまで、11時間の空の旅でした。恥かしい話
ですが、学生時代以来の海外でしたので、子供のようにうきうきして、飛行機の窓から見える景色をずっと眺めてい
ました。新潟から日本海、ロシアをずっと飛んで、北欧、ドイツと変る景色に見とれていました。フランクフルトに
着くと、当然ですが、ドイツ語があり、ドイツの人がいて、驚いてしまいました。2時間の空き時間があり、フランク
フルトから、ハノーバーまで飛行機で行き、それから専用バスで、ハーメルンに行きました。



8月1日(日)ハーメルン〜サバブルク〜トレンデンブルク

 午前中は、自由時間であり、近くにあったルーテル教会の礼拝に参加しました。女性牧師であり、新鮮な感じがしました。
大きな建物で、パイプオルガンの響きは格別でした。お昼は、1人で注文しました。何とか通じたのです。夏は毎日曜日ごと
に、野外劇「ネズミとり男」を見ることができるそうです。たくさんのお客さんが集まっていました。





ハーメルンからサバブルグに向かいました。「いばら姫」のサバブルグ城に行き、森の散歩もしました。この城は、
中が空洞になっています。屋根がありません。ドイツは平地がずっと続き、森がたくさんあります。下草はなく、森の
中をのぞくことができます。夜は、トレンデルブルクの古城に宿泊しました。部屋にランクがあり、王様の部屋から、
見張り番の部屋まで、どの部屋に泊まったかは、個人的に聞いて下さい。シャワーのお湯が急に水になるのには、
参りました。



8月2日(月)トレンデンブルク〜ゲッチンゲン〜カッセル

ゲッチンゲンは大学の町であり、グリム兄弟の兄のヤーコブは、大学の教授兼図書館司書として働いていました。
この大学で、メルヘン研究のウター教授から、「がちょう番の娘」の講義を受けました。
もっと事前に勉強していけばと反省したのでした。





昼食は、旧市庁舎地下の「ラーツケラー」で、頂きました。それからカッセルに行き、グリム兄弟博物館に行きました。
グリム兄弟が住んでいたと家が博物館になっています。ここでメルヘン集が作られていきます。
グルム兄弟は現地に行って、話をまとめたことはなく、近くにいた語り手から、聞きうつしていきました。

8月3日(火)カッセル〜リーベルドルフ〜シュヴァルムシュタット〜マールブルク

この日は、パン焼き小屋や「赤ずきん」の故郷に行きました。




地元の郷土博物館にいきましたが、独特な民族衣装がありました。またそれが残っていると言うことです。



8月4日(水)マールブルク

この日は、グリム兄弟が下宿していた家を見ることができました。この町で、グリム兄弟は、恩師になるサヴィニ教授に出会います。
短い期間でしたが、この出会いによって、メルヘンを集めると言うきっかけになります。兄弟が住んでいた家と教授の家は
坂を登っていく途中にあります。その坂を、皆で上りました。兄弟は早く父が亡くなって、貧しく苦しい時を過ごしました。
それだから兄弟の関係の強さを感じます。




8月5日(木)マールブルク〜ハーナウ〜シュタウナウ〜ワイマール

 グリム兄弟の生まれ故郷ハーナウに行きました。その後シュタウナウに、ここはお爺さんが牧師をしていた町です。
父は判事として故郷に錦を飾ったのです。その父は45歳の若さで、亡くなりました。その家から、父の棺が
運び出された階段があります。父の死は、一家を苦しめることになりました。貧しく辛い日々の始まりです。




その後、ワイマールの近くの強制収容所に行きました。それまで楽しかった車内が、急に静かになり、しばらく続きます。
犯した罪をそのまま残していく。ドイツの人達の思いを知りました。過去の戦争のことですが、人の愚かさを考えます。







静けさの中にありました。過去において、この場所で、多くの命がなくなったことを、忘れてしまいそうです。
でもその沈黙の中で、激しく訴えているものがあります。この場所が、私にとって一番印象に残っています。
小澤先生が、そのことをバスの中で、語って下さいました。


8月6日(金)ワイマール〜エルトビール

この日は、ワイマールの市内観光をしました。ゲーテの家、シラーの家、ヘルダー教会に行き、夜は、グリムの旅の、
最後の夜でもあり、さよならパーテイをしました。真夜中にライン川の側で、ワインの回し飲みをしました。
体は疲れていましたが、心はとてもあたたかく、ずっと時間が止まっていて欲しいと願ったものです。



8月7日(金)エルトビール〜フランクフルト

フランクフルトの「おもちゃ屋」で、買い物をしました。ここでグリムの旅は終りです。グリム組の人達は、
フランクフルトの飛行場から、日本に帰ります。「おもちゃ屋」の前でお別れしました。残り組みの私達は、
フランクフルトの市内観光を楽しみました。ほとんど教会めぐりでした。たくさんの教会があり、
それも多くは自由に入ることができました。



夕方、後半の組が合流し、バッハ・ルターの旅が始まります。

次に行きます。