アチキのお蔵入りネクタイ特集

世間のみなさん、私そんなに趣味悪いですか?

 

ネクタイなんてもの、イギリスのエリザベス何とかが始めたかなんかの風習で、

首から布切れぶら下げて、窮屈でバカらしいものではあるが、

別に反対するほどのこともないので俺も当然のように着けるようになって久しい。

しかも、わからんなりに気に入った柄を選ぶようになり、

自分の選ぶネクタイにそれなりに自信をもつようになっていった。

 

ところが。

結婚して嫁さんがネクタイを買ってきてくれるようになってから、

  「どうしたん。なんか、見違えるようにセンスよくなったねぇ。」

  「前からいっぺん聞こうと思っててんけど、前してたネクタイ、あんなんどこに

   売ってんの。千円均一でも見たことないわと思っててん。」

  「前してたネクタイ、奥さんに古新聞しばるのに使って捨てられたんやろ。」

などなど、あちこちで随分いろんな人に言われることになった。

 

もはや、今までのネクタイはできない。

そんなに言われると自分も嗜好が変わってきて、

今までのは確かにガラ悪い、の、かな?

と、わからんようになってきた。

 

嫁さんに捨てられる前に、俺の美学のレクイエムとして、

かつてのお気に入りネクタイを見直すこととする。

 

<お気に入りだったネクタイたち> ・・・あなたは、どう見る?

自分でも、

人とはネクタイの柄が違うなぁ、

と思ってはいた。

 

ご覧の通り、私は有機的な柄が好きなのだ。特に花柄がすきで、しかも以下のテーマをもって選んでいた。

”静謐な心で目を閉じたときに見えてくる、

 胸の奥底に花開く風景”

 

「チンピラちっくやなぁ」と言う友人もいたが、

まぁ冗談やろうと思っていた。

右写真一番左のは、就職活動をするにあたり、最初に買ったものだ。

内定をもらった人事の人に、「なかなか趣味がいいねぇ」と言ってもらったので、

そうか、わからんまま選んだけど、俺って趣味がええんか、と誤認することとなった。

以後結婚して嫁さんに酷評されるまで、自分のセンスを疑うことはなかった。

 

右写真まん中2本は特にお気に入りで、テーマの風景にぴったりだった。

よくこれで合コンに行ったが、今思うとマズかったのかもしれない。

それは合コンの成果にも表れていた。

左写真一番右の扇模様のは、さすがの私もちょっと恥ずかしい気がしたが、縁あって買ってしまったので、正月初出勤用にした。

電車ではバカにしたような目で見られてる気がしたが、会社ではウケがよかった。

 

写真左から2番目のには、「ツタに名月二つ三つ」と命名した。

天に太陽はふたつといらないが、月はいくつかあってもいいなぁ、と思える。

右写真のネクタイたちは、花柄ではないもの。(ただし、有機的ではある。)

 

一番左のは、妖怪人間ベムのオープニングの細胞分裂のようだ。「目がおかしくなりそう」と同僚から目をそむけられたりもした。

しかし、趣味悪いとまで思われているとは感じなかった。

 

 

・・・以上、ベスト16でした。

【転向】最近お気に入りのネクタイ(嫁の美学傘下)

 

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