12/20/2004 BRIAN SETZER ORCHESTRA
『*BSO JAPANESE TOUR 2004* CHRISTMAS EXTRAVAGANZA!』



今週末はクリスマス。
だからクリスマスにちなんだ話題をお送りします。

でも、いきなりタイトルと全然違う話から(笑)

バンドエイド20の『Do They Know It's Christmas ? 』が英国のチャートで1位に
なったらしい。日本では明後日12月22日に発売されるらしい。
1984年のオリジナルではエチオピア難民救済を目的にしたもので、後に全世界を
巻き込んだ一大プロジェクトになったのはみんなも知っての通りだけど、今回は売上
の収益金をアフリカのスーダン・ダルフール州における人道的危機に対する救済基金
として充てるらしい。

84年当時、このプロジェクトと、それに続いたUSA FOR AFRICAに夢中になった
僕は今回のこのチャリティーについてこう考える。

プロダクトされたCDを、そのチャリティー目的に買う人はほとんどいないだろう。
理屈ぬきに欲しいと思ったCDがあって、それを買ったら、その結果として他の誰か
を少し幸せにすることができたというのが、こうした活動に対する参加方法としては
最も理想的なんじゃないかってね。

じゃないと、POPミュージックでそれをする意味がないと思うんだ。
反戦歌だったりプロテスト・ソングを好き好んで聞く人なんか、音楽ファンの中には
ほとんどいないわけだから、やっぱり音楽そのものがよくなければいけないし、そし
てこれは僕の尊敬するアーティストが言っていた事だけど、背景的にどんなに素晴ら
しいものがその作品にあったとしても、例えば子どもやティーンエイジャーたちの心
が踊らなければ、結局世界を動かすなんてできないんだって、僕もそう思う。

だから僕はその目的やミュージシャンたちの行動そのものを否定する気はないけれど
でもバンドエイド20の『Do They...』をラジオで聞いて、そのあまりの酷さに呆れ
るどころか84年のオリジナルに夢中になった一人として、怒りさえ覚えたんだ。

あんなのを聞いて、あんなものを作った連中が考えたチャリティーに参加するくらい
なら、僕はブライアン・セッツァー・オーケストラの『Boogie Woogie Christmas』
を聴きながら幸せな気分で働いて得た収入を(ほんの僅かだけど)自分で考えた方法
で誰かの役に立てる方法に生かすよ。

そもそもチャリティーやボランティアって、する側の気持ちが貧しかったり荒んでた
ら成り立たないものだと思うんだよね。まず自分をなんとかしなさいよって。

クリスマスの夜だけは、どうにか世界が平和になるという時代ではなくなってきてし
まっていることに少し心を痛めながら、それでも、本当の楽しさと本当の美しさと、
そして本当の愛を胸に抱えて新しい年に向かっていきたいと、そう思うんだよ。
こんな世の中だから、明るく元気に楽しく優しく、ってね(笑)

もしかしたらこれを読んだことで僕に対して怒る人もいるかもしれない。
その人にはごめんなさい。

でも、なるほどね、とか、そういう考えもあるなとか、そうだねって思ってくれるの
なら、ここから先へ読み進んで下さい。(堅い話はもうしないから・笑)





と、ゆーことで12月6日の月曜日、BRIAN SETZER ORCHESTRAのとってもス
ペシャルなジャパンツアー
『*BSO JAPANESE TOUR 2004* CHRISTMAS EXTRAVAGANZA!』に行って
来たって話はBBSに書いたから、これを読んでくれている君たちはご存知だよね。

実はストレイ・キャッツのデヴュー当時から、僕はブライアン・セッツァーのファン
で(意外?・笑)彼がビッグ・バンドを結成してからはもっと好きになって、CDや
DVDで見聞きしながら、いつか彼らのコンサートへ行きたいなあと思ってたんだ。
そしたらなんと今回はクリスマスシーズンにやって来るって言うじゃなぁ〜い..?
こりゃなんとしても絶対見なきゃ!って思いつつも、いつものごとく、シーズン的に
当日にならないとコンサートに行けるかどうかわからない状態だったからチケットも
取れず悶々としていたところへ持ってきて、映画『スウィングガールズ』見ちゃって
自分の中のビッグ・バンド魂(んだそら!・爆)に火がついたり、娘の部活のブラバ
ン発表会に感動したりと、これでコンサート行けなかったら「残念!」どころの騒ぎ
じゃないっすよ・・・(嗚咽に近い号泣)って感じだったんだよね。

で、当日。

夕方に主催者に電話して当日券があるのを確かめて、これはもう行っちゃおう!と。

一人会場へ向かって駅から会館までを歩きながらチケットを手に入れた(謎・爆)
(しかも前売り料金よりお値打ちに・爆2)

会場入り口にはブライアン・セッツァーのロゴのイルミネーションが設置されていて
もうそれだけでも、なんか、アメリカの地方公演を見に行けた、みたいな小さな感動
というか、魔法の粉をかけられたって感じで、チケットもぎりもカメラチェックのス
タッフも物販コーナーのスタッフも場内整理誘導のスタッフも全員がサンタの帽子を
被ってて、そりゃもう、こっちのテンションもぐんぐん上がるわけですよ(笑)

客層がまたおもしろくて、リーゼントのロカビリー野郎ども&ビッチって連中が40
%くらい、普通の人たちが30%くらい、家族連れが10%くらい、大人って感じの
人たちが10%くらい、クリスマスのコスプレの老若男女(笑)が10%くらいって
感じだった。

僕が手に入れた席は2階のバルコニーの10列目くらいで、ある意味ベスポジ(V)
舞台は緞帳がおりていて、それだけでもラジオ・シティとかに来たって気分に浸って
クリスマス・クラシックスのBGMを聞きながら開演を待った。

ほぼ定刻通りに幕が上がった。

サイコーーーーッ!!  もう、その一言しかないっすよ、アニキっ!!(笑)

ドラム・ベース・トランペット×4・トロンボーン×4・サックス×5・セクシー&
キュートなヴィクセン(女性コーラス)×2とブライアン・セッツァーの総勢18名
編成のオーケストラが、彼らの『Boogie Woogie Christmas』 のアルバムジャケット
そのままの巨大なイラスト(↑)と、舞台の上下に飾られた巨大なクリスマスツリー
や大きなプレゼントの箱をバックに次から次へイカしたナンバーの数々をエンターテ
イメントに徹したゴキゲンなステージングで彼ら自身が本当に楽しそうに演奏するの
を踊ったり手を叩いたり一緒に歌ったりしながら見るのはサイコーだった。

バンドの衣装は真っ赤なジャケットの上に豹柄のジャケットを羽織り、お約束のサン
タ帽子、ヴィクセンの2人はもちろんセクシーなミニのサンタレディーコスチューム
でグラマラスに踊っていて、もう、何から何までキマリ過ぎているくらいキマってい
るステージのセンターには、火の玉小僧ってよりも、ロックが楽しくて楽しくて仕方
がないと言いたげな、まるでkidsのようなブライアン・セッツァーがグレッチの
ギターを抱えてロックンロールしていて、満員の会場内はオープニングからなんだか
熱いってより、リラックスした暖かい雰囲気に包まれてとても心地よかった。

途中、ストレイ・キャッツと同じ、ドラム・ベース・ブライアンのトリオで演奏する
コーナーや、ヴィクセンがボーカルをとるコーナーや、コミカルな演出のコーナーが
あって、背景も雪景色に変わったりと、素晴らしい内容だった。

このバンドは、ブライアン・セッツァーとそのバックバンドではない。
この例えを書くとよけいにわからなくなるかもしれないけど、原信夫とシャープス&
フラッツやダン池田とニューブリードみたいな、つまりバンマスとメンバーなのだ。
(誰も知らないって?・爆)

サンタが登場して客席にプレゼントをばら撒いたり、アンコールでは雪が降ってきた
りと、楽しさ満載で、演奏の凄さや素晴らしさに対する変な緊張感と言うか、演奏力
を意識してしまうみたいなことをさせないというのが逆に素晴らしいと思ったよ。
アタマを素通りして心に届く音だったよ、ほんとに。

と、そんな素晴らしいコンサートだったから、あっという間に終演。
ブライアンもバンドもなんだかとても上機嫌で、最後の演奏が終わった後もしばらく
の間客席に向かって手を振り続けていて、お互いに去りがたい雰囲気になっていた。
だから終演後すぐに客電が点いて、BGMが流れ出し、客も出口に向かってぞろぞろ
退場していくという感じじゃなく、いい余韻を残してくれた。

このコンサートは、僕が21世紀になって体験したエンターテイメントの中ではダン
トツで1位だ。
テニスのスクールがあったから娘を連れて行くことはできなかったけど、もしもまた
彼らが日本へやってきたら、今度は絶対に連れて行ってやろう。

みんなも、いつかチャンスがあったら、彼らの素晴らしいステージを体験してくれ。

既にコンサートから2週間経ってるし、とにかく理屈なんか無用のとてもとても素晴
らしいものだったから、今回はセットリストを掲載して締めちゃうよ(笑)

あ、ひとつだけ、、コンサートが終わって、メンバーたちがステージの上から客席に
挨拶している時のBGMがナット・キング・コールの『The Christmas Song』という
僕が一番好きなクリスマス・ソングだったんだ。1000−9!>BSO(笑)

Dec. 05. 2004 / Nagoya-shi Kokaido
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SET LIST:

DIG THAT CRAZY SANTA CLAUS
THIS CAT'S ON A HOT TIN ROOF
BOOGIE WOOGIE SANTA CLAUS
THE DIRTY BOOGIE
WINTER WONDERLAND
SLEIGH RIDE
PENNSYLVANIA 6-5000
MAN WITH THE BAG
SANTA CLAUS IS BACK IN TOWN
SLEEPWALK

PIPELINE (with trombones)

STRAY CAT STRUT/THE GRINCH
'ZAT YOU SANTA CLAUS
LET IT SNOW (with the Vixens)

RUN RUDOLPH RUN (Trio)
GENE & EDDIE (Trio)
BLUE CHRISTMAS (Trio w/saxes)
JINGLE BELL ROCK (Trio w/Vixens)
SEXY & 17 (Trio w/Vixens)
HELLO MARY LOU (Trio)
FISHNET STOCKINGS (Trio)

ROCK THIS TOWN (Trio & Big Band)
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THE NUTCRACKER SUITE
RUMBLE IN BRIGHTON
GETTIN' IN THE MOOD
JINGLE BELLS
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BRIAN SETZER OFFCIAL WEBSITE
↑オフィシャルサイト↑
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BRIAN SETZER ORCHESTRA
2004 WINTER TOUR COVERAGE PAGE

↑ツアーの詳細やライブの写真が見れるよ↑


え〜、僕にとっての今年のエンターテイメントはどれもとてもおもしろかった。
来年はどんなエンターテイメントを体験できるのか、それはわからないけれど、
もしも一緒に体験できる機会があったら、その時はどうぞよろしく!_____
そして、一緒に体験できなくても、ここで僕の体験を少しでも共有してもらえた
ら、嬉しいです(笑)3−9!10−9!1000−9!/A'sf thin-p(笑2)

thin-p


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