This Hotel (Richard Quine/ Johnny Keating)

Here in this hotel
Here in the room we knew so well
I lie and stare now
Here, where the love was born
My eyes are wet
My heart is torn
The room is bare now

Roses on the wall
Laughter in the hall
All as I recall
But where are you?

Here in this hotel
How many stories could it tell
Of ghost who dwell here

We have joined the cast
Lovers in the past
Of this hotel
I'll return again
Just to dream of them
In the hotel

English
殆どの諸君はご存知ない唄だと思いますが、
どうしても、この唄を書きたくってね。
* (ジャズと映画が余り好きじゃないかたは、今回はパスして下さい、ゴメンなさい。)

では、 シャーリー・ホーンの唄を 聴いて下さい。 I Remember Miles" 1998.


実はこの唄、 映画「ホテル」(1967) の挿入歌で、
カーメン・マックレーがピアノを弾きながら唄ったのを覚えています。
作詞は監督のリチャード・クワイン、曲はジョニー・キーティングって人なのです。
さっそく、
この Johnny Keatingなる方を 調べて見ました。

彼の作品の中で、 僕が知ってそうな曲は
"Come Live With Me"と、
"It's Not Going That Way"
の二つしか在りませんでした。
どちらも、カーメン・マックレーが唄っているので、僕が聞いた事がある筈って物です。
"For Once In My Life" (1967)で、唄っていますよ。
Disk 2、#6 と #8、がその2曲です。

キーティングは、 スコットランド生れ(1927)の作編曲家で、
Sammy Davis, Jr., Tony Bennett, Bing Crosby, Carmen McRae, Cleo Laine, Anthony Newley, Lita Roza, Mel Torme and Caterina Valente、等と仕事をした方だそうです。
音楽はスコットランド出身のジャズ・ミュージシャン、ジョニー・キーティングが手がけており、ジャズ・バンドと小規模のオーケストラの組み合わせによるメロディックなスコアを提供している。「Theme From Hotel (Main Title)」は、ややメランコリックなタッチのメインの主題。「Airport」は、明るく躍動的な曲。「Love Theme」は、ピートとジャンヌ(スパーク)のロマンスを描写した、気だるいタッチのラヴ・テーマ。「Key Case」は、刑事映画のようなハードボイルドなタッチのジャズ。「This Year」は、この映画にクリスティーン役で出演もしているジャズ歌手カーメン・マックレーによるラヴ・テーマのヴォーカル版。「Bourbon Street」は、ビッグ・バンド・ジャズ。「Hotel Lobby」は、明るく快活なタッチのジャズ。「Duke and Duchess」は、メインの主題のマイナーなバリエーション。「Hotel (Carmen McRae)」は、メインの主題のカーメン・マックレーによるヴォーカル版。「Elevator」は、故障したエレベーターに閉じ込められたホテル客たちを救出しようとするシーンのサスペンス音楽。「Jeanne and Pete」は、ロマンティックな曲。「End Title」は、ビッグ・バンド・ジャズからメイン・テーマのリプライズへと展開するエンド・タイトル。このレコーディングは、作曲家のジョニー・キーティングがアルバム用に再録音したもので、当時米Warner Bros.レーベルよりLPがリリースされていた。この米Film Score MonthlyレーベルのCDは、同じ素材を新たにリミックスしてCD化したもので、同じく1960年代にWarner Bros.レーベルよりLPが出ていたイギリスの作曲家スタンリー・マイヤーズによる「カレードマン大胆不敵(Kaleidoscope)」(1966)のスコアとのカップリングになっている。 ( Copied from Film Music Composers)

さて、この映画の アラスジは…、

セント・グレゴリー・ホテルはルイジアナ州ニュー・オーリンズの町の繁華な一劃に、堂々たる偉容を誇って建っていた。しかし近代的、能率的経営方式全盛の昨今では、この古風な品格にあふれたホテルも時代遅れで、大分以前から赤字状態を続けていた。経営者トレント(メルヴィン・ダグラス)、それに総支配人ピーター・マクダーモット(ロッド・テイラー)は経営不振を打開しようと懸命であった。そんな内情を見抜いていたホテル王オキーフはジャンヌ(カトリーヌ・スパーク)という魅惑的な女性を連れて、買取交渉のためトレントを訪れた。独身のピーターはたちまち彼女に心をひかれてしまった。このホテルには風変りな泊り客がたくさんいた。 (続きは バラエティへ…)

で、
このホテルのバーのピアニスト・シンガー(マックレー扮するクリスチン)が、唄ったって訳だが、
このマックレーのサウンド・トラックや、彼女の この唄の音源が何処にも 見当たらないのですが…、
唯一、Imdbの サウンドトラックの頁に
5. This Year* (02:39) (sung by Carmen McRae)
9. Hotel (02:36) (sung by Carmen McRae)
のノートは在るだけなのです。

* このサイトで This Yearが、聴けますが、 これは、"This Hotel"と別の唄なのです。
上でメインテーマを聴けば、この唄のメロディーと同じだと判ります。
思うに、この"This Hotel"は、メイン・テーマに詩をアダプトした唄らしい。
(* このサイトを教えて下さったTAKESHI様に感謝します、有難う!)

カーメンは、映画でこの唄"This Hotel"を唄ったのか否か
現に、上のサイトではこの曲名が明示されて居ないのですからね。
僕も、封切は見ていませんが、その頃は直ぐにセカンド・ランが在って、それで見ましたが、
なにしろ40年前の事で何とも明確な事が言えない。
何方か、ご存知の御仁はここを読んでらっしゃらないかな…?

* 映画の完成した時、クワインの詩が出来て、サウンドトラック・アルバムに間に合ったと書かれている…。
When the picture was finally completed, a lyric by the film's director Richard Quine was offered to Keating and it was immediately added in time to be included in the Soundtrack Album, sung on that occasion by the brilliant Carmen McRae.( JazzProfessional )

って事は、カーメンは映画ではこの唄を唄っていないと言う事なのだろう。
カーメンは、"This Year"だけを唄ったのだと、今は思って居る。
そして今、重要なのは、彼女は一曲しか唄わなかった、
つまり、カーメンは、この唄は映画では唄わなかった。 と僕が思い込んでいる事なのです。
????
ここ、このホテルね、
ここ、この部屋、良く知ってる、
横になって眺めてるの、今、
ここ、愛が芽生えた場所、
目は潤み、心は破れ、
部屋は何もない今。

薔薇が壁に、
笑い声はホールで、
全て思い出すけど、
貴方は、何処?

ここ、このホテル、
どれ程の物語が在るのかな? 幽霊が住んでた事とか…

二人もお芝居したのよ、
過去の恋人でね、
このホテルのね、
私はまた戻るわよ、
ちょっと夢見たいのそれを、
このホテルでね。


さ、カーメンの事はさて置いて、
"This Hotel"を、ほんの少しですが聴いて見ましょう。

Patti Wicksってピアニスト/シンガーが唄ってます。2007.
Bri Cowlishawってオーストラリアの歌手が唄ってます。全曲、試聴OK. with Greg Coffin (p).
Deborah Shulmanが、唄ってます。2007.
Terry Trotter (p), Larry Koonse (g), Joe La Barbarais (ds) & Ken Wild (b).

ヘレン・メリルが唄ってる。1982. でも残念ながら、音は聴けないのです。


1月11日は、 ロッド・ テイラー Rod Taylorの誕生日です。
オーストラリア出身の俳優としてエロール・フリンの次に名前が挙がる二枚目俳優。本名はRodney Sturt Taylor。画家を志してカレッジに進むが公演に来ていたローレンス・オリヴィエの芝居を観て感銘を受け俳優を目指すように。舞台、映画を経てLAに渡り54年の「海賊島」で本格デビューを飾る。「傷だらけの栄光」のテストを受けたことがきっかけとなってMGMと契約。タフガイとして売り出されてアクション俳優として活躍。59年の「タイム・マシン/80万年後の世界へ」で有名になった。その後ヒッチコックの「鳥」や66年の「ホテル」で演技も出来るところを証明。以降もアクションを中心にTVでも活躍を続けた。元モデルの妻との間に一女があり、後にアナウンサーとなって「星の王子ニューヨークへ行く」に顔を出している。 (Copied from All Cinema)

何と言っても、ヒッチコックの 「鳥」のロッドが皆様 一番よく覚えてらっしゃる映画でしょうね。

彼は、絵画も素晴らしい能力を発揮してます。
このサイトでご覧下さい。






シナトラはこの唄の記録は在りません。
彼のホテルは
"There's A Small Hotel" と、 "The Sands"位かな…。
(TK: 01/11/09)







* 表紙は、 カトリーヌ・ スパークでした。








もしも、 何か プレゼントをお捜しでしたら、是非…



"あれこれ" の頁を、覗いてって下さい。
私の良く知ってる方の小さなお店(セレクト・ショップ)です。
去年のクリスマス前は、12,3歳位の少女がお母様のプレゼントだと言って、素敵なネックレスを買ってったとか…
店主の方、とても羨ましい限りだと言って居りました。
お目の高いお子様もイラッシャルのですね。

お嬢さんや奥様の好きそうな小物が色々あります…

今のお勧めは
ヴェネッツィア旅行で買入れた、
ヴェネツィアン・グラスの小物が、まだ少し店頭に残っていますヨ。





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The Best of "ジャズと猫"
のサイトです。
猫好きで、もし「Mixi」に入ってる方なら、 ジャズと猫のコラボを楽しんで下さい。(04/11/07)

我が家の黒猫、チミーノ Ciminoの写真も掲載されています。



遅すぎた前書きを書きました。(03/01/2007)



* * * 映画「Dream Girls」「世界最速のインディアン」のこと: 落書きページ」(03/13/07) * * *


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