プラス・マイナス

QOL(Quality Of Life).....生活の質。
以下は、術前と術後の違い。

※あくまでケーススタディ(症例その1)です。

排尿障害について
手術前と現在の違いでもっとも顕著なのが排尿に関してです。条件反射的な排尿機能は失われ、怒責をかけないと排尿できません。でもこの感覚は慣れました。困ることと言えば、それは尿意が全くないことです。いずれ元に戻る人も多いと聞いていますので、今はあまり気にしないようにしていますが、やっぱ尿意がないとウッカリ忘れちゃうんですよね排尿を。寝る前とか朝起きた時とか。尿意がないのにトイレに行くのはタルイっす。でも行っとかないと腎臓に負担がかかってエライ目に遭うので、思い出した時に行ってます。
リンパ浮腫について
あんま困ってはいないんですけど、やっぱヒールの高い靴はNGっす。わたしヒール系(しかも軒並み10p以上)ばっか持ってたんで、(買い換えないといけないから)経済的にツライっす。厚底系は、つま先→かかとまでがフラットなら履いちゃってます。フラットだからあんまし疲れないんで。
あとジーンズ?太ももまでがピッタリしてるブーツカットは履くのヤメました。超お気に入りのジーンズだったので残念。
ちょっと遠くまで(わたしの場合は病院)電車で出かけるときは「弾性ストッキング」履きます。普段は履きません。これは運良く夫(某医薬品総合商社勤務)が用意してくれました。ってゆうか、癌になる前に、たまたまサンプルでもらってきてたんですよ2足。「わたしにゃ必要ない」って言って箱に入れたまま保管しておいたんですけどマサカ使う羽目になるとは・・・運命とはこれいかに。
左足の感覚
術後から左足の太ももの表側(前側?)の皮膚の感覚がありません。つねっても痛くないです。まるで麻酔がかかってるようなぶよぶよした感覚です。術後しばらくは、左足を上げることができませんでした。歩くのは支障なかったけど、例えばストッキング履くとき、左足が上がらないんですよね。この感覚は術後1ヶ月程ありました。最近いつのまにか治ってた。ってゆうか、もしかしたら慣れただけかも。
傷跡
もうビキニは着れませんね。パレオ付けてもヘソ上まである傷は隠れないし。わたしビキニ3着持ってるんですけど全く無駄。今は着ています(画像見ときます? 1 2)。
生理
これはもう開き直って、「ラクになってラッキー」と思うしかないでしょう。生理用品買わなくて済むから経済効果もある。私は生理痛か酷かったので、生理が始って3日間ぐらいは用事や約束があってもキャンセルしなければならず、心苦しい思いをしていました。それらから解放されたことは精神的にも肉体的にも大きいです。なにより旅行などで生理日を考慮する必要がなくなったし。我が家は毎年沖縄旅行を計画しているのでマジ嬉しい。
それから、いつでも気兼ねなく白いスカートやパンツが履ける事もラッキーといえばラッキー。
まとめ
術後NGになったものはヒールとジーンズとビキニ。でも、もともとヒール履かない人もいるし、ジーンズ嫌いな人もいるし、ビキニなんて着たこともない人だっていますよね?そう思えば精神的負担も軽いです。
あ、あと長時間立ちっぱもNG。ってことは長蛇の列には並べない・・・どうすんだディズニーリゾート!! ファストパス利用すればオッケーかな?
生理に関しては、「いつでも安全日」というオマケつき。開き直りが肝心ね。
そうそう、トイレのブルーレット系もNGになりました(水に色のつくヤツね)。もし尿が濁ったりした場合は直ちに病院へ行くか、抗生物質を服用しないと膀胱や腎臓にダメージがあるそうです。わたしは入院中に経験しているので、尿の色は毎回チェキしてます。
心境の変化
ってゆうかやっぱりビキニは着ることにしました。今ハヤリのローライズ系のビキニは敬遠しとくけど、ハイレグ系ならオヘソ近くまで隠れるし、多少傷が見えたって誰もそこまで見てないっしょー。と思ったが、わたしの場合ケロイド体質なんで、かなり傷跡が醜いんだよねー。でも着ちゃう。
それからヒールも履いちゃいます
ジーンズとかパンツ系はもともとあんましすきじゃなかったんで、一気に処分しちゃいました。ジャンジャンバリバリ履いてます。
おまけ
(QOLとは趣旨違うけど)
わたし、退院したら自分にご褒美しよう、って考えてました。平たく言えば、ちょっと高くっても欲しいものをゲットしちゃおう!ってコトです。しかし世の中には同じコト考える人っているんですね。某元癌患者さんは自分の月給の3〜4倍のものを購入したそうです(クロムハーツだったっけ?)。ゆ、結納じゃないんだからさぁ〜!って思わずツッコミ入れちゃいましたけど。
で、わたしは無収入なんで、そこまで高いモノじゃなくてもいいんですけど、ないんですよね今とくに欲しいモノが。いつも欲しいモノは必ずゲットしてたからなぁー・・・。あーでも、なんか記念に買いたいっ。
それから(2002.9.11追記)
今年の夏も新作ビキニ着ましたよぉ〜〜〜!んで、ハイヒールもバリバリ履いてます。ディズニーランドで長蛇の列にも並びました(無事で嬉しかった)。ちなみに処分したはずのジーンズまで履いてるし(爆)。ちょっと痩せたんですけど、そしたら全然足が浮腫まなくなったっす!マジです。
さらに(2002.11.16追記)
最近ちょいダーツにハマリ気味。ってか本気モード。投げる時、重心を右足に置くんですが、それがまずかったのか、特訓した翌日、右側脚の付け根の上がカナリ腫れました。しかもソラマメ大のしこりまで。これは大きい。ちょっと熱心に練習した程度で浮腫再発するなんてショック・・・。その翌日には起床時に大腿骨頭に差し込むような痛みが!しかも剃刀で切られたような痛み。めちゃ不安・・・。ずっと立ちっぱだったのも原因かもしれないけど…だけどダーツは続けます。神様お願い!
(以下2002.12.22追記)
上記の件ですが、脚の付け根のリンパが腫れた原因は、リンパ浮腫ではありませんでした!ましてやダーツの特訓のせいなどではなかった。原因はズバリ「巻き爪」だったんです。
ってか困ってることがあります(2002.11.18追記)
実は私、ものすごい怖がりになってしまいました。戦争映画(ワンス・アンド・フォーエバー)の戦闘シーンとかバイオハザードとか、銃口を向けられるシーンが特にダメ。心臓バクバクしすぎちゃって鬱になります。
私なりに分析してみたんだけど、命にかかわるシーンみると、私が告知された時の恐怖がフラッシュバックしちゃうみたい。

(20050128)
あとなぜか、国立がんセンターと同じエレベーター(たしかMITSUBISHI製)の、階に止まる時の音がダメです。滅多に同じエレベーターないからいいけど・・・。ほんとダメなんです。
悪夢
よく肺に転移する夢を見ます。かなりリアルで怖いです。ってか、怖いなんてもんじゃないです。だから最近はハルシオン(睡眠導入剤)を飲んで就寝します。飲まずに寝ると、現実と区別つかない夢ばかり見てしまい、目が醒めても精神が疲労困憊・・・。
励ましの言葉やイタワリの言葉
(2002.12.23追記)
「頑張って」という言葉については、ほとんどの癌患者さんが拒絶反応を示しますが、ワタクシも例によって例の如く、この「頑張って」にはアレルギー反応が出ました(同病者から言われる場合はオッケーなのにねぇ・・・)。だけど今はもう大丈夫!もし言われても「うん、ありがとー」って笑顔で返事できそうです。
それから「可哀相」という言葉・・・これも言われると思いっきり屈折しますが、でもやっぱり健康な人から見れば、部分的には「可哀相」なのかもしれない。それを自らが認めることによって、受容できるようになった気がします。
そもそも、自分が癌になってなかったら、癌患者に対して「頑張って」とか「可哀相…」とか絶対に言ってるって。つーか言ってました(反省)
日常生活で困っていること
(2003.1.18追記)
例えば電車などで長時間乗る場合、リンパ浮腫防止のために、ぜひとも座りたいわけです。でも「席、譲ってください」なんてとても言えないです。。。最近、都内に出る場合は新幹線を利用しています。万が一座れなくても40分だし(東海道線だと90分)。
タバコ
子宮頸癌は喫煙との関係がとくに疑われているので、これはマズイ!と思ってはいるのですが、そういうこと考えるとストレスになるらしく、かえって喫煙量が増加してしまいました。
(2009.4.10追記)
昨秋(2008年)で煙草をやめることができました。
自己排尿ですが・・・
排尿時にリキむと、たまに心拍のリズムが激しく何回も飛びます。特に冬場トイレ寒いんで、血圧も上がりそうでコワイです。。。平気なのかしら?

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プラス・マイナス(私感)
子宮喪失
いつでもプールに入れる
いつでも旅行に行かれる
生理用品を買わなくて済む
子どもを産むか産むまいか悩まず済む
いつでも安全日
いつでも白いスカートやパンツが着れる
「生理だから・・・」と言い訳できない
ナプキンの特売が嬉しくない
代理出産の費用が高い
「妊娠したかも!」と騒げない
(開腹の場合)ビキニが着れない(私は着ます。洞口さんも着てます)
(開腹の場合)ヘソ出しファッションは厳しい
リンパ浮腫
いつもスカートやワンピースだと上品 ジーンズやピンヒールが履けない
排尿障害
慌ててトイレに駆け込むことがない うっかりトイレを忘れることがある
癌になった
生命保険の勧誘を余裕でかわせる 完治するまで献血できない

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