<臓器移植>提供希望をネット登録、意思カード発行へ

3月5日3時6分配信 毎日新聞


 日本臓器移植ネットワークは、臓器提供を希望するかどうかをインターネットなどで登録し、その内容を反映した意思表示カードを発行する制度を5日から開始する。カード所持者増などが目的で、同ネットは「携帯サイトなどからも登録できるのでカードが入手しやすくなり、記載不備も防ぐことができる」としている。
 登録できるのは15歳以上90歳未満の人。同ネットのホームページ(HP)の「臓器提供意思登録」欄で本人の氏名、住所などを入力し、脳死後、心停止後の臓器提供の希望有無、提供を希望する臓器の種類を選択して「仮登録」する。その後、同ネットが入力内容を印字したカードとID番号を本人に送付。サイトからID番号を入力すると「本登録」となる。提供を希望しない場合も、カードが発行される。
 臓器移植法では、脳死後の臓器提供は書面での意思表示が必要とされる。そのため、同制度で本登録していても、本人の署名があるカードなどの「文書」がなければ提供には至らない。同ネットは、登録の有無を確認することで、家族がカードを探すきっかけにしてもらうという。
 一方、所持しているカードと異なる内容を新たに登録していた場合には、カードで提供を希望していても無効となる。また、腎臓は心停止後に家族の同意だけで提供可能だが、同ネットは「『提供しない』と本登録していれば、その意思が反映される」としている。
 HPはパソコンがhttp://www.jotnw.or.jp/、携帯がhttp://www.jotnw.or.jp/m。【大場あい】


最終更新:3月5日3時11分