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◇ ギリシャについて
《典型的な地中海性気候》
- 夏季は暑く、時に摂氏40度を超えることもあるが、降雨は極めて少ない。湿度が45%程と低いため、 気温のわりにしのぎやすい。直射日光は厳しく、外出時には紫外線を防ぐ工夫が必要である。日陰,夜間 は涼しい。
- 冬季(概ね12月〜3月)になると降雨量が増え、日本と同じように冷え込む。年によっては、降雪によりまれに休校となることもある。山間部や北部地方では積雪も多く、スキーもできる。
- 現代ギリシャ語が公用語である。近年、外国語(英・仏・独)の習得が熱心である。
- 銀行、ホテル、有名商店では英語で用が足りる。若い人には英語を話せる人が多い。
- コミュニケーション能力の高い国民性なので、言葉が通じなくとも身振りや手振りで助けてくれることも多い。
- −7時間。ただし3月末〜10月下旬まではサマータイムのため−6時間の時差となる。
- 他のヨーロッパ諸国に比べれば良いといえる。しかし、難民の増加に伴い年々悪い方向に向いている。近年、麻薬が社会問題となっている。諸外国の大都市と同様に、アテネ市の中心部ではスリ・ひったくり・ 薬を使用した犯罪・暴利バー等の問題がある。
- 夜間の外出、子供の外遊びも特に問題はないが、油断は禁物である。
- 市内は地下鉄がキフィシア,ピレウス間を走っており、中心部に行くのにも便利である。また市内には、バス,トローリーも走っている。タクシーも利用しやすいが、日本とはややシステムが異なっている。2004年のアテネオリンピックを機に2000年から地下鉄も新たに2路線増え、整備されている。2001年3月に、アテネ近郊のスパタにベニゼロス国際空港が開港した。
- あらゆる職業のストライキがあり、公共の交通機関,病院,空港などの利用に支障をきたすことがある。
- 最も注意すべき習慣はシエスタである。一般的には午後2〜5時ころ、睡眠をとったり、家のなかで静かに過ごしたりしている。個人商店などは閉まっていることが多い。その反面、深夜(0時ころ)まで騒いでいても苦情を言われることはまずない。シエスタの時間は、日本の深夜と同じように気をつかわなくてはならない。特に、子供の遊び方には注意が必要である。
- 商店の営業時間は、月・水・土が午前8時〜午後2時だけで、火・木・金は午前8時〜午後2時,午後5 時半〜8時半頃まで(シエスタ中は閉店)の営業となっている。
- ただし、スーパーマーケットは月〜金まで午前9時〜午後9時(冬季は午後8時)近くまで開いている。 土は午前9時より午後6時まで。日曜日は、ほとんどの商店は休業である。
- 国民の95%はギリシャ正教の信者であり、特別な宗教行事の日は休日になっている。
- ヨーロッパのなかでも物価は安いほうではある。ギリシャは農業国であるため、野菜や果物は非常に安価である。 だが、自動車を含めた工業製品各種は他のヨーロッパ諸国や日本と比較しても決して安いとは言えない。
- 国際電話はダイヤル直通で日本につながる。電話代は2ヶ月ごとに支払う。
- ラジオジャパンは小型の短波ラジオで受信できる(アフリカのガボン中継局が聞きやすい)
- 新聞を個人で講読する場合は、日本で手続きを済ませておくとよい。
- 水道水は石灰分が多いが、安心して使用できる。ミネラルウォーターも安く、豊富にある。
◇生活全般について
はじめに
ギリシャでの生活を有意義にするために準備には最新の注意が必要ですが、神経質になり、いたずらにあせったり、不安にかられることのないように気をつけてください。結論を言えば、ギリシャは安心して暮らせるところです。
仮に日本から何も持ってこなくても、ギリシャの人々が豊かな生活を送っていることで分かるように、十分普通に生活できます。日本からギリシャに何を持ってくるかは、各自のライフスタイル、ライフワーク、家族の構成員、嗜好によっておのずと違ってくると思います。また、日本で支援してくれる人の有無によっても変わってくると思われます。
いたずらに荷物を増やさず、効率よく準備を進めてほしいと思います。
住宅は一般的にはアパート住まいである。キッチン,バス,トイレ,リビング(サロン)の他に2〜3のベッドルームがついている。ベッドルームにはクローゼットがついており、収納スペースはある。契約時に家賃1ヶ月分と敷金1〜2ヶ月分を払うのが一般的。家賃とは別に管理費、冬季は暖房費が必要である。
医療機関のシステムは日本とは違うが、外科手術・出産・予防注射・歯の治療など安心して受けられる。軽い病気は、個人開業のドクターにかかり、それ以上の治療が必要とされる場合は、それぞれのドクターの属している総合病院で治療が施される。
(夏のバケーション・シーズン中は医師の休暇に注意する必要がある。)
当地は医薬分業であり、医者の処方箋を持って薬局に薬を買いに行くシステムである。薬品名又は商品名が分かれば、購入することが可能である。
よく使う薬や日本固有のものは持ってきたほうがよい。その他、家族に持病などがある場合(子供のアトピー、アレルギー疾患等)主治医とよく相談して来希に備えてほしい。
気候もよく深刻な風土病は存在しない。夏季極度に乾燥するため、アテネ市内では、光化学スモッグが風のない暑い日にでることがあるので注意が必要である。
(人によっては、のどあめ,目薬が必要)
- 水枕,氷嚢,湿布薬は無いので、持ってきたほうが良い。
- 眼鏡もこちらで作ることが出来る(ただし、眼科医の処方箋が必要)。
- コンタクトレンズも多く使われているが、空気が乾燥していて痛みを覚えることがある。
ギリシャ料理はトルコ料理の影響から、他の西洋料理とは異なった独特の料理といえる。羊肉・牛肉・野菜をベースに、オリーブオイル・塩・オレガノ・トマトなどを加えた物が主である。豆・米もよく使われ、素材はとても豊富である。
生鮮食品は新鮮なものが常時手にはいり、日本固有のものの幾つかを除けば何でもある。EU圏内の製品も多く出回るようになり、調理済み冷凍食品も充実してきた。
日本食は大手スーパーで海苔・醤油などほんの数種類の品物を見かけるのみで、基本的にはほとんど入手できない。アジアンマーケットで日本食の素材を求めることは出来るが、同様に種類が少なく値段も高めである。
アテネには、和食レストランが数軒あるが、日本食品を販売する店はない。
《参考》
| 米 |
常時出回っている。もち米もアジアンマーケットにはある。
それほど安価ではないので、たくさん食べる家庭ではある程度持ち込んだほうがよい。 |
| 豆 |
各種あり。大豆はイタリア産の物が手に入る(?)。希に小豆も販売している。
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| 野菜 |
毎日どこかで開かれるライキ(朝市)で求めることが多い。
スーパー、八百屋の品も充実してきた。
もやし,大根,白菜,かぶ,しょうが,かぼちゃは常時ではないが手に入る。
里芋,長芋,チンゲン菜はアジアンマーケットで手に入ることもある。
三つ葉,ごぼう,きのこ類などはない。
竹の子,なめこは缶詰がある時もある。
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| 果物 |
安くて豊富。 |
| 魚類 |
ライキまたは魚屋で新鮮なものが手に入るが、種類は限られている。
冷凍食品も各種ある。かにかまぼこ,いくら等もある。
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| 乳製品 |
各種豊富にある。 |
| 肉加工品 |
各種豊富にある。 |
| パン |
種類は豊富。ただし、日本のような加工パンや柔らかめのパンは少ない(見つけにくい)。 手作りする人もいる。 |
| 肉類 |
s単位でかたまりのまま買うことが多い。
鶏肉は近くのスーパーでも各部位毎に売っている。
大手スーパーでは、パック入りの加工済のものが、牛,豚,鶏肉ともに売られている。
但し、日本のような薄切り肉はない。
挽き肉は、肉屋かスーパーで頼むとやってくれる。
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| 油 |
コーン油,オリーブ油,ひまわり油。ゴマ油はアジアンマーケットにある。 |
| パスタ |
パスタはイタリア産の上質のものが多種手に入る。 |
| 麺 |
細いパスタは中華麺への代用可能。
インスタントラーメンは、タイ製,中国製のものが手に入る。
アジアンマーケットで日本のラーメンが手に入る。
うどん、そばはアジアンマーケットにあるが、好みに合うかはわからない。 |
| 酒類 |
ビール,ワイン,洋酒 各種豊富。
日本酒はアジアンマーケット等で手に入る。 |
| 粉類 |
小麦粉は種類が豊富。
上新粉・白玉粉はアジアンマーケットで手に入る。 |
| 調味料 |
醤油(キッコーマン)はある。その他、ケチャップ,マヨネーズなど豊富。
中華料理などの調味料(オイスターソース)などもある程度手に入る。
ハーブ類,香辛料は豊富。カレールーは売られていない。
ウスターソースはある。とんかつソースはアジアンマーケットにある。
日本固有の物(和がらし等)はない。わさび、みりんはアジアンマーケットにある。
味噌は一応あるが好みに合うかはわからない。
酢は各種売られている。
但し、マヨネーズ、ウスターソースは日本のものとだいぶ味が異なる。
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| その他 |
干し椎茸,春雨はアジアンマーケットや大手スーパーにある。
白炒りゴマはアジアンマーケットにある。
麦茶,ウーロン茶はない。
豆腐は豆腐のもとを使ったりして各自工夫している。最近、高価だがパック入りの豆腐が手に入るようになってきた。
しそ,にらなどは栽培している人もいる。
製菓材料,イーストなどは豊富にある。
海藻類(ひじきなど)は手に入りにくい。最近海苔は大手スーパーで手に入るようになった。
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日本から持ってきて重宝するもの
ベットのサイズが日本と違うので、シーツ類はギリシャで求めた方がよい(安い)。かけ布団はギリシャでも買えるがやや薄い。羽毛布団もある。敷き布団がない。クッションはあるが、座布団はない。(畳ではないので!)またタオルケットは持参したほうがよい。
| ・日本で着用している物とほとんど同じ。全てギリシャでまかなえる。(好み次第) |
| ・ギリシャ=夏の国というイメージがあるが、冬はオーバーコート類が必要。 |
| ・EC加入以来、製品の種類や質は向上しているし、外国製品も多い。 |
| ・木綿100%の製品は日本ほど多くはない。 |
| ・ストッキングは日本のほうが安く、質もよい。靴下も日本製のほうが質がよい。 |
| ・靴は、大人,子供用ともに品質も種類も豊富にある。スポーツシューズもある。 |
| ・傘は日本から持ってきたほうがよい(冬にならないと店頭に出ないので)。 |
| ・ガードル等、体型を維持補正するものはあるにはあるが、サイズが合わない場合 が多い。 |
| ・ハンカチはほとんど売っていない。 |
| ・クリーニング店はあるが、料金は安いとはいえない。 |
| ・日本特有のもの(日本的なまな板,和食器,しゃもじ,急須,漬物器,すり鉢等)は手に入 りにくい。 |
| ・フライパンは外国製品が揃っている。 |
| ・鍋類は、電気を熱源としているため、こちらで求めた方がよい。 |
| ・圧力鍋もドイツ製やイタリア製のものが、日本に比べて安価で手に入る。 |
| ・弁当箱,箸箱などは必要な場合は持ってきた方がよい。 |
| ・電子レンジ,フードプロセッサーなどは、こちらでも求めやすい。 |
・オイルポットは見かけない。油をこすためにオイルポットと油こし紙を持参するとよい。
(オイルは安価なので、使い捨てが多くオイルポットは少ない) |
| ・切れ味の良い包丁や出刃包丁はないので、必要があれば砥石とともに持ってきた方がよ い。 |
- EC加入以来、電化製品の種類が増え、値段も下がってきた。必要なものは現地で調達したほうが、関税や運賃もかからない。また、電圧が不安定なため、100Vの製品は故障することも考えられる。
- ビデオカメラは方式が違うので日本で購入したほうがよい。なお、デジタルビデオはあまり普及していないため、テープも高価で入手しにくい(APSフィルムも高価である)。
- テレビ、ビデオはギリシャでマルチタイプ(多方式)のものが調達できる。
- トースターはあるが、オーブントースターは見かけない。
- ミシンは新品が入手可能である。使い慣れたものを持って来るのも一案。
- コタツ、電子カーペット、アンカ等があると便利です。 (冬のギリシャは寒いです)
| ギリシャで調達できないもの |
| ・日本語ワープロ,日本語OSパソコン・ |
| こちらでもパソコンは販売されている。但し、日本語OSに入れ替える必要あり。 |
| ・電気炊飯器 220V用 |
| 何でもあり、心配はない。 |
| ・化粧品も特別なものを求めなければ、色々なメーカーがそろっている。 |
| ・紙おむつ,生理用ナプキンも品質がよく種類も多い。 |
| ・竹串,ラップ,ホイル,各種ビニール袋などそろっている。(ただし、お弁当用のアルミ カップ,携帯用しょうゆ入れはほとんどない) |
| ・洗剤は豊富。 |
| ・温度調節が出来る洗濯機がほとんどである。洗濯用ネットはあるとよい。 |
| ・裁縫道具は売っている。糸の質が余りよくないので、糸類は持ってきたほうがよい。 |
| ・スリッパも売ってはいるが、日本製ほど質はよくない。 |
| ・ポケットティッシュはないが,代用できる物はある。 |
| ・綿棒は多く販売されているが、耳掻きは売っていないので持ってきた方がよい。 |
| ・布製ガムテープ・軍手はないので,使用する人は持ってくると良い。 |
各種豊富で困らない。
ただし、筆ペン,習字道具はない。フエルトペン(名前用ペン)は日本製のものが使いやすい。愛用万年筆があればスペアインクを持ってくること。
- 税制が複雑で日本からの持ち込みなどはやめるべきである。
- 車は必需品である。運転免許の諸手続きは確実に行うこと。
- 来希後直ぐに必要であれば、レンタカーを借りることもできる。
- おもちゃ類は日本同様多種あるが、愛用のものは持ってきたほうがよい。
- 日本の書籍はこちらでは手に入らないので、各種辞典,辞書,ガイドブック,愛読書等必要なものは持ってきたほうがよい。各出版社で行っている海外配送サービスの利用もできる。
- CD,テープ類も日本語のものは入手できないので持ってくると良い。
- 小さな子供がいる場合は、散髪用具があると便利(理容,美容院はある)。
- カメラは新機種は手に入れにくく、高価なので日本から持ってきたほうがよい。
- ゴルフ,テニス,スキー用品も入手できるが、高価でニューモデルを求めることは困難である。
- 赴任当初は(家族構成によっては)思うように買い物が出来ないこともあるので、ある程度の準備は必要である。
- 手荷物では、船便がつくまでの日本食の確保をしておいたほうがよい。(インスタント食品が重宝します)
- 持ってくるものは、家族の構成員,嗜好によって違いがあるが、和食好きの家庭や小さな子供のいる家庭では、ある程度日本食を準備したほうがスタートがスムーズであろう。
- 小さな子供のいる家庭では、アニメのビデオ等を持参するとよい。
荷物の輸送及び通関手続き及び注意
※アナカン(別送航空便)と船便、手荷物の3タイプで輸送することになるが、それぞれの特性を考えて荷作りをすることが大切。
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アナカンは重さで料金が決まるので、重いものは向かない。
ギリシャのストがなければ、来希後2週間程度で着く。
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船便は体積と重さで料金が決まる。投げられる心配がないので割れ物は船便がよい。
DOOR TO DOORシステムだと手間がかからない。約2ヶ月ぐらいかかる。
手荷物は一人20sまで。(エコノミーの場合)。※重量は事前にチェックして下さい!重量オーバーはシビアに課金されるので気を付けて下さい。
- アナカン,船便の荷は税関で開封され中身をチェックされる。
生活費・家賃・学費・輸送料及び関税・車購入費などまとまった額の支出が予想されるので、準備資金にはゆとりを持たせることが大切。カードは万一に備えて必ず用意すること。
当座の資金の持ち込みには現金(円)やトラベラーズチェックが便利。盗難や通関に十分注意を払っていただきたい。来希後は銀行などで両替できる。日本の銀行が世界的な銀行と提携している場合もあるので、よく調べて活用していただきたい。
※欠かせない手続き
@自動車免許の特例更新と国際免許証の取得
国際免許証は一年間のみ有効。一年経過後は、日本で代理申請をお願いするか、または、ギリシャにおいて受検し、ギリシャの運転免許を取得する。代理申請は日本国内で手続きをしてくれる人が必要です。3年後、帰国するまで有効な日本の免許証が必要なので、日本出発前に特例更新で有効期間を延長させておくことが必要です。(都道府県によっては、特例更新をしなくても良いと言われる場合や、できない場合もある。出来るかぎり更新をしてくること)また、国際免許証・日本の国内免許証の両方が必要な場合があるので、必ず両方持参してください。
Aクレジットカードの作成
海外生活の必需品です。