beast

ヘラジカ

220-160cm

ヘラジカはシカの仲間で最大の体格を誇る。 複数の資料において最大で肩高225cm以上になると主張されている。 雄には長大な角があり雌と容易に区別がつく。 体重は雄で405-630kg、雌は315-495kgになる。 長さは約206-279cmである。 多量の水生植物を食べ、泳ぎが巧く時速約9.6kmで約二時間も泳げる。 生息地は北東アメリカ、アラスカやカナダなどである。 なお、このページ内の全てのヘラジカの体高は約220cmに統一している。 関連情報(ヘラジカとその他の動物との比較)。

ヘラジカ対ヒグマ(1.5m vs 2.2m)

220cm vs 150cm

巨大ヒグマvs巨大ヘラジカ。 幾つかの資料によると、アラスカに生息するヘラジカが最も大きくなる。 最大体重は雄771kg、雌573kgに達する。 なお、その巨体にもかかわらずヘラジカは最高で時速56kmで走ることが可能だ。

ヘラジカ対ヒグマ(1.25m vs 2.2m)

big vs huge

大型ヒグマと巨大ヘラジカの比較。 体重はクマが300kg以上、ヘラジカは600kgを超えていると思う。 ちなみに、ヘラジカの雄らは繁殖期に角を突き合わせて戦う。 真剣な戦いは稀だが、時には致命傷を負う。 参照(www.adfg.alaska.gov)。

ヘラジカ対ヒグマ(1m vs 2.2m)

(体高)ヒグマ、約100cm、ヘラジカ、約220cm。 ヒグマはヘラジカを捕食する。 幾つかの調査結果は以下のとおり。

(1)キナイ半島での調査ではヘラジカの新生児の主たる捕食者はアメリカグマであった。 アメリカグマは発信器付きのヘラジカの幼獣の34%を殺していた。 ヒグマとオオカミは各々6.4%であった。 キナイ半島とは異なり、Nelchina Basinでの調査ではヘラジカの幼獣の主たる捕食者はヒグマであった。 またLykkeとCowanの1968年の報告では、ヒグマは幼獣だけでなく雄と雌の全年齢のヘラジカを殺せると示されている。 以上、Franzmannの1981年の論文による。

(2)南西ユーコンでの雌成獣と幼獣のヘラジカを対象とした調査では、ヒグマは幼獣及び雌成獣のヘラジカの主たる捕食者であった。 ヒグマは1983-1985の間に3頭の発信器付きの雌成獣のヘラジカを殺していた(オオカミは2頭)。 また他の三件の研究においてもアラスカの成獣のヘラジカの相当なレベルの死因がヒグマによるものであった。 以上、Larsenの1989年の論文による。

(3)東アラスカ(内陸)での調査では、発信器付きの雌成獣ヘラジカ(n=29)の内の2頭がヒグマに殺されていた(1999)。 オオカミに殺された雌成獣(n=26)は4頭(2000)であった。 この調査においてヒグマは雌成獣と幼獣の両方の重大な捕食者であった。 以上、Bertramの2002年の論文による。

なお、Gasawayの1992年の論文には、ヒグマが健康な雄成獣のヘラジカを殺した例が幾つも記されている。 関連情報(www.bearbiology.com.pdf)。

ヘラジカの天敵
hunter

極北の王者

地球温暖化

白熊の武器

人間対猛獣

参照資料集

異種対決∞