H邸

2005年3月 大阪市中央区 RC造3階建て (リノベーション)

30年ほど前に竣工したRC造の建物のリノベーションです。
1階を店舗、2.3階を住居として使用していた建物を住宅へ全面改装を行いました。
敷地は都心でありながら緑豊かな公園や教会、学校が点在する静かな地域に位置し、
建物の窓から公園の木々を望むことも可能な場所です。

リノベーションで重要なことは、既存建物のポテンシャル引き出す為、何を付加し、削除するかがポイントです。
既設建物は、窓回りのプロポーションがモダンな建物なので、そのデザインを活かし、
改装することを心がけました。

外部は、既存デザインを生かし、1階外壁を黒の壁にすることで、安定感のある外観としました。
内部は、1階を駐車場とホビールーム(施主の膨大なコレクションが並んでます)。
2階をホームシアターが出来るリビングルームと和室、3階を寝室、子供部屋、家族の収納室、
屋上テラスは断熱効果を高めるため、芝生の屋上緑化を施しました。
リビングルームは躯体が持つ空間ボリュームを活かし、天井仕上げを撤去して
スケルトンのゆったりとした空間にしました。
3階は各部屋と家族の収納室を引き戸にし、アクテイブにつながる動線により個室化せず
開いた関係を保てるようにしました。

施主は60年代のデザインが好きで、イームズやパントンの家具を使っており、
今、手持ちの家具と建物が30年の時を経てデザイン面で交差したように思います。

1階ホビールーム、既設無垢床板再利用。

1階階段・玄関ホール 無垢板貼り、造り付け下駄箱

スケルトンの躯体を白で塗装 窓から見える公園の緑

キッチンとダイニング 奥がタタミの部屋 折り戸で全面開閉

100インチのホームシアターのあるリビング

対面式のオープンキッチン、造り付けのキッチン、耐久性のあるステンレス製

ワークカウンターと連続する寝室 引き戸の開閉により部屋を仕切る事が出来る

家族の収納室 引き戸の開口により明るい空間

廊下を介して部屋と収納室がつながる

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