2008.10.02作成

ロピニロール(レキップ)

Contents ロピニロールについて    特徴    注意点

ロピニロールについて

日本では2006年に発売になったが、欧米ではかなり以前から使われていた。

発売元;グラクソ・スミスクライン社

商品名はレキップ http://glaxosmithkline.co.jp/healthcare/medicine/requip/index.html

非麦角系のドーパミンアゴニスト

0.25mg,1mg,2mg錠がある。

維持量は3〜9mg,13回投与。

半減期は約5時間(ドミン、ビシフロールとはぼ同じ)


特徴(これまでのL-ドーパミンアゴニストとの比較)

・非麦角系であるため胃腸障害が少ない。

・肺線維症や心臓弁膜症の報告が少ない。

・非麦角系アゴニストは眠気を来たしやすいが、非麦角系のなかでは比較的眠気が少ない。

ドーパミンによく似ているので他のアゴニストよりも比較的幻覚・妄想などの精神症状が現れにくい。そのため老人にも使いやすい。

また神経保護作用がある可能性もあるといわれている。



ドーパミンアゴニストはドーパミンの受容体を刺激する働きをする。ドーパミン受容体にはD1,D2,D3があり、それぞれのアゴニストによって受容体との親和性が違っている。

D3受容体が精神症状に関係することが分かってきたが、ロピニロールは構造がドーパミンによく似ていて、受容体への親和性もドーパミンに近く、精神症状が現れにくいと考えられる。

D3受容体の刺激により不安感が少なくなり、気分的にも明るくなるので、D3受容体に強く働くビシフロールなどは患者にはこういう点からも歓迎される。

しかし、これが過剰になると不安感がなくなり、ギャンブルにのめり込むこともありうる。

ちなみにアゴニストの副作用としての「病的賭博」の原因はD3受容体の刺激以外にもあると思われるが、今後さらに明らかにされるであろう。

参考;http://medical.radionikkei.jp/suzuken/final/061207html/index.html

原稿担当 sophia

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