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(H)>:Henschel(ヘンシェル社)を表す接尾記号。参考:ジャーマンタンクス

<H−1>:SS-28(H級潜水艦)を参照。

H01>:イギリス海軍H級駆逐艦ホットスパー(Hotspur)。19361229日竣工。1940410日、ナルヴィク海戦でドイツ駆逐艦Z-2の魚雷1本を受けて大破した。19481123日、ドミニカに売却されてD-101トルヒーヨになった。参考:月刊世界の艦船11,1311,17、第2次大戦のイギリス軍艦、写真集ドイツの巡洋艦

<H1H>:一五式飛行艇を参照。

<H1型>:隼艇1号型(魚雷艇)を参照。

<H−2>:SS-29(H級潜水艦)を参照。

H02>:イギリス海軍E級嚮同駆逐艦エクスマウス(Exmouth)。19341111日竣工。1940121日、スコットランド北部のマリー湾沖でU-22の雷撃を受け沈没、乗員189名全員が死亡した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、月刊世界の艦船6,11

H2カタパルト・シリーズ>:アメリカ海軍が第2次大戦時に使用した油圧式カタパルト。参考:丸スペシャルNo.83

 <H2>:レール長16.8mで、重量7000ポンド(3.18トン)の航空機を61ノットで射出できる。ヨークタウン級やワスプ級に装備され、ハンガー・カタパルトとしても使用された。参考:丸スペシャルNo.83

 <H2−1>:改良型で、レール長は22.2mあり、重量5トンの航空機を113kmで射出できる。CV-3サラトガ(1944年夏)、CV-6エンタープライズ(改装時)、護衛空母に搭載された。参考:月刊世界の艦船6,126,17、丸スペシャルNo.83

H2爆雷>:イギリス海軍が191510月に開発した爆雷。球形の本体に137kgTNT炸薬を内蔵し、触角のような起爆装置が生えており、水圧信管により炸裂する。当時は潜水艦探知技術が未熟で、深度調定の精度はかなり甘かったが、大量のTNTの炸裂による衝撃波によってカバーしている。参考:Uボート入門

H−UA>:技術研究本部が研究中の砲弾で、発射後の飛翔中に弾道を修正することができる。参考:朝雲

<H2H>:八九式飛行艇を参照。

H2Sレーダー>:イギリスのマイクロ波地形表示レーダーで、暗号名はBN(計器航法)。センチメートル波(波長9.7cm)を出せるキャビティー・マグネトロンとPPIスコープを使用した地形表示レーダーで、レドーム内に全周旋回アンテナを収容しており、1分間に30回転して地上を捜索する。194111月にブレニム爆撃機で原型がテストされ、194214日に試作型がハリファックス爆撃機に搭載され、417日には高度2500mから9.6km四方の地形を認識するのに成功した。ただ機密を守るためと高度4600mから24km四方を認識する能力を持たせるため、実戦配備は暫く先送りにされることになった。67日には開発主要メンバーを乗せたハリファックス実験機が墜落し、機材と要員が失われて大打撃を受けたが、1942年末に実戦配備が行われ、1943130日にスターリングとハリファックスに搭載されて初出撃、ハンブルグの盲目爆撃に成功した。1943年末には波長を3cmにした改良型が搭乗し、雲の中からも夜間爆撃を行うことが可能となり、19431123日のベルリン空襲や123日のライプチッヒ爆撃で威力を発揮した。他にモスキートMk.B]Y型などに搭載された。参考:連合軍の傑作兵器駄作兵器、月刊軍事研究8,08

<H2X>:AN/APS-15(対水上レーダー)を参照。

<H2型>:隼艇2号型(魚雷艇)を参照。

<H−3>:SS-30(H級潜水艦)または八重山型敷設艦を参照。

H03>:イギリス海軍G級嚮同駆逐艦グレンヴィル(Grenville)。1936年竣工。1940年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H03>:イギリス海軍シムーン級駆逐艦ミストラル(Mistral)。1927年、フランス海軍ブーラスク級駆逐艦ミストラルとして竣工。1940年にブリマスでイギリス海軍に接収された。第2次大戦終結後にフランスに返還された。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

<H3H>:九〇式一号飛行艇を参照。

<H3K1>:九〇式二号飛行艇を参照。

<H3計画>:X-3(ヘリ)を参照。

<H−4>:SS-147(H級潜水艦)または沖島型敷設艦を参照。

H04>:イギリス海軍S級駆逐艦(旧型)テネドス(Tenedos)。1919年竣工。1942年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H−4カタパルト・シリーズ>:アメリカ海軍の油圧式カタパルト。参考:月刊世界の艦船6,12

H−4>:レール長29mで、重量16000ポンド(7.3トン)の航空機を78ノットで射出できる。エセックス級の飛行甲板に搭載された。参考:月刊世界の艦船6,12、丸スペシャルNo.83

H−4A>:レール長22mで、7.3トンの航空機を137kmで射出できる。エセックス級の格納庫に搭載された。参考:月刊世界の艦船6,126,17

H−4B>:レール長29.5mで、8.2トンの航空機を145kmで射出できる。エセックス級後期型の飛行甲板に搭載された。参考:月刊世界の艦船6,126,17

H−4>:パキスタンが開発中のスタンドオフ型精密誘導兵器で、最大射程120kmを目指している。参考:軍用機ウェポン・ハンドブック

<H4H>:九一式飛行艇を参照。

<H5>:SS-148(H級潜水艦)または轟炸5型(爆撃機)を参照。

H05>:イギリス海軍G級駆逐艦グレイハウンド(Greyhound)。1936年竣工。194045日、ウィルフレッド作戦のためスカパフローを出撃。1941年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、月刊世界の艦船10,17

H05>:トルコ海軍インコンスタント級駆逐艦イシューリエル(Ithuriel)。1940年進水。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

<H5Y1>:九九式飛行艇を参照。

<H6>:SS-149(H級潜水艦)または三式空六号無線電信機(レーダー)または轟炸6型(爆撃機)を参照。

H6>:アメリカ軍の炸薬で、RDX45%TNT30%、アルミニウム粉末20%、レシチン(鈍化剤)5%、塩化カルシウムなどから構成される。水中爆発で高い威力を発揮する。参考:月刊軍事研究3,11、歴史群像6,01、月刊JWings2,13

H06>:ブラジル海軍ハンディ級駆逐艦ハリケーン(Hurricane)。1939年進水。1943年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

<H6K>:九七式大型飛行艇シリーズを参照。

<H−7>:SS-150(H級潜水艦)を参照。

H07>:イギリス海軍D級駆逐艦ディフェンダー(Defender)。1933年竣工。1941年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

<H−8>:SS-151(H級潜水艦)を参照。

H8>:アメリカ海軍の油圧式カタパルトで、正式名称はType H Mk.8。重量15000ポンド(6.8トン)の機体を106ノット、62500ポンド(28.3トン)の機体を61ノットに加速できる。参考:世界の傑作機No.118、月刊世界の艦船6,12

H08>:イギリス海軍E級駆逐艦エクリプス(Eclipse)。1934年竣工。1942329日、ドイツ駆逐艦Z-24及びZ-25の攻撃を受けて大破した。1943年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、写真集ドイツの巡洋艦

<H8K>:二式大型飛行艇シリーズを参照。

<H−9>:SS-152(H級潜水艦)または日進型(水上機母艦)を参照。

H9>:CVB-58に搭載予定だった油圧式カタパルト。全長64m45.4トンの機体を時速145kmで、20.4トンの機体を時速193kmで射出できる。参考:月刊軍事研究5,03

H09>:イギリス海軍A級駆逐艦アカスタ(Acasta)。1930年竣工。194068日、ノルウェー沖海戦で戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、月刊丸4,13

H09>:イギリス海軍R級駆逐艦ロザラム(Rotherham)。1942年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

<H−10>:津軽型(敷設艦)を参照。

H10>:イギリス海軍E級駆逐艦エンカウンター(Encounter)。1934年竣工。1942227日、スラバヤ沖海戦に参加。311200DD-225ポープ、68エクゼターと共にスラバヤを出港してセイロン島に向かったが、バウエアン島西90海里で足柄、妙高、曙、雷の砲撃を受けて沈没した。参考:第2次大戦日本海軍作戦年誌、第2次大戦のイギリス軍艦、日本海軍艦隊総覧

H11>:イギリス海軍B級駆逐艦バシリスク(Basilisk)。1931年竣工。1940年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H11>:イギリス海軍R級駆逐艦レイチェホース(Rachehorse)。1942年進水。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

<H11K1−L>:蒼空(飛行艇)を参照。

<H−12>:初鷹型(敷設艦)を参照。

H−12>:イギリス海軍A級駆逐艦アカテス(Achates)。1930年竣工。1942年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

<H−12b>:若鷹(敷設艦)を参照。

<H−12c>:朝鳥型(敷設艦)を参照。

H/13>:海上自衛隊の曳航式音響掃海具で、霞4号音響発生器ともいう。アメリカ海軍のテイストロン・インスツルメント社製Mk4音響発生器を導入したもので、掃海艇の後甲板に搭載されており、使用時は曳航してスクリュー音と類似した音を発生させる。重量600kg。参考:自衛隊装備カタログ1981

H−13シリーズ>:アメリカ陸軍ヘリコプター、別名スー(Sioux)。OH-13ともいう。ベル47を採用したものである。参考:陸上自衛隊地上戦力の全容、月刊航空ファン7,99

 <H−13>:全長10.8m、最大離陸重量1111kg。エンジンはVO-435-A1D260馬力)単発。参考:月刊JWings12,17

 <OH−13S>:

<H−13海外シリーズ>

 <H−13E(陸上自衛隊)>:川崎航空機でライセンス生産したベル47D-11954年から導入したもの。参考:陸上自衛隊地上戦力の全容

 <H−13G(陸上自衛隊)>:川崎航空機でライセンス生産したベル47Gを導入したもの。参考:陸上自衛隊地上戦力の全容

H−13H(陸上自衛隊)>:川崎航空機でライセンス生産したベル47G-2を導入したもの。全長12.62m、胴体長9.27m11.41m?)、ローター直径10.71m、全高2.83m、自重730kg、最大離陸重量1110kg。エンジンはライカミングVO-435-A1D200馬力)単発で、巡航速度124km、最大速度161km、実用上昇限度4120m、燃料搭載量112kg、航続距離354km。乗員3名。75機を配備し、観測・連絡任務に使用した。参考:陸上自衛隊地上戦力の全容、月刊JWings5,181,00

H−13KH(陸上自衛隊)>:ベル47を元に川崎航空機が改良を加えたベル47G3B-KH-4を導入したもの。13機(27機?)が納入され、観測・連絡・訓練ヘリとして使用された。全長13.3m、全高2.88m、自重817kg、最大離陸重量1290kg。エンジンはライカミングTVO-435-A260馬力)1基で、最大速度169km、実用上昇限度5600m、航続距離400km。乗員1名で、他に3名乗せられる。最終号機は成田航空専門学校に保存されている。他にも所沢航空発祥記念館に展示されている。参考:月刊JWings1,00、月刊丸5,07、陸上自衛隊地上戦力の全容

OH−13H(スリランカ空軍)>:スリランカ空軍汎用ヘリ。197145日のスリランカ人民解放戦線武装蜂起を受けてアメリカ陸軍余剰機6機を導入することになり、イギリス空軍機に積んで417日にスリランカに到着、422日から機関銃を搭載して制圧任務を行った。1981年に退役した。参考:月刊航空ファン9,17

蘇式直升機>:台湾陸軍が導入したOH-13H。参考:月刊航空ファン6,16

H14>:イギリス海軍A級駆逐艦アクティブ(Active)。1930年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H15>:イギリス海軍E級駆逐艦エスク(Esk)。1934年竣工。1940年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H15>:イギリス海軍R級駆逐艦レイダー(Raider)。1942年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H16>:イギリス海軍D級駆逐艦デアリング(Daring)。1932年竣工。1940218日、U23の攻撃を受け沈没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、月刊世界の艦船9,12増刊

H16>:イギリス海軍シムーン級駆逐艦ウーラガン(Ouragan)。1927年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H17>:イギリス海軍E級駆逐艦エスカペイド(Escapade)。1934年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H18>:イギリス海軍S級駆逐艦(旧型)セイバー(Sabre)。1918年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H19>:ブラジル海軍ハンディ級駆逐艦ハンディ(Handy)。1939年進水。1943年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H−19シリーズ>:アメリカ軍の輸送ヘリコプターで、シコルスキー社名称S-55。第2次大戦時にアメリカ陸軍が要求した、乗員2名に兵員10名または担架8床を乗せて340km飛べるヘリとして開発された。参考:月刊JWings12,17、陸上自衛隊地上戦力の全容

 <YH−19>:試作機で、1949年に初飛行し、1950年に実戦テストを兼ねて朝鮮戦争に参加、高い性能と稼働率を発揮して採用が決定した。参考:月刊JWings12,17

 <H−19>:陸空軍型。レシプロエンジン搭載シングルローターヘリで、エンジンは機首にあり、上に35度傾けて延長シャフトによりキャビン上のトランスミッションを介して3翅メインローターを駆動させる方式を採用した。キャビン前部の上にコクピットが載る(正副操縦士席の間をシャフトが通る)2階建て構造なので、背は高いが、エンジン後方に広いキャビン(容積9.6平方メートル)をとることができ、兵士10名の搭乗が可能となっている。この大きな収容能力を活かして救難活動にも活躍した。キャビン後面上部にテイルブームが付き、後端に垂直安定板があって上端左側に2翅テイルローターが付く。降着装置は固定式4車輪。全長12.85m、最大離陸重量3.6トン。エンジンはR-1340-S1H2。参考:陸上自衛隊地上戦力の全容、月刊軍事研究2,07、月刊JWings12,17、月刊航空ファン11,18

 <H−19B>:エンジンをR-1300-3(出力800馬力)に換装したタイプ。参考:月刊JWings12,17

 <HO4S>:海軍型。参考:月刊軍事研究2,07

<H−19海外ファミリー>

 <H−19C(航空自衛隊)>:航空自衛隊救難捜索ヘリ。胴体長12.6m、ローター直径16.15m、全高4.65m、最大離陸重量3250kg。エンジンはプラット&ホイットニー社製R-1340-57ワスプ空冷星型レシプロ(600馬力)単発で、最大速度160km。乗員2名。隊員10名を乗せられる。臨時救難航空隊に1957821日(2日?)から21機を配備した。エンジン出力が低く山岳救助は辛かったが、救難捜索、災害派遣での輸送、防疫などの民生協力と各種任務に投入されている。1966323日(1973年?)に全機退役した。参考:月刊JWings5,14、月刊航空ファン1,1511,18

 <H−19C(自衛隊)>:自衛隊ヘリコプターで、愛称は、はつかり。航空自衛隊が21機導入して主に救難機として使用した他、海上自衛隊がS-55の名称で14機を配備、陸上自衛隊も31機(32機?)を運用した。初号機は所沢航空発祥記念館に展示されており、他にも芦屋基地に展示されている。参考:月刊JWings12,99、月刊丸5,07

 <H−19C(陸上自衛隊)>:陸上自衛隊輸送ヘリ。三菱重工でライセンス生産したS-55/S-55C1954年から32機(31機?)導入し、方面ヘリコプター隊と第1ヘリコプター団に配備した。全長19m、胴体長12.6m、メインローター直径16.16m、全高4.65m、自重2.25トン、最大離陸重量3.26トン。エンジンはプラット&ホイットニー社製R-1340-57600馬力)単発、巡航速度137km、最大速度163km、実用上昇限度3220m、航続距離651km。乗員2名。他に8-10名を乗せられる。操縦が難しく、飛行中に両手両足を操縦装置から一瞬たりとも離せなかったという。参考:陸上自衛隊地上戦力の全容、月刊JWings5,18

<H20>:轟炸20型(爆撃機)を参照。

H20>:イギリス海軍ポモン級駆逐艦ボークリエール(Bouclier)。1937年進水。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H−21>:イギリス海軍S級駆逐艦(旧型)シミター(Scimitar)。1918年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H−21シリーズ>:アメリカ陸空軍タンデムローターヘリ、空軍愛称ワークホース(Workhorse)、陸軍愛称ショーニー(Shawnee)、通称フライング・バナナ。ベトナム戦争では解放軍が「曲がった虫」というニックネームを付けた。中高度でエンジントラブルを起こしやすい、胴体ドアが高すぎて貨物を積むのに苦労するという欠点があった。参考:週刊エアクラフトNo.68、月刊軍事研究7,97、週刊ワールドウェポン17

 <XH−21>:アメリカ空軍が発注した試作型で、HRP-2の発展型としてパイアセッキが設計した。社内名称はPD-221952411日に初飛行した。参考:週刊ワールドウェポン17

 <YH−21>:評価用の試作型で、アメリカ空軍が18機を導入した。参考:週刊ワールドウェポン17

 <H−21A>:最初の量産型。最大離陸重量5216kg。エンジンはライトR-1820-103星形ガソリン(1250馬力)。195310月に初飛行し、32機が生産され、アメリカ空軍航空輸送部に配備された。更に5機が生産されてカナダに供与されている。参考:週刊ワールドウェポン17

 <H−21B>:改良型で、エンジンを減格せずフルパワーで使えるようにし、最大離陸重量を引き上げたもの。自動操縦装置、機外補助燃料タンク、装甲板も装備した。最大離陸重量6804kg。エンジンはライトR-1820-103星形ガソリン(1425馬力)。輸送兵員20名。163機が生産され、部隊輸送軍団に配備された。参考:週刊ワールドウェポン17

 <H−21C>:アメリカ陸軍が採用したH-21B1841kgの貨物を吊り下げられるフックを胴体下部に装着している。全長26.31m、ローター直径13.41m、全高4.70m、自重3629kg、最大離陸重量6668kg。エンジンはライトR-1820-103サイクロン星形ガソリン(1425馬力)単発で、最大速度211km、実用上昇限度2362m、最大航続距離644km19549月から334機が生産され、うち98機がフランス陸軍、32機が西ドイツ、10機がフランス海軍、6機がカナダに供与された。19627月にCH-21Cに名称変更された。参考:週刊ワールドウェポン17

 <H−21D>:H-21Cのエンジンをジェネラル・エレクトリック社製T58ターボシャフト双発にしたもの。19579月に初飛行した。参考:週刊ワールドウェポン17

<H−21海外シリーズ>

 <CH−21(ビルマ空軍)>:ビルマ空軍ヘリ。1958年に12機を導入した。1974年に退役している。参考:月刊航空ファン12,16

<H−21海外ファミリー>

 <H−21(陸上自衛隊)>:1959年に大型ヘリ研究用として2機を導入、明野航空学校に配備した。1970年に用途廃止になっている。参考:陸上自衛隊地上戦力の全容

 <H−21B(航空自衛隊)>:航空自衛隊救難ヘリ、愛称は「ほうおう」。1960年に10機がアメリカ軍から供与され、1961115日から救難航空隊で救難ヘリとして使用された。胴体長16m、メインローター直径13.41m、全高4.7m、全備重量6800kg。エンジンはライトR-1820-103サイクロン空冷星型レシプロ(1425馬力)単発で、最大速度200km、航続距離580km。乗員3名(2名?)、搭乗隊員22名。タンデムローターヘリなのでキャビンが広く重心移動や横風にも強く、山頂や離島にある分屯基地への輸送にも使用されたが、供与時には既に旧式で部品も無く、合板製ブレードが日本の湿気で劣化したせいもあって墜落事故3件で14名が殉職し、19661124日(1968年?)には早くも全機退役した。参考:月刊JWings5,1412,995,18、月刊航空ファン11,18、航空自衛隊パーフェクトガイド2015

H22>:イギリス海軍D級駆逐艦ダイアモンド(Diamond)。1933年竣工。1941年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

<H−23>:OH-23シリーズ(ヘリ)を参照。

H23>:イギリス海軍E級駆逐艦エコー(Echo)。1934年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H24>:イギリス海軍H級駆逐艦ヘイスティ(Hasty)。1936年竣工。1942年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H25>:イギリス海軍ポモン級駆逐艦ラ・コルデリエール(La Cordeliere)。1936年進水。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H−25A>:アメリカ陸軍タンデムローターヘリ、別名アーミー・ミュール(Army Mule、ラバ)。パイアセッキ・モデルPV-18(アメリカ海軍HUPシリーズ)の改良型を1951年に発注したものである。アメリカ海軍もHUP-3として採用した。参考:週刊ワールドウェポン17

H26>:イギリス海軍S級駆逐艦(旧型)サードニクス(Sardonyx)。1919年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H27>:イギリス海軍E級駆逐艦エレクトラ(Electra)。1934年竣工。1942227日、スラバヤ沖海戦で戦没した。参考:第2次大戦日本海軍作戦年誌、第2次大戦のイギリス軍艦

<H28>:N28(潜水艦)を参照。

H28>:イギリス海軍S級駆逐艦(旧型)スターディ(Sturdy)。1919年竣工。1940年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H29>:イギリス海軍S級駆逐艦(旧型)サネット(Thanet)。1919年竣工。1942126日、マレー半島クアンタンに上陸した日本軍に反撃するためエンダウ沖に出撃したが、巡洋艦川内、駆逐艦吹雪などの攻撃を受けて沈没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H30>:イギリス海軍B級駆逐艦ビーグル(Beagle)。1930年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

<H31>:N31(潜水艦)を参照。

H31>:イギリス海軍G級駆逐艦グリフィン(Griffin)。1936年竣工。1943年にカナダに引き渡され、オタワ(2代目)となった。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

<H32>:N32(潜水艦)を参照。

H32>:イギリス海軍R級駆逐艦ラピッド(Rapid)。1943年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H32>:ブラジル海軍ハンディ級駆逐艦ハーヴァント(Havant)。1939年進水。1940年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

<H33>:N33(潜水艦)を参照。

H33>:イギリス海軍V級改造型長距離護衛艦ヴァノック(Vanoc)。1917年竣工。1941317日、U-100を衝撃して撃沈した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、Uボート入門

<H34>:N34(潜水艦)を参照。

H34>:アメリカ軍のヘリコプターで、別名チョクトー。H-19にターボシャフトエンジンを搭載したものである。参考:月刊軍事研究2,07、ミリタリー・バランス1989-1990

H35>:イギリス海軍G13級水雷艇G131913年進水。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H35>:イギリス海軍H級駆逐艦ハンター(Hunter)。1936年竣工。1940410日、ナルヴィク海戦に参加。ドイツ駆逐艦の攻撃を受け沈没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、月刊世界の艦船11,17

H35>:フランス陸軍軽戦車、Char leger Modele 1935 Hotchkiss。フランスのオチキス社がR35の対抗馬として開発していたが、採用されなかったため、改良を加えて騎兵部隊用に採用された。車体は前部、後部、側面、上部構造物、機関室上面、底板に分けて鋳造してボルト止めしてあり、前方右に操縦室があって前面にビジョンブロック付き上下分割式ハッチを持つ。また、操縦席両側には視察用スリット、車体底面に脱出ハッチが設けられている。機関室上面は後ろに向かって傾斜しており、両側も傾斜していて、排気管は車体後方から出て車体左側面から前方に向かっている。下部転輪は6枚で、2枚が1つのボギーに接続されており、上部転輪2個を持つ。サスペンションはコイルスプリング式。テイルスキッドを付けることができる。砲塔は鋳造製のプトーAPX-Rで、主砲は21口径37mm戦車砲SA1918、同軸機銃も装備している。重量11トン。最大装甲厚34mm。エンジンはオチキス社製6気筒ガソリン(75馬力、3500cc)で、操向装置はクレトラック式、最大速度28km。乗員は操縦手と車長兼装填手兼砲手の2名。1936年に200両が発注された。参考:月刊PANZER8,10、月刊JGround Vol.11、ジャーマンタンクス、歴史群像6,10

<H35型>:隼艇27号型(魚雷艇)を参照。

H36>:イギリス海軍A級駆逐艦アンテロープ(Antelope)。1930年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H37>:イギリス海軍G級駆逐艦ガーランド(Garland)。1936年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H−37シリーズ>:アメリカ陸軍輸送ヘリコプター、別名モハビ(Mojave)。S-56の陸軍バージョンで、海軍・海兵隊でもHR2S-1という名称で採用された。1954年に試験を開始、1956年に採用されたが、システムが複雑で1960年代初めには退役が開始された。参考:月刊JWings7,02

 <H−37A>:胴体長19.53m、全高6.69m、空虚重量9457kg。エンジンはプラット&ホイットニーR-2800-542100馬力)2基で、巡航速度185km、最大速度209km、航続距離233km。乗員2名。兵員23名または担架24床を搬送できる。94機が採用された。参考:月刊JWings7,02

 <H−37B>:自動安定装置を搭載し、ドアを再設計、耐損燃料タンクを装備したもの。A型から90機が改修された。参考:月刊JWings7,02

 <CH−37C>:海軍・海兵隊採用型で、兵員25名を運べる海兵隊用大型ヘリとして19515月から開発され、1962年まではHR2S-1と呼ばれた。機首は観音開きのカーゴドアで、その上に操縦席が載っている。カーゴスペースは53.8立方メートルで、兵員20名や106mm無反動砲搭載ジープなどを収容できる。エンジンは胴体中央上部側方のポッド内に位置しており、このポッドは引き込み式主降着装置の収納部を兼ねる。メインローターは後方折り畳み式の5翅で、1枚損傷しても暫くは飛行可能。メインローター直径21.96m、胴体長19.6m、全備重量14.0トン。エンジンはプラット&ホイットニー社製R-2800-501900馬力)双発で、最大速度210km、航続距離235km。後期生産型ではエンジンがR-2800-542100馬力)に換装されている。60機が導入され、うち2機は機首下部にAN/APS-20E捜索レーダーを搭載して世界初の早期警戒ヘリになった。参考:丸スペシャルNo.90

H38>:イギリス海軍D級駆逐艦ディライト(Delight)。1933年竣工。1940年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H38>:フランス軍騎兵用軽戦車Char leger Modele 1935 Hotchkiss Modifie 1939H35のエンジンを120馬力に向上させ、最大速度を36.5kmに上昇させたものである。これに伴い、機関室上面・側面の傾斜が緩やかになり、排気管も後方排出に変更された。必要時に装着するテイルスキッドは、肉抜き孔のある軽量型を使用する。全長4.22m、全幅2.14m、全高1.85m、重量12トン。砲塔はAPX-Rで、主砲は37mm戦車砲SA38100発)、副武装は7.5mm同軸機銃M19312400発)。装甲厚は車体前面下部29-34mm(曲面)、上部34mm7度及び曲面、側面下部34mm0度、上部34mm20度、後面下部22mm30度、上部34mm25度、底面12mm90度、上面22mm88度または90度、砲塔前面45mm0度または25度、側後面40mm30度、上面12mm90度、防楯25mm(曲面)。エンジンはオチキス社製6L6直列6気筒ガソリン(2800回転で120馬力、5970cc)で、前進5速・後進1速、最大速度36.5km、燃料搭載量207リットル、航続距離は整地150km、不整地90km。乗員2名。参考:ジャーマンタンクス、月刊PANZER8,10

<H38海外シリーズ>

 <38H式戦車735(f)>:ドイツ国防軍が鹵獲して使用したもので、制式名称はPanzerkampfwagen 38H 735(f)。車長用キューポラに両開きのハッチを取り付け、右フェンダー後部に三脚付き2mアンテナを装備した。全長4.22m、全幅2.14m、全高1.85m、重量12トン。主砲は3.7cmKwK18(f) L/21100発)で、副武装は7.5mmMG31(f)、装弾数2400発。装甲厚は車体前面下部29-34mm(曲面)、上部34mm7度及び曲面、側面下部34mm0度、上部34mm20度、後面下部22mm30度、上部34mm25度、底面12mm90度、上面22mm88度または90度、砲塔前面45mm0度または25度、側後面40mm30度、上面12mm90度、防楯25mm(曲面)。エンジンはオチキス社製6L6直列6気筒ガソリン(2800回転で120馬力、5970cc)で、前進5速・後進1速、最大速度36.5km、燃料搭載量207リットル、航続距離は整地150km、不整地90km。無線機はFuG5。乗員2名。1941年からフランス駐留部隊を中心に配備された他、1941年夏に第211戦車大隊が本車を装備してフィンランド戦に参加している。また、ノルウェー戦やバルカン半島作戦(対パルチザン戦含む)にも投入された。1943年には一部の車両に28cm/32cmロケット弾用の金属フレーム(俯仰可能)や、40式重ロケット機材(Sd.Kfz.251/1と同じもので、車体両側に3基ずつ。仰角5-45度)がセットされた。19441230日の段階でも29両が現役だった。参考:ジャーマンタンクス、月刊PANZER8,10

<H38海外ファミリー>

 <野砲牽引車38(f)>:ドイツ国防軍野砲牽引車。砲塔を外して牽引車にしている。弾薬運搬車としても使用されている。参考:ジャーマンタンクス

<H38型>:隼艇10号型(魚雷艇)を参照。

H39>:イギリス海軍R級駆逐艦(旧型)スケイト(Skate)。1917年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H39戦車>:フランス陸軍戦車で、H38の主砲を33口径のSA1938に変更したものの通称である(制式名称は変更されていない)。生産数540両。参考:ジャーマンタンクス、月刊JGround Vol.11、歴史群像6,10

<H39戦車・海外ファミリー>

 <7.5cm PaK40搭載39H(f)自走砲>:ドイツ国防軍の対戦車自走砲で、制式名称は7.5cmPaK40(Sf) auf Geschutzwagen。鹵獲したH39戦車に7.5cmPaK40を搭載したものである。砲塔、車体上部、機関室上部を外して操縦手用装甲板を装着、エンジンを車体後部左に移し、車体上に大きな戦闘室を設け、対戦車砲を積んでいる。重量12.5トン。主砲旋回角は左右30度ずつ、俯仰角はマイナス5度からプラス22度、照準器はZF3×8。車内にMG34機銃1丁を搭載する。装甲厚は車体前面下部29-34mm30度、上面20mm30度、側面下部34mm0度、上部20mm40度、後面下部22mm30度、上部10mm20度、底面12mm90度、戦闘室前面20mm30度、側面20mm10度、後面10mm25度、上面オープン、防循20mm30度。エンジンはオチキス社製の6気筒6000cc120馬力で、最大速度36km、航続距離150km。無線機はFuG Spr d。乗員4名。1942年から1943年初めに60両(24両?)が改造されたが、うち1両はH35戦車の部品を流用していた。配備先はフランスである。参考:ジャーマンタンクス、異形戦車ものしり大百科

 <10.5cm leFH18搭載39H(f)自走榴弾砲>:ドイツ国防軍の自走榴弾砲。対戦車自走砲型の主砲を10.5cm榴弾砲leFH18に換装したものである。照準器はRblf36に変更し、エンジンを車体後部左に移した。戦闘室はオープントップ式で、装甲厚は20mm(全周)、射界は左右30度、俯仰角はマイナス5度からプラス22度。乗員4名。1943年から(1942年に?)48両が生産され、フランスの第8機甲砲兵大隊に配備されて1944年から戦闘に参加した。参考:ジャーマンタンクス、世界の軍用車両(1)、参考:月刊グランドパワー7,03

H39榴弾砲シリーズ>:スコダ社がトルコからの注文で開発した24cm榴弾砲で、元の名称はVz.166/600。トルコが発注した10門(価格は計2250000RM)のうち2門がトルコに引き渡され、残りはドイツ国防軍が接収し、第84連隊第1大隊に配備して使用した。新たに生産も行われており、終戦時に14門が配備されていた。参考:第2次大戦ドイツ戦闘兵器カタログVol.4

 <H39>:砲身長6.765m、戦闘重量27トン、使用弾は重量166kg、初速毎秒597m、最大射程18150m。参考:第2次大戦ドイツ戦闘兵器カタログVol.4

 <H39/40>:簡易型で、1940年から生産された。参考:第2次大戦ドイツ戦闘兵器カタログVol.4

H40>:イギリス海軍A級駆逐艦アンソニー(Anthony)。1930年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H41>:イギリス海軍A級駆逐艦アーデント(Ardent)。1930年竣工。194068日、ノルウェー沖海戦で戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、月刊丸4,13

H41>:イギリス海軍R級駆逐艦リダウト(Redoubt)。1942年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H42>:イギリス海軍A級駆逐艦アロー(Arrow)。1930年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

<H42型>:H型戦艦シリーズを参照。

<H43>:N43(潜水艦)を参照。

H43>:イギリス海軍H級駆逐艦ハボック(Havock)。1937年竣工。1940410日、ナルヴィク海戦に参加。1941328日、マタパン岬沖海戦でイタリア駆逐艦ジョズエ・カルドゥッチを攻撃して撃沈した。1942年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、月刊世界の艦船11,174,18

H43>:フランス軍の水上観測機。フランスのリオレ・エ・オリビエ社が開発し、1934年に初飛行したが、配備は1940年にずれこみ、殆ど使われないまま退役した。全長10.9m、全幅16.04m、全備重量3450kg。エンジンはイスパノスイザ9Vb650馬力)単発で、最大速度210km、航続距離800km。固定武装は7.5mm機銃2丁。爆弾150kgを搭載できる。乗員3名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ヨーロッパ篇

H−43シリーズ>:アメリカ空軍のヘリコプターで、別名ハスキー。アメリカ海兵隊HOK-1交差ローター式ヘリを1957年に採用したもので、ベトナム戦争に投入された。参考:月刊JWings10,18、月刊軍事研究5,04

 <H−43A>:エンジンはプラット&ホイットニー社製R-1340-48ガソリン(600馬力)。参考:月刊JWings10,18

 <H−43B>:エンジンを小型高出力のライカミング社製T53-L-1Bターボシャフトに換装したもの。機内スペースとペイロードが倍になった。1958年から配備された。参考:月刊JWings10,18

<H−43ファミリー>

 <HH−43B>:H-43Bの救難ヘリコプター版。航続距離が短いため、ベトナム戦争ではジャングル中のあちこちに着陸陣地を設営して救難を行った。参考:月刊軍事研究2,075,04

 <HH−43F>:戦闘状況下の航空救難(CSAR)に使用できるようにした改良型。エンジンをT53-L-11Aに換装してペイロードを増大、キャビンとエンジン部分に12.7mmのチタン板を装着し、胴体にセルフ・シーリング式の350ガロン(1325リットル)燃料タンクを追加、行動半径を75海里から120海里に増大させた。1964925日に初号機が納入されている。参考:月刊軍事研究5,04

<H−43海外ファミリー>

 <HH−43B(ビルマ空軍)>:ビルマ空軍捜索救難ヘリ。1963-64年に16機がMAP供与された。1978年に退役した。参考:月刊航空ファン12,16

<H43型>:H型戦艦シリーズを参照。

<H44>:N44(潜水艦)を参照。

H44>:ブラジル海軍ハンディ級駆逐艦ハイランダー(Highlander)。1939年進水。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

<H44型>:H型戦艦シリーズを参照。

H45>:イギリス海軍A級駆逐艦アケロン(Acheron)。1931年竣工。出口蒸気性状35.2気圧・398.9℃の高温高圧缶を搭載してテストに使用されたが、耐久性と信頼性に問題があって実用には至らなかった。1940年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、月刊世界の艦船5,11

H46>:イギリス海軍タウン級駆逐艦第5グループ、ベルモント(Belmont)。1918年にアメリカで進水。1940年にイギリス海軍に引き渡された。1942年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H47>:イギリス海軍B級駆逐艦ブランシェ(Blanche)。1931年竣工。1939年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H47>:イギリス海軍ポモン級駆逐艦リンコンプリーゼ(LIncomprise)。1937年進水。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

<H49>:N49(潜水艦)を参照。

H49>:イギリス海軍D級駆逐艦ダイアナ(Diana)。1932年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H49>:トルコ海軍インコンスタント級駆逐艦インコンスタント(Inconstant)。1941年進水。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

<H50>:N50(潜水艦)を参照。

H50>:イギリス海軍S級駆逐艦(旧型)ストロングホールド(Stronghold)。1919年竣工。194232日、ジャワ南方で摩耶、第4駆逐隊の砲撃を受けて沈没した。参考:第2次大戦日本海軍作戦年誌、第2次大戦のイギリス軍艦

H51>:イギリス海軍S級駆逐艦(旧型)スカウト(Scout)。1918年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H53>:イギリス海軍D級駆逐艦ダインティ(Dainty)。1933年竣工。1941年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H54>:イギリス海軍S級駆逐艦(旧型)サラディン(Saladin)。1919年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H55>:イギリス海軍H級駆逐艦ホスタイル(Hostile)。1936年竣工。1940410日、ナルヴィク海戦に参加。1940年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、月刊世界の艦船11,17

H56>:イギリス海軍ポモン級駆逐艦ラ・メルポメーネ(La Melpomene)。1935年進水。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H57>:ブラジル海軍ハンディ級駆逐艦ハーティ(Hearty)。1939年進水。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H59>:イギリス海軍G級駆逐艦ガラント(Gallant)。1936年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

<H61>:隼艇101号型(魚雷艇)を参照。

H61>:イギリス海軍E級駆逐艦エクスプレス(Express)。1934年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H62>:イギリス海軍F級嚮同駆逐艦フォークナー(Faulknor)。1935年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H63>:イギリス海軍G級駆逐艦ジプシー(Gipsy)。1936年竣工。1939年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H63>:イギリス海軍ポモン級駆逐艦ラ・フローレ(La Flore)。1935年進水。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H64>:イギリス海軍D級駆逐艦ダッチス(Duchess)。1933年竣工。1939年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H64>:イギリス海軍タウン級駆逐艦第5グループ、バーバリー(Berverley)。1919年にアメリカで進水。1940年にイギリス海軍に引き渡された。1943年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H65>:イギリス海軍B級駆逐艦ボーディセア(Boadicea)。1930年竣工。1944年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H66>:イギリス海軍E級駆逐艦エスコート(Escort)。1934年竣工。1940年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H66>:イギリス海軍G13級水雷艇G151914年進水。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H67>:イギリス海軍F級駆逐艦フィアレス(Fearless)。1934年竣工。1941年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H68>:イギリス海軍F級駆逐艦フォアサイト(Foresight)。1934年竣工。194251日、ドイツ駆逐艦Z-24Z-25の砲撃を受けて損傷した。1942年に除籍された。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、写真集ドイツの巡洋艦

H69>:イギリス海軍F級駆逐艦フォックスハウンド(Foxhound)。1934年竣工。1940413日、ナルヴィク海戦に参加。72日、H部隊の一員としてカタパルト作戦のためフランス領アルジェリアのメルス・エル・ケビール軍港に向け出撃。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、月刊世界の艦船11,172,18

H70>:イギリス海軍F級駆逐艦フォーチュン(Fortune)。1934年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H71>:イギリス海軍ブレイド級水雷艇Z81915年進水。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H72>:イギリス海軍タウン級駆逐艦第5グループ、ブラッドフォード(Bradford)。1918年にアメリカで進水。1940年にイギリス海軍に引き渡された。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H74>:イギリス海軍F級駆逐艦フォレスター(Forester)。1934年竣工。1940413日、ナルヴィク海戦に参加。194251日、ドイツ駆逐艦Z-24Z-25の砲撃を受けて損傷した。1942年に除籍された。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、写真集ドイツの巡洋艦、月刊世界の艦船11,17

H75>:イギリス海軍D級駆逐艦デコイ(Decoy)。1933年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H76>:イギリス海軍F級駆逐艦フューリー(Fury)。1934年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H−76シリーズ>:シコルスキー社が開発した汎用ヘリで、別名イーグル(Eagle)。S-76ヘリの軍用型である。参考:世界軍用機年鑑1990-91

 <H−76>:S-76の機体構造を強化し、HUDFCS、マストマウンテッドサイト、兵装パイロンなどを装備可能としている。全長16.00m、胴体長13.22m、メインローター直径13.41m、全高4.52m、自重2.545トン、総重量5.171トン。エンジンはプラット&ホイットニー・カナダ社製PT6B-36960軸馬力)双発で、巡航速度145ノット、最大速度155ノット、実用上昇限度4575m、ホバリング高度限界3415m(地面効果内)、燃料容量993リットル、航続距離600海里。乗員2名。兵員12名を乗せられる。参考:世界軍用機年鑑1990-91

 <H−76N>:対艦・対潜型。参考:世界軍用機年鑑1990-91

H77>:イギリス海軍B級駆逐艦ボレアズ(Boreas)。1930年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H78>:イギリス海軍F級駆逐艦フェイム(Fame)。1934年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H79>:イギリス海軍F級駆逐艦ファイアドレイク(Firedrake)。1934年竣工。1942年に除籍された。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H80>:イギリス海軍B級駆逐艦ブレイゼン(Brazen)。1930年竣工。1940年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H81>:イギリス海軍タウン級駆逐艦第5グループ、ブロードウォーター(Broadwater)。1919年にアメリカで進水。1940年にイギリス海軍に引き渡された。1941年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H82>:イギリス海軍タウン級駆逐艦第5グループ、バーナム(Burnham)。1919年にアメリカで進水。1940年にイギリス海軍に引き渡された。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H84>:イギリス海軍B級駆逐艦ブリリアント(Brilliant)。1930年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H85>:イギリス海軍R級駆逐艦リレントレス(Relentless)。1942年竣工。1943211日深夜、モーリシャス島沖でドイツ洋上補給艦シャルロッテ・シールマンを撃沈した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、Uボート入門

H86>:イギリス海軍G級駆逐艦グレネード(Grenade)。1936年竣工。1940年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H87>:イギリス海軍H級嚮同駆逐艦ハーディ(Hardy)。1936年竣工。1940410日、ナルヴィク海戦でドイツ駆逐艦Z-2Z-11の砲撃を受けて大破座礁した。艦橋を直撃した砲弾により重傷を負った第2駆逐隊司令バーナード・ウォーバートン・リー大佐は「戦闘を続けよ」と言い残して戦死し、ビクトリア・クロス勲章を受章している。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、写真集ドイツの巡洋艦、月刊軍事研究1,15、月刊世界の艦船11,17

H87>:イギリス海軍エコー級海洋観測艦1番艦エコー(Echo)。200337日竣工。2007117-24日、横須賀港に滞在した。参考:月刊丸4,07、月刊JWings4,07

H88>:イギリス海軍W級駆逐艦(旧型)ウェイクフル(Wakeful)。1917年竣工。19405月、ダンケルク撤退作戦中にドイツ海軍高速艇S30の雷撃を受け沈没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H88>:イギリス海軍エコー級海洋観測艦2番艦エンタープライズ(Enterprise)。2003年就役。参考:月刊世界の艦船5,18

H88>:ブラジル海軍ハンディ級駆逐艦ハブロック(Havelock)。1939年進水。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H89>:イギリス海軍G級駆逐艦グラフトン(Grafton)。1936年竣工。1940年にU62の攻撃を受け沈没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、ナチスUボート

H90>:イギリス海軍タウン級駆逐艦第5グループ、ブロードウェイ(Broadway)。1920年にアメリカで進水。1940年にイギリス海軍に引き渡された。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H91>:イギリス海軍B級駆逐艦ブルドッグ(Bulldog)。1930年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

<H−92>:S-92ヘリ・ファミリーを参照。

H92>:イギリス海軍G級駆逐艦グロウワーム(Glowworm)。1936年竣工。194045日、ウィルフレッド作戦のためスカパフローを出撃。48日、トロンヘイム沖海戦で沈没し、109名が戦死、40名がドイツ側に救助されたが、うち6名が死亡した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、月刊世界の艦船10,17、写真集ドイツの巡洋艦

H92>:イギリス海軍R級駆逐艦ロケット(Rocket)。1943年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H93>:イギリス海軍H級駆逐艦ヒアウォード(Hereward)。1936年竣工。1941年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H93>:イギリス海軍ブレイド級水雷艇Z71915年進水。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H94>:イギリス海軍タウン級駆逐艦第5グループ、バーウェル(Burwell)。1918年にアメリカで進水。1940年にイギリス海軍に引き渡された。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H95>:イギリス海軍R級駆逐艦ローバック(Roebuck)。1943年竣工。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H96>:イギリス海軍タウン級駆逐艦第5グループ、バクストン。1918年にアメリカで進水。1940年にイギリス海軍に引き渡された。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H97>:イギリス海軍H級駆逐艦ハイパリオン(Hyperion)。1936年竣工。194045日、ウィルフレッド作戦のためスカパフローを出撃。1940年に戦没した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、月刊世界の艦船10,17

H97>:イギリス海軍ブレイド級水雷艇ブレイド(Blade)。1913年進水。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H99>:イギリス海軍H級駆逐艦ヒーロー(Hero)。1936年竣工。194045日、ウィルフレッド作戦のためスカパフローを出撃。413日、ナルヴィク海戦に参加。1943年にカナダ海軍に引き渡され、ショーディエールと改称された。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、月刊世界の艦船10,1711,17

H125>:エアバス・ヘリコプターズ社が開発した軽ヘリコプター。AS350/355エキュルイユの改良型で、20055月にエベレスト山頂付近8850mに離着陸して世界最高高度離着陸を記録した。参考:月刊軍事研究11,18

<H125海外シリーズ>

 <H125(カタール軍)>:カタール軍練習ヘリ。2018312-14日、DIMDEX展示会ついでに16機を発注した。飛行訓練学校に配備する予定。参考:月刊航空ファン6,18

H145M>:ユーロコプターEC645T2ヘリの新名称。参考:月刊航空ファン4,18

<H145M海外シリーズ>

 <H145M(セルビア軍)>:セルビア軍汎用ヘリ。電子光学/赤外線センサー、防弾装備、電子戦装置、ファストロープ機材を装備する。9機が発注され、

武装化キットHフォースも4機分を発注した。初号機は20181122日にエアバス・ヘリコプターズのドナウワース工場(ドイツ)で引き渡されている。参考:月刊JWings2,19

 <H145M(タイ海軍)>:タイ海軍ヘリ。2016年から導入した。参考:月刊航空ファン4,18

 <H145M(ハンガリー軍)>:ハンガリー軍汎用ヘリ。ファストロープ・システム、高性能カメラ、防火装備、防弾装備、ECCM装置、H Force武装キットを搭載する。2019年に20機を発注した。参考:月刊JWings9,18

H160シリーズ>:エアバス・ヘリコプターズ社が開発した双発ヘリ。参考:月刊軍事研究11,18

H160>:AS365ドーファンの後継として2013年から開発され、2015613日に初飛行した。民間ヘリとして初めて機体全体に複合材を適用し、軽量化を図った。メインローターはブルー・エッジ(Blue Edge)と呼ばれる新形状のブレードを採用し、従来型よりペイロードを100kg増大させつつ騒音を半分(3dB減)にした。テイルローターはフェネストロンで、角度12度の二重傾斜が付けられている。降着装置は電動式で、整備が容易。アビオニクスはエアバス・ヘリコプターズ社製ヘリオニクスで、パイロットのワークロードを大きく減らした。エンジンはサフラン・ヘリコプター・エンジンズ社製アラーノ・ターボシャフト双発、巡航速度150-155ノット、航続距離120海里(乗客12名)。2019年にヨーロッパ航空安全局の型式証明を得る予定。参考:月刊軍事研究11,18

H160M>:H160の軍用型。参考:月刊軍事研究11,18

H175シリーズ>:エアバス・ヘリコプターズが開発したヘリコプター。参考:月刊航空ファン9,18

<H175ファミリー>

 <H175パブリック・サービス仕様>:警察、消防、国境警備隊、捜索救難、救急医療サービス向け。ヘリオニクスと呼ばれるアビオニクスと、4軸自動操縦装置を備える。ローンチ・カスタマーは香港政府フライングサービスで、2018年に7機が引き渡された。参考:月刊航空ファン9,18

<H215M>:AS332シリーズ(ヘリ)を参照。

<H225>:AS332シリーズ(ヘリ)を参照。

<H225M>:AS332シリーズ(ヘリ)を参照。

H230シリーズ>:フランス軍の高等練習機で、アンリオ社が開発して1937年に初飛行した。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ヨーロッパ篇

 <H230>:原型機で、双尾翼を持つ。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ヨーロッパ篇

 <H231>:原型2号機で、単尾翼である。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ヨーロッパ篇

 <H232>:生産型で、双尾翼に戻された。引き込み脚を持つ。全長8.56m、全幅12.76m、全備重量2210kg。エンジンはルノー6Q03220馬力)双発で、最大速度310km、実用上昇限度7500m。乗員2名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ヨーロッパ篇

H246.1>:Sud-EstLeOが開発したエールフランス航空用旅客飛行艇で、1機が武装を搭載して1940621日に初飛行、哨戒機として使用された。全長21.71m、全幅31.7m、全備重量15200kg。エンジンはイスパノスイザ12Xhrs1/grs1720馬力)4発で、巡航速度260km、最大速度330km、実用上昇限度7000m、航続距離2000km。防御兵装は7.5mm機銃4丁。爆弾600kgを搭載できる。乗員8名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ヨーロッパ篇

<H−250/U>:AN/PRC-126(無線機)を参照。

H470>:リオレ・エ・オリビエ社が開発した民間用高速飛行艇で、エールフランスで使用された。第2次大戦勃発後はフランス海軍に徴用され、武装を搭載して哨戒任務に就いた後、ビシー政権下では輸送艇となった。全長21.47m、全幅31.8m、全備重量19850kg。エンジンはイスパノスイザ12Y34/35880馬力)4発で、巡航速度230km、最大速度352km、航続距離3700km。防御兵装は7.5mm機銃4丁。爆弾600kgを搭載できる。乗員9名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ヨーロッパ篇

<H503(r)>:M1931海外シリーズ(榴弾砲)を参照。

H510シリーズ>:フランス軍の練習機で、アンリオ社が1937年に開発した。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ヨーロッパ篇

 <H511>:量産型で、少数が生産されてドイツによる占領まで使用された。全長10.11m、全幅15.02m、全備重量3730kg。エンジンはノームローン9Kfr770馬力)双発で、最大速度330km、実用上昇限度7300m、航続距離1300km。乗員3名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ヨーロッパ篇

 <H530>:機首に透明部を設けた偵察型で、試作のみ。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ヨーロッパ篇

<H&K>:ヘッケラー&コッホを参照。

HA>:Holding Area(待機位置)の略。ヘリコプターが戦闘行動開始直前に待機する場所で、地上・空中いずれの場合もある。FARPからここに進出して待機し、攻撃に際してはここからATP(攻撃位置)に向かう。参考:月刊Jwings2,037,10

<HA−1>:AS350海外シリーズ(ヘリ)またはAS550海外シリーズ(ヘリ)を参照。

HA001>:中国のテンゴエン社が20179月の中国ASEANエキスポで公開したVTOLUAV。兵装ステーション4ヵ所を持つ。重量450kg。航続時間6時間。参考:月刊軍事研究3,18

HA10>:陸上自衛隊の戦車運搬用トラクター。HA20トレーラーと共に19511月から納入された。参考:月刊PANZER11,02

HA.11>:オーストリア=ハンガリー海軍航空隊が第1次大戦時に使用した複葉飛行艇。参考:図解世界の軍用機史

HA20>:陸上自衛隊の戦車運搬用16.5トン積み低床式トレーラー。HA10トラクターと共に19511月から納入された。参考:月刊PANZER11,02

Ha137>:ドイツのハンブルガー航空機(後のブローム・ウント・フォス社)が開発した試作急降下爆撃機。全金属製の機体に逆ガルウイングを組み合わせた単座機である。初号機は19354月に初飛行し、6号機まで試作されたが、Ju87に負けて採用されなかった。全長9.5m、全幅11.2m、全備重量2410kg。エンジンはJumo210Aa610馬力)単発で、最大速度330km、実用上昇限度7000m、航続距離580km。固定武装は7.9mm機銃MG17が4丁。50kg爆弾4発を搭載可能。乗員1名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

Ha139シリーズ>:ドイツのハンブルガー航空機がルフトハンザ向けに開発した4発双フロート水上機で、3機が民間航路に就いていたが、第2次大戦開戦後にドイツ空軍が接収して使用した。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <Ha139B/Umbau>:3号機の機首を延長してガラス張りにし、武装と通信機を搭載した洋上哨戒型。後に1・2号機も改造された。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <Ha139MS>:Ha139B/Umbau1942年に更に改造したもので、磁気機雷掃海機として使用された。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

Ha140>:ハンブルガー航空機の試作双発多用途水上機で、ドイツ空軍の要求により開発された。1937930日に初号機が初飛行し、3号機まで製作されたが、He115が制式採用となったため開発中止となった。全長16.8m、全幅22m、全備重量8500kg。エンジンはBMW132K800馬力)双発で、最大速度333km、実用上昇限度5000m、航続距離1150km。防御兵装は7.9mm機銃MG15が2丁。1000kg魚雷1発または250kg爆弾4発を搭載できる。乗員3名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

HA−220>:スペイン空軍COIN機。HA-200練習機/COIN機の改良型で、コクピットを1名用として後席を燃料タンクに変更した。パイロンは計6箇所で、容量は胴体下が170kg、主翼下が250kg。翼面積17.4平方メートル。全長8.97m、全幅10.93m、自重2100kg、総重量3600kg。エンジンはチュルボメカ・マルボレ6(推力480kg)双発で、最大速度359ノット、航続距離917海里(最大燃料)。固定武装は機首のブレダ7.7mm機銃2丁。乗員1名。19704月に原型機が完成し、25機が配備された。参考:空軍

HA300>:アラブ連合(現エジプト)が1950年代末に開発したジェット機で、メッサーシュミット教授の設計である。当初はエンジンごと国産する予定だったが、途中でイギリス製エンジンに換えて開発、1964年に初飛行した。しかし開発予算がかさんでヨーロッパの航空技師に給料が払えず、計画は頓挫した。参考:世紀の失敗物語

<HA1112K>:Bf109海外シリーズ(戦闘機)を参照。

<HA1112MIL>:Bf109海外シリーズ(戦闘機)を参照。

HAA>:High Altitude Airship(高々度飛行船)の略。アメリカ軍(ミサイル防衛庁)が開発を予定していた無人飛行船(UAS)で、全長152.4m、最大直径48.7mの船体に各種機材(ペイロード1.8トン)を搭載し、高度18-21kmの上空に静止させ、地上の直径1000-1200kmの範囲を監視する。太陽電池と燃料電池を搭載しており、75kWの電力を供給しつつ1年以上滞空可能。搭載機材は弾道ミサイル・巡航ミサイル警戒補足追尾装置、通信中継装置、気象環境モニターなどを予定していた。更にARMS計画の名称でレーザー反射鏡を取り付けて水平線以遠レーザー攻撃を行う計画もあった。2008年度の予算が付かずにキャンセルされ、HALE-Dに引き継がれた。参考:月刊軍事研究10,074,118,12

HAAWC>:アメリカ海軍がP-8C用に開発中の空対潜魚雷で、High Altitude Anti-submarine Warfare weapon Capability(高々度対潜戦兵器能力)の略。Mk54短魚雷の上面にALA(空中発射アクセサリー)キットと呼ばれるGPS誘導装置+折り畳み式滑空翼+垂直・水平尾翼を取り付けたもので、高々度からそのまま投下でき、滑空して目標近くに到達するとMk54が切り離され、パラシュート着水して目標に向かう。参考:月間軍事研究12,18

<HAAWC/ALA>:フィッシュホーク(滑空魚雷)を参照。

<HAC>:ティグールHAC(ヘリ)を参照。

<HAC−119C−2>:海上自衛隊の衛星通信装置。三菱電機製。参考:月刊軍事研究3,07

HACLCS>:ハープーンミサイル制御用の機上管制装置で、Harpoon Aircraft Command and Launch Control Setの略。データ処理機、ミサイル・コントロール・パネルユニット、ロジックユニット、兵装内部結合ユニットなどからなる。搭載母機からの敵艦位置情報をハープーンの中間誘導装置のコンピュータに入力し、選択した発射モードに最適な突入パターンも入力する。参考:U.S.ウェポン・ハンドブック、自衛隊装備年鑑1996

HA/DR>:Humanitarian Assistance / Disaster Relief(人道支援・災害救援)の略。参考:MAMOR vol.91、朝雲

HAFR−1>:パキスタン軍の滑走路破壊爆弾で、制動用パラシュート2基が付いている。全長2.49m、直径0.223m、翼スパン0.42m。参考:軍用機ウェポン・ハンドブック

HAHO>:高々度降下高々度開傘の略。高度10000mくらいから降下し、8-10秒後にパラシュートを開いて着地する方法。滑空距離24km、滞空時間1時間以上で、国境の手前から降下を開始し、敵領内深くに侵入できる。参考:コンバット・バイブル2

HAL>:インドの航空機メーカー。元は194012月にバンガロールで設立された民間航空企業Hindustan Aircraft Limitedで、インド空軍向け戦闘機を生産するためにニューヨークのインターコンチネンタル・エアクラフト社がマイソール王国と起業家ワルチャンド・ヒラチャンド氏に創設させたものである。1941年、インド政府が株式の3分の1を取得し、1947年のインド独立により国営化されてHindustan Aeronautics Limitedに改称された。196410月、カーンプルの航空機製造工業を吸収した。ヨーロッパやソ連の航空機をライセンス生産する傍ら、1951年には国産機(HT-2練習機)の開発製造も開始している。参考:月刊JWings11,05

HAL>:筑波大学教授らのグループが設立したサイバーダイン社が開発したロボットスーツ。腰部のコントロール用コンピュータ、上肢・下肢用パワーユニット、床反力センサー(重心検出用)、生体電位センサー、バッテリーから構成される。運動神経が発する微弱な電気信号を皮膚表面でキャッチしてロボットスーツ関節部のパワーユニット(アクチュエータ)を作動させることにより、人間の筋力を通常の10倍に増幅させることができる。ほぼ実用に達しているHAL52005年完成)の本体重量は24kgで、パワーユニットが筋力補助を行うため、装着者は殆ど重さを感じない。2008年には下肢用量産型(HAL5より軽量化されている)のリースを開始した。誤作動を防ぐため、装着者ごとに制御プラグラムの綿密な調整が必要である。2005年度世界テクノロジー賞ITハードウェア部門で大賞に選定され、アメリカ国防総省などから軍事転用の問い合わせがあったが、もともと身体障害者や介護従事者など民生用のものであり、軍事分野での使用はロボット三原則に反するという立場から全て断っていて、使用も最大5年間のリースに限られる。防衛医科大学は負傷隊員のリハビリを研究する目的で20112月から4ヶ月のリースを受けており、研究結果を基に独自の介護型ロボットスーツを開発している。東日本大震災に伴う福島原発事故を受け、60kgもある放射線防護服を着用しても作業員が楽に動けるよう、上半身にフレームを追加し、モーターを強化したタイプが開発された。参考:月刊軍事研究2,093,082,12

HAL748早期警戒機>:インド国防研究開発機構が試作した空中早期警戒機で、HAL748ターボプロップ旅客機にロートドームを装着したものである。試験飛行中の事故で失われた。参考:月刊軍事研究4,09

HALE−D>:アメリカ陸軍の高々度飛行船デモンストレーターで、High Altitude Long Endurance Demonstratorの略。ミサイル防衛庁が計画をキャンセルしたHAAをアメリカ陸軍宇宙・ミサイル防衛軍が引き継いだもので、主任務を遠隔通信だけに絞り込んでいる。2011727日に初飛行したが、技術的不具合により目標高度60000フィート(18288m)には到達できず、テストが中断された。参考:月刊軍事研究8,12

HALE UAV>:高々度長距離飛行用無人航空機(High-Altitude, Long-Endurance Unmanned Aerial Vehicle)の略。参考:月刊JWings8,11、月刊軍事研究8,'15

HALO>:高々度降下低高度開傘の略。高度10000mくらいからフリーフォールで降下し、高度760m前後でパラシュートを開いて着地する方法。目撃される時間が最小になるので、特殊部隊の侵入時などに使用される。参考:コンバット・バイブル2

HALOU>:アメリカ国防総省ミサイル防衛局が運用しているガルフストリームU改造高々度観測機(High ALtitude Observatory)。機体前部上面に弾道ミサイル追跡用赤外線センサーを収容する大型フェアリングを持つ。1973年に製作された。参考:月刊JWings7,12

Halt−Hl−3>:ドイツ軍の吸着式対戦車地雷。成形炸薬弾頭の地雷に3つの磁石付き脚を取り付けたもので、肉薄攻撃に使用する。装甲貫徹力110mm。厚さ500mmのコンクリートを貫通できるため、バンカーの破壊にも使用できるが、磁石がくっつかないので、割れ目などに填め込む必要がある。参考:第2次大戦ドイツ戦闘兵器カタログVol.3、手榴弾・迫撃砲

<HAMMER>:AASM(空対地ミサイル)を参照。

<HAN−4B>:海上自衛隊のGPS航法装置。古野電気製。参考:月刊軍事研究3,07

H&HS>:海兵司令部/司令部飛行隊(Headquarter and Headquarters Squadron)の略号。MAG海兵航空群の隷下で、司令部用務連絡飛行や捜索救難を担当する。参考:月刊軍事研究8,14

<HANE>:高空核爆発を参照。

<HAO>:人道支援作戦を参照。

<HAP>:ティグールHAP(ヘリ)を参照。

<HAPMEP>:MEP(電子システム)を参照。

<HAPS>:ゼファー(無人機)を参照。

HAQ−1>:海上自衛隊の赤外線暗視装置。US-2に搭載されている。三菱電機製。参考:月刊軍事研究3,078,08

HAQ−1B>:自衛隊の赤外線暗視装置。US-2に搭載されている。三菱電機製。参考:月刊軍事研究12,17

HAQ−2>:海上自衛隊の光波装置。P-1に搭載されている。富士通製。参考:月刊軍事研究12,062,10

HARD>:スイスのエリクソン・マイクロウェーブ・システムズ社が開発した全周旋回式3次元捜索レーダー。アンテナ形状は直方体である。波長はXバンド、ピーク出力30W、最大ビームデフレクションはプラスマイナス30度、捜索距離10-20km(航空機)、9-10km(ヘリ)。慣性航法装置とGPSが組み込まれている。フィンランド軍がITO05CMAD用として採用しており、ポーランド軍がASRADの指揮統制車に搭載してテスト中。参考:月刊PANZER6,02、月刊軍事研究12,08、ザ・マーチ40

<HARM>:AGM-88シリーズ(対レーダーミサイル)を参照。

<HARM操縦セクション改良型>:AGM-88F(対レーダーミサイル)を参照。

HAS>:HARM As Sensorの略で、HARM運用モードの1つ。HARMのセンサーを利用してターゲットをロックオンし、その後に攻撃の判断を下すものである。参考:月刊JWings7,02

HAS−16>:ドイツ空軍が第2次大戦時に使用した酸素発生装置で、高々度でのパラシュート脱出時に使用する。700ccのタンクに150気圧で酸素を押し込んであり、20分間酸素を供給する。参考:月刊航空ファン10,15

HASP>:大気圏放射能集塵計画の略。大気圏での核実験に伴う放射性物質の拡散状況を地球規模で調査する計画で、アメリカが各国の核開発状況を監視する目的もあった。1954年に設置された国防原子力計画支援庁(DASA)が計画を管理し、19579月から19643月まではWU-2Aがミッションを担当した。参考:月刊軍事研究5,02

HASPA>:高々度スーパープレッシャー動力エアロスタットの略。アメリカ海軍向けに開発していた洋上監視用電動飛行船で、高度20720mを滞空して洋上監視を行う。全長101m。ハイスポット計画に発展した。参考:スパイ機

HATCP>:マトラ社が開発していたヘリコプター用空対空ミサイル。全長1.81m、胴体直径0.9m、発射重量17kg以上、弾頭重量3kg。誘導は赤外線パッシブで、推進は固体燃料ロケット、最大射程3.2km。参考:世界軍用機年鑑1990-91

HAV−304>:アメリカ陸軍が計画した長時間滞空型多目的偵察機(LEMV)用ハイブリッド飛行船で、別名アンブリンキング・アイ(瞬きをしない目)。有人、地上管制ステーションからの遠隔操作、無人完全自動の3パターンによる飛行が可能で、高度6000m21日間滞空し、ISR任務にあたる。全長90m2012年からノースロップ・グラマン社が開発しており、取り敢えず3隻を製作予定だったが、予算不足でキャンセルされた。参考:月刊JWings9,10、月刊軍事研究1,17

HAW>:Heavy Antitank Weapon(重対戦車兵器)の略。アメリカ陸軍の歩兵用対戦車兵器で、集団装備または車載により中隊・大隊レベルで装備する。1970年以来、TOWがこれとして使用されている。参考:コンバット・バイブル

<HAWK>:ホーク・シリーズ(地対空ミサイル)を参照。

HB001>:中国のテンゴエン社が20179月の中国ASEANエキスポで公開したVTOLUAV。兵装ステーション2ヵ所を持つ。重量280kg。航続時間5時間。参考:月刊軍事研究3,18

HB12>:陸上自衛隊の戦車運搬用トラクター。HA10/12の改良型で、トラクターのボンネット部分を短縮している。1955年から納入された。参考:月刊PANZER11,02

HB75>:ドイツのドルトムントヘアダーヒュッテンフェアアイン社の装甲板規格(85-120mm厚)で、19428月に制定された。炭素0.32-0.42%、マンガン0.3-0.65%、クロム2-2.4%、モリブデン0.2-0.3%を含む無ニッケル・無バナジウム鋼で、ブリネル硬度は265-309。参考:月刊丸4,07

HB876>:JP233に搭載されている多目的地雷で、SG357と同時に散布され、ブルドーザーのブレードを吹き飛ばしたり、車両や航空機の行動を阻害したりして補修・再使用を妨害する。参考:軍事分析湾岸戦争

<HBCT>:重旅団戦闘団を参照。

HBGV>:Hypersonic Boost Glide Vehicleの略。極超音速滑空体HGVに推進用エンジンを追加したものである。参考:月刊軍事研究7,18

HBS−202>:ラインメタルが開発したヘリコプター用20mm単銃身機関砲で、Rh202がベースである。本体重量75kg、弾薬525発含め重量は346kg。弾丸重量0.22ポンド(99.8g)、初速毎秒3380フィート(1030m)、有効射程1500m以上、発射速度毎分1000発。PAH-1の胴体下に装着できる。参考:攻撃ヘリコブラ&アパッチ、月刊軍事研究4,97

HBX−1>:トルペックスが爆発事故を多発したため、ワックス量を増やして1945年に開発された爆薬で、HBXHigh Blasting Explosiveの略。TNT38%RDX40%、アルミニウム17%、ワックス5%で構成される。参考:火器弾薬技術ハンドブック

HBX−3>:TNT29%RDX31%、アルミニウム35%、ワックス5%で構成される混合爆薬。参考:火器弾薬技術ハンドブック

HC>:海軍戦闘支援ヘリコプター飛行隊(Helicopter Combat Support Squadron)の略。

HC>:HexaChloroethane(6塩化エタン)を使用した発煙弾のこと。参考:月刊軍事研究4,09

HC−1>:アメリカ海軍第1戦闘支援ヘリコプター飛行隊、ニックネームはパシフィック・フリート・エンジェルズ(Pacific Fleet Angels)。197310月、Det.8CVW-5の一員として厚木基地に配備された。使用機はSH-3Gである。すぐにDet.2と交替した。使用機は同じくSH-3Gである。1981年、Det.2CVW-5の隷下を外れた。参考:月刊JWings11,17

<HC120>:EC120(ヘリ)を参照。

<HC−130B>:C-130輸送機ファミリーを参照。

<HC−130G>:C-130輸送機ファミリーを参照。

<HC−130H>:C-130輸送機ファミリーを参照。

<HC−130J>:C-130輸送機ファミリーを参照。

<HC−130N>:C-130輸送機ファミリーを参照。

<HC−130P>:C-130輸送機ファミリーを参照。

HCAC>:SES船体のテクストロン・システムズ社名称で、Hybrid Catamaran Air Cushion Shipの略。参考:月刊軍事研究2,04

HCM>:Hypersonic Cruise Missile(極超音速巡航ミサイル)の略。ロケットだと酸化剤を積む必要があり射程が短くなるので、ラムジェットエンジンやスクラムジェットエンジンなどを積む。超高速により迎撃を回避するので亜音速巡航ミサイルのように低空を這うように飛ぶ必要は無く、エンジン効率の良い飛翔高度を取れる。空気との摩擦で高熱に長時間晒されるので、対策が必要。核弾頭を使わない場合、超高速でも精密攻撃を達成できる高い(且つ耐熱性の)誘導能力が要る。参考:月刊軍事研究7,18

<HCM/FELEX>:ハリファックス級フリゲートHCM/FELEXを参照。

HCQ−1B>:自衛隊のデータリンク装置。SH-60Kに搭載されている。三菱電機製。参考:月刊軍事研究9,08

HCQ−2>:海上自衛隊のデータリンク装置。SH-60Kに搭載されている。日立製作所製。参考:月刊軍事研究3,079,08

HCQ−3>:自衛隊のデータリンク装置。P-1に搭載されている。日立製作所製。参考:月刊軍事研究2,10

<HCSM>:AGM-88F(対レーダーミサイル)を参照。

HCSW>:アメリカ空軍が開発している極超音速通常弾頭攻撃兵器(Hypersonic Conventional Strike Weapon)。空対地型で、巡航速度マッハ5以上。誘導はGPS/INSなどで、移動目標も攻撃できる。開発に必要な技術を持っているのがオービタルATK、ノースロップ・グラマン、ボーイング、レイセオン、ロッキード・マーチンしか無く、2018418日にロッキード・マーチン社スペースシステムズ部門と契約した。参考:月刊JWings10,17、月刊航空ファン9,18、月刊軍事研究7,18

HCV>:Hypersonic Cruise Vehicleの略。DARPAが開発中の超音速無人機で、高度30000mをマッハ5で飛行し、14000km先の目標に2時間以内で到達する。使用兵器のCAV共々2010年の実用化を目指している。参考:月刊軍事研究7,07

HC爆弾>:イギリスが第2次大戦時に開発した大型爆弾で、HCHigh Capacityの略。2000ポンド、4000ポンド、8000ポンド、12000ポンドなどがある。参考:月刊軍事研究3,11

<HD>:精製マスタード(びらん剤)を参照。

<HD19>:SA330海外ファミリー(救難ヘリ)を参照。

HD37>:ハインケル社がドイツ再軍備に備えて1928年に開発した複葉戦闘機。全長8.50m、全幅10.00m、全高3.20m、自重1419kg、全備重量1792kg。エンジンはBMW-Y(750馬力)単発で、最大速度285km、航続距離700km。固定武装は7.9mm機銃2丁。ソ連でI-7としてライセンス生産された。参考:歴史群像2,08付録

HD38>:HD37を海軍向けにしたもの。水上機としても使用できるよう、主脚をフロートに交換可能としている。1931年に初飛行し、ソ連でライセンス生産(名称はHD37と同じI-7)され、アルゼンチンとブラジルに輸出された。1935年のドイツ空軍発足時にHe38と改称されて海軍航空隊1個戦闘機隊に短期間配備された。参考:歴史群像2,08付録

HD730>:ドボアチンが開発した双フロート艦載軽観測機で、双垂直尾翼を持つ。19402月に初飛行したが、ドイツ侵攻で開発中止となった。全長9.75m、全幅12.62m、全備重量1870kg。エンジンはルノー6Q03220馬力)単発で、最大速度230km、実用上昇限度5100m、航続距離1300km。固定武装は7.5mm機銃2丁。爆弾100kgを搭載できる。乗員2名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ヨーロッパ篇

<HDAM>:AGM-88シリーズ(対レーダーミサイル)を参照。

HDD>:Head-down displayの略。高速性能を追求するなどしたため、コクピットからの視界を極端に狭くせざるを得なかった場合に、計器板にカラーCRTや液晶ディスプレイを填め込んで、機体に取り付けた撮像管やCCDカメラの映像を映すことにより、必要な視界を得る方式のこと。HUDと同じくエアデータやマーカーなどを重ねて映すこともできる。参考:航空用語事典増補改訂版

<HDGP>:高抵抗型普通爆弾を参照。

HDI>:アメリカのデザート・タクティカル・アームズ社が開発した狙撃銃で、Hard Target Interdictionの略。ボルトアクション式のブルパップ狙撃銃で、本体はFRP製であり、12.7mmブローニング、.416バーレット、.408チェイタック、.375チェイタック用の交換銃身が用意されている。ハンドガードの上下左右にレールマウントを標準装備。参考:月刊軍事研究8,10

HDML−1001型>:フランス海軍哨戒艇で、イギリスの機動港湾防備艇(HDML)を譲り受けたものである。船体は木造で、基準排水量40トン。1943-44年に25隻が引き渡された。参考:第2次大戦のフランス軍艦

<HDP>:ハープーン対艦ミサイル・システム(艦載用)またはハープーン対艦ミサイル・システム(潜水艦用)を参照。

HDS−500RTN>:韓国の現代重工業がタイ海軍向けに提案している潜水艦。KSS-500Aがベースらしい。参考:月刊軍事研究8,15

HDSB>:重ドライ支援橋の略。アメリカ軍の架設橋で、M1977CBTに搭載されて移動する。M1戦車を搭載したHETS輸送車が乗っても大丈夫。参考:月刊軍事研究9,05

HDU>:ホース・ドラム・ユニットの略。プローブ・アンド・ドローグ式給油装置の給油機側に装備する、送油ホースのことである。燃料タンクと組み合わせてポッド式にすると、バディ・ポッドと呼ばれる。参考:月刊JWings10,01

HDUポッド>:HDUをポッドに内蔵したもので、機外に装着して機内燃料配管と接続、ポッド後端からドローグを繰り出して空中給油を行う。先端にラム・エア・タービンが付いているが、発電すると電気火花で爆発を起こす危険があるので、燃料ポンプやホースドラムを直接駆動する方式になっている。参考:月刊JWings10,13

<HE>:High Explosiveの略。榴弾のこと。参考:月刊グランドパワー10,03

<HE−1>:NE-1練習機ファミリーを参照。

<HE2K>:ホークアイ2000(早期警戒機)を参照。

<He38>:HD38(戦闘機)を参照。

He46>:ハインケル社が1931年に初飛行させた陸軍用偵察機。主翼はパラソル翼で、軽い後退角を付けて偵察に必要な前方視界を確保している。参考:図解世界の軍用機史

He50>:ハインケル社が1931年に開発した複葉急降下爆撃機。日本海軍の発注によるものだが、採用取り消しとなったため、ドイツ空軍が対地攻撃機や練習機として使用した。第2次大戦でも夜間攻撃などに投入されている。参考:図解世界の軍用機史

He51シリーズ>:第1次大戦敗戦後に再建されたドイツ空軍が初めて量産した戦闘機で、Ar68と並んでドイツ最後の複葉戦闘機でもある。A-C型合わせて487機(700機?)が生産され、スペイン内乱に参加したが、I-15より性能で劣り、I-16には全く敵わず対地攻撃機に格下げとなった。第2次大戦中も練習機、グライダー曳航機として使用されている。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、図解世界の軍用機史

 <He51a>:試作初号機で、1933年に初飛行した。He49a1932年初飛行)を改良した複葉固定脚機で、エンジンをBMW-Yに換装するなどしている。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、歴史群像2,08付録

 <He51A−1>:最初の量産型。1934年から引き渡された。全長8.38m、全幅10.99m、全高3.20m、自重1460kg、全備重量1900kg。エンジンはBMW-Y(750馬力)で、最大速度330km、航続距離570km。固定武装は7.92mm機銃2丁。乗員1名。参考:歴史群像2,08付録、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He51B>:細部改修型で、1935年から引き渡された。スペイン内乱勃発後にはフランコ側に供与されている。全長8.4m、全幅11m、全備重量1900kg。エンジンはBMWY7.3Z750馬力)で、最大速度330km、航続距離570km。固定武装は7.9mm機銃MG17が2門。乗員1名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

He59シリーズ>:ハインケル社がドイツ再軍備に備えて開発を依頼された双発双フロート複葉水上機。偵察や爆撃を主任務とする予定だったが、第2次大戦では哨戒・輸送・救難・強襲など主に後方任務に就いた。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、図解世界の軍用機史

 <He59a>:陸上型試作機で、19319月に民間用貨物輸送機として初飛行した。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He59b>:水上機型試作機で、19321月に民間貨物輸送機型として初飛行した。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He59B−1>:最初の量産型。胴体は鋼管溶接骨組み羽布張り、主翼は木製桁に羽布張り。爆弾倉に爆弾1トンを搭載でき、外部に1トン魚雷の搭載が可能である。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He59B−2>:各種装備改良型。全長17.4m、全幅23.7m、全高7.1m、自重5トン、全備重量10トン。エンジンはBMWW6.0ZU660馬力)双発で、最大速度220km、実用上昇限度3500m、航続距離1500km。防御兵装は7.9mm機銃MG15が3丁。爆弾1トンもしくは1トン魚雷1発を搭載できる。乗員4名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He59B−3>:長距離哨戒型。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He59C−1>:洋上航法訓練機。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He59C−2>:捜索救難機で、ゼーノート・ディーンストに配備された。対英戦時は赤十字マークを付けて洋上救難を行いつつ機雷投下・工作員輸送・爆撃機誘導などを行ったが、イギリス軍が赤十字マークの有無に関わらず撃墜を命じたため、1940年夏以降は迷彩塗装に変更、MG15機銃3丁を搭載した。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、英独航空決戦

 <He59D−1>:C-1C-2の両任務を行えるタイプで、こちらも赤十字マークを付けて各種工作に使用され、1940年夏以降は通常迷彩として機銃を搭載した。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、英独航空決戦

 <He59N>:D-1に防御兵装を追加したタイプ。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

He60シリーズ>:ドイツ海軍艦載水上複葉双フロート偵察機。1932年から開発され、1933年に初飛行して採用され、1934年から250機が量産された。He114Ar196に後を譲ったが、第2次大戦開戦時にも45機が配備されており、北海やバルチック海で任務に就いている。ただ旧式化が激しく、すぐに後方に下げられてしまった。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、月刊丸4,178,95

 <He60B>:鋼管骨格羽布張りである。全長11.5m、全幅12.9m、全高4.9m、全備重量3425kg。エンジンはBMWW6.0ZU水冷(660馬力)単発で、最大速度225km、実用上昇限度5000m、航続距離950km720km?)。防御兵装は7.9mm旋回機銃MG15が1丁。乗員2名。参考:月刊丸4,17、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、写真集ドイツの巡洋艦

 <He60E>:輸出型で、フランコ軍が採用した。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

He70シリーズ>:ドイツ空軍爆撃機で、ルフトハンザ向けの高速旅客機を軍用に採用したものである。1933年に戦闘機よりも速い時速376kmを出し、軍が注目して採用した。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He70E−1>:爆撃機型で、1934年から引き渡された。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He70F−1>:偵察爆撃機型。1934年から引き渡された。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He70F−2>:193611月にスペインに派遣されて実戦投入された。全長12m、全幅14.8m、全備重量3460kg。エンジンはBMWY7.3Z750馬力)単発で、最大速度360km、実用上昇限度5450m、航続距離900km。防御兵装は7.9mm機銃MG15が1丁。50kg爆弾6発を搭載可能。乗員1名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He270V1>:DB601aエンジン(1175馬力)を搭載した自主開発型。採用されず。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

<He70海外シリーズ>

 <He170A>:ハンガリー向けの機体で、エンジンをノーム・ローン14K910馬力)に換装している。18機が輸出された。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

He74>:ドイツ国防軍の試作高等練習機。複葉機なので運動性は良好だったが、旧式感は否めず、Fw56に負けて採用されなかった。全幅8.2m。エンジンはAs10C240馬力)単発で、最大速度280km、実用上昇限度4800m、航続距離370km。武装は7.9mm機銃MG17が1丁。乗員1名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

He100シリーズ>:ハインケル社の試作戦闘機。He112Bf109に負けたので、その後継を狙って開発した。周回コース速度記録などを樹立し、ドイツ宣伝省が現用機He112の改良型He112Uの記録として発表、プロパガンダに使用している。戦闘機をBf109に一本化する方針だったため制式採用はされず、He100Vの6機がソ連に、He100D-0の3機が昭和16年に日本海軍に輸出され(陸軍も見学、川崎航空機が図面の複写を入手)、He100D-112機がドイツの手元に残ってHe113という名称を付けられ、「新鋭戦闘機」の触れ込みで再度宣伝用機体となった。参考:月刊航空ファン6,02、ミリタリーエアクラフト1,97、月刊丸6,01

 <P.1035>:計画機バージョン。機体構造などを単純にして生産性を上げ、主脚を内側引き込みとしてタイヤ間隔を拡大し、不整地での離着陸性能を確保した。主翼は低翼の浅い逆ガル翼で、通常用と速度記録用の2種が用意された。エンジンはDB601で、機首はそれ専用に設計され、高速を狙った。空気抵抗を減らすため、ラジエーターを廃止し、代わりに蒸気発生器を装備した。エンジンを冷却した高温高圧の冷却水は、蒸気発生器に入って圧力が下がった際に一気に沸騰し、気化熱が奪われて温度も下がる。沸騰して蒸気になるのは冷却水のうち1%くらいで、液体のままの冷却水は蒸気発生器下方からエンジンに戻されて再び冷却に使用され、過不足は冷却水タンクで調整する。蒸気発生器上面から出た蒸気はそのまま外に棄ててしまうと冷却水が足らなくなるので、主翼表面のコンデンサー(凝結器)に流して水に戻し、電動ポンプで冷却水タンクに送るようにした。地上運転時や低速時は主翼表面の冷却能力が低く、蒸気を水に戻す能力が不足するので、胴体下面に引き込み式のコンデンサーを配置し、主翼のコンデンサーを通った蒸気混じりの水を全て復水できるようにしている。193710月末に実機製作が承認された。参考:月刊航空ファン6,028,10

 <He100V−1>:試作初号機。DB601A1100馬力)を搭載し、1938年1月22日に初飛行した。抵抗を低減するため採用した翼面蒸気冷却装置に問題があり、主翼上面と下面の間に生じた温度差から外皮が捩れて構造材まで損傷する恐れが生じた。参考:月刊航空ファン6,02、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He100V−2>:試作2号機。冷却問題を改善するため主翼外皮の厚さを増し、垂直尾翼を増積した。193866日に100km周回コースで時速634.7kmの世界最高速度記録を出したため、存在が機密扱いとされ、He112U(Uは操縦したドイツ空軍ウーデット少将のU)の記録として発表された。参考:月刊航空ファン6,02

 <He100V−3>:試作3号機。エンジンを水メタノール噴射装置付DB601R1800馬力)に換えたもの。高速飛行記録を狙ったが、事故を起こして失われた。参考:月刊航空ファン6,02

 <He100V−4>:試作4号機。He100Bシリーズの原型である。参考:月刊航空ファン6,02

 <He100V−5>:試作5号機。これもHe100Bシリーズ原型。参考:月刊航空ファン6,02

 <He100V−6>:試作6号機。He100C原型で、DB601Aa1175馬力)を搭載する。参考:月刊航空ファン6,02

 <He100V−7>:試作7号機。He100V-6と同様、He100C原型である。参考:月刊航空ファン6,02

 <He100V−8>:試作8号機で、V-3と同様の高速試験機。1939330日に平均飛行速度746.606kmの世界最高記録を達成したとされる。これもHe112Uの記録として公式発表された。参考:月刊航空ファン6,02

 <He100V−9>:試作9号機で、He100Cの原型。プロペラ軸内に20mm機関砲MGFFを、主翼内に7.9mm機銃MG17を搭載している。参考:月刊航空ファン6,02

 <He100V−10>:試作10号機。地上テスト用。参考:月刊航空ファン6,02

 <He100D−0>:ハインケル社が自費で製作した先行量産型で、3機が製作された。参考:月刊航空ファン6,02、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He100D−1>:ハインケル社が自費で生産した生産型で、12機が製作された。主力エンジンとなっていたユンカースJumo211エンジンへの換装ができず、制式採用されなかった。全長8.2m、全幅9.42m、全高3.6m、自重2070kg、全備重量2500kg。エンジンはDB601Aa液冷倒立V型12気筒(1175馬力)で、巡航速度520km、最大速度668km、実用上昇限度11000m、航続距離900km。固定武装はプロペラ軸内20mmMGFF機関砲1門と、翼内7.92mm機銃1丁ずつ。参考:月刊航空ファン6,02

 <He113>:He100D-1に付けられた偽の名称で、様々な部隊マークを付けられて偽の戦闘機隊となった。実際はロストク工場防衛用のハインケル社私設防空戦闘機隊で、戦闘には参加していない。参考:月刊航空ファン6,02

He111シリーズ>:ドイツ空軍双発爆撃機で、ハインケル社が開発した。1932年に完成した高速旅客機He70を双発・大型化したもので、1934年から開発されたが、当初は再軍備を隠すために旅客機型も同時開発された。1937年夏には旅客機として就航したが、その前の1937426日、ゲルニカ爆撃に参加している。第2次大戦初頭は活躍したが、バトルオブブリテンでは鈍足がたたって作戦参加機の半数が撃墜された。生産数は19391399機、1940827機、1941930機、19421337機、19431438機、1944714機。参考:月刊JWings2,04、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、月刊丸4,99

 <He111V1>:試作初号機で、1935225日に秘密裏に初飛行した。エンジンはBMWY6,0Z600馬力)双発、最大速度350km。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、世界の傑作機No.145、月刊航空ファン2,15

 <He111V4>:試作4号機。1936110日にベルリンのテンペルホフ空港で10人乗り旅客機として一般に初公開された。参考:世界の傑作機No.145

 <He111V5>:試作5号機。エンジンをDB600A1000馬力)双発に換装している。性能が一気に向上し、He111Bシリーズのベースとなった。参考:月刊航空ファン2,15

 <He111V−19>:エンジンをJumo211A1000馬力)双発とした試作型で、19391月に初飛行した。He111Hシリーズとして量産化されている。参考:月刊航空ファン2,15

 <He111A−0>:初の爆撃機型で、He111V3がベース。爆弾は頭部を上にして爆弾倉に縦に収容される。Gv219d爆撃照準器、防御火器(機首、機体上下の7.92mm機銃計3丁)を装着したが、元々のBMWYエンジンの低出力に加え、機体重量及び空気抵抗の増加により性能が低下した。このためドイツ軍では採用されず、生産された10機(のうち9機?)は爆撃照準器などを外して中国の蒋介石政権に売却され、対日戦に投入された。参考:月刊JWings3,032,042,17、月刊航空ファン2,15

 <He111B−0>:A型のエンジンをDB600A1000馬力)に換装したタイプで、He111V5がベース。10機が発注され、19363月に初飛行し、量産に移された。参考:月刊航空ファン2,15、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He111B−1>:A型のエンジン出力向上型で、ドイツ空軍に最初に引き渡されたタイプ。DB600A(離昇出力1000馬力)に換装している。後期型では更にDB600Cに換装された。機首はオーソドックスな段付き風防で、機首に爆撃手が位置し、1段後ろの上方に操縦席がある。1936年末に50機が発注された。30機がコンドル軍団に回されてスペイン内乱で使用されている。参考:月刊JWings2,043,03、月刊航空ファン2,15、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He111B−2>:B-1のエンジンをDB600CGに換装し、機首銃座の窓枠の形状を変更したタイプ。スペイン内乱に投入された。参考:月刊JWings2,043,03

 <He111C−0>:最初の旅客機型。6機がルフトハンザに引き渡され、1937年夏から就航した。乗客10名が搭乗できる。BMWYエンジンの出力不足から営業コストがかさんだ。うち2機はスパイ機であり、大戦前には路線調査という名目で写真偵察を行った。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、月刊JWings2,04

 <He111D>:B型のオイル冷却方式を表面冷却からラジエーター内冷却式に換え、高性能無線機を追加したもの。エンジンはDB600Ga950馬力)。参考:月刊JWings2,04

 <He111E>:DBエンジンを戦闘機に回す必要があったため、D型のエンジンをJumo211A-11000馬力)に換えたもの。参考:月刊JWings2,043,03、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He111E−4>:電気式爆弾投下ラックを装備したタイプ。Eシリーズでは最多生産型である。参考:月刊丸4,99

 <He111F>:E型までの生産性の低い楕円翼を直線テーパー翼に変更したもの。また、アンテナ支柱を機体上部の旋回銃座後方に後退させている。エンジンはJumo211A-31100馬力)双発。参考:月刊JWings2,04、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He111G>:C型の主翼を直線テーパー翼に変更した旅客機型。エンジンもBMW132DB600DB601と変更された。参考:月刊JWings2,04

 <He111J>:F型のエンジンをDB600Gに換え、航空魚雷2本を搭載可能としたもの。参考:月刊JWings2,04

 <He111P>:空力特性を改善するため、J型までのコクピット形状を変更したもの。機首を後退させて操縦席と前方銃座席の風防を流線型に一体化している。操縦士の視界を得るため機首は中心線よりやや右に寄せ、機首左の操縦席上に小さな窓を設けて着陸時の前方視界を確保した。また、胴体下部の銃座を引き込み式からゴンドラ型にし、胴体上部中央の防御銃座も流線型アクリルシールドに変更した。エンジンもDB601Aa1150馬力)に換装しており、ナセル左に過給器用エアインテイクがある。1939年末までに各型計350機が生産され、白作戦で主力を務めた。参考:月刊JWings2,04、月刊航空ファン2,15、月刊丸4,17

 <He111P−4>:P型の武装強化型。胴体左右側面と下部ゴンドラ前方・機首上に旋回機銃を、尾部に遠隔操作式固定機銃をオプション装備できる。また、爆弾搭載能力増加のため、PVC1006爆弾架を装備した。全備重量13.5トン。最大速度320km、航続距離2400km。防御兵装は7.92mm機銃6丁で、爆弾2.4トンを搭載できる。乗員5名。参考:月刊JWings2,04、英独航空決戦

He111P−5>:

He111P−6>:P-5のエンジンをDB601N1115馬力)に換装したタイプ。最大速度は440kmとなった。爆弾架は元に戻されている。エンジン供給に限界があり、少数のみ生産された。参考:月刊JWings2,04、月刊丸4,99

He111P−6/R6>:長距離偵察機やグライダー曳航機として使用された。参考:月刊丸4,99

He111H>:He111PのエンジンがBf109/110と被るので、量産を考えてJumo211A(離昇出力1010馬力)に変更したもので、He111V-19の量産型である。過給器のインテイクがナセル右に移った。各型計6000機が生産されて1939年夏から配備が始まり、イギリス爆撃作戦時に主力を務めた。参考:月刊航空ファン2,15、月刊JWings2,04、月刊丸4,17

He111H−1>:プロペラは小型のVDMである。参考:月刊丸4,17

He111H−2>:胴体左右側面(7.92mm機銃1丁ずつ)と下部ゴンドラ前方に旋回機銃を装備したもの。参考:月刊JWings2,04

He111H−3>:H-2の機首上に旋回機銃を、尾部に遠隔操作式の固定機銃を追加したもの。全長16.4m、全幅22.6m、全備重量14トン。エンジンはJumo211D-11100馬力)2基で、最大速度440km、航続距離1900km。武装は20mm機関砲MGFF1門(艦船攻撃用。胴体中央下面)、MG15機銃6丁(機首、背部・腹部銃座、胴体左右、尾部)。爆弾搭載量2.5トン。乗員5名。参考:英独航空決戦、月刊JWings2,04

He111H−3x>:H-3の夜間爆撃嚮導機型。誘導電波受信装置であるX装置を搭載し、友軍爆撃機の先頭に立って目標へと誘導する。参考:月刊JWings2,04

He111H−4>:H-3の爆弾架をPVC1006に換えたもので、機外にも兵装懸架ラックを追加した。エンジンはJumo211F-11440馬力)に換装し、プロペラを大直径としている。参考:月刊JWings2,04、月刊丸4,17

He111H−5>:H-4のペイロード拡大型。Rb50/30Rb20/30カメラを装備して偵察に使用されることもあった。参考:月刊JWings2,04

He111H−6>:H-5の機体下部のゴンドラ銃座前方に20mm機関砲を搭載したタイプ。主に航空魚雷を搭載し、雷撃機として使用された。全長16.4m、全幅22.6m、全高4m、自重8.68トン、全備重量14トン。エンジンはJumo211F-21350馬力)双発で、最大速度435km、実用上昇限度8500m、航続距離1950km。防御兵装は20mm機関砲MGFFが1門、13mm機銃MG131が1丁、7.9mm機銃MG15及び7.9mm連装機銃MG81が計7丁。機内に250kg爆弾8発、機外に2000kgまでの爆弾を搭載できる。乗員5名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、月刊JWings2,04

He111H−8>:阻塞気球のケーブルを切断するカッターを装備したタイプ。左右主翼と機体前部の全長にわたって装備されたため、飛行性能ががた落ちして損害が拡大した。参考:月刊JWings2,04

He111H−10>:小型のバルーンカッターを装備したタイプ。しかし阻塞気球にぶつかると半数が致命的損傷を受けてしまう。参考:月刊JWings2,04

He111H−11>:H-6のエンジンを2速過給器付きのJumo211F-2919馬力・高度5300m)に換え、装甲を強化し、胴体上部銃座を密閉式として13mm単装機銃に強化、機首銃座を20mm機関砲に、胴体下部のゴンドラ銃座を7.92mm連装機銃としたタイプ。参考:月刊JWings2,04

He111H−16>:H-11に電波高度計を追加したタイプで、ゴンドラ前部の20mm機関砲を外し、胴体左右の機銃を7.92mm連装とした。全長16.4m、全幅22.6m、全高4m、自重8.68トン、最大離陸重量14トン、爆弾搭載量最大2トン(3.2トン?)。最大速度は高度6000m404km、実用上昇限度6700m8500m?)、航続距離は爆弾1000kg搭載で2900km。乗員5名。参考:月刊JWings2,04、月刊丸4,99

He111H−20>:爆撃機兼兵員輸送機兼グライダー曳航機。参考:月刊JWings2,04

He111H−22>:空中発射型Fi-103飛行爆弾搭載型で、H-16及びH-20型から製作された。機体上部の機銃座を電動式とし、尾部機銃は撤去、機体上部の銃座前方にループアンテナを持つ。Fi-103を左右どちらかの主翼付け根に1機搭載し、攻撃目標から100-150kmの位置まで進出し、高度400mを時速320kmで飛行、Fi-103のエンジンを10秒間暖機運転して発射する。命中率は芳しくなかった。母機の損失は77機で、モスキート夜間戦闘機に撃墜されたのが16機、他は悪天候や事故によるものである。参考:月刊JWings2,04、歴史群像8,11

He111Z>:2機のH-6型を、5番目のエンジンを持つ長方形の中央翼で連結させた大型グライダー曳航機。胴体下に300リットル入りドロップタンク4個を搭載し、Me321を1機またはGo242を2機曳航する。スターリングラード戦では11機が第6軍への補給任務に投入された。全長35.2m、全幅35.2m、全備重量28.4トン。最大速度392km480km?)、航続距離1900km。最大ペイロード6.3トンで、1.8トン爆弾の搭載も可能。防御兵装は口径7.92mm-13mmの各種機銃12丁。乗員8-12名。参考:月刊JWings2,04、月刊丸4,99、グラフィックアクション29

He111Z−2>:Hs293ミサイルを4発搭載するタイプ。計画のみ。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

He111Z−3>:長距離偵察型。計画のみ。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

<He−111海外シリーズ>

CASA2111>:スペイン空軍爆撃機。ライセンス生産型で、エンジンをロールスロイス・マリーン500系に換装しており、第2次大戦終結後の1953-56年に生産された。1970年代初めまで現役で、輸出もされた。参考:月刊JWings12,982,04

He112シリーズ>:ドイツ空軍試作戦闘機で、計画名はプロイェクトP1015であり、194455日にこの名称になった。ハインケル社が1934年の全金属製単座単発単葉戦闘機設計案募集(He51Ar68の後継)に応じたものだが、改造を繰り返して原型が12機(一説には27機)も作られた挙げ句、Bf109との競争に負けて採用されず、主に輸出市場に出された。各型合計98機が生産された。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、ミリタリーエアクラフト1,97、図解世界の軍用機史

 <He112V−1>:試作初号機で、193591日に初飛行した。エンジンはRRケストレルMk5Mk.US?)水冷直列V型12気筒(695馬力)を搭載する。逆ガル大型主翼や計算以上の機体抵抗などに問題があったが、航空省の要求は満たしていた。1940年まで試験に使用された。参考:ミリタリーエアクラフト1,97、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He112V−2>:試作2号機で、19351116日に初飛行した。エンジンをユモ210C650馬力)に換装し、機首形状を変更、3翅プロペラを装備した。V1の反省を基に翼幅を1.1m短縮し、翼厚を薄くして速度性能を改善している。武装はMG C/30L機銃。1936年初めからテストに入ったが、32日に試験飛行中に損傷した。415日、急降下試験及びスピン試験で墜落して大破し、修理不能でスクラップになった。参考:ミリタリーエアクラフト1,97

 <He112V−3>:試作3号機で、19361月に初飛行した。V-2の改良型で、ラジエーターを機首下面に移して大型化し、垂直尾翼面積を拡大、前部胴体側面にMG17機銃収納用ブリーチフェアリングを装着し、排気管を単排気管に変更している。兵装はMG17機銃3丁。後にヴァルターロケットエンジンのテストに使用されることになり、尾部を大型化してロケットエンジンを装着、コクピット前方に液体酸素コンテナ、座席後方にメチルアルコールタンクを搭載し、垂直尾翼と水平尾翼を補強した。地上試験の後、19373月に離陸試験を行ったところ、点火直後に爆発して粉砕されてしまった(パイロットは軽傷で済んだ)。参考:ミリタリーエアクラフト1,97

 <He112V−4>:増加試作初号機(通算4号機)で、1936423日に発注され、6月半ばに完成した。エンジンをJumo210Daに換装し、オープンコクピットを採用、主翼端を切り落とし、尾翼面積を縮小している。参考:ミリタリーエアクラフト1,97

 <He112V−5>:増加試作2号機(通算5号機)で、193679日に初飛行し、日本に送られてテストされた。結果は九六式鑑戦より速度が65km上だったものの、日本の重視する運動性に劣り、契約済みの30機だけ購入することにしてオプション100機はキャンセルした。購入したものも主に訓練に使用され、1機が太平洋戦争後にアメリカ軍に引き渡されている。参考:ミリタリーエアクラフト1,97

 <He112V−6>:増加試作3号機(通算6号機)で、エンジンをJumo210Cにしている。1936728日に初飛行し、9月に20mmモーターカノンを追加、193610月に試験センターに送られた。航空省がBf109採用に傾いていたため、それを引き戻そうとして20mm機関砲MG C/30Lを搭載した重武装機に改造し、実用試験を兼ねてスペイン内戦に投入した。1936129日からスペインのタブラダ基地で飛行を開始し、対地攻撃任務に就いた。193726日からビラ・デ・プラドに展開し、制空任務を実施。3月から戦闘攻撃任務に就いていたが、719日にエンジン停止事故を起こして墜落大破(パイロットは脱出して無事)し、スクラップになった。参考:ミリタリーエアクラフト1,97

 <He112V−7>:B-0の原型機で、胴体と尾翼を再設計し、エンジンをDB600Aa(離陸時910馬力、巡航時850馬力)とし、エンジンカウリングとエアインテイクを改良、コクピットを密閉式とし、全金属製3翅可変ピッチプロペラを装備している。193610月に完成し、19372月から試験飛行を行った。4月に試験が終わるとロケットのテストに回され、夏に再び試験センターに復帰している。参考:ミリタリーエアクラフト1,97

 <He112V−7/U>:V-8U1が損傷した後、代替としてV-7をロケットテスト用に改造したもの。1937827日にロケット単独での飛行及び操縦に成功し、世界初のロケットによる飛行操縦を記録した。参考:ミリタリーエアクラフト1,97

 <He112V−8>:A-0の増加試作4号機で、エンジンをDB600Aaとし、全金属製3翅可変ピッチプロペラを装備している。193610月に完成し、126日に試験飛行を開始、DB600エンジンや冷却システムの試験などに使用され、19373月からロケット推進装置開発に使用されることになりHe112V-8/U1と名称変更され、1937年夏の終わりに再びHe112V-8に戻った。1937年末(1938年春?)からスペイン内戦に参加、1938718日に墜落した。その後4ヶ月かけて修理し、1120日から飛行を再開している。参考:ミリタリーエアクラフト1,97

 <He112V−8/U1>:V-8V-3と同様のヴァルターロケットエンジン試験機に改造したもの。19374月にテスト飛行を実施、まずDB600Aaエンジンで離陸した後、高度800mでロケットに点火、数秒後に時速400kmを突破し、30秒後に時速460kmに達してロケットは燃焼を終えた。しかしロケットのスイッチを切った後も数秒間燃焼し続けてしまったため、煙が胴体内を通ってコクピットに充満した。着陸寸前の出来事だったため、何とか胴体着陸に成功し、修理を受けてV-8に復帰している。参考:ミリタリーエアクラフト1,97

 <He112V−9>:B-0原型機で、V-7の胴体を改良し、翼スパン9.09mの小型主翼を取り付けたものである。エンジンは当初Jumo210Cを使用していたが、後に2速過給器付きのJumo210Ea(離昇出力680馬力)に変更され、He112A型の面影は全く無くなった。胴体はセミモノコック構造で、断面は楕円形、Z型フレームにジュラルミンのリベット止め外板を張り付けて組み立てられている。ラジエーターは半引き込み式とされ、空力効率の改善を図った。コクピットにはレヴィ3b反射式光学照準器が装備されている。座席下にはテレフンケン276dF短波無線機を収容した。主翼は補助桁2本を持つ単桁の楕円翼で、ジュラルミン外皮を持ち、翼面荷重は132.24kgと高い。空虚重量1.617トン、最大全備重量2.248トン。プロペラはVDM全金属製可変ピッチ式3翅、最大速度485km、実用上昇限度8500m、燃料搭載量317リットル(操縦席下方115リットル、主翼内101リットルずつ)。兵装は胴体に7.9mm機銃MG17500発)を2丁、主翼に20mm機関砲MGFF60発)を1門ずつ。主翼付け根にエルベマグ爆弾ラックを装着して10kg対人地雷爆弾を搭載できる。19377月に初飛行したが、ドイツ航空省には関心を持たれなかった。その後はデモ機としてヨーロッパ諸国を回ったが、1939214日、ハンガリーで公開飛行の際に大破した。参考:ミリタリーエアクラフト1,97

 <He112V−10>:B-0で、Jumo211A960馬力)を搭載する予定だったが、入手不能になったため、DB601Aa1175馬力)を装備した。1937年末に完成し、初飛行後は1938422日からハインケル社でテストを受け、193891日から試験センターに送られ、最大速度570kmを出した。1938年末に墜落した。参考:ミリタリーエアクラフト1,97

 <He112V−11>:B-0で、Jumo211A960馬力)を搭載する予定だったが、入手不能になったため、DB600Aaを装備して1938427日に初飛行した。ハインケル社で試験の後、日本に売却された。参考:ミリタリーエアクラフト1,97

 <He112V−12>:B-2原型機で、Jumo210Eaエンジンを装備して1937年半ばに完成した。その後、燃料直噴式のユモ210Ga(離昇出力700馬力、通常675馬力)に換装された。参考:ミリタリーエアクラフト1,97

 <He112A−0>:増加試作を踏まえた生産型で、193610月から6機が生産された。初号機初飛行は19361026日。初号機は後に海軍艦載機型の評価に使用される予定だったが、ヴァルターロケットエンジンのテストに使用されることになり、コクピット前方に液体酸素コンテナ、座席後方にメチルアルコールタンク、胴体尾部にロケットエンジンを搭載した。しかし初期の遠隔操作点火試験で爆発して吹き飛ばされてしまった。2号機は19361121日に完成し、試験センターでのテストに供され、3号機は19361220日に初飛行してデューベンドルフ航空ショーに出品された後、1937年末にヴァルターロケットエンジンの試験に使用され、4号機はマウザー15mm機銃を装備して1936126日に初飛行し、ハインケル社での開発に使われ、5号機と6号機は19373月からテスト飛行を開始し、日本に輸出された。参考:ミリタリーエアクラフト1,97、歴史群像2,08付録

 <He112B−0>:He112Aに改良を加えた先行量産型で、1938年から引き渡されたが、Bf109よりも生産性に劣るとしてドイツ空軍では制式採用されなかった。全長9.22m、全幅9.09m、全高3.82m、自重1620kg、全備重量2250kg。エンジンはJumo210Ga700馬力)で、最大速度510km、航続距離1100km。武装は20mm機関砲2門、7.9mm機銃2丁。乗員1名。17機がスペイン空軍(輸出されていない?)に、12機(6機?)が日本海軍に、13機がルーマニア軍(輸出されていない?)に輸出されているが、日本海軍では性能不足として訓練用に回された。また、日本海軍向けとして生産されていた26機が19388月にドイツ空軍に徴用され、1個飛行隊に配備された。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、歴史群像2,08付録、ミリタリーエアクラフト1,97

 <He112B−1>:全長9.3m、全幅9.1m、全高3.8m、自重1620kg、全備重量2250kg。エンジンはJumo210Ea680馬力)で、最大速度510km、実用上昇限度8500m、航続距離1100km。固定武装は20mm機関砲MGFFが2門、7.9mm機銃MG17が2丁。10kg爆弾6発を搭載できる。1939年に生産され、日本に21機、スペインに11機、ルーマニアに11機(U2仕様14機?)、ハンガリーにU2仕様3機が輸出された。また、ドイツ空軍の戦闘機不足に対応するため、日本に輸出予定だった12機(10機ないし14機という説もある)が19387月に暫定的にドイツ空軍に配備されて11月まで使用され、その後日本に出荷された。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、ミリタリーエアクラフト1,97

 <He112B−2>:輸出型で、ユモ210Gaを搭載している。全長9.22m、全幅9.09m、全高3.82m、空虚重量1617kg、最大離陸重量2248kg。エンジンはユモ210Ga700馬力)単発で、最大速度440km、実用上昇限度9500m、航続距離990km。兵装はMGFF2門、MG17機銃2丁。乗員1名。日本に1機、スペインに8機、ルーマニアにU2仕様16機が輸出された。参考:ミリタリーエアクラフト1,97

<He112海外シリーズ>

 <He112(スペイン空軍)>:スペイン空軍戦闘機。193811月から機体の受領を開始し、19391月から実戦部隊に配備した。117日にカタロニア攻勢支援のため初出撃したが、悪天候で引き返している。その後はI-16の迎撃に活躍した。7月から北アフリカに移動したが、事故が多発してパイロット共々多数を失った。1942118日の連合運北アフリカ上陸作戦以降、連合軍機に対して迎撃にあがることもあったが、戦闘を避けるように指示されていたため、戦果も損害も無かった。194333日、P-38の後方で射撃位置に付いたHe112がトリガーを引いたが、弾薬を搭載しておらず、弾は出なかった。しかしこのP-38は煙を噴いてアルジェリアのムルヤ川に不時着、20mm弾が命中していたという調査結果が出された。これにより連合軍は迎撃にあがってくるHe112を積極的に攻撃するようになったため、多数が撃墜された。参考:ミリタリーエアクラフト1,97

 <He112(日本海軍)>:日本海軍戦闘機。昭和13年に1機を輸入した。参考:月刊丸6,01

 <He112(ルーマニア)>:ルーマニア軍戦闘機。Bf109導入までの繋ぎとして24機を購入した。IAR80の後継として配備され、1941622日からドイツ空軍第4飛行隊隷下で空対空任務や対地攻撃に投入されたが、対地戦闘任務訓練を受けておらず、機体に防弾装備も無く、損害も多かった。19441115日の段階で19機が残存しており、うち10機が修理中だった。参考:ミリタリーエアクラフト1,97

<He112U>:He100シリーズ(戦闘機)を参照。

<He113>:He100シリーズを参照。

He114A>:ドイツ海軍艦載複葉水上偵察機。He60の後継機として1935年から開発され、1936年に2機が完成した。機体形状を洗練させ、エンジンを強化している。テストの結果、水上特性の悪さが指摘され、改善できなかったため、Ar196配備までの繋ぎとしてドイツでは少数の使用に止まり、残りはルーマニア、スペイン、スウェーデンに輸出された。全長11.09m、全幅13.6m、全高5.15m、全備重量3.67トン(3.4トン?)。エンジンはBMW132K960馬力)単発で、最大速度335km、実用上昇限度4900m、航続距離880km1050km?)。防御兵装は7.9mm旋回機銃MG15が2丁(1丁?)。乗員2名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、月刊JWings5,06、月刊丸4,17

He115シリーズ>:ドイツ空軍の多用途水上機で、1935年からハインケル社で開発された。第2次大戦では北大西洋作戦に投入され、1940年に一旦生産中止とされたものの、1944年に再開されて500機が量産され、終戦まで使用された。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、グラフィックアクション29、図解世界の軍用機史

 <He115V1>:試作初号機で、19378月に初飛行した。19383月には機首を成型した機体でペイロード2トンでの平均速度328kmの記録を残している。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He115A−0>:先行量産機で、19391月から10機が生産された。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He115A−1>:最初の量産型。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He115A−2>:ノルウェーに6機、スウェーデンに12機が売却された輸出型で、生産はドイツ空軍向けより早い1938年。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He115A−3>:A-1の無線改良型。34機が生産された。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He115B−0>:燃料搭載量を増加させたタイプで、この型以降はヴェーゼル社で生産された。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He115B−1>:爆撃・機雷敷設型。全長17.3m、全幅22m、全高6.6m、自重5.3トン、全備重量10.4トン。エンジンはBMW132N856馬力)双発で、最大速度355km、実用上昇限度5500m、航続距離3350km。武装は7.9mm機銃MG15が2丁。爆弾1.25トンを搭載できる。乗員3名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He115B−2>:フロート強化型。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He115C−1>:武装強化型。機首に15mm機銃MG151/15を1丁、エンジンナセル後部に7.9mm機銃MG17を1丁搭載している。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He115C−2>:雪上・氷上作戦型。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He115C−3>:機雷敷設型。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He115C−4>:北海での魚雷攻撃任務に就いたタイプ。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

He116シリーズ>:ドイツ国防軍の連絡機。ハインケル社がルフトハンザ航空の極東方面用郵便機として開発した機体を、軍用として使用したものである。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、図解世界の軍用機史

 <He116A>:民間用バージョンで、4機がルフトハンザに引き渡され、昭和13年には2機(乃木号、東郷号)が満州航空に輸出された。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、月刊丸6,01

 <He116B>:軍用バージョンで、1938年に6機が就役した。当初は偵察機として使用される筈だったが、連絡任務にのみ使用された。全長14.3m、全幅22m、全備重量7.05トン。エンジンはHM508H240馬力)4発で、最大速度325km、実用上昇限度6500m、航続距離3400km。乗員4名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

<He116海外シリーズ>

 <He116(日本海軍)>:日本海軍軍用機。A型かB型かは不明だが、昭和16年に購入し、7月に日本郵船浅香丸に乗せられて日本に到着した。ガダルカナル島のジャングル内に残骸があるらしい。参考:月刊丸6,01

He118>:ドイツ空軍が1935年に発出した急降下爆撃機開発要求に対してハインケル社が応募した機体で、1935年末に初号機が初飛行した。主翼には浅い逆ガルの楕円翼を採用している。速度性能は圧倒的だったが、ダイブ特性でJu87に劣り、構造が複雑で量産向きでなく、採用されなかった。全長11.8m、全幅15m、全備重量4150kg。エンジンはDB600C910馬力)単発で、最大速度395km。固定武装は7.9mm機銃MG17が2丁、7.9mm機銃MG15が1丁。乗員2名。試作4号機は日本海軍(昭和13年)、試作5号機は日本陸軍がそれぞれ購入してテストに賦され、彗星の開発資料とされた。この際、ハインケル社が好意でエンジンを付けたまま引き渡したが、製造元のダイムラーベンツ社が大いに不満を抱き、DB600ライセンス生産交渉時に障害となっている。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、図解世界の軍用機史、月刊丸1,'17別冊

He119>:ハインケル社が自主開発した高速偵察爆撃機。胴体中央にギアで繋いだDB601エンジンを2基横に並べたDB606A-2を搭載し、延長軸により機体前方の4翅プロペラ1基を回転させる。コクピットは胴体内に埋め込んで空気抵抗を減らしてあり、乗員はガラス張りの機首にプロペラ延長軸を挟んで座る。エンジン冷却は高速時には機体表面を利用した蒸気冷却システムを使い、ラジエーターなどの出っ張りを極力無くした。1937年に完成し、時速600km近い速度を記録したため8機が試作されたが、採用はされなかった。昭和15年(16年?)に試作7号・8号機が日本に輸出され、設計コンセプトが景雲の開発に影響を与えた。全長14.8m、全幅15.9m、全備重量7.57トン。最大速度590km、実用上昇限度8500m、航続距離2700km。防御兵装は7.9mm機銃MG15が1丁。爆弾1トンを搭載可能。乗員3名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、月刊丸6,01、図解世界の軍用機史

He162シリーズ>:ドイツ空軍ジェット戦闘機、別名ザラマンダー(Salamander)、通称フォルクスイェーガー(国民戦闘機)。194498日、低コストで大量生産可能な単発ジェット戦闘機(計画最大速度750km)という要求が出され、7社の案のうちハインケル社のP.1073が採用され、930日に開発を決定。2ヶ月後の12月初めには初飛行し、19452月末から量産機の生産に入り、月産4000機を目指したが、終戦までに250機(A-2だけで275機?)が完成したに止まった。当初はヒトラーユーゲントでも操縦可能な機体にする予定だったが、エンジン配置からくる乱流のために操縦性が悪く、A-2型の1個飛行隊が実戦体制に入っただけで実戦には殆ど参加できずに終わった。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、月刊JWings4,05、歴史群像2,08付録、月刊丸2,08付録、グラフィックアクション29

He162V1>:試作初号機で、1944126日に初飛行した。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

He162A−0>:先行量産型。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

He162A−1>:量産型。金属製胴体と木製主翼を組み合わせており、ジェットエンジンを胴体上面に背負い式に搭載する。緊急脱出時にエンジンに衝突する恐れがあったため、火薬式射出座席を搭載した。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

He162A−2>:機首にピトー管とバラストがあり、その後ろがコクピットで、風防前方には前脚位置指示棒が突き出している。照準器はRevi16B光像式照準器。普通に脱出するとエンジンに吸い込まれるので、火薬式射出座席を採用した。コクピットの下にMG151/20機関砲を装備。コクピット後方に容量635リットルの胴体内燃料タンクがあり、その後ろが主脚収容スペースで、後部胴体下面にFuG25a敵味方識別装置用ロッドアンテナを装備する。胴体上にエンジンが載せられていて、エンジンポッド上面にFuG15ZY無線機用方向探知ループアンテナが付く。エンジン推力線は上に2.5度傾いている。主翼は高翼配置のテーパー翼で、前縁は直線翼、後縁は前進角を持ち、取り付け角プラス4度、翼端が下向きに折れ曲がっている。主翼後縁内側にフラップ、外側にエルロンが付く。主翼内燃料タンクは容量325リットル。尾翼は双垂直尾翼で、直線翼の水平尾翼端に、内側に軽く傾けた垂直尾翼が付く。降着装置は前輪式で、サイズは前輪が380×150mm、主輪が660×190mm。後部胴体下面にRATOを装着可能。全長9.05m、全幅7.20m、全高2.60m、自重1663kg、全備重量2805kg。エンジンはBMW003Eターボジェット(推力800kg、許容最大推力920kg)で、最大速度835km(許容最大推力時905km)、実用上昇限度12010m、航続距離620km975km?)。武装は機首下面左右の20mm機関砲MG151/20120発)計2門。乗員1名。参考:図解世界の軍用機史、歴史群像2,08付録、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

<He170A>:He70海外シリーズ(爆撃機)を参照。

He176>:ドイツのロケット推進高速試験機。元はワルター博士が開発した小型ロケットをHe112に搭載した機体で、1937年に研究を開始していたが、より強力なロケットが開発されたため、設計をやりなおして高速試験機にしたものである。コクピットは機首に埋め込まれているため、緊急脱出装置は機首ごと切り離すタイプを採用したが、更にパイロットが機首から脱出してパラシュート降下する必要があり、高度6000m以上でないと脱出前に機首ごと地面に激突してしまう。1939620日に初飛行し、最大速度800kmを記録したため、ドイツ空軍が戦闘機への転用を考慮したが、機体サイズが小さすぎて改造や発展の余地が無いために断念された。全長5.2m、全幅5.0m、全高1.50m、自重900kg、全備重量1620kg。エンジンはヴァルターRIロケット(推力600kg)で、最大速度800km、エンジン作動時間50秒。乗員1名。参考:歴史群像2,08付録、月刊JWings2,15

He177シリーズ>:ドイツ空軍4発重爆撃機、別名グライフ(Greif)。1937年に降下角60度の急降下爆撃ができる長距離爆撃機としてハインケル社で開発が開始された。ミサイルによる夜間攻撃の際は、部隊を2つに分け、一方が船団を照明弾で照射し、他方がミサイルにより6-9マイル遠方から攻撃する方法をとった。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、丸エキストラ版No.71

 <He177V1>:原型初号機で、19391119日に初飛行した。空気抵抗を減らすため、DB601エンジン2基を結合ギアで並列に繋げて4翅プロペラ1基を回すDB606エンジン(2700馬力)と環状冷却器を採用しており、一見双発爆撃機に見える。本機を含めて8機の試作機が完成したが、5機がエンジン火災で、1機が急降下中のフラッターで墜落した。それでも戦局悪化により量産が決定した。尾部銃座の弾薬箱は弾薬消費によるモーメント変化を避けるために胴体内に置かれており、機関砲の発射に合わせて長い弾薬ベルトを電動モーターで銃座に送り込むシステムを採用している。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、月刊航空ファン8,09

 <He177A−0>:先行量産型で、1939年に35機が完成した。途中で急降下爆撃能力は不要としてダイブブレーキが廃止された。1941年にはHs293の搭載テストを行っているが、発射試験に成功したのは1942年夏に入ってからだった。実戦投入されたものの、半数以上がエンジントラブルで失われてしまった。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、丸エキストラ版No.71

 <He177A−1>:アラド社で製造されたもの。19423月から引き渡された。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He177A−3>:エンジンの取り付け位置を前にずらし、冷却効率を改善させたもの。194210月から引き渡された。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He177A−3/R3>:Hs293を搭載できる初の実用型。当初は主翼下と胴体下にHs293を搭載したが、後に主翼下のみとした。19435月から乗員訓練を開始ている。参考:丸エキストラ版No.71

 <He177A−5>:エンジンをDB603並列としたDB6102950馬力)に換えたもので、Hs293を3発もしくはフリッツXを2発搭載できる。19432月から194410月までに565機が生産され、ロンドン空襲やスターリングラード救出作戦に投入された。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <He177A−5/R2>:全長22m、全幅31.4m、全高6.4m、自重16.8トン、全備重量31トン。エンジンはダイムラーベンツ社製DB610A-12950馬力)2基で、最大速度488km、実用上昇限度8000m、航続距離5500km。防御兵装は機首の7.9mmMG81が1丁、機首ゴンドラ前部の20mm機関砲MGFFが1門、ゴンドラ後部の7.9mmMG81が2丁、前部背面砲塔の13mm機銃MG131が2丁、後部背面の13mm機銃MG131が1丁、尾部砲塔の20mm機関砲MG151/20が1門。爆弾6トン、Hs293ミサイル3発、SD1400Xミサイル2発、LT50魚雷3発を搭載可能。乗員6名。19431121日に20機でHs293によるイギリス船団への攻撃を行ったが、悪天候で16発しか発射できず、有効弾は至近弾1発のみで、3機が撃墜された。1126日に14機で再度攻撃をかけたが、戦闘機の迎撃を受けて4機が撃墜され、3機が不時着、失敗に終わった。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、丸エキストラ版No.71

 <He277>:ハインケル社で自主製作した通常の4発バージョンで、DB603エンジン4基を搭載する。試験飛行では良好な成績を収め、月産200機で生産される予定だったが、8機作られたところで戦闘機生産を優先することになり、量産には至らなかった。全長22.2m、全幅30.5m、全備重量44.5トン。エンジンはDB603A1750馬力)4発で、最大速度570km、実用上昇限度12000m、航続距離6000km。防御兵装は7.9mm機銃MG81が9丁、13mm機銃MG131が3丁。爆弾3トンを搭載可能。乗員7名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

He178>:ドイツ国防軍の試作ジェット機で、世界初のジェット動力機である。高翼の主翼(直線翼)を持つ単座機で、機首にエアインテイクがあり、推力500kgのハインケル・ヒルト社製Hes3B遠心式ターボジェットエンジンを搭載する。1939824日(27日?)に初飛行した。全長7.48m、全幅7.20m、全高2.10m、全備重量1995kg。最大速度700km598km?)、航続時間10分。乗員1名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、歴史群像2,08付録、月刊軍事研究11,11、月刊航空情報8,02

He219シリーズ>:ドイツ空軍夜間戦闘機、別名ウーフー(Uhu、ワシミミズク)。1940年にハインケル社が自主開発した双発高速多用途戦闘機P.1055を夜間用に変えたものである。194110月から試作され、19421115日に試作初号機が初飛行した。空軍上層部の無理解(Ju188夜戦型を優先)とナチスに非融和的なハインケル社社長の方針に不満を持つ政府が資材配分を渋ったことで量産が遅れ、終戦までに268機しか生産されなかった。その割にサブタイプが多く、ベントラルトレイ、内翼、胴体後方のシュレーゲ・ムジークの機銃の組み合わせでR1からR6まで分かれている。初出撃は1943611日で、He219A-0が実戦テストだったにも関わらずランカスター5機を撃墜した。総戦果は111機。参考:月刊JWings6,022,134,16、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、歴史群像2,08付録

He219V−1>:試作初号機。多目的戦闘機として開発された時、胴体中央後部上下に遠隔操作式の銃座を取り付ける予定だったため、そこに段差が付いている。また、キャノピー後端も旋回機銃取り付けのために丸くなっていた。尾翼は双尾翼である。エンジンはダイムラーベンツ製DB603A1750馬力)双発で、最大速度614km、航続距離2300km。武装は内翼に1丁ずつの20mm機関砲MG151/20と、胴体下面ガントレイの30mm機関砲MK108またはMK103が4門という強力なものだった。参考:月刊JWings6,02

He219V−4>:FuG212リヒテンシュタインC-1レーダーを初めて搭載した試作機。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

He219A−0/R1>:先行量産型。試作3号機以降の胴体延長・尾翼拡大や、4号機以降の胴体段差解消などを取り入れている。機首にはFuG212リヒテンシュタインC-1レーダーの八木アンテナを装着し、キャノピー上にもアンテナを設置、エンジンナセル後端を延長した。双垂直尾翼を持ち、水平安定板には8度の上反角が付き、垂直尾翼は水平安定板に対して垂直に取り付けられているので、地面から見ると内側に8度傾いている。降着装置は前輪式で、全て後方引き込み式、主輪はダブルタイヤで、主脚はエンジンナセルに引き込まれる。武装はベントラルトレイに搭載した4門の30mm機関砲MK108。アンテナのせいで最大速度は約560kmに低下したが、19435月にR2含め4機が実戦配備され、10日間6回の出撃で20機(うち6機がモスキート)を撃墜するという大戦果を上げた。参考:月刊JWings6,024,16、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

He219A−0/R2>:ベントラルトレイの武装を4門の30mm機関砲MK103に換えたもの。他にR3R6が作られている。参考:月刊JWings6,02

He219A−1>:エンジンをDB603E1800馬力)に換えたもの。開発中止。参考:月刊JWings6,02

He219A−2>:FuG220リヒテンシュタインSN-2bレーダーのアンテナを機首に追加し、エンジンをDB603E1800馬力)に変更、キャノピー後部を整形した。R1R2R3R4のサブタイプがある。一部はA-0から改造された。参考:月刊JWings6,02、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

He219A−2/R2>:全長12.5m、全幅18.5m、全高4.4m、自重8.15トン、全備重量12.8トン。エンジンはDB603A液冷倒立V型12気筒ガソリン(1750馬力)双発で、最大速度610km、航続距離2200km。固定武装は主翼付け根の20mm機関砲MG151/20が1門ずつ、胴体下面の30mm機関砲MK103が4門。乗員2名(パイロット、レーダー手。機首背中合わせ)。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、月刊JWings4,16

He219A−3>:エンジンをDB603G1900馬力)に換え、3座としたタイプ。開発中止。参考:月刊JWings6,02

He219A−4>:エンジンをユモ2222500馬力)に換えた長距離高々度偵察機型。開発中止。参考:月刊JWings6,02

He219A−5>:A-2に続く量産型。多くがFuG220リヒテンシュタインSN-2bレーダーのみを装備しており、4本の大型八木アンテナが機首に突き出ている。初めはエンジンがDB603Aだったが、後にDB603Eになった。サブタイプはR1R2R3R4で、R4は機首を0.80m延長し、コクピット後部に13mm旋回機銃と機銃手席を付けた。参考:月刊JWings6,02

He219A−6>:高々度夜間戦闘機型。エンジンを2段2速過給器付きDB603L2100馬力)に換装、装甲や電子装備を外して軽量化し、戦闘高度12500m、最大速度650kmを誇った。武装は20mm機関砲MG151/20が4門。少数生産のみ。参考:月刊JWings6,02、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

He219A−7>:A-5のエンジンをDB603G液冷倒立V型12気筒レシプロ(1900馬力)とし、コクピットを装甲化、基地への帰還を確実にするため盲目着陸装置を搭載している。R1R2R3R4のサブタイプでは、全てシュレーゲ・ムジークを装備した。また、R5は対モスキート用で、エンジンをMW-50水メタノール噴射装置付きユモ213E1900馬力)に換えている。R6はユモ222A/B2500馬力)を搭載した。参考:月刊JWings6,02、図解世界の軍用機史

He219A−7/R2>:全長16.34m、全幅18.5m、全高4.10m、自重8.345トン、全備重量15.1トン。エンジンはDB603E1800馬力)双発で、最大速度625km(レーダー未装備)、580km(レーダー及び消炎排気管搭載時)、航続距離2000km。武装は20mm機関砲MG151/20が4門(胴体下面、主翼付け根)、30mm斜め銃MK108が2門(100発ずつ。胴体後部並列)。乗員2名。参考:歴史群像2,08付録

 <He219B>:主翼をロングスパンにした高々度戦闘機。計画のみ。参考:月刊JWings6,02

 <He219C>:3座コクピットと有人尾部銃座を持つ胴体と、ロングスパン主翼を組み合わせたモデル。計画のみ。参考:月刊JWings6,02

 <He319>:高性能夜戦タイプ。計画のみ。参考:月刊JWings6,02

 <He419>:高性能夜戦タイプ。計画のみ。参考:月刊JWings6,02

<He270V1>:He70シリーズ(爆撃機)を参照。

He274>:ドイツ空軍高々度長距離爆撃機。1940年から開発され、1941年からフランスのファルマン社に開発元が移ったが、サボタージュに遭って試作初号機が完成したのは19447月だった。直後に連合軍に接収され、戦後の194512月にフランスにより初飛行が行われ、以降もテストに賦された。全長22.3m、全幅44.2m、全備重量36トン。エンジンはDB603A1570馬力)4発で、最大速度580km、実用上昇限度13700m、航続距離4250km。防御兵装は13mm機銃MG131が5丁。爆弾4トンを搭載可能。乗員4名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

<He277>:He177シリーズ(爆撃機)を参照。

He280シリーズ>:ハインケル社の試作ジェット戦闘機。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

He280>:He178にドイツ国防軍が興味を示さなかったため、戦闘機プロトタイプとして自主開発したもの。射出座席を史上初めて装備しており、テスト中に操縦不能となった際にパイロットを生還させている。エンジンの開発が間に合わず、1940922日に初号機が初飛行した時はHe111に曳航されていた。その後両翼下に推力590kgHeS8ジェットエンジンを搭載して194142日に初飛行。後にエンジンをJumo004ABMW003に換えたタイプも開発され、合計9機がテストに供されたが、Me262の方が開発ペースが速く、機体が大型で発展性に優れており、量産はされなかった。全長10.4m、全幅12m、全備重量4500kg。最大速度820km、実用上昇限度11400m、航続距離620km。固定武装は20mm機関砲MG151/20が3門。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、週刊エアクラフトNo.130、月刊JWings2,15

 <He280V5>:試作5号機。全長10.4m、全幅12.2m、全高3.06m、自重3.215トン、全備重量4.310トン。エンジンはHeS8ターボジェット(推力750kg)双発で、最大速度900km、航続距離650km。武装は20mm機関砲3門。乗員1名。参考:歴史群像2,08付録

<He319>:He219シリーズ(夜間戦闘機)を参照。

<He419>:He219シリーズ(夜間戦闘機)を参照。

<He535>:Do335戦闘機ファミリーを参照。

<He535B>:Do335戦闘機ファミリーを参照。

<H(E)634(e)>:Mk5(列車砲)を参照。

H(E)711(f)>:ドイツ国防軍の鹵獲列車砲。フランス軍の列車搭載26.6口径37cm榴弾砲M15をが第2次大戦中に接収したものである。砲身長9.855m、全備重量130トン。俯仰角はマイナス5度からプラス65度、射撃可能仰角は45-65度。榴弾の重量は516kg、初速毎秒535m、最大射程16.4km。対ベトン弾は重量712kg、初速毎秒475m、最大射程14.5km。発射速度は5分に1発。5門がドイツ国防軍に使用されており、第695列車砲中隊に3門、第711列車砲中隊に2門が配備され、1944年のワルシャワ防衛戦などに投入された。参考:第2次大戦ドイツ戦闘兵器カタログVol.4、月刊グランドパワー3,03

H(E)752(f)>:ドイツ国防軍の鹵獲列車砲。フランス軍の40cm列車砲を1940年に鹵獲したものである。砲身長10.6m。使用弾重量614kg、炸薬重量80.6kg、初速毎秒530m、最大射程16km。重量900kgの重弾もある。8門が鹵獲され、第693・第696列車砲中隊に配備された。参考:第2次大戦ドイツ戦闘兵器カタログVol.4、月刊グランドパワー3,03

<H(E)871(f)>:52cmH(E)871(f)列車砲を参照。

<HE2000>:ホークアイ2000(早期警戒機)を参照。

HEA>:ユーロファイターのパイロット用ヘルメットで、Head Equipment Assemblyの略。強化型防護シェル、温度制御システム、半反射型透過耐レーザーバイザー、ヘルメット装着式照準器、暗視機材、DVI用マイク、酸素マスクで構成される。ヘルメット装着式照準器は視野40度で、HUDと同等の情報を表示でき、FLIRの画像を誤差1度以下で重ねて表示できる。また、PIRATEシステムと同調し、オフボアサイト対空ミサイルを照準・発射できる。暗視機材は、ヘルメット側面の超小型CCDカメラによりバイザーに暗視画像を表示するものである。あまり重くなると高機動時に頭を動かせなくなるので、暗視機材などは外しておくことも可能。参考:月刊JWings11,04、月刊航空情報10,05

HEAT>:High Explosive Anti Tankの略。Shaped ChargeまたはHollow Charge Shotと呼ばれることもある。日本語では対戦車榴弾、成型炸薬弾。ロシア語では累積効果徹甲弾(BKS)。弾頭に成型炸薬を持つ弾薬の総称である。射距離・弾速に関わらずノイマン効果により一定の装甲貫徹力を持つ。徹甲弾に比べ装甲貫徹後の破壊力(車両内部の破壊、乗員殺傷、弾薬誘爆など)に劣るといわれるが、実際はダストから小塊に至る破片を頂角110度のコーン状に毎秒200-2000mでスプレーし、0.01秒のオーダーで加圧、加熱、閃光効果を及ぼすので侮れない。ただし、装甲の厚い戦車などの目標では、エネルギーの殆どを装甲貫徹で使い切るため、スプレーコーンが30度前後に減少してしまう。このスプレーにより乗員が眼を負傷することが多い。対人・非装甲目標用として使用されることもあるが、指向性の高さ故に榴弾よりも威力が劣る。スタンドオフの確保や、リアクティブ・アーマー対策のため、先端にスパイクノーズを持つものが多い。1938年にスイス人発明家がデモンストレーションを行い、それを見ていたイギリスのウーリッジ造兵廠兵器研究実験所の技術者がノイマン効果を応用したものであると見抜き、No68小銃てき弾として実用化した。参考:月刊グランドパワー7,032,04、月刊PANZER11,059,06、手榴弾・迫撃砲

HEAT−FS>:High Explosive Anti Tank Fin Stabilizedの略。翼安定成型炸薬弾。滑腔砲から発射するため開発された成型炸薬弾で、尾部に飛翔安定用のフィンを持つ。砲弾が回転せず、成型炸薬のメタルジェットが遠心力で拡散しないため、威力が高い。後にスリッピングバンドを付けてライフル砲にも使用されるようになった。参考:月刊グランドパワー10,03

HEAT−DU>:劣化ウラン含有成型炸薬弾のことで、ロシアの125mm戦車砲弾3BK-21Bがこれらしい。参考:月刊PANZER8,01

HEAT−MP>:High Explosive Anti Tank Multi Purposeの略。多目的榴弾のこと。基本的にはHEATだが、弾体に破片効果を持たせており、対戦車攻撃の他、歩兵・陣地制圧などにも使用できるようにしてある。ただし、近接信管が使えないこと、指向性が高いことから榴弾より制圧威力に劣る。参考:月刊軍事研究11,08、月刊グランドパワー10,032,04

HEC−2B(SH−60K用)>:自衛隊の戦術情報処理表示装置。東芝製。参考:月刊軍事研究10,18

HEDP>:対装甲・対人両用榴弾(High Explosive Dual Purpose)の略。参考:月刊軍事研究8,06

<HEL>:ウゴニオ弾性限界を参照。

HEL>:高エネルギーレーザー(High Energy Laser)の略。照射対象の破壊や無力化を行えるだけの高いエネルギーを持つレーザー砲のことである。参考:月刊軍事研究2,14

HEL(ラインメタル・ディフェンス社)>:ドイツ軍の支援を受けてラインメタル・ディフェンス社がプライベート・ベンチャーで開発中の高エネルギーレーザー砲。最小照射出力はM113クラスに搭載可能な出力5kWLWMLaser Weapon Module)で、レーザー2本を重ねて出力10kWの基本ユニットとし、更に組み合わせてボクサー装輪装甲車クラスに搭載可能な出力20-30kW型や固定式の出力50kW型を開発しており、艦船に搭載する出力100kW型(20kW型を5つ繋げてMLG27の砲架に装着したもの)も研究中である。30kW型の場合、1回のレーザー照射時間は2-3秒間で、1回あたりコストは1.12ドル、再充電無しで1000回以上照射できる。2010年、出力5kWで静止目標への照射テストに成功した。2011年、出力10kWで動目標への照射に成功。2012年、出力50kWの装置複数による単一目標への照射や、出力30kWの装置による1.9km先のUAVの撃墜に成功した。201310月下旬にスイスでテストを行い、UAVやモルタル製構造物などを破壊した。艦載型は出力20kWBFUBeam Forming Unit)を4基纏めてMLG27の砲架に搭載したタイプでテストを行い、500m先のUAVを撃墜し、USVの船体外板に孔を開けた。2020年頃までにBFU6基・出力120kW型を開発する予定で、複数のレーザー砲を集中させて巡航ミサイルなどを撃墜する計画も立てている。参考:月刊世界の艦船3,16、月刊軍事研究5,153,162,183,18

<HELIOS>:SNLWS(レーザー砲)を参照。

HELKIR>:オーストリアで開発中の対ヘリコプター地雷。音響及び赤外線によりヘリの接近を探知、指向性散弾弾頭を炸裂させて上空に破片をばらまき、撃墜する。参考:火器弾薬技術ハンドブック

HELLADS>:DARPAとアメリカ空軍研究所との契約によりジェネラル・アトミックス社が2001年から開発しているレーザー砲で、High-Energy Liquid Laser Defense System(区域防衛用高出力液体冷却固体レーザー)の略。地上設置型だが、輸送機(C-130など)、ガンシップ(AC-130など)、爆撃機、無人機(MQ-8Cなど)に搭載して地対空ミサイル迎撃などに使う計画もある。ダイオード励起型液体冷却固体レーザーを使用しており、システム容積2立方メートル、重量750kg。出力150kW20155月にメーカーが性能確認試験を終え、6月からホワイトサンズ射場に設置してテストを行っている。参考:月刊軍事研究9,175,122,18

HELMD>:アメリカ陸軍の試作レーザー砲システムで、High Energy Laser Mobile Demonstrator(高エネルギーレーザー機動実証車)の略。HELTDを改称したもので、民間レーザー溶接機用IPG10kWファイバーレーザーをベースとする出力10kWのレーザー砲を、照準器、安定化装置、駆動装置と一体化したレーザー・ターレットに組み込み、HEMTTに積んだものである。201311-12月に試射を行い、1800-2700m先の無人機数機と迫撃砲弾90発以上を撃墜した。これにより更なるテストに進むことになり、出力50-100kWの車載レーザー砲を積んだHELMTTを開発した。参考:月刊軍事研究3,18、月刊丸3,14、月刊航空ファン6,17

HELMTT>:アメリカ陸軍がテストしている車載式ファイバー固体レーザー砲で、High Energy Laser Mobile Test Truck(高出力レーザー機動試験・トラック)の略。HELMDの高出力バージョンをHEMTT A4トラックに搭載したもので、搭載レーザー砲はボーイング社とロッキード・マーチン社で競争試作することになり、ロッキード・マーチン社では50kW級を開発していたが、20173月にボーイング社が開発した出力60kW級レーザー砲の領収試験が完了、こちらを積むことになった。HEMTTとの統合はボーイング社が行う。レーザー砲システムを収容したコンテナは全長7.3mあり、前部にビーム照射部、ビーム照射部制御装置、レーザー砲ターレット格納機構制御装置、中央にレーザー発生装置、レーザー制御装置、目標指示レーザー装置、レーザー冷却水タンク、後部に電子機器、右床に蓄電装置、外部前面に交流発電機、外部後面左に空調、右に熱管理装置がセットされている。コンテナ上面前部中央に引き込み式の全周旋回レーザー砲ターレットが据え付けられていて、ターレットには目標捕捉用広視野赤外線センサーと目標追尾用狭視野赤外線センサーも積む。AN/TPQ-53対砲迫レーダーやBMC4I指揮所とリンクしており、目標情報を受け取ると赤外線センサーで捕捉、レーザーを照射して破壊する。レーザー砲操作員はキャビン右に位置し、ノートパソコンとX-box用コントローラーでレーザー砲の操作を行う。全長11.9m、全高4m、車体重量19トン。エンジンはディーゼル(500馬力)、最大速度100km、航続距離483km。乗員2名(操縦手、レーザー砲操作員)。20174月にレーザー砲を陸軍に納入してHEMTTトラックに載せ、2018年からUAVやロケット弾・砲弾の迎撃テストに入る。最終的には出力を100kWにしてHELTVDでテストする予定。ロッキード・マーチン社では60kW艦載レーザー型のSNLWSも計画している。参考:月刊軍事研究3,'189,17、月刊航空ファン6,17

HELRAM>:ノースロップ・グラマン社が200410月に発表したMTHEL実用型で、High Energy Laser for Rocket, Artillery and Mortar(対ロケット弾・砲迫弾用高エネルギーレーザー)の略。2.4m×2.4m×6mのコンテナにフッ化水素レーザー砲(発射機+10-20発分の燃料)を収容して大型トラックに積載しており、このレーザー砲2基を運用できる指揮管制装置を搭載したHMMWV1両と組み合わせてシステムを構成する。C-130輸送機1機にシステムを収容して輸送でき、4名による6時間の作業で展開可能。射程1km20048月に迫撃砲弾7発を撃破した。イスラエルとイラク派遣アメリカ陸軍向けに提案されたが、軍用レーザーの主力が半導体レーザーに移行したので開発がストップしている。参考:月刊軍事研究5,122,08

HELTD>:高出力レーザー技術デモンストレーター(High Energy Laser Technology Demonstrator)の略。ボーイング社がアメリカ陸軍HELMTTの技術実証車として開発した車載レーザー砲システムで、HEMTTに固体レーザーを搭載し、飛来する砲迫弾を撃墜するというコンセプトである。目標情報は対砲迫レーダーから取得する。C-17による空輸が可能。2007年からボーイングとノースロップ・グラマンで競争予備設計が開始され、2008年にボーイングのものが採用され、20092月にレーザー照射のデモンストレーションを行った。20116月にレーザー砲をHEMTTに搭載しており、2012会計年度に標的撃墜試験を行う予定で、将来的にはC-130で運べるサイズにまで小型化する。後にHELMDHigh Energy Laser Mobile Demonstrator)と改称された。参考:月刊軍事研究6,123,108,12、月刊丸3,14

HEL−TVD>:アメリカ陸軍が2017年から開始したレーザー砲開発計画で、High Energy Laser Tactical Vehicle Demonstrator(高出力レーザー・戦術車両実証)の略。HELMTTのレーザー砲出力を100kWに向上させると共に、装置を小型化してMTV戦術トラックに積めるようにしたものである。重量600kg以上のUAV、砲弾、ロケット弾、低速巡航ミサイルを撃墜できる。2022年までに実証実験に入る予定。参考:月刊軍事研究3,189,17

<HEMAT>:M989A1(トレーラー)を参照。

HEML燃料電池>:HEMLHigh Effeciency Multi Lessの略。固体高分子を使用した閉鎖式燃料電池システムで、ガス循環器と加湿装置が要らず、小型化が可能である。燃料は水素、酸化剤には酸素を使う。海洋研究開発機構と三菱重工業が開発し、20131113日に水深180mでの発電実験(電源出力最大200W)成功を発表した。参考:朝雲

<HEMP>:NEMP(電磁パルス)を参照。

HEMTT>:Heavy Expanded-Mobility Tactical Truck(重機動力拡張戦術トラック)の略。アメリカ陸軍のM977系輸送トラックのこと。参考:月刊軍事研究8,03

<HEMTT−LHS>:M1120(トラック)を参照。

HEO>:High Elliptical Orbit(長楕円軌道)の略。衛星軌道の1つで、近地点高度500km・遠地点高度40000kmを周回する長楕円軌道である。高緯度地域でも電波を安定的に受信できるが、最低3基打ち上げないと24時間連続での使用ができない。参考:月刊軍事研究3,08

HEP>:High Explosive Plasticの略。粘着榴弾をアメリカ軍ではこう称する。参考:月刊グランドパワー10,03

<HeP1075>:Do335戦闘機ファミリーを参照。

<HEPS>:ハイブリッド電気システムの略。

<HERAKLES>:ヘラクレス(多機能レーダー)を参照。

HERMES>:イギリス空軍のレーダー警戒装置で、C-Jバンド(0.5-20GHz)に対応する。湾岸戦争で、トーネードに搭載された。参考:月刊エアワールド1,00

HeS1>:ハインケル社の開発したターボジェットエンジンで、設計はハンス・ヨアヒム・パブスト・フォン・オーハイン博士である。遠心式で、静止推力250kg。参考:連合軍の傑作兵器駄作兵器

HeS3>:ハインケル社の開発したターボジェットエンジン。軸流式で、静止推力500kg。参考:連合軍の傑作兵器駄作兵器

HeS8>:ハインケル社の開発したターボジェットエンジンで、HeS3の発展型。静止推力700kg。参考:連合軍の傑作兵器駄作兵器

HeS011>:ハインケル社が開発したターボジェットエンジン。第2次大戦終戦までに40基が完成したが、予定の静止推力1350kgに達しなかった。参考:月刊丸2,01

HE−SAP>:高性能炸薬・半徹甲の略。

HESH>:High Explosive Squash Headの略。粘着榴弾をイギリス軍ではこう称する。参考:月刊グランドパワー10,03

<HET>:M-345(練習機)を参照。

HETS>:アメリカ陸軍の戦車輸送車で、Heavy Equipment Transporter System(重装備輸送車システム)の略。湾岸戦争後、63トン級のM-1A2戦車を輸送するために開発されたM1070トラックトラクターとM1000セミトレーラーで、2311セットが生産された。参考:月刊軍事研究8,03、月刊PANZER7,10

<HF>:短波を参照。

HF−24シリーズ>:インド空軍の国産戦闘機、別名マルート(Marut)。HAL社がクルト・タンク博士の設計で開発した。19576月から設計開始、1961617日に初飛行した。第3次印パ戦争で実戦投入されている。参考:世界の軍用機1979、月刊JWings11,05、週刊エアクラフトNo.130

 <HF−24Mk1>:胴体は全金属製セミモノコック構造で、エリアルールが採用されている。エアインテイクにはショックコーンが付けられており、マッハ2以上の高速飛行を考慮していたが、搭載予定のオーフュースBOr12エンジン(A/B時推力3.75トン)が開発中止となってしまい、最大速度は遷音速に留まった。座席はマーチン・ベイカー社製MkS4Cゼロゼロ射出座席。全長15.87m、全幅9.00m、全高3.60m、自重6.195トン、最大離陸重量10.908トン。エンジンはHAL/BSオーフュース703(推力2.2トン)2基で、最大速度1134km。固定武装は30mm機関砲アデンMk2が4門(各120発)。また、マトラ・タイプ103ロケットランチャー(68mmSNEBロケット弾50連装)を胴体下面に収納している。主翼下に計4カ所のハードポイントがあり、1000ポンド爆弾、ナパーム弾、T10クラスターロケット、454リットル入り増槽などを搭載可能。参考:世界の軍用機1979、月刊JWings11,05

 <HF−24Mk1R>:エンジンにアフターバーナーを付けたタイプ。計画のみ。参考:月刊JWings11,05

 <HF−24Mk2>:推力3.765トンのアドーアを搭載するタイプ。計画のみ。参考:月刊JWings11,05

 <HF−24Mk3>:RB153エンジンを搭載するタイプ。計画のみ。参考:月刊JWings11,05

<HF24ファミリー>

 <HF−24Mk1T>:タンデム複座練習機型。1970430日に初飛行し、1971年から導入され、18機が生産された。参考:世界の軍用機1979、月刊JWings11,05、週刊エアクラフトNo.130

HF/DF>:High Frequency Direction Finder(短波方向測定儀)の略で、ハフダフ(Huff Daff)と読む。要するにESM機材で、ルンデル・タクティクを行うUボートが仲間のUボートを集めるのに使用する無線を逆探知するものである。雷の調査に使用していたCR/DFをベースに開発されており、複数のアンテナで同じ無線電波をキャッチし、三角測定法で発信源を突き止める。大西洋周辺のアイスランド、グリーンランド、ニューファンドランド、イギリス、アメリカ、アフリカ、ブラジルに陸上受信局が置かれ、洋上のFH4HF/DFアンテナ搭載艦と共にUボートの通信を監視し、通信を傍受すると30分で位置を特定、1時間以内に艦船や哨戒機へとUボートの位置を通報した。1600km先のUボートを特定することも可能だった。後に小型化して対潜艦艇にも搭載している。1942年中期から運用され、高い効果を上げた。参考:連合軍の傑作兵器駄作兵器、月刊丸5,07、月刊世界の艦船3,0711,16、アメリカ護衛艦史

HFG>:海上自衛隊の浮舟式磁気掃海具で、ドイツ式磁気掃海具ともいう。潜水艦型をした浮舟の中央部にコイルが巻き付けてあり、前部に電源を接続して掃海艇で曳航すると、深度20m・幅200mの磁気機雷を誘爆させることができる。1955-60年に使用された。参考:自衛隊装備カタログ1981

<HFR>:測高レーダーを参照。

Hf.Z>:ドイツ軍の馬匹部隊用牽引荷車。4頭引きで、ペイロード1.2トン。参考:月刊戦車マガジン5,84別冊

<HF送信機用付加装置>:自衛隊の機器。ネットコムセック製。参考:月刊軍事研究8,12

<HGS−55>:EX-34シリーズ(チェインガン)を参照。

HGU−8P>:航空自衛隊の与圧ヘルメット。本体は強化プラスチック製で、フェイスバイザーは有機ガラス製。内部にマイクロホン、受話器、吸排気バルブが装備されている。F-4EJF-104Jの操縦士用である。参考:自衛隊装備カタログ1981

HGU−55P/J>:航空自衛隊の高速射出対応型ヘルメットで、600ノットでの緊急脱出が可能。アメリカ空軍制式のHGU-55Pがベースで、バイザー部分には高速射出対応の海軍制式HGU-68のレール式のものを流用するなど改良を加えた。機密性、密着性、静粛性が向上しており、酸素マスクのホースが左横に付いていて、G飛行時にマスクが正面下方に引っ張られるのを防ぐ。無線機のマイクも改良され、声が籠もらないようになった。2008年秋頃からF-2戦闘機パイロット向けに導入が始まり、2009年から本格運用されていて、F-15部隊にも導入された。ダイセル化学工業が組立を行っている。参考:朝雲、月刊JWings2,1110,102,16、月刊航空ファン7,11

HGV>:Hypersonic Glide Vehicle(極超音速滑空弾)の略。弾道ミサイルの弾頭部に装着され、発射後に切り離されると高度100km以下に降下して極超音速で高度40-100kmを長距離滑空し、目標に着弾する。ICBMの弾頭部に取り付ければ射程10000km超・最大速度マッハ20以上も達成できるが、大気圏内を滑空している間は2000度の高温に耐えなければならない。参考:月刊軍事研究7,18

<HH−1D>:UH-1ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−1H>:UH-1ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−1K>:UH-1ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−1N>:UH-1ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−2C>:UH-2ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−2D>:UH-2ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−3A>:SH-3ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−3E>:SH-3ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−3F>:SH-3ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−32>:Ka-32ヘリ海外ファミリーを参照。

<HH−43>:H-43ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−46D>:CH-46ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−53B>:CH-53ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−53C>:CH-53ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−56A>:ドーファン2ヘリ海外シリーズを参照。

<HH−60D>:UH-60ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−60G>:UH-60ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−60H>:UH-60ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−60L>:UH-60ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−60M>:UH-60ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−60S>:UH-60ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−60U>:UH-60ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−92>:S-92ヘリ・ファミリーを参照。

<HH−139A>:AW139ヘリ海外ファミリーを参照。

<HH−212>:ベル212ヘリ海外ファミリーを参照。

HHQ−7シリーズ>:中国海軍の艦対空ミサイルで、HQ-7シリーズの艦載型。ルーフー型、旅大型、旅海型、江衛U型、054級などに搭載されている。参考:月刊世界の艦船11,17

HHQ−7>:HQ-7の艦載型で、西側名称はCSA-N-4、輸出名称FM-80N。旋回式8連装発射機も含めクロタルにそっくりである。Iバンド・アップリンクによる指令誘導式で、射程7海里。参考:月刊世界の艦船3,103,136,1411,17

HHQ−7A>:HQ-7Aの艦載型で、輸出名称FM-90N。参考:月刊世界の艦船11,17

HHQ−9シリーズ>:中国海軍艦対空ミサイルで、海紅旗9ともいう。参考:月刊世界の艦船1,'15増刊

HHQ−9A>:HQ-9の艦載型で、元を辿るとS-3005V55RM/48N6ミサイル)及びパトリオットに行き着く。ミサイルが大柄(S-300用よりは小さいが)なため、高機動目標や近距離目標への対処能力に限界があるとみられる。また、シークラッターへの対応も未知数である。全長6.8m7.5m?)、1段目直径0.7m、2段目直径0.56m、発射重量1300kg1800kg?)、弾頭重量180kg。誘導は中間慣性/TVM方式/データリンク+終末ARH、推進は2段式固体燃料ロケットで、最大速度マッハ4.2(マッハ6?)、最小射程3km、最大射程100km120km150km200km?)、最小射高50m、最大射高30000m。コールド・ランチ方式で円周配置6連装VLSから5秒おきに射出される。052C型駆逐艦に搭載された。参考:月刊世界の艦船1,'15増刊、3,103,1311,17、月刊軍事研究11,1612,143,156,139,148,072,10

 <HHQ−9B>:射程延伸型。全長8-9m、直径0.7m、発射重量2000kg、弾頭重量180kg。最小射程6km、最大射程200km、最小射高50m、最大射高30000m。コールド・ランチ方式で角型VLSから射出される。052D型ミサイル駆逐艦に搭載された。参考:月刊軍事研究3,15、月刊世界の艦船1,'15増刊、6,14

<HHQ−10>:FL3000N(艦対空ミサイル)を参照。

<HHQ−16>:HQ-16シリーズ(艦対空ミサイル)を参照。

<HHS>:高硬度鋼板を参照。

<HHUD>:HUDを参照。

<HHV>:M1097(輸送車)を参照。

<HIC>:高強度紛争を参照。

HIC−10C>:自衛隊の交話器。SH-60Kに搭載されている。長野日本無線製。参考:月刊軍事研究1,15

HIC−10C−2>:自衛隊の交話器。SH-60Kに搭載されている。長野日本無線製。参考:月刊軍事研究2,089,09

HIC−11B>:海上自衛隊の交話器。US-2に搭載されている。長野日本無線製。参考:月刊軍事研究11,103,07

HIC−11C>:海上自衛隊の交話器。US-2に搭載されている。長野日本無線製。参考:月刊軍事研究8,16

HIC−12>:自衛隊の交話機。P-1に搭載されている。長野日本無線製。参考:月刊軍事研究2,10

HIC−12B>:自衛隊の交話機。P-1に搭載されている。長野日本無線製。参考:月刊軍事研究1,17

HIC−13>:自衛隊のワイヤレス交話機。P-1に搭載されている。長野日本無線製。参考:月刊軍事研究1,12

HIDAS>:イギリスのBAEシステムズ・アビオニクス社/BAEシステムズ・エレクトロニクス・アンド・インテグレイテッド・システムズが開発したAH-64D用電子戦装置で、Helicopter Integrated Defensive Aids System(ヘリコプター総合防御システム)の略。レーダー・レーザー・ミサイルからヘリコプターを防御する装置で、高出力レーダーと赤外線妨害ディスペンサーから構成される。イギリス陸軍とクウェート陸軍のAH-64Dアパッチ攻撃ヘリコプターに搭載された。参考:月刊JWings1,039,18

<HIFV>:OF-40ファミリー(戦車)を参照。

HI.Gr4592>:ドイツ国防軍の38cmRW61用成型炸薬ロケット弾。弾頭長940mm、直径380mm。信管は瞬発のAZKM10。これにトライザッツ4581固体ロケットモーター(長さ471mm、重量40kgの推進薬入り)を装着する。弾底部には32本の排気口が開けられ、弾体に反時計回りの回転を与えて弾道を安定させる。参考:月刊PANZER10,04

HI.Gr.Patr.39>:ドイツ国防軍のFlak18/36/3739式対戦車成形炸薬弾。装甲貫徹力165mm。参考:月刊グランドパワー9,04、月刊PANZER6,04

HIH>:オットー・ブレダ社が開発中の遠隔操作銃塔。射手にはモニター、スティック式銃塔操縦装置、照準用特殊潜望鏡が用意されており、安全な位置から射撃することが可能。7.62mm/12.7mm機銃を装備し、総重量は150kgである。参考:月刊コンバットマガジン11,03

<HII社>:ハンチントン・インガルス・インダストリーズ社を参照。

HIL>:Hardware In the Loopの略。SM-3の3段目の作動を確認するため、LEAPを組み込んだ3段目をシミュレータに装着したもので、SM-3の発射から3段目がLEAPを投射して目標に直撃するまでを実時間でシミュレートする。参考:月刊軍事研究1,05

Hi−Lo−Hi>:高々度巡航、低高度侵入、高々度帰還。離陸した後、飛行に適した9000m以上の高々度を飛行し、目標付近でレーダーを避けるため低空を飛行、そのまま攻撃を行い、高々度に上昇して離脱、基地に帰還する。攻撃後に暫く低空を飛行し、安全地域に至ってから高々度に上昇する場合はHi-Lo-Lo-Hiという。参考:空軍、月刊JWings3,04

<Hi−Lo−Lo−Hi>:Hi-Lo-Hiを参照。

<HIM−3A>:ナイキ・アジャックス(地対空ミサイル)を参照。

<HIM−14A>:ナイキ・ハーキュリーズ(地対空ミサイル)を参照。

<HIMAD>:High-to-Medium Air Defence(高・中高度防空)の略。参考:月刊軍事研究5,17

HIMARS>:アメリカ陸軍・海兵隊の自走多連装ロケットシステム。高機動火力ロケットシステム(HIgh Mobility Artillery Rocket System)の略で、発射機の制式名称はM142である。6×6輪FMTVトラックM1140A1の車体にロケット弾ランチャーを取り付けたもので、MLRS227mmロケット弾6連装ランチャーまたはATACMS用単装ランチャーを1基搭載できる。キャビンは当初非装甲だったが、後にICP装甲キャブ(Aキット装甲キャブ)が採用され、更に追加装甲を貼り付ける(Bキット装甲キャブ)こともできる。弾薬はMLRSATACMSの全弾種を利用可能で、FCSや航法装置も搭載している。M270A1との共運用も可能。弾薬を積んだままC-130に1両搭載して空輸でき、C-17なら横並びで2両積める。全長7.765m、全幅2.438m、全高3.036m2.68m3.18m?)、車両重量8.3トン、戦闘重量15.873トン。エンジンは330馬力のディーゼルで、最大速度85km、航続距離480km。装弾数は227mmロケット弾M31なら6発、ATACMS(陸軍のみ使用)なら1発。乗員3名(班長、砲手、操縦手)。システムはM142発射機1両、MK38再補給トレーラー(予備ランチャー2基搭載)を牽引したAMK37A1再補給車(予備ランチャー2基搭載M985重機動トラック)2両からなり、2個システムで1個射撃小隊を構成、1個中隊は3個射撃小隊で編成され、即応ランチャー6基と予備ランチャー96基(227mmロケット弾なら計612発、ATACMSなら計102発)を運用する。199312月に初の発射実験を行い、2003年のイラク戦争で3両が試験投入され、20055月にアメリカ陸軍に正式配備された。陸軍に888両、海兵隊に52両が引き渡される。20102月、アフガンでモシュタルク作戦に参加してロケット弾を撃ち込んだ。長射程のM31による精密射撃を多用しており、The 70km sniper rifleのニックネームが付けられている。参考:月刊軍事研究6,1712,1211,023,044,12、月刊PANZER9,05、月刊丸4,99

<HIMARS海外シリーズ>

 <HIMARS(シンガポール陸軍)>:シンガポール陸軍自走多連装ロケットシステム。M142発射機18基、GPS誘導式ロケット弾、M28A1訓練用ロケットランチャー30基、M1084A1FMTVトラック9両、M1089A1FMTV回収車1両、支援装備などを導入し、1個砲兵大隊3個砲兵中隊に配備する。2009年から受領を開始、アメリカのフォージング・セイバー09演習で実射を行った。参考:月刊軍事研究6,10

<HiMAT>:ハイマット(研究機)を参照。

HIPEG>:ハイペッグと読む。アメリカ海軍の20mm機関砲ポッドで、2門を上下に並べてある。発射速度毎分4200発、装弾数750発。参考:アメリカジェット戦闘機

HIS−10C−2>:自衛隊の交話機。長野日本無線製。参考:月刊軍事研究8,09

HISS>:ヘリコプター・アイス・スプレー・システムの略。機体への着氷をシミュレートするための機材で、CH-47に搭載して使用する。機体内にアイススプレー発生器を搭載、機体左右下方にスプレー放射器を垂らし、先端から氷の霧を放射して後方を飛行するヘリコプターに着氷させる。参考:月刊JWings6,07

HITFACT>:チェンタウロ用120mm砲塔で、オットー・メララ社が開発した。搭載砲は45口径120mm砲である。車長は砲の左前方、砲手は砲の右に位置し、装填手を廃して自動装填装置を採用する予定だったが、コストダウンのために装填手を配置することにした。参考:月刊PANZER12,04

HITFISH>:VCC80ダルド歩兵戦闘車の砲塔で、オットー・ブレダ社が開発した。主砲は25mm機関砲で、砲塔両側にTOWミサイルランチャー1基ずつを装備する。参考:月刊PANZER10,01

<HITFISH海外シリーズ>

HITFISH(シンガポール軍)>:主砲は30mmブッシュマスターUで、砲塔左に対戦車ミサイルランチャーを搭載する。参考:月刊PANZER10,01

HITFIST>:オットー・ブレダ社がVCC80ダルド歩兵戦闘車向けに開発した砲塔。参考:月刊PANZER5,02

 <TC25>:アルミ合金の全溶接構造で、外装に防弾鋼板を貼り付けて対弾性を持たせている。武装はエリコンKBA25機関砲(200発)と7.62mm同軸機銃(700発)で、俯仰角はマイナス10度からプラス60度。TOWミサイルランチャー2基も付く。ガリレオ社製2軸安定装置付き視察サイト、熱線暗視装置、レーザー測距器も装備されている。重量3100kg。乗員2名。機関砲はGIATM811やブッシュマスター機関砲に換装可能。重量1600kgの軽量バージョンとして、TOWミサイルランチャーを外し、携行弾数を減らしたタイプも開発されている。参考:月刊PANZER5,02、月刊軍事研究8,95

TC30>:ストーマー30に搭載されている。全長4.758m、全幅2.725m、全高1.666m。ブッシュマスターU30mm機関砲1門(180発)、TOWミサイル発射機2基(砲塔左右に1基ずつ)、7.62mm同軸機銃(700発)を装備し、砲2軸安定化装置と車長用パノラマサイト、砲手用サーマルイメージ付き照準器を持つ。機関砲の俯仰角はマイナス10度からプラス45度、TOWミサイルランチャーの俯仰角はマイナス10度からプラス30度。乗員2名。参考:月刊PANZER12,97

 <HITFIST30(ポーランド陸軍)>:パトリア8輪装甲車に搭載するためポーランド陸軍が発注した。アルミニウム合金に鋼製の装甲と複合材を組み合わせており、ATKガンシステムズ社製30mm単装砲Mk44ZMタルノウ社製同軸7.62mm機銃UKM2000Cを搭載する。SSP1OBRA3汎用自己防御/レーザー警報装置と81mm自己防御てき弾発射機も装備する。砲塔乗員は2名。参考:月刊軍事研究9,04

HITU>:アメリカ海軍ヘリコプター訓練飛行隊、ニックネームはBlade Runner。参考:月刊航空ファン8,15

<HJ5>:轟炸5型ファミリー(練習機)を参照。

<HJ8>:レッドアロー8(対戦車ミサイル)を参照。

<HJ9>:レッドアロー9(対戦車ミサイル)を参照。

<HJ10>:レッドアロー10(対戦車ミサイル)を参照。

<HJ73>:レッドアロー73(対戦車ミサイル)を参照。

<HJT>:ハイドロ加工再生可能ジェット燃料を参照。

HJT−16シリーズ>:インド空海軍練習機、別名キラン(Kiran、光線)。1959年から国産開発されたが、原型機初飛行は19643月(94日?)になってからである。参考:月刊JWings7,01、週刊エアクラフトNo.130

HJT−16Mk.T>:単発ジェット機で、主翼は低翼式、機体両側のコクピット真下部分に空気取り入れ口が1基ずつある。全長10.60m、全幅10.70m、全高3.63m、自重2.56トン、最大離陸重量4.2トン。エンジンはブリストル・シドリ(ロールスロイス?)製バイパーMk11(推力1.13トン)で、最大速度695km、実用上昇限度9150m、航続時間1.75時間。Mk.TA含め280機がインド空海軍に引き渡された。参考:月刊JWings7,01、月刊軍事研究11,03

HJT−16Mk.TA>:翼下にハードポイントを追加したもの。227kg爆弾2発または68mmSNEBロケット弾7連装ポッド2基または226リットル増槽2個を搭載できる。参考:週刊エアクラフトNo.130

HJT−16Mk.U>:軽攻撃任務にも使用できるようにしたタイプで、キランMk.Uとも呼ばれる。1976年7月30日に初飛行した。エンジンをロールスロイス社製オーフュース701-01に換装、主翼下にハードポイントを左右2箇所ずつ設け、機首に7.62mm機銃2丁を装備した。背部にタオルバー・アンテナを装着したため、機首下面にブレードアンテナが装備されている。胴体は軽金属製で、キャノピーはクラムシェル型後ろ開き、座席はマーチンベイカーH4ZA射出座席(高度ゼロ脱出可能)の並列複座である。胴体中央下面にエアブレーキを持つ。主翼は25%翼弦後退角が7度28分で、主翼上面に片側2枚の境界層フェンスがある。全長10.6m、全幅10.7m、全高3.64m、自重2.995トン、クリーン離陸重量4.25トン、最大離陸重量5トン、最大着陸重量4.3トン。エンジンはロールスロイス社製オーフュース701-01(推力1.905トン)単発で、経済巡航速度225ノット、最大速度705km(海面高度)、実用上昇限度12000m、燃料搭載量1345リットル+454リットル増槽2本、航続距離615km。固定武装は7.62mm機銃2丁。250kg爆弾、68mmSNEBロケット弾、CBLS-200訓練爆弾ポッドなど1トンまでの兵装を搭載できる。乗員2名。19844月に初号機が納入された。アクロバットチームのスルヤ・キランも使用している。参考:世界軍用機年鑑1990-91、月刊JWings7,01

HJT−36>:HALが開発したジェット練習機で、別名シトラ。HJT-16の後継で、20033月に初飛行した。2012年からインド空軍に引き渡される予定だが、2011428日にプロトタイプが墜落した(乗員は脱出して無事)。参考:月刊航空ファン5,11、月刊JWings8,11

<HK>:Halbkettenfahrzeug(ハーフトラック)の略。

HK11シリーズ>:ドイツの軽機関銃で、G3自動小銃を基に製作された。参考:月刊PANZER1,01、世界の軍用銃

 <HK11>:G3の銃身を連続射撃可能な重量1.7kgのものに換え、交換も容易にした。二脚を標準装備する。作動は遅延ブローバック式で、セミ・フルオートの切り替えが可能。使用弾口径は7.62mm80発入りドラムマガジンを使用する。参考:月刊PANZER1,01、世界の軍用銃

 <HK11A1>:銃の操作性を向上させ、銃床の形状を変更し、20発または30発入りボックスマガジンを使用可能としたタイプ。全長1m、銃身長0.5m、重量7.7kg。発射速度は毎分850発。80発ドラムマガジンの使用も可能。参考:月刊PANZER1,01

 <HK11E>:HK11A1を改良し、3点バーストを可能にしたもの。ハンドガード下部にアシスト用のグリップが追加されている。重量8.1kg、発射速度毎分700発。参考:月刊PANZER1,01

HK−13>:中国の開発したHUDで、GECマルコーニ社製のHUDを参考にしている。参考:月刊軍事研究4,11

HK21>:ヘッケラー&コッホ社が開発した分隊支援火器で、三脚を使用すれば重機関銃替わりにもなる。ベルト給弾とマガジン給弾の両方を使用可能。全長1.02m、重量7.3kg、口径7.62mm。参考:世界の軍用銃

HK33シリーズ>:ヘッケラー&コッホ社が開発した突撃銃で、G3.22口径用に改良したものである。参考:最新軍用ライフル図鑑

 <HK33E>:使用弾が小口径なので、G3よりも小型に作られている。作動はディレイド・ブローバック式。全長920mm、銃身長433mm、重量3.9kg。ライフリングは6条右回り。使用弾は5.56mm×45弾(SS109)で、装弾数25発。参考:最新軍用ライフル図鑑

 <HK33A3>:伸縮式の金属製ストックモデル。参考:最新軍用ライフル図鑑

 <HK33K>:カービンモデル。参考:最新軍用ライフル図鑑

 <HK33SG1>:スナイパーライフルバージョン。ヘアセット・トリガーを追加して精密射撃を可能とした他、ショルダーストックにチークピースを装備し、オプションで二脚を装着できる。1.5-6倍の光学スコープも用意されている。全長940mm、銃身長433mm、重量4.08kg。ライフリングは6条右回り。使用弾は5.56mm×45弾、装弾数5発。参考:最新軍用ライフル図鑑

<HK53>:MP5シリーズ(短機関銃)を参照。

HK79>:ヘッケラー&コッホ社が開発した40mmグレネードランチャー。本体重量1.89kg。初速毎秒76m。照準器は50mから350mまで50mごとの目盛りがふられている。参考:月刊軍事研究8,95

HK100>:ドイツ軍のハーフトラックで、航空機で輸送可能なサイズのハーフトラックとしてNSU社に開発が命じられ、1939年初めから作業がスタートした。後にSd.Kfz.2ケッテンクラートとして採用された。参考:月刊グランドパワー5,04

<HK102>:Sd.Kfz.2シリーズ(軽車両)を参照。

HK300>:ドイツのハーフトラックで、leWS(軽牽引車)として第2次大戦中に開発が進められたが、採用されなかった。参考:月刊PANZER4,04

HK416シリーズ>:ヘッケラー&コッホ社が開発したカービン銃。参考:月刊軍事研究6,11

 <HK416>:作動はショートストロークのガス圧式。参考:月刊軍事研究4,17

 <HK416C>:コンパクトモデルで、ストックやチークパッドを小型化してある。参考:月刊軍事研究6,11

<HK416海外シリーズ>

 <HK416F>:Fはフランスの頭文字。フランス陸軍がFAMASの後継として2016926日に採用した。銃身下部に40mmグレネードランチャーを装着できる。フェラン将来歩兵システムにも対応する。2017-19年にまず102000丁を配備する予定。参考:月刊軍事研究4,176,17

 <M27>:M27歩兵用自動小銃を参照。

HK417>:ヘッケラー&コッホ社が開発した.30口径アサルトライフル。フランス特殊部隊が使用している。アメリカ軍の特殊部隊用としてトライアルに参加したが、SCARに破れた。ノルウェーのトライアルにも参加している。参考:月刊軍事研究11,064,17

HK600>:ドイツのハーフトラックで、3トンハーフトラックSd.Kfz.11の後継として開発が進められたが、採用されなかった。参考:月刊PANZER4,04

HK900>:ドイツのハーフトラックで、5トンハーフトラックSd.Kfz.6及び8トンハーフトラックSd.Kfz.7の後継として開発が進められたが、採用されなかった。参考:月刊PANZER4,04

HK1600>:ドイツのハーフトラックで、12トンハーフトラックSd.Kfz.8及び18トンハーフトラックSd.Kfz.9の後継として開発が進められたが、採用されなかった。参考:月刊PANZER4,04

HKpシリーズ>:ドイツのハーフトラックで、Sd.Kfz.251の改良型。ドイツのデマーグ社とハノマーグ社が開発し、採用はされなかったが、Sd.Kfz.251D型車体製作時の参考となった。参考:ジャーマンタンクス

 <HKp602>:Sd.Kfz.251の足回りと変速機を改良し、エンジンをHL45Z120馬力)に換装したタイプ。参考:ジャーマンタンクス

 <HKp603>:602の小改良型。参考:ジャーマンタンクス

 <HKp605>:1941年に完成したタイプで、生産性向上のため簡素化が図られている。参考:ジャーマンタンクス

 <HKp606>:エンジンをHK50に換装し、変速機を予約選択式に換えたタイプ。試作車1両が完成したが、採用されなかった。参考:ジャーマンタンクス

<Hkp2>:アルエートU海外シリーズ(ヘリ)を参照。

<Hkp3>:ベル204海外シリーズ(ヘリ)を参照。

<Hkp4>:KV-107海外シリーズ(ヘリ)を参照。

<Hkp5B>:TH-55海外シリーズ(ヘリ)を参照。

<Hkp6B>:UH-1海外シリーズ(ヘリ)を参照。

<Hkp9>:Bo105海外シリーズ(ヘリ)を参照。

<Hkp10>:A109海外シリーズ(ヘリ)を参照。

<Hkp15>:A109海外シリーズ(ヘリ)を参照。

<Hkp16>:UH-60海外シリーズ(ヘリ)を参照。

<HKSPCS>:ハードキル自衛対抗システムを参照。

HKX−1>:自衛隊の目標位置指示装置。US-2に搭載されている。島津製作所製。参考:月刊軍事研究8,11

<HL>:Hochleistung(高回転エンジン)の略。参考:ジャーマンタンクス

<HL>:Hohlladung(成形炸薬弾)の略。参考:ジャーマンタンクス

HL−1>:ベトナム国防省空軍技術研究所が開発した試作タンデム複座練習機。主翼は低翼配置で、降着装置は前輪式。ロケット弾を搭載可能。1機が製作され、1984年に初飛行した。参考:月刊航空ファン5,18

HL−2>:ベトナム国防省空軍技術研究所が開発した試作タンデム複座練習機。水上機型も計画されていた。主翼は低翼配置で、降着装置は前輪式。ロケット弾を搭載可能。1機が製作され、1987年に初飛行した。参考:月刊航空ファン5,18

<HL6D>:245型(レーダー)を参照。

HL−7−70>:イタリア軍のヘリコプター搭載用ロケット弾ポッドで、70mmロケット弾を7発収容する。参考:軍用機ウェポン・ハンドブック

HL−7−80>:イタリア軍のヘリコプター搭載用ロケット弾ポッドで、81mmロケット弾BPDを7発収容する。参考:軍用機ウェポン・ハンドブック

HL−12−70>:イタリア軍のヘリコプター搭載用ロケット弾ポッドで、70mmロケット弾を12発収容する。参考:軍用機ウェポン・ハンドブック

HL−19−70>:イタリア軍のヘリコプター搭載用ロケット弾ポッドで、70mmロケット弾を19発収容する。参考:軍用機ウェポン・ハンドブック

HL42>:Sd.Kfz.10などが搭載するガソリンエンジン。出力100馬力。参考:月刊グランドパワー9,03

HL42TRKM>:マイバッハ社製の液冷直列6気筒ガソリンエンジンで、ボア90mm、ストローク110mm、排気量4170cc。毎分2800回転で出力100馬力。Sd.Kfz.250などに搭載された。参考:月刊グランドパワー11,98、ジャーマンタンクス

HL42TRKMS>:マイバッハ社製のガソリンエンジンで、sWSに搭載された。参考:ジャーマンタンクス

HL42TUKRM>:マイバッハ社製の6気筒液冷ガソリンエンジン。出力100馬力。Sd.Kfz.251などに搭載された。参考:ジャーマンタンクス

HL45P>:マイバッハ社製の液冷直列6気筒ガソリンエンジン。排気量4678cc、出力150馬力(毎分3800回転)。VK601/T号戦車C型、VK1601/U号戦車J型、VK1801/T号戦車F型に搭載された。参考:ジャーマンタンクス

HL45Z>:マイバッハ社製のガソリンエンジンで、HKp602などに搭載された。参考:ジャーマンタンクス

HL50P>:マイバッハ社製の液冷直列6気筒ガソリンエンジン。排気量4995cc、出力は毎分4000回転で180馬力。HKp605などに搭載された。参考:ジャーマンタンクス

HL54TUKRM>:マイバッハ社製の液冷直列6気筒ガソリンエンジン。排気量5420cc、出力は毎分2600回転で115馬力。参考:ジャーマンタンクス

HL57TR>:マイバッハ社製の液冷直列6気筒ガソリンエンジン。排気量5698cc、出力は毎分2600回転で130馬力。U号戦車a型に搭載された。参考:ジャーマンタンクス

HL60>:フランスのSAGEM社が開発したペリスコープ型昼夜兼用照準器で、90式U型戦車の砲手用照準器として採用された。暗視システムの倍率は4倍または20倍で、視野20度、有効識別距離は3000m。測距距離200-5000mのレーザー測遠器を内蔵している。参考:月刊グランドパワー9,04

HL62シリーズ>:マイバッハ社製の液冷直列6気筒ガソリンエンジン。排気量6191cc、出力は毎分2600回転で140馬力。参考:ジャーマンタンクス

HL66P>:マイバッハ社製の液冷直列6気筒ガソリンエンジン。排気量6754cc、出力は毎分2800回転で180馬力。U号戦車L型、VK901/U号戦車G型などに搭載された。参考:ジャーマンタンクス

HL70>:フランスのSFIM社が開発したパノラマ式照準装置で、90式U型戦車の車長用キューポラに装備されている。倍率7.5倍で、視界は180度。参考:月刊グランドパワー9,04

HL85TUKRM>:マイバッハ社製の液冷V型12気筒ガソリンエンジン。排気量8520cc、回転数毎分2500で出力185馬力。参考:ジャーマンタンクス

HL90>:マイバッハ社製の液冷V型12気筒ガソリンエンジン。排気量9990cc、出力は回転数毎分3600370馬力。参考:ジャーマンタンクス

HL108TR>:W号戦車A型に搭載されたガソリンエンジン。マイバッハ社製で、液冷式60度V型12気筒SOHC型式、排気量10838cc。出力は毎分2600回転で230馬力。参考:月刊グランドパワー6,99、ジャーマンタンクス

HL108TUKRM>:マイバッハ社製のガソリンエンジン。参考:ジャーマンタンクス

HL116>:マイバッハ社製の液冷直列6気筒ガソリンエンジン。排気量11048cc、出力は毎分3300回転で300馬力。VK3001(H)自走砲に搭載された。参考:ジャーマンタンクス

HL120TR>:W号戦車B型/C型の初期40両に搭載されたエンジン。HL108TRのシリンダー径を100mmから105mmにアップしたものである。排気量11867cc、出力は毎分2600回転で265馬力。参考:月刊グランドパワー6,99

HL120TRM>:マイバッハ製の液冷90度V型12気筒ガソリンエンジンで、HL120TRにインパルス式マグネットを装備して点火系を改良したものである。排気量11867cc。出力は毎分2600回転での定格出力が265馬力、毎分2800回転での最大出力が320馬力。W号戦車C型41両目以降からJ型までと、フェルディナンドに搭載された。参考:月刊PANZER6,05、月刊グランドパワー6,99

HL120TRM112>:W号戦車J型に搭載されているエンジンで、マイバッハ社製。回転数毎分2800で出力272馬力。参考:ジャーマンタンクス

HL157P>:マイバッハ社製の液冷V型12気筒ガソリンエンジン。排気量15580cc、出力は回転数毎分3500550馬力。VK1602に搭載された。参考:ジャーマンタンクス

HL174>:マイバッハ社製の液冷V型12気筒ガソリンエンジン。排気量19144cc、出力は回転数毎分3000550馬力。参考:ジャーマンタンクス

HL210P30>:マイバッハ社製の液冷V型SOHC方式12気筒ガソリンエンジン。排気量21350cc。出力は回転数毎分3000600-650馬力だが、搭載戦車の冷却機構に問題があり、最大回転数は毎分2500に抑えられている。Y号戦車に搭載された。参考:月刊丸7,09別冊

HL210P45>:マイバッハ社製の液冷V型SOHC方式12気筒ガソリンエンジンで、全長1.22m、全幅0.975m、全高0.94m。排気量23880cc、出力は回転数毎分3000650-700馬力。Y号戦車に搭載された。参考:月刊丸7,09別冊、月刊PANZER3,98、ジャーマンタンクス

HL224>:マイバッハ社製の液冷V型12気筒ガソリンエンジン。排気量21353cc、出力は回転数毎分3000600馬力。VK6501に搭載された。参考:ジャーマンタンクス

HL230P30>:マイバッハ社製の液冷V型12気筒ガソリンエンジン。シリンダーのボアは130mm、ストロークは145mm、圧縮比1:6.8、排気量23000cc。最大出力は毎分2600回転で600馬力だが、ガバナーの調整で毎分3000回転750馬力まで上げられる。100kmあたりの燃費は路上500リットル、路外700リットル。ピストンロッド軸受の欠陥から故障が発生しやすいという欠点があった。ヤークトパンター、ティーガーUに搭載された。参考:月刊グランドパワー4,02、ジャーマンタンクス、月刊PANZER9,12

HL234>:マイバッハ社製の液冷V型12気筒ガソリンエンジン。排気量23095cc、出力は毎分3000回転で800馬力。E-100に搭載される予定だった。参考:ジャーマンタンクス

<HL351型>:ゼーフント級(無人掃海艇)を参照。

HLA>:Horizontal Line Arrayの略。ソノブイからTASSを海流にのせて繰り出し、航空機に信号を送って処理するものである。参考:ザ・マーチ39

HLA−2>:自衛隊のHLA-109用パルス記録装置。三菱電機製。参考:月刊軍事研究6,15

HLES>:フランスの高張力鋼規格で、1平方ミリメートルあたり何キログラムの耐力を持つかを示す。参考:月刊軍事研究11,06

 <HLES100>:ル・トリオファン級原子力潜水艦に使用されている高張力鋼。参考:月刊軍事研究11,06

<HLH>:XCH-62ヘリを参照。

<H/LJG−346>:346型(レーダー)を参照。

<H/LJG−346A>:346A型(レーダー)を参照。

<H/LJQ−366A>:366A型(レーダー)を参照。

<HLM−1>:自衛隊のチャフ・フレア射出装置用整備用機材。住商エアロシステムが受注している。参考:月刊軍事研究8,07

HLQ−4>:自衛隊の自機防御装置。P-1に搭載されている。三菱電機製。参考:月刊軍事研究2,10

HLR−10C>:自衛隊の機器。SH-60Kに搭載されている。トキメック製。参考:月刊軍事研究9,08

HLR−108>:自衛隊の逆探装置。SH-60Kに搭載されている。東京計器製。参考:月刊軍事研究2,15

HLR−108C>:海上自衛隊の逆探装置。SH-60Kに搭載されている。トキメックまたは東京計器製。参考:月刊軍事研究3,077,118,13

HLR−109>:海上自衛隊P-3C改修型に搭載されている逆探装置。三菱電機製。参考:月刊軍事研究8,95

HLR−109B>:海上自衛隊の逆探装置。P-1用、P-1補用品がある。三菱電機製。参考:月刊軍事研究12,062,10

HM>:アメリカ海軍対機雷戦ヘリコプター飛行隊(Helicopter Minecountermeasures Squadron)の略号。MH-53Eを配備する。参考:月刊航空ファン8,15

<HM−1>:ドーファン2海外シリーズ(ヘリ)を参照。

<HM−2>:M101海外シリーズ(榴弾砲)またはUH-60海外シリーズ(ヘリ)を参照。

<HM−3>:AS332海外シリーズ(ヘリ)を参照。

<HM−4>:AS332海外シリーズ(ヘリ)を参照。

HM5>:ドイツ空軍の酸素マスク。左右のベルトと上部のストラップの3点で飛行帽に固定する。参考:グラフィックアクション36

HM−12>:アメリカ海軍第12対機雷戦ヘリコプター飛行隊、ニックネームはSea Dragons。空中対機雷兵器訓練学校から改編されて2015101日にノーフォーク海軍航空基地で創設された。参考:月刊航空ファン8,15

HM−14>:アメリカ海軍第14対機雷戦ヘリコプター飛行隊、ニックネームはVanguards2016718-30日、MH-53Eヘリ2機が陸奥湾で平成28年度機雷戦訓練・掃海特別訓練に参加。2017718-30日、分遣隊2AMH-53Eヘリ2機が陸奥湾で日米掃海特別訓練に参加。8月下旬から9月上旬、ハリケーン・ハービーの災害派遣に参加。2018718-30日、MH-53Eヘリ2機で平成30年度機雷戦訓練(陸奥湾)および掃海特別訓練(日米印共同訓練)に参加。7271150頃、MH-53Eヘリが厚木基地を離陸しようと滑走路上の高度2-3mに達した際、窓が外れて落下したため、離陸を中止した。当該ヘリはその後厚木基地に駐機していたが、1020日午後に飛来したC-5Mに載せられて1022日午前にアラスカ州エルメンドルフ−リチャードソン統合基地に向かっている。1120日、平成30年度機雷戦・掃海特別訓練に参加した後でトラブルを起こし三沢基地に残っていたMH-53Eヘリ1機が左スポンソン前部のパーツ交換(海自用廃MH-53E部品を使ったらしい)などの修理を終え、横田と岩国を経由して1121日に韓国浦項へと戻った。参考:月刊航空ファン8,1510,1610,1710,181,192,19、月刊JWings11,17

HM−15>:アメリカ海軍第15対機雷戦ヘリコプター飛行隊、ニックネームはBlackhawks20178月下旬から9月上旬、ハリケーン・ハービーの災害派遣に参加。参考:月刊航空ファン8,15、月刊JWings11,17

HM15>:ドイツ空軍の酸素マスク。左右のベルトと上部のストラップの3点で飛行帽に固定する。参考:グラフィックアクション36

<HM50>:2A46M海外シリーズ(戦車砲)を参照。

HM51>:ドイツ空軍の酸素マスクで、高々度でも凍結しないように工夫されている。参考:グラフィックアクション36

HMAS>:女王陛下のオーストラリア艦(Her Majestys Australian Ship)の略。オーストラリア軍艦艇の冠名である。参考:月刊軍事研究5,13

HMAS>:女王陛下のオーストラリア基地(Her Majestys Australian Station)の略。オーストラリア軍基地の冠名である。参考:月刊軍事研究5,13

HMD>:Helmet Mounted Display(ヘルメット装着式照準装置)の略。HMSHelmet Mounted Sight)ともいう。ヘルメットのバイザーに照準情報表示装置を組み込んだものである。ミサイルシーカーと連動してオフボアサイト射撃を可能としたタイプや、HUDのように飛行情報も同時に表示できるタイプもある。パイロットが機体正面を向いていなくても各種情報が常に視野内に表示されるので便利。重量を軽減したり、ヘルメットの重心を頭の重心に合わせたりしておかないと、高G機動中に首の骨が折れる。参考:月刊軍事研究8,12、月刊JWings10,184,0410,09別冊付録

 <HMD(F−35用)>:ヘルメットのバイザーにラスタースキャン型表示装置を組み込んであり、AIM-9Xなどの運用に必要なオフボアサイト照準能力や、EOTS/EO-DASの画像情報を表示する機能、NVG機能を持つ。VSI(ヴィジョン・システムズ・インターナショナル)社が開発しているが、搭載するISIE(インテバク・シリコン画像エンジン)-10暗視カメラの能力不足が指摘されており、改良型のISIE-11に移った。スケジュールに間に合わない可能性があったため、ロッキード・マーチン社は民生暗視ゴーグルを使用した代替簡易版HMDの開発をBAEシステムズ社に委託したが、20131010日に簡易版の開発は中止され、VSI社の方の開発に集中することになり、GenV(第3世代型)という名称で完成している。ちなみにメーカーのVSIESAビジョン・システムに社名変更されており、ヘルメットの生産はESAビジョン・システムとロックウェル・コリンズのジョイントベンチャーであるRCEVS社が行う。F-35低率初期生産第7ロット(LRIP7)から運用される予定で、2015811日から納入が始まった。US16E射出座席に低速射出時の首への過大負荷という問題が見つかったため、ヘルメット重量を2.4kgから2.17kg以下に減らす予定。機関砲とのマッチングが悪く、固定装備のF-35Aでは照準点が着弾点より遠方右寄り、ガンポッドのF-35B/Cでは右寄りにずれるクセがあり、改善中。参考:月刊軍事研究10,148,129,11、月刊JWings2,1411,151,165,18、月刊航空ファン1,17

 <HMD(ティーガー攻撃ヘリ用)>:ティーガー攻撃ヘリ用で、AH-1Zなど他のヘリでも使用できる。トップオウル社が開発した。ヘルメットに広視野バイザー、画像投影装置IGA、画像生成装置IPD、暗視装置を組み込んであり、ヘルメット前部に内蔵されたIGAからバイザー中央のIPDに無限遠焦点で画像を投影する。バイザー越しに見る風景とIPDに表示される情報の焦点距離が同じでは無いので、目が疲れる。参考:月刊JWings10,18

 <JHMCS>:JHMCSを参照。

<HMDS>:Helmet Mounted Display Systemの略。参考:月刊軍事研究4,17

<HMD整備器材>:自衛隊の機器。三菱重工製。参考:月刊軍事研究4,14

<HMD用ヘルメット・アッシー等>:自衛隊の機器。三菱重工製。参考:月刊軍事研究9,16

HME30>:ドイツ軍の酸素マスクで、高々度でも凍結しないよう電熱器が仕込まれている。参考:グラフィックアクション36

HMEE−1>:HMEEHigh Mobility Engineer Excavatorの略。アメリカ陸軍がストライカー旅団用に2000年から開発中の4×4輪高機動工兵作業車で、FLU-419の代替である。製作はイギリスのJCB社。車体前部にバケット、中央にガラス張りの操縦室、後部にショベルを装備しており、深さ4mの掘削能力、2トンの揚重能力を持つ。重量12トン。排気量5900ccのディーゼルエンジンを搭載しており、最大速度は90kmで、輸送コンボイと行動を共にできる。20066月に6両の試作車が完成してテストに入った。616両を生産予定。キャビン部分の装甲化キットも開発されている。参考:月刊軍事研究11,067,07、月刊PANZER1,13

<HMEE−1海外シリーズ>

 <HMEE−1(イギリス陸軍)>:イギリス陸軍工兵車両。イギリスやヨーロッパの道路法制に適合するよう改造が加えられており、キャビン周囲にスラットアーマーが追加された。少なくとも13両が発注されたとみられる。参考:月刊軍事研究9,09

HMH>:アメリカ海兵隊海兵重ヘリコプター飛行隊(Marine Heavy Helicopter Squadron)の略。20121130日にCH-53Dが全て退役し、以降は全部隊がCH-53E(定数12機)を運用している。CH-53K実用化後はこれを19機装備する9個飛行隊を編成する予定。参考:月刊JWings3,13、月刊世界の艦船9,12、月刊軍事研究3,17

HMH−361>:アメリカ海兵隊第361海兵重輸送ヘリコプター飛行隊、ニックネームはFlying Tigers19994192145頃、夜間飛行中のCH-53Eヘリ1機が沖縄県国頭村の北部訓練場東沖1kmの海上に墜落し、乗員4名全員が死亡した。810日、CH-53Eヘリ3機を横田基地に展開し、10日間ほど富士演習場などで訓練を行った。2016年現在、第16海兵航空群の隷下にある。104-11日、PHIBLEX2016に参加。2017451300頃、通常訓練中のCH-53Eヘリがアリゾナ州バリー・ゴールドウォーター・レンジ近くにハードランディングして横転した。乗員5名は無事だった。20189131645頃、普天間基地から韓国に向かっていたCH-53Eヘリ2機が天候不良で燃料不足になり、対馬空港に緊急着陸した。914日にVMGR-152KC-130Jが飛来して給油を受け、天候が回復した9151100頃に1機が離陸したが機体トラブルで引き返し、点検後の1400頃に2機で離陸して韓国に向かった。9151640頃、通常訓練中のCH-53Eのコクピットで警告灯が点灯したため、長崎空港に予防着陸した。9161225頃に離陸して普天間基地に戻っている。参考:月刊軍事研究8,14、月刊航空ファン7,991,172,176,1712,18、月刊JWings11,16

HMH−362>:アメリカ海兵隊第362海兵重輸送ヘリコプター飛行隊、別名アグリー・エンジェルズ。20128月、アフガニスタンに派遣され、CH-53Dの最終実戦任務を実施。1130日、CH-53Dの退役式典を行った。これによりアメリカ海兵隊の全CH-53Dが運用を終えた。その後休眠部隊となっており、2018年第1四半期からMV-22Bへの転換訓練を開始、2019年第4四半期にVMM-362として再編される予定。参考:月刊JWings3,13、月刊航空ファン7,16

HMH−363>:アメリカ海兵隊第363海兵重輸送ヘリコプター飛行隊。MV-22B配備に伴い、VMM-363に改編された。参考:月刊航空ファン10,14

HMH−366>:アメリカ海兵隊第366海兵重輸送ヘリコプター飛行隊、ニックネームはHammerheads2016年現在、第29海兵航空群の隷下にあり、CH-53Eを装備する。参考:月刊軍事研究8,14、月刊航空ファン2,17

HMH−461>:アメリカ海兵隊第461海兵重輸送ヘリコプター飛行隊、ニックネームはIron Horses2016年現在、第29海兵航空群の隷下にあり、CH-53Eを装備する。2018431840頃、ジブチ共和国アトラビーチのコンバットトレーニングセンターでCH-53Eがハードランディングした。参考:月刊軍事研究8,14、月刊航空ファン2,176,18

HMH−462>:アメリカ海兵隊第462海兵重輸送ヘリコプター飛行隊、ニックネームはHeavy Haulers20155-11月、普天間基地に展開。2016年現在、第16海兵航空群の隷下にある。20176月、HMH-465と交代して普天間基地第36海兵航空群へのUDP展開を開始。61日、CH-53Eヘリ1機が飛行中にエンジン1基で火災警報灯が点灯したため、久米島空港に緊急着陸した。8月、陸自との共同訓練ノーザンバイパーに参加。1011日、定期飛行訓練中のCH-53Eヘリ1機でエンジン火災警報装置が作動したため、1720に沖縄北部訓練場近くの沖縄県東村高江にある民間牧草地に不時着、ほぼ同時にエンジンから火を噴いて機体が全焼した。乗員7名は無事。61日にエンジントラブルを起こした機体で、1012-21日に海兵隊が機体回収作業を行った。在沖縄CH-53E1012日から96時間の飛行停止と点検に入り、1018日から飛行を再開した。参考:月刊軍事研究8,14、月刊JWings11,15、月刊航空ファン2,1711,171,18

HMH−463>:アメリカ海兵隊第463海兵重輸送ヘリコプター飛行隊、ニックネームはPegasus2016年現在、第24海兵航空群の隷下にあり、CH-53Eを装備している。20161142230頃、カネオヘベイ海兵航空基地を離陸して訓練を行っていたCH-53Eヘリ2機がオアフ島ハレイワ北2マイルの洋上で接触して墜落し、12名が死亡した。参考:月刊軍事研究8,14、月刊航空ファン4,'16

HMH−464>:アメリカ海兵隊第464海兵重輸送ヘリコプター飛行隊、ニックネームはCondorrs2015922100頃、ノースカロライナ州キャンプ・レジューンで訓練中にCH-53Eヘリがハードランディングして大破し、1名が死亡、11名が重傷を負った。2016年現在、第29海兵航空群の隷下にあり、CH-53Eを装備する。201818日朝、2日前に伊計島東海岸に不時着したHMLA-369所属UH-1YヘリをCH-53Eでホワイトビーチまでスリング輸送した。参考:月刊軍事研究8,14、月刊航空ファン11,152,17、月刊JWings3,18

HMH−465>:アメリカ海兵隊第465海兵重輸送ヘリコプター飛行隊、ニックネームはWarhorses2014121-12日、フォレスト・ライト2014に参加。20155月まで普天間基地に展開。2016年現在、第16海兵航空群の隷下にある。20176月、HMH-462に後を譲って普天間基地第36海兵航空群へのUDP展開を終了。2018431435頃、ミラマー海兵航空基地を離陸して訓練を行っていたCH-53Eがエルセントロ西15マイルに墜落し、乗員4名が死亡した。参考:月刊軍事研究8,14、月刊JWings3,1511,15、月刊航空ファン2,1711,176,18

HMH−466>:アメリカ海兵隊第466海兵重輸送ヘリコプター飛行隊、ニックネームはWolfpac2016年現在、第16海兵航空群の隷下にある。201847日、相浦駐屯地で水陸機動団新編行事の訓練展示にCH-53Eヘリで参加。参考:月刊軍事研究8,14、月刊航空ファン2,17、月刊JWings6,18

HMH−769>:アメリカ海兵隊第769海兵重輸送ヘリコプター飛行隊、ニックネームはHeavy Haulers2023年にCH-53Eを装備して復活する予定。参考:月刊航空ファン2,17

HMH−772>:アメリカ海兵隊第772海兵重輸送ヘリコプター飛行隊、ニックネームはFlying Armadillos2016年現在、第49海兵航空群隷下で、CH-53Eを装備する。参考:月刊軍事研究8,14、月刊航空ファン2,17

<HMHD>:T815-7ZOR9T(トラック)を参照。

HMHT−302>:アメリカ海兵隊第302海兵重輸送ヘリコプター訓練飛行隊、ニックネームはPhoenix2016年現在、第29海兵航空群の隷下にあり、CH-53EMH-53Eを装備する。参考:月刊軍事研究8,14、月刊航空ファン2,17

HMi42>:ドイツ国防軍の対戦車地雷で、金属探知器による探知を防ぐため、パッケージを木にしてある。縦横0.3m、炸薬は重量5.6kgのアマトール。圧力220kgで炸裂する。参考:第2次大戦ドイツ戦闘兵器カタログVol.3

HMLA>:海兵軽ヘリコプター攻撃飛行隊(Marine Light Attack Helicopter Squadron)の略。AH-1W攻撃ヘリ18機とUH-1N輸送ヘリ9機からなる。今後はAH-1Z攻撃ヘリ15機とUH-1Y輸送ヘリ12機に改編され、総機数は27機のままだが、攻撃ヘリ性能強化で戦闘能力は落とさずに汎用ヘリ数量増加で作戦能力を増強させる。参考:月刊軍事研究9,14、月刊世界の艦船9,12

HMLA−167>:アメリカ海兵隊第167海兵軽ヘリコプター攻撃飛行隊、ニックネームはWarriors2016年現在、第29海兵航空群の隷下にあり、AH-1WUH-1Yを装備する。2018119日、AH-1Z初号機を受領した。参考:月刊軍事研究8,14、月刊航空ファン2,172,19

HMLA−169>:アメリカ海兵隊第169海兵軽ヘリコプター攻撃飛行隊、ニックネームはVipers2016年現在、第39海兵航空群の隷下にあり、AH-1ZUH-1Yを装備する。20175月、普天間基地へのUDP展開を開始。8月、AH-1Zヘリ4機とUH-1Yヘリ4機で陸自との共同訓練ノーザンバイパーに参加する予定だったが、悪天候で引き返した。11月、HMLA-369と交代して普天間基地を離れた。参考:月刊軍事研究8,14、月刊航空ファン2,1711,17、月刊JWings8,172,18

HMLA−267>:アメリカ海兵隊第267海兵軽ヘリコプター攻撃飛行隊、ニックネームはStingers(スティンガーズ)。2013年度、AH-1Zを配備。201611月、普天間基地への半年UDP配備を開始。20171201920頃、普天間基地を離陸して訓練をしていたAH-1Zでトランスミッション異常の警告灯が点いたため、うるま市与那城伊計島の農道に予防着陸させた。死傷者や損害は無く、整備の上で1211114に離陸し、普天間基地に戻っている。312日、AH-1Zヘリ2機とUH-1Yヘリ3機が普天間−岩国−名古屋−キャンプ富士を往復した。5月、普天間基地へのUDP展開を終了。85日、LPD-20グリーン・ベイに着艦しようとして海に落ちたVMM-265所属MV-22Bの左プロップローターハブが接触してUH-1Yヘリ1機が損傷した。参考:月刊軍事研究8,14、月刊JWings2,173,174,178,178,18、月刊航空ファン4,176,17

HMLA−269>:アメリカ海兵隊第269海兵軽ヘリコプター攻撃飛行隊、ニックネームはGun Runners20155-11月、普天間基地に展開。2016年現在、第29海兵航空群の隷下にあり、AH-1WUH-1Yを装備する。104-11日、PHIBLEX2016に参加。参考:月刊軍事研究8,14、月刊JWings11,15、月刊航空ファン1,172,17

HMLA−367>:アメリカ海兵隊第367海兵軽ヘリコプター攻撃飛行隊、ニックネームはScarface2016年現在、第24海兵航空群隷下で、AH-1WUH-1Yを装備している。2018313日、AH-1Wのラストフライトを実施。保有機8機のうち5機を第309航空宇宙維持再生群に送り、3機を地上展示機に転用、AH-1Zへの機種改変に入った。参考:月刊軍事研究8,14、月刊航空ファン2,176,18

HMLA−369>:アメリカ海兵隊第369海兵軽ヘリコプター攻撃飛行隊、ニックネームはGunfighters2016年現在、第39海兵航空群の隷下にあり、AH-1ZUH-1Yを装備する。201711月、普天間基地に展開してUDP配備を開始。2018161615頃、普天間基地を離陸したUH-1Yヘリでメインローター回転速度超過を示す警告灯が点灯したため、予防措置として伊計島東海岸に不時着した。人的被害は無く、18日朝にHMH-466CH-53Eがスリング輸送してホワイトビーチまで運んでいる。181700頃、普天間基地を離陸し、嘉手納基地で弾薬を搭載した後、訓練空域に向かっていたAH-1Zで警告灯が点灯したため、予防措置として読谷村の廃棄処分場敷地内に緊急着陸した。テイルローターの不具合で、人的被害は無く、機器を交換して190720頃に離陸し、普天間基地に戻っている。1232025頃、AH-1Zが通常訓練中に油圧系統異常のランプが点灯したため、沖縄県渡名喜村の急患搬送用ヘリポートに不時着した。1241000頃に支援のUH-1Yが飛来、1054頃に整備を終えてAH-1Zがヘリポートを離陸し、嘉手納基地で弾薬を降ろして普天間基地に戻った。4181317頃、福岡から鹿屋に向かう途中のUH-1Yがオイルクーラーの不具合を起こし、熊本空港に予防着陸した。AH-1Z攻撃ヘリ1機が付き添って着陸している。両機とも陸自高遊原分屯地エプロンに移動し、419日と421日にUC-35Dが整備要員や資機材を届け、4230810に離陸して普天間基地に戻った。5月、HMLA-469と交代して普天間基地へのUDP配備を終えた。参考:月刊軍事研究8,14、月刊航空ファン2,173,184,187,18、月刊JWings2,183,187,189,18

HMLA−467>:アメリカ海兵隊第467海兵軽ヘリコプター攻撃飛行隊、ニックネームはSabers2016年現在、第29海兵航空群の隷下にあり、AH-1WUH-1Yを装備する。2016616日に解隊された。参考:月刊軍事研究8,142,173,17

HMLA−469>:アメリカ海兵隊第469海兵軽ヘリコプター攻撃飛行隊、ニックネームはVengeance2015512日夜、ネパール大地震救援に派遣されていたUH-1Yヘリが墜落し、海兵隊員6名とネパール兵士2名が死亡した。2016年現在、第39海兵航空群の隷下にあり、AH-1WUH-1Yを装備する。20185月、HMLA-369と交代して普天間基地にUDP配備された。参考:月刊軍事研究8,14、月刊航空ファン8,152,17、月刊JWings9,18

HMLA−773>:アメリカ海兵隊第773海兵軽ヘリコプター攻撃飛行隊、ニックネームはRed Dogs2016年現在、第49海兵航空群隷下で、AH-1Wを装備する。参考:月刊軍事研究8,14、月刊航空ファン2,17

HMLA−775>:アメリカ海兵隊第775海兵軽ヘリコプター攻撃飛行隊、ニックネームはCoyotes2016年現在、第41海兵航空群隷下で、AH-1Wを装備する。参考:月刊航空ファン2,17

HMLAT−303>:アメリカ海兵隊第303海兵軽ヘリコプター攻撃訓練飛行隊、ニックネームはAtlas2010-11年、AH-1Zを配備した。2016年現在、第39海兵航空群の隷下にあり、AH-1ZUH-1Yを装備する。参考:月刊軍事研究8,143,17、月刊航空ファン2,17

<HMLS>:Mk.T(菱形戦車)を参照。

HMM>:海兵中型ヘリコプター飛行隊(Marine Medium Helicopter Squadron)の略。主任務は海兵空陸任務部隊に対する航空支援、海兵隊作戦の本質に必要な業務、戦術航空輸送、艦船からの長距離襲撃とその後の陸地からの支援、着艦資格審査、艦船や基地への展開、展開後の能力維持と空中給油能力による更なる展開、航空襲撃、死傷者退避作戦及び陸空脅威除去、水陸両用強襲・襲撃作戦、特殊作戦での航空支援、物資輸送、再補給、移動前線基地に対する補給支援、人員回収、TRAP及び捜索救難、非戦闘員救出作戦、兵員脱出作戦の18個である。作戦時には増強部隊を受け入れ、HMM(Rein)となって海兵遠征隊を構成する。参考:月刊JWings9,11、月刊軍事研究8,14

HMM−163>:アメリカ海兵隊第163海兵中型ヘリコプター飛行隊。非公式ニックネームはEvil Eyesで、ベトナム戦争参加時にH-34ヘリの機首に目を描いたのが由来である。MV-22B配備に伴い、VMM-163に改編された。参考:月刊航空ファン10,14

HMM−262>:アメリカ海兵隊第262海兵中型ヘリコプター飛行隊、別名フライング・タイガース。2011311日に発生した東日本大震災を受け、トモダチ作戦に参加。CVN-76ロナルド・レーガンからの救援物資輸送などを行った。327日、LHD-2エセックスからDDH-181ひゅうがに物資を輸送した。330日、エセックス揚陸即応群ARGから三沢に救援物資54パレットを輸送した。331日、CH-46Eにより、エセックス揚陸即応群から三沢に救援物資13パレットを輸送した。2013220日、コブラゴールド13に参加していたCH-46Eがエンジントラブルを起こし、ピサヌローク北部の森林にハードランディング、機体は大破炎上して乗員4名が負傷した。520日、CH-46Eの退役を開始。71日、キャンプ・ハンセンの爆破処分場で不発弾処理を行った際に山火事が発生したため、CH-46Eヘリ2機で消火にあたった。830日、MV-22輸送機12機を有するVMM-262に改編され、引き続き普天間基地に配備された。参考:月刊航空ファン6,115,13、月刊JWings9,127,138,139,1311,13

HMM−265>:アメリカ海兵隊第265海兵中型ヘリコプター飛行隊。2011311日に発生した東日本大震災を受け、トモダチ作戦に参加。CH-46Eヘリ8機で普天間基地を発って313-14日に厚木基地に展開し、315日から被災地への支援物資空輸任務を行った。作戦中の総飛行時間は400時間以上、物資輸送量は90トン以上である。201297日、普天間初のMV-22B飛行隊であるVMM-265に改編された。参考:月刊航空ファン6,11、月刊JWings9,1212,12

HMM−268>:アメリカ海兵隊第268海兵中型ヘリコプター飛行隊、ニックネームはRed Dragons。元は1977年に解散したUH-1N部隊HML-268で、1979年にCH-46D飛行隊としてカリフォルニア州タスティンで再編された。1990年代半ばにエルトロに移動。1999年、キャンプ・ペンドルトンに移動。20144月、VMM-268に改編された。参考:月刊航空ファン7,'15、月刊軍事研究8,14

HMM−364>:アメリカ海兵隊第364海兵中型ヘリコプター飛行隊、ニックネームはPurple Foxs。参考:月刊軍事研究8,14

HMM−774>:アメリカ海兵隊第774海兵中型ヘリコプター飛行隊、ニックネームはWild Goose20154月、CH-46Eの部隊としてのラストフライトを実施。その後VMM-774に改編された。参考:月刊軍事研究8,14、月刊航空ファン7,16

HMM(Rein)>:海兵中型ヘリコプター飛行隊(増強)(Marine Medium Helicopter Squadron Reinforce))の略。海兵遠征隊隷下の航空部隊で、CH-46では運びきれない貨物を輸送するHMLA/HMH所属機と火力支援を行うVMA所属機を増強したHMMである。参考:月刊軍事研究8,108,14

HMMT−164>:アメリカ海兵隊第164海兵中型ヘリコプター訓練飛行隊、ニックネームはKnightriders。参考:月刊軍事研究8,14

HMMWVシリーズ>:High-Mobility Multi-purpose Wheeled Vehicle(高機動汎用装輪車両)の略で、ハンヴィーと読む。読み方に合わせてHUMVEEと表記されることもある。民間型はハマー(HUMMER)という。アメリカ軍の輸送車両で、M151シリーズ、M274メカニカル・ミュール、M561ガマ・ゴートなどのペイロード1トン以下の車両を1種で代替すべく、AMジェネラル社が開発した。基本型はM998で、サスペンションを改良したM1097をベースとするものはA1、更にエンジンと装甲を強化したものはA2が後ろに付く。2005年には重装甲型M1151が開発され、これの改良型M1151A1がファミリー化されている。1981年(19833月?1985年?)に制式採用され、1982年から生産され、初期計画だけで6万両以上、総計30万両以上がアメリカ陸軍及び海兵隊に配備され、70カ国に輸出された。湾岸戦争で活躍したが、ソマリアではソフトスキンにも関わらず戦闘任務に投入されたために損害が続出し、装甲化HMMWVが開発された。しかしイラク戦争やポスト・イラク戦争ではIEDRPG-7による被害が続き、アメリカ陸軍は2010会計年度までで調達を終了、MRAPM-ATVを経てJLTVに代替されることとなった。参考:月刊グランドパワー8,03、月刊軍事研究9,0411,0711,1612,1112,127,16、月刊PANZER9,10

 <M998>:基本型の兵員・カーゴキャリアタイプ。6×6輪輸送車M561の輸送任務をこなすため、4×4輪ながらM151ジープよりも全長は3割増し、重量は倍以上になった。4ドアで、必要に応じキャンパストップにもできる(ドアも布製に換えられる)。エンジンはフロント・ミッドシップ型。4輪独立懸架で、ダブルウィッシュボーンとコイルスプリング、油圧式ショックアブソーバーを装備する。ステアリングは前2輪で、旋回半径7.4m。フロントガラスは2分割され、やや視界が狭い。全長4.57m、全幅2.15m、全高1.75m、重量2810kg、ペイロード1800kg。エンジンはジェネラルモータース社製8気筒V型液冷ディーゼル(ターボチャージャー無し。総排気量6200cc150馬力)、トランスミッションはオートマチック前進3速、最大速度105km、航続距離482km。乗員4+4名。参考:月刊PANZER10,03、月刊グランドパワー4,95

 <M998A1>:M998M1097と同様の改修を施したタイプ。車両重量2440kg、ペイロード1134kg。最大速度113km。参考:月刊軍事研究12,11

 <M1025>:アーマメントキャリア。ファイバーグラスで強化されたアルミ製のハードトップボディ、防弾ガラス、防弾ドアを装備する。ラジエーターグリルの中にルーバーが入れられ、弾片が飛び込むのを防ぐ。天井に全周旋回式の火器マウント(直径914mm)があり、7.62mm機関銃M6012.7mm重機関銃M240mmグレネードランチャーMk19などを装備できる。M998より300kgほど重くなったが、走行性能は変わらないという。参考:月刊軍事研究9,04、月刊グランドパワー8,03

 <M1026>:M1025の車体前部にウインチを装備した型。参考:月刊グランドパワー8,03

 <M1038>:オープントップの兵員・貨物輸送型で、ウインチ付き。全長4.72m、全幅2.18m、全高1.83m、車体重量2416kg、ペイロード1077kg、全備重量3493kg。エンジンはGM製V型8気筒ディーゼル(排気量6200cc、出力150馬力)、最大速度113km、燃料搭載量94.6リットル、航続距離482km。乗員1名で、他に3名を乗せられる。参考:月刊軍事研究2,10

 <M1043>:M1025にサプリメンタルアーマーを装備し、車体全体の装甲を強化した型。側面ドアのX字型リブが無い。主に海兵隊で使用されている。参考:月刊軍事研究9,04、月刊グランドパワー8,03

 <M1044>:M1043の車体前部にウインチを装備した型。参考:月刊グランドパワー8,03

 <M1097>:M998のリアサスペンションが能力不足だったため、補強を施したタイプの基本型で、HHVHeavy HUMMER Variant)と呼ばれる。ブレーキ、ディファレンシャルなども強化した。総重量4536kg、ペイロード1998kg1992年から生産された。これをベース車体としたタイプには末尾にA1が付加される。ソマリアPKFにおけるモガディシオの戦いで大損害を出し、装甲強化型のM1114を開発したが、ペイロード不足で兵員や貨物の輸送には相変わらずこちらが使われ、アフガン作戦やポスト・イラク戦争でIED攻撃を喰らって更に大損害を出した。参考:月刊軍事研究12,1111,16、月刊PANZER7,10

 <M1097A2>:1995年のアメリカ環境保護局の規格に合致する排気システムを搭載したGM製新型ディーゼルを搭載したタイプで、オープントップ型である。トランスミッションが3速から4速になり、ブレーキディスクやランフラットタイヤも改良され、軽度の装甲を施した。車両重量2676kg、ペイロード1996kg。エンジン排気量6500cc、出力160馬力、最大速度113km1995年から生産された。これをベース車体としたタイプには末尾にA2が付加される。参考:月刊軍事研究12,11、月刊PANZER7,10

 <M1113>:2.3トンの貨物を搭載できる容量強化型(ECV)で、車体後部がシェルターとなっている。1995年から生産された。参考:月刊PANZER7,10

 <M1114>:ソマリアPKFにおけるモガディシオの戦いで大損害を出したため、M1025/M1097の装甲を強化したもの。オガーラ・ヘス&アイゼンハード社がXM1109という名称で開発し、1998年にこの制式名称で採用された。射距離100mからの7.62mm徹甲弾、対戦車地雷、榴弾砲の曳火射撃による上方からの弾片を防御できる。フロントガラスも防弾のホワイトグラスに換えられ、7.62mm小銃弾が命中しても最低限のひび割れを生じるだけで貫通されない。リブが無く分厚い大型ドアは100mからAK47の射撃を喰らっても耐えられ、ルーフは曳火射撃弾片防御のため両側に張り出しており、車体底面には防爆プレートが装備されて対戦車地雷(前部5kgまで、後部2kgまで)から乗員を防御する。タイヤもランフラット型で、破損しても50kmくらいは走れる。タイヤ空気圧中央制御装置も持つ。側面ドアのガラス窓は一回り小型になった。重量が2000kgほど増えたため、エンジンにターボチャージャーを付け、6500ccにボアアップも行って190馬力にパワーアップしたが、ペイロードは半分強になってしまった。全長4.99m、全幅2.3m、全高1.9m、重量4445kg、全備重量5489kg、ペイロード1043kg。最大速度125km、航続距離443km。ペイロード減少で輸送車としては能力不足に陥り、防楯付きのMk.19自動てき弾発射機、M2重機関銃などを搭載して武装車両として使用されている。アフガン作戦やポスト・イラク戦争でIEDによりM1097が大損害を受けたため、ペイロード不足を忍んで30000両ほど増産され、M1151重装甲HMMWVに後を譲った。参考:月刊グランドパワー8,03、月刊PANZER10,03、月刊軍事研究12,1111,163,049,001,059,04

 <M1116>:M1114にオープントップ防弾銃塔を取り付けたもので、空軍用。参考:月刊軍事研究1,05

 <M1151>:アフガン作戦やポスト・イラク戦争の戦訓を元に開発された重装甲4ドア武装型の初期型で、2005年から製造が開始された。参考:月刊軍事研究11,16

M1151A1>:重装甲4ドア武装型CTVCombat Tactical Vehicle、戦闘戦術車)の本格量産型で、2008年から生産された。車体構造に基本装甲(Aキット)を組み込み、防御力を確保しつつ自重を抑え、ペイロードを確保した。Aキットは車体底部の耐IED装甲、衝撃減衰座席、キャビン防護装甲、防弾ガラスからなり、B1防護キットと呼ばれる増加装甲(重量975kg。キャビン全周と天井に装着、車体後部には防弾隔壁を追加)を装備することもできる。キャビン天井には全周旋回可能な射手防護銃塔が搭載されており、前面に12.7mm機銃M2(最大仰角80度)と防弾ガラス付き防楯を備え、斜め前方と側面と上面に防弾ガラス視察窓付き防楯、後部に防楯を持ち、電動モーターで全周旋回する。操縦手用映像増幅装置(有効暗視距離は車両に対して1200m)、FBCB2戦術インターネット端末、SINCGARS無線機、精密GPSを備え、エアコンも標準装備する。IED対策としてAN/VLQ-12CREWデューク妨害装置を積んでいることも多い。全長4.93m、全幅2.31m、全高1.99m、車重3756kg、全備重量6101kg、ペイロード2345kg(基本装甲Aキット時)/1370kg(増加装甲Bキット装着時)。エンジンはGEPターボディーゼル(190馬力)、最大速度113km、航続距離402km。乗員4名。参考:月刊軍事研究11,16

M1152A1>:M1151A1ベースの重装甲2ドア兵員・貨物輸送型CSVCombat Support Vehicle、戦闘支援車)。後部は荷台になっていて、武装兵なら8名が座れる。乗員2名。参考:月刊軍事研究11,16

 <M1165>:別名ECVExpanded Capacity Vehicle、能力向上車)。全長4.93m、全幅2.18m、全高1.9m、自重2970kg、全備重量5490kg、ペイロード2250kg。エンジンはターボチャージド・ディーゼル(190馬力、6500cc)で、最大速度104km、航続距離400km。乗員4名。参考:月刊軍事研究3,13

 <M1165A1>:装甲強化4ドア汎用型。指揮統制仕様や特殊作戦仕様もある。参考:月刊軍事研究11,16

 <HMMWV(イラク戦争・ポストイラク戦争)>:車体上面の4隅に4連装発煙弾発射機を取り付けたりしている。また、IEDから防御するため、底面に鋼板を貼り付けたりしているらしい。州兵派遣部隊の中には地元の鉄工所から鋼板をもらってくる部隊まであり、ヒルビリー・アーマー(Hillbilly Armor)などと呼ばれた。車体側面に増加装甲をボルト止めしたり、ドアに分厚い防弾ガラス製の窓を付けたりと、防御力強化に余念が無い。その分車体構造に負荷がかかって寿命が縮み、整備費用も増え、トップヘビーになって横転する事故も多発した。挙げ句に車内で負傷した兵士が脱出しようとしても増加装甲のせいでドアが重くて開かず失血死する始末で、後継車両の開発が急がれることとなった。参考:月刊グランドパワー5,0412,04、月刊軍事研究12,127,16

<HMMWVファミリー>

 <HMMWV(ハイブリッド型)>:199810月からアメリカ陸軍がテストしているもので、エンジンをフォルクスヴァーゲン社製1900ccディーゼルに変更し、バッテリーとモーターを搭載したハイブリッド方式推進型。最大速度が135kmに、航続距離が600kmに増えた。参考:月刊軍事研究3,08

LRAS3搭載車>:M1114装甲化HMMWVのルーフ上に、昼夜・悪天候でも長距離探査が可能な複合型電子光学監視センターユニットであるLRAS3を装備した偵察兵器。デジタル重師団に配備されており、最前線の敵情をリアルタイムで司令部に報告する。参考:月刊軍事研究9,03

M56>:煙幕車両で、別名コヨーテ。後部荷台に煙幕展張システムを搭載している。可視光線妨害用にはフォグオイルを使い、赤外線妨害用には専用の微粒子素材を使用、ガスタービンエンジンにより前者で90分、後者で30分にわたり煙幕を発生させることが可能。19949月に制式化され、20002月までに231両が配備された。1個煙幕小隊は6両を装備する。2001年からミリ波を妨害可能とする改修が行われた。参考:月刊PANZER8,10

M157>:煙幕車両で、別名リンクス。M1037またはM1097の後部荷台にM284A1装具を介して煙幕発生システムを搭載している。煙幕システムはM54煙幕発生エンジン2基、空気圧縮機、120ガロン容量フォグオイルタンク、オイルポンプ、遠隔操作パネルからなり、フォグオイルとして無鉛ガソリンを使用する。毎時40ガロンを蒸発させて煙幕を張ることが可能。参考:月刊PANZER8,10

M157A2>:M157の改良型で、別名リンクス。煙幕発生エンジンをM54A2パルスジェットエンジンに換装したもので、無鉛ガソリンだけでなく、軽油、JP4JP8といった陸軍用中粘度燃料全てを使用できる。参考:月刊PANZER8,10

M707>:砲兵支援車両型。ルーフにナイト砲兵支援装置(AN/TAS-4野戦砲兵戦術監視装置とG/VLLDレーザー照射装置からなる)を搭載したもので、1990年代後半に開発された。アメリカ陸軍旅団戦闘団戦闘監視レーザー照準部隊(COLT)に配備されており、前進観測班に付随して遠距離目標標定を行ったり、エクスカリバー誘導砲弾のレーザー照準を実施したりする。参考:月刊PANZER10,12

 <M966>:TOWミサイルランチャー装備型。車体天井のウエポンリングにTOWミサイル発射機を剥き出しに装備し、リング前方にTOW誘導装置を装着する。車体後部のカーゴスペースに6発の予備弾を搭載。車体右後部のアンテナ前方にブラスト避けの三角形の金属板を装着している。1980年代末にはBGM-71D TOW2A対応モデルに変更され、光学照準ユニットの上にAN/TAS-4A熱線暗視サイトが取り付けられるようになった。独自にM249分隊支援火器を自衛用に装備した車両もある。全長4.58m、全幅2.16m、全高1.83m、重量2475kg、ペイロード975kg、全備重量3719kg。最大速度105km、航続距離482km、最大牽引重量1542kg。渡渉水深0.76m、キット付きで1.52m。参考:月刊PANZER1,90、月刊グランドパワー9,03

 <M996>:M1025の救急車型。担架なら2台、軽傷者なら4名を収容できるシェルターを搭載している。NBC防護装置、空調、200Aの発電機、各種医療器材を積める。カーゴ側後面の赤十字パネルは中央のヒンジで折り畳める。参考:月刊グランドパワー2,04

 <M997>:M1025の救急車型、別名マキシ・アンビュランス。担架なら4台、軽傷者なら8名を収容できるエアコン付きシェルターを搭載している。NBC防護装置、空調、200Aの発電機、各種医療器材を積める。カーゴ側後面の赤十字パネルは中央のヒンジで折り畳める。参考:月刊グランドパワー2,044,95

 <M997A3>:M1152A1ベースの救急車型。後部荷台に救急車体を装着し、内部に担架4床を収容できる。参考:月刊軍事研究11,16

 <M1035>:M998の衛生救急車型。シェルターは搭載せず、カーゴ部分に担架2床を収容する架台を設けている。参考:月刊グランドパワー2,04

 <M1045>:M1043TOWミサイルランチャーを装備したタイプ。車体天井のウエポンリングにTOWミサイル発射機を剥き出しに装備し、リング前方にTOW誘導装置を装着する。1980年代末にはBGM-71D TOW2A対応モデルに変更され、光学照準ユニットの上にAN/TAS-4Aサーマル暗視サイトが取り付けられるようになった。車体後部のカーゴスペースに6発の予備弾を搭載。車体右後部のアンテナ前方にブラスト避けの三角形の金属板を装着している。全長4.58m、全幅2.16m、全高1.83m、重量2920kg、全備重量3810kg、ペイロード890kg。最大速度105km、航続距離482km。最大牽引重量1542kg。渡渉水深0.76m、キット付きで1.52m。参考:月刊グランドパワー9,03

 <M1046>:M1044TOWミサイルランチャーを搭載したタイプ。車体天井のウエポンリングにTOWミサイル発射機を剥き出しに装備し、リング前方にTOW誘導装置を装着する。1980年代末にはBGM-71D TOW2A対応モデルに変更され、光学照準ユニットの上にAN/TAS-4Aサーマル暗視サイトが取り付けられるようになった。車体後部のカーゴスペースに6発の予備弾を搭載。車体右後部のアンテナ前方にブラスト避けの三角形の金属板を装着している。参考:月刊グランドパワー9,03

 <M1167A1>:M1165A1のルーフにTOW発射機を積んだ対戦車型。発射機と射手を守るため、背の低い全周防楯が装着されている。参考:月刊軍事研究11,16

<アベンジャー>:アベンジャーを参照。

指揮車両(海兵隊)>:指揮車型で、M997救急車両と同様の密閉式カーゴを後部に設け、内部に通信機器や17インチLCDスクリーンを搭載した。カーゴ上面に各種アンテナが林立している。参考:月刊グランドパワー12,04

 <ゼウス>:アメリカ陸軍の指向性エネルギー地雷啓開車両。HMMWVの車体後部に出力500W10kW?)のダイオードポンプソリッドステートレーザー発生装置を搭載したもので、250-300m離れた所にある地表地雷やIEDに車体上の発射機からレーザーを照射し、内部の火薬を焼却する。20033月からアフガンに派遣されている。参考:月刊軍事研究8,0312,022,12

 <対空発射機>:レイセオン社とGDアーマメント・システムズ社がアベンジャーの後継として開発中の対空車両。AIM-120の地上発射型、AIM-9Xの地上発射型、スティンガー・ミサイル、12.7mmガトリング砲GAU-19HMMWV車体に搭載する。参考:月刊軍事研究2,01

 <バシレク搭載型>:車体後部に2B9バシレク自動迫撃砲を搭載したもので、搭載システム名称はスコーピオン。ピカニティ・アーセナル社が製作し、海兵隊戦闘研究所と第82空挺師団でテストされた。参考:月刊PANZER11,04

 <ホークアイ>:AMジェネラル社が開発した105mm自走榴弾砲型。車体後部をプラットフォームとして全周旋回ターンテーブルを装着し、105mm榴弾砲を載せている。IDEX2017で展示された。参考:月刊PANZER45,17

 <陸上機動車>:グリンベレーAチーム用機動車両で、GMVGround Mobility Vehicle)と略す。M1097装甲HMMWVがベースで、防弾能力を強化し、ペイロードを拡大して3名が1週間行動するのに必要な燃料、食料、水を搭載可能としている。自衛用の4連装発煙弾発射機をルーフ前部左右に1基ずつ搭載し、ルーフにはM240汎用機関銃や、Mk19てき弾発射機などを装備。車体前部にバンパー・ガードが付けられた。GPS、暗視装置も搭載されており、夜間でも行動可能。参考:月刊軍事研究4,04

 <陸上機動車−海兵隊仕様>:GMV-MGround Mobility Vehicle-Marine)と略す。海兵隊特殊部隊用特殊作戦車両で、M1165ECVをベースとしている。貨物ラックと15ガロン(56.8リットル)増加燃料タンクを追加、荷台周囲に装甲板を装着した。ルーフに全周防楯付き重機関銃座、荷台に機銃用ピントルマウント2基を装備する。発煙弾発射機や追加装甲の装備も可能。参考:月刊軍事研究3,13

<HMMWV海外シリーズ>

 <HMMWV(ウクライナ陸軍)>:ウクライナ陸軍輸送車。2001年、M1114110両配備。2015年、アメリカから各型360両の供与を受けた。参考:月刊PANZER45,'176,18

 <HMMWV(ポーランド陸軍)>:ポーランド陸軍輸送車。M1043A296両、M1025A260両、M1097A231両(40両?)、M1035A2を3両導入した。また、民間用に購入したM1025A2をトリンキーに18両改修する予定。今後更に227両を導入予定。参考:月刊軍事研究12,04

 <M1114(ウクライナ陸軍)>:ウクライナ陸軍輸送車。オープントップの射手防護銃塔を搭載しており、12.7mm重機関銃DShKを装備する。7.62mm機銃PKも一緒に積んでいたりする。2001年から110両を配備した。参考:月刊PANZER45,17

 <URO(スペイン陸軍)>:スペイン陸軍輸送車。サンタ・バルバラ社がライセンス生産したバージョンで、ボディ形状が変更されて垢抜けたデザインになっている。参考:月刊PANZER7,04

<HMMWV海外ファミリー>

 <20機砲車>:台湾軍の20mm機関砲搭載バージョン。参考:月刊丸5,07

 <40榴弾車>:台湾軍の40mmオートマチックグレネード搭載型。参考:月刊丸5,07

 <軽対空車両(UAE軍)>:UAE軍のミストラル連装ランチャー装着型。キャビン上にミストラル携SAM連装ランチャーを搭載しており、人力で旋回俯仰や照準射撃操作を行う。参考:ウォーマシン・レポートNo.26

 <刺針飛弾車>:台湾軍のスティンガー連装発射機装備型。荷台前方に搭載している。参考:月刊丸5,07

 <トリンキー>:ポーランド陸軍の対戦車車両バージョン。M1045A212.7mm機銃WKM-Bを1丁と、スパイクLR対戦車ミサイル発射機1基を搭載している。参考:月刊軍事研究12,04

 <多連装ロケットランチャー搭載型>:ヨルダン軍特殊部隊が装備しているもので、車体後部に76mmロケット弾12連装旋回式ランチャー(4列3段)を搭載している。ルーフのリングマウントには自衛用の機銃を装備する。参考:月刊軍事研究6,08

 <ミラン搭載M998(ギリシャ海兵隊)>:ギリシャ海兵隊対戦車ミサイル車両。ミラン対戦車ミサイルランチャーをルーフ上に搭載したもの。インテイクと排気管に延長チューブが装着されている。参考:月刊PANZER3,04

HMPシリーズ>:ベルギー軍の航空機搭載用機関銃ポッド。参考:軍用機ウェポン・ハンドブック

 <HMP−250>:内部に12.7mm機銃M3Pを1丁と弾薬250発を搭載したもの。参考:軍用機ウェポン・ハンドブック

 <HMP−400>:装弾数を400発に増やしたもの。参考:軍用機ウェポン・ハンドブック

 <HMP−RL>:HMP-250/-400の下に70mmロケット弾4連装ポッドを組み合わせたもの。全長1.81m、重量180kg。参考:軍用機ウェポン・ハンドブック

 <HMP−RMP>:HMP-250/-400の下に70mmロケット弾3連装ポッドを組み合わせたもの。参考:軍用機ウェポン・ハンドブック

<HMS>:HMD(ヘルメット装着ディスプレイ)を参照。

HMSシリーズ>:アメリカ陸海空軍統合無線機。参考:月刊軍事研究10,17

 <HMS−LR>:LRLeader Radioの略。歩兵が手持ちで使用する秘話機能付2チャンネル型。参考:月刊軍事研究10,17

 <HMS−MP>:MPMan Packの略。歩兵が背負って使用するタイプ。参考:月刊軍事研究10,17

 <HMS−RR>:RRRifleman Radioの略。歩兵が手持ちで使用する1チャンネル型。参考:月刊軍事研究10,17

 <HMS−SFF−A>:SFFSmall Foam Fitの略。無人センサー用に使用されるタイプ。参考:月刊軍事研究10,17

 <HMS−SFF−D>:無人車両や小型UAVに積むタイプ。参考:月刊軍事研究10,17

HMS>:Her Majestys Ship(女王陛下の艦)の略。イギリス軍艦の接頭語である。慣習的に陸上施設に付与された艦名にも冠される。参考:月刊世界の艦船5,83

HMS−12M>:ドイツのアトラス社が開発した機雷探知用アクティブ式ハルソナー。使用周波数100kHz(遠距離探知)/200kHz(砂・泥上)/400kHz(岩上)。スウェーデン海軍ランドソルト級、ベルギー海軍フラワー級に搭載されている。参考:月刊世界の艦船1,'15増刊、1,17

HMSS>:Helmet-Mounted Symbology System(ヘルメット装着式シンボロジーシステム)の略で、別名ストライカー。BAEシステムズ社がEF2000タイフーン用に開発したヘルメット装着式サイトで、ラスター・スキャン型バイザーが装着されていて、機体を透過した視界や赤外線画像情報などをパイロットに提供する。ヘルメットにはイボイボが多数付けられており、この中に発光ダイオードが仕込まれていて、パイロットの頭の動きを感知してオフボアサイト交戦の照準情報などに使用する。HMSSで視認した目標を音声でロックオンし、音声でミサイル発射命令を出すことが可能で、瞬間交戦性が高い。炭素繊維複合材を使用して重量は2kg以下とした。2011年からイギリス空軍に配備される予定。参考:月刊軍事研究8,123,11

<HMT4×4装甲コンセプト>:HMT400特殊作戦車両ファミリーを参照。

HMT400>:イギリスのスパキャット社が開発した4×4輪特殊作戦車両で、ペレンティ6輪駆動長距離偵察車の後継としてイギリスSAS及びオーストラリアSASに採用された。ミッドシップエンジンで、最低地上高を調節できる。キャビンはロールケージに着脱パネルを貼り付けており、軽量である。2008年前半に25両が発注され、アフガニスタン作戦に投入されている。参考:月刊軍事研究7,07

<HMT400ファミリー>

 <HMT4×4装甲コンセプト>:ロッキード・マーチンUK社が独自開発した装甲化バージョンで、輸送任務から特殊部隊のパトロールまで使用できる。全備重量5.9トン、ペイロード2トン。参考:月刊軍事研究10,07

HMT LWR>:イギリス陸軍の軽量回収車(Light Weight Recovery)型。6×6輪(6×4輪に切り替え可能)で、車体後部に10トンウインチ、キャビン後部に修理用部品庫がある。全長7.38m、全幅2.1m、全高2.75m、戦闘重量10.5トン。エンジンはディーゼル(185馬力)、トランスミッションはオートマチック(前進5速)、最大速度120km、航続距離700km。参考:月刊軍事研究1,18

 <LIMAWS(R)>:LIMARS(R)自走ロケットを参照。

 <MWMI>:Mobile Weapons Mounted Installation kitの略で、別名ジャッカル1。イギリス陸軍の歩兵パトロール部隊用車両で、ポスト・イラク戦争やアフガニスタン戦争でランドローバーが能力不足を呈したために急遽作成され、202両が2008年から配備された。操縦席、後部兵員室共にオープントップで、ロールバーに武装を装着する。サスペンションはダブルウィッシュボーン。タイヤの空気を抜くとCH-47に収容できる。全長5.39m、全幅2m、全高1.97m、戦闘重量4トン、ペイロード3トン。エンジンはカミンズ社製BTA空液冷併用6気筒ディーゼル(5900cc185馬力)、変速機はアリソン2500シリーズ・オートマチック(前進5速)で、路上最大速度145km、不整地最大速度80km。後部兵員室には12.7mm機銃または40mmグレネードランチャーを、車長席(操縦席の隣)には7.62mm機銃を装備し、ジャベリン対戦車ミサイルなどの搭載も可能。4連装発射筒2基、自動消火装置も装備している。ジャッカル2規格に改修される予定。参考:月刊PANZER5,10、月刊軍事研究10,079,09

 <ジャッカル2>:HMWIジャッカル1の防御力強化型。車体前方、運転席両側、カーゴスペース、ロールバー、車体下面前部などに複合材製装甲を追加し、シートも耐爆に変更、スペアタイヤをドアの内側に収容した。車長席の機銃マウントは外されている。戦闘重量7.6トン、ペイロード1.5トン。エンジンはカミンズ社製ディーゼル(排気量6700cc、出力183馬力)、トランスミッションはアリソン2500オートマチック(5速)で、最大速度120km、航続距離800kmCH-47に搭載して空輸可能。乗員は4名で、カーゴスペースにシートを追加すると6名になる。車体後部にアクスルとフレームを追加すれば6×6輪車両に変身する。イギリス陸軍が110両を発注した。参考:月刊軍事研究9,09、月刊PANZER5,10

 <自走榴弾砲>:6×6輪型に155mm超軽量榴弾砲M777を搭載したもの。参考:月刊軍事研究7,07

 <戦域通信システム車両>:6×6輪型にファルコン戦域通信システムを搭載したもの。参考:月刊軍事研究7,07

HMTIS>:ロシアが開発中の電磁ヘルメット装着標定指示システムで、MAKS2003エアショーで展示された。ヘルメット装着ディスプレイの重量は0.5kgで、状況認識データを表示する。システム全体の重量は9kg。パイロットのヘルメットには磁気感知装置が取り付けられ、パイロット頭部の位置を自動的に測定し、水平240度、垂直120度の範囲でパイロットの照準線を決定する。参考:月刊軍事研究1,04

HMTエクステンダE>:イギリスのスパキャット社が開発した装甲車両で、HMT400の特殊部隊向け車輌をベースとして開発された。耐地雷構造を持つオープントップの車体にロールバーと組み合わせた銃塔を搭載しており、後部モジュールを変更すれば4×4輪と6×6輪のコンバートが可能。戦闘重量7トン(4輪)、10.5トン(6輪)、ペイロード3.5トン(4輪)、4.9トン(6輪)。4輪型はCH-47、6輪型はC-130で輸送できる。イギリス陸軍が132両を発注した。参考:月刊軍事研究10,08

HMUV>:イギリスのJCBが開発した前線用汎用トラックで、High Mobility Utility Vehicleの略。ハリアーVTOLの野戦牽引車に使用されているファストラックの技術を応用しており、駆動は4×4輪と4×2輪の選択が可能である。全長5.63m、全幅2.92m、全高2.61m、ペイロード4トン、牽引力4トン。エンジンはカミンズ社製のISBe4-250247馬力)で、最大速度110km。渡渉水深1.5m。乗員2名。後部にキャビンを増設することもでき、兵員6名の収容が可能。参考:月刊軍事研究10,07

<HMV>:高機動車を参照。

HMX>:爆薬の一種で、High Melting point ExplosiveもしくはHigh Molecular weight Explosiveの略。シクロテトラメチレンテトラニトラミンあるいはオクトーゲンとも呼ばれる。無色の結晶体で、無水酢酸法で製造したRDXに少量含まれる。α、β、γ、δの4種類の結晶構造があるが、βが最も扱いやすい。分子式C4H8N8O8で、ニトラミン結合(-N-NO2)を4つ持つ。融点282度、比重1.9、爆速毎秒9100m、燃焼温度3200K。参考:火薬のはなし、火器弾薬技術ハンドブック

HMX−1>:アメリカ海兵隊第1海兵ヘリコプター試験飛行隊/第1海兵ヘリコプター飛行隊、別名Nighthawks。アメリカ海兵隊初の揚陸ヘリコプター部隊で、194712月に開発試験部隊Marine Helicopter Development Squadron Oneとして編成された。1948年、CVE-122パラウを使用して強襲揚陸訓練を開始。5月の演習でHO3S-1ヘリ8機による揚陸を行い、実戦レベルに達した。その後大統領専用ヘリであるマリーン・ワン(VH-3DVH-60N)の運用も行うようになり、MV-22試験部隊であるHMX-22創設に伴い開発試験評価任務をそちらに譲ってMarine Helicopter Squadron Oneに改称されたが、略称はそのままHMX-1にしている。201354日、支援要員と貨物の輸送用として、MV-22Bオスプレイを初めて受領した。たまに大統領や副大統領が乗ることもある。ヘリとはコレクティブのパワー入力が逆になるので、MV-22Bの操縦要員とヘリの操縦要員は兼任しない。2016526-27日のオバマ大統領の伊勢志摩サミット出席と広島平和記念公園訪問を支援するため、小牧基地にVH-3D要人輸送ヘリ2機、岩国基地にVH-60N要人輸送ヘリ2機を展開。支援はVMM-265MV-22B輸送機4機が行っている。2017115-7日に来日したトランプ大統領をVH-3D要人輸送ヘリ2機で支援した。参考:丸スペシャルNo.90、月刊JWings8,138,161,'18、月刊軍事研究8,14、月刊航空ファン2,177,16

HMX−1(2016年)>:海兵隊司令部直轄で、ヴァージニア州クワンチコ海兵基地に置かれている。MV-22B輸送機14機、TH-3D訓練ヘリ1機、VH-3D要人輸送ヘリ11機、TH-60N訓練ヘリ1機、VH-60N要人輸送ヘリ8機を配備する。アナコスタ−ボーリング統合基地に分遣隊(HMX-1DetVH-3DVH-60N)を派遣している。参考:月刊航空ファン2,17

HMX−22>:アメリカ海兵隊第22海兵ヘリコプター試験飛行隊。MV-22の開発評価試験部隊として新編された。F-35Bのテストも行うことになったため、VMX-22に改称された。参考:月刊航空ファン2,17

<HN>:窒素マスタード(びらん剤)の略。

HNシリーズ>:中国軍巡航ミサイル、紅鳥(ホン・ニァオ)。1977年からX-600の名称で国産開発され、1995年に無人航空機という名目でテストが行われた。形状的にはウクライナから導入したKh-55やロシアから導入したKh-65をベースにしているらしい。参考:軍用機ウェポン・ハンドブック、月刊軍事研究2,108,13、月刊世界の艦船2,18

 <HN−1>:最初の量産型で、地対地型のHN-1Aと空対地型のHN-1Bがある。1992年に実用化(陸上発射型は1996年?)された。Kh-55と外見は同じで、弾体上部に折り畳み式の主翼を持ち、エアインテイクは弾体後部下面にある。弾体後部に水平尾翼と垂直尾翼を持つ。全長6.4m、ブースター込みで7.2m、直径0.5m、翼スパン2.5m、発射重量1200kg、弾頭重量400kg。弾頭は20-90キロトンの核弾頭、単一通常弾頭、クラスター弾頭。誘導は中間が慣性誘導+地形参照、終末がテレビ誘導で、CEP15-20m。エンジンはターボファンで、飛翔速度マッハ0.8、巡航高度20m。参考:月刊軍事研究2,10、軍用機ウェポン・ハンドブック

 <HN−1A>:陸上発射型。射程600km。参考:月刊世界の艦船2,18

 <HN−1B>:空中発射型。射程650km。参考:月刊世界の艦船2,18

 <HN−2>:直径を0.7mに拡大し、エンジンをターボファンに変更、エアインテイクを引き込み式とし、射程を1800kmに延伸したタイプで、トマホークをリバース・エンジニアリングしたともいわれ、1996年に実用化された。誘導はHN-1と同じだが、精度が増し、CEP5mとなった。発射重量1400kg。飛翔速度マッハ0.8。陸上発射型のA型、水上艦発射型のB型、潜水艦発射型のC型があるが、C型は533mm魚雷発射管に収容しなければならないため、弾体が細く、射程は1400kmである。陸上発射型は2002年から配備されているらしい。参考:月刊軍事研究2,10、軍用機ウェポン・ハンドブック、月刊世界の艦船9,09

 <HN−3>:AS-15Bを参考にして改良を加えたタイプ。胴体直径を0.75mに拡大し、射程を3000kmに延伸、エアインテイクを固定式に戻した。巡航速度マッハ0.9、巡航高度10-20m。陸上・水上艦発射のA型と、潜水艦発射のB型がある。参考:月刊軍事研究2,104,17、軍用機ウェポン・ハンドブック、月刊世界の艦船2,18

 <HN−3A>:HN-2Aのエンジンを中国製のWS-500ターボファンに換装した地対地・艦対地型。CEP5mのままである。巡航速度マッハ0.9で、巡航高度は10-20mと低く、迎撃が難しい。2007年に実用化された。参考:月刊世界の艦船9,09

 <HN−3B>:潜水艦発射型で、胴体直径が魚雷発射管直径に制限されるため、射程は2200kmといわれる。参考:月刊軍事研究2,10

 <HN−2000>:開発中らしい超音速巡航型(亜音速巡航+終末超音速?)で、対地/対艦型らしい。誘導はミリ波ARH+赤外線画像+ライダー+合成開口レーダー、CEP1-3m。射程4000km。参考:月刊世界の艦船3,18、月刊軍事研究4,15

HN5B>:中国軍の携帯式地対空ミサイルで、9M32ストレラ2の中国版。開発は上海航天技術研究院である。誘導はパッシブ赤外線ホーミング。全備重量16kg。ミサイル全長1.44m、最大迎撃高度2500m、有効射程4400m1985年から配備された。参考:月刊軍事研究4,009,08

HN−6>:中国軍の携帯式地対空ミサイル。最大水平射程3800m、最大射高5500mで、データリンクにより目標情報を得れば更に遠くの敵も撃破できる。参考:月刊軍事研究2,10

HN−900>:中国海軍のデータリンク(数据鏈)で、イタリア製IPN-10のコピーである。参考:月刊世界の艦船10,11

HND>:爆薬の一種。6硝酸塩とアンモニアの混合物で、TNTと混合して使用される。参考:Uボート入門

HNS>:爆薬の一種で、ヘキサニトロスチルベンの略。黄色結晶で、1912年に合成された。アメリカでは宇宙ロケット用の金属被覆導爆線の心薬に使用され、日本ではTNT冷却時のクラック防止などに使用されている。融点318度、爆速毎秒7000m、爆轟圧20.8GPa。参考:火器弾薬技術ハンドブック

<HNS−1>:R-4シリーズ(ヘリ)を参照。

HO>:海上自衛隊の水上発射管型式番号で、発射管(H)・水上(O)の略。100番台は単装、400番台は4連装である。参考:月刊世界の艦船1,79増刊

<HO−1>:VZ-1VTOL装置)を参照。

HOT>:ドイツのホルテン兄弟が開発した無尾翼グライダー。機体は木製羽布張りである。全幅23m、機体重量120kg1933年に初飛行した。参考:月刊航空ファン12,16

<HO−2>:HZ-1VTOL装置)を参照。

<HO2S>:R-5シリーズ(ヘリ)を参照。

HO3S>:アメリカ海軍のヘリコプターで、HO2Sヘリを4名乗りに改造したものである。80機以上を導入し、空母発着艦時の事故に備えた他、CSAR任務にも投入している。参考:月刊軍事研究2,07

<HO4A>:YOH-4A(観測ヘリ)を参照。

<HO4S>:H-19シリーズ(ヘリ)を参照。

HoZ>:ドイツのホルテン兄弟が開発した全翼機。ブーメラン状の機体にアルグスAs10Cエンジン2基をプッシャー式に搭載している。ドイツ空軍から20機が発注されたが、1943年に2機が完成し、5月に初飛行したところで残りの発注がキャンセルされた。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

Ho\シリーズ>:ドイツのホルテン兄弟が開発した全翼機。19433月にドイツ空軍ゲーリング最高司令官が航空機会社のトップを集め、最大速度1000km・航続距離1000km・爆弾搭載量1000kgの爆撃機を製作するよう要求したため、ホルテン兄弟がHoZのジェットエンジン搭載バージョンとして1ヶ月で設計を仕上げ、知人を通じゲーリングに提出、9月に原型機3機が発注された。その後発注数が7機に増え、更に先行量産型20機も追加されている。制式名称はHo229とされたが、ゴータ社が製造することになったため、1944年夏にGo229に改称された。参考:月刊航空ファン12,16、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、グラフィックアクション29、図解世界の軍用機史

 <Ho\V1>:試作初号機で、エンジンは積んでいない。19443月に完成して夏にHe111に曳航されて初飛行し、空力学的には飛行可能であることを証明した。参考:月刊航空ファン12,16、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、歴史群像2,08付録

 <Ho\V2>:試作2号機で、Jumo004エンジン2基装備の非武装型。194412月に完成、194522日に初飛行し、その後のテストで時速800kmを記録したが、218日に片発停止で着陸に失敗、機体は大破してパイロットも死亡した。参考:月刊航空ファン12,16、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <Ho\V3>:試作3号機で、試験飛行直前の19454月に工場ごとアメリカ軍に占領された。予定性能は、全長7.47m、全幅16.78m、全高2.80m、自重4800kg、全備重量8500kg7510kg?)。エンジンはHeS011ターボジェット(推力1300kg。ユンカースJumo004B-1・推力890kg?)双発で、最大速度1100km977km?)、実用上昇限度14000m、航続距離1500km1900km?)。武装は30mm機関砲MK103またはMK108を4門。乗員1名。ワシントン国立航空宇宙博物館の倉庫にしまわれ、2014年から修復作業が始まっている。参考:歴史群像2,08付録、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、月刊航空ファン12,16

Ho]>:ホルテン兄弟が設計した無尾翼機で、Ho\を小型化・単発化したものである。計画のみで実用化されなかった。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

<HO101シリーズ>:試製54式水上発射管シリーズを参照。

<HO201>:6553センチ連装水上発射管を参照。

<Ho229>:Ho\シリーズ(試作爆撃機)を参照。

<HO401>:6553cm4連装水上発射管を参照。

<HOBS>:HOBOS(爆弾誘導装置)を参照。

HOBOS>:Homing Bomb System(誘導爆弾システム)の略で、HOBSとも略される。Mk84またはM118にテレビ誘導装置を追加したもので、GBU-8/BGBU-9/Bの2種がある。ロックウェル社が1967年から開発し、アメリカ空軍が配備してF-4で運用、ベトナム戦争で使用した。参考:月刊軍事研究12,048,18

HOCAS>:Hands On Collective And Stickの略。HOTASのヘリコプター版で、スロットル・レバーの代わりにコレクティブ・ピッチ・レバーに各種操作装置が付いているのでこういう。参考:月刊JWings10,09別冊付録、月刊軍事研究6,15

HOE>:アメリカ陸軍が研究していた弾道ミサイル破壊用直撃弾頭で、Homing Overlay Experimentの略。目標に接近すると直径4mの金属板を開き、目標に直撃する。1980年代に実験が行われた。参考:月刊世界の艦船2,18

HOJ>:ホーム・オン・ジャムの略。ジャミング信号源を追尾すること。参考:月刊軍事研究7,99

HOK−1>:アメリカ海兵隊交差ローターヘリで、カマン社が開発した。エンジンはプラット&ホイットニー社製R-1340-48ガソリン(600馬力)。参考:月刊JWings10,18

<HOLDING FIXTURE HOIST>:自衛隊の機器。住商エアロシステム製。参考:月刊軍事研究2,17

HORIZON>:ヘリコプター搭載レーダー観測システム。AS532ULクーガー、TARGETレーダー、AGATHAデータリンク、地上装置(シェルター内に2名の操作員が位置し、情報処理にあたる)からなる。地上装置1基に2機のヘリコプターが割り当てられ、交互または同時に運用される。湾岸戦争ではHORUSというコードネームで試用され、1993年から正式に量産され、フランス軍などに配備された。参考:月刊軍事研究12,00

<HORAS>:HORIZON(レーダー)を参照。

HOS>:海上自衛隊の短魚雷発射管形式番号で、Hは発射管、Oは水上、Sは短を表す。続く数字の300番台は3連装を示す。参考:月刊世界の艦船1,79増刊

<HOS−1>:R-6シリーズ(ヘリ)を参照。

HOS−301シリーズ>:68式3連装短魚雷発射管ともいう。海上自衛隊の3連装短魚雷発射管で、アメリカ海軍のMk32を渡辺鉄工所でライセンス生産したものである。Mk44魚雷導入に伴い、1968年に制式化し、1961年度計画艦から装備した。参考:艦船メカニズム図鑑、月刊世界の艦船1,951,79増刊、3,10、丸スペシャルNo.76、自衛隊装備カタログ1981

 <HOS−301>:全長3.4m、管体直径0.404m、内径0.33m、重量1.25トンのGRP製発射管3門を俵積みにしている。旋回は手動ハンドル式、旋回角は190度、旋回速度は毎秒5度で、舷側に45度旋回させて発射する。発射管にはそれぞれ後端近くにアルミニウム製水密構造のコントロールボックスが装備されており、電気式遠隔操作で70-140気圧の圧縮空気(艦内から供給される)により短魚雷(Mk44Mod1-N及び73式)を射出する。実際には90気圧を超えていないと艦の近くに落ちてしまって危険。電気装置に異常がある場合は人力での発射も可能である。1艦あたり2基が装備されており、右舷側が1番発射管、左舷側が2番発射管で、管体の番号は1番発射管の上が1番、前方から見て右下が3番、左下が5番、2番発射管の上が2番、右下が4番、左下が6番。参考:丸スペシャルNo.76、自衛隊装備カタログ1981

HOS−301C>:Mk4473式、73式改、Mk46Mod5短魚雷を発射できる。あさぎり型護衛艦後期型から搭載された。参考:月刊世界の艦船1,95

HOS−301D>:海上自衛隊の3連装短魚雷発射管。Mk4473式、73式改、Mk46Mod5を発射できる。参考:月刊世界の艦船3,10

HOS−302>:海上自衛隊の3連装短魚雷発射管。Mk4473式、73式改、Mk46Mod5を発射できる。参考:月刊世界の艦船3,10

HOS−303>:海上自衛隊の3連装短魚雷発射管。Mk4473式、73式改、Mk46Mod597式短魚雷、12式短魚雷を発射できる。渡辺鉄工製。ひゅうが型から搭載された。参考:月刊軍事研究10,08、月刊世界の艦船5,131,16

HOSTAC>:Helicopter Operations from Ships other Than Aircraft Carriersの略。アメリカ軍が空母以外の艦艇でヘリコプターを運用する際の手順を標準化したものである。同盟国にも浸透させていて、アメリカ軍のヘリを海自DDHで運用するのもスムーズである。参考:月刊世界の艦船5,16

HOTシリーズ>:フランスのアエロスパシアル社と、西ドイツのMBB社が1964年から開発した対戦車ミサイルで、高亜音速光学追尾筒発射の略。SS-11の後継となる有線誘導SACLOS式ミサイルで、生産はフランス・西ドイツ共同出資のユーロミサイル社で行われた。参考:軍用機ウェポン・ハンドブック、攻撃ヘリコブラ&アパッチ、軍事分析湾岸戦争、世界の傑作機No34

HOT1>:1978年に陸上発射型、1980年にヘリコプター発射型が配備された。ミサイルはチューブ式のコンテナに収められており、固体ロケットブースター(燃焼時間0.9秒)で射出された後、サステナーに点火、秒速240mに加速して最大射程4000mまで17秒で飛翔する。推進ガスは本体後部側面から噴射され、尾部のフレアを妨げず、誘導用ワイヤを焦がさない。弾頭部分が膨らんでおり、装甲貫徹力は800mm。ランチャー長1.75m、ミサイル全長1.275m、直径0.136m、翼スパン0.310m、ミサイル重量23.5kg、弾頭重量5kg。照準装置はAPX-M334APX397またはビビアン。参考:攻撃ヘリコブラ&アパッチ、軍用機ウェポン・ハンドブック、軍事分析湾岸戦争、世界の傑作機No34、ザ・マーチ5号、17

HOT2>:先端にプローブを付け、弾頭部の膨らみを大きくしたタイプで、1985年から配備された。全長1.3m、直径0.15m、翼スパン0.30m、重量23.5kg、弾頭重量5kg。飛翔速度毎秒280m、最大射程4km。参考:軍用機ウェポン・ハンドブック、月刊軍事研究7,95

HOT2MP>:弾頭を多目的型に変更したタイプで、1992年に配備された。参考:軍用機ウェポン・ハンドブック

HOT3>:タンデム弾頭と赤外線近接信管を採用したタイプで、1993年から配備された。先端のプローブが太短くされている。全長1.3m、直径0.15m、翼スパン0.31m、重量32.5kg。弾頭重量は6.5kgで、装甲貫徹力1250mm。最大射程4.3km。参考:軍用機ウェポン・ハンドブック

HOTAS>:Hands On Throttle And Stickの略。スロットルと操縦桿にスイッチやボタンを取り付け、それらに手を置いたままで各種操作ができるようにしていること。ただし、あまりに機能を付けすぎるとこんがらかる。手袋を填めて操作しなければならないので、頭脳や熟練度に加えて器用さも求められる。参考:JWings5,033,11、戦闘機のしくみ、月刊軍事研究6,15

HOTCC>:Hande On Throats, Collective and Cyclicの略。参考:月刊軍事研究12,11

<How>:榴弾砲(Howitzer)の略。

Howeizeh>:Hoveyzehかも。イランが20129月に公開した装軌式軽装甲兵員輸送車で、20131月の演習にも登場した。外形はヴィーゼル2に類似しており、機関部と操縦室を前方に移動させて兵員室を後ろに延ばし、兵員搭乗スペースを拡大している。下部転輪は片側4枚、起動輪は前方、誘導輪は接地式で後方にあり、上部転輪片側2枚を持つ。参考:月刊軍事研究5,13

<hp>:イギリス馬力のこと。

<HP>:ホロー・ポイント(銃弾)を参照。

HP75>:1936年からハンドレイ・ページ社が開発した無尾翼研究機、別名マンクス(Manx)。1943625日の高速タキシーテストに、間違って10分間ほど初飛行した。全長5.56m、全幅12.14m、全備重量1.86トン。エンジンはデハビラント・ジプシー・メジャー(140馬力)双発で、最大速度290km、実用上昇限度3200m。乗員2名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ヨーロッパ篇

<HP80>:ヴィクター(爆撃機)を参照。

HP88>:ハンドレイ・ページ社が開発した三日月翼実験機。降着装置は尾輪式である。参考:月刊航空ファン11,92

<HPA−1>:自衛隊の画像伝送付加装置で、US-2に装備されている。三菱電機製。参考:月刊軍事研究7,08

<HPA−2B>:海上自衛隊の映像伝送付加装置で、SH-60Kに搭載されている。三菱電機製。参考:月刊軍事研究3,077,08

<HPA−3>:自衛隊のISAR付加装置(P-3C用)。東芝製。参考:月刊軍事研究12,17

HPA−3−1>:海上自衛隊の逆合成開口レーダー付加装置。P-3Cの通常レーダーに簡易型の逆合成開口機能を追加するものである。参考:月刊軍事研究11,14、月刊世界の艦船8,15

<HPA−B>:自衛隊の映像伝送付加装置で、SH-60Kに搭載されている。三菱電機製。参考:月刊軍事研究2,087,08

HPD1>:フランスの対戦車地雷。磁気及び振動感応式信管を備える。参考:火器弾薬技術ハンドブック

HPEM>:High-Power Electro-Magneticの略。ラインメタル・ランドシステムズ社が開発中のIED遠隔爆破阻止システムで、車両のドアや天井に取り付けられ、強力なマイクロ波を出して爆破信号を妨害する。味方の通信機器も妨害してしまうのが欠点。参考:月刊軍事研究9,06

HPEMカウンターUAV>:ドイツのディール社が開発した対UAV/UGV/USV用電磁波照射装置。高出力電磁パルスをホーン型発信器から照射し、無人システムの半導体、電気系統、センサーを破壊する。有効射程200mWHOなどの安全基準を満たしており、人体への悪影響は問題無い範囲である。ユーロサトリ2018で展示された。参考:月刊軍事研究11,18

<H/PJ−12>:タイプ730CIWS)を参照。

<H/PJ−14>:1130型(CIWS)を参照。

H/PJ−15>:中国海軍遠隔操作式艦載30mm単装機関砲。30mm単装機関砲を安定化架台に搭載し、架台右上面に電子光学サイトを据え付けている。903型福池型補給艦に搭載された。参考:月刊世界の艦船1,'15増刊

H/PJ−17>:中国海軍艦載30mm単装機関砲。H/PJ-15に射手席を取り付けたもので、手動射撃や無人遠隔射撃が可能。056型コルベットに搭載された。参考:月刊世界の艦船1,'15増刊、月刊軍事研究12,14

H/PJ−26>:中国海軍59口径76.2mm単装砲で、NG-16ともいう。AK176のコピーで、ステルス砲塔にするなどの改良を施してある。054A型や056型に搭載された。参考:月刊世界の艦船11,146,14

H/PJ−33シリーズ>:中国海軍56口径100mm連装砲。参考:月刊世界の艦船11,14

H/PJ−33A>:9956口径100mm連装砲ともいう。7956口径100mm連装砲をステルス砲塔にしたもので、PJ33A79式の別名であり本砲はPJ33Bという名称であるという説もある。2003年に登場し、79式からの換装が進められている。参考:月刊世界の艦船11,141,'15増刊

H/PJ−38>:中国海軍70口径130mm液冷単装砲。ロシアのAK-130がベースで、単装にして砲口部に多孔式マズルブレーキを追加、GFRP製ステルス砲塔を架装してある。レーザー誘導砲弾(最大射程29.5km)を発射できるらしい。砲塔重量50トン。最大射程29.5km、発射速度毎分40発。2005年頃から開発され、052D型に搭載された。参考:月刊世界の艦船1,'15増刊、11,143,136,148,13、月刊軍事研究12,14<H/PJ−76>:76型シリーズ(機関砲)を参照。

H/PJ−87>:中国海軍100mm単装砲。フランスの100mmコンパクト単装砲(1型らしい)をコピーしたもので、ステルス砲塔型もある。参考:月刊世界の艦船11,146,14

<HPM−20>:自衛隊の捜索用レーダーテストベンチ。三菱電機製。参考:月刊軍事研究1,10

<HPM−26>:自衛隊の表示処理器専用試験装置。東芝製。参考:月刊軍事研究5,15

<HPM−27>:自衛隊の選択識別装置質問応答機テストベンチ。日本電気製。参考:月刊軍事研究6,'17

<HPM爆弾>:EMP爆弾を参照。

<HPN−102>:海上自衛隊の波高計で、US-2に搭載されている。日本電気製。参考:月刊軍事研究3,077,08

<HPN−102B>:海上自衛隊の波高計で、US-2に搭載されている。日本電気製。参考:月刊軍事研究2,18

<HPN−103>:自衛隊の電波高度計。P-1に搭載されている。日本航空電子工業製。参考:月刊軍事研究2,10

HPO>:定時飛行後点検の略。参考:月刊航空ファン6,16

<HPQ−101>:自衛隊の画像データ収集装置。三菱電機製。参考:月刊軍事研究10,12

HPQ−101C>:自衛隊の画像データ収集装置。OP-3Cに搭載されている。三菱電気製。参考:月刊軍事研究1,14

<HPR>:D1G(原子炉)を参照。

<HPRF爆弾>:高出力電波爆弾の略。EMP爆弾を参照。

HPR合わせガラス>:HPRは高貫通抵抗性の略。ガラス2枚の間にポリビニール・ブチラール膜を挟み込んで圧着したもので、ガラスが割れても破片が飛ばず、細かいヒビも入らないので視界を妨げない。参考:自動車メカニズム図鑑

HPS−104>:海上自衛隊のヘリ搭載用捜索レーダー。目標情報はHYQ-1戦術情報処理表示装置やHCQ-1データリンク装置に送られる。参考:自衛隊装備年鑑1996

<HPS−105>:海上自衛隊の捜索用レーダーで、SH-60Kに搭載されている。三菱電機製。参考:月刊軍事研究3,18

<HPS−105B>:海上自衛隊の捜索レーダーで、SH-60K用もある。三菱電機製。参考:月刊軍事研究2,071,10

HPS−106>:海上自衛隊の捜索用レーダーで、技術研究本部と東芝が開発し、P-1に搭載した。アクティブ・フェイズド・アレイ方式で、アンテナは機首レドーム、機首両側、機体後部の4カ所に設置されており、これで全周をカバーする。洋上捜索、長距離対空捜索、合成開口、逆合成開口、気象・航法などのモードを持ち、インターリーブ機能も有している。使用周波数はXバンドで、解像度が非常に高く、高々度を飛行しつつ潜望鏡を識別できるという。試作型はUP-3Cでテストされ、性能は良好だったものの大型大重量過ぎて実用化が危惧されたが、改良を重ね容積と重量を半分にして完成した。参考:月刊軍事研究6,139,102,10、月刊世界の艦船5,127,13

HPT−32>:インド空軍基本練習機、別名ディーパック。HT-2の後継としてHALが開発した。胴体はセミモノコック構造で、降着装置は固定式。主翼は軽金属製、低翼配置のテーパー翼で、5度の上反角を持つ。座席は並列複座で、後方にもう1席もしくは136.5リットル入り燃料タンクを追加することができる。水平尾翼は低翼配置。主翼に左右1カ所(2カ所?)ずつのハードポイントがあり、計255kgの兵装を装備可能。全長7.72m、全幅9.5m、全高3.60m、自重890kg、総重量1250kg、最大総重量1375kg。エンジンはライカミングAEIO-540-D4B5レシプロ(260軸馬力)単発で、プロペラは金属製定速2翅(直径2.03m)、経済巡航速度95ノット、最大巡航速度115ノット、最大速度143ノット、実用上昇限度5500m、燃料容量229リットル+136.5リットル(追加燃料タンク)、航続距離401海里。乗員2名。19771月に初飛行した。21世紀に入っても使用されているが、墜落事故が多発(17機墜落、19名死亡)したため、20097月から飛行停止になり、2010年までに退役させられている。後継としてPC-7を採用した。参考:世界軍用機年鑑1990-91、世界の軍用機19821979、月刊JWings12,101,125,'169,16、月刊軍事研究8,15

<HPX−101−2>:自衛隊の選択識別装置質問機で、US-2に搭載されている。NECネットワーク・センサ製。参考:月刊軍事研究2,1111,17

<HPX−104>:海上自衛隊の選択識別装置質問応答機で、SH-60Kに搭載されている。東洋無線システムまたはネットコムセック製。参考:月刊軍事研究10,082,071,14

<HPX−104B−1>:自衛隊の選択識別装置質問応答機。SH-60K用もある。日本電気製。参考:月刊軍事研究7,16

<HPX−104B−2>:自衛隊の選択識別装置質問応答機。SH-60Jに搭載されている。日本電気製。参考:月刊軍事研究7,16

<HPX−104B−3>:自衛隊の選択識別装置質問応答機。日本電気製。参考:月刊軍事研究11,17

<HPX−105>:自衛隊の選択識別装置質問機。P-1に搭載されている。東洋無線システムまたはネットコムセック製。参考:月刊軍事研究2,103,14

<HPX−105B>:自衛隊の選択識別装置質問機。P-1に搭載されている。日本電気製。参考:月刊軍事研究7,16

<HPX−106>:自衛隊の選択識別装置応答機。MCH-101US-2P-1に搭載されている。日本電気または日立国際電気製。参考:月刊軍事研究7,1610,16

<HPX−106−1>:自衛隊の選択識別装置応答機。P-1に搭載されている。日立国際電気製。参考:月刊軍事研究7,178,17

<HPX−106−2>:自衛隊の選択識別装置質問応答機。US-2に搭載されている。日本電気製。参考:月刊軍事研究2,18

<HQ>:Headquarters(本部)の略。参考:現代の潜水艦

<HQ−1>:S-75海外シリーズ(地対空ミサイル)を参照。

<HQ−2>:紅旗2(地対空ミサイル)を参照。

<HQ−4>:翔龍(UAV)を参照。

<HQ−6A>:紅旗6A(地対空ミサイル)を参照。

HQ−7シリーズ>:中国陸軍の地対空ミサイル。フランスのクロタルのコピーで、中国長峰機電技術設計院が生産した。システムは1個防空大隊(中隊3個+支援部隊)で構成されており、1個中隊は捜索レーダー小隊1個と射撃小隊3個で編成され、1個射撃小隊は発射機3両からなる。1個中隊の防空範囲は60平方キロメートル。艦対空バージョンはHHQ-7と呼ばれる。参考:月刊軍事研究2,1012,09、月刊世界の艦船3,1311,17

HQ−7>:紅旗7、輸出名称FM80。4輪装甲車にキャニスター4本と目標追尾レーダー(探知距離17km)を搭載しており、毎秒500m8Gで機動中の目標を撃墜できる。ミサイル飛翔速度は最大毎秒1250m、平均毎秒700m。射程1-12km(最小0.5km、高速機最大8.4km、ヘリ16.8km以上?)、有効高度50-6000m30-5000m?)。全長3m、直径0.16m、翼スパン0.55m、発射重量84.5kg、弾頭重量15kgHE)。誘導は無線指令式(と光学?)で、目標捜索はレーダーとテレビ。搭載ミサイル数4発。1991年から配備された。艦載型はHHQ-7という。参考:月刊軍事研究11,009,0812,09、月刊世界の艦船3,101,'15増刊

HQ−7A>:紅旗7A、輸出名称FM90。赤外線シーカーを追加し、射程を15kmに延伸した。参考:月刊軍事研究12,09、月刊世界の艦船1,'15増刊

HQ−7B>:紅旗7B、輸出名称FM90N。ミサイルを大型化して全天候性とECCM能力を強化し、超低空目標対処能力を向上させたもの。6輪装甲車にミサイルを4連装で搭載しており、光学追跡装置に熱線映像装置(探知距離20km)が追加された。FCSのコンピュータも改良され、ヴェトロニクスがデジタル化されている。最大飛翔速度マッハ3。レーダー探知距離25km。最小射程700m、水平最大射程15km、有効射高15-5000m。ミサイル発射間隔3秒。自走発射機1両で3個までの目標に対処できる。参考:月刊軍事研究2,1012,09、月刊世界の艦船1,'15増刊

<HQ−9>:紅旗9(地対空ミサイル)を参照。

<HQ−10>:FL3000N(艦対空ミサイル)またはS-300PMU1地対空ミサイル(中国)を参照。

<HQ−011>:ディン・ティエン・ホアン(フリゲート)を参照。

<HQ−012>:リ・タイ・ト(フリゲート)を参照。

<HQ−12>:紅旗12(地対空ミサイル)を参照。

HQ−15>:中国軍が開発中といわれる地対空ミサイルで、紅旗15ともいう。紅旗10の射程延伸型で、航空機、ヘリ、UAV、巡航ミサイル、短距離弾道ミサイル(射程600kmまで)に対応でき、最大水平射程75kmらしい。参考:月刊軍事研究2,10、月刊航空ファン11,18

HQ−16シリーズ>:中国軍地対空・艦対空ミサイルで、9K37ブーク(9M38M29M317ME?)をベースにアルマーズ・アンティの技術提供を受けて開発し、2011年に完成した。参考:月刊軍事研究4,17、月刊世界の艦船11,17

HHQ−16>:艦対空バージョンで、海紅旗16ともいう。見た目はスタンダードミサイルである。角形VLS(1列4セルが2列並び、列の間に細長い発射炎噴出口がある。蓋は外開き)に収容され、射出はホットランチ方式。全長5.55m2.9m?)、直径0.4m0.232m?)、翼スパン0.86m、発射重量715kg、弾頭重量70kg17kg?)。最大速度マッハ4(マッハ2.8?)、最小射程4km、射程20-40海里(30km60km?)、射高30-14000m(最小射高10m説あり)。誘導はINS+SARHで、MR-90目標照射レーダーを使用する。054A級フリゲートに搭載された。参考:月刊世界の艦船1,'15増刊、3,106,131,'15増刊、3,1711,17

HHQ−16B>:射程を50km以上に延伸したタイプ。参考:月刊世界の艦船3,18

HQ−16>:地対空バージョンで、紅旗16ともいう。地対空型は6輪トラックに2連装で搭載されたり、8×8輪トラックに8連装で積まれたりするらしい。参考:月刊世界の艦船1,'15増刊、3,106,131,'15増刊、3,17、月刊軍事研究2,10

 <HQ−16B>:ロケットモーターと安定翼を新型にして射程を70kmに延伸したタイプ。参考:月刊軍事研究4,17

<HQ−16海外シリーズ>

 <LY−80>:地対空ミサイルバージョンの輸出型。ミサイルは装輪車両の6連装垂直発射機に搭載される。システムは指揮管制車両、観測車両、3個発射中隊(ランチャー車両4両ずつ)からなる。マレーシア軍に提案中。参考:月刊軍事研究11,14

<HQ−17>:9M330地対空ミサイル海外ファミリーを参照。

<HQ−18>:S-300PMU2地対空ミサイル(中国)を参照。

<HQ−19>:S-400地対空ミサイル(中国)を参照。

HQ−22>:中国陸軍地対空ミサイル。HQ-12の改良型で、ランチャーはVLSではなく前傾でミサイルを発射する。射程100km2017年の閲兵式で行進した。参考:月刊軍事研究10,17

HQ−61>:紅旗61。中国軍の地対空・艦対空ミサイルで、PL-9SD-1RF-1RF-61とも呼ばれる。西側名称はCSA-N-2。上海航天技術研究院が開発し、1984年に存在が明らかとなったもので、外見はAIM-7スパローに似るが、サイズは一回り大きい。発射機は当初2連装だったが、後に6連装発射機が開発された。ミサイルのフィンが折り畳めないため、発射機のサイズがかなり大きい。全長3.99m、直径0.29m、翼幅1.17m、全備重量320kg。固体燃料ロケット推進で、最大速度マッハ3、射程10km、有効射高8km。誘導はSARHで、管制レーダーは342型(NATOコードはフォグ・ランプ)。1991年から陸軍に配備され、1992年には海軍艦載版が登場したが、性能不足のため、HQ-7に取って代わられた。参考:艦載兵器ハンドブック改訂第2版、中国/台湾海軍ハンドブック改訂第2版、月刊世界の艦船5,915,151,'15増刊、月刊丸3,90

HQ−64>:中国が開発した艦対空ミサイル。猪鷹60LY-60)の艦対空バージョンだが、HQ-64が地対空バージョン、猪鷹60NLY-60N)が輸出用艦対空バージョンという説もある。HQ-61の後継を狙っていたが、中国海軍では採用されず、輸出に回された。6連装旋回式発射機を使用する。弾頭重量33kg。射程13km。誘導はSARH。パキスタン海軍がタリク級フリゲートに搭載した。参考:月刊世界の艦船11,17、月刊軍事研究9,08

HQ−182>:ベトナム海軍636M型潜水艦1番艦ハノイ(Hanoi)。2013117日に引き渡された。参考:月刊世界の艦船1,142,14

HQ−183>:ベトナム海軍636M型潜水艦2番艦ホーチミン・シティ(Ho Chi Minh City)。参考:月刊世界の艦船2,14

HQ−371>:ベトナム海軍タランタルT型ミサイル艇。参考:月刊軍事研究10,16

HQ−372>:ベトナム海軍タランタルU型ミサイル艇。参考:月刊軍事研究10,16

HQ−373>:ベトナム海軍タランタルV型ミサイル艇。参考:月刊軍事研究10,16

HQ−374>:ベトナム海軍タランタルV型ミサイル艇。参考:月刊軍事研究10,16

HQ−375>:ベトナム海軍タランタルX型ミサイル艇。参考:月刊軍事研究10,16

HQ−376>:ベトナム海軍タランタルX型ミサイル艇。参考:月刊軍事研究10,16

HQ−377>:ベトナム海軍タランタルX型ミサイル艇。参考:月刊軍事研究10,16

HQ−378>:ベトナム海軍タランタルX型ミサイル艇。参考:月刊軍事研究10,16

<HQA−1>:自衛隊のバイスタティック信号処理付加装置。東芝製。参考:月刊軍事研究6,08

<HQA−1B>:自衛隊のバイスタティック信号処理付加装置。沖電気工業製。参考:月刊軍事研究5,12

<HQA−1C>:自衛隊のバイスタティック信号処理付加装置。沖電気工業製。参考:月刊軍事研究2,15

<HQA−2>:自衛隊のダイファー管制付加装置。沖電気工業製。参考:月刊軍事研究11,07

HQA−7>:海上自衛隊の機上音響処理装置で、P-1に搭載されている。魚雷発射管扉開閉音や舵切り音といった短時間の音響も探知でき、広周波数帯域の雑音処理能力を持つ。日本電気製。参考:月刊航空ファン10,'15、月刊軍事研究2,10

HQA−101>:海上自衛隊のソノブイ表示指示装置。アクティブ・ソノブイがキャッチした敵潜水艦からの反射音のドップラー効果を分析し、敵の距離や位置を解析するものである。日本無線製。参考:自衛隊装備カタログ1981

<HQH−105>:海上自衛隊のソナー信号録音装置。SH-60Kに搭載されている。池上通信機製。参考:月刊軍事研究4,079,08

<HQH−106>:自衛隊の記録再生装置。P-1に搭載されている。池上通信機製。参考:月刊軍事研究2,10

<HQH−106B>:自衛隊の記録再生装置。P-1に搭載されている。池上通信機製。参考:月刊軍事研究6,16

<HQM−9>:自衛隊のソナーテストベンチ。日立製作所または日本電気製。参考:月刊軍事研究3,097,12

HQS−5B>:海上自衛隊の水温記録用ブイ。重量7.8kg。測定可能温度0-35度、最大運用深度450m、吊下速度毎秒1.52m、作動自艦10分。参考:ザ・マーチ39

HQS−5C>:海上自衛隊の水温記録用ブイ。海水温度を測定してN-RO-22/HMH海温記録器に送信する。海洋観測艦AGS-5101あかし、AGS-5102ふたみに搭載された。参考:自衛隊装備カタログ1981

HQS−6>:海上自衛隊のジュリー/ジェゼベル用ソノブイ。重量9.0kg。周波数帯域10-10000Hz、使用深度18-305m、作動時間1/3/8時間。参考:ザ・マーチ39

HQS−7>:海上自衛隊のジェゼベル用ソノブイ。重量7.8kg。周波数帯域10-10000Hz、音圧9プラスマイナス3dB、使用深度18-305m、作動時間8時間以上。参考:ザ・マーチ39

HQS−8>:海上自衛隊のジェゼベル用ソノブイ。重量8.0kg。周波数帯域10-10000Hz、音圧9プラスマイナス3dB、使用深度18-305m、作動時間24時間以上。参考:ザ・マーチ39

HQS−9>:海上自衛隊のジェゼベル用ソノブイ。重量9.0kg。周波数帯域10-10000Hz、音圧9プラスマイナス3dB、使用深度18-305m、作動時間60時間以上。参考:ザ・マーチ39

<HQS−11>:海上自衛隊のDIFARソノブイ。重量11.3kg。参考:ザ・マーチ39

<HQS−13>:海上自衛隊のソノブイ。日本電気製。参考:月刊軍事研究3,07

<HQS−13F>:海上自衛隊のパッシブソノブイ。沖電気工業製。参考:月刊軍事研究6,1311,07

<HQS−13G−1>:自衛隊のソノブイ。ダイファー用もある。沖電気工業製。参考:月刊軍事研究6,11

<HQS−14>:自衛隊のソノブイ。沖電気工業製。参考:月刊軍事研究11,07

<HQS−15>:自衛隊の水平型ソノブイ。沖電気工業製。参考:月刊軍事研究1,15

HQS−21>:海上自衛隊の雑音測定用ソノブイ。重量8.6kg。周波数帯域10-20000Hz、使用深度18-91m。作動時間は1/3/8時間。沖電気工業製。参考:ザ・マーチ39号、月刊軍事研究1,19

<HQS−21B>:海上自衛隊の海中雑音測定ブイ。参考:月刊軍事研究6,13

<HQS−21D>:自衛隊のソノブイ。雑音測定用もある。沖電気工業製。参考:月刊軍事研究9,0712,09

HQS−31>:海上自衛隊のピンガー・ソノブイ。重量14.8kg。周波数帯域は13-21kHz6chで、発振間隔10秒。使用深度18-244m、作動時間30分。参考:ザ・マーチ39

HQS−32>:海上自衛隊のCASSCommand Active Sonobouy System)。重量17.7kg。使用深度18-457m。作動時間30分または60分。参考:ザ・マーチ39

HQS−33>:海上自衛隊のDICASS。重量16.3kg。パルス連続波またはリニアFM波のアクティブ発振で、作動時間30分。参考:ザ・マーチ39

<HQS−33C>:海上自衛隊のアクティブソノブイ。日本電気製。参考:月刊軍事研究6,133,07

<HQS−33D>:自衛隊のソノブイ(DICASS用)。日本電気製。参考:月刊軍事研究5,10

<HQS−34>:自衛隊の電気式音源ブイ。日立製作所または日本電気製。参考:月刊軍事研究3,094,12

<HQS−35>:自衛隊のソノブイ(低周波ダイキャスブイ)。日本電気製。参考:月刊軍事研究4,1412,14

HQS−42>:海上自衛隊のVLADVertical Line Array DIFAR)。重量13.1kg。作動時間4/8時間。沖電気工業製。参考:ザ・マーチ39号、月刊軍事研究9,09

<HQS−42B>:海上自衛隊のソノブイ。日本電気または沖電気工業製。参考:月刊軍事研究3,0711,07

<HQS−43>:自衛隊の高性能ダイファーブイ。沖電気工業製。参考:月刊軍事研究1,158,13

<HQS−51>:海上自衛隊の深海温度測定用ブイ(BTブイ)。鶴見精機製。参考:月刊軍事研究8,08

<HQS−52>:海上自衛隊の深海温度測定用ブイ(BTブイ)。鶴見精機製。参考:月刊軍事研究5,079,09

HQS−103>:SH-60Jに搭載されている懸吊用ソナー。海上でホバリングしてソナーを海中に降ろして使用する。ヘリ内の指示器に潜水艦の方位と距離が表示される。参考:自衛隊装備年鑑1996

HQS−104>:海上自衛隊のアクティブ式低周波ディッピングソナーで、SH-60Kに搭載されている。音源と受信機を別々にしてあり、小型ながらも低周波を使えるようにした。探知距離は20-30kmといわれ、SH-60J用のHQS-1032-3倍ある。日本電気製。参考:月刊軍事研究8,106,071,10、月刊世界の艦船5,12

HQS−104B>:自衛隊のソーナー。SH-60Kに搭載されている。日本電気製。参考:月刊軍事研究11,17

HQS−104C(SH−60K用)>:自衛隊のソーナー。日本電気製。参考:月刊軍事研究10,18

<HQ装置>:自衛隊の機器。住商エアロシステムが受注している。参考:月刊軍事研究7,16

<HR2Sシリーズ>:H-37シリーズ(ヘリ)を参照。

<HRA−6−4>:自衛隊の航法表示装置。古野電機製。参考:月刊軍事研究6,08

<HRA−6−4B>:自衛隊の航法表示装置。US-2に搭載されている。古野電気製。参考:月刊軍事研究5,16

<HRA−6D>:海上自衛隊の航法表示装置。古野電気製。参考:月刊軍事研究12,06

HRC−106>:海上自衛隊の航空機用VHF無線機で、航空管制通信用に使用される。電源は直流22-30.5V450VA、送信出力25W。使用周波数118-143.975GHz、チャンネル数1040、プリセット数20、電波型式A3。参考:自衛隊装備年鑑1996、自衛隊装備カタログ1981

HRC−107>:海上自衛隊のHF無線機で、航空機または地上局との通信に用いる。周波数範囲2-29.9999MHz、チャンネル数28万、電波型式A1A3HA3J。電源は115V400Hz、送信出力100WA3HA1)または320WA3J)。日本電気製。参考:自衛隊装備カタログ1981、自衛隊装備年鑑1996

HRC−110>:海上自衛隊の航空機用無線機。電波型式A3、使用周波数225-399.95MHz、チャンネル数3500。電源は115V400Hz、送信出力平均30W以上。三菱電機製。参考:自衛隊装備カタログ1981

HRC−110B>:海上自衛隊の航空機用UHF無線機で、航空機、船舶、地上局との通信に使用する。送信出力20W以上、チャンネル数3500、プリセット数20。参考:自衛隊装備年鑑1996

<HRC−115>:自衛隊のUHF/VHF無線機で、SH-60Kに搭載されている。日本電気製。参考:月刊軍事研究5,08

<HRC−115C>:自衛隊のUHF/VHF無線機。SH-60K用、US-2用もある。日本電気製。参考:月刊軍事研究1,0811,099,17

<HRC−115D>:自衛隊のUHF/VHF無線機で、US-2などに搭載されている。日本電気製。参考:月刊軍事研究8,073,08

<HRC−115E>:自衛隊のUHF/VHF無線機で、MCH-101に搭載されている。日本電気製。参考:月刊軍事研究11,09

HRC−118>:海上自衛隊の航空機用HF無線機で、対船舶・対地上局の通信に用いる。送信出力50W、プリセットチャンネル数は26万。参考:自衛隊装備年鑑1996

HRC−118B>:自衛隊のHF無線機。SH-60K用もある。日立国際電気製。参考:月刊軍事研究10,084,10

HRC−118C>:自衛隊のHF無線機。MCH-101に搭載されている。日立国際電気製。参考:月刊軍事研究5,13

<HRC−119C−2>:自衛隊の衛星通信装置で、US-2に搭載されている。三菱電機製。参考:月刊軍事研究1,11

<HRC−119C−3>:海上自衛隊の通信装置。三菱電機製。参考:月刊軍事研究2,07

<HRC−119D>:海上自衛隊の衛星通信装置。三菱電機製。参考:月刊軍事研究12,06

<HRC−120>:自衛隊のHF無線機。日立国際電機製。参考:月刊軍事研究4,10

<HRC−121>:自衛隊のHF無線機。US-2に搭載されている。日立国際電気製。参考:月刊軍事研究10,17

<HRC−121−1>:自衛隊のHF無線機。US-2に搭載されている。日立国際電気製。参考:月刊軍事研究9,08

<HRC−122>:自衛隊のHF無線機。P-1に搭載されている。日立国際電気製。参考:月刊軍事研究2,10

<HRC−123>:自衛隊の衛星通信装置。P-1に搭載されている。三菱電機製。参考:月刊軍事研究2,10

<HRC−123B>:自衛隊の衛星通信装置。P-1OP-3Cに搭載されている。三菱電機製。参考:月刊軍事研究6,13

<HRC−123B−1>:自衛隊の衛星通信装置。P-1に搭載されている。三菱電機製。参考:月刊軍事研究6,15

<HRC−123B−2>:自衛隊の衛星通信装置。P-3OP-3Cに搭載されている。三菱電機製。参考:月刊軍事研究6,15

<HRC−123B−3>:自衛隊の衛星通信装置。EP-3に搭載されている。三菱電機製。参考:月刊軍事研究6,15

<HRC−123B−4>:自衛隊の衛星通信装置。US-2に搭載されている。三菱電機製。参考:月刊軍事研究3,18

<HRC−124>:自衛隊のUHF/VHF無線機。P-1に搭載されている。三菱電機製。参考:月刊軍事研究2,10

<HRC−151E>:自衛隊のUHF/VHF無線機。日本電気製。参考:月刊軍事研究4,08

HRJ>:水処理型再生可能ジェット燃料の略。アメリカ空軍が使用しているバイオ燃料のことである。JP-8燃料50%+バイオ燃料50%またはJP-8燃料50%+バイオ燃料25%FT法合成石油25%で構成されており、これを常時使用できる軍用機としてC-17Aが初めて認定された。参考:月刊JWings5,11

<HRM−104B>:自衛隊のAN/APN-194(V)電波高度計テストベンチ。日本航空電子工業製。参考:月刊軍事研究8,084,12

<HRM−147B用信号発生器>:自衛隊の機器。アジレント・テクノロジー製。参考:月刊軍事研究4,11

<HRM−164>:自衛隊のタカン航法装置テストベンチ。日本エアロスペース社製。参考:月刊軍事研究8,07

<HRM−169B>:自衛隊の赤外線探知装置用テストセット。富士通製。参考:月刊軍事研究2,14

<HRM−170−4>:自衛隊のタカン航法装置テストベンチ。関東航空計器製。参考:月刊軍事研究9,09

<HRM−170B>:自衛隊のNC12JA30テストベンチ。関東航空計器製。参考:月刊軍事研究5,15

<HRM−178>:自衛隊の赤外線探知装置テストベンチ。富士通製。参考:月刊軍事研究10,16

<HRM−178−1>:海上自衛隊の赤外線探知装置用テストベンチ。富士通製。参考:月刊軍事研究3,0710,12

<HRM−178C>:自衛隊の赤外線探知装置用テストベンチ。富士通製。参考:月刊軍事研究5,11

<HRM−178D>:自衛隊の赤外線探知装置用テストベンチ。富士通製。参考:月刊軍事研究6,15

<HRM−178D−1>:自衛隊の赤外線探知装置用テストベンチ。富士通製。参考:月刊軍事研究6,15

<HRM−184>:自衛隊の戦術情報交換装置テストベンチ。三菱電機製。参考:月刊軍事研究11,09

<HRM−187>:自衛隊の符号変更器テストベンチ。光電製作所製。参考:月刊軍事研究1,10

<HRM−189>:自衛隊の戦術情報処理表示装置テストベンチ。東芝製。参考:月刊軍事研究10,08

<HRM−189B>:自衛隊の戦術情報処理表示装置テストベンチ。東芝製。参考:月刊軍事研究4,15

<HRM−189−1>:陸上自衛隊の戦術情報処理表示装置テストベンチ。東芝製。参考:月刊軍事研究4,07

<HRM−189B−1>:自衛隊の戦術情報処理表示装置テストベンチ。東芝製。参考:月刊軍事研究4,15

<HRM−193>:自衛隊の映像伝送付加装置テストベンチ。三菱電機製。参考:月刊軍事研究1,10

<HRM−195>:自衛隊の光波装置テストベンチ。日本電気または三菱電機製。参考:月刊軍事研究2,082,19

<HRM−198>:自衛隊の衛星通信装置テストセット。三菱電機製。参考:月刊軍事研究12,15

<HRM−199>:自衛隊の音声処理装置テストセット。日立国際電機製。参考:月刊軍事研究2,15

<HRM−200>:自衛隊の磁気探知機テストセット。三菱電機特機システム製。参考:月刊軍事研究6,16

<HRM−201>:自衛隊の磁気探知機ケーブルメンテナンスフィクスチャ。三菱電機特機システム製。参考:月刊軍事研究6,16

<HRM−203>:自衛隊のISAR付加装置用測定器。東芝製。参考:月刊軍事研究6,'17

HRN−101C>:自衛隊の自動方位測定機。US-2に搭載されている。三菱電機特機システム製。参考:月刊軍事研究12,17

HRN−115−7>:自衛隊のGPS航法装置。US-2に搭載されている。古野電気製。参考:月刊軍事研究5,16

<HRN−115−8>:海上自衛隊のGPS航法装置。古野電気製。参考:月刊軍事研究12,06

<HRN−115−9>:自衛隊のGPS航法装置。SH-60Kに搭載されている。古野電気製。参考:月刊軍事研究11,09

<HRN−115−9B>:自衛隊のGPS航法装置。SH-60Kに搭載されている。古野電気製。参考:月刊軍事研究11,17

HRN−118>:自衛隊のVOR/ILS受信器。SH-60Kに搭載されている。東芝製。参考:月刊軍事研究9,08

HRN−118B>:自衛隊のVOR/ILS受信器。SH-60Kに搭載されている。東芝電波プロダクツ製。参考:月刊軍事研究8,17

<HRN−120>:自衛隊のUHF/VHF自動方位測定器。P-1に搭載されている。太洋無線または三菱電機特機システム製。参考:月刊軍事研究10,0911,17

<HRN−121>:自衛隊の衛星航法装置。P-1に搭載されている。古野電気製。参考:月刊軍事研究2,10

<HRN−121B>:自衛隊の衛星航法装置。P-1に搭載されている。古野電気製。参考:月刊軍事研究11,17

HRN−122>:自衛隊のVOR/ILS機上装置。P-1に搭載されている。東芝製。参考:月刊軍事研究2,10

HRN−124>:自衛隊の戦術航法装置。P-1に搭載されている。日本エアロスペース製。参考:月刊軍事研究2,17

HRQ−1>:海上自衛隊のソノブイ受信装置。P-1に搭載されている。日本無線製。参考:月刊軍事研究2,072,10

HRR>:High Range Resolutionの略。SPY-1レーダーに対弾道ミサイル探知能力を持たせる改造で、レーダー送信波波形を特殊なものにし、受信信号の処理方法も変えてレーダー距離分解能を高め、目標の長さが判別できる程度の映像化を図るものである。参考:月刊軍事研究1,05

HRR−1>:海上自衛隊のソノブイ受信機。SH-60K用もある。日本無線製。参考:月刊軍事研究3,0710,09

HRS>:海上自衛隊の救助・救護員で、Helicopter Rescue Swimmerの略。2001年に創設された資格で、機上救助員(洋上救助資格)と機上救護員(准看護師資格)の両方の技能を有し、UH-60J救難ヘリに2名で搭乗して遭難者の救助と救護にあたる。洋上降下救助員としての任務に加え、ホイスト・ケーブルを離脱して荒波を泳ぎ(ヘリのダウンウォッシュが遭難者を直撃しないよう、最低50mは距離を取る)、遭難者に辿り着いての救助を行うことが出来る。この際は2名で遭難者のもとに泳ぎ着いて吊り上げ装備品(フォレスト・ペネトレーター、レスキュ・ネット、リッター・スリング)を装着、1名は遭難者に付き添い、1名がヘリの真下まで泳いで降ろされたホイスト・ケーブルを取りに行き、また戻って遭難者の吊り上げ装備品に繋ぎ、HRS1名が遭難者と共にヘリへと回収され、最後に残ったHRS1名がホイストで収容されて救助完了となる。その後は機内で准看護師として遭難者の救護にあたる。自衛隊横須賀病院教育部・同病院准看護学院で2年間の教育を受けて准看護師となり、1年の病院実習を経て衛生員として各部隊に配属、その後第211教育航空隊で航空士基礎課程と航空士救護課程(計4ヶ月)を受講してウイングマークを取り、第72・第73航空隊で洋上降下救助員として6ヶ月勤務し、第1術科学校専修科開式スクーバ課程(1.5ヶ月)をクリアしてスクーバ潜水資格を取り、第72・第73航空隊でHRS養成訓練を3ヶ月受講すると漸く資格が得られる。資格取得後もHRS練成訓練で練度を保つ。参考:MAMOR vol.103

<HS>:寿五型(エンジン)を参照。

HS>:空母航空団対潜ヘリコプター飛行隊(Helicopter Anti-submarine Squadron)の略。参考:月刊JWings2,13別冊付録

HS2L>:アメリカ海軍哨戒飛行艇で、ローグヒード航空機製作所が開発した。第1次大戦時に50機が発注されたが、終戦を迎えたため2機で生産が打ち切られた。参考:月刊丸12,90

HS−3>:アメリカ海軍第3ヘリコプター飛行隊、別名トライデンツ。199945日からCVW-8の一員としてアライド・フォース作戦に参加。参考:月刊航空ファン7,99

HS−4>:アメリカ海軍第4ヘリコプター飛行隊。2011311日に発生した東日本大震災を受け、トモダチ作戦に参加。313日から救援物資の空輸を開始した。315日、CVN-76ロナルド・レーガンから救援物資を輸送した。316日、宮城県三陸町に物資を輸送。322日、ロナルド・レーガン空母打撃群の個人的な寄付を青森まで空輸した。参考:月刊航空ファン6,11

HS−11>:アメリカ海軍第11ヘリコプター飛行隊、別名ドラゴンスレイヤーズ(Dragonslayers)。2016年度にMH-60Sに機種転換してHSC-11になる予定。参考:月刊航空ファン8,'15、月刊JWings8,14

HS−12>:アメリカ海軍第12ヘリコプター飛行隊、ニックネームはワイバーンズ(Wyverns)。1984年、CVW-5の隷下に入り、厚木基地に展開した。199410月、HS-14と交替してCVW-5の隷下を外れた。参考:月刊JWings11,17

HS−14>:アメリカ海軍第14ヘリコプター飛行隊、別名チャージャーズ(Chargers)。SH-3Hを装備する対潜ヘリ部隊として1984710日に創設され、CVW-2に所属した。1993年、SH-60FHH-60Hに機種転換された。199410月、CVW-5の隷下に入り、厚木基地に配備された。使用機はSH-60FHH-60Hで、対潜任務、CSAR、プレーンガードなどにあたっている。2011311日に発生した東日本大震災を受け、トモダチ作戦に参加。海老名市の支援物資を姉妹都市の白石市に運んだ。312日、海老名市から白石市へ向かう途中、仙台市若林区上空を飛行した際に撮影した写真には、津波で水浸しになった田畑と住宅、黒煙を上げて炎上するコンビナートが写っていた。44日、トモダチ作戦を終了して三沢基地から厚木基地に帰投した。20121119日、CVN-73から厚木基地への最後のフライトを実施。HSC-12と交替してノースアイランド海軍航空基地に戻り、MH-60Sを受領してHSC-14に改編され、CVW-1の隷下に移った。参考:月刊JWings1,0211,17、月刊航空ファン6,113,13、月刊世界の艦船2,16

<HS−16>:ハイパースパイク(音響警告装置)を参照。

<HS−24>:ハイパースパイク(音響警告装置)を参照。

HS30>:西ドイツ陸軍の装甲兵員輸送車(Schutzenpanzer)。イスパノスイザ社製自走対空砲の車体を流用して1950年代後半から開発され、西ドイツのハノマーク社、ヘンシェル社、イギリスのレイランド社で量産された。車体は全周で避弾経始に優れた形状をしており、前部中央に20mm機関砲塔を装備する他、SS-11ミサイルを車体上に搭載できる。下部転輪はダブルタイプ片側5組、誘導輪は前方、起動輪は後方にあり、上部転輪片側3枚を持つ。重量14.6トン。兵装は20mm機関砲1門、7.62mm機銃。乗員3名、乗車兵員5名。機関室が後部にあるため、乗降が不便という欠点があり、マルダーが開発された。参考:月刊PANZER5,81、月刊軍事研究7,16

<HS−50−6E>:自衛隊の無停電電源装置等用蓄電池または据置鉛蓄電池。古河電池製。参考:月刊軍事研究7,0912,15

<HS−60−6E>:自衛隊の無停電電源装置用蓄電池。古河電池製。参考:月刊軍事研究6,13

<HS−80>:自衛隊の無停電電源装置等用蓄電池または据置鉛蓄電池。GSユアサテクノロジー機器または新神戸電機製。参考:月刊軍事研究4,088,0912,15

Hs117シリーズ>:ドイツ国防軍の地対空ミサイル、別名シュメッターリンク(Schmettering、蝶)。参考:第2次大戦ドイツ戦闘兵器カタログVol.4

Hs117>:主翼と十字型の尾翼を持ち、弾体上下に搭載された固体燃料ブースターにより発射され、炭化水素と硝酸を燃料とする液体ロケットに点火、目視による無線誘導(ライン・オブ・サイト)により目標に向かう。全長3.8m、全幅2m、発射重量420kg。巡航速度850km、最大射程32km、実用上昇限度10km。有効半径は16mで、高度10kmでの誘導精度は8m。ヘンシェル社で1943年から(1941年からHs297の名称で?)開発され、19451月から月産1000発を目標に量産に入ったとされるが、使用状況などは一切不明である。150発が完成し、25発が実戦テストに使用されたという説もある。194511月から月産3000発を予定していたが、これも不可能な数字のようだ。空中発射型のテストも行われたようである。参考:第2次大戦ドイツ戦闘兵器カタログVol.4、月刊丸1,98、グラフィックアクション29

Hs117c>:HS117のレーダー誘導型で、空軍第700教導大隊で試験中に終戦となった。参考:第2次大戦ドイツ戦闘兵器カタログVol.4

<HS−120>:自衛隊の無停電電源装置等用蓄電池。新神戸電機製。参考:月刊軍事研究4,08

Hs123シリーズ>:ドイツ空軍単発単座複葉急降下爆撃機。ドイツ空軍が着目していた急降下爆撃の可能な機体として開発され、原型初号機は1935年に完成した。8月までに3機がテストを受けたが、2機が急降下中の主翼破損で失われたため、4号機は主翼構造を強化してテストされ、1935年に制式化された。スペイン内戦(コンドル軍団が5機使用)が初陣で、Ju87が配備されるまで主力の座に就いた。Ju87配備後も軽爆撃機として実戦投入が続き、白作戦や黄作戦に参加、東部戦線にも姿を見せ、1944年秋まで対地攻撃に活躍した。試作機含め総生産数284機。参考:月刊PANZER8,03、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、週刊エアクラフトNo.130、グラフィックアクション29

 <Hs123V−1>:試作初号機で、BMW123A-3エンジン(650馬力)を搭載している。参考:週刊エアクラフトNo.130

 <Hs123V−5>:Hs123Aの武装強化型であるHs123Bの試作機として1938年に製作されたもの。エンジンはBMW123K960馬力)。参考:週刊エアクラフトNo.130

 <Hs123V−6>:Hs123V-5と同規格の2機目。参考:週刊エアクラフトNo.130

Hs123A−1>:生産型。全金属製の骨組みを持ち、主翼前半の外皮も金属製で、残りは羽布張りだった。主脚は固定式で、流線型のスパッツで覆われる。全長8.6m、全幅10.5m、下翼幅8.00m、全高3.20m、自重1500kg、全備重量2220kg。エンジンはBMW132Dc空冷星形9気筒ガソリン(880馬力)で、巡航速度315km、最大速度340km、実用上昇限度9000m、航続距離855km。固定武装は機首上面の7.92mmMG17機銃2丁。胴体下面に250kg爆弾1発と左右下翼下面に50kg爆弾2発ずつを装備できる。また、胴体下面には増槽も搭載できた。一部に左右下翼下面に20mm機関砲ポッド各1門を装備したり、対人馬用SD2小型爆弾(2kg92発収容コンテナを搭載したりした機体もある。乗員1名。259機が生産された。参考:月刊PANZER8,03、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、週刊エアクラフトNo.130

Hs123A−10>:先行生産型で、18機が生産された。参考:月刊PANZER8,03

Hs124シリーズ>:ドイツ軍の試作双発戦闘爆撃機で、1934年からヘンシェル社で開発され、1937年に試作機が完成したが、Bf110に負けて採用されなかった。参考:世界の傑作機No.157、月刊JWings12,13、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <Hs124V1>:試作初号機。主翼は中翼配置で、翼面積54.5平方メートル、翼面荷重1平方メートルあたり132kg。双尾翼を持つ。機首には鳥かご型銃座を配置している。全長14.5m、全幅18.2m、全備重量7.2トン。エンジンはユンカースJumo210C液冷(640馬力)双発で、最大速度410km430km?)。兵装は機首動力砲塔の20mmMGFF機関砲1門、後部旋回銃座の7.92mmMG15機銃1丁。参考:世界の傑作機No.157

 <Hs124V2>:試作2号機で、エンジンをBMW社製BMW132Dc空冷(870馬力)双発に換装している。機首は爆撃手の視界確保のため、大型ガラス張りとされた。参考:世界の傑作機No.157

Hs126シリーズ>:ドイツ軍の陸軍直協偵察機で、1936年にヘンシェル社が開発した。Hs122の改良型で、試作機は1936年秋に初飛行している。1938年から各型合わせて600機以上が生産され、スペイン内戦には6機が参加、1942年からFw189と交替して退役した。スペイン空軍に6機、ギリシャ空軍に16機が輸出されている。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、週刊エアクラフトNo.130、グラフィックアクション29

 <Hs126A−0>:先行量産型で、10機が生産された。参考:週刊エアクラフトNo.130

 <Hs126A−1>:1938年から配備された、最初の量産型。パラソル翼にスパッツ付き固定脚を持つ。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <Hs126B−1>:エンジン強化型で、1939年夏から生産された。全長10.85m、全幅14.5m、全高3.75m、自重2030kg、全備重量3270kg。エンジンはBMW社製ブラモ323A-1850馬力)単発で、最大速度355km、実用上昇限度820m、航続距離580km。武装は7.9mm機銃MG17が1丁、7.9mm機銃MG15が1丁。コクピット後方下面に50kg爆弾1発または10kg爆弾10発(5発?)を搭載できる。無線機はFuG17。乗員2名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、週刊エアクラフトNo.130

Hs128>:ヘンシェル社とドイツ航空研究所が1938年に開発した高々度飛行研究機。固定脚の双発機で、与圧キャビン、スーパーチャージャー付きエンジン、高アスペクト比の主翼を持つ。1939年に2機が完成し、テストに使用された。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

Hs129シリーズ>:ドイツ空軍の重装甲対地支援機で、通称空飛ぶ缶切り。1937年に要求が出され、ヘンシェル社の案が採用された。19449月までに各型計859機(879機?)が生産された。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、週刊エアクラフトNo.130、月刊JWings11,17

 <Hs129V1>:原型機で、1939年初めに完成し、同年に初飛行した。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、グラフィックアクション29

 <Hs129A−0>:先行量産型。エンジンはアルグスAs410A-1465馬力)双発で、コクピットには6-12mm厚の装甲板と75mm厚の防弾ガラスが張られており、装甲重量は1トンを超える。主輪は770×270mm、尾輪は380×150mm。風防がパイロット直前に位置していて照準器をコクピット外に置かねばならず、中央の仕切りが邪魔で視界が悪かった。8機が生産されたが、テストの結果、エンジンの出力不足や視界不良などを指摘され、B-0が開発されることとなった。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、週刊エアクラフトNo.130、月刊航空ファン4,106,10、月刊JWings11,17

 <Hs129B−0>:エンジンを第2次大戦黄作戦で占領したフランスから入手したノームローン14M4/5700馬力)に換装し、コクピットのガラス部分を拡大して視界を改善したタイプ。風防中央の仕切りも廃止された。風防ガラスは厚さ56mmの外側防弾ガラスと厚さ6mmの内側防弾ガラスを10mm間隔で設置してあり、隙間に暖気を入れて曇り止めにしていた。コクピットはバスタブ型装甲に囲まれており、前後面は厚さ8-12mm、側面・上面・底面は厚さ6mmの装甲板で出来ている。緊急時にはレバー操作でキャノピーを投棄することが可能だが、キャノピーが重いのか風圧を受けにくい形状だったのか、強力なコイルスプリングの力を借りる仕組みになっていた。コクピットは狭いので、楽に乗り込めるよう、座席の上半分が後ろに折れるような構造を取っている。また、メーターが収まりきらなかったので、オイルや燃料のメーターはエンジンナセル内側に設置された。エンジンナセル周囲、主翼下面、潤滑油冷却器カバー下面も5mm厚の装甲板で固めている。主脚・尾脚緩衝装置は環状スプリング式で、主輪は840×300mmに変更された。10機が生産され、194112月から納入された。19426月に独ソ戦に投入されたが、エンジンが埃や砂に弱く、1943年頃から本格的に稼働した。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、週刊エアクラフトNo.130、月刊航空ファン4,106,10、月刊JWings11,17

 <Hs129B−1>:量産型。固定武装は20mm機関砲MG151/20が2門、7.9mm機銃MG17が2丁。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <Hs129B−1/R1>:B-1に対人爆弾96発もしくは50kg爆弾2発を追加装備できるタイプ。参考:週刊エアクラフトNo.130

 <Hs129B−1/R2>:B-1の胴体下面に30mm機関砲MK101を追加したもの。全長9.75m、全幅14.20m、全高3.25m、自重3810kg、最大離陸重量5100kg。エンジンはノームローン14M4/5星型14気筒レシプロ(700馬力)双発で、最大速度407km、実用上昇限度9000m、航続距離560km。兵装は20mm機関砲MG151/20が2門、7.92mm機銃MG17が2丁、30mm機関砲MK101が1門。参考:週刊エアクラフトNo.130、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <Hs129B−1/R3>:B-1MG17機銃4丁を追加装備したもの。参考:週刊エアクラフトNo.130

 <Hs129B−1/R4>:B-1/R1の改修型で、250kg爆弾1発を搭載できるようにしたもの。参考:週刊エアクラフトNo.130

 <Hs129B−1/R5>:B-1Rb50/30カメラを搭載した偵察型。参考:週刊エアクラフトNo.130

 <Hs129B−2>:対戦車専用型。各型計414機が生産された。参考:月刊JWings11,17

 <Hs129B−2/R1>:固定武装はMG151/20機関砲2門とMG131機銃2丁。1943年前半から配備された。参考:週刊エアクラフトNo.130

 <Hs129B−2/R2>:B-2/R1の胴体下に30mm機関砲MK101MK103?)を搭載したもの。全長9.75m、全幅14.2m、全高3.25m、自重3810kg、全備重量5250kg4050kg?)。エンジンはノームローンGR14m4/5空冷星形複列14気筒ガソリン(700馬力)双発、最大速度410km320km?)、実用上昇限度7500m、航続距離560km。固定武装は7.9mm機銃MG17が2丁、20mm機関砲MG151/20が2門、胴体下面の30mm機関砲MK101が1門。ハードポイントは胴体下面と外翼下面の計3ヵ所、爆弾搭載量250kgで、50kg爆弾SC50なら4発、2kg爆弾SD-2なら96発搭載できる。乗員1名。参考:月刊JWings11,17、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、週刊エアクラフトNo.130

 <Hs129B−2/R3>:B-2/R2MG131機銃を外し、30mm機関砲の代わりに37mm機関砲BK3.7を搭載したもの。参考:週刊エアクラフトNo.130

 <Hs129B−2/R4>:胴体下にPaK40を搭載したもの。参考:週刊エアクラフトNo.130

 <Hs129B−2/Wa>:30mm機関砲MK10337mm機関砲BK3.77.5cmPak40を搭載可能な対戦車型。MK103は胴体下にガンパックとして搭載されており、装弾数は80発である。使用弾は対戦車用徹甲弾、徹甲榴弾、炸裂榴弾で、前1者と後2者では射程が300m近く違うが、同じベルトリンクに混載されていたようである。参考:月刊航空ファン8,10、第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <Hs129B−3>:B-2/R4PaK40を電気空気圧作動式の75mmBK7.512発)に換装したもの。25機が生産された。参考:週刊エアクラフトNo.130、月刊JWings11,17

 <Hs129B−3/Wa>:7.5cmPak40Lを搭載可能なもの。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

Hs130シリーズ>:ドイツ空軍偵察機。Hs128を偵察機に改造したものである。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <Hs130V1>:試作初号機で、1940年に完成した。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <Hs130A−0>:先行量産型。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <Hs130A−0/U−6>:エンジンを2281Aスーパーチャージャー+GM-1パワーブースト付きDB605BN1475馬力)に換えたタイプで、HZアンラーゲを搭載しており、高度15000m以上に上昇できた。全長14.9m、全幅29m、全備重量11.18トン。最大速度470km、実用上昇限度15000m、航続距離2230km。武装は無い。乗員2名。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <Hs130B>:爆撃機型だが、開発はキャンセルされた。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <Hs130C>:爆撃機型で、コクピットをガラス張りにし、自衛用に遠隔操作銃塔を取り付けてある。試作3機のみ製作された。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

 <Hs130E>:胴体内にスーパーチャージャーブロア駆動用DB605Tエンジンを搭載したタイプ。1942年に2機が完成したが、トラブルが頻発し、開発中止になった。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編

Hs132>:ドイツ空軍のジェット急降下爆撃機で、He162と同様にジェットエンジンを背負い式に搭載してある。引き起こし時のGに耐えるため、パイロットは機首に腹這いに乗る。胴体は全金属製モノコック構造だが、主翼は全木製だった。1945年春に完成したが、初飛行直前に工場がソ連に占領され、接収された。全長8.9m、全幅7.2m、全備重量3400kg。エンジンはBMW003A-1(推力790kg)単発で、最大速度780km、実用上昇限度10500m、航続距離780km500kg爆弾1発を搭載可能。乗員1名。Jumo004B-2(推力900kg)を搭載したHs132B、ハインケル・ヒルト011A-1エンジン(推力1300kg)を搭載したHs132Cも計画された。参考:第2次世界大戦軍用機ハンドブック・ドイツ編、週刊エアクラフトNo.130

<HS−200E>:自衛隊の無停電電源装置等用蓄電池または据置鉛蓄電池。古河電池製。参考:月刊軍事研究4,0812,15

<HS−250>:自衛隊の無停電電源装置用蓄電池。ジーエス・ユアサテクノロジー製。参考:月刊軍事研究9,11

Hs293シリーズ>:ドイツ国防軍空対艦ミサイル。1943年にヘンシェル社で開発され、試作型を含め6800発が生産された。Do217E-3/5Do217K-3Do217M-11に搭載され、投下された後にロケットエンジンに点火する。母機には誘導担当者が搭乗しており、ミサイル尾部のフレアを見ながら電波で遠隔操作する。発射後もミサイルを追っていかねばならず、敵制空権下では使用が困難だった。翼下に吊したミサイルに銃砲弾が命中すると、母機ごと吹き飛んでしまうという欠点もあった。連合軍は艦隊上空に迎撃戦闘機を配備、艦を急旋回させHs293に無理な追従を強いて失速させるという対抗策を編み出し、最終的には妨害電波発信装置を開発して対抗した。また、誘導電波送信機に使用されている同軸ケーブル内部の銅線に半分ほど切れ込みを入れて元通りに直し、地上での試験では機能するが空中ではエンジンの振動により誘導信号が不安定になるという高度なサボタージュが頻発、第100爆撃航空団のDo217と第40爆撃航空団のHe177の半分にこの工作が行われていることが判明した。参考:月刊JWings5,04、月刊丸4,07、丸エキストラ版No.71、月刊航空ファン11,11、世界の傑作機No.145

 <Hs293A−0>:最初の量産型。弾体に大型の安定翼(エルロン付き)と尾部十字翼を持ち、尾部下方に誘導視認用発光装置が付いていて、弾体下部に推進用のワルターHKW-109-507液体燃料ロケットエンジン(推力590kg)を懸架している。弾頭は500kg通常爆弾SG-500SC500?)で、その後ろに誘導装置がある。母機は目標の前方もしくは後方から高度2000mで接近し、30度のオフボアサイトをとって距離15000mで投下する。するとHs293はロケットエンジンに点火、10-12秒間燃焼して時速600kmまで加速し、その後は滑空降下飛行に入る。母機は目標との距離を7000mまで縮め、誘導員がミサイル尾部の誘導視認用発光装置と目標が重なるようにジョイスティックで操作すると、母機のFuG203ケール送信機で無線操縦信号が48-49.7MHzの間の100KHzごとの18チャンネルのうち任意の周波数を使用して送られ、ミサイルがFuG230シュトラスブルク受信機で受信して針路を変更、目標に向かい、投下から110秒後に命中する。全長3.8m、全幅3.1m、重量975kg、炸薬重量295kg。目標突入時の速度は時速約720km、最大投下高度8000m、有効射程20km。緩降下で滑空するので射程は長いが、弾頭が通常爆弾なので装甲貫徹力に欠け、主に商船への使用を考えていたらしい。1900発が生産されたとされる。1943825日にビスケー湾で哨戒中のイギリス海軍スループY56ランガードに初使用されたが、この時は攻撃失敗(Y56ランガードとL43ビデフォードに命中?)。827日に再出撃して、カナダ海軍駆逐艦アサバスカン、イギリス海軍スループのイーグレットに命中させ、後者は対艦ミサイルで撃沈された最初の艦となった。参考:世界の傑作機No.145、月刊丸1,98、歴史群像6,14

 <Hs293B>:有線誘導式に換えたもの。参考:月刊丸1,98

 <Hs293C>:弾頭先端を鋭角にして貫徹力を高めたもの。参考:月刊丸1,98

 <Hs293D>:TV誘導式に換えたもので、B型の機首にTVカメラを追加している。参考:月刊丸1,98、丸エキストラ版No.71

 <Hs293H>:空対空ミサイル型。参考:丸エキストラ版No.71

Hs294>:ドイツ軍の空対地ミサイルで、Hs293を大型化したものである。全長6.1m、翼スパン4m、重量2170kg、炸薬重量656kg。推進はHWK109-507ロケット。19431月からテストされたが、本格量産前に終戦となった。参考:丸エキストラ版No.71

Hs−295>:ドイツ軍の空対地ミサイル。重量2.1トン。射程14km。参考:丸エキストラ版No.71

Hs298V2>:ドイツ軍の空対空ミサイル。無線誘導式で、最大射程200m。実用化前に終戦。参考:月刊丸1,98

<HS−300>:自衛隊の無停電電源装置等用蓄電池または据置鉛蓄電池。新神戸電機または古河電池製。参考:月刊軍事研究6,0712,15

<HS−400>:自衛隊の据置鉛蓄電池。新神戸電機製。参考:月刊軍事研究5,14

HS404>:RT20対物狙撃ライフル用の20mm×110弾。

<HS−600>:自衛隊の無停電電源装置等用蓄電池。新神戸電機製。参考:月刊軍事研究4,08

<HS−600E>:自衛隊の無停電電源装置等用蓄電池または据置鉛蓄電池。古河電池またはジーエス・ユアサテクノロジー製。参考:月刊軍事研究3,0812,15

HS748シリーズ>:ホーカーシドレー社が1960年代に開発した双発ターボプロップ輸送機で、その時はアブロ社だったのでアブロ748という名称だった。イギリス空軍が改造型をアンドーバーC.Mk1として採用した。後にBAe748に改称された。参考:月刊軍事研究9,11、ミリタリー・バランス1989-1990

 <ミリタリー748>:Military 748。主翼は低翼配置で、胴体前後の側面に大きな貨物ドアを持つ。全長20m、全幅30m、最大離陸重量23.133トン、最大ペイロード7.959トン。エクアドル、ネパール、ブラジル、ベルギーで採用された。参考:ザ・マーチ5号

<HS748海外シリーズ>

 <HS748(インド空軍)>:インド空軍輸送機。HALでライセンス生産し、72機を配備した。参考:月刊軍事研究9,11

 <アブロ748−222シリーズ2(スリランカ空軍)>:スリランカ空軍輸送機。1979年に民間機の中古を5機導入した。スリランカ内戦激化で1987年に爆弾搭載テストを行っている。1992年にY-8が撃墜されたため、以降は爆弾を積まなくなった。1995428日にジャフナで1機が撃墜され、事故と誤認して429日に調査に向かった1機も9M32ストレラ2携SAMで撃墜されている。参考:月刊航空ファン9,17

<HS820>:KAD-B12/13(機関砲)を参照。

HSA−3>:自衛隊の乗員支援装置。P-1に搭載されている。富士通製。参考:月刊軍事研究10,12

HSA−4>:自衛隊のレーザー捜索システム機上コンソール。富士通製。参考:月刊軍事研究3,14

HSA−5>:自衛隊のえい航式ソーナー捜索システム機上コンソール。日立製作所製。参考:月刊軍事研究12,13

HSA−105B>:自衛隊の磁探信号処理装置。SH-60Kに搭載されている。島津製作所製。参考:月刊軍事研究9,08

HSA−105C>:自衛隊の磁探信号処理装置。SH-60Kに搭載されている。島津製作所製。参考:月刊軍事研究2,18

HSA−107>:自衛隊のソノブイ管制装置送信機。P-1に搭載されている。日本電気製。参考:月刊軍事研究2,10

HSAD>:高速対レーダーミサイル技術実証計画の略。アメリカ海軍が2002年から開発している敵防空網無力化システムで、ラムジェット推進の高速対レーダーミサイル(AARGM/AGM-88E)を使用して防空システムを破壊する。ATK社と空軍研究機関も加わって開発を進めており、アクティブ・パッシブレーダーシーカーとアエロジェット社製MARC-290可変吸入ノズル付きロケットをAGM-88Eに取り付けて2006会計年度に実験を行う予定だったが、開発が遅れて出来なかった。QF-4G無人機に装備しての発射実験は20081月に行われたが、失敗に終わった。参考:月刊軍事研究1,09

HSC>:アメリカ海軍のヘリコプター飛行隊で、海上戦闘ヘリコプター飛行隊(Helicopter Sea Combat Squadron)の略。MH-60Sを配備し、VERTREP、捜索救難、特殊作戦を行う。参考:月刊世界の艦船12,16、月刊航空ファン8,15

Hsc>:ドイツ軍が第2次大戦時に使用した自動式拳銃。全長165mm、銃身長86mm、重量590g。口径7.65mm、装弾数8発。参考:第2次大戦ドイツ戦闘兵器カタログVol.3

HSC−2>:アメリカ海軍第2海上戦闘ヘリコプター飛行隊、ニックネームはFleet Angels20166141100頃、ヴァージニア州ニューポート・ニューズのジェームズ川で低空ホバリング訓練中のMH-60Sヘリ1機が墜落して水没した。乗員3名は無事だった。参考:月刊航空ファン8,159,16

<HSC−2>:自衛隊の符号変更器。MCH-101に搭載されている。日本電気製。参考:月刊軍事研究6,15

HSC−3>:アメリカ海軍第3海上戦闘ヘリコプター飛行隊、ニックネームはMerlins。参考:月刊航空ファン8,15

HSC−4>:アメリカ海軍第4海上戦闘ヘリコプター飛行隊、別名ブラック・ナイツ(Black Knights)。20174211834頃、フィリピン沖のセレベス海でCVN-70カール・ヴィンソンへの着艦進入中に海に落ちたVFA-137所属F/A-18E戦闘機のパイロットをMH-60Sで救出した。参考:月刊JWings8,14、月刊航空ファン8,157,17

HSC−5>:アメリカ海軍第5海上戦闘ヘリコプター飛行隊、別名ナイト・ディッパーズ(Night Dippers)。参考:月刊JWings8,14

HSC−6>:アメリカ海軍第6海上戦闘ヘリコプター飛行隊、別名スクリーミン・インディアンズ(Screamin Indians)/Indians。参考:月刊JWings8,138,14、月刊航空ファン8,15

HSC−7>:アメリカ海軍第7海上戦闘ヘリコプター飛行隊、別名ダスティ・ドッグス(Dusty Dogs)。20178月下旬、ハリケーン・ハービーの災害派遣に参加。参考:月刊JWings8,14、月刊航空ファン8,1511,17

HSC−8>:アメリカ海軍第8海上戦闘ヘリコプター飛行隊、別名エイトボーラーズ(Eightballers)。参考:月刊JWings8,14、月刊航空ファン8,15

HSC−9>:アメリカ海軍第9海上戦闘ヘリコプター飛行隊、別名トライデンツ(Tridents)。参考:月刊JWings8,14、月刊航空ファン1,15

HSC−12>:アメリカ海軍第12海上戦闘ヘリコプター飛行隊、別名ゴールデン・ファルコンズ(Golden Falcons)。HS-2から改編されてノースアイランド海軍航空基地で創設され、CVW-2に配備された。MH-60Sを装備する。20132月、CVW-5に編入されて厚木基地に展開した。6月、海自第73航空隊とシスター・スコードロンを締結した。1114日からダマヤン作戦でMH-60Sによる救援活動を開始。参考:月刊航空ファン3,13、月刊JWings2,148,14、朝雲

HSC−12Det.1>:アメリカ海軍第12海上戦闘ヘリコプター飛行隊第1分遣隊、ニックネームはBlack BeardMH-60Sヘリ2機をLCC-19ブルーリッジに派遣し、第7艦隊司令官の移動などを行う。参考:月刊航空ファン2,18

HSC−15>:アメリカ海軍第15海上戦闘ヘリコプター飛行隊、別名レッド・ライオンズ(Red Lions)。参考:月刊JWings8,14

<HSC−17B>:海上自衛隊の符号変更機。SH-60Kに搭載されている。光電製作所製。参考:月刊軍事研究3,075,13

<HSC−18>:海上自衛隊の音声処理装置。日立国際電気製。参考:月刊軍事研究3,07

<HSC−18C>:自衛隊の音声処理装置。US-2に搭載されている。日立国際電気製。参考:月刊軍事研究2,'162,11

<HSC−19>:海上自衛隊の音声処理装置。US-2に搭載されている。日立国際電気製。参考:月刊軍事研究12,06

<HSC−19−2>:自衛隊の音声処理装置。MCH-101に搭載されている。日立国際電気製。参考:月刊軍事研究1,10

<HSC−19−3>:自衛隊の音声処理装置。日立国際電気製。参考:月刊軍事研究1,14

<HSC−19B>:自衛隊の音声処理装置で、SH-60Kに搭載されている。日立国際電気製。参考:月刊軍事研究1,0811,09

<HSC−20>:海上自衛隊の符号変更機。SH-60KUS-2P-1MCH-101P-3COP-3CEP-3に搭載されている。日本電気製。参考:月刊軍事研究12,069,089,093,15

<HSC−20B>:自衛隊の符号変更機。P-1US-2に搭載されている。日本電気製。参考:月刊軍事研究1,145,16

HSC−21>:アメリカ海軍第21海上戦闘ヘリコプター飛行隊、ニックネームはBlackjacks20178月下旬、ハリケーン・ハービーの災害派遣に参加。参考:月刊航空ファン8,1511,17

HSC−22>:アメリカ海軍第22海上戦闘ヘリコプター飛行隊、ニックネームはSea Knights。参考:月刊航空ファン8,15

<HSC−22>:自衛隊の音声処理装置。P-1US-2に搭載されている。日立国際電気製。参考:月刊軍事研究2,102,16

HSC−23>:アメリカ海軍第23海上戦闘ヘリコプター飛行隊、ニックネームはWild Cards20178月下旬、ハリケーン・ハービーの災害派遣に参加。参考:月刊航空ファン8,1511,17

<HSC−23>:自衛隊の音声処理装置。P-1に搭載されている。日立国際電気製。参考:月刊軍事研究2,10

<HSC−23B>:自衛隊の音声処理装置。日立国際電気製。参考:月刊軍事研究4,10

<HSC−23C>:自衛隊の音声処理装置。P-1OP-3CEP-3US-2に搭載されている。日立国際電気製。参考:月刊軍事研究1,142,15

<HSC−23D>:自衛隊の音声処理装置。P-1に搭載されている。日立国際電気製。参考:月刊軍事研究6,15

<HSC−23G>:自衛隊の音声処理装置。日立国際電気製。参考:月刊軍事研究11,18

<HSC−24>:海上自衛隊の符号変更器。P-3COP-3CEP-3P-1US-2に搭載されている。光電製作所製。参考:月刊軍事研究1,103,15

HSC−25>:アメリカ海軍第25海上戦闘ヘリコプター飛行隊、ニックネームはIsland Knights。アンダーセン空軍基地に置かれており、分遣隊を各地に派遣している。2016718-30日、MH-60Sヘリ1機が陸奥湾で平成28年度機雷戦訓練・掃海特別訓練に参加。Det.6MH-60Sヘリ3機が104-11日、PHIBLEX2016に参加。参考:月刊航空ファン8,1510,161,17、月刊軍事研究12,16

<HSC−25>:自衛隊の符号変更器。MCH-101に搭載されている。光電製作所製。参考:月刊軍事研究6,15

HSC−26>:アメリカ海軍第26海上戦闘ヘリコプター飛行隊、ニックネームはChargers。参考:月刊航空ファン8,15

 <HSC−26Det.1>:第1分遣隊、ニックネームはDesert Hawks。参考:月刊航空ファン8,15

HSC−28>:アメリカ海軍第28海上戦闘ヘリコプター飛行隊、ニックネームはDragon Whales20178月下旬から9月上旬、ハリケーン・ハービーの災害派遣に参加。参考:月刊航空ファン8,1511,17、月刊JWings11,17

HSC−84>:アメリカ海軍第84海上戦闘ヘリコプター飛行隊、ニックネームはRed Wolves2016会計年度に解散予定。参考:月刊航空ファン8,15

HSC−85>:アメリカ海軍第85海上戦闘ヘリコプター飛行隊、ニックネームはHigh Rollers2017623日から725日、タリスマン・セイバー2017に参加。2018109日、嘉手納基地のエプロンをタキシング中のHH-60Hヘリ2機がメインローターを接触させる事故を起こした。参考:月刊航空ファン8,1510,171,19

<HSCLS>:ハープーン・システム(艦載用)を参照。

HSD−70>:航空自衛隊のバキューム・スイーパ。全長10.6m、全幅2.5m、全高3.5m、総自重10.9トン。エンジンは日産ディーゼル製UD3120馬力)で、最大清掃速度35km、最大速度60km。作業用エンジンは日産ディーゼル製UD6190馬力)で、清掃幅2.2m以上、最大清掃能力毎時7万平米。乗員1名。日立製作所製。参考:自衛隊装備カタログ1981

<HSF−1>:BLU-95/B(燃料気化爆弾)を参照。

<HSF−2>:BLU-96/B(燃料気化爆弾)を参照。

HSI>:Horizontal Situation Inticator(水平状況表示装置)の略。いわゆる方位計で、航空機の機首方位と水平面上の位置を表示する。これを見るだけで航法関連情報をほぼ全て得られるよう、所要コース、機首磁方位/真方位、航跡、NDBの方位、INSコース/VORコース/グライドスロープなどからのずれ、DMETACAN/ウェイポイントまでの距離、着陸進入に関する情報なども表示できるようになっている。参考:航空用語事典増補改訂版、図解現代の航空戦

HSI−32級>:モザンビーク海軍沿岸用高速哨戒艇。フランスのCMNグループが建造した。排水量132トン。最大速力43ノット。2016年に3隻が竣工し、更に3隻を追加発注している。参考:月刊世界の艦船10,17

HSL>:軽対潜ヘリコプター飛行隊(Helicopter Anti-Submarine Squadron Light)の略。SH-60BMH-60Rに機種更新されるのに伴い、HSMに改編される。参考:月刊航空ファン5,13

HSL>:アメリカ海軍対潜ヘリ。19501月の開発計画に応じてベル社が開発したタンデムローターヘリで、19506月に採用され、160-300機を量産する予定となった。ローターはスタビライジング・バー付きの2翅シーソーローターで、折り畳みが可能。エンジンは後部胴体に収容されており、胴体最後部上面のトランスミッション・パイロンに搭載されているトランスミッションを介して後部ローターを、胴体上面のドライブシャフト及び前部トランスミッション・パイロンに搭載されているトランスミッションを介して前部ローターを回転させる。前部パイロンはコクピット前部上面から出ているので、その方向の視界が塞がれてしまっている。エンジン後方に強制冷却ファンが付いていて、冷却空気は胴体下面の多数の孔から下に吹き出す。自動操縦装置を備えており、全天候下でディッピング・ソナーを使用しつつホバリングできる。ローター直径15.70m、最大離陸重量8.21トン。エンジンはプラット&ホイットニー社製R-2800-50ダブルワスプ空冷星形18気筒。兵装はMk24またはMk43短魚雷2発(胴体側面中央に1発ずつ)。乗員4名(操縦士、副操縦士、ソナー操作員、予備ソナー操作員)。地上試験でトラブルの解決に難渋し、予定より1年遅れの195333日に初飛行した。しかし大直径ローターを高速回転させすぎて騒音が酷くなり、自重もオーバー、操縦安定性不足で垂直安定板を新設することになった。コクピットには前部トランスミッションの騒音と、胴体内を反響して増幅されたエンジンの騒音が流れ込んで120デシベルの大音響が響き渡り、胴体側面に鋼板を張り付けて音が反響しないようにし、ソナー操作員席周りの防音を強化した。振動も酷く、真空管が揺れで破壊されてしまい、電子機器が使い物にならなかった。一応量産機も生産に入ったものの、予備として開発されていたHSS-1の方が性能が良かったため、33機が生産されたところで打ち切りになり、1959年までにスクラップにされた。参考:月刊JWings12,10

HSL−51>:アメリカ海軍第51軽対潜ヘリコプター飛行隊、ニックネームはウォーローズ(Warlords)。1991年に新編された。2005年、Det.3CVW-5の隷下に入り、厚木基地に前方展開した。使用機はSH-60Bである。2012年、Det.3CVW-5の隷下を外れた。201321日、HSM-51に改編された。参考:月刊航空ファン5,13、参考:月刊JWings11,17

HSL−60>:アメリカ海軍第60軽対潜ヘリコプター飛行隊、ニックネームはジャガーズ(Jaguars。ジャクソンビルの全米フットボールチーム、ジャクソンビル・ジャガーズから)。2001424日に新編された。20157月、HSM-60に改編された。参考:月刊航空ファン8,'1510,15

<HSLLADS>:高速低空空中投下装置の略。

<HSM>:人道支援任務章(アメリカ陸軍)を参照。

HSM>:海洋戦闘ヘリコプター飛行隊(Helicopter Maritime Strike Squadron)の略。アメリカ海軍のヘリコプター飛行隊で、MH-60R配備に伴いHSLから改編された。対潜作戦、輸送支援、捜索救難を主任務とする。定数は11機で、うち5機を空母に搭載し、残りは水上艦に分遣隊として派遣する。厚木配備のHSMは、空母用(CVW-5隷下)と水上艦用のHSMが別個に編成されていて、どちらも8-9機を配備している。参考:月刊航空ファン3,13、月刊世界の艦船12,16、月刊軍事研究2,18

<HSM−7B−1>:自衛隊のSH-60K搭載電子機器試験装置。日立国際電機製。参考:月刊軍事研究4,10

HSM−35>:アメリカ海軍第35海洋戦闘ヘリコプター飛行隊、ニックネームはMagicians。参考:航空ファン8,15

HSM−37>:アメリカ海軍第37海洋戦闘ヘリコプター飛行隊、ニックネームはEasy Riders。参考:航空ファン8,15

HSM−40>:アメリカ海軍第40海洋戦闘ヘリコプター飛行隊、ニックネームはAirwolves。参考:航空ファン8,15

HSM−41>:アメリカ海軍第41海洋戦闘ヘリコプター飛行隊、別名Seahawks。参考:月刊航空ファン3,13

HSM−42>:アメリカ海軍第42海洋戦闘ヘリコプター飛行隊、ニックネームはProud Warriors。参考:航空ファン8,15

HSM−46>:アメリカ海軍第46海洋戦闘ヘリコプター飛行隊、ニックネームはGrandmasters。参考:航空ファン8,15

HSM−48>:アメリカ海軍第48海洋戦闘ヘリコプター飛行隊、ニックネームはVipers。参考:航空ファン8,15

HSM−49>:アメリカ海軍第49海洋戦闘ヘリコプター飛行隊、ニックネームはScorpions。参考:航空ファン8,15

HSM−51>:アメリカ海軍第51海洋戦闘ヘリコプター飛行隊、ニックネームはウォーローズ(Warlords)。201321日、HSL-51から改編されて創設された。37日、厚木基地で改編式を実施。2015830日、神奈川県総合防災センターでビッグレスキューかながわに参加。201793日、MH-60Rで東京都・調布市合同防災訓練に参加。2018812日、Det.4MH-60Rヘリ1機で丘珠空港航空ページェントに参加。826日、平成30年度神奈川県・海老名市合同総合防災訓練ビッグレスキューかながわにMH-60Rヘリで参加。参考:月刊航空ファン5,13、月刊JWings11,1511,1711,18

HSM−60>:アメリカ海軍第60海洋戦闘ヘリコプター飛行隊、ニックネームはJaguars20157月、HSL-60から改編されて創設された。参考:月刊航空ファン8,'15

HSM−70>:アメリカ海軍第70海洋戦闘ヘリコプター飛行隊、別名スパルタンズ(Spartans)。参考:月刊JWings8,14、月刊航空ファン1,15

HSM−71>:アメリカ海軍第71海洋戦闘ヘリコプター飛行隊、別名ラプタース(Raptors)。参考:月刊JWings8,14、月刊航空ファン8,15

HSM−72>:アメリカ海軍第72海洋戦闘ヘリコプター飛行隊、別名プラウド・ウォリアーズ(Proud Warriors)。参考:月刊JWings8,148,15

HSM−73>:アメリカ海軍第73海洋戦闘ヘリコプター飛行隊、別名バトル・キャッツ(Battle Cats)。参考:月刊JWings8,14、月刊航空ファン8,15

HSM−74>:アメリカ海軍第74海洋戦闘ヘリコプター飛行隊、別名スワンプ・フォクシズ(Swamp Foxes)。参考:月刊JWings8,14、月刊航空ファン8,15

HSM−75>:アメリカ海軍第75海洋戦闘ヘリコプター飛行隊、別名ウルフ・パック(Wolf Pack)。参考:月刊JWings8,138,14

HSM−77>:アメリカ海軍第77海洋戦闘ヘリコプター飛行隊、別名セイバーホークス(Sabrehawks)。HSL-46から改編されてカリフォルニア州ノースアイランド海軍航空基地で創設され、CVW-2に配備された。2013年、CVW-5に配備された。使用機はMH-60Rである。20131114日からダマヤン作戦でMH-60Rによる救援活動を開始。2013年末、海自第21航空隊とシスター・スコードロンを締結した。201810190900頃、CVN-76ロナルド・レーガンに搭載されてフィリピン海で行動中、発艦後に異常を感じたMH-60Rが緊急着艦を試みたが失敗し、飛行甲板に墜落して12名が負傷した。参考:月刊航空ファン3,131,19、月刊JWings2,148,1411,17、朝雲

HSM−78>:アメリカ海軍第78海洋戦闘ヘリコプター飛行隊、別名ブルー・ホークス(Blue Hawks)。20174270657頃、グアム島東24海里の太平洋上で通常訓練のためDDG-105デューイから発艦したMH-60Rが海に落ちた。乗員3名は救出されている。参考:月刊JWings8,14、月刊航空ファン8,157,17

HS−Micro>:ウルトラ社が開発した音響兵器。重量9.1kgと小型で電池も内蔵されているため、ヘリや小型ボートに加えて兵員単独でも運用できる。使用電力150W、音響出力138デシベル、有効距離500m。参考:月刊軍事研究12,09

<HSN−3>:自衛隊の慣性航法装置。P-3Cに搭載されている。東芝電波プロダクツ製。参考:月刊軍事研究6,16

<HSN3−3>:海上自衛隊P-3C近代化フェーズVに搭載されている慣性航法装置。東芝製。参考:月刊軍事研究7,95

<HSN−4B>:自衛隊の慣性航法装置で、US-2に搭載されている。日本航空電子工業製。参考:月刊軍事研究6,08

<HSQ−15>:自衛隊のソノブイ。沖電気工業製。参考:月刊軍事研究8,13

<HSQ−33D>:自衛隊のDICASS用ソノブイ。日本電気製。参考:月刊軍事研究11,14

HSQ−101>:海上自衛隊の磁気探知機で、対潜哨戒機(P-2JPS-1)に搭載され、潜水艦探知に用いられる。光磁気共鳴磁力計を使用しており、0.02ガンマ以上の磁気変動を探知可能。三菱電機製。参考:自衛隊装備カタログ1981、自衛隊装備年鑑1996

HSQ−102>:海上自衛隊P-1哨戒機に搭載されている磁気探知機。三菱電機製。参考:月刊軍事研究2,10

HSS>:アメリカ軍の略号で、対潜ヘリ(HS)・シコルスキー社製(S)を示す。参考:月刊世界の艦船3,07

HSS−1シリーズ>:アメリカ海軍初の対潜ヘリコプターで、別名シーバット。Mk101核爆雷の運用が可能である。参考:月刊世界の艦船3,07、アメリカの核兵器

HSS−1>:SH-34Gともいう。AN/AQS-4ディッピング・ソナーを搭載する。魚雷を搭載して攻撃任務に就くこともできたが、専ら索敵を行い、攻撃は固定翼機に任せることが多かった。参考:月刊世界の艦船3,07

HSS−1N>:SH-34Jともいう。AN/APN-97ドップラー航法レーダーを搭載し、夜間任務も行えるようにしたタイプ。参考:月刊世界の艦船3,07

<HSS−1海外シリーズ>

 <HSS−1(海上自衛隊)>:海上自衛隊対潜ヘリコプターで、愛称は、うみつばめ。S-55を拡大したレシプロ対潜ヘリで、ソナーを搭載した捜索型と、爆雷を積んだ攻撃型でハンター・キラー・チームを組んで行動する。ローターは全関節型4翅。1958年から8機を導入し、館山航空隊、大湊航空隊、大村航空隊で使用した。全長20.05m、胴体長14.24m、ローター直径17.07m、全高4.85m、自重3.45トン、総重量5.9トン。エンジンはライトR-1820-84星型9気筒レシプロ(1525馬力)単発で、巡航速度157km、最大速度196km、実用上昇限度2743m、航続距離450km。ホバリング高度限界は地面効果内で1494m。乗員4名。他に16名を輸送できる。1972年度までに全機退役した。参考:日本の防衛戦力Part3、月刊世界の艦船1,79増刊、5,02増刊

 <HSS−1N(海上自衛隊)>:海上自衛隊対潜ヘリコプターで、愛称は、うみつばめ。HSS-1の全天候型で、ドップラーレーダー、自動操縦装置、自動ホバリング装置、電波高度計などを追加している。1961-62年に9機を導入し、館山航空隊、小松島航空隊に配備した。全長20.05m、胴体長14.24m、ローター直径17.07m、全高4.85m、最大離陸重量5.9トン。エンジンはライトR-1820-841525馬力)単発で、最大速度211km、航続距離740km。対潜爆弾の搭載が可能。乗員4名。1970年度(1975年?)までに全機退役した。参考:月刊世界の艦船1,79増刊、5,02増刊、月刊丸1,10別冊、月刊JWings5,18

HSS−2シリーズ>:海上自衛隊対潜ヘリコプターで、アメリカ海軍SH-3対潜ヘリ(S-61)が基である。愛称は、ちどり。シリーズ合わせて167機が生産され、19643月から引き渡され、20037月に全機退役した。参考:月刊JWings6,02、月刊世界の艦船1,954,12、月刊丸5,07、日本の防衛戦力Part3

 <HSS−2>:SH-3A相当で、通称ダッシュ・ツー。胴体は軽金属製モノコック構造の水陸両用フロート型で、着水時の衝撃に備えてV字底面をしており、両側にサイドフロート兼用の車輪収容部を持つ。胴体前部下端に電子機器室があり、点検ハッチが取り付けられている。その上がコクピットで、操縦士と副操縦士がサイドバイサイドで座る。操縦席周囲には大型の風防ガラスが取り付けられていて、後方右舷側に乗員用ドアがあり、ドアの内側にはステップが作り付けられていて、乗降の際は下に開く。胴体上部にエンジン2基を並列搭載しており、メイン・ギアボックスを介して5翅の全関節型メインローター(操縦席の操作で折り畳み可能)を駆動する。胴体中央のキャビンはソナー操作室になっていて、ソナー操作員席2つと補助用座席3つが用意されており、AN/SQS-10ディッピング・ソナーの運用に使用される。ソナー操作室右舷に大型ドアがあり、両舷に緊急用脱出ドアを持つ。テイルパイロン後端左舷側に5翅のテイルローター(直径3.15m)があり、動力はメイン・ギアボックスから取り出してテイルパイロン背部の動力伝達軸を介し、中間ギアボックスを経てテイル・ギアボックスに伝えられる。テイルパイロン後端右舷には水平安定板を持つ。降着装置は尾輪式で、主脚は複列の引き込み式、尾脚は固定式でステアリング可能であり、全脚柱にオレオ式緩衝装置、主脚にハニカム式衝撃吸収装置が取り付けられている。電波高度計、ドップラーレーダー、自動航法装置を装備して全天候性を獲得しており、ハンター担当機がホバリング自動安定装置により海面上空に静止してディッピング・ソナーにより潜水艦を捜索、キラー担当機が爆雷やホーミング魚雷により撃沈する。19643月から陸上型(ベアトラップに対応していない)の配備が開始された。1972年度に2機、1973年度に1機が完成した最終3機は艦載型で、脚柱を強化し、ベアトラップ用プローブを取り付けるなどの改良が施されている。全長22.15m、胴体長16.69m、ローター直径18.9m、胴体幅4.98m、全高5.13m、自重5.391トン、全備重量8.664トン。エンジンはT58-IHI-8Bターボシャフト(1250馬力)双発で、巡航速度225km、最大速度249km/144ノット、実用上昇限度3444m、航続距離537海里。ホバリング高度限界は地面効果内で1768m。魚雷4本を搭載できる。乗員4名。生産は三菱重工で、1963-73年度に55機が就役し、1986年度までに全機退役した。多々羅総合公園に展示されている。参考:丸スペシャルNo.78、月刊世界の艦船1,79増刊、5,02増刊、日本の防衛戦力Part3、月刊丸9,03

 <HSS−2A>:SH-3Dに相当する改良型で、通称ダッシュ・ツー・アルファ。三菱重工が28機をライセンス生産した。エンジンを強化し、ローターヘッドに衝突防止用レーダーを装備、ディッピング・ソナーをAN/SQS-13に換装し、姿勢保持レーダーHPS-101を搭載している。機体側面に主脚スポンソン付近から後ろに伸びる燃料配管が露出しているのがHSS-2との違い。陸上型の他、ベアトラップ対応の艦載型も作られ、DDHに搭載された。全長22.15m、胴体長16.69m、ローター直径18.9m、胴体幅4.98m、全高5.13m、自重5.7トン、全備重量9.286トン。エンジンはT58-IHI-10M1ターボシャフト(1400馬力)双発で、最大速度140ノット(135ノット?)、航続距離532マイル(537海里?)。対潜機器としてMAD、ソノブイを搭載する。武装は対潜魚雷4本、爆雷などで、ランチャーペイロードは0.38トン。乗員4名。1974年度から配備され、1990年度までに全機退役した。鹿屋基地航空史料館、舞鶴基地、霧島ヶ丘公園、喫茶飛行場(胴体前部)に展示されている。参考:丸スペシャルNo.78、月刊軍事研究12,03、月刊世界の艦船1,79増刊、5,02増刊、日本の戦力、月刊丸9,03

 <HSS−2Aビッグテイル>:HSS-2Aのテイルローターに推力不足の傾向があったため、テイルローターとテイルパイロンを延長し、水平安定板を大型化して支柱を設けたタイプ。霧島ヶ丘公園に展示されている。参考:月刊丸9,03

 <HSS−2B>:通称ダッシュ・ツー・ブラボーで、SH-3Hに相当し、こちらも陸上型とベアトラップ対応の艦載型がある。八八艦隊構想で3000トン級DD(はつゆき型)に搭載できる対潜ヘリが必要になり、原潜を探知できるようソノブイとディッピング・ソナーを両方搭載し、更にハープーンの目標捜索も行えるよう水上捜索レーダーを積んだ機体を探したが、当時の西側対潜ヘリは小型のSH-2とリンクスしか無かったため、HSS-2Aをベースに新規開発することにしたものである。予想されるヘリ甲板幅は13.6mしか無く、回転中のローターと格納庫までの距離も5mしかとれなかったため、HSS-2Aを使って館山航空基地で実験を繰り返し、1976年夏から掃海母艦MST-461はやともで洋上テストを実施、66回のフリーランディング試験を行って問題無いという結論を得た。ただDDでは整備体制が限定されるので、列線整備までに止め、それ以上の洋上整備修理はDDHで行うという運用体制を設けている。HSS-2Aのエンジンを200馬力パワーアップし、エアインテイクにアイス・デフレターを装着、尾部ローター直径を25mm増大し、テイルブームを延長して尾部水平安定板を拡大した。機体右舷の第1ソナー操作員席に球面ガラス観測窓が増設され、テイルブーム付け根にはESMアンテナが装備されている。9号機からは機首左右に黒いESM受信アンテナが装着されており、8号機までにも後に追加されている。右舷側補助フロートにAN/ASQ-81(V)2磁気探知機、左舷側にマーカーシュート(12個入り)が装着された。戦術情報処理装置(TDDSTactical Data Display System)を副操縦士座席横に装備、AQS-13AまたはHQS-12ディッピング・ソナー(1981年度調達分から)、AQA-5パッシブ・ソノブイ(12本を搭載。機体下部中央に12個のソノブイシュートを持つ)、捜索用レーダー、AN/ALR-66ESM(対艦ミサイル攻撃探知に使用する。1982年度調達分からライセンス生産版)を搭載しており、情報処理が自動化され、単機での潜水艦探知攻撃や、対艦ミサイル早期警戒任務が可能となった。ソノブイのデータはデータリンクで母艦に送って解析してもらう。これらの電子機器搭載により兵装ペイロードが減少したため、胴体後方兵装搭載用ボムシャックルが4基から2基に減らされ、燃料搭載量も減少して航続距離が短縮した。全長22.29m、胴体長16.69m、ローター直径18.9m、胴体幅4.98m、全高5.23m、自重6.5トン(6.11トン?)、最大離陸重量9.3トン。エンジンはT58-IHI-10M2ターボシャフト(1500馬力)2基で、巡航速度112ノット、最大速度252km、実用上昇限度3440m、ホバリング高度限界2300m(地面効果外)、航続距離765km67150kg対潜爆弾またはMk44対潜魚雷2本を搭載する。乗員4名(操縦士、副操縦士、ソナー操作員2名)。198012月に防衛庁長官の部隊使用承認が下り、1979-89年度に84機が就役した。20037月に退役した。導入初号機は三菱重工小牧南工場に展示されている。他に館山航空基地、横須賀教育隊、あじさい公園、石川県立航空プラザ、飛騨農道空港、八戸植物園に展示されている。参考:丸スペシャルNo.78、月刊JWings6,021,995,18、月刊軍事研究12,03、自衛隊装備年鑑1996、月刊丸5,079,03、月刊世界の艦船1,029,1511,11

<HSS−2ファミリー>

 <S−61A>:S-61海外シリーズを参照。

 <S−61A−1>:S-61海外シリーズを参照。

HSSP計画>:Hyper Soar Skip Plane(極超音速・大気滑空跳躍航空機)の略。20028月にアメリカ国防高等研究計画局(DARPA)とローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)が開発構想を発表したものである。再使用可能なロケットブースターで垂直に打ち上げられ、スクラムジェットエンジンを作動、高度3-6kmをスキップ・バウンドしながら最大速度マッハ15で飛行する。機体外板はインコネル合金板で製作され、融除断熱材で全面コーティングされ、機首と機体下面には強化カーボンの耐熱タイルを貼って大気との摩擦熱に耐える。まず大陸間偵察・攻撃機として運用された後、空港滑走路から離陸できる上下2段式親子飛行機として旅客機にもなる予定。参考:月刊軍事研究7,04

HSSW>:ロッキード・マーチン社が開発中の極超音速兵器で、High Speed Strike Weapon(高速打撃兵器)の略。戦闘機や爆撃機に搭載され、マッハ6で目標に向かう。参考:月刊軍事研究11,14

HST−1>:アメリカ海軍高速輸送艦グアム(Guam)。参考:月刊軍事研究2,16

HST−2>:アメリカ海軍高速輸送艦プエルト・リコ(Puerto Rico)。参考:月刊軍事研究2,16

HSTV−L>:アメリカ陸軍が1977年から研究した実験戦闘車両。T-92試作戦車の車体を流用し、75mm高初速砲と自動装填装置とレーザー測距器を搭載した背の低い砲塔を載せている。車体後部に650馬力のガスタービンエンジンを収容する。乗員3名。テストでは好成績を収め、TTBFCCVPの開発に繋がった。参考:ザ・マーチ23

HSV−2>:アメリカ海軍機雷戦指揮艦スウィフト(Swift)。オーストラリアのインキャット社がアメリカ海軍の仕様に基づいて建造した98m061型ウェーブピアシングカタマランで、実験任務を行った後、MCS-12インチョンの一時的な代替となり、輸送任務も実施している。船体はアルミニウム製だが、剛性が低いようで、荒天では船体が捩れるらしい。また、波が船体中央下部の突出部を叩くので浮力が変化して揺れまくるという。ウォータージェットの推力偏向により、曳船無しでも離接岸が容易である。後部上甲板にAH-1コブラ、CH-46シーナイト、MH-60Sナイトホークなどの発着艦が可能なヘリ甲板を持ち、格納庫にはMH-60S2機を収容可能。艦尾には70トンの車両を収容でき、右舷にカーゴランプも付いている。全長97.2m、吃水3.4m、排水量1800トン、ペイロード700トン(500トン?)。主機はディーゼル4基、出力38620馬力、推進はウォータージェットで、最大速力42ノット(48ノット?)、満載状態で38ノット、航続距離は35ノットで1100海里。乗員20名(海軍)+17人(民間人)。最大兵員搭載数325名。20038月に5年間の借り上げ契約で就役した。2004年、インドネシア・スマトラ島大津波災害に派遣された。2005年、ハリケーン・カトリーナに対する災害派遣に参加。200811月、借り上げ期間が延長された。参考:月刊世界の艦船1,107,11、月刊軍事研究2,042,13

<HSV−4676>:ウェストパック・エクスプレス(高速輸送艦)を参照。

HSV−M>:オーストラリアのオースタル社が提案している多目的高速艦。半SWATH型の高速双胴船で、全長102m、全幅27m、吃水4m、排水量850トン。推進はウォータージェット4基、シーステート3・貨物450トン積載で最大速力38ノット以上。MH-60Sやタンデムローター機を運用可能なヘリ甲板や、主力戦車の乗降・収容が可能な貨物室を持つ。参考:月刊軍事研究2,04

HSV−X1>:アメリカ海軍高速輸送艦ジョイント・ベンチャー(Joint Venture)。元はオーストラリアのインキャット社製96m050型双胴船トップキャット(デビルキャット?)で、1998年に11月竣工し、2000万ドルで2年間リースした。これに6週間かけてヘリコプター甲板追加、車両乗降用後部ランプ装備、固形膨張用ボート架台搭載などの改修を施してある。船体は軽量アルミ合金製ウエーブ・ピアシング・カタマラン。全長99m、幅26.6m、貨物搭載量741トン、満載排水量1740トン。主機はディーゼル4基、出力38620馬力、4軸推進、最大速力45ノット、航続距離は40ノットで4800km。兵員325名の収容施設を持つ。貨物甲板にはストライカー40両など815トンの機材が収容できる。後部にヘリコプター甲板がある。20017月から4年間運用され、イラク戦争で車両輸送に使用された。参考:月刊軍事研究2,04、月刊世界の艦船1,027,11

HSWL354/3>:レオパルト2が搭載しているトランスミッションで、レンク社製。変速方式はトルク・コンバータ付きの遊星歯車式で、前進4段・後進2段のオートマチック。参考:月刊グランドパワー2,05

<HS−X>:U-125A(救難機)を参照。

HT>:ヘリコプター訓練飛行隊(Helicopter Training Squadron)の略。アメリカ海軍の飛行隊で、TH-57B/Cを配備する。参考:月刊航空ファン8,15

HT−2シリーズ>:インドのHAL社が開発した練習機ヒンダスタン・トレーナー2。インド陸海空軍とガーナ空軍で採用され、169機が生産された。参考:月刊航空ファン5,16

 <HT−2>:タンデム複座単発機で、プロペラは2翅、主翼は低翼配置。参考:月刊航空ファン5,16

 <HT−2(インド海軍)>:インド海軍練習機。1956年に3機を導入した。1964年に全機インド空軍に移管した。参考:月刊航空ファン5,16

HT−8>:アメリカ海軍第8ヘリコプター訓練飛行隊、ニックネームはEightballers。参考:月刊航空ファン8,15

HT−18>:アメリカ海軍第18ヘリコプター訓練飛行隊、ニックネームはVigilant Eagles。参考:月刊航空ファン8,15

HT−28>:アメリカ海軍第28ヘリコプター訓練飛行隊、ニックネームはHellions。参考:月刊航空ファン8,15

HTEシリーズ>:アメリカ海軍のヘリコプターで、ユナイテッド・ヘリコプターズ社製UH-12ヘリコプターを導入したものである。参考:週刊エアクラフトNo.130

 <HTE−1>:UH-12Aを導入したもの。参考:週刊エアクラフトNo.130

<HTE海外シリーズ>

 <ヒラーHT.Mk2>:イギリス海軍が使用したHTE-2。参考:週刊エアクラフトNo.130

HTH>:重輸送ヘリコプターの略。ドイツとフランスの命を受けてユーロコプター社が開発中の大型ヘリコプターである。タンデムローター型式で、CH-47よりも一回り大きい。ローターは4翅で、直径19.5m。総重量33トン、最大ペイロード13トン。最大速度300km以上。航続距離はペイロード13トンで300km、8トンで1000km。参考:月刊JWings9,10

HTI>:アメリカのデザート・タクティカル・アームズ社が開発した大口径狙撃銃で、Hard Target Interdictionの略。ブルパップ式で、.357CT.408CT.416.50ブローニング弾バージョン(全長1.153m、重量8.8kg)が用意されている。参考:月刊軍事研究1,12

H/TJM−01>:中国海軍機雷処分具。フランスのプルート・プラスがベースで、外見はそっくりである。参考:月刊世界の艦船5,15

H/TJN−906>:中国海軍の高速ブロードバンド・データリンク・システム(高速寛帯数据鏈系統)。参考:月刊世界の艦船12,18

<HTQ−2>:自衛隊の画像伝送装置。三菱電機製。参考:月刊軍事研究6,11

<HTR202>:除雪車(ロータリー式放雪型)を参照。

<HTR300>:重除雪車(ロータリー式放雪型)を参照。

<HTR301A>:重除雪車(ロータリー式放雪型)を参照。

<HTR601>:重除雪車(ロータリー式放雪型)を参照。

HTREシリーズ>:ジェネラル・エレクトリック社が開発した試作原子力ジェットエンジンで、当初は高温原子炉実験機(High Temperature Reactor Experiment)の略だったが、後に熱移送原子炉実験機(Heat Transfer Reactor Experiment)の略になった。参考:月刊JWings10,13

 <HTRE−1>:最初の試作型で、原子炉にX39ターボジェットエンジン(J47ターボジェットエンジンを改造)2基を繋げたものである。原子炉内には二酸化ウランとニクロムの合金をニクロムとニオブで被覆した核燃料棒が同心円状に置かれており、原子炉の周りには中性子反射材(ベリリウム)と冷却水兼中性子減速用水循環用パイプが配置されている。まずはX39ターボジェットエンジンにジェット燃料を送り込んで普通に作動させ、抽出した圧縮空気を原子炉内に送り込む。十分な量の空気が原子炉内を通過するようになった段階で原子炉を臨界に達させると、927℃に加熱した核燃料棒により圧縮空気が732℃に熱せられるので、これをジェットエンジンに送り返して作動させるようにし、徐々にジェット燃料を止めて最終的に原子炉のみで推力を得るようにする。19558月に竣工し、11月に臨界に達し、1956131日に20.2MW相当の定格推力を発揮した。参考:月刊JWings10,13

 <HTRE−2>:HTRE-1の炉心温度向上型で、HTRE-1を改造して製作された。減速材をジルコニウムに変更して炉心温度を871℃にしている。ウラン・セラミック燃料棒の実験にも使用された。参考:月刊JWings10,13

 <HTRE−3>:原子炉を横置きにするなどして航空機への搭載を考慮した形状としたタイプ。核燃料は93%濃縮ウランとニクロムの合金、減速材は固体のジルコニウム水素化物を使用する。19584月にテストが開始され、11月に原子炉が臨界に達したが、試験機器の異常で核燃料が溶けて半年ほどテストが止まった。19596月に再開され、10月に出力10MW12月に166時間連続運転を達成し、1960年まで続けられたテストで最大出力30MWを発揮、ターボジェットエンジン2基の原子炉のみによる始動にも成功している。参考:月刊JWings10,13

<HTS>:AN/ASQ-213(照準装置)を参照。

<HTS12G>:2.5トン4×4カーゴ・トラック(2トンクレーン付き)を参照。

<HTSF>:FMU-156/B(信管)またはFMU-157/B(信管)を参照。

HTSM>:High Temperature Superconductor Motor(高温超伝導電動機)の略。アメリカン・スーパーコンダクター社が開発中の艦船用推進電動機で、2009年に前生産モデルの全力試験に成功した。出力36.5MW。参考:月刊軍事研究8,09

HTT−34>:HALが独自開発したターボプロップ練習機で、HPT-32のエンジンをアリソン250-B17Dターボプロップ(出力420軸馬力)に換装したものである。HPT-32の3号機を改造して1984617日に初飛行した。参考:世界軍用機年鑑1990-91

HTT−40>:HAL社の練習機で、HTTはヒンダスタン・ターボ・トレーナーの略。事故続きで強制退役させられたHPT-32の後継兼HAL社の汚名払拭用として独自開発した。エンジンはハニウェル・ギャレットTPE331-12Bターボプロップ単発。乗員2名(タンデム複座)。2015年末頃に初飛行する予定だったが、2016531日になった。2018年から生産に入り、106機を配備予定。参考:月刊軍事研究8,15、月刊JWings5,'169,16、月刊航空ファン5,17

HTV−2>:ロッキード・マーチンが開発した極超音速実験機(Hypersonic Test Vehicle)、別名ファルコン(Falcon)。ロケットに搭載されて発射され、大気圏外でロケットと分離し、大気圏に再突入、一旦急上昇して高度と速度を調整し、マッハ20で大気圏内を滑空飛行、目標に着弾する。全長3.6m、全幅1.9m、全高0.5m、重量900kg。最大射程17000km2010412日にバンデンバーグ基地からミノタウルス4ライト型ロケットに搭載されて射出され、クェゼリン環礁までマッハ174100海里ほど飛行(飛翔時間30分)する実験に臨んだが、ロケットが発射されてから9分後、ロケットから切り離され大気圏に再突入してマッハ20で滑空中に通信が途絶え、墜落した。機体表面の過熱(再突入時に1927℃になる)か、衝撃波が原因とみられる。2011811日に2回目のフライトテストが行われたが、やはり9分後に通信が途絶えて太平洋上に墜落した。その後は予算が付いておらず、開発が中断している。参考:月刊軍事研究7,1811,1410,10、月刊航空ファン11,11

<HU−1>:UH-1シリーズ(ヘリ)を参照。

<HU−1A>:UH-1A(ヘリ)を参照。

<HU2Kシリーズ>:UH-2シリーズ(ヘリ)を参照。

<HU6H>:轟油6型H(空中給油機)を参照。

<HU−16海外シリーズ>

 <信天翁式救護機>:台湾空軍が導入したグラマン社製HU-16A。双発飛行艇で、主翼は高翼配置の直線翼、前縁にエンジンナセルがめり込んでいる。外翼部下面にフロートを持つ。1966年に馬祖で1機が中国軍機に撃墜されたため、低視認塗装を施されることになり、以降はシーブルー塗装となった。参考:月刊航空ファン8,096,16

HU−25A>:アメリカ沿岸警備隊の洋上監視機。元はダッソー・ブレゲーが開発したファルコンガーディアンで、ファルコン20Gをベースに気象レーダーやAN/APS-127捜索レーダーを搭載したものである。胴体下に4箇所(容量500kg200kgが2つずつ)、主翼下に2カ所(容量660kg230kg)ずつのハードポイントが設けられていて、AOSSやサーチライト、SLAR、紫外線/赤外線スキャナ、テレビカメラなどをパイロンに懸下できる。胴体下面中央には投下ハッチが設けられ、右にSLAR用ポッドがある。全長17.15m、全幅16.3m、全高5.32m、自重8620kg、運用自重9475kg、最大離陸重量14515kg、最大着陸重量12510kg。エンジンはギャレットエアリサーチATF3-6-2C(推力2512kg)双発で、哨戒巡航速度222ノット、最大巡航速度370ノット、最大速度390ノット、実用上昇限度12800m、最大航続距離2250海里。乗員は2-6名。参考:世界の軍用機19821979、月刊軍事研究2,15

HU201>:海上自衛隊の潜水艦用連装水中魚雷発射管で、おおしお型潜水艦とあさしお型潜水艦の艦尾に搭載された。後扉を開いて短魚雷を装填し、扉を閉鎖して海水を満たし、管内外の圧差を無くして前扉を開くと発射準備完了。使用魚雷はMk27Mk44Mod1-N73式魚雷で、スイムアウト方式で発射され、射出後に前扉が閉鎖されて管内の海水がタンクに排出され、次発装填が可能となる。全長4m前後、内径0.33mで、艦尾両舷に1門ずつ装備されている。発射管番号は右舷が7番、左舷が8番。参考:丸スペシャルNo.76、自衛隊装備カタログ1981

<HU301>:試製58式3連装水中魚雷発射管を参照。

<HU401>:試製55式4連装水中魚雷発射管を参照。

HU601>:海上自衛隊の6連装53cm水中魚雷発射管で、おおしお型潜水艦とあさしお型潜水艦に搭載された。制式名称は54式3型6連装水中魚雷発射管という説もあるが、年式が古すぎるので本当かどうかは不明。試製58式3連装発射管をベースに、試製54式3型長魚雷、72式1型長魚雷、Mk37Mod0-N中魚雷、Mk27短魚雷、Mk44Mod1-N短魚雷を発射できるようにしてある。両舷に上下3門ずつ並んでいて、番号は右舷側が上から1、3、5番発射管、左舷側が上から2、4、6番発射管である。短魚雷と中魚雷はスイムアウトで、長魚雷は水圧方式で射出し、発射用の水圧筒は片舷に1基ずつが用意されている。あさしお型には魚雷機力装填装置が追加されており、最終艦のあらしおでは発射管を腐食に強いアルミ・ブロンズ製とした。参考:丸スペシャルNo.76、自衛隊装備カタログ1981

HU602>:海上自衛隊うずしお型潜水艦に搭載された6連装水中魚雷発射管の装備記号で、制式名称の有無は不明。艦首ソナーを搭載したアメリカの涙滴型潜水艦に倣い、艦体中央の発令所の下に片舷3門ずつ開角約10度で取り付けてある。アメリカでは片舷2門ずつだが、海上自衛隊ではサブロックや核魚雷を使えず多数同時発射を行う必要があるため、3門ずつになった。発射管や発射方式はHU601を踏襲しており、潜航深度増大に合わせた改良が施されているとみられる。発射管番号は右舷側が上から1番、3番、5番、左舷側が上から2番、4番、6番。72式1型、Mk37Mod0-N73式、80式、89式などの魚雷を水圧式(長魚雷)もしくはスイムアウト方式(中魚雷)で発射できる。管直径533mm、全重量50トン。神戸製鋼所製。SS-571たかしお以降は探知した目標の情報をデジタル処理する新型魚雷発射指揮装置を使用するようになった。参考:丸スペシャルNo.76、月刊世界の艦船1,955,02増刊、自衛隊装備カタログ1981

HU603シリーズ>:海上自衛隊の魚雷発射管で、ゆうしお型潜水艦とはるしお型潜水艦に搭載されている。72式1型、Mk3773式、80式、89式などの魚雷を発射でき、一部のバージョンは72式1型に換えてハープーンを発射できる。参考:丸スペシャルNo.76、月刊世界の艦船1,95

 <HU603>:ゆうしお型に搭載されているもの。HU602の改良型で、潜航深度増大に合わせた改良などが施されているとみられる。ハープーンを発射できるものもある。ZYQ-1潜水艦管制装置による管制を受ける。参考:丸スペシャルNo.76

 <HU603B>:はるしお型に搭載されているバージョンで、発射はエア・タービン・ポンプ式。ハープーンや機雷も射出可能。参考:月刊世界の艦船1,953,10

HU605>:海上自衛隊の53cm水中魚雷発射管。ハープーンを発射可能で、機雷自動発射装置も組み込まれている。おやしお型に搭載された。参考:月刊世界の艦船1,02

HU606>:自衛隊の53cm水中魚雷発射管。魚雷、ハープーン、機雷を発射できる。神戸製鋼所製。参考:月刊軍事研究3,092,1010,12、月刊世界の艦船3,10

HUD>:ヘッドアップディスプレイ(Head Up Display)の略。光像式照準器が表示していた照準情報に加え、飛行情報や戦闘情報も含めた多種多様な情報を、コクピット前方のパイロット視界正面に取り付けられた後傾透明表示装置(コンバイナー。多層膜コートのハーフミラーで、最初は2枚組だったが後に1枚になった)に下から投影する装置で、視線をずらさず頭を上げたまま(Head up)で情報を得ることができる。焦点は無限遠に設定されており、遠くを見ていてもぼやけることは無い。速度や高度は一目で分かるデジタル数値表示、対地傾斜やイベント・マーカーなどは線表示で参照指標として投影する。1961年にバッカニアに搭載されて実用化され、当初はベクター・スキャン方式CRTの映像を投影していたためシンボル表示くらいしか出来なかったが、その後ラスター・スキャン方式CRTの採用により二次元画像情報の表示が可能となり、コンバイナーにホログラフ技術を応用したホログラフィックHUDHHUD)が開発されるとFLIRなどのセンサー画像情報も映せるようになった。ただホログラフの光が遠距離でも見えてしまうという欠点がある。単色表示だが、赤外線画像も単色なので十分使えるため、フルカラーHUDというのは開発されていない。視野は左右30度・上下25度程度に拡大しており、補助計器だったのが主計器として使われるようになり、便利なので民間機や自動車にまで搭載されている。全周をカバーすることは不可能なため、あちこち見回す必要があるヘリなどでは使いにくく、オフボアサイト空対空ミサイルの能力をフルに発揮するにも不十分で、軍用としてはヘルメット装着ディスプレイに更新されつつある。自動車では、視界を妨げないようにウインドシールドの運転手正面下部に表示され、内容も必要最小限に止めてそちらに気を取られすぎないようにしている。参考:JWings5,085,036,015,106,104,17、月刊軍事研究8,121,1411,17、図解現代の航空戦、戦闘機のしくみ、航空用語事典増補改訂版、クルマのすべてがわかる事典

<HUK>:ハンター・キラーを参照。

HUK−1>:アメリカ海軍交差ローターヘリで、カマン社が開発した。エンジンはプラット&ホイットニー社製R-1340-48ガソリン(600馬力)。参考:月刊JWings10,18

HULC>:ロッキード・マーチン社が開発中の強化外骨格型ロボットスーツ。フレームはチタン製で、動力装置が臀部と膝に仕込まれており、小型コンピュータで制御する。身長1.62-1.88mに対応し、自重は28kg(バッテリー無しで24kg)あるが、91kgの荷物を背負っても装着者に負担を感じさせず、時速16kmでダッシュできる。専用の貨物用ラックも用意されていて、大口径榴弾などもアタッチメントに填め込めば楽に運べる。チタンを使うので高価なのと、携帯式リチウムバッテリーが時速4.8km歩行で2時間しか持たないのが欠点で、素材を工夫して安価にしたり、72時間作動させられる動力供給装置を開発したりする予定。参考:月刊軍事研究7,106,104,09

HUMINT>:Human Intelligence(人的情報)の略。偵察員、諜報員、監視員、調査員、研究員などの人間が直接把握した情報のことで、情報資料源は人間(敵軍人、捕虜、逃亡者、工作員、落伍者、戦死者など)、部外者(中立国人、一般人など)、脱出者、物(文書、鹵獲物、地図、写真、気象、地形など)、行為(敵活動、電波など)である。各種センサーを補助手段に効率アップを目指している。独裁国家など、厳重な監視体制が敷かれている状況下では協力者が得にくく、情報収集は非常に困難である。参考:月刊軍事研究5,137,973,09

HUPシリーズ>:アメリカ海軍のタンデムローター式汎用ヘリで、別名レトリーバー(Retriever)。パイアセッキ・モデル18を導入したものである。参考:週刊ワールドウェポン17

 <HUP−1>:後部ローターパイロンに水平安定板が付いており、そこに斜めのエンドプレート型垂直安定板が装着されている。エンジンはコンチネンタルR-975-34525馬力)。19492月から1952年に32機が生産され、19512月から配備された。参考:週刊ワールドウェポン17

 <HUP−2>:エンジンをR-975-46に換装し、スペリー製自動操縦装置を装着、垂直安定板を外したもの。アメリカ海軍に193機が引き渡された。19629月にUH-25Bに改称された。参考:週刊ワールドウェポン17

 <HUP−2S>:HUP-2にディッピングソナーを装着した対潜型。参考:週刊ワールドウェポン17

 <HUP−3>:アメリカ陸軍のH-25Aと同じタイプを導入したもの。床面を強化し、貨物ドアを大型化、エンジンをR-975-46Aに換装し、操縦系統に昇圧装置を装備している。全長17.35m、ローター直径10.67m、全高3.81m、自重1.782トン、最大離陸重量2.767トン。エンジンはコンチネンタル社製R-975-46A星形レシプロ(550馬力)単発で、最大速度169km、実用上昇限度3048m、最大航続距離547km50機が引き渡された。19629月にUH-25Cに改称された。参考:週刊ワールドウェポン17

<HUP海外シリーズ>

 <HUP−2(フランス海軍)>:フランス海軍汎用ヘリ。15機が引き渡された。参考:週刊ワールドウェポン17

 <HUP−3(カナダ海軍)>:カナダ海軍汎用ヘリ。3機が引き渡された。参考:週刊ワールドウェポン17

HURT>:Heterogeneous Urban RSTA(偵察・監視・目標選定) Teamの略。ノースロップ・グラマン社が20051月から開発中の市街地偵察システムで、GPS情報と陸軍UAVの偵察情報を統合し、HMMWV搭載の中央制御システムから各兵士のタブレットに送信、兵士がカーソルを操作することで、建物に潜む目標や脅威度を知ることができる。UAVの飛行経路設定を自動で行うことができ、付近にいるUAVの中から任務に最も適した機体を偵察に向かわせ、他のUAVでその穴埋めを行うように飛行経路の設定変更を行わせることも可能である。2008年に配備予定。参考:月刊軍事研究8,0710,08

HUS−1Z(インドネシア空軍)>:インドネシア空軍要人輸送ヘリ。1961年、アイゼンハワー大統領からスカルノ大統領に1機が寄贈された。参考:月刊航空ファン7,17

<HV−22>:V-22シリーズ(輸送機)を参照。

<HV−911>:イーグルアイ・シリーズ(UAV)を参照。

HVAAP>:High Value Airborne Assets Protectionの略。AEW/AWACSや空中給油機といった、重要性が高く脆弱な航空機を護衛する任務のこと。参考:世界の傑作機No.172

HVAP>:Hyper Velocity Armor Piercing(高速徹甲弾)の略。実質APCRである。参考:月刊グランドパワー10,03

HVAR>:アメリカ空海軍の5インチ(127mm)ロケット弾で、High Velocity Aircraft Rocketの略。1940年代末から1960年代初めに使用した。参考:U.S.ウェポン・ハンドブック

<HVAR海外シリーズ>

 <HVAR(海上自衛隊)>:海上自衛隊では対潜ロケットとして採用した。耐圧船殻に穴を空けて浸水させるのが主任務である。ロケットの作動は電気式で、直流24-28V12A以上の電流により発火する。高度360mから15度下向きに発射するのが基本。全長1.98m、直径0.127m、重量48.5kg、炸薬量17kg。ロケット作動時間1.56秒、最大速度毎秒440mPS-1に6発、P-2Jに8発、S2F-1に6発を搭載可能。参考:自衛隊装備カタログ1981

HVP>:アメリカ海軍の要求でBAEシステムズ社が開発中の艦砲用運動エネルギー弾で、Hyper Velocity Projectile(超高速砲弾)の略。レールガン用、155mmAGS用、127mmMk45用があり、高速で長距離を飛翔してGPS誘導により目標を直撃破壊する。統合発射パッケージは全長790mm、重量18.1kg、ペイロード6.8kg。飛翔体は全長730mm、重量12.7kg。出力20-32MJのレールガンで発射すると初速マッハ5.9-7.4、最大射程50-100海里。AGSだと最大射程70海里以上。Mk45Mod4だと最大射程50海里以上。Mk45Mod2だと最大射程40海里以上。CEP5mで、運動エネルギーにより目標を直撃破壊する。発射速度はAGSで毎分10発、Mk45で毎分20発。1発25000ドルを予定していて、AGSLRLAP16分の1の価格であり、弾庫にはLRLAPの4倍の1門あたり1200発を詰め込むことができるため、LRLAPが没にされるかもしれない。榴弾やペレット散布弾も開発中である。2018年に砲発射誘導砲弾GLGPGun Launched Guided Projectile)に改称された。参考:月刊軍事研究12,172,182,161,16、月刊世界の艦船3,16

HVSS>:Horizontal Volute Spring Suspension(水平渦巻きスプリング・サスペンション)の略。参考:British and American tanks of World War Two

 <HVSS(M4戦車)>:M4シリーズHVSS搭載型を参照。

<HVUCAP>:高価値部隊戦闘空中哨戒の略。

<HVU>:高価値目標(High Value Unit)の略。

H−V線図>:Height-Velocity Diagram。ヘリコプターのオートローテーション可能域を、横軸に対気速度、縦軸に高度をとって線図にしたもの。オートローテーションのできない領域は飛行禁止範囲となっており、ここに入ると生命の危機があるということでデッドマンズ・カーブ(Dead mans curve)とも呼ばれていたが、縁起が悪いのでこの名称になった。参考:航空用語事典増補改訂版

<HWCC>:ハープーン対艦ミサイルシステム(艦載用)を参照。

HWG−3>:自衛隊の投下管制装置。SH-60Kに搭載されている。三菱重工製。参考:月刊軍事研究6,13

HWK−109/509A>:ドイツが第2次大戦時に開発したロケットエンジンで、ヴァルター技師が開発し、Me163ロケット戦闘機に搭載した。燃料はT液、酸化剤はC液である。全長2.48m、幅0.9m。推力1700kg。燃料や酸化剤の毒性が強く、燃焼時間も短く、あまり実用的ではなかった。参考:月刊JWings7,16、歴史群像2,08付録

<HWT>:Heavy Weight Torpedo(長魚雷)の略。

<HWTプログラム>:ハイパーソニック・ウェポンズ・テクノロジー・プログラムを参照。

HXシリーズ>:ドイツのMAN社が開発した大型トラック。参考:月刊軍事研究11,08

 <HX18・330>:4×4輪トラックHX60の装甲型で、キャビンは全周にわたりSTANAG4569レベル2の防御力を持つ。耐地雷能力もSTANAG4569レベル2である。ホイールベース4.5m、許容重量18トン。NBC防護装置付で、自衛用に遠隔操作式7.62mm機銃を装備する。参考:月刊軍事研究11,08

 <HX25・440>:6×6輪トラックHX58の装甲型で、キャビンは全周でSTANAG4569レベル2の耐弾能力、下面でSTANAG4569レベル1の耐地雷能力を持つ。参考:月刊軍事研究11,08

HX21>:アメリカ海軍の航空試験評価飛行隊、ニックネームはRotary Wing。参考:月刊航空ファン8,15

HY高張力鋼シリーズ>:アメリカ・イギリスの高張力鋼規格で、HYHigh Yieldの略。数字は降伏耐力をポンド/平方インチで表した値を示す。参考:月刊軍事研究11,06、月刊世界の艦船6,13

 <HY80>:スレッシャー級攻撃原潜、ロサンゼルス級原潜、オハイオ級弾道ミサイル原潜、ヴァージニア級原潜に使用されているもので、1平方インチあたり80万ポンド(1平方ミリあたり70kg。水深550m相当)の圧力に耐えられる。参考:月刊世界の艦船6,13、現代の潜水艦

 <HY100>:1平方インチあたり100万ポンド、潜航深度686mに耐えられる。1980年代前半の深海潜水艇DSV-3タートル及びDSV-4シー・クリフにおけるテストでは、深度3048m以上でも耐えた。ロサンゼルス級原潜2隻に試験的に使用されている。参考:月刊世界の艦船6,13

 <HY130>:シーウルフ級原潜に使用されているもので、1平方インチあたり130万ポンド(1平方ミリあたり91kg)の圧力に耐えられる。参考:月刊軍事研究11,06

<HY−1>:海鷹1型(艦対艦ミサイル)を参照。

<HY−2>:海鷹2型(艦対艦ミサイル)を参照。

<HY−3>:海鷹3型(艦対艦ミサイル)を参照。

<HY−4>:海鷹4型(艦対艦ミサイル)を参照。

<HY−5G>:自衛隊の電子管。リチャードソンエレクトロニクス製。参考:月刊軍事研究2,17

<HY6>:轟炸6型爆撃機ファミリーを参照。

<HY−6301>:自衛隊の電子管。リチャードソンエレクトロニクス製。参考:月刊軍事研究5,18

<HYDRA>:ヒドラ(ソナー)を参照。

Hy−DRA>:レイセオン社が開発したステルス全地形走破型4輪車両で、ハイブリッド攻撃偵察軽車両の略。4輪それぞれにモーターが付いており、1つが壊れても走行し続けられる。全長3.378m、幅1.524m、重量1.0888トン、ペイロード0.453トン、牽引能力1.3トン。駆動系はガソリンエンジンと電動モーターのハイブリッド式で、最大速度96.6km、航続距離563km。静粛な電動モードでは最大速度80km、航続距離28.9km。乗員は3名で、キャビン前部に操縦手、後部に2名が位置する。兵装マウント(12.7mm機銃、M134ミニガン、Mk19自動てき弾発射機を装備)や、リングマウント(M240機銃またはM134ミニガン装備)、2名分の担架を追加可能。V-22CH-47に搭載でき、UH-60で懸吊できる。参考:月刊軍事研究11,10

<HYJ−7>:Y-7輸送機ファミリーを参照。

HYQ−2>:自衛隊の戦術情報処理表示装置で、SH-60Kに搭載されている。東芝製。参考:月刊軍事研究2,081,09

HYQ−2B>:自衛隊の戦術情報処理表示装置で、SH-60Kに搭載されている。東芝製。参考:月刊軍事研究1,14

HYQ−3>:海上自衛隊P-1哨戒機が搭載する情報制御処理器(戦術判断システム)。自機及び僚機から得た情報を統合処理し、分かりやすい形で音測員に表示する。また、人工知能を搭載しており、目標の行動を推測してソノブイ投下パターンや攻撃方法などを呈示してくれる。東芝製。参考:月刊軍事研究6,132,104,12

HYSWAC型船体>:アメリカ海軍研究局との契約でナヴァテック社が開発したHybrid Small Waterplane Area Craft。船体前方下部にはリフティング・ボディが付けられ、2基のプロペラで船体を浮上させる。船体後方下部には水中水平翼が付いており、これで船体の動揺を修正する。高速走行時には水中翼以外完全に海面から浮上する。参考:月刊軍事研究2,04

HYSWAS−1>:アメリカ海軍実験艇クエスト(Quest)。船型はHydrofoil Small Waterplane-Area ShipHYSWAS)と呼ばれるもので、船底中央に大型パイロンを装着し、そこに流線型の水中船体を装着してある。水中船体前後には2対の可変仰角水中翼を持つ。主機はディーゼル2基、1軸推進、最大速力37ノット、シーステート5で35ノット。参考:月刊世界の艦船7,11

HZ−1>:アメリカ陸軍試作1人乗りヘリコプターで、デラックナー・ヘリコプター社がDH-4エアロサイクルの社内名称で開発した。試作名は当初HO-2で、1956年にHZ-1に改称されている。二重反転ローターの上に人間とエンジンが乗るプラットフォームを取り付け、操作用自転車ハンドルを装着、ローターの下にX字のスキッド式降着装置を装備している。上下移動はハンドルによるエンジン出力制御、前後左右移動は体重移動で行う。後にローターの真下とスキッド端にフロートを付けて水面上にも降下できるようになった。ローター直径4.6m、自重78kg、総重量206kg。エンジン出力40馬力、巡航速度89km、最大速度121km、実用上昇限度1524m、航続距離24km、航続時間45分。上下のローターが接触して破損したことによる墜落事故を2回起こし、開発中止になった。参考:月刊JWings8,13

<HZ−5>:轟炸5型爆撃機ファミリーを参照。

HZ40・45/45>:西ドイツが開発した戦車輸送車。キャビンには乗員1名の他に兵員6名が搭乗でき、戦車兵ごと戦車を移動可能で、戦車を乗せても時速60km以上で走行できる。車体長9m、全幅2.75m、全高3.4m、キャブ重量19トン、全備重量45トン、ペイロード55トン、総重量100トン。エンジンはBF12L513空冷ディーゼル(525馬力)で、最大速度63.6km、航続距離900km。第3次中東戦争で戦車を長距離移動させた際に故障が頻発したという反省からイラクが大量に購入しており、湾岸戦争でクウェートに侵攻する際、大いに役立った。参考:月刊軍事研究4,088,08

HZ−100>:中国海軍の艦載ECCMで、イタリア製ニュートン・ベータのコピーである。参考:月刊世界の艦船10,11

H/ZBJシリーズ>:中国海軍の艦載戦闘システム。中国海軍装備総合集成の主系統となる艦に搭載されている。参考:月刊世界の艦船12,18

H/ZBJ−1>:海軍編隊戦役/戦術型自動化指揮系統1型の略。完全分散型システムである。空母遼寧、052C型3番艦以降、052D型、054型に搭載されている。参考:月刊世界の艦船12,183,13

H/ZBJ−1A>:海軍編隊戦役/戦術型自動化指揮系統1A型の略。参考:月刊世界の艦船12,18

H/ZBJ−2>:海軍編隊戦役/戦術型自動化指揮系統2型の略。H/ZBJ-1の改良型で、001A型空母、055型ミサイル駆逐艦に搭載予定。参考:月刊世界の艦船12,18

H/ZKB>:中国海軍の艦載戦闘システムで、海軍編隊作戦指揮系統の略。中国海軍装備総合集成の作戦結節となる艦が装備する。052C1-2番艦や054A型に搭載された。参考:月刊世界の艦船12,18

Hz−Mi42>:ドイツ国防軍が第2次大戦末期に使用した木製の対戦車地雷。参考:月刊軍事研究6,04

HZアンラーゲ>:直訳すれば航空中央システム。ドイツ国防軍が開発した高々度長距離飛行用空気圧縮機で、胴体中央にDB605エンジンを搭載し、ルーツ・ブロア過給器を駆動、圧縮空気をDB603エンジンに供給するものである。ターボチャージャーより重い、かさばる、燃料消費量が多いなどの欠点はあったが、Hs130Ju86Pに搭載され、高々度戦略偵察に使用された。参考:ミリタリーエアクラフト1,97

H型戦時標準設計型博釜連絡船>:日本が太平洋戦争中に計画した釜山−博多間鉄道貨車輸送船。満州と日本の間の海運は大連−日本航路で行っていたが、アメリカ潜水艦による海上交通破壊作戦の危険性が高まったため、朝鮮半島を経由して釜山から運び込むことにした。しかし釜山の貨物処理能力が既に限界に達していたため、埠頭で貨物を積み変えず、鉄道貨車ごと船に積んで博多に運び込む計画を立て、昭和192月に運輸省企画局が海軍省運輸局に提案して承認された。船型は2A型戦時標準貨物船に準ずるもので、30トン積みボギー貨車28両を船内に収容する。総トン数4000トン。航海速力16ノット。昭和196月に4隻を起工する予定だったが、日本と満州で軌道幅が違うため台車を交換する必要がある、日本国内の鉄道輸送能力に余裕が無い、対馬海峡も既にアメリカ潜水艦が遊弋しているといった問題があり、計画中止になった。参考:戦時標準船入門

H級嚮同駆逐艦>:イギリス海軍の嚮同駆逐艦で、H級駆逐艦の嚮同艦である。全長102.8m、幅10.4m、吃水2.7m、基準排水量1505トン。主機は蒸気タービンで、出力38000馬力、速力36ノット。兵装は12cm単装砲5門、533mm4連装魚雷発射管2基。1936年にH87ハーディが竣工した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H級駆逐艦>:イギリス海軍駆逐艦。全長98.5m、幅9.9m、吃水2.6m、基準排水量1340トン。主機は蒸気タービンで、出力34000馬力、速力35.5ノット。兵装は12cm単装砲4門、533mm4連装魚雷発射管2基。H93以降は艦橋前面が先細となっている。また、H93はトライバル級に搭載された12cm連装砲を試験用として短期間搭載した。H24ヘイスティ、H43ハボック、H93ヒアウォード、H99ヒーロー、H55ホスタイル、H01ホットスパー、H35ハンター、H97ハイパリオンの8隻が1936-37年に竣工した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H級潜水艦>:アメリカ海軍潜水艦。艦隊に随伴してアメリカ海外領土まで到達できる潜水艦として要求が出された。F級潜水艦の拡大改良型で、セイルを再設計して潜望鏡関連艤装を変更し、新型ディーゼルエンジンを積むなどの各種改良を施している。全長45.8m、最大幅4.8m、吃水3.8m、水上排水量358トン、水中排水量434トン。主機は水上用NLSECO-MAN式6気筒2サイクルディーゼル2基・水中用電動モーター2基、水上出力950馬力/水中出力340馬力、2軸推進、水上速力14ノット/水中速力10.5ノット、航続距離2300海里(水上11ノット)/25.5海里(水中8.5ノット)。安全潜航深度61m。兵装は艦首の45cm魚雷発射管4門(魚雷8本)。乗員25名。1913-14年にSS-28SS-29SS-30の3隻が竣工した。第1次大戦勃発後にロシア向け6隻を取得し、SS-147SS-148SS-149SS-150SS-151SS-152として1918年に就役させている。参考:アメリカ潜水艦史

H級潜水艦>:イギリス海軍潜水艦。第1次大戦中の緊急計画で建造された近海用潜水艦で、第2次大戦にも9隻が訓練用潜水艦として使用された。全長52.1m、幅4.9m、吃水3.7m、水上排水量410トン。主機はディーゼル・エレクトリック方式、水上出力480馬力で、水上速力13ノット。兵装は533mm魚雷発射管4門。艦番号N28N31-N34N43N44N49N50などが就役した。参考:第2次大戦のイギリス軍艦

H級戦艦シリーズ>:ドイツ軍がZ計画で建造を予定した戦艦。参考:月刊世界の艦船7,'15

H級戦艦>:Z計画策定前からビスマルク級の後継として計画されており、船体はキール運河を通れる幅と主要港湾に入れる吃水に抑え、ビスマルク級と同等の38cm連装砲塔4基に加えて魚雷発射管(口径は小さめだが高発射速度の主砲で敵艦を滅多打ちにして戦闘力を削ぎ、近接して雷撃により撃沈する)を搭載、装甲を強化し、燃費向上を目指して主機をディーゼルに変更、18ノットで16000海里の長大な航続力により大西洋での長期行動を可能とする予定だった。この案をヒトラーに提示したところ、敵の新戦艦は40cmクラスの主砲を搭載するという話を耳にしていたヒトラーが同クラスの砲を積むようレーダー海軍総司令官に厳命したため、40.6cm連装砲塔4基に変更。更に主機をディーゼルのみとする案とディーゼル+高速航行用蒸気タービンにする案の2つが検討され、レーダーは後者に副砲を2基減らすなどの修正を加えて案を纏めた。全長277.8m、幅37.6m、吃水11.2m、常備排水量60900トン、基準排水量62497トン。主機はMZ65/95ディーゼル(13750馬力)12基、出力16500馬力、3軸推進、速力30ノット、燃料搭載量10000トン。兵装は47口径40.6cmSKC/34搭載連装砲塔4基、15cm連装砲塔6基、10.5cm高角砲16門。装甲厚は水線部320mm、甲板120mm、砲塔385mm。計画艦名HとJの2隻が1939414日、K、L、M、Nの4隻が525日に発注され、Hは1939715日、Jは91日(815日説あり)に起工されたが、第2次大戦勃発で中断され、1941年に建造中止となった。主砲だけSKC/34SKC/39として要塞砲に転用されている。参考:月刊世界の艦船7,'15、近代戦艦史、グラフィックアクション44、月刊軍事研究6,16

 <H42型>:ヒトラーが要求した制限無しの理想的戦艦計画に基づき、カルル・トップ中将を委員長とする艦船設計委員会が設計した巨大戦艦案で、1942年に策定された。全長305.2m、幅42.8m、吃水11.8m、常備排水量90000トン。主機はディーゼルで、出力275000馬力、4軸推進、速力32.2ノット。主砲は50.8cm砲8門。理想というより夢想である。参考:月刊世界の艦船7,'15

 <H43型>:H42型の発展型で、1943年に策定されたもの。全長330.2m、幅42.8m、吃水12m、常備排水量110000トン。主機はディーゼルで、出力275000馬力、4軸推進、速力31ノット。主砲は50.8cm砲8門。ほぼ空想になってきている。参考:月刊世界の艦船7,'15

 <H44型>:H43型の発展型で、1944年に策定されたもの。全長345.1m、幅51.5m、吃水12.6m、常備排水量141000トン。主機はディーゼルで、出力275000馬力、4軸推進、速力30ノット。主砲は50.8cm砲8門。装甲厚は水線部380mm、甲板130mm。もはや妄想である。参考:月刊世界の艦船7,'15

<H作戦>:ジャワ島攻略作戦を参照。

Hバンド(新NATO)>:6-8GHzの周波数帯を指す。波長は5-3.8cm。参考:レーダの基礎

Hフォース>:HForce。エアバス・ヘリコプターズ製汎用ヘリH125M/H145M/H225Mを武装ヘリに改修するためのキットで、ロックウェル・コリンズ社製FMC-4212ミッションコンピュータ、光学/赤外線センサーターレット、兵装(12.7mm/20mmガンポッド、70mmロケット弾ポッド。レーザー誘導ロケット運用可能)からなり、短時間で着脱できる。将来的にはHMD、空対地ミサイル、空対空ミサイルを運用できるようになる予定。2017年後半にハンガリーのパパ基地でH145Mに搭載してテストを行い、L-3ウェスカム社製MX-15センサーターレット、タレス社製スコーピオンHMDFNハースタル社製HMP400機銃、ネクスター社製NC621機関砲、タレス社製FZ231ロケット弾を積んだ。セルビア軍がH145Mに積む予定。参考:月刊航空ファン12,172,18、月刊軍事研究9,18

H分遣隊>:中国大陸の偵察を目的に、台湾の桃園飛行場に配備されたU-2部隊、別名ブラックキャット・スコードロン。実質的な運用はCIAで、アメリカ空軍と民間派遣技術員、台湾空軍を加えて構成された。1961年に同飛行場にU-2基地が開設し、1970年頃からはU-2Rも戦列に加わり、19748月まで活動した。表向き台湾空軍所属とし、青天白日の国旗標識が付けられていた。中国上空で5機がSAMにより撃墜され、1機が事故で失われた。参考:月刊軍事研究5,02

 

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