
それほど悪質ではなかった(契約したけど物もらって1銭も払ってない)ですが、キャッチセールスの方法論研究としては十分ネタになるかと思いますので、恥ずかしながら披露させていただきます。
字の色が変ってるところはポポが後で考えたコメントです。
海外旅行に行くためパスポートセンターに行ったときのことです。時間は午前九時過ぎ。 オフィスビルの○階にパスポートセンターがあり、前には海外旅行グッズを売ってる店などが営業してます。 センターに入るとき入り口に派手目の衣装のお姉さんが何か配ってました。 結構かわいいと思いながら見て、中に入って手続きを終えて出てきたとき。 そのお姉さんにつかまりました。お姉さん1(姉1)「今キャンペーンやってます。 スクラッチカード削って当りが出ると豪華プレゼント差し上げます。 無料ですのでぜひどうぞ。」(もちろんすっごい甘い声) ポポ「はあ」 で、スクラッチカードを渡される。入るときに意識したせいか特に抵抗も無く受け取って。 見てみると右か左を選ぶだけのスクラッチカード。何だ?と思いつつも ポポ「じゃあ右かなあ」(削る道具を探しながら) 姉1「うーん、私の勘だと左が当りの様な気がします。左にしましょう。」 ポポ「そんなもんですかねえ、」 姉1「私の勘結構当るんですよ。左でいいですよね。私が削りましょうか。」 ポポ「はあ。。」(圧倒される) きっと、姉1にはどっちが当りかわかっていたのに違いない。 もしくは、両方当りで、たんに客と会話を増やし安心させるためのテクニックかも。 いずれにしても店に客を引き込むための工夫を色々考えてるようだ。 姉1「おめでとうございます。当りです。プレゼントお渡ししますのでこちらへどうぞ」 ポポ(何か演技くさいし白々しいが。。) で、案内されて奥のほうへ歩いていきます。行き着いた先は入り口側全面ガラス張りの 明るいオープンな小部屋。中は数人の若い女性社員がいるのみ。 姉1「どうぞ。遠慮しないで中へお入りください」 ポポ(人通りの多い旅券センター前で悪徳商法はしないだろう、 店の中も外から丸見えだし。。。)「あ、はい」 ここで、姉1から姉2にバトンタッチして、 姉1「じゃあ、ごゆっくりしていってください」 と笑って挨拶をして次の客を探しに行きました。 姉2より姉1のほうがかわいく見えたのは、やっぱ、ある種の営業戦略があるからか? 明るい店内も客の警戒心を解く戦略だろう で、姉2、ジュースを持ってきて 姉2「今、こちらの○○カードの新規顧客キャンペーンをやっているんですよ。 MasterCardがついてますので世界中で使える非常に便利なカードです。 失礼ですけど学生さんですか?」 ポポ「いえ社会人です」 姉2(うれしそうに)「そうですか。ところで海外旅行いかれるんですよね。 カードだと盗難に対しても安心ですし便利ですよ」 ポポ「カードはもうありますけど」 と言いつつ、 ポポ(アメリカ滞在経験のある同僚が海外では信用保証のために2枚持ってたほうがいいと言ってたなあ。 ちょうどもう一枚ほしいと思ってたし、年会費無料の某大手小売店系のカードを考えてたけど ちょっと話を聞いてくか) 姉2「私どものカードは入会金も年会費も無料なんですよ。ですから損にはなりませんし、 支払い限度額の制約もありますから2枚あったほうが何かと便利ですよ。海外旅行では 何があるかわかりませんし。それに傷害保険もついてるんですよ。」 ポポ(ほお、無料で保険つきか、いいかも、改めて作りにいくのも面倒だし) 「はあ、そうですか」 姉2「この場で書類に書いていただければその場でカード発行します。 こちらがその契約書になります、すぐ手続き終わりますので」 ポポちらっと目をやる。そんな面倒な契約書でもなさそうだ。 ポポ「はあ、無料だったら、じゃあお願いしようかな。でもすぐできます? これから仕事に行くんで9時50分の電車には乗りたいんですよね」 姉2「お客さん職業は、失礼ですけどローンか何か借りてるようなことは、それでしたら すぐできます。その時間に充分間に合います。じゃあ早くご記入おねがいします」 ってなわけで、書類を書き書き、ジュースのおかわりも持ってきてくれる。暑い日でありがたい。 ポポは姉2とたわいない会話をしながら書類を書いていく。 ふと周りを見やると姉1に連れてこられた他の客がちらほらと他のお姉さんに説明を受けてる。 雰囲気はあくまでソフト。 ポポ「何か拉致されて無理やり契約されてるみたいですよね」 姉2「拉致なんてそんな。ポポさんみたいな方にそんなこといわれたら 私困っちゃいます。」 (こういう風に女を出すな!)と思いつつもそれ以上言えないところが弱い 契約書の下の方を見ると某大手消費者金融の名前が、、 ポポ「ところでこのカードどちらの会社の系列なんですかねえ」 姉2「○○が今度新しくはじめたんですよ。従来のカードはATMでのご融資にしか 使えませんでしたが、Masterと提携することで、世界中で使えますし、もちろん 従来の当社の全てのATMでご融資も可能です」 (げ、やっぱり消費者金融か。うまい話には穴がある。。 でも、まあ、海外ではカード持ってるだけで信用は上がるし、 使わなきゃいいんで、同じか) ポポ「はあ、そうですか。まあそうやってお金借りたこと一度も無いですけどね。」 姉2「もちろん、クレジットカードとして使っていただくだけでもかまいませんから」 ポポ「ところでこの支払方法ってのは」 姉2「銀行の引き落としですと、月○万円以下しか設定できないんですよ。 それだと利子がかさんでご迷惑になりますのでATMで直接入金いただくことを お勧めしてます」 ポポ「はあ、そうですか」(使わなけりゃどっちでも同じか。。) で書類が出来上がると 姉2「ありがとうございました。それでは超特急でカードお作りしますね あ、ところでこちらの職場のほうに確認の電話入れさせてもらってもよろしいですか?」 ポポ「はあかまいませんよ」 姉2「それでは手続きしてきますので、もしよろしかったらこちらのパソコンで インターネットでお楽しみください」 で、インターネットをやってみる。専用線の入ってる職場よりかなり遅いのは仕方が無いか。しばらくすると 姉2「英語のページご覧になってるんですか。すごいですね。私さっぱりです」 ポポ「いやあ」(だから海外行くんだからさあ。) ついでにジュースを置いてく。 (もうおなか一杯なんですけど。ジュースばっかり飲んでて。) 姉2「もうすぐです。今までで、こんなに早く手続き進めてるの初めてなんですよ」 (悪い気はしない) さらにしばらくすると 姉2「お待たせしました。カードができました。こちらがポポさんのカードになります」 と、派手目のデザインのカード。 入り口横のATMの使い方の説明を受けながらカードが使えることを確認。 姉2「こちらのカードで1万円引き出して見ますね。すぐまた入金すれば利子つきませんから」 で操作しながら ポポ「こうやってその日のうちに入金すると利子かからないで出し入れできるんですか」 姉2「はい。なんどでもできますよ」 ポポ「いたずらで何度も出し入れしたらどうなるの?」 姉2「そんな機械を苛めるようなこと、かわいそうなので、出来ればご遠慮くださいね」 ポポ(そらそうだわな。) 最後に ポポ(そういえば記念品ってこのカードのことか?) 姉2「どうもありがとございました。本当に○分でできましたね。 本当に今までで最速の発行ですよ。こちら詳細な規約とか入ってますのでご確認ください。 それと新しい申込書もいれておきますので、職場の方に是非勧めてください。」 ポポ(記念品は?)「はあ」 姉2「最後になりますが、こちら記念品です。お好きなものをお選びください。」 電卓型世界時計やらなにやら、ざっと市販価格千円前後のものがならんでる。 ポポ「全部はくれないの?」 姉2「いや、それはちょっと」 ポポ「そうですよね。じゃあこれ」
ところで姉2は契約を取って歩合給が入ったのでしょうか?姉1も客を入れたことで歩合給入ったのでしょうか? その後、ポポは一度も作ったカード使っていません。しかしこの前住所変更の電話入れたときも、応対してくれたお姉さんはやはり始終にこやかでした。でも、滞納するときっと対応がらっとかわるんだろうな。。