曲解説TOPへ


慰めの歌


作詞・K 作曲・K 編曲・暗所保存

この街はいつも 灯がともり
眠れない夜が 続いてく

やがてこの街の 時は狂い
僕たちは少し 汚れてく

いつか僕たちも 大人になっていくんだよ
そっと そっと
ああ抱きしめて ぎゅっと 強く

そしていつからか夢を忘れてんだよ
きっと きっと
ただ慰めの 歌を 歌う

この街はいつも 人で溢れ
通れない路が 増えている

やがてこの街の 時は凍り
僕たちはいつも 震えてる

いつか僕たちは 言葉失ってくんだよ
ずっと ずっと
ああ本当の ことも 言えず

そしていつからか夢を失ってんだよ
きっと きっと
ああ慰めの 歌も 歌えず

いつか僕たちも 大人になっていくんだよ
そっと そっと
ああ抱きしめて ぎゅっと 強く

そしていつからか夢を忘れてんだよ
きっと きっと
ただ慰めの 歌を 歌う


人間とは本質的に孤独なものだ。
誰もが同じ寂しさを感じながら、不安を感じながら、喪失感を感じながら、じっと言葉を失っている。
ぎゅっと抱きしめられることで、その孤独は一時的に慰められるのかもしれないけれど、それは『慰めの歌』と同じで、いつかは途切れてしまうものだ。
この楽曲は、そんな人間の絶望的孤独を歌ったものである
製作秘話


 暗所保存2作目のバラード。はっきり言ってバリ気に入ってる。1作目のバラード「NEVER LAND」はいい曲だと思うんだけど、いい曲になるように作ったからそれは当たり前のことで、作った身としては複雑だけどあまり熱い曲ではない。それに対しこの慰めの歌は不意に出来てしまった曲である。バラードを作るつもりも、曲構成も何一つ考えずにとにかく心の欲する音を出したら出来ていた・・・という感じなのだ。正直完成したのを冷静になって聞いてびっくりした。力強くて、優しくて、暖かくて、悲しい曲。そう感じた。恐らくこの時俺の心が欲していた物が上手く表現できたんだと思う。自負ではなく(いや自負やけどさ)大作と言える。お陰で他の曲作っても納得出来なくなり、この曲以後長いことスランプに陥った。



曲解説TOPへ