●動物園の鉄人

よぉーこそ、我がZoo Logical Garden Academyへ!!
わぁ〜た〜しの記憶が確かなら、この頁は一般世間的には「お子様向き娯楽施設」と考えられている「動物園」を、いかにして、大人でもより楽しむ事ができるか?という極意を研究、その成果を発表する頁であーる。
諸君、以降の極意を習得し、思う存分「動物園」を堪能するがいいっ!!

と、偉そうな事を一回書いてみたかったんだよーん(笑)
実は、単に「動物園を楽しむコツ」みたいな事を書き連ねているページです。「動物園に行ったけど、トラもライオンも寝てばかりでつまらない。」「人の頭ばかりで全然見えない。」といった不満から、「=動物園なんてつまらない!!」と思ってしまったあなた!!「動物園なんて、子供の遠足で行く所でしょ?」「動物を狭い檻に閉じ込めて見世物にしてるなんて、カワイソー!」と、動物園から足が遠ざかっているあなた!!
実は、「動物園」は、ちょっとしたコツで何倍にも楽しめる事をご存知でしょうか?
以降は、そのちょっとした「動物園」巡りのヒントを書き連ねてみました。(サファリパークはまたちょっと違ってますが)

【極意・其の壱】まずは、情報を集めるべし!!

とにかく、まずは出来る限り目的の動物園についての情報を集めます。一番良いのは、動物園専門のガイドブックで調べる事。最近の物では平凡社の「動物園ガイドブック」という全国、世界各地の動物園ガイドブックがお薦めです。各施設のHPアドレスも載ってます。難点は、公共交通機関を全く掲載していない事。
その他、一般のガイドブックにほんの数行ではありますが、紹介されている事もあります。だいたい、地図がついているのであたりをつけるのには便利。ただし、あんまり深い情報は期待できません(T_T)
最近はインターネット上でHPを持つ施設も増えてきましたので、まずは「日本動物園水族館協会」のHPで検索しましょう。「日本動物園、水族館協会」に加盟している施設なら、入園料、休園日、交通手段、付近の地図などたいがいの情報は手に入ります。
協会に加盟していない施設でも、個人のHPなどで紹介されている場合もありますので、一般の検索でも探してみましょう。「動物園」関連のHPを開設している方やその地域でのミニコミ誌的HPを作っている方に直接メールを送って、情報を教えていただくのもいいかもしれません。ただし、返事が来なくても責めてはいけません。あくまで相手の貴重な時間と手間をとらせている事を忘れずに。(ちなみに、ここのHPでも作者が知っている範囲でお答えできる事に関しては返答させていただきます)
さて、首尾よく情報が得られそうという場合。一般的に必要なのは、開園時間、休園日、最寄りの駅及び公共交通機関(マイカー等で行かれる方は道路情報)、入園料などは基本ですがその他に、力を入れている動物や展示、珍しい動物など、そこの動物園の特色についての情報を得られればラッキーです。

【極意・其の弐】来園の時間を選ぶべし!!

いよいよ、動物園へ出発!!ですが、動物園で動物を見るのに一般的に最も適しているのは、開園直後から午前中、もしくは夕方閉園間近という時間帯です。
開園直後は、寝室から運動場も兼ねている飼育場に出されたばかりなので、少々落ち着かず匂いを嗅いで縄張りの点検やマーキング、仲間通しの挨拶等、動きが最も活発になる時間です。しばらく運動、エサも食べてちょうどお昼あたりからは、お昼寝タイム。ぐでぐでうらやましい様子で寝ていたり、物陰に隠れて寝ていて姿が見えなくなる事も多い時間帯です。そして、この頃は最も人間=観客の数が増える時間帯でもあります。
午後になり、団体客が帰った頃、閉園時間が近づいてくるあたりで動物たちもソワソワし始めます。閉園後、飼育場から寝室へと戻りやっと多数の知らない人間の目から開放され、エサの時間が近づいてきた事をちゃーんと動物達の知っています。だいたい、寝室の扉の前あたりでウロウロしている事が多くなります。曜日は、もちろん平日がBest!!ですが、そうそう上手くいかない場合も混雑する時間はだいたい決まっていますので、上手く時間を調節して頑張ろう!!
なお、できる事なら天候は晴れの日よりやや曇り、または時々パラパラ雨くらいの方が動物達の動きは活発なようです。観客数もあきらかに減りますし、エサを与えられる施設の場合他観客が多いと、どうしても動物達は沢山もらえるので態度冷たくなります(笑)まあ、種類と場合によりますが。
季節的には、やはり気候のいい春、秋が良いですがこの時期は小学生、幼稚園児の遠足にあたる可能性が大!!という事も覚悟しておきましょう。(平日の場合)ただし、寒い地方の雪の中の動物園なんかも結構風情があっていいもんです。(真夏は作者自身が絶対行かないので、風情があるかよくわかりません;笑)

【極意・其の参】まずは園内地図及びパンフレット類をチェックすべし!!

入場すると、おそらくチケットの半券といっしょに園内の地図が入ったパンフレットを渡してくれます。窓口に置いてあって、必要な人だけが必要枚数を勝手に取っていく施設もあります。このパンフは必ずもらいましょう。できたら、見ながら廻る用と保存用に2部いただくとよいでしょう。(あと何枚下さいとお願いすれば、だいたい快く下さる施設が多いです)たまに、パンフがあってもくれない施設がありますが、諦めずにパンフの有無を確認しましょう。言えば出してくれたりする時もあります。動物園マニア仲間の手軽なお土産としても最適で、非常に喜ばれます(笑)(作者は、保存用パンフをできるだけ折らないように専用クリアファイルを常備していく)
パンフが無い施設でも、だいたい入場してすぐにどーんと園内地図が用意されています。これを見て動物園の規模や飼育動物種類や展示方法などを大体知る事ができます(例えば、系統別展示か、生態系別展示か?とか)
その他、園内トピックス「●●の子供が生まれました!!」とか、「◎◎のエサの時間は××時より」などという、園内ミニニュースやイベント案内がいっしょに掲示されている事が多いので、忘れずにチェックし時間が限られている場合はそれを考慮しながら順路等も考えます。
だいたい、園内の動物達の飼育場の前には一番、二番と番号が書かれている事が多いです。番号に従っていけば、無理なく全ての動物を見落とし無く見られます。まあ、その人の好みにもよりますが、別段順路に従う必要もないし、「まずはお目当ての○○から見たい!!」という方は、まずは直行!!というのも、正しい見方であると思います。
あとは、遠足などの団体に当たった場合は、団体さんは必ず順路通りに廻ってきますので、まずは最初をすっとばして中ほどから先に見て、重ならないようにする、などの応用編もあります(笑)

【極意・其の四】説明板にも目を通そう!!

いよいよ、お目当ての動物と御対面!!かわいい様子、りりしい様子、ちょっと愛敬あるとぼけた感じ、間近で見て迫力に圧倒されたり、といろいろな思いを抱く事と思います。
が、動物飼育場の横あるいは正面などには、たいがい動物の種類等を書いた説明の看板があるはずです。こちらも見逃してはなりません!!
動物の名前、学名、生息地域、特徴などが簡単に書かれている事が多いです。だいたい、基本的な事なので「読むまでもねーや!」という方もいらっしゃると思いますが、自分が知っている事でも、改めて文章として見てみる事もなかなか勉強になると思います。だいたい、子供でもわかりやすいように、極力漢字を使わない、もしくはルビがふってあったりする事も多いですが、実際にもし自分が子供にその動物に対して説明するとしたら、何を伝えたらいいのか?という非常にお手軽な例とも言えると思われます。施設独自の絵記号を用いて、文字のまだ読めない子供達にもわかってもらおうという努力が伺える施設もあります。
施設によっては、かなりマニアックな内容だったり、看板以外にも飼育係さん手作り風の動物ドピックスなどが書かれている事もあります。実際に骨格模型やフン、卵の模型などを一緒に展示している施設も近頃増えつつあります。それぞれの施設での力の入れ具合を計る、一方法でもあると思います。
もっとも、文章の情報に頼らずもっと目の前の動物を自分で観察して、不明な点は直接係に質問して欲しい、という主義の施設もありますが・・・

【極意・其の五】動物をじっくり観察しよう!!

さて、動物園の主役、動物達です。テレビや本で見る動物と比較してどうでしょうか?動物園では、普段の生活ではほとんど生で見る事のできない野生動物を自分の目でお手軽に見られるという、貴重な体験ができます。
彼等の前に立って、あるいは前のベンチに座ってじっくり見ましょう。とにかく観察しましょう。一般的に、一種の動物の前に立ち止まってその動物を見る時間は、普通の人ではせいぜい5分くらいです。「あ、ライオン!!」「あー、いたねー。じゃあ、次のトラを見ようか。」と、次々と人々は来てはすぐ去っていきます。
全ての動物をじっくり見るのは時間的にも難しいかもしれませんので、自分の好きな動物、興味のある動物、珍しい動物など、あらかじめ注目する動物を決めておくといいかもしれません。じっくり見ていると、ただ寝ているだけだと思っていたライオンが、寝ながら尻尾を器用に揺らしてハエをはらっていたり、突然大欠伸したりと必ず動きも出てきます。動物の名前、各個体の特徴や性格などが書かれた看板が置かれている事もあります。そういう所では、その特徴に注意して見分けていくと、全く同じ動物が何匹かいる、と見えていたのが急に個体差が分かって名前で呼びかけてみたりとまでなれば、楽しみも増えてきます。
それぞれの動物の体の一部分のみに注目して観察するのもおもしろいかと思います。例えば、全部の動物の尻尾だけとか、爪に注目して比べてみたりとか。どの動物も、長い進化の過程でそれぞれの生活にあった姿、形を見事なまでに選択して後世に伝えていきます。そんなドラマを思い描いたりできるかも。
それと、動物と同時にその動物を飼育している環境にも注目したいです。昔ながらの、狭い檻にコンクリートむき出しで他に何もない、ぶっきらぼうな飼育場もあれば、最近の新しい動物園では、その動物が野生で生息している地域をイメージした植物を植えたり丸太などの小道具を置いたりと、いろいろその施設なりに工夫をこらしています。霊長類の飼育場では、特にそこの施設独特の工夫がみられる事が多いです。(今では世界の動物園で見られる、コンクリートの小山に小さな穴をいくつも開けて、中にジュースなどを隠し、チンパンジーが小枝を用いて中のジュースをすする、といった「アリ塚でのアリ釣り」をイメージした遊び道具は日本の動物園発祥だそうです)

【極意・其の六】イベントは見逃すな!!

動物園では、時々飼育係さんが説明を加えながらいっしょに園内を廻ってくれる「ガイドツアー」や、自分の担当動物についての話や観客からの質問に答える専門の時間や、動物へのエサやりの公開などのイベントが用意されている事があります。
だいたい、園内に入ってすぐの園内案内地図の付近に予定日と予定時刻などが書かれている場合がありますので、チェックを忘れずに。だいたい、土日、祝祭日など人の出が多い時が多いですが・・・
飼育係さん以外に動物園ボランティアさんが説明してくれる場合もあります。活発なボランティア活動が行われている動物園は、園自体も活発な所が多いようです。
できたら、早めにそこの場所で待機して、係の人のすぐ近くの位置をキープした方が質問もしやすいし、便利です(でも、原則として子供を優先してあげましょう)
特に、お子様には「ただ見るだけ」から一歩前進した、印象に残る体験となる事と思います。

【極意・其の七】飼育係さんをストーカーすべし!!

と書くと誤解されそうですが(笑)
時々、園内を歩いている飼育係さんを見かける事があります。だいたい、動物園のロゴ入りの作業着を着ていらっしゃる事が多いのですぐわかると思います。自分の担当動物を、観客サイドから眺めて様子を観察してみたり、通路のゴミなどを掃除したりといろいろお忙しそうです。
動物たちは、ちゃんと一般観客と違う、自分たちにエサをくれてめんどうをみてくれている人だという事を承知していますので、飼育係さんが前に来ると明らかに態度を変えてきます。立ち上がってその姿を追う動物あり、檻に飛びついてくる動物あり、とその変化を見るのも楽しみです。
おまけに、おやつ的にエサをあげたり訓練のような事をする事あり、と普段では見られない突発ミニ・イベントが生じる事もあります。
もちろん、動物に関する質問をするチャンス!!「この子の名前はなんていうの?」「普段は何を食べるの?」みたいな簡単な事からでもどんどん聞いていくとよろしいかと思います。笑顔で挨拶するだけでも、飼育係さんの方から情報を教えて下さったりする場合もあります。
ただし、飼育係さんも勤務中なのであんまりしつこくつきまとっては迷惑がかかるので、ほどほどに。

【極意・番外】売店、食堂チェックもしてみよう!!

動物園好きなら、もちろん記念品的な物やお土産も欲しいですね。とりあえず、目についた売店にはできるだけ寄ってみましょう。園内にいくつか売店が散らばっている施設も多いですが、大抵入り口(及び出口)の近くにある売店が一番品揃えも豊富で、そこに寄れば施設で販売されている商品のほとんどを見る事ができる場合が多いです。
もちろん、園内の辺鄙な所の小さな売店でしか売っていなかった、というような物もありますので閉園間近な園内を根性で走り抜ける状況もあります(笑)
動物園お土産の王道(?)は、やはりそこの施設発刊の「ガイドブック類」ですね。園内の動物たちの紹介、美しい写真がグラビアのように綴られています。見たかったのに、残念ながら見られなかった動物がいた場合などは、ちょっと心の支えになるかも(笑)
その他の商品でもちろん、第一条件はそこのオリジナル物、というわけですが、以外と少ないのは「絵葉書セット」わりとあるのは「テレフォン・カード」です。テレカは、印刷物でも作りやすい部類の商品なのか結構多いです。かさばらないし、誰でもそれなりに役立つ無難なお土産にもなります。ただし、結構数種類ある事が多いので予算との兼ね合いが・・・
最近は、ガイドビデオやパソコン用CDロムなんかを出している所もあるようです。
いかにもマンガちっくなお子様向けなおもちゃくらいしか置いていない施設も多いです。そういう所では、売られている怪しい動物型ぬいぐるみに小姑チェックを入れてうっぷんをはらしましょう(爆)
リアルでかつお洒落な、主に輸入物の動物グッズを販売している所も最近、わずかながら増えてはきています。(余談ながら、海外の動物園の売店は、日本と比較しても非常に立派で充実している所が多いような気がします。特に、動物園で出されているというわけではない一般の動物や自然関連本などの複数の書籍が沢山置かれている所が多かったような気がする)
入園してすぐにガイドブックを購入し、それを見ながら廻るという手もありますが、かさばるのが嫌なので私はだいたい一周廻った後に購入し、パラパラめくってみると、自分が見てきた中で見落としがあったのに気付く事があるので、それから改めてまた廻る、という事が多いです。なお、あんまり閉園間近だと売店から入場を断られる事態もありますので、少し余裕をみてお買物に行きましょう。買物すると、そこの施設特注の袋に入れてくれる場合もあって、これも一つの貴重な記念品になりますね。
あと、必須ではありませんが「食堂」もチラっと覗いてみましょう。水族館は最近、わりと一般のレストランかファミレスレベルくらいの飲食店を持つ所が多いですが、動物園はまだまだ場末の観光地の屋台に毛が生えた程度のお店が多いですね。しかし、「うどん」「ラーメン」「ホット・ドック」などに混ざってそこの地元ならではの怪しい食物がさりげなく販売されている事もありますので、話のネタにするのもよし、チャレンジしてみるのもよし!!全国の動物園の食堂の「ラーメン食べ歩き紀行」なんていうのも楽しいかもしれません(?)私の友人の、同じく動物園マニアは販売されていれば必ず「じゃがべー君」を食べてくる、という強者もいます(茹でたジャガイモの周囲に甘い衣をつけて揚げた物)また、同じく園内の飲み物の自動販売機でも地方ならではの怪しいジュース類が売られている事もありますので、その方面が好きな方はチェックを忘れずに(笑)

以上、偉そうに書いてみましたが、動物園好きな皆様からすれば、「なーんだ、こんな事もう常識じゃん!!」みたいな事ばかりだと思います。
そこで、「動物園の鉄人」では、皆様からのご意見、提案を幅広く募集しております。「ふ、まだまだ甘いな」と思われた方、「こんな所も見てみたら?」などのアドバイスや、水族館やサファリパークでの廻り方のコツ、皆様のお薦め動物園やその他なんでもありましたら、ぜひ作者にメール、もしくはこのHPのゲストブックにてお知らせ下さい。

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